JP2006224380A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 搬送ローラの偏心の影響を抑制する。
【解決手段】 搬送ローラの偏心を推定して補正値を算出する。その補正値を用いて記録動作を行う。
【選択図】 図9
【解決手段】 搬送ローラの偏心を推定して補正値を算出する。その補正値を用いて記録動作を行う。
【選択図】 図9
Description
本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に記録媒体の搬送装置に関するものである。
従来、インクジェット記録装置の記録媒体の搬送系(搬送装置)における駆動を行う手段(駆動源)としてはパルスモータの使用が主流であった。しかし、近年の超写真画質といわれる高画質印字を行う記録装置においてはより精密な位置決め精度が求められることや、静音化の観点から、DCモータとエンコーダを用いたクローズドループ制御系が主流となってきている。
一般的なインクジェット記録装置の例を示したものが図2となる。キャリッジ1が駆動源となるモータ2の回転をベルト4により伝達されることにより、シャーシ10上において直動運動をすることになる。キャリッジ1の位置はリニアエンコーダ3において計測される。記録媒体11の搬送系においては、記録媒体搬送回転体であるプラテンローラ5が回転することにより記録媒体11が、キャリッジ1の直動運動に対して直交する方向に搬送される。駆動源としてはモータ6の回転であり、ベルト8によりプラテンローラ5に伝達される。プラテンローラ5はロータリエンコーダ7の回転をエンコーダ受光部12が検知することで位置が計測される。
記録媒体搬送系のサーボ制御系においては、ロータリエンコーダ7の位置情報と、目標位置とから比較補償演算を行うフィードバックループを形成することになる。この比較保証演算結果をモータドライバに出力してモータ6を回転し、制御駆動を行うことになる。
特開平6−92521号
特開平7−135550号
特開平10−186894号
特開平8−101618号
記録媒体搬送系のサーボ制御においては、ロータリエンコーダ7から得られる位置情報によりプラテンローラ5を所望の位置に精度よく止めることが重要である。しかし、ロータリエンコーダ7の位置情報においてどんなに精度よくプラテンローラ5を駆動したとしても、偏芯により記録媒体自体の搬送精度としては不安定になり、結果として白スジや黒スジといった現象が起こり画像品質の低下につながることがよくある。
偏芯成分を除去して記録媒体の移動量を安定化していくといった考えかたも重要であり、そのアプローチにおいて大きく分けていくと、メカ構成から偏芯成分の影響を弱めていくやり方(特許文献1、特許文献2、特許文献3)と、補正値等を用いた制御シーケンスからのやり方(特許文献4)といった2つに分類することができる。
特許文献1のシート搬送装置及び前記シート搬送装置を用いた記録装置に関しては、搬送回転体(プラテンローラ5)の周長Lを、基本のシート搬送量Mに対し、L≒M、又はL<Mに構成したことを特徴としている。この例においては、搬送回転体の偏芯成分はあるものの搬送量が搬送回転体一回転、または複数回転にあたる量であれば偏芯成分は出てきにくいといったことを言っている。逆にいえば、1回の搬送量がプラテンローラの周長Lの4分の1である場合などにおいては偏芯成分を相殺できるものではない。
特許文献2に関しては、本発明に係る入出力装置は、シート搬送手段を構成する駆動系の複数の回転体の少なくとも一つを搬送規制回転体とし、前記搬送規制回転体が整数回回転した時のシート搬送距離に等しい距離を隔てて記録ヘッドと読取りヘッドを設置することを特徴としている。これに関しても、基準となる搬送規制回転体の偏芯を相殺するものではなく、搬送規制回転体と記録ヘッドと読取りヘッドにおいて同じような偏芯具合であれば、記録された結果として影響が少ないといったものである。
特許文献3に関しては像担持ドラム上に形成された可視像を転写ポイントPにて転写媒体に転写する画像形成装置において、像担持ドラムの非画像領域周面の異なる複数箇所が接触支持され、転写ポイントPでの像担持ドラムの周面軌跡位置が位置決めされる位置決め部材と、この位置決め部材の方向に像担持ドラムを押圧する押圧手段とを備えることを特徴としている。この例においては像担持ドラムを物理的に押さえつけることでガタや偏芯成分を抑圧するものである。
いずれにしても、基本的にはメカ構成において偏芯の影響を小さくするものであり、搬送回転体円周上における搬送量と、搬送回転体との位置情報から補正量を決定して搬送駆動するものではない。本発明におけるメカ構成の対象は図2のような一般的なインクジェット記録装置の搬送系であり、特許文献3に記載されているような複雑なメカ構成をとるものではない。また、図2の一般的なメカ構成を持つインクジェット記録装置の搬送系において、そのメカ構成に特殊な構成を要求するものでもない。
特許文献4においては、記録紙を往復運動させる記録紙搬送ローラと、この記録紙搬送ローラによる記録紙の往動時に、該記録紙上の同一領域に各々異なる色の印画記録を行う記録手段と、前記記録搬送ローラの回転角度位置を検出する検出手段と、前記記録手段による第1色目の印画記録開始時の前記記録紙搬送ローラの角度位置を記憶する記憶手段と、前記記録手段による第2色目以降の印画記録を記録紙搬送ローラの前記第1色目の印画記録開始時の角度位置から開始するよう制御する制御手段とより構成することを特徴としている。
この例においては、理想的な搬送量と、記録媒体の実搬送量における差を見ることにより偏芯量を検知して、印画記録開始時の角度位置を補正するものである。しかしこの偏芯量を検知するために記録紙にレジストマークを印字する手段と、それを読み取る手段を設けなければならない。実際の記録対象となる部材自体の移動量を読み取るために、新しいセンサシステム等を構成することは予算面やメカ構成上においても制約が大きい。
本発明においては、図2にあるような一般的なインクジェットの記録媒体搬送系におけるメカ構成を変えることなく、記録媒体搬送系における偏芯成分の検知を行い、偏芯補正値操作を行うことで偏芯成分を除去し、画像品質の向上を図ることが目的である。
偏芯成分の除去により所望の実搬送量を得るためには、記録媒体搬送回転体を駆動する位置情報に対しての補正量を決定する必要がある。
そのために本発明は、記録媒体を搬送する記録媒体搬送回転体と、前記記録媒体搬送回転体の位置、あるいは速度情報を検知するエンコーダと、前記記録媒体搬送回転体に係合すると共に駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段に係合するモータとにより、記録媒体を所定量だけ移動させるインクジェット記録装置であって、前記記録媒体搬送回転体を所定量で複数回に分割駆動して一回転する駆動手段と、前記駆動手段にエンコーダカウント値を増減させ印字を行う第一の印字手段と、前記印字手段の印字領域端部の印字濃度を変化させる第二の印字手段と、前記第一と第二の印字手段から求める偏芯角度情報と偏芯振幅情報と濃度情報と、前記偏芯角度情報と偏芯振幅情報と濃度情報からなる偏芯角度方向推定手段とを有し、前記記録媒体搬送時に前記偏芯角度方向推定手段から補正値判定を行うことを特徴とする。
上記構成において、偏芯成分を除去した記録媒体搬送系の実現が可能となり、高品位な印字画像を得ることが可能となる。
以上説明したように、エンコーダパルス値での搬送量の補正手段と、エンコーダパルス分解能以下での印字データ間の濃度調整手段により、偏芯成分を除去する形で記録媒体を搬送することが可能となる。結果、高精度な記録媒体の搬送精度を得ることにつながり、高品位な印字画像を得ることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1が偏芯成分を除去した搬送駆動を行うためのフローチャートとなる。
最初に、偏芯成分以外の搬送精度を悪くする外乱要因について極力除去するため、紙種などで変化する絶対的な紙すべり量の調整(ステップ21:全体オフセット調整)を行う。紙すべり成分を除去するための調整量は、以下の偏芯角度方向推定法での、偏芯影響を見るためのローラ回転角度に対して、割合は比較的小さいため問題ない。次に、搬送ローラと偏芯角度との対応を行うために、推定処理(偏芯角度推定)を行う(ステップ22からステップ29)。
図3は記録媒体搬送回転体の断面図となる。g1が偏芯のない理想的な原点位置であり、偏芯により原点位置がずれたものがg2となる。原点位置g2に対して図中の0°、90°、180°、270°というように角度を定義する。原点g2の角度θでの半径がrとなる。角度θでの微小角度αに対する円弧がdとなる(図中太線)。
図4は角度θが0〜360°まで変化したときの、円弧の様子を示したものとなる。図中の実線が偏芯のない理想的な場合の円弧dの変化で、どの角度でも同じ値を示すことになる。これに対し点線が図3での中心‘g2’での角度に対する円弧dの変化となる。
記録媒体搬送回転体の円周に沿って記録媒体は搬送されるものであるので、角度θでの点線値に従い記録媒体が搬送されることになる。各角度での、記録媒体の搬送に対する偏芯成分除去については、図中の実線の様な送り量を指定してやることといえる。
図5は図3の偏芯状態に対して与える補正値を、図4の理想的な補正値を基準として角度を90°づつ変化させた場合での、補正値と実際の搬送量(実搬送量)の一周期分を示したものとなる。図の左列が実搬送量と補正値図であり、点線が実搬送量、実線が補正値となる。図の右列が実搬送量と補正された結果における搬送量を示したものであり、点線が実搬送量、実線が補正搬送量となる。
1番が図4と同一のものであり、2番が90°、3番が180°、4番が270°、1番の補正値に対して角度がずれたものである。周期性により、4番から90°ずらすと1番の理想的な状態へ戻ることになる。1番による正しい補正が加わったときには補正搬送量は偏芯のない理想的な状態になるが、3番のような逆位相となる角度の補正量が加わったときには、実搬送量の2倍の偏芯成分を持った補正搬送量となる。
実際の記録媒体搬送回転体においては、偏芯の中心(図3 g2)位置は認知のものではなく、与える補正量の大きさ、角度情報を検出する必要がある。それは、図5の補正搬送量の特性と、その特性を反映した印字パターンから検出することになる。角度変化による各偏芯検知量と、印字パターンとの関係を考える。
記録媒体搬送回転体を一回転する際の分割駆動量毎に、キャリッジ(図2、キャリッジ1)を走査方向にスキャンさせ、印字パターンを印字(記録)していく。図6が記録媒体搬送回転体の1/4回転ごとの印字を行った場合で、5スキャン分の印字データをである。図中の番号(1)〜(5)はスキャン番号となる。偏芯のない理想的な状態では、各スキャンの境界線近傍で均一な画像が印字されることになる。
図7は偏芯と搬送量との関係を表したもので、ローラ90度毎に搬送され場合、図中斜線部分の面積が最初の90度分の搬送量となる。つなぎ目の印字データ濃度を考えると、搬送量が足りない場合には濃度が薄くなり、搬送量が多すぎる場合には濃度が濃くなる。図4点線のような偏芯条件で、ローラ回転1/4ごとの印字パターンを表したものが、図8の右となる。偏芯によるずれ量が大きい場合には、濃度の濃い部分と、薄い部分の面積が大きくなっていく。
図8が図5の1から4の状態での角度のずれた補正搬送量と、実搬送量の組み合わせでの、図6印字パターンとなる。理想補正を加えることになる状態1においては濃度変化がほとんど見られず、つなぎ目部分も均一が印字画像となる。状態2、4に関しては徐々に濃度変化が起こってきており、逆位相となる状態3ではつなぎ目の濃度変化面積が最大となる。
最適な補正量を与えるための角度を選択するため濃度変化が少ないものを選択していく中で、微妙な変化が見にくい場合が応々にして考えられる。しかし偏芯補正が必要と考えられる記録媒体搬送回転体において、逆位相となる偏芯検知量を与えた場合には濃度変化面積が一番大きく、視覚的にも検知しやすい。かつ、偏芯の特性上、濃度変化の一番大きな個所と、一番小さな個所が逆側に存在し、その間に変化があやふやな部分が存在することになる。あやふやな部分に囲まれた((2)&(4))、変化の小さな部分(1)が補正量の適正結果となり、偏芯角度の推定結果となる。この搬送ローラと偏芯角度の対応づける推定過程を、偏芯角度方向推定法と呼ぶ。
実際には、計測対象となるローラが、確実に最大メカ交差分、ローラ中心が振れているわけではない。そのため、メカ交差最大値に相当する、偏芯補正量から上記偏芯角度推定を行い、補正値を徐々に下げていくことで、印字パターンの濃度変化が小さい角度あるいは偏芯補正値を求めることができる。
具体的には、前記偏芯角度方向推定法での印字パターン毎の搬送について、偏芯の最大触れ幅での、搬送量に相当するエンコーダパルス数を最初の補正値とする。この段階で、補正量がエンコーダパルス分解能以下の時には、つなぎ部分の印字濃度を変化させる手法に切り替える。
実際の偏芯量よりも大きな搬送補正量を与えた印字結果では、図8−1のような均一なものが存在しない。つなぎ部分の濃度ばらつきがまばらな印字データのみとなる。この場合には補正エンコーダパルスを−1して印字を行い、同様なデータを印字して評価を繰り返す。均一な画像が出てきた時のエンコーダパルスの値と、補正角度の値をメモリに記憶させる。
濃度調整による補正画像印字では、印字ヘッドの搬送方向でのノズル間隔をND、補正に有効なエンコーダ分解能をREPとしたとき、REP<ND+ND*T(Tは整数)の関係を満たす,T+1ノズル分の領域の濃度を変化させる。前記の偏芯に対する有効エンコーダパルスと、その角度情報を与えた補正印字データについて、つなぎ部分の濃度を基準として、50%程度まで濃度を振った印字データを出力して最適な濃度変化を選択して、偏芯角度推定法を終了する。
エンコーダパルスによる角度推定が未完の場合には、スキャン毎の濃度補正が薄い、なし、濃い、なしといった順番で補正を与え、この補正順を入れ替えた4状態を印字する。さらに濃度を振ったものと、補正なし、とを印字して角度と濃度の最適値を選択することになる。
ステップ30にて印字開始命令を受け、ステップ31にて搬送開始命令を受けた後、上記結果を元にステップ32にて補正値判定を行う。この補正値判定について図9のフローにて説明する。
ステップ34で補正値判定開始し、ステップ35で印字モード判定を行う。これは印字モード毎とに設定されているヘッド幅に対する移動量を見るもので、ヘッド幅以下の移動量で重ね打ちを行う印字モードでは、搬送毎の印字境界近傍の濃度変化が均一(薄い、濃いを散らす)になるようにする(ステップ37均一偏芯補正)。対して、ヘッド幅分移動する1PASS印字では、送りすぎた場合の濃度低下領域については補正できないため、送り足らずを優先し濃度を薄くすることで、境界近傍の濃度変化を目立たなくしていく(ステップ38送り足らず優先偏芯補正)。1パス印字でも、送り量がヘッド幅以上の時には、濃度が均一になるようにしていく。
偏芯補正値の推定では、現在のローラ角度から、目標位置のローラ角度までの間の、理想値との誤差量を積分した値をERR_FEEDとする。図10の矢印間の積分値がERR_FEEDの例となる。偏芯補正に用いるエンコーダパルス分解能(補正に有効なエンコーダ分解能)をREPとし、補正エンコーダパルスをC_PULSE(整数)としたとき、
ステップ39補正エンコーダパルス判定(1)の場合は
ERR_FEED > REP*C_PULSE > ERR_FEED − REP
ステップ40補正エンコーダパルス判定(2)の場合
if( ERR_FEED > 0)
ERR_FEED > REP*C_PULSE > ERR_FEED − REP
else
ERR_FEED < REP*C_PULSE > ERR_FEED + REP
といった判定からC_PULSEを決定する。
ステップ39補正エンコーダパルス判定(1)の場合は
ERR_FEED > REP*C_PULSE > ERR_FEED − REP
ステップ40補正エンコーダパルス判定(2)の場合
if( ERR_FEED > 0)
ERR_FEED > REP*C_PULSE > ERR_FEED − REP
else
ERR_FEED < REP*C_PULSE > ERR_FEED + REP
といった判定からC_PULSEを決定する。
ERR_FEED=印字データに応じた搬送量をN_FEEDとした場合、補正値をERR_FEED補正エンコーダパルス判定の違いは、の搬送量を推定していく
エンコーダパルスを決定した残りの誤差成分について、印字濃度の調整により、偏芯成分を除去していく。濃度を変化させる領域は、図1−8の濃度調整にて用いた、ED<ND+ND*T(Tは整数)を満たすT+1ノズル分の領域となる。DUTYの変化率は印字パターンで求めた最適値で、前記領域の濃度にDUTY変化率をかけたものが、搬送での、偏芯補正を目的とした濃度補正値となる。前記2つの補正値を決定して、図1のステップ32補正値判定が終了し、搬送動作を開始する(ステップ33)。
エンコーダパルスを決定した残りの誤差成分について、印字濃度の調整により、偏芯成分を除去していく。濃度を変化させる領域は、図1−8の濃度調整にて用いた、ED<ND+ND*T(Tは整数)を満たすT+1ノズル分の領域となる。DUTYの変化率は印字パターンで求めた最適値で、前記領域の濃度にDUTY変化率をかけたものが、搬送での、偏芯補正を目的とした濃度補正値となる。前記2つの補正値を決定して、図1のステップ32補正値判定が終了し、搬送動作を開始する(ステップ33)。
実施例では、一定DUTYでのべたパターンをあらわしていたが、他の偏芯成分の現れやすい印字パターンにおいても同様の処理で偏芯検知を行うことが可能である。また、印字データに対するインクの吐出は単色、または異なる色における吐出など考えられるが、印字データとの組み合わせにおいて偏芯成分の出やすい印字を行うようにすればよい。また、上記の最適補正データの判定は、ユーザが行う場合でも、濃度などを検出するセンサを用いファームのみで行う場合でもよい。
1 キャリッジ
2 モータ
3 リニアエンコーダ
4 ベルト
5 プラテンローラ
6 モータ
7 ロータリエンコーダ
8 ベルト
9 シャーシ
10 記録媒体
11 エンコーダ
2 モータ
3 リニアエンコーダ
4 ベルト
5 プラテンローラ
6 モータ
7 ロータリエンコーダ
8 ベルト
9 シャーシ
10 記録媒体
11 エンコーダ
Claims (7)
- 記録媒体を搬送する記録媒体搬送回転体と、前記記録媒体搬送回転体の位置、あるいは速度情報を検知するエンコーダと、前記記録媒体搬送回転体に係合すると共に駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段に係合するモータとにより、記録媒体を所定量だけ移動させるインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体搬送回転体を所定量で複数回に分割駆動して一回転する駆動手段と、
前記駆動手段にエンコーダカウント値を増減させ印字を行う第一の印字手段と、
前記印字手段の印字領域端部の印字濃度を変化させる第二の印字手段と、
前記第一と第二の印字手段から求める偏芯角度情報と偏芯振幅情報と濃度情報と、
前記偏芯角度情報と偏芯振幅情報と濃度情報からなる偏芯角度方向推定手段とを有し、
前記記録媒体搬送時に前記偏芯角度方向推定手段から補正値判定を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 補正値判定は、印字モードが1スキャン印字で搬送量が印字ヘッド幅となる場合の送り足らず優先偏芯補正手段と、前記優先偏芯補正手段以外の場合の均一偏芯補正手段と、前記2つの偏芯補正手段から決定される補正エンコーダパルス判定と、前記エンコーダパルス判定量に濃度情報を加えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 偏芯角度方向推定手段は、第一の印字手段による偏芯角度情報と偏芯振幅情報との第一の偏芯判定結果と、前記第一の偏芯判定結果による補正搬送結果に第二の印字手段の濃度情報での偏芯成分除去手段を加えた第一の推定手段と、第二の印字手段による偏芯角度情報と偏芯振幅情報と濃度情報を判定する第二の推定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 第一の推定手段の偏芯成分除去手段は、エンコーダ分解能以下の偏芯成分を除去することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 第一の推定手段は、記録媒体搬送回転体の所定角度での円周量がメカ寸法最大公差に相当する最大偏芯振幅量で決定される誤差量となる初期偏芯誤差量と、前記初期偏芯誤差量に相当する初期エンコーダパルス偏芯補正値と、前記初期エンコーダパルス偏芯補正値での補正印字結果に最適解が存在しない場合に前記エンコーダパルス偏芯補正値の変動絶対値を変更して再度補正印字を行う繰り返し印字手段と、前記繰り返し印字手段でエンコーダパルス偏芯補正値が0になった場合に第二の推定手段に変更することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 偏芯補正手段は、
搬送開始の記録媒体搬送回転体角度から目標位置の記録媒体搬送回転体角度までの予測合計搬送量と理想搬送値との誤差量を積分した値であるERR_FEEDと、
請求項1記載のエンコーダのパルス分解能であるREPと、
請求項2記載のエンコーダパルス判定量であるC_PULSEとを有し、
REPとC_PULSEの乗算値がERR_FEEDとREPの減算値より大きくERR_FEEDより小さい補正エンコーダパルス判定である送り足らず優先偏芯補正手段と、
ERR_FEEDが0以上の場合REPとC_PULSEの乗算値がERR_FEEDとREPの減算値より大きくERR_FEEDより小さくERR_FEEDが0より小さい場合REPとC_PULSEの乗算値がERR_FEEDより大きくERR_FEEDとREPの加算値より小さい補正エンコーダパルス判定である均一偏芯補正手段とを有することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 濃度情報は、印字ヘッドの搬送方向でのノズル間隔であるNDと、
請求項1記載のエンコーダのパルス分解能であるREPと、
NDとTとの乗算値とNDとの加算値がREPより大きい整数Tとを有し、
T+1ノズル分の領域の濃度を変化させることを特徴とした請求項2に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005039246A JP2006224380A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | インクジェット記録装置 |
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JP2005039246A JP2006224380A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | インクジェット記録装置 |
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Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7621518B2 (en) | 2007-08-30 | 2009-11-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus |
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-
2005
- 2005-02-16 JP JP2005039246A patent/JP2006224380A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |