JPH10315425A - レーザ製版装置 - Google Patents

レーザ製版装置

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JPH10315425A
JPH10315425A JP9129645A JP12964597A JPH10315425A JP H10315425 A JPH10315425 A JP H10315425A JP 9129645 A JP9129645 A JP 9129645A JP 12964597 A JP12964597 A JP 12964597A JP H10315425 A JPH10315425 A JP H10315425A
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JP
Japan
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laser
irradiation
printing plate
plate making
plate
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JP9129645A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ogawa
秀明 小川
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビーム品質がよく、かつハイパワーであると
いう両条件を満たした高級なレーザ源を用いなくても高
精度で速い製版速度を達成できるレーザ製版装置を提供
する。 【解決手段】 レーザ製版装置は、ある程度のパワーが
あるがビーム品質やスポット径の微細さは問わない第1
のレーザ光L1(アシストレーザ)を照射する第1レー
ザ照射手段1と、パワーは問わないが高品質なビーム品
質を有し、微細なスポット径まで絞った第2レーザ光L
2(メインレーザ)を照射する第2レーザ照射手段2と
を有し、前記アシストレーザとメインレーザとを実質的
に重畳するように構成する。前記アシストレーザは単独
では製版ができない照射強度に設定されており、画像デ
ータに基づいて変調された所定照射強度以上のメインレ
ーザを重畳することで製版が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ光により
印刷版に画像を記録して製版するレーザ製版装置に関
し、特にグラビアシリンダーなどのグラビア印刷版に対
しレーザ光でセル(微細な凹部)を加工するグラビア用
レーザ製版装置に最適なものである。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷では、インキを充填するた
めの多数のセルが表面に形成されたグラビアシリンダー
などのグラビア印刷版が用いられる。このグラビア印刷
版の製版は、従来はエッチング加工や機械的彫刻により
行われていたが、近年ではハイパワーなレーザ光を利用
してセル加工を行うレーザ製版装置により行われる場合
がある。この種のレーザ製版装置としては、例えば、
「MDC Max Datwyler AG」社のレー
ザグラビアシステムがある。
【0003】図8は従来のレーザ製版装置の概要図であ
る。図において、レーザ製版装置は、図示しない手段に
よりグラビアシリンダーSを回転可能に保持した上で、
非常に短いパルス幅でピークパワーの大きいパルスビー
ムが得られるQスイッチ発振のYAGレーザ100にて
発生したレーザ光を変調器101により変調し、かつ所
定の光学系102で変調されたレーザ光を絞ってグラビ
アシリンダーSの表面に照射するように構成されてい
る。このレーザ照射により、前記シリンダーSの表面
に、スポット径約100μm、深さ約30μm程度の多
数のセルが加工される。なお、この従来装置では、製版
速度を向上させるため、前記YAGレーザ100や変調
器101等を各々複数組設けて並列処理することが考え
られている。
【0004】ここでグラビアシリンダーSの加工につい
て図9及び図10を用いて説明する。図9は、グラビア
シリンダー等の加工物に対するレーザの照射強度と加工
物の上昇温度との関係、図10はレーザの照射強度とセ
ル寸法との関係を示すグラフである。図のように、融点
T1、沸点T2を有する加工物にレーザ光を照射する
と、沸点T2に達する照射強度J0以上のレーザ光を照
射することにより加工物が加工される。すなわち加工物
がグラビアシリンダーであればセルが加工される。この
セル寸法はレーザ光の照射強度により決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来のレー
ザ製版装置においては、レーザによる加工が容易となる
ように、亜鉛を多く含む合金のように融点T1及び沸点
T2の低い材質でシリンダーを形成している。このため
シリンダー表面の硬度が低く、セル形成後にクロムメッ
キを施す工程が必要である。
【0006】このように従来のレーザ製版装置では、上
記のように融点T1及び沸点T2の低い材質でシリンダ
ーを形成しているものの、それでもまだ高速な製版作業
を行うとなるとレーザパワーが不足している。従って走
査速度を低速にせざるを得ない。この走査速度の低下に
伴う処理速度の低下を補うために、複数のハイパワーな
レーザ源を副走査方向に並べて配置し、シリンダーを軸
方向の複数の領域に分けて同時に処理するようにして製
版速度を向上させることも考えられている。
【0007】しかし、ハイパワーなYAGレーザは、レ
ーザビームの品質が悪く、スポット径100μm程度の
微少幅のビームに絞りにくい。前述のように、レーザ製
版を行う場合は、レーザ源にハイパワーと高精細の両立
が求められるが、このようなレーザ源は極めて高価であ
り、またメンテナンス等も困難である。さらにレーザ源
のパワーが上がれば上がるほど、その光学系や変調器に
ついても耐久性の良い高価なものが必要になるという問
題もある。
【0008】本発明の課題は、高価なレーザ照射装置を
用いることなく製版速度の低下しないかつ高精度の製版
が行えるレーザ製版装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、印刷版に対し画像データに基づいてレーザ光を照射
して製版を行うレーザ製版装置であって、第1及び第2
レーザ照射手段と、走査手段とを有している。第1レー
ザ照射手段は単独では製版を行えない程度の照射強度を
有する第1のレーザ光を印刷版の所定の範囲に照射す
る。第2レーザ照射手段は、第1のレーザ光の照射範囲
以下の照射範囲を有するとともに、第1のレーザ光の照
射範囲内に実質的に重畳して照射することで製版を行な
うことが可能な程度の照射強度を有し、画像データに基
づいて変調制御された第2のレーザ光を第1のレーザ光
の照射範囲内に照射する。走査手段は、印刷版と第1及
び第2レーザ照射手段からの各レーザ光とを相対的に移
動させて、第1及び第2のレーザ光を印刷版に対して走
査させる。
【0010】この発明では、まず印刷版の所定の範囲に
第1のレーザ光が照射される。この第1のレーザ光の照
射強度は低く、単独では製版が行えない程度の強度であ
るため、印刷版に対する実質的な加工は行われない。次
に、第1のレーザ光によって照射された範囲以下の照射
範囲に対して、画像データに基づいて変調制御された第
2のレーザ光が重畳して照射される。第2のレーザ光の
強度は、重畳して照射された部分が製版され得る程度の
強度を有しているので、両レーザ光が重畳して照射され
た部分は製版が行われる。
【0011】そして、走査手段により印刷版と両レーザ
光とを相対的に移動させ、印刷版に対してレーザ光を走
査することにより、必要な領域に画像データに基づいた
製版が行われる。ここでは、第1レーザ照射手段は高い
照射強度は不要であり、しかも第1のレーザ光を高精度
に絞る必要もないので、高価なレーザ照射装置を用いる
必要がない。また、第2レーザ照射手段においても、高
精度さは要求されるが、照射強度を高くする必要がな
い。このため、この第2レーザ照射手段も高価なレーザ
装置を用いる必要がない。
【0012】そして、これらの2つのレーザ照射手段を
使用して、結果的にハイパワーでビーム品質の良好な装
置が得られる。請求項2に記載の発明では、請求項1の
発明において、第1のレーザ光は、印刷版の照射範囲が
印刷版の融点よりも低い温度に加熱される程度の照射強
度を有している。また、第2のレーザ光は、印刷版にお
いて両レーザ光が重畳して照射された範囲が印刷版の沸
点を越える温度に加熱され得る程度の照射強度を有して
いる。
【0013】ここでは、重畳して照射された部分が印刷
版の沸点を超える程度に加熱され、製版処理が行われ
る。請求項3に記載の発明では、請求項1又は2の発明
において、第1レーザ照射手段及び第2レーザ照射手段
は、印刷版に対して同時刻に第1のレーザ光の照射範囲
内に第2のレーザ光の照射範囲が重畳するように両レー
ザ光を照射する。
【0014】ここでは、両レーザ光が同時に重なるよう
に照射されるので、各レーザ光を別々に重畳する場合に
比較して温度の低下が抑えられ、両レーザ光の強度をよ
り低く設定できる。請求項4に記載の発明は、請求項1
又は2の発明において、第1レーザ照射手段及び第2レ
ーザ照射手段は、印刷版に対して時間的にずれて第1の
レーザ光の照射範囲内に第2のレーザ光の照射範囲が重
畳するように両レーザ光を照射する。
【0015】ここでは、一方のレーザ光が印刷版に対し
て照射された後に、印刷版と両レーザ光とを相対移動さ
せ、前記照射範囲に重畳して他方のレーザ光が照射され
る。この場合は、両レーザ光を同時に印刷版の所定の範
囲に照射させることが構造的に困難な場合に有効であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るレーザ製
版装置の概要図である。図において、レーザ製版装置
は、図示しない手段により回転可能に保持されたグラビ
アシリンダーSに対し、第1のレーザ光を照射する第1
レーザ照射手段1と、第2のレーザ光を照射する第2レ
ーザ照射手段2とを有する。
【0017】第1レーザ照射手段1は、ある程度はハイ
パワーであるがビーム品質が高くない安価なアシストレ
ーザ源10と、それに対応して高精度の絞り込みができ
ない安価な光学系11とからなる。アシストレーザ源1
0には、例えば連続発振する炭酸ガスレーザやYAGレ
ーザ等を用いる。この第1レーザ照射手段1による第1
のレーザ光L1(以下アシストレーザL1という)は、
後述するように比較的大径なスポット径M1、照射強度
J1のレーザ光であり、連続的に照射されるものであ
る。
【0018】第2レーザ照射手段2は、高いビーム品質
を有するメインレーザ源20と、このメインレーザ源2
0からのレーザ光の照射強度を変調する変調器21と、
高精度の絞り込みが可能な光学系22とからなる。また
変調器21には画像データに応じて変調制御を行う制御
手段30が接続されている。メインレーザ源20には、
例えばQスイッチ発振するYAGレーザを用いる。この
第2レーザ照射手段2による第2のレーザ光L2(以下
メインレーザL2という)は、セルを加工するように微
細に絞り込まれたスポット径M2、照射強度J2のレー
ザ光であり、画像データに基づいて変調して照射される
ものである。
【0019】前記アシストレーザL1とメインレーザL
2とは、一部重畳されるようにグラビアシリンダーS上
に照射される。図2は両レーザL1、L2のスポットの
重畳状態の一例を示す図、図3は時間軸を横軸に取っ
て、アシストレーザL1とメインレーザL2の照射タイ
ミングの一例を示した図である。この実施の形態では、
グラビアシリンダーS上では、その回転方向に沿って考
えると、まずアシストレーザL1が比較的広範囲(スポ
ット径M1)に連続照射されており、次いで微細なスポ
ット径M2(M2<=M1)のメインレーザL2が照射
されることになる。すなわち、メインレーザL2が照射
されるタイミングでは、アシストレーザL1とメインレ
ーザL2とが重畳される範囲に両レーザが同時に照射さ
れることになる。これにより、メインレーザL2による
セルの加工に際し、アシストレーザL1はグラビアシリ
ンダーSを予備加熱するように作用する。なおメインレ
ーザL2は、メインレーザ源20のQスイッチ発振によ
りセル配置のピッチPに相当する間隔でパルス照射され
るとともに、照射強度が前記変調器21により画像デー
タに応じて変調される。
【0020】次に、アシストレーザL1とメインレーザ
L2の作用を説明する。図4は、本実施形態におけるグ
ラビアシリンダー等の加工物に対するレーザの照射強度
と加工物の上昇温度との関係、図5はレーザの照射強度
とセル寸法との関係を示すグラフである。図において、
本実施形態では、アシストレーザL1によりグラビアシ
リンダー等の加工物は融点T1よりも低い温度T3まで
加熱された状態になり、この状態で画像データに基づき
照射強度J2を越える強度のメインレーザL2が与えら
れると、セルが加工される。すなわちアシストレーザL
1の照射強度J1とメインレーザL2の照射強度J2と
が加算されて、グラビアシリンダーS等の加工物を沸点
T2を越える温度に上昇させる照射強度J0相当になる
(J1+J2>=J0)。なお各レーザの照射強度は、
使用するグラビアシリンダーの材質及び走査速度(グラ
ビアシリンダーの回転速度等)に応じて前記条件を満た
せば良い。
【0021】本実施形態では、メインレーザL2が照射
されたところだけにセルが形成されるので、セルの形状
や精度はメインレーザL2に依存する。そして、アシス
トレーザL1が併用されるので、メインレーザL2はビ
ーム品質に優れたレーザ源からのレーザ光であれば、パ
ワーが低いものであってもセル形成に使用することがで
きる。これにより、第2レーザ照射手段2に使用する変
調器21や光学系22も高耐久性が特に要求されず、比
較的安価なものを使用することができる。
【0022】一方、第1レーザ照射手段1は、ある程度
の照射強度が得られれば、高ビーム品質や高精細なスポ
ット径を要求されない。また光学系11もそれほど精度
が要らず、安価なものですむ。さらに第1レーザ照射手
段1に用いるレーザ源として、高速な変調が困難である
炭酸ガスレーザを使用することもできる。この実施の形
態では、2つのレーザ照射装置によりハイパワーと高精
度を両立することができるので、例えばグラビアシリン
ダーに、亜鉛合金の含有率が低く硬度の高い材料や、表
面を研磨加工したセラミック、表面を焼き入れ硬化させ
たステンレス等を用いることが可能となる。この場合、
後工程のメッキを行わなくても従来より高い耐刷力が得
られる。
【0023】[その他の実施の形態] (1)上記実施の形態では、アシストレーザL1とメイ
ンレーザL2とを直接重畳して照射するように配置して
いる。すなわち、重畳範囲については両レーザを時間的
に同時刻に照射するようにしている。しかし、アシスト
レーザL1とメインレーザL2とを直接重畳せず、アシ
ストレーザL1を照射した直後にメインレーザL2が照
射されるように配置し、時間的にずれて両者が結果的に
重畳されるようになる構成も、本発明でいうところの重
畳に含まれるものとする。
【0024】図6は、この実施の形態に基づく、アシス
トレーザL1とメインレーザL2のスポットの重畳状態
を示す図である。図において、アシストレーザL1とメ
インレーザL2のビームスポットは直接重畳していない
が、シリンダーSに対して、まずアシストレーザL1が
照射され、その後、シリンダーSが回転することによ
り、前記の照射範囲の一部にメインレーザL2が照射さ
れる。このように、シリンダーSの回転により実質的に
重畳したものとして作用させることができる。
【0025】なお、図2に示す例では、アシストレーザ
L1の照射範囲における周辺部にメインレーザL2を重
畳させているが、メインレーザL2の照射タイミングを
制御して、アシストレーザL1の中央位置等の他の場所
に重畳するように配置しても良い。またアシストレーザ
L1のスポット径は、重畳したメインレーザL2がはみ
出さないのであれば、メインレーザL2のスポット径と
ほぼ同じ大きさであってもよい。 (2)上記実施の形態では、アシストレーザL1は連続
発振としているが、ノーマルパルス発振やQスイッチ発
振でも良い。図7はアシストレーザL1をパルス発振し
た場合の一例を、時間軸を横軸にして照射タイミングで
示した図である。 (3)上記の実施の形態では、円筒状のグラビアシリン
ダーへセル加工を行う場合だけを記載したが、プレート
上の材料に製版を行う場合にも本発明を適用できる。さ
らには、例えばオフセット印刷版に対しレーザで露光し
て製版を行う装置にも応用できる。すなわち、オフセッ
ト印刷版に対しては、レーザ光の露光量が所定の臨界露
光量を越えるかどうかにより露光が決まる。従って、前
記第1レーザ照射手段による照射強度をオフセット印刷
版で網点を形成するに足る臨界露光量以下にしておき、
第1及び第2レーザ照射手段を合わせた露光量により露
光が行えるようにすればよい。なお、この場合、第2レ
ーザ照射手段のメインレーザL2は、照射強度を変調せ
ずに、レーザビームそのものをon/off変調するよ
うに制御すればよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高ビーム
品質でハイパワーであるという2つの条件を満たす高価
なレーザ源を用いなくても、いずれかの条件を満たす比
較的安価な2つのレーザ源を用いることにより、速い処
理速度で高精度な製版ができる。また各レーザ源は従来
よりも低パワーであるため、それに付随する光学系や変
調器も低耐久性で安価なものが使用できる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザ製版装置の概要図であ
る。
【図2】第1のレーザ(アシストレーザ)と第2のレー
ザ(メインレーザ)との重畳を説明するための図であ
る。
【図3】レーザの照射タイミングを説明するための図で
ある。
【図4】レーザの照射強度に対するグラビアシリンダー
等の加工物の上昇温度を示すグラフである。
【図5】レーザの照射強度に対するセル寸法を示すグラ
フである。
【図6】第1のレーザ(アシストレーザ)と第2のレー
ザ(メインレーザ)との別の重畳を説明するための図で
ある。
【図7】レーザの別の照射タイミングを説明するための
図である。
【図8】従来のレーザ製版装置の概要図である。
【図9】従来のレーザ製版装置において、レーザの照射
強度に対するグラビアシリンダー等の加工物の上昇温度
を示すグラフである。
【図10】従来のレーザ製版装置において、レーザの照
射強度に対するセル寸法を示すグラフである。
【符号の説明】
1 第1レーザ照射手段 2 第2レーザ照射手段 10 アシストレーザ源 20 メインレーザ源 21 変調器 S グラビアシリンダー(印刷版) L1 第1のレーザ光(アシストレーザ) L2 第2のレーザ光(メインレーザ) J1 照射強度(第1のレーザ光による照射強度) J2 照射強度(第2のレーザ光による照射強度) T1 グラビアシリンダーを形成する材料の融点 T2 グラビアシリンダーを形成する材料の沸点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷版に対し画像データに基づいてレーザ
    光を照射して製版を行うレーザ製版装置であって、 単独では製版を行えない程度の照射強度を有する第1の
    レーザ光を前記印刷版の所定の範囲に照射する第1レー
    ザ照射手段と、 前記第1のレーザ光の照射範囲以下の照射範囲を有する
    とともに、前記第1のレーザ光の照射範囲内に実質的に
    重畳して照射することで製版を行なうことが可能な程度
    の照射強度を有し、前記画像データに基づいて変調制御
    された第2のレーザ光を前記第1のレーザ光の照射範囲
    内に照射する第2レーザ照射手段と、 前記印刷版と前記第1及び第2レーザ照射手段からの各
    レーザ光とを相対的に移動させて、前記第1及び第2の
    レーザ光を印刷版に対して走査させる走査手段と、を有
    するレーザ製版装置。
  2. 【請求項2】前記第1のレーザ光は、前記印刷版の照射
    範囲が前記印刷版の融点よりも低い温度に加熱される程
    度の照射強度を有しており、 前記第2のレーザ光は、前記印刷版において両レーザ光
    が重畳して照射された範囲が前記印刷版の沸点を越える
    温度に加熱され得る程度の照射強度を有している、請求
    項1に記載のレーザ製版装置。
  3. 【請求項3】前記第1レーザ照射手段及び第2レーザ照
    射手段は、前記印刷版に対して同時刻に前記第1のレー
    ザ光の照射範囲内に第2のレーザ光の照射範囲が重畳す
    るように前記両レーザ光を照射する、請求項1又は2に
    記載のレーザ製版装置。
  4. 【請求項4】前記第1レーザ照射手段及び第2レーザ照
    射手段は、前記印刷版に対して時間的にずれて前記第1
    のレーザ光の照射範囲内に第2のレーザ光の照射範囲が
    重畳するように前記両レーザ光を照射する、請求項1又
    は2に記載のレーザ製版装置。
JP9129645A 1997-05-20 1997-05-20 レーザ製版装置 Pending JPH10315425A (ja)

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Cited By (6)

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