JP2006224481A - 印刷版の製版装置 - Google Patents

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秀明 小川
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Abstract

【課題】 レーザ光源に要するコストを低減させながら解像度の高い精密な彫刻を可能とした印刷版の製版装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 このレーザ彫刻機においては、第1の記録ヘッド12が、小さなビーム径を有する精密彫刻ビームL1を使用し、精密彫刻画素ピッチppでフレキソ感材10を照射して、精密彫刻ビームL1での最大深度dpまで彫刻を行う精密彫刻を実行するとともに、第2の記録ヘッド13が、大きなビーム径を有する粗ビームL2を使用し、精密彫刻画素ピッチppより大きい粗彫刻画素ピッチpc(網点ピッチに等しい)でフレキソ感材10を照射して、レリーフ深度dまで彫刻を行う粗彫刻を実行することで、製版時間を短縮するようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、フレキソ印刷版等の凸版印刷版や、グラビア版等の凹版印刷版などの印刷版に製版を行う印刷版の製版装置に関する。
従来、このような印刷版の製版装置としては、例えば、特許文献1に記載されたレーザ彫刻機が知られている。このレーザ彫刻機は、レーザ光源から出射されたレーザビームで記録材料を走査することにより、記録材料の表面を彫刻して凸版印刷版を製版するものであり、レーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザビームを変調するための変調器と、その外周部に記録材料を装着して回転する記録ドラムと、この記録ドラムの軸芯と平行な方向に移動可能に構成され、記録ドラムの外周部に装着された記録材料にレーザ光源から出射されたレーザビームを照射する記録ヘッドとを備える。
また、特許文献2には、複数のレーザビームを使用して同時に彫刻を行う印刷版の製版装置が開示されている。
米国特許第5327167号明細書 特許第3556204号公報 このような印刷版の製版装置においては、レーザ光源のパワーと記録材料の感度に基づいて、レーザビームの主走査速度、すなわち、記録ドラムの回転速度が、必要な最大彫刻深さが得られる値に設定される。そして、最大彫刻深さより浅い彫刻領域は、記録材料に照射されるレーザビームのパワーを低下させた状態で彫刻が実行される。
このとき、レーザビームによる記録材料の彫刻には、比較的大きなエネルギーが必要であることから、印刷版の製版に比較的長い時間を要するという問題がある。
このため、本出願人は、第1のビーム径を有するレーザビームを使用し第1の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行った後、前記第1のビーム径とは異なる第2のビーム径を有するレーザビームを使用し前記第1の画素ピッチとは異なる第2の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行う印刷版の製版装置を提案している(特願2004−286175、特願2004−357586)。このような製版装置によれば、レーザビームを効率的に使用することにより製版時間を短縮することが可能となる。
このように、異なるビーム径のレーザビームを使用して複数回彫刻を行う場合において、レーザ光源として比較的安価にもかかわらず高出力な炭酸ガスレーザを使用した場合、炭酸ガスレーザから出射されるレーザビームの波長は、例えば、10.6μmと比較的長いことから、彫刻に使用しうるレーザビームの最終スポット径が大きくなってしまい、高解像度の彫刻ができないと言う問題がある。一方、レーザ光源として近赤外光を照射するYAGレーザやファイバーレーザ等を使用した場合には、そのレーザビームの波長が1μm程度であることから、彫刻時のレーザビームの最終スポット径を極めて小さくすることは可能であるが、高出力のものについてはレーザ光源自体の価格が高価であるという問題がある。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、レーザ光源に要するコストを低減させながら解像度の高い精密な彫刻を可能とした印刷版の製版装置を提供することを目的とする。
また、異なるビーム径のレーザビームを使用して複数回彫刻を行う場合においては、これら複数回の彫刻を同時に実行すると、彫刻に要する時間を短縮することが可能となる。一方、異なるビーム径のレーザビームを使用して彫刻を行う場合においては、記録時の画素ピッチが異なることからレーザビームの走査速度を彫刻毎に変更しないと、精密な彫刻を実行し得ない。
この発明は、彫刻に要する時間を短縮しながら精密な彫刻を実行することが可能な印刷版の製版装置を提供することを第2の目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1のビーム径を有するレーザビームにより第1の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行うための第1のレーザ光源と、前記第1のビーム径より大きい第2のビーム径を有するレーザビームにより前記第1の画素ピッチより大きい第2の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行うための第2のレーザ光源とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、その外周部に記録材料を装着する記録ドラムと、前記記録ドラムをその軸線を中心として回転させる回転機構と、第1のレーザ光源と、前記第1のレーザ光源から出射されたレーザビームを前記記録材料上に集光する光学系を備え、第1のビーム径を有するレーザビームを使用して第1の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行う第1記録ヘッドと、第2のレーザ光源と、前記第2のレーザ光源から出射されたレーザビームを前記記録材料上に集光する光学系を備え、前記第1のビーム径より大きい第2のビーム径を有するレーザビームを使用して前記第1の画素ピッチより大きい第2の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行う第2記録ヘッドと、前記第1の記録ヘッドを、前記第1の画素ピッチに対応した速度で前記記録ドラムの軸線と平行な方向に移動させる第1移動機構と、前記第2の記録ヘッドを、前記第2の画素ピッチに対応した速度で前記記録ドラムの軸線と平行な方向に移動させる第2移動機構とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記回転機構と前記第1、第2移動機構とを制御する制御部をさらに備え、当該制御部は、前記回転機構により前記記録ドラムを回転させた状態で、前記第1移動機構と前記第2移動機構とにより前記第1記録ヘッドと前記第2記録ヘッドとを互いに異なる速度で前記記録ドラムの軸線方向に移動させ、前記第1記録ヘッドと前記第2記録ヘッドとにより同時に彫刻を実行する。
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、必要なビーム径や出力に応じてレーザ光源を選択することができることから、レーザ光源に要するコストを低減させながら解像度の高い精密な彫刻を可能となる。このとき、光学系を画素ピッチに対応した速度で移動させることができることから、精密な彫刻を実行することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1記録ヘッドと第2記録ヘッドとを互いに異なる速度で記録ドラムの軸線方向に移動させ、第1記録ヘッドと第2記録ヘッドとにより同時に彫刻を実行することから、彫刻に要する時間を短縮することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る印刷版の製版装置であるレーザ彫刻機の概要図であり、図2はその主要な電気的構成を示すブロック図である。
このレーザ彫刻機は、その外周部に凸版印刷版用の記録材料としてのフレキソダイレクト感光材料(以下「フレキソ感材」と呼称する)10を装着する記録ドラム11と、この記録ドラム11の軸芯と平行な方向に移動可能に構成された第1、第2の記録ヘッド12、13と、入出力部および表示部としてのパーソナルコンピュータ14と、装置全体を制御する制御部15とを備える。
記録ドラム11は、回転モータ21と接続されており、その軸芯を中心に回転する。この回転モータ21は、制御部15から回転速度指令を受けて回転する。回転モータ21により回転する記録ドラム11の回転速度および回転角度位置は、エンコーダ22により測定され、その情報が制御部15に送信される。
第1の記録ヘッド12は、図示しない案内手段に案内されることにより、記録ドラム11の軸芯と平行な方向に移動可能となっている。そして、この第1の記録ヘッド12は、移動モータ31により回転する図示しないボールねじの駆動を受け、記録ドラム11の軸芯と平行な方向に往復移動する。この移動モータ31は、制御部15から回転速度指令を受けて回転する。移動モータ31により移動する第1の記録ヘッド12の移動速度および移動位置は、移動モータ31に接続されたエンコーダ32により測定され、その情報が制御部15に送信される。
この第1の記録ヘッド12は、小さなビーム径を有する精密彫刻ビームL1を使用し、精密彫刻画素ピッチppでフレキソ感材10を照射して、精密彫刻ビームL1での最大深度dpまで彫刻を行う精密彫刻を実行するためのものであり、第1のレーザ光源41と、レーザ光源制御部42と、変調器としてのAOM(音響光学変調器)43と、AOMドライバ44と、第1のレーザ光源41から出射されたレーザビームをフレキソ感材10上に集光する光学系45とを備える。第1のレーザ光源41から出射されたレーザビームは、AOM43で変調された後、光学系45を介して記録ドラム11の外周部に装着されたフレキソ感材10に照射される。
この第1の記録ヘッド12に使用される第1のレーザ光源41としては、近赤外光を照射するYAGレーザやファイバーレーザ等が使用される。第1のレーザ光源41としてこのようなレーザ光源を用いた場合には、レーザビームの波長が1μm程度であることから、彫刻時のレーザビームの最終スポット径を極めて小さくすることが可能となる。このとき、最大深度dpまで彫刻を行う精密彫刻を実行するためには、さほど大きなエネルギーは必要ではなく、第1のレーザ光源41として高出力のものを使用する必要はないことから、第1のレーザ光源41の価格が高価になることもない。
第2の記録ヘッド13は、図示しない案内手段に案内されることにより、記録ドラム11に対して第1の記録ヘッド12とは異なる角度位置において、記録ドラム11の軸芯と平行な方向に移動可能となっている。そして、この第2の記録ヘッド13は、移動モータ33により回転する図示しないボールねじの駆動を受け、記録ドラム11の軸芯と平行な方向に往復移動する。この移動モータ33は、制御部15から回転速度指令を受けて回転する。移動モータ33により移動する第2の記録ヘッド13の移動速度および移動位置は、移動モータ33に接続されたエンコーダ34により測定され、その情報が制御部15に送信される。
この第2の記録ヘッド13は、大きなビーム径を有する粗ビームL2を使用し、精密彫刻画素ピッチppより大きい粗彫刻画素ピッチpc(網点ピッチに等しい)でフレキソ感材10を照射して、レリーフ深度dまで彫刻を行う粗彫刻を実行するためのものであり、第2のレーザ光源51と、レーザ光源制御部52と、変調器としてのAOM53と、AOMドライバ54と、第2のレーザ光源51から出射されたレーザビームをフレキソ感材10上に集光する光学系55とを備える。第2のレーザ光源51から出射されたレーザビームは、AOM53で変調された後、光学系55を介して記録ドラム11の外周部に装着されたフレキソ感材10に照射される。
この第2の記録ヘッド13に使用される第2のレーザ光源51としては、例えば、炭酸ガスレーザが使用される。第2のレーザ光源51としてこのようなレーザ光源を用いた場合には、レーザ光源の価格が比較的安価な割りに、高出力レーザビームを得ることができる。このとき、レリーフ深度dまで彫刻を行う粗彫刻を実行するためには、比較的大きなビーム径のレーザビームを使用し得ることから、高解像度の彫刻ができないと言う問題が生ずることはない。
このレーザ彫刻機においては、その外周部にフレキソ感材10を装着した記録ドラム11が回転した状態で、第1、第2の記録ヘッド12、13を記録ドラム11の軸芯と平行な方向に各々独立して移動させることにより、二種類のビーム径を有するレーザビームがフレキソ感材10上を走査し、彫刻が実行されてフレキソ感材10上にレリーフが形成される。
このレーザ彫刻機においては、第1の記録ヘッド12が、小さなビーム径を有する精密彫刻ビームL1を使用し、精密彫刻画素ピッチppでフレキソ感材10を照射して、精密彫刻ビームL1での最大深度dpまで彫刻を行う精密彫刻を実行するとともに、第2の記録ヘッド13が、大きなビーム径を有する粗ビームL2を使用し、精密彫刻画素ピッチppより大きい粗彫刻画素ピッチpc(網点ピッチに等しい)でフレキソ感材10を照射して、レリーフ深度dまで彫刻を行う粗彫刻を実行することで、製版時間を短縮するようにしている。
図3は、このレーザ彫刻機を使用して彫刻を実行した後のフレキソ感材10表面の形状を模式的に示す説明図である。なお、図3(a)はフレキソ感材10上において主走査方向に形成された7個のレリーフの平面図であり、図3(b)はその断面図である。なお、この図においては、説明の便宜上、この図の左側より網点面積率が0%、1%、1%、2%、2%、0%、0%の7個のレリーフが形成されている場合を示している。
この図に示すように、第1の記録ヘッド12により精密彫刻を実行するときには、小さなビーム径を有する精密彫刻ビームL1を使用する。そして、この精密彫刻ビームL1を精密彫刻画素ピッチppでフレキソ感材10上に照射し、フレキソ感材10をその表面から最大深度dpまで彫刻する。
この最大深度dpは、非常に小さい網点面積率のレリーフ同士が隣接したときに、これらのレリーフの境界部分の彫刻深さに一致する。この最大深度dpがこれより小さい場合には、微小な網点を良好に表現することが不可能となる。この最大深度dpをこれより大きくすることは可能ではあるが、この場合には、彫刻効率が悪化する。この実施形態においては、網点面積率1%のレリーフ同士が隣接したときの、これらのレリーフの境界部分の彫刻深さを最大深度dpに設定している。
この精密彫刻時においては、フレキソ感材10の表面から、最大深度dpまでの、網点の形状に直接影響を与える部分の彫刻が実行される。このため、このときの彫刻画素ピッチとしては、比較的小さな精密彫刻画素ピッチppが採用され、図3(c)で模式的に示すように、微小な単位での彫刻が実行される。このときの精密彫刻ビームLのビーム径は、精密彫刻画素ピッチppでの彫刻が可能な小さなビーム径が採用される。
この精密彫刻と並行して、第2の記録ヘッド13により、粗彫刻が実行される。この粗彫刻時においては、大きなビーム径を有する粗彫刻ビームL2を使用する。そして、この粗彫刻ビームL2を粗彫刻画素ピッチpcでフレキソ感材10上に照射し、フレキソ感材10を上記最大深度dpからレリーフ深度dまで彫刻する。この粗彫刻時においては、網点の形状に直接影響を与えない部分の彫刻が実行されることから、粗彫刻画素ピッチpcを大きなものとすることが可能となる。
このときの粗彫刻画素ピッチpcとしては、網点ピッチwを採用することができる。この粗彫刻画素ピッチpcは、上述した精密彫刻画素ピッチpp以上、網点ピッチw以下の範囲で任意に設定することが可能である。但し、これを網点ピッチwに近づけるほど、彫刻効率が向上する。
図4は、フレキソ感材10に形成されたレリーフ形状をより正確に示す説明図である。
レリーフ形状を表すパラメータとしては、レリーフ角θと、レリーフ深度dと、トップハット部Tを構成するためのステップdtおよびプラトーwtとがある。レリーフ角θは、全てのレリーフにおいて共通の値となる。レリーフ深度dは、網点パーセントがゼロの領域における彫刻深さである。なお、ステップdtはドットゲインを改良するために設けられ、プラトーwtはレリーフの機械的強度を増加させるために設けられるものであるが、トップハット部T自体を形成しない場合には、ステップdtおよびプラトーwtの値はゼロとなる。上述した説明においては、ステップdtおよびプラトーwtを省略した場合について説明している。
なお、図4に示すレリーフ形状を採用した場合には、上述した最大深度dpは、下記の式(1)で計算することが可能となる。
dp=(21/2 ・pc/2−wt)tan(θπ/180)+dt ・・・ (1)
なお、トップハット部T自体を形成しない場合には、ステップdtおよびプラトーwtにゼロを代入すればよい。
次に、このレーザ彫刻機を用いてフレキソ感材10を彫刻するフレキソ印刷版の製版工程について説明する。図5および図6は、製版工程を示すフローチャートである。
フレキソ印刷版の製版を行う場合には、最初に、オペレータがレリーフ形状とスクリーン線数を指定する(ステップS1)。このレリーフ形状とスクリーン線数は、パーソナルコンピュータ13から入力され、制御部15に送信される。
次に、あらかじめ指定されたスクリーン線数から、網点ピッチwが決定される(ステップS2)。この網点ピッチwは、スクリーン線数の逆数となる。
次に、精密彫刻工程における最大深度dpを演算する(ステップS3)。この演算は、上述した式(1)を使用して実行される。
次に、オペレータが解像度を指定する(ステップS4)。この解像度は、例えば、1200dpi、2400dpi、4000dpiのうちから選択される。
次に、指定された解像度から、精密彫刻画素ピッチppが決定される(ステップS5)。なお、精密彫刻画素ピッチppと、精密彫刻ビームL1の副走査方向の幅とがほぼ一致するように、精密彫刻ビームL1のビームスポットサイズが調整されている。
次に、精密彫刻時の主走査速度v1を決定する(ステップS6)。この主走査速度v1は、精密彫刻画素ピッチppと、最大深度dpと、フレキソ感材10の彫刻感度Yと、レーザ光源14のパワーPとに基づいて、下記の式(2)により決定される。
pp・dp・v1・Y=P ・・・ (2)
ここで、彫刻感度は、レーザビームのエネルギーEをレーザビームにより彫刻される体積Vで除算した値である。また、レーザビームのエネルギーEは、レーザ光源14のパワーと照射時間を乗算した値である。
図7は、上記彫刻感度Yと、レーザビームにより彫刻された凹部の表面積を体積で除算したS/V比との関係を示すグラフである。
このグラフにおいては、横軸はレーザビームにより彫刻された凹部の表面積を体積で除算したS/V比を、また、縦軸は実験的に求めた彫刻感度を、各々示している。このグラフからも明らかなように、S/Vにほぼ比例して彫刻感度の値が大きく(すなわち、感度が悪く)なっている。これは、S/V比が大きいほど、体積に対する放熱量の割合が大きくなり、付与されたエネルギーが有効に彫刻に使用されないためと考えられる。このため、効率的に彫刻を実行するためには、S/V比の小さな領域を使用することが有効である。
なお、図7に示すグラフにおいては、彫刻感度をYとし、S/V比をXとした場合、下記の近似式(3)が成立する。
Y=3.21748+0.0577759X ・・・ (3)
次のステップS7では、精密彫刻画素ピッチppに応じた第1記録ヘッド12の精密彫刻時副走査速度s1が決定される。第1記録ヘッド12の副走査速度s1は、記録ドラム11が1回転する間に第1記録ヘッド12が精密彫刻画素ピッチppだけ副走査方向に移動可能な速度に設定される。なお、第1記録ヘッド12の副走査送りは記録ドラム11の回転に同期して第1記録ヘッド12を連続的に送る連続送りでも、記録ドラム11が1回転する度に所定量ずつ副走査方向に移動させるステップ送りでもいずれでもよい。
再度図5および図6を参照して、次に、粗彫刻工程における彫刻深度dcを計算する(ステップS8)。この彫刻深度dcは、レリーフ深度dから精密彫刻時における最大深度dpを減算した値となる。
次に、粗彫刻を実行するときの粗彫刻画素ピッチpcを決定する(ステップS9)。この粗彫刻画素ピッチpcは、上述したように、網点ピッチwと一致している。
次に、粗彫刻時の主走査速度v2を決定する(ステップS10)。この主走査速度v2は、主走査速度v1の場合と同様に、粗彫刻画素ピッチpcと、彫刻深度dcと、フレキソ感材10の彫刻感度Yと、レーザ光源14のパワーPとに基づいて、下記の式(4)により決定される。
pc・dc・v2・Y=P ・・・ (4)
ただし、この実施形態のように精密彫刻と粗彫刻を同時に実行する場合には粗彫刻工程時の主走査速度v2は精密彫刻工程時の主走査速度v1と同一になる。
次のステップS11では、粗彫刻画素ピッチpcに応じた第2記録ヘッド13の粗彫刻時副走査速度s2が決定される。第2記録ヘッド13の副走査速度s2は記録ドラム11が1回転する間に第2記録ヘッド13が粗彫刻画素ピッチpcだけ副走査方向に移動可能な速度に設定される。なお、第2記録ヘッド13の副走査送りは第2記録ヘッド13を連続的に送る連続送りでも、記録ドラム11が1回転する度に所定量ずつ副走査方向に移動させるステップ送りでもいずれでもよい。ただし、粗彫刻工程で第2記録ヘッド13を連続送りによって副走査送りした場合、走査ラインの傾斜角が大きくなり記録画像に影響を及ぼすことも考えられる。このため粗彫刻工程では第2記録ヘッド13をステップ送りによって副走査送りする方が望ましい。
この実施の形態では第1記録ヘッド12および第2記録ヘッド13を独立した駆動機構によって副走査方向に移動させている。このため精密彫刻工程と粗彫刻工程とを同時に実行する場合であってもそれぞれの彫刻工程の特性に応じた最適な副走査送り方式を選択的に実行することができる。
さらに、第1記録ヘッド12および第2記録ヘッド13を独立した駆動機構により副走査方向に移動させているので第1記録ヘッド12および第2記録ヘッド13による彫刻走査を同一の走査ラインに沿って行う必要がない。このため各彫刻工程において必要とされる記録解像度に忠実に適合した走査ラインに沿った彫刻走査を実行することができる。
次に、フレキソ感材10上に形成すべき画像データから、彫刻すべきレリーフ形状を示すレリーフデータを作成する(ステップS12)。基礎となる画像データは、オンラインで、またはオフラインによりパーソナルコンピュータ14を介して制御部15に転送される。この画像データに基づいて、レリーフデータが作成される。このレリーフデータは、各レリーフのデータを重畳させたデータであり、互いに重複する領域においては、より深度の浅いデータを優先させたものとなる。
図8は、レリーフデータの作成方法を模式的に示す説明図である。
この図は、レリーフ1とレリーフ2とが形成された状態を示している。レリーフ1とレリーフ2との傾斜部が当接する地点よりレリーフ1側の領域はレリーフ1のレリーフデータが使用され、レリーフ1とレリーフ2との傾斜部が当接する地点よりレリーフ2側の領域はレリーフ2のレリーフデータが使用される。
次に、レリーフデータから精密彫刻用の第1のレーザ光源41の出力を制御する多値データを作成する(ステップS13)。この多値データは、網点面積率が0%の領域に対して最大深度dpまでの彫刻が実行されるような多値データである。この多値データは、網点面積率が0%〜100%の領域において、図3(c)に示すような階段状にレリーフの傾斜部が形成可能なデータとして作成される。
次に、レリーフデータから粗彫刻用の第2のレーザ光源51の出力を制御する多値データを作成する(ステップS14)。この多値データは、網点面積率が0%の領域に対して、レリーフ角度θを考慮した上で、彫刻深度dcで彫刻を行うことにより、最終的にレリーフ深度dの彫刻が実行されるような多値データである。
以上の準備工程が完了すれば、彫刻を開始する。以下の場合には精密彫刻と粗彫刻とを同時に実行するものとする。
最初に、精密彫刻時の主走査速度v1(=粗彫刻時の主走査速度v2)に対応する速度で記録ドラム11の回転を開始する(ステップS15)。そして、第1の記録ヘッド12を精密彫刻時の走査速度v1で記録ドラム11の軸線方向に移動させて精密彫刻を開始するとともに(ステップS16)、第2の記録ヘッド13を粗彫刻時の副走査速度s2で記録ドラム11の軸線方向に移動させて粗彫刻を開始する(ステップS18)。
精密彫刻に要する時間と粗彫刻に要する時間とは、各々、第1、第2のレーザ光源41、51の出力等により左右される。従って、これらの時間は、通常は異なっている。このため、いずれかの彫刻が継続している間は記録ドラム11の回転を継続し(ステップS17、ステップS19)、両方の彫刻が完了した後に(ステップS20)、記録ドラム11の回転を停止して(ステップS21)、彫刻作業を終了する。以上の工程により、図3に示すようなレリーフの彫刻が完了する。
なお、上述した実施形態においては、精密彫刻と粗彫刻を同時に開始しているが、どちらか一方を先行して開始させるようにしてもよい。ただし、粗彫刻と精密彫刻のうち、時間を要する方の彫刻が実行されている間に、他方の彫刻が完了するようにすれば、彫刻に要する時間を最小とすることができる。
また、上述した実施形態によれば、精密彫刻と粗彫刻を並行して実行しているが、一方の彫刻が完了した後、他方の彫刻を実行するようにしてもよい。
この場合においては、第1の記録ヘッド12と第2の記録ヘッド13とを共通の架台上に設置することで単一の移動機構により記録ドラム11の軸線方向に移動させる構成としてもよい。この場合には、最初に、記録ドラム11を主走査速度v1に応じた速度で回転させつつこの架台を副走査速度s1で移動させながら第1のレーザ光源41を点灯して精密彫刻を行い、次に、記録ドラム11を主走査速度v2に応じた速度で回転させつつこの架台を副走査速度s2で移動させながら第2のレーザ光源51を点灯して粗彫刻を行うようにすれば、記録ヘッドの移動機構を簡易なものとすることが可能となる。
さらに、上述した実施形態においては、粗彫刻を行う第2の記録ヘッド13にAOM53を使用しているが、このAOM53を省略してもよい。すなわち、AOM43、53は1MHz程度の高速変調が可能であるが、AOM43、53に使用されるゲルマニュウムは、レーザビームの透過率が悪く、レーザビームはAOM43、53中で数%程度のロスを生ずる。このため、粗彫刻工程においては第2のレーザ光源51自体でレーザビームを変調して彫刻を行い、精密彫刻工程においては第1のレーザ光源41から連続して出射されるレーザビームをAOM43により変調して彫刻を行うと、粗彫刻時においてレーザビームを効率的に使用することができる。
なお、上述した実施形態においては、各レーザ光源を各記録ヘッドに配設しているが、レーザ光源を装置本体に固定し、レーザ光源から出射されたレーザビームを、記録ヘッドに配設された折り返しミラー等に照射することで、記録ヘッドを小型化するようにしてもよい。あるいは、装置本体に固定されたレーザ光源と各記録ヘッドとを光ファイバーにより連結してもよい。
また、上述した実施形態においては、いずれも、凸版印刷版の1つであるフレキソ感材を記録材料として使用している。しかしながら、グラビア版などの凹版印刷版を記録材料に対してレーザ彫刻により凹部を形成する場合におおいても本発明は適用可能である。
レーザ彫刻機の概要図である。 レーザ彫刻機の主要な電気的構成を示すブロック図である。 フレキソ感材10表面の形状を模式的に示す説明図である。 レリーフ形状を示す説明図である。 製版工程を示すフローチャートである。 製版工程を示すフローチャートである。 彫刻感度Yと、レーザビームにより加工された凹部のS/V比との関係を示すグラフである。 レリーフデータの作成方法を模式的に示す説明図である。
符号の説明
10 フレキソ感材
11 記録ドラム
12 第1の記録ヘッド
13 第2の記録ヘッド
14 パーソナルコンピュータ
15 制御部
21 回転モータ
22 エンコーダ
31 移動モータ
32 エンコーダ
41 第1のレーザ光源
42 レーザ光源制御部
43 AOM
44 AOMドライバ
45 光学系
51 第2のレーザ光源
52 レーザ光源制御部
53 AOM
54 AOMドライバ
55 光学系
L1 精密彫刻ビーム
L2 粗彫刻ビーム
d レリーフ深度
dp 最大深度
dc 彫刻深度
pp 精密彫刻画素ピッチ
pc 粗彫刻画素ピッチ

Claims (3)

  1. 第1のビーム径を有するレーザビームにより第1の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行うための第1のレーザ光源と、
    前記第1のビーム径より大きい第2のビーム径を有するレーザビームにより前記第1の画素ピッチより大きい第2の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行うための第2のレーザ光源と、
    を備えることを特徴とする印刷版の製版装置。
  2. その外周部に記録材料を装着する記録ドラムと、
    前記記録ドラムをその軸線を中心として回転させる回転機構と、
    第1のレーザ光源と、
    前記第1のレーザ光源から出射されたレーザビームを前記記録材料上に集光する光学系を備え、第1のビーム径を有するレーザビームを使用して第1の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行う第1記録ヘッドと、
    第2のレーザ光源と、
    前記第2のレーザ光源から出射されたレーザビームを前記記録材料上に集光する光学系を備え、前記第1のビーム径より大きい第2のビーム径を有するレーザビームを使用して前記第1の画素ピッチより大きい第2の画素ピッチで記録材料を照射して彫刻を行う第2記録ヘッドと、
    前記第1の記録ヘッドを、前記第1の画素ピッチに対応した速度で前記記録ドラムの軸線と平行な方向に移動させる第1移動機構と、
    前記第2の記録ヘッドを、前記第2の画素ピッチに対応した速度で前記記録ドラムの軸線と平行な方向に移動させる第2移動機構と、
    を備えることを特徴とする印刷版の製版装置。
  3. 請求項2に記載の印刷版の製版装置において、
    前記回転機構と前記第1、第2移動機構とを制御する制御部をさらに備え、
    当該制御部は、前記回転機構により前記記録ドラムを回転させた状態で、前記第1移動機構と前記第2移動機構とにより前記第1記録ヘッドと前記第2記録ヘッドとを互いに異なる速度で前記記録ドラムの軸線方向に移動させ、前記第1記録ヘッドと前記第2記録ヘッドとにより同時に彫刻を実行する印刷版の製版装置。
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