JP2006223462A - 医療用排液貯留容器 - Google Patents

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JP2006223462A
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medical drainage
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medical
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Mutsuya Mizuno
睦哉 水野
Yukihiko Sakaguchi
幸彦 坂口
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

【課題】
患者や医療従事者が誤ってぶつかっても、転倒しづらい医療用排液貯留容器を提供すること。
【解決手段】
下部に台座により固定されている医療用排液貯留容器であって、前記台座が方形形状を有し、かつ、前記医療用排液貯留容器の長手方向が前記台座の略対角線上に固定され、また、前記方形形状の、対角部はR40mm以上R100mm以下に面取りされ、さらに、前記台座の重量は、前記医療用排液貯留容器の空重量の1倍以上5倍以下であることを特徴とする医療用排液貯留容器。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用排液貯留容器に関する。
近年の高齢化を反映し、医療施設ではベッドの低床化が進行している。医療器具にあっては、より使い易くより安全な機能が求められており、医療用排液貯留容器の取り扱いにおいては、従来はベッドなどへの吊下げで使用されていたのもが、床置きでの使用が増加している。
この医療用排液貯留容器の床置きでは、容器の底面に装備されている自立用の回転式などの補助スタンドを使用するのが一般的である。補助スタンドは、輸送梱包などの都合からコンパクトな設計となっており、使用時に、この補助スタンドを90度回転した位置で使用されるが、補助スタンドの面積が小さく、安定性が低い傾向にある。このため、患者や医療従事者などが誤ってぶつかるなどして転倒させてしまうことがしばしばあり、施設によっては補助スタンドを床に直接テープ止めするなどして転倒を防止するか或いは、針金加工のアングル台に容器を吊下げるなどしていたが、リユースに際しては、洗浄・清拭がし辛く、衛生状態を保つことが困難である
特開平09−140749号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、転倒しづらい医療用排液貯留容器を提供することが目的とする。
本発明によれば、下部に台座により固定されている医療用排液貯留容器であって、前記台座が方形形状を有し、かつ、前記医療用排液貯留容器の長手方向が前記台座の対角線上に固定されている医療用排液貯留容器を提供するものである。
こうすることにより、患者や医療従事者が誤ってぶつかっても、倒れづらい医療用排液貯留容器とすることが出来る。
また、前記方形形状の、対角部はR40mm以上R100mm以下に面取りされていてもよい。こうすることにより床面などを傷つけることを防ぐことが出来る。
さらに、前記台座の重量は、前記医療用排液貯留容器の空重量の1倍以上5倍以下としてもよい。
本発明により、患者や医療従事者が誤ってぶつかっても、転倒しづらい医療用排液貯留容器を提供することができる。
以下、本発明の医療用排液貯留容器について図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、共通する構成要素には同一符号を付し、以下の説明において詳細な説明を適宜省略する。
本実施形態に係る医療用排液貯留容器について説明する。
本実施形態に係る医療用排液貯留容器300は、図1に示すように、台座100が方形形状を有し、かつ、医療用排液貯留容器300の長手方向が台座100の略対角線上に配置されている。そして、医療用排液貯留容器300の下部に回転するように取り付けられた回転スタンド106が、医療用排液貯留容器300に対して直行するように回転させ、固定部材102に挿入され固定手段104により固定されている。また、医療用排液貯留容器300の上部には、排液用チューブ302が取り付けられている。
以下、各部の構成要素について説明する。
台座100の材質は、排液チューブで引っ張られたり、足で引っ掛けたりした際、倒れにくくするなどを考慮して、また、清潔さを保つためにアルコールなどによる清拭に侵されない、耐薬品に優れた硬質素材として、鉄、アルミ、ステンレス板などが望ましく、湿気などでの錆を考慮するとステンレス板がもっとも好ましい。また、台座100の重量は、引っ張りなどの負荷が掛かったとき、医療用排液貯留容器300が固定された全体が適度に動いてくれることが望ましく、そのことから台座100の重量は、医療用排液貯留容器300の重量比率では2倍以上5倍以下が好ましく、重量として1kg以上10kg以下が好ましい。この範囲内にあれば引張などの負荷がかかったとき台座100が適度に動いてくれたりして好ましい。
台座100の対角方向の大きさは、取り付ける医療用排液貯留容器300の大きさによって適宜決めればよく、医療用排液貯留容器300の長手寸法の1.5倍以上2倍以下が好ましい。この範囲内にあれば、排液チューブで引っ張られたり、足で引っ掛けたりした場合にも、倒れ難い。また台座100の形状は、菱形、台形、平行四辺形などの変形形状でも好ましいが、正方形、長方形などの方形がより好ましい。また、各コーナ部は、面取りされていることが好ましい。面取りの半径としては、R40mm以上R100mmが好ましい、この範囲にあると、大きな負荷が対角部にかかっても、床面などを傷つけることを防いだり、回転運動によって負荷を逃がしたりすことが出来る。円形、楕円形などの様にすべての面が曲面になっている場合、排液チューブで引っ張られたり、足で引っ掛けたりした場合回転したりして好ましくない。台座100の厚さは、患者や医療従事者が足を引っ掛けにくい厚さとして、2mm以上5mm以下が好ましい。
固定部材102は、医療用排液貯留容器300の下部に取り付けている回転スタンド106を医療用排液貯留容器300の長手方向と直角になるように回転させ、固定部材102の開口部分にスライド挿入されている。そして、固定部材102に取り付けている固定手段104により固定されている。固定部材102の下部にある開口部の高さは回転スタンド106が、容易にスライド脱着出来るようになっていればよい。また、固定部材102は、台座100に固定されていてもよいし、脱着可能であってもよい。また、開口部の深さは、回転スタンド106をスライド挿入したとき回転スタンド106が略収納できる大きさに適宜決めればよい。固定部材の個数としては、2個以上8個以下が好ましい。材質は、鉄、アルミ、ステンレス板などでも良いし、耐衝撃性のプラスチック製であっても良い。
固定手段104は、スライド挿入された回転スタンド106を加圧・固定するもので、蝶ネジ、つまみネジなどが好ましい。また、ロック機構で回転スタンドを抑え込むスプリング式、バネ、ゴムなどを装備することにより、加圧・固定がゆるむことがないので好ましい。固定手段104の個数は固定部材102とセットで使うことが多いので、固定部材102と同数の2個以上8個以下が好ましい。
また、固定部材102の形状は、配管や配線を固定するサドルなどの形状であっても良い。着脱の操作性を考慮し、固定部材102の一方を半固定(回転できる)とし、他方をネジ止めなどとしても良い。材質は、、鉄、アルミ、ステンレスなどでも良いし、耐衝撃性のプラスチック製または、硬度の高いゴム質でも良い。
本発明の台座に固定された医療用排液貯留容器の概略図。 本発明の台座の概略図。
符号の説明
100 台座
102 固定部材
104 固定手段
106 回転スタンド
300 医療用排液貯留容器
302 排液用チューブ

Claims (3)

  1. 下部に台座により固定されている医療用排液貯留容器であって、
    前記台座が方形形状を有し、かつ、前記医療用排液貯留容器の長手方向が前記台座の略対角線上に固定されていることを特徴とする医療用排液貯留容器。
  2. 前記方形形状の、対角部はR40mm以上R100mm以下に面取りされているものである請求項1に記載の医療用排液貯留容器。
  3. 前記台座の重量は、前記医療用排液貯留容器の空重量の1倍以上5倍以下である請求項1または2に記載の医療用排液貯留容器。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010083547A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Add Trunk:Kk 精密機器等の搬送ケース

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