JP2006224989A - 燃料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易かつ低コストで製造でき、印刷デザインの自由度も高く、簡単に目視にて液体燃料の残存量を確認することのできる燃料容器を提供する。
【解決手段】燃料容器1は、液体燃料4が収容され、液体燃料4を外部に排出する燃料排出口31が形成された容器本体2と、容器本体2を包装する包装材9と、容器本体2内に収容されて、容器本体2の内部空間を、液体燃料4が充填された燃料排出口31側の領域と燃料排出口31の反対側の領域とに区切り、液体燃料4の消費に伴って燃料排出口31側に移動する追従体5とを備える。容器本体2は略透明部材によって形成され、包装材9には、追従体5の移動方向に沿って追従体5を包装材9の外側から目視可能な窓部91Aが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体燃料を収容した燃料容器に関する。
近年では、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳等といった小型電子機器がめざましい進歩・発展を遂げている。電子機器の電源として、アルカリ乾電池、マンガン乾電池といった一次電池又はニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチウムイオン電池といった二次電池が用いられている。ところが、一次電池及び二次電池は、エネルギの利用効率の観点から検証すると、必ずしもエネルギの有効利用が図られているとは言えない。そのため、今日では、一次電池及び二次電池の代替えのために、高いエネルギ利用効率を実現できる燃料電池についての研究・開発が盛んに行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている燃料電池は、電解質板が燃料極と空気極との間に挟持されてなる燃料電池本体と、メタノール等の液体燃料と水の混合液を収容するとともに燃料電池本体に接続された燃料容器とから構成されている。燃料容器には排出口が形成され、その排出口から混合液が供給される。そして、燃料容器内の液体燃料が空になれば、新しい燃料容器に交換するようにしている。
ところで、燃料容器の交換時期を把握するため、燃料容器自体を透明又は半透明の材料で構成したり、燃料容器の所定箇所に直接、液体燃料残存量確認用窓を設けることによって内部に残存する液体燃料の量を確認できるように構成している。
特開2001−93551号公報
しかしながら、上述のように燃料容器の液体燃料残存量を正確に読み取ることが難しいという問題があった。
また、例えば、燃料容器にデザインを施す場合には、立体形状の燃料容器自体の表面に直接所望のデザインを印刷するなどして施すことになるので、その作業も煩雑であり、他のデザインに変更する際には新たに燃料容器を随時製造しなければならず、容易に変更できず、コスト高になるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、容易かつ低コストで製造でき、印刷デザインの自由度も高く、正確に液体燃料の残存量を確認することのできる燃料容器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、
少なくとも一部が透明であり、内部に収容された液体燃料を外部に排出する燃料排出口が形成された容器本体と、
前記容器本体を包装し、前記液体燃料の残量を読み取るための窓部及び目盛りが形成されている包装材と、
を備えていることを特徴とする燃料容器である。
請求項1の発明によれば、包装材には追従体の移動方向に沿って窓部及び目盛りが形成されているので、正確に液体燃料の残存量を確認することができる。
また、例えば燃料容器にデザインを施す場合にも、容器本体自体にデザインを施さなくとも、包装材にデザインを施せば良いのでその作業も簡単となる。さらに、他のデザインに変更する場合は、新たに異なるデザインを施した容器本体を製造しなくとも、容器本体自体はそのまま利用でき、包装材のみを変更すれば良いので、コスト面でも有利である。
前記包装材の前記窓部は開口されているようにしてもよい。このような構造とすることによって包装材として無色以外の色材によって包装材を構成することができる。
前記容器本体内の前記液体燃料の末端側に位置し、前記液体燃料の排出に伴って前記燃料排出口側に移動する追従体を有してもよい。追従体を設けているので容器本体の姿勢、向きによって液体燃料の末端の位置が変わることがないので目盛りから正確に燃料の残存量を読み取ることができる。
前記容器本体内の前記液体燃料の末端側に固体状の追従補助部材を設けてもよい。仮に液体燃料の末端側の追従体が薄くなっても追従補助部材が液体燃料の末端側に位置しているので液体燃料が漏洩することを防止することができる。
前記包装材は、ポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアルコール共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリグリコール酸、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルニトリル、セロハン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの群から選ばれる一種または二種以上の混合体からなる樹脂フィルム、あるいは、前記の樹脂フィルムに金属を蒸着させたフィルムからなる層を含むことが好ましい。
前記包装材は前記燃料排出口を覆った部分が切り取れるように施されていることが好ましい。したがって、包装材の前記燃料排出口を覆った部分を切り取るだけで、燃料排出口が露出し、その燃料排出口から他の機器に液体燃料を供給することができる。
前記容器本体には、該容器本体外から前記燃料排出口の反対側の領域に通じる空気導入口が形成されていることが好ましい。液体燃料が消費されていくにつれて、燃料排出口の反対側の領域の空間が大きくなり負圧が生じやすくなるが、空気導入口を通じてその領域の気圧を調整できるので、燃料排出口から液体燃料を排出しやすい。
前記包装材は前記空気導入口を覆った部分が切り取れるように施されていることが好ましい。包装材の空気導入口を覆った部分を切り取れば、空気導入口が露出し、その空気導入口から容器本体内に空気が導入される。
前記容器本体の外面に設けられた溝の上部を前記包装材によって覆うことによって形成され、各端がそれぞれ前記空気導入口及び空気排出口に通じている流路を有するようにしてもよい。このように包装材が流路の一部となることにより容器本体の内部に新たに流路を形成しなくても済み簡易な構造にすることが可能となる。
前記包装材は前記空気導入口及び前記空気排出口の少なくともいずれか一方を覆った部分が切り取れるように施されていることが好ましい。
このように、容易に空気を取り込み流れる流路を連通させやすくことができる。
また、前記空気導入口にエアフィルタが嵌め込まれ、前記包装材が前記エアフィルタを覆っているようにしてもよい。空気導入口にエアフィルタが嵌め込まれているため、容器本体内の液体燃料が消尽し、新たな容器本体に交換すれば、エアフィルタも交換することができる。また、エアフィルタが包装材によって覆われているから、エアフィルタを外気から保護することができる。
本発明によれば、包装材には追従体の移動方向に沿って窓部及び目盛りが形成されているので、正確に液体燃料の残存量を確認することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明を適用した実施形態における燃料容器1の斜視図である。図1に示すように、燃料容器1は、液体燃料が収容された略直方体状の容器本体2と、容器本体2を包装した包装材9と、を備える。
容器本体2について説明する。容器本体2について図1〜図8を用いて説明する。ここで、図2は燃料容器1の分解斜視図である。図3は、燃料容器1の長手方向Xに沿った中心線を通り且つ燃料容器1の厚み方向Zに平行な切断面を燃料容器1の幅方向Yに向けて見た端面図であり、図4は、図3の端面図において燃料容器1の前部を拡大した図であり、図5は、図3の端面図において燃料容器1の後部を拡大した図である。また、図6は、中心線Lを通り且つ燃料容器1の幅方向Yに平行な切断面を燃料容器1の厚み方向Zに向けて見た端面図であり、図7は、図6の端面図において燃料容器1の前部を拡大した図であり、図8は、図6の端面図において燃料容器1の後部を拡大した図である。なお、図6〜図8においては、図面を見やすくするために包装材9の耳部92,93の図示を省略する。
容器本体2は、少なくとも後述する窓部91Aに対応する部位が、外部からその内部が目視できる程度に透明なケース10を具備し、ケース10に前側内蓋部材20、前側外蓋部材30、後ろ内蓋部材40、後ろ外蓋部材60及び水収容管70が取り付けられることで容器本体2が構成されている。
ケース10はその内側が中空となる略矩形管状のものであり、ケース10の前端及び後端が開口し、ケース10を長手方向Xに向けて見た場合にケース10が矩形枠状に形成されている。ケース10の開口面積は長手方向にわたって一様である。ケース10の外周面が容器本体2の外面となり、ケース10の内周面が容器本体2の内面となり、ケース10の外周面と内周面との間の厚肉部が容器本体2の厚肉部となる。
ケース10としては、窓部91Aに対応する部位が略透明部材によって形成されることを要する。また、ケース10は、例えば透光性を有することが好ましく、その他、ガス不透過性、製造や組立時のコスト低減及び製造の容易性等を考慮する場合には、好ましくはポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアルコール共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリグリコール酸、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルニトリル、セロハン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの群から選ばれる一種または二種以上の混合体からなる樹脂フィルム、あるいは、前記の樹脂フィルムに金属を蒸着させたフィルムからなる層を含むものが挙げられる。多層構造の場合は、少なくとも一層が、前記した性能(ガス透過度)を持つ樹脂で構成されていれば、残りの層は通常の樹脂でも実使用上問題はない。また、特に窓部91Aに対応する部分以外の透光性を要求されない部位は、窓部91Aに対応する部位と同じ材料によって一体化されて形成されていてもよいが、これに限らずアルミニウム、ステンレス等の金属、合成樹脂、ガラス、陶器、磁器等で形成されていてもよい。
ケース10の底面及び上面には、流路溝11,12がそれぞれ凹設されている。流路溝11,12はケース10の後端から前端まで直線状に延在している。
ケース10の前端側の開口が前側内蓋部材20によって閉塞され、この前側内蓋部材20の前面には前側外蓋部材30の後面が接合されている。そのため、前側内蓋部材20の後面が容器本体2の内面となり、前側外蓋部材30の前面が容器本体2の外面となり、前側内蓋部材20の後面と前側外蓋部材30の前面との間の部分が容器本体2の厚肉部となる。
また、ケース10の後端側の開口が後ろ内蓋部材40によって閉塞され、この後ろ内蓋部材40の後面には後ろ外蓋部材60の前面が接合されている。そのため、後ろ内蓋部材40の前面が容器本体2の内面となり、後ろ外蓋部材60の後面が容器本体2の内面となり、後ろ内蓋部材40の前面と後ろ外蓋部材60の後面との間の部分が容器本体2の厚肉部となる。
前側内蓋部材20について図9〜図11を用いて説明する。図9は、斜め前から見た前側内蓋部材20の斜視図であり、図10は、斜め後ろから見た前側内蓋部材20の斜視図であり、図11は、ケース10を閉塞した状態の前側内蓋部材20の正面図である。
前側内蓋部材20は、第一層21と、第一層21に強固に接着又は固定された第二層22と、から構成されている。第一層21の周縁は第二層22の周縁よりも大きく、第一層21の周縁がケース10の前端面の外縁に一致し、第二層22の周縁がケース10の前側開口の内縁に一致している。
第二層22の周縁がケース10の前端の肉厚分だけ第一層21の周縁よりも内側に位置するので、前側内蓋部材20がケース10の前側開口を閉塞した状態では、第二層22がケース10の前側開口に嵌合して第二層22の周縁がケース10の内壁に密着し、第一層21の周縁がケース10の前端面の外縁と一致し、第一層21の縁部がケース10の前端面に重なる。
前側内蓋部材20の中央部には、第一層21の前面から第二層22の後面に貫通した水排出口23が穿孔されており、この水排出口23の右方には、第一層21の前面から第二層22の後面に貫通した燃料排出口24が穿孔されている。
また、第一層21には、スリット25が形成されており、第一層21に第二層22が接着又は固定されることによってスリット25が溝状になる。スリット25は、第一層21の上縁から第一層21の下縁にまで連続して形成され、水排出口23を避けるようにして屈曲し、後述する空気排出口32に対応する位置で幅が広がっている。
第二層22の上縁部であってスリット25の上端部に重なる箇所には、切欠き26が形成され、スリット25の上端部が切欠き26を介して流路溝11の前端部に連通している。第二層22の下縁部であってスリット25の下端部に重なる箇所には、切欠き27が形成され、スリット25の下端部が切欠き27を介して流路溝12の前端部に連通している。
図12は、前側内蓋部材20の前面に重ねた状態の前側外蓋部材30の正面図である。図12に示すように、前側外蓋部材30が前側内蓋部材20の第一層21に重ねられているのでスリット25が前側外蓋部材30によって被覆され、スリット25による流路が形成される。この前側外蓋部材30には、燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33が前側外蓋部材30の前面から後面に貫通するよう穿孔されている。水排出口33が前側外蓋部材30の中央部に形成され、燃料排出口31、水排出口33、空気排出口32がこれらの順に燃料容器1の幅方向に沿って一直線状に配列されている。そして、燃料排出口31が前側内蓋部材20の燃料排出口24に相対向し、水排出口33が前側内蓋部材20の水排出口23に相対向している。
図1、図2、図3、図6及び図7に示すように、前側外蓋部材30の前面において、燃料排出口31及び空気排出口32それぞれの周囲がニップル状に凸設されているが、水排出口33は水収容管70が挿入されていない状態では前側外蓋部材30の前面に対して平坦に設けられている。
後ろ内蓋部材40について図13〜図14を用いて説明する。図13は、斜め後ろから見た後ろ内蓋部材40の斜視図であり、図14は、斜め前から見た後ろ内蓋部材40の斜視図である。
後ろ内蓋部材40は、第一層41と、第一層41に強固に接着又は固定された第二層42と、から構成されている。第一層41の周縁は第二層42の周縁よりも小さく、第一層41の周縁がケース10の後ろ側開口の内縁に一致し、第二層42の周縁がケース10の後端面の外縁に一致している。
図5及び図8に示すように、第一層41の周縁がケース10の後端の肉厚分だけ第二層42の周縁よりも内側に位置するので、後ろ内蓋部材40がケース10の後ろ側開口を閉塞した状態では、第一層41がケース10の後ろ側開口に嵌合して第一層41の周縁がケース10の内壁に密着し、第二層42の周縁がケース10の周縁と一致し、第二層42の縁部がケース10の後端面に重なる。
図13及び図14に示すように、後ろ内蓋部材40の中央部には、第一層41の前面から第二層42の後面まで貫通した保持口43が穿孔されている。第二層42における保持口43の左右には、横スリット44,45が形成され、この横スリット44,45と保持口43が一体となって連続している。第一層41における保持口43の左方及び右方には、通気孔46,47が穿孔されており、通気孔46が横スリット44の端部に連通し、通気孔47が横スリット45の端部に連通している。
後ろ内蓋部材40には、第一層41の前面から第二層42の後面まで貫通した通気孔51が形成されている。通気孔51の周囲では、第二層42がニップル状に凸設されている。
また、第二層42には、スリット48が形成されており、第二層42に第一層41が接着又は固定されることによってスリット48が溝状になる。スリット48は、第二層42の上縁から第二層42の下縁にまで連続して形成され、保持口43を避けるようにして屈曲し、後述する空気導入口62に対応する位置で幅が広がっている。
第一層41の上縁部であってスリット48の上端部に重なる箇所には、切欠き49が形成され、スリット48の上端部が切欠き49を介して流路溝11の後端部に連通している。第一層41の下縁部であってスリット48の下端部に重なる箇所には、切欠き50が形成され、スリット48の下端部が切欠き50を介して流路溝12の後端部に連通している。
図15は、後ろ内蓋部材40の後面に重ねた状態の後ろ外蓋部材60の正面図である。図15に示すように、後ろ外蓋部材60が後ろ内蓋部材40の第二層42に重ねられているのでスリット48が後ろ外蓋部材60によって被覆され、スリット48による流路が形成される。更に、横スリット44,45も後ろ外蓋部材60によって被覆される。図2、図15に示すように、後ろ外蓋部材60には、円形状の圧力調整口61が形成されているとともに、矩形状の空気導入口62が形成されている。圧力調整口61は、後述する追従体5や追従体7の後方にできる空間65の圧力を調整するために外部の空気を取り込むための口であり、通気孔51に相対する位置に形成され、空気導入口62は、スリット48の幅広となった部分に相対する位置に形成されている。
図2〜図8に示すように、ケース10内には水収容管70が配設されている。水収容管70の一端部が水排出口33及び水排出口23に挿入され、その一端部が前側外蓋部材30の前面よりも前方へ突出し、この突出部分の突出高さは燃料排出口31及び空気排出口32のニップル部の突出高さとほぼ同じである。一方、水収容管70の他端部が後ろ内蓋部材40の保持口43に挿入されているが、水収容管70の後端面は第二層42まで達していない。そのため、横スリット44,45が水収容管70内まで連通している。
燃料排出口31及び燃料排出口24には、ケース10に外力が加わってもケース10の内から燃料排出口31及び燃料排出口24を通ってケース10の外へ向かう流体の不要な流れを阻止する逆止弁35が嵌め込まれている。具体的には、逆止弁35はダックビル状に形成されたダックビル弁であり、逆止弁35はそのダックビル状の先端をケース10の内側に向けた状態で燃料排出口31及び燃料排出口24に嵌め込まれている。
空気排出口32には、ケース10に外力が加わっても燃料容器1の内側のスリット25から空気排出口32を通って外へ向かう流体の不要な流れを阻止する逆止弁36が嵌め込まれている。具体的には、逆止弁36はダックビル状に形成されたダックビル弁であり、逆止弁36はそのダックビル状の先端をケース10の内側に向けた状態で空気排出口32に嵌め込まれている。
水収容管70内であって水排出口33側の端部寄りには、ケース10を介して水収容管70に外力が加わっても水収容管70内からその端部開口へ向かう流体の不要な流れを阻止する逆止弁73が嵌め込まれている。具体的には、逆止弁73はダックビル状に形成されたダックビル弁であり、逆止弁73はそのダックビル状の先端を後ろ内蓋部材40の方に向けた状態で水収容管70に嵌め込まれている。
圧力調整口61には、ケース10の内から通気孔51及び圧力調整口61を通って外へ向かった流体の流れを阻止する逆止弁64が嵌め込まれている。具体的には、逆止弁64はダックビル状に形成されたダックビル弁であり、逆止弁64はそのダックビル状の先端をケース10の内側に向けた状態で圧力調整口61に嵌め込まれている。逆止弁64は、固体の追従補助部材71より後方の内部空間の気圧が容器本体2外の気圧より著しく低くなったときに圧力差を緩衝するために容器本体2外から内へ空気の進入を許容するものである。
逆止弁35,36,64,73は、弾性を有する材料からなる。逆止弁35,36,64,73の材質としては、ポリビニルアルコール、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリルニトリル、ナイロン、セロハン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、1,2−ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、多硫化ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等のゴム、エラストマーが挙げられる。
また、水収容管70は、流動性のない固体である追従補助部材71に貫通している。追従補助部材71は、後述する液体燃料4の消費に伴って液体燃料4との間の界面の移動により生じるゆっくりとした小さな応力の作用によってケース10の内壁と水収容管70との外壁との間で液体燃料4との間の界面とともに効率的に摺動するように、嵩に対して軽い構造とするために内部が中空状になっている。追従補助部材71の中央部には水収容管70を挿入するための貫通孔72が形成されている。また、追従補助部材71は水収容管70に案内されて方向Xに沿って移動可能となっている。また、方向Xから見た場合、追従補助部材71の外縁形状はケース10の開口の内縁形状と相似しており、追従補助部材71がケース10内に挿入されている。方向Xから見た場合、追従補助部材71の面積はケース10の開口面積に対して50%以上であるのが好ましく、80〜95%であるのが更に好ましい。
追従補助部材71としては、例えば、ポリプロピレン、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアクリルニトリル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、各種ゴムなどから構成されるものが挙げられる。
ケース10の内部空間のうち追従補助部材71よりも前方には、液体燃料4が収容されている。ケース10の内部空間のうち液体燃料4よりも後方には、液体燃料4に対して親和性の低い液体、ゾル又はゲルからなる追従体5が収容され、ケース10の内部空間が追従体5によって閉塞されている。ケース10の内部空間は、追従体5よりも前方の領域と追従体5よりも後方の領域に追従体5によって区切られている。そして、追従体5は、追従補助部材71とケース10との隙間を埋設しているため、液体燃料4が追従補助部材71とケース10の内壁との間の隙間から追従体5を越えて空間65に漏洩することがない。そして応力に対して変形しにくい固形の追従補助部材71が緩衝材として液体燃料4と追従体5との間に介在しているので、燃料容器1に対して外部或いは内部から速く大きな応力が掛かっても追従体5にその応力を局所的に集中することを抑制しているために追従体5の形状が変形することがなく液体燃料4が空間65に漏洩することを防止することができる
水収容管70内には水6が収容されている。水収容管70内であって水6よりも後方には、液体、ゾル又はゲルからなる追従体7が収容され、水収容管70は追従体7によって閉塞されている。追従体7よりも前側は水6によって充填されており、水6と追従体7は接触し、水6が追従体7によって封止されている。そして、水収容管70内のうち追従体7の後方は、追従体5の後方の空間65に連通している。
追従体5は、液体燃料4の燃料排出口31からの排出による液体燃料4の後方末端界面の移動にしたがって追従補助部材71とともに移動するものであり、液体燃料4の後方の空間65への漏出・蒸発を防止するとともに後方の空間65から液体燃料4への空気の浸入を防止する。追従体7は、水6の水排出口33からの排出による水6の後方末端界面の移動にしたがって移動するものであり、水6の後方の空間65への漏出・蒸発を防止するとともに後方の空間65から水6への空気の浸入を防止する。
追従体5は、液体燃料4に対して親和性の低く、液体燃料4に対して溶解せず且つ拡散しないものであり、より好ましくは液体燃料4よりも表面エネルギが低いものである。追従体7は、水6に対して親和性の低く、水6に対して溶解せず且つ拡散しないものであり、より好ましくは水6よりも表面エネルギが低いものである。
追従体5,7は、ずれ応力(又は、ずれ速度)が増大すると見かけの応力が減少する構造粘性流体(異常粘性流体)の性質を有している。
追従体5,7としては、ポリグリコール、ポリエステル、ポリブテン、流動パラフィン、スピンドル油、その他の鉱油類、ジメチルシリコン油、メチルフェニルシリコン油、その他のシリコン油類、脂肪族金属石鹸、変性クレー、シリカゲル、カーボンブラック、天然ゴム、合成ゴム、その他の合成ポリマー、これらの組み合わせを用いることができる。また、これらに溶剤等を加えることにより増粘させたものを追従体5,7として用いても良い。
このように、追従体5,7は、適度な粘性を有しているので燃料容器1を振ってもその形状を維持し続けようとする。ただし、追従体5は、燃料容器1内での液体燃料4の減少に伴い移動するが、一部が移動せずに容器本体2の内壁に付着してしまうことがあり、徐々に液体燃料4との界面を保持する追従体5の量が減ってしまうことがある。このため、追従補助部材71が設けられていないと液体燃料4が移動するにしたがって界面中央の追従体5の厚さが薄くなりやがて液体燃料4が露出して揮発されやすい状態に陥ってしまう可能性もある。しかし、固形体である追従補助部材71は液体燃料4が移動しても変形することがないので、仮に追従体5の厚さが徐々に薄くなっても、液体燃料4が揮発しないように液体燃料4との界面に介在し続けることができる。
そして、追従体5,7や追従補助部材71によって燃料容器1の姿勢や向きによって液体燃料4の後方末端界面の位置や水6の後方末端界面の位置が変わることがないのでこれら後方末端界面の位置が相対的にどこに位置しているかを目視することで液体燃料4や水6の残量を正確に読み取ることができる。
以上のように構成された容器本体2は、図1〜図2に示すように、ガス遮蔽性を有する包装材9によって包装されている。包装材9は、内部を真空吸引して容器本体2を包装することが好ましい。包装材9は、略透明部材であり、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる上層と、同様にPETからなる下層との間に、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、ポリアミド若しくはポリグリコール酸(PGA)又はこれらのうちの二種以上の混合体からなる中間層を挟んだ積層体である。このような中間層はPETよりもガスバリア性が低く、PETは中間層の保護膜、防湿膜として機能するため、ガスバリア性は中間層の厚さに最も依存される。エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂としては、EVAL(登録商標 株式会社クラレ製)があり、ガスバリア性の観点から共重合比率が低い方が好ましく、特にEVAL(登録商標)のL101、F101、H101、E105が好ましい。ポリアミドとしては、ナイロンMXD6(三菱ガス化学株式会社製)がある。また、包装材9には、後述する窓部91Aとなる一部を除いてアルコール等の可燃性燃料を含む等の表示を含む所望のデザイン(図示しない)が印刷されており、外観上優れたものとなっている。
包装材9は、ケース10の胴回りに巻かれた胴巻き部91と、胴巻き部91から前方に延出して容器本体2の前端面(前側外蓋部材30の前面)を封止した第一耳部92と、胴巻き部91から後方に延出して容器本体2の後端面(後ろ外蓋部材60の後面)を封止した第二耳部93と、から構成されている。第一耳部92によって燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33が覆われ、第二耳部93によって圧力調整口61及び空気導入口62が覆われている。
胴巻き部91は、その一部に追従体5及び追従補助部材71の移動方向に沿って、これら追従体5及び追従補助部材71を外側から目視可能な窓部91Aが形成されている。具体的に、窓部91Aは、胴巻き部91の片側側面(後述する電子機器に取り付けた際に、外側から見える側面)で、印刷が施されていない透明部分に、胴巻き部91の側面と平行となるように略矩形状に形成されており、この窓部91Aには印刷が施されていない。そのため、窓部91Aを介してケース10の一部が外側から見えるようになっている。
また、窓部91Aを形成する周縁部のうち上側には、追従体5及び追従補助部材71の移動位置を把握できる目盛り91Bが所定間隔に形成されている。
したがって、液体燃料4の消費に伴って追従体5及び追従補助部材71が燃料排出口24,31側に移動した状態を随時、窓部91Aを介して目視でき、液体燃料4の残存量を容易に確認することができる。
胴巻き部91と第一耳部92との間には、前側外蓋部材30の前面の縁に沿った切取線94が形成されており、胴巻き部91と第二耳部93との間には、後ろ外蓋部材60の後面の縁に沿った切取線95が形成されている。包装材9が切取線94に沿って切断されることによって第一耳部92が胴巻き部91から容易に分離可能であり、包装材9が切取線95に沿って切断されることによって第二耳部93が胴巻き部91から容易に分離可能である。なお、胴巻き部91は、ケース10の外面、前側外蓋部材30の縁、後ろ外蓋部材60の縁、前側内蓋部材20の第一層21の縁、後ろ内蓋部材40の第二層42の縁に接着されていることが好ましい。
未使用時の容器本体2が包装材9内に封入されているので、燃料排出口31からの液体燃料4の排出或いは水排出口33からの水6の排出を未然に防ぐことができるとともに、空気導入口62においてエアフィルタ63が露出されていないため、フィルタの劣化を防止できる。
また、包装材9がガス遮蔽性を有するため、容器本体2自体がガス遮蔽性を有しなくても、気化した燃料が漏れない。容器本体2がガス遮蔽性を有しなくても良いから、容器本体2の材料を選択範囲が広がり、どのような材料でも容器本体2として用いることができる。特に、容器本体2としてガス遮蔽性の低い樹脂を用いることができ、容器本体2を軽くすることができる。
燃料電池等を搭載した電子機器に容器本体2から水6及び液体燃料4を供給する際には、第一耳部92を引っ張ることによって切取線94に沿って第一耳部92を胴巻き部91から切り離して燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33を露出させる。同様に、第二耳部93を引っ張ることによって切取線95に沿って第二耳部93を胴巻き部91から切り離して圧力調整口61及び空気導入口62を露出させる。この後、胴巻き部91を残した状態の容器本体2を機器にセットする。
なお、図16に示すように、胴巻き部91との第一耳部92との間の一部にわずかな切り込みを入れて、端部がこの切り込みと重なるように前側外蓋部材30の周縁に沿って切取ガイドテープ96を設け、この切取ガイドテープ96を引っ張ることによって第一耳部92を引き剥がしてもよい。流路溝11,12が露出してしまわないように切取ガイドテープ96の下に切取線94が設けられていることが望ましい。
後ろ側についても同様に、胴巻き部91と第二耳部93との間の一部にわずかな切り込みを入れて、端部がこの切り込みと重なるように後ろ外蓋部材60の前面の周縁に沿って切取ガイドテープ97を設け、この切取ガイドテープ97を後ろ外蓋部材60の周縁方向に引っ張ることによって第二耳部93を引き剥がしてもよい。流路溝11,12が露出してしまわないように切取ガイドテープ97の下に切取線95が設けられていることが望ましい。
包装材9の代わりに、図17のような包装材109によって容器本体2を包装しても良い。包装材109は、空気を十分透過しない合成樹脂で形成されている。包装材109は、内部を真空吸引して容器本体2を包装することが好ましい。
包装材109による容器本体2の包装は以下の工程によりなされる。図18に示すように、流路溝11,12に包装材109が埋まらないように包装材109をケース10に胴巻きし、包装材109の胴巻き部191をケース10の外面に密着させる。そして、前側外蓋部材30の前面より延出した短辺側の一対の耳部192を先行して内側に耳折りし、次に長辺側の一対の耳部198を耳折りし、耳部192,198の重なった部分を接着する。これにより、前側外蓋部材30の前面を耳部192,198によって被覆し、燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33を耳部192,198によって塞ぐ。後ろ側について同様に、後ろ外蓋部材60の後面より延出した短辺側の一対の耳部193を耳折りし、次に長辺側の一対の耳部199を耳折りし、耳部193,199の重なった部分を接着する。これにより、後ろ外蓋部材60の後面を耳部193,199によって被覆し、圧力調整口61及び空気導入口62を耳部193,199によって閉塞する。
以上のように包装されると、燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33は包装材9の耳部192,198によって覆われ、空気導入口61,62は耳部193,199によって覆われている。そのため、ケース10内に収容されている液体燃料4の保存性を高めることができる。このような保存性の高い包装もシンプルである。
図17〜図18に示すように、前側外蓋部材30の前面の縁に沿った切取線194が包装材109に形成されているとともに、後ろ外蓋部材60の後面の縁に沿った切取線195が包装材109に形成されている。そして、使用時には、切取線194に沿って耳部192,98を切り取ることによって、燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33を露出させる。一方、切取線195に沿って耳部193,199を切り取ることによって、空気導入口61,62を露出させる。このように、切取線194,195が形成されているから、使用者が燃料容器1を使用する時に耳部192,193,198,199を簡単に切り取ることができ、燃料排出口31、空気排出口32、水排出口33及び空気導入口61,62を簡単に露出させることができる。
耳部192,193,198,199を切り取った状態では残留した胴巻き部191がケース10に胴巻きされているから、上述したような空気用の流路が形成されている。更に、残留した胴巻き部191によって流路溝11,12を通る空気が空気排出口32に到達する前に拡散してしまうことを防止できる。
使用時においては、上述したように、前側外蓋部材30の前面及び後ろ外蓋部材60の後面を除いて、前側外蓋部材30、前側内蓋部材20、後ろ内蓋部材40及び後ろ外蓋部材60の縁並びにケース10の側面全体が胴巻き部91又は胴巻き部191によって覆われて包装されている。そして、その側面は流路溝11及び流路溝12を除いて胴巻き部91又は胴巻き部191に密着され又は接着されている。流路溝11及び流路溝12が胴巻き部91又は胴巻き部191によって覆われることによって、空気導入口62を介して取り込まれる容器本体2の外からの空気を空気排出口32に流す流路が形成される。
このように、ケース10の外側側面に流路溝11,12を形成して流路溝11,12を1mm以下の薄い合成樹脂からなる胴巻き部91又は胴巻き部191で覆うことによって、空気を流す流路を形成したので、空気を流すための厚い管等を容器本体2に設ける必要がない。そのため、容器本体2の容積に対する液体燃料4の収容量を増やすことができる。
胴巻き部91又は胴巻き部191を残した燃料容器1は、図20,21に示す燃料電池等を搭載したノートパソコン等の電子機器100に取り付けてその電子機器100に液体燃料4、水6を供給するものであり、上述したように燃料容器1の包装材9に形成された窓部91Aを介して液体燃料4の残存量を確認しながら、容器本体2内の液体燃料4が空になったら、この容器本体2をその電子機器100から取り外し、新たな燃料容器1の容器本体2をその電子機器100に取り付ける。電子機器100は、液体燃料4を用いて燃料電池で発電し、その電力により作動するよう設けられている。以下、この容器本体2が取り付けられる電子機器100について説明する。
電子機器100は、上筐体100aと下筐体100bとがヒンジ100cによって連結されて構成されており、下筐体100bの底面、前側面、右側面にかけて、燃料容器1の容器本体2と略同形状に切り欠かれた装着部104が設けられている。この装着部104には、容器本体2が装着可能で、装着部104に、燃料導入管101、空気導入管102及び水導入管103が突出している。
燃料導入管101は燃料排出口31に対応し、空気導入管102は空気排出口32に対応し、水導入管103は水収容管70の先端に対応する。そして、容器本体2の前側外蓋部材30の前面を電子機器100に向けて、容器本体2を電子機器100に取り付ける。これにより、燃料導入管101を燃料排出口31に挿入するが、更に燃料導入管101が逆止弁35に挿入され、燃料導入管101によって逆止弁35が開く。同様に、空気導入管102が空気排出口32内の逆止弁36に挿入され、水導入管103が水収容管70内の逆止弁73に挿入される。これにより、容器本体2内の液体燃料4が燃料導入管101を通って電子機器100に供給され、水収容管70内の水6が水導入管103を通って電子機器101に供給される。更に、外部の空気がエアフィルタ63を通じてスリット48に吸い込まれ、更にスリット48から流路溝11,12、スリット25、空気導入管102を通って電子機器100に供給される。
また、このようにして装着部104に突出して設けられた燃料導入管101、空気導入管102及び水導入管103にそれぞれ燃料排出口31、空気排出口32、水収容管70を対応させて、容器本体2を装着部104に装着することによって、包装材9に形成された窓部91Aが、電子機器100の外側から見える側面に、水平方向に沿って配置される。すなわち、窓部91Aの面と下筐体100bの前側面とが面一とされ、窓部91Aが露出される。その結果、窓部91Aを介して追従体5及び追従補助部材71が目視可能とされ、液体燃料4の残存量を確認できることになる。また、窓部91Aは水平方向に配置されるので、厚みの薄い電子機器100にも容易に対応することができる。
燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33が同一の面(つまり、前側外蓋部材30の前面)に設けられているから、一回の簡単な装着操作によって、燃料排出口31、空気排出口32及び水排出口33を電子機器100に同時に接続することができる。そのため、容器本体2の装着操作を容易に行うことができる。
また、この容器本体2の使用に伴い、エアフィルタ63が詰まっていく。ところが、容器本体2にエアフィルタ63が取り付けられているから、容器本体2の交換によってエアフィルタ63も一緒に交換することができる。そのため、エアフィルタ63の点検をしなくても済む。
図3、図6に示すように、容器本体2内の液体燃料4が減っていくと、それに伴い追従体5にずれ応力が発生して追従体5の粘性率が低下し、液体燃料4の消費に伴い追従体5が液体燃料4の後端側液面に接した状態でその液面に追従する。追従補助部材71も、液体燃料4の消費に伴い、液体燃料4と追従体5に接触しながら液体燃料4の後端側液面に追従する。
一方、水収容管70内の水6が減っていくと、それに伴い追従体7にずれ応力が発生して追従体7の粘性率が低下し、水6の消費に伴い追従体7が水6の後端側液面に接した状態でその液面に追従する。液体燃料4及び水6が減ると、追従体5及び追従体5よりも後ろ側の空間が減圧されるが、その空間の減圧によって逆止弁64が開いて、その空間に空気が供給されるから、その空間は常にほぼ大気圧に保たれる。なお、追従体7及び追従体5は、瞬発的に生じたずれ応力に対しては移動しにくいような材質で構成されている。
電子機器100には、図19に示すような発電ユニット901が内蔵されている。発電ユニット901は、燃料容器1の液体燃料4を用いて発電を行うものであり、図19(a)又は図19(b)のように構成されている。図19(a)、図19(b)の何れの場合でも、液体燃料4の一例としてメタノールを挙げるが、その他のアルコール類、ガソリンといった水素元素を含む化合物を用いても良い。
図19(a)の場合には、発電ユニット901が、気化器902と、改質器903と、一酸化炭素除去器904と、燃料電池905と、から構成されている。
ポンプによって液体燃料4及び水6が発電ユニット901に供給されて混合される。そして、液体燃料4と水6の混合液は、まず気化器902に供給される。気化器902では、供給された混合液が加熱されて気化し、燃料と水の混合気になる。気化器902において生成された混合気は改質器903に供給される。
改質器903では、気化器902から供給された混合気から水素及び二酸化炭素が生成される。具体的には、化学反応式(1)のように、混合気が触媒により反応して二酸化炭素及び水素が生成される。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 … (1)
改質器903では、メタノールと水蒸気が完全に二酸化炭素及び水素に改質されない場合もあり、この場合、化学反応式(2)のように、メタノールと水蒸気が反応して二酸化炭素及び一酸化炭素が生成される。
2CH3OH+H2O→5H2+CO+CO2 … (2)
改質器903で生成された混合気は一酸化炭素除去器904に供給される。
一酸化炭素除去器904では、改質器903から供給された混合気に含まれる一酸化炭素が選択的に酸化して混合気中から一酸化炭素が除去される。具体的には、改質器903から供給された混合気のなかから特異的に選択された一酸化炭素と、ポンプによって容器本体2の空気排出口32から送り込まれた空気中の酸素とが触媒により反応して二酸化炭素が生成される。
2CO+O2→2CO2 … (3)
そして、混合気が一酸化炭素除去器904から燃料電池905の燃料極に供給される。
燃料電池905の燃料極では、電気化学反応式(4)に示すように、一酸化炭素除去器904から供給された混合気のうち水素ガスが、燃料極の触媒の作用を受けて水素イオンと電子とに分離する。水素イオンは燃料電池905の固体高分子電解質膜を通じて空気極に伝導し、電子は燃料極により取り出される。
3H2→6H++6e- … (4)
燃料電池905の空気極には、ポンプによって空気排出口32から空気が送り込まれる。そして、電気化学反応式(5)に示すように、空気中の酸素と、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンと、電子とが反応して水が副生成物として生成される。
6H++3/2O2+6e-→3H2O … (5)
以上のように、燃料電池905で上記(4)、(5)に示す電気化学反応が起こることにより電気エネルギが生成される。生成された生成物としての水、二酸化炭素、空気等の混合気は外部に排出される。
図19(b)の場合には、発電ユニット901が、気化器906と、燃料電池907と、から構成されている。
ポンプによって液体燃料4及び水6が発電ユニット901に供給されて混合される。その混合液は、気化器906において気化されて、メタノール及び水蒸気の混合気となる。気化器906において生成された混合気は燃料電池907の燃料極に供給される。
燃料電池907の燃料極では、電気化学反応式(6)に示すように、気化器906から供給された混合気を、燃料極の触媒の作用を受けて水素イオンと電子と二酸化炭素に分離する。水素イオンは固体高分子電解質膜を通じて空気極に伝導し、電子は燃料極により取り出される。
CH3OH+H2O→CO2+6H++6e- … (6)
燃料電池907の空気極には、ポンプによって容器本体2の空気排出口32から送り込まれた空気が送り込まれる。そして、電気化学反応式(7)に示すように、空気中の酸素と、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンと、燃料極により取り出された電子とが反応して水が生成される。
6H++3/2O2+6e-→3H2O … (7)
以上のように、燃料電池907で上記(6)、(7)に示す電気化学反応が起こることにより電気エネルギが生成される。生成された生成物としての水、二酸化炭素、空気等の混合気は外部に排出される。
容器本体2に収容された水6は発電ユニット901の初期動作の際に用いられるが、容器本体2内の水6が消尽した場合、燃料電池905,197で生成された水が気化器902,196に送り込まれる。
この発電ユニット901を携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳等の電子機器100に設けた場合、電子機器100に対して燃料容器1が着脱自在となり、発電ユニット901で生成された電気エネルギにより電子機器100が動作することになる。
以上、本発明の実施の形態によれば、容器本体2が略透明部材によって形成され、包装材9の片側側面に追従体5及び追従補助部材7を包装材9の外側から目視可能な窓部91Aが追従体5及び追従補助部材71の移動方向に沿って形成されているので、窓部91Aを介して、これら追従体5及び追従補助部材71の移動を目視することができる。よって、液体燃料4の消費に伴って追従体5及び追従補助部材71が燃料排出口31側の領域に移動した際に、容易に液体燃料4の残存量を確認することができる。
また、従来と異なり、略透明部材の包装材9のうち、印刷を施さない部分を設けることによって簡単に窓部91Aを形成することができ、さらに、燃料容器1のデザイン変更の際にも容易に対応することができる。
また、包装材9によって、容器本体2の液体燃料4が漏れたり、容器本体2内に空気が侵入したりすることを防止することができる。
また、液体燃料4が燃料排出口31側の領域に充填されているので、容器本体2を傾けたり、揺らしたりした場合でも、容器本体2内の液体燃料4を燃料排出口31を通じて常に排出することができる。
また、窓部91Aには目盛り91Bが形成されているので、追従体5及び追従補助部材71の移動量を確実に把握することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、包装材9,109の包装工程は上述したような工程に限定されない。
また、液体燃料4の残存量を確認するための窓部91Aは、包装材9の片側側面に形成するとしたが、これは電子機器100に取り付けた際に外側から追従体5及び追従補助部材71の位置を確認できるようにしたものであり、特にこの位置に限定されるものではない。したがって、図20に示す電子機器100以外の他の電子機器に使用した場合、その電子機器に応じて外側から確認できる位置に形成するようにすれば良い。
また、窓部91Aは取り付ける電子機器に容易に対応できるように、包装材9の両側側面にそれぞれ形成しておいても良い。
さらに、窓部91Aの形状も略矩形状であるとしたが、楕円形状であっても良いし、追従体5及び追従補助部材71の移動を目視でき、液体燃料4の残存量が確認できるように包装材9の長手方向に延在した形状であれば適宜変更可能である。また視認性を向上するために追従体5及び追従補助部材71の少なくとも一方を液体燃料4と十分なコントラストがとれるように着色してもよい。同様に追従体74を水6と十分なコントラストがとれるように着色してもよい。
また、上記実施の形態における燃料容器1には、追従体5と追従補助部材71との両方を設けていたが、追従補助部材71を設けずに追従体5のみを設けて、この追従体5の移動により液体燃料4の残存量を確認するようにしても構わない。
また、窓部91Aは略透明部材である包装材9の一部に印刷を施さない箇所を設けることによって形成していたが、その他の例として、包装材9の一部を所望形状に開口することによって窓部91Aを形成しても良い。
また、包装材9に施す印刷は、少なくとも窓部91Aに印刷しなければ良いので、特に印刷せずに包装材9全体を略透明部材のまま使用しても良く、窓部91A以外の箇所にも印刷しないようにしても良い。
さらに、目盛り91Bは、窓部91Aの周縁部のうち上側に形成されるとしたが、窓部91A内に形成しても良い。
また上記実施の形態では、追従補助部材71を設けていたが、容器本体内の径が小さければ必ずしも設ける必要はない。
(a)は燃料容器1の斜視図、(b)は使用状態における燃料容器1の斜視図である。 燃料容器1の分解斜視図である。 線L−Lに沿った縦切断面の端面図である。 図3の端面図において燃料容器1の前部を拡大した図である。 図3の端面図において燃料容器1の後部を拡大した図である。 線L−Lに沿った横切断面の端面図である。 図6の端面図において燃料容器1の前部を拡大した図である。 図6の端面図において燃料容器1の後部を拡大した図である。 前側内蓋部材20の斜視図である。 前側内蓋部材20の斜視図である。 前側内蓋部材20をケース10に嵌めた状態の正面図である。 前側内蓋部材20に前側外蓋部材30を重ねた状態の正面図である。 後ろ内蓋部材40の斜視図である。 後ろ内蓋部材40の斜視図である。 後ろ内蓋部材40に後ろ外蓋部材60を重ねた状態の背面図である。 包装材9の変形例の斜視図である。 別の包装材109で容器本体2を包装した状態の斜視図である。 包装材109の包装工程を説明するための斜視図である。 発電ユニット901のブロック図である。 燃料容器1が取り付けられた電子機器100の斜視図である。 燃料容器1を電子機器100に取り付ける状態を示す図であって、電子機器100の底面及び右側面を示す斜視図である。
符号の説明
1 燃料容器
2 容器本体
4 液体燃料
5 追従体
9 包装材
11、12 流路溝
24、31 燃料排出口
25 スリット(別の流路)
32 空気排出口
48 スリット(流路)
61 圧力調整口
62 空気導入口
63 エアフィルタ
71 追従補助部材
91A 窓部
91B 目盛り
100 電子機器

Claims (10)

  1. 少なくとも一部が透明であり、内部に収容された液体燃料を外部に排出する燃料排出口が形成された容器本体と、
    前記容器本体を包装し、前記液体燃料の残量を読み取るための窓部及び目盛りが形成されている包装材と、
    を備えていることを特徴とする燃料容器。
  2. 前記包装材の前記窓部は開口されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料容器。
  3. 前記容器本体内の前記液体燃料の末端側に位置し、前記液体燃料の排出に伴って前記燃料排出口側に移動する追従体を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料容器。
  4. 前記容器本体内の前記液体燃料の末端側に固体状の追従補助部材が存することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料容器。
  5. 前記包装材は、ポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアルコール共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリグリコール酸、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルニトリル、セロハン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニルの群から選ばれる一種または二種以上の混合体からなる樹脂フィルム、あるいは、前記の樹脂フィルムに金属を蒸着させたフィルムからなる層を含む積層体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料容器。
  6. 前記包装材は前記燃料排出口を覆った部分が切り取れるように施されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料容器。
  7. 前記容器本体には、該容器本体外から前記燃料排出口の反対側の領域に通じる空気導入口が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料容器。
  8. 前記包装材は前記空気導入口を覆った部分が切り取れるように施されていることを特徴とする請求項7に記載の燃料容器。
  9. 前記容器本体の外面に設けられた溝の上部を前記包装材によって覆うことによって形成され、各端がそれぞれ前記空気導入口及び空気排出口に通じている流路を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の燃料容器。
  10. 前記包装材は前記空気導入口及び前記空気排出口の少なくともいずれか一方を覆った部分が切り取れるように施されていることを特徴とする請求項9に記載の燃料容器。
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