JP2006226324A - スチームトラップ - Google Patents

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Naoki Matsukawa
直樹 松川
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Abstract

【課題】 出口通路の浸蝕を防止できるスチームトラップを提供する。
【解決手段】 入口3が上部に開口した弁室6と、この弁室6から隔てられ出口4が上部に開口した出口通路5とをケーシング1,2に形成し、弁室6側端に弁孔10が開口し出口通路5側端に分岐孔11が開口した弁座部材12を出口通路5の下部に設けて弁室6と出口通路5を連通し、弁孔10を開閉する球形フロート19を弁室6内に配置したものにおいて、ほぼ円筒形状の周壁14に向かい合う通孔15a,15b及び15c,15dが開口され弁孔10からの復水流が通孔15a,15b,15c,15dを外側から内側に流入し内側に流入した復水流が分岐孔11から流出する耐浸蝕性材料製の容器13を弁孔10内に配置し、出口通路5の下方にメッシュ部材21を配置した復水溜まり部8を連接し、分岐孔11を復水溜まり部8に向けて開口する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するスチームトラップに関し、特に排出復水の高速流による出口通路の浸蝕を防止できるようにしたものに関する。蒸気配管系においては復水の発生は不可避であり、適宜発生した復水を系外に排出する必要がある。この復水を自動的に排出する装置がスチームトラップと呼ばれる特殊なバルブである。
スチームトラップは、弁部材の駆動原理によって、蒸気と復水の比重差を利用したメカニカルタイプ、蒸気と復水の熱力学的特性差を利用したサーモダイナミックタイプ、蒸気と復水の温度差を利用したサーモスタチックタイプ等に分類されるが、その基本的構成は、入口が上部に開口した弁室と、この弁室から隔てられ出口が上部に開口した出口通路とをケーシングに形成し、弁室側端に弁孔が開口し出口通路側端に分岐孔が開口した弁座部材を出口通路の下部に設けて弁室と出口通路を連通し、弁孔を開閉する弁部材を弁室内に配置したものである。
上記従来技術のスチームトラップにおいては、開弁時に弁孔から分岐孔を通して出口通路側に排出される復水が出口通路の内壁を衝突しながら高速に流下するために、出口通路の内壁が排出復水によって浸蝕されると言う問題点があった。
特開平10−2491号公報
解決しようとする課題は、出口通路の浸蝕を防止できるスチームトラップを提供することである。
本発明は、入口が上部に開口した弁室と、この弁室から隔てられ出口が上部に開口した出口通路とをケーシングに形成し、弁室側端に弁孔が開口し出口通路側端に分岐孔が開口した弁座部材を出口通路の下部に設けて弁室と出口通路を連通し、弁孔を開閉する弁部材を弁室内に配置したものにおいて、ほぼ円筒形状の周壁に向かい合う通孔が開口され弁孔からの復水流が通孔を外側から内側に流入し内側に流入した復水流が分岐孔から流出する耐浸蝕性材料製の容器を弁孔内に配置し、出口通路の下方にメッシュ部材を配置した復水溜まり部を連接し、分岐孔を復水溜まり部に向けて開口したことを特徴とする。
本発明は、復水流を容器内で互いに衝突させてまた復水溜まり部内で復水及びメッシュ部材に衝突させて減速させることにより、復水が高速流に出口通路に衝突しないので、出口通路の浸蝕を防止することができるという優れた効果を生じる。
本発明のスチームトラップは、ほぼ円筒形状の周壁に向かい合う通孔が開口され弁孔からの復水流が通孔を外側から内側に流入し内側に流入した復水流が分岐孔から流出する耐浸蝕性材料製の容器を弁孔内に配置し、出口通路の下方にメッシュ部材を配置した復水溜まり部を連接し、分岐孔を復水溜まり部に向けて開口したものである。そのため、弁孔からの復水流は向かい合う通孔から容器内に流入し互いに衝突して減速した後、復水溜まり部内に流入し復水に衝突すると共にメッシュ部材に衝突して減速した後、出口通路に流出する。そのため、出口通路は流速の低下した復水が衝突するので、浸蝕されることがない。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1と図2参照)。本実施例はフリーフロート式スチームトラップに適用したものである。フリーフロート式スチームトラップのケーシングは鋳造成形された本体1と蓋部材2から成り、入口3と出口4と出口通路5を有する本体1に蓋部材2を締結して内部に弁室6を形成する。入口3と出口4は本体1の上部に同一軸上に開口し、入口3は弁室6の上部に連通し、出口4は出口通路5の上部に連通する。弁室6と出口通路5は本体1に一体に形成した隔壁7で隔てる。出口通路5の下方に復水溜まり部8を連接し、復水溜まり部8の底壁をプラグ9で形成し、復水溜まり部8にメッシュ部材21を挿填する。メッシュ部材21はステンレス鋼等耐浸蝕性細線の織物や編物で作る。
弁室6側端に弁孔10が開口し復水溜まり部8側端に分岐孔11が開口した弁座部材12を出口通路5の下部の隔壁7を貫通して配置する。弁座部材12内には容器13を固定している。容器13はほぼ円筒形状の周壁14に向かい合う通孔15a,15bと同じく向かい合う通孔15c,15dを開口し、上端側を天井壁16で塞ぎ、下端側を開口して分岐孔11に位置させたものである。弁座部材12の分岐孔11は復水溜まり部8方向に向けて開口する。弁座部材12は弁座取付口17から挿入し、弁座取付口17を塞ぐプラグ18で保持する。弁孔10と通孔15a,15b,15c,15dと容器15の内側と分岐孔11を通して弁室6と出口通路5を連通する。弁座部材12とプラグ9,18と容器13は耐浸蝕性を有するステンレス鋼で形成する。弁室6にステンレス鋼薄板で中空に作った弁手段としての球形フロート19を自由状態で収容する。球形フロート19は外表面が弁座部材12に直接離着座して弁孔10を開閉する。弁室6の下端に球形フロート19が弁孔10を塞いだ位置で球形フロート19を保持するフロート座20を形成する。
上記フリーフロート式スチームトラップの作動は次の通りである。入口3は蒸気使用機器等の復水発生個所に接続する。復水と蒸気が弁室6に流入し、復水が下部に蒸気が上部に分離して溜まる。球形フロート19は弁室6内の液位に従って浮上降下し、弁孔10を開閉する。弁孔10が開口されると、弁室6の復水が弁孔10から通孔15a,15b,15c,15d、容器15の内側、分岐孔11、出口通路5を通して出口4に排出される。弁孔10内の復水流は向かい合う通孔15a,15b同じく15c,15dから容器15内に流入し、互いに衝突して減速した後、分岐孔11から復水溜まり部8内に流入し復水及びメッシュ部材に衝突して減速した後、出口通路5に流出する。そのため、出口通路5は流速の低下した復水が分散して衝突し、浸蝕されることがない。
上記実施例ではフリーフロート式スチームトラップを例示したが、本発明はレバーフロート式やフリーバケット式やレバーバケット式あるいはディスク式その他の型式のスチームトラップにも適用できるものである。
本発明のフリーフロート式スチームトラップの断面図。 本発明の弁座部材と容器の拡大断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋部材
3 入口
4 出口
5 出口通路
6 弁室
8 復水溜まり部
9 弁座部材
10 弁孔
11 分岐孔
12 弁座部材
13 容器
14 周壁
15a,15b,15c,15d 通孔
19 球形フロート
21 メッシュ部材

Claims (1)

  1. 入口が上部に開口した弁室と、この弁室から隔てられ出口が上部に開口した出口通路とをケーシングに形成し、弁室側端に弁孔が開口し出口通路側端に分岐孔が開口した弁座部材を出口通路の下部に設けて弁室と出口通路を連通し、弁孔を開閉する弁部材を弁室内に配置したものにおいて、ほぼ円筒形状の周壁に向かい合う通孔が開口され弁孔からの復水流が通孔を外側から内側に流入し内側に流入した復水流が分岐孔から流出する耐浸蝕性材料製の容器を弁孔内に配置し、出口通路の下方にメッシュ部材を配置した復水溜まり部を連接し、分岐孔を復水溜まり部に向けて開口したことを特徴とするスチームトラップ。
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