JP2006223344A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示板を差し込むという行為を無くすことで遊技場の従業員に対する負担を軽減するとともに、遊技場が負担する設備投資の費用を抑制する。
【解決手段】スロットマシン2の内部に、表示ユニット38及び移動装置を設ける。スロットマシン2に給電が開始されると、スロットマシン2で設定されている設定値、前日に実行された遊技の回数、及びスロットマシンが遊技場に設置されてからの経過時間等に基づいて、表示ユニット38の表示画面56a,57aに、複数の遊技機情報のいずれかを表示させる、或いは遊技機情報の表示を行わないかを決定する。そして、例えば遊技機情報を表示させる場合には、表示画面56a,57aが露呈するように、表示ユニット38を移動させるとともに、決定された遊技機情報に基づいた表示を表示画面56a,57aに行う。
【選択図】 図8
【解決手段】スロットマシン2の内部に、表示ユニット38及び移動装置を設ける。スロットマシン2に給電が開始されると、スロットマシン2で設定されている設定値、前日に実行された遊技の回数、及びスロットマシンが遊技場に設置されてからの経過時間等に基づいて、表示ユニット38の表示画面56a,57aに、複数の遊技機情報のいずれかを表示させる、或いは遊技機情報の表示を行わないかを決定する。そして、例えば遊技機情報を表示させる場合には、表示画面56a,57aが露呈するように、表示ユニット38を移動させるとともに、決定された遊技機情報に基づいた表示を表示画面56a,57aに行う。
【選択図】 図8
Description
本発明は、パチンコ店等の遊技場に配設されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機の一つとして、スロットマシンが挙げられる。このスロットマシンは、メダルベットを行った後に、スタートレバーを操作することにより、外周面に複数の図柄が配設された例えば3個のリールが回転を開始し、ストップボタンを押圧操作することによって対応するリールが停止するようになっている。そして、表示窓に表示される図柄のうち、予め設定された入賞ライン上に、例えば同一の図柄が揃ったときに入賞となり、その入賞に対するメダルの払い出しが行われる。なお、メダルベットは、メダル投入口からメダルを直接投入した後にベットを行う他に、クレジットされたメダルを用いてベットを行うことも含まれる。
このようなスロットマシンでは、筐体の正面側のパネルに、スロットマシンの名称等の文字情報や、スロットマシンのキャラクター等の表示が行われており、遊技機の種類によって表示のデザインが固定されているという問題がある。この問題を解決するために、例えばパネルの表示態様を遊技状態等によって種々に変化させることが考えられる(特許文献1)。このスロットマシンの場合、例えばベルト表示装置を内蔵し、パネルベルトの表示面を移動させることにより、パネル表示部の表示態様を変更している。なお、この場寝る表示部の表示内容は、例えば出玉率が通常の遊技よりも高くなるBB(ビックボーナス)、RB(レギュラーボーナス)が当選した場合や、BBモードや、RBモードの遊技が開始された場合に変化する。これにより、遊技中にパネル表示部の表示内容が変化することによって、遊技に対する興趣を損ねることなく、遊技者に遊技を行わせることが可能となる。
一方、スロットマシンが多数配設された遊技場に足を運ぶ遊技者は、前日の遊技履歴を、遊技場に設置された端末機で調べたり、インターネット上に開設された遊技場のHP(ホームページ)を携帯電話等の携帯端末機によって読み出した上で、実際に遊技を行うスロットマシンを選択している。また、この他に、スロットマシンの上方に配設された保持ブラケットに差し込まれた、スロットマシンの状態等が記載された表示板を参照して、遊技を行うスロットマシンを遊技者が選択している場合もある。このため、遊技場側では、表示内容の異なる表示板を予め複数用意して、遊技履歴等に対応する表示がされた表示板をスロットマシンの上方に配設された保持ブラケットに差し込むことになる。
特開2001−187181号公報
このような表示板は、遊技場の従業員によって遊技場の開店時、或いは開店前に、各スロットマシンの上部配設された保持ブラケットに差し込まれるのが一般的である。この表示板を差し込む作業は、遊技場に配設されたスロットマシンが多くなるほど時間がかかることになり、遊技場の従業員の負担が増加するという問題がある。また、遊技場側では、種々の表示が施された表示札を多数用意する必要があるため、設備投資の費用が嵩んでしまうという問題もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、表示板を差し込むという行為を無くすことで遊技場の従業員に対する負担を軽減するとともに、遊技場が負担する設備投資の費用を抑制することができるにした遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技の開始とともに複数のリールを回転させ、リール停止信号が出力されたときに遊技の開始時に行われた抽選の結果に基づくように前記複数のリールをそれぞれ停止させるとともに、抽選確率が異なる複数の確率テーブルのうち、1つの確率テーブルが前記抽選時に使用される確率テーブルとして設定される遊技機において、遊技機情報を表示部に表示する表示装置と、前記表示装置の表示部が筐体から露出して視認可能となる位置と、前記表示装置の表示部が前記筐体の内部に収納されて視認不可となる位置との間で、前記表示装置を移動させる移動装置と、前記設定された確率テーブルに基づいて、前記表示装置に表示される遊技機情報を決定する表示情報決定手段と、前記情報選択手段によって選択された遊技機情報を用いた表示を前記表示装置に行わせるとともに、前記表示装置を前記突出位置に移動させるように前記移動装置を駆動させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。なお、抽選とは、乱数を取得し、取得された乱数が、複数の当選役のいずれか、或いはハズレに振り分けられた乱数であるかを確率テーブルを用いて判定することから構成される。また、遊技機情報とは、前記確率テーブルに関する情報の他に、例えば通常の遊技状態よりも出玉率が高くなるBB(ビックボーナス)モードや、RB(レギュラーボーナス)モードに移行した等の遊技機の遊技状態を示す情報も含む。
また、遊技場の開店時から閉店時までに行われた遊技数をカウントする遊技数カウンタと、前記遊技数カウンタのカウント値が基準値に到達しているか否かを判定する遊技数判定手段と、を備え、前記表示情報決定手段は、前記設定された確率テーブル、及び前記遊技数判定手段における判定結果に基づいて、前記遊技機情報を決定することが好ましい。
また、前記遊技機が遊技場に設置されてからの経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段における経過時間が予め設定された基準時間に到達しているか否かを判定する時間判定手段と、を備え、前記遊技数判定手段によって遊技数カウンタのカウント値が基準値に到達していない場合に、前記表示情報決定手段は、前記設定された確率テーブル、及び前記時間判定手段における判定結果に基づいて、前記遊技機情報を決定することが好ましい。
本発明の遊技機によれば、遊技の開始とともに複数のリールを回転させ、リール停止信号が出力されたときに遊技の開始時に行われた抽選の結果に基づくように前記複数のリールをそれぞれ停止させるとともに、抽選確率が異なる複数の確率テーブルのうち、1つの確率テーブルが前記抽選時に使用される確率テーブルとして設定される遊技機において、遊技機情報を表示部に表示する表示装置と、前記表示装置の表示部が筐体から露出して視認可能となる位置と、前記表示装置の表示部が前記筐体の内部に収納されて視認不可となる位置との間で、前記表示装置を移動させる移動装置と、前記設定された確率テーブルに基づいて、前記表示装置に表示される遊技機情報を決定する表示情報決定手段と、前記情報選択手段によって選択された遊技機情報を用いた表示を前記表示装置に行わせるとともに、前記表示装置を前記突出位置に移動させるように前記移動装置を駆動させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とするから、移動装置によって表示装置を筐体から出し入れさせることで、遊技場の店員が、従来の表示札を遊技機の上方に設けられた保持ブラケットに差し込むという行為を行わずに済むから、遊技場の店員の作業を軽減させることができる。また、遊技機情報が多い場合には、従来では、その遊技機情報に合わせた表示札を遊技場側で用意する必要があるが、本発明では、表示装置によって遊技機情報の表示を行わせるから、遊技場で用意する必要が無く、遊技場側で負担する設備投資の費用を抑制することができる。
また、遊技場の開店時から閉店時までに行われた遊技数をカウントする遊技数カウンタと、前記遊技数カウンタのカウント値が基準値に到達しているか否かを判定する遊技数判定手段と、を備え、前記表示情報決定手段は、前記設定された確率テーブル、及び前記遊技数判定手段における判定結果に基づいて、前記遊技機情報を決定するから、遊技数が基準値に到達している場合は、設定されている確率テーブルに基づいた遊技機情報を表示することができることになる。また、カウント値が基準値に到達していない場合には、他の遊技機情報を表示することも可能となるから、遊技機情報を多様化することができる。
また、前記遊技機が遊技場に設置されてからの経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段における経過時間が予め設定された基準時間に到達しているか否かを判定する時間判定手段と、を備え、前記遊技数判定手段によって遊技数カウンタのカウント値が基準値に到達していない場合に、前記表示情報決定手段は、前記設定された確率テーブル、及び前記時間判定手段における判定結果に基づいて、前記遊技機情報を決定するから、例えば、経過時間が基準時間に到達している場合には、経過時間に基づいた遊技機情報の表示を行わせることができ、また、経過時間が基準時間に到達していない場合には、他の遊技機情報を表示させることになるから、遊技機情報を多様化させることができる。
図1に示すように、スロットマシン2は、収納箱4と、この収納箱4の前面に設けられた前面扉5とからなる筐体3の内部に、電源装置35(図2参照)、ホッパー装置36(図2参照)、第1リール10、第2リール11、第3リール12からなるリールユニット37等が配設された構成となっている。
前面扉5は、上部扉6と下部扉7との2枚の扉から構成される。上部扉6には表示窓8が設けられている。この表示窓8の奥には第1リール10、第2リール11,第3リール12が配設されている。周知のように、第1リール10、第2リール11、第3リール12の外周面には、例えば複数種類の図柄が複数個配列されている。第1リール10、第2リール11、第3リール12が停止すると、第1リール10、第2リール11、第3リール12の図柄が各3個表示窓8から表示され、表示窓8を通して計9個の図柄が表示される。この上部扉6の上部には、開口15が設けられており、この開口15を介して後述する表示ユニット38が上部扉6から突出し、表示装置56,57の表示画面56a,57aがそれぞれスロットマシン2の筐体3の外部に露呈される。
下部扉7の上部には、遊技の開始時に操作されるMAXベットボタン21、ペイアウトボタン22などの各種の操作ボタンが設けられている。MAXベットボタン21は、投入されたメダルを最大使用枚数(例えば3枚)使用して遊技を行う場合に押圧操作される。なお、投入されたメダルとは、メダル投入口28から直接メダルを投入するほかに、クレジットされたメダルを含む。
これらボタンの近傍には、スタートレバー23や、第1ストップボタン25、第2ストップボタン26、第3ストップボタン27が設けられている。スタートレバー23は、遊技を実行する際に操作される。第1ストップボタン25は、回転する第1リール10を停止させる際に押圧操作されるボタンである。同様にして、第2ストップボタン26、第3ストップボタン27は、回転する第2リール11、第3リール12をそれぞれ停止させる際に押圧操作されるボタンである。
また、下部扉7には、遊技を行う際にメダルを投入するためのメダル投入口28が設けられている。メダル投入口28の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル払出口29を介してメダル受け皿30に排出される。また、セレクタは、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダルの投入が行われたときに、投入されたメダルをメダル受け皿30に排出する。なお、遊技の開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿30に排出される。
一方、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルは、セレクタに設けられたメダルセンサ(図示せず)で検知された後、例えば50枚を限度にスロットマシン2の内部に貯留される。このクレジット機能を用いているときには、前述した1枚ベットボタン20やMAXベットボタン21の操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技の結果、入賞が得られたときには配当となるメダルもクレジットされ、ペイアウトボタン22を操作したときにクレジットされているメダルがメダル受け皿30に払い出される。
図2に示すように、筐体3を構成する収納箱4の内部には、電源装置35、ホッパー装置36、第1リール10、第2リール11、第3リール12を備えたリールユニット37、及び表示ユニット38等が組み付けられる。なお、図2では、図の煩雑さを防止するために、第1リール10、第2リール11、第3リール12の外周に配置される複数の図柄を省略してある。
電源装置35は、スロットマシン2の給電を行うために設けられている。電源装置35の前面には、主電源のオン/オフの切り換えを行う電源スイッチ40の他に、設定入力部45が設けられている。設定入力部45は、キーシリンダ46、設定変更ボタン47、スライドスイッチ48から構成されている。キーシリンダ46は、キースイッチ(図示せず)を備えており、キーシリンダ46に差し込まれた設定キー50を回転させることで、キースイッチのオン・オフを行えるようになっている。なお、電源スイッチ40がオフとなる状態でキースイッチをオンさせてから電源スイッチ40をオンすると、設定変更モードに移行する。なお、設定変更モードに移行させる操作は一例であり、本実施形態に限定する必要はない。
設定変更ボタン47は、確率テーブルの選択時に操作されているボタンである。後述するが、スロットマシン2における確率テーブルは複数有り、そのそれぞれに設定値が割り振られている。なお、本実施形態では、設定値を「1」〜「6」とし、設定変更時に設定変更ボタン47が操作される毎に表示装置14に表示されている設定値が「1→2→・・・→5→6→1→・・・」の順で変更されるものとする。なお、設定値を確定させた場合には、その設定値がRAM97(図6参照)に記憶される。スライドスイッチ48は、BBモードが終了したときに、遊技を終了させるか継続させるかを切り替えるために設けられている。なお、設定変更ボタン47を操作した場合に表示されている設定値の変更順序は、上記記載に限定する必要はない。
ホッパー装置36は、収納箱4の下部に設けられている。ホッパー装置36は、このスロットマシン2で遊技を行って入賞を得た場合に作動し、入賞に対するメダルを連続してメダル受け皿30に払い出す。このホッパー装置36の上部には、払出し用のメダルを貯留する貯留タンク50が設けられている。この貯留タンク50には、メダル投入口28から投入されたメダルが貯留される。オーバーフロー用の貯留箱51は、ホッパー装置36の貯留タンク50に貯留されたメダルが所定量を超えたときに、貯留タンク50から排出されたメダルが貯留される。
表示ユニット38は、収納箱4の上部に配設されている。図3に示すように、この表示ユニット38は表示装置56,57と、ケース58とから構成される。表示装置56,57は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や、EL(Electro Luminescence)ディスプレイから構成されている。これら表示装置56,57のうち、表示装置56は、その表示画面(表示部)56aがケース本体60に設けられた開口60bから露呈するように配置される。また、表示装置57は、その表示画面(表示部)57aがカバー61に設けられた開口61aから露呈するように配置される。
ケース58は、略長方板形状から構成されている。ケース58は、表示装置56,57が収納されるケース本体60と、カバー61とから構成される。ケース本体60は、表示装置56,57を収納する収納部60aを備えている。この収納部60aに連通するように、開口60bが設けられる。この開口60bは、収納部60aに収納された表示装置56,57のうち、表示装置56の表示面56aを露呈するために設けられている。ケース本体60の上面60c及び下面60dには、後述するギア81,82とそれぞれ噛合するラック65,66が設けられている。このケース本体60の側面60eには、移動装置80によって表示ユニット38が移動したときに、その移動を停止させるため移動防止片67を備えている。
カバー61は、収納部60aを被覆するために設けられている。このカバー61は、略長方板形状をしており、その中央に開口61aが設けられている。この開口61aは、ケース本体60の収納部60aに収納された表示装置56,57のうち、表示装置57の表示画面57aを露呈するために設けられている。
ブラケット70は、収納箱4の上部に配設されている。このブラケット70は長方板形状からなる基部70aの短手方向の両端部に、基部70aに対して直交するガイド片71,72,73,74が複数設けられている。これらガイド片71,72,73,74は、上述した表示ユニット38が移動した際に、その移動方向を図4中C方向、或いは図5中F方向に規制するために設けられている。これらガイド片71,72,73,74のうち、ガイド片71とガイド片73との間には、所定の間隔の隙間75が設けられている。同様にして、ガイド片72とガイド片74との間には、所定の間隔の隙間76が設けられている。これら隙間75、76には、後述するギア81,82がそれぞれ入り込む。また、ガイド片73、74はL字状の脱落防止部73a,74aをそれぞれ備えている。これら脱落防止片73a,74aとブラケット70の基部70aとの間に挿入された表示ユニット38が図4中C方向、或いは図5中F方向に移動した場合に、前記脱落防止片73a,74aは、移動する表示ユニット38をブラケット70から脱落することを防止している。
移動装置80は、ギア81,82、ギア機構83、駆動モータ84とを備えている。ギア81は、ガイド片71とガイド片73との隙間75に配置され、ケース本体60に設けられたラック65に噛合する。同様にして、ギア82は、ガイド片72とガイド片74との隙間76に配置され、ケース本体60に設けられたラック66に噛合する。
駆動モータ84は、遊技制御回路基板90に設けられCPU95(図6参照)によって駆動制御される。詳細は記載しないが、駆動モータ84の駆動軸にはギアが設けられており、駆動モータ84が駆動すると、その駆動力がギア機構83を介してギア81,82に伝達される。なお、符号85はドライバである。
例えば、図4に示すように、表示装置56,57の表示画面56a,57aをスロットマシン2の筐体3の内部に収納し表示画面56a,57aを遊技者に視認不可とする位置から、外部に露呈されて表示画面56a,57aを遊技者に視認可能とする位置まで移動させる場合には、ギア81が図4中A方向に、また、ギア82が図4中B方向に回転するように、駆動モータ84を駆動制御する。これらギア81,82は、ケース本体60のラック65,66とそれぞれ噛合しているから、ギア81の図4中A方向への回転、及びギア82の図4中B方向への回転によって、表示ユニット38が図4中C方向に移動する。これにより、表示ユニット38が開口15から突出し、表示装置56,57の表示画面56a,57aが、スロットマシン2の外部に露呈される。
図5に示すように、表示装置56,57の表示画面56a,57aがスロットマシン2の筐体3の外部に露呈されて表示画面56a,57aを遊技者に視認可能とする位置から、スロットマシン2の筐体3の内部に収納し表示画面56a,57aを遊技者に視認不可とする位置へと移動させる場合には、ギア81が図5中D方向に、また、ギア82が図5中E方向に回転するように駆動モータ84を駆動制御する。上述したように、これらギア81,82は、ケース本体60のラック65,66と噛合しているから、ギア81の図5中D方向への回転、及びギア82の図5中E方向への回転によって、表示ユニットが図5中F方向に移動する。これにより、表示装置56,57の表示画面56a,57aが、スロットマシン2の内部に収納される。なお、詳細は記載しないが、収納箱4には、表示ユニット38がスロットマシン2の筐体3の内部に収納される位置に移動したことを検知する位置検知センサと、表示ユニット38がスロットマシン2の筐体3から突出し、表示画面56a,57aが露呈される位置に移動したことを検知する位置検知センサとが設けられており、これら位置検知センサのいずれかからの検知信号が制御部120に入力されると、駆動モータ84の駆動が停止される。
図6は、スロットマシン2の電気的構成を示す機能ブロック図である。スロットマシン2は、該スロットマシン2の遊技における基本的制御を行う遊技制御回路装置90を備えている。遊技制御回路装置90は、CPU95、ROM96及びRAM97を備えている。CPU95は、スロットマシン2に給電が行われると、ROM96に記憶された起動プログラムを読み出して、そのプログラムを実行する。また、スタートスイッチセンサ99から出力されるスタート信号を受けて、CPU95はROM96に格納された遊技制御プログラムを読み出して遊技の処理を開始する。
第1リール10、第2リール11、第3リール12の各リールの基準位置には、インデックス10a,11a,12aがそれぞれ設けられ、その一回転ごとにフォトセンサ100,101,102によって、それぞれのインデックス10a,11a,12aの通過が光電検出される。フォトセンサ100,101,102による検知信号は、リールごとのリセット信号としてCPU95に出力される。なお、第1リール10、第2リール11、第3リール12には、ステッピングモータ104,105,106の駆動軸がそれぞれ圧入されており、ステッピングモータ104,105,106の作動によって、第1リール10、第2リール11、第3リール12が回転する。図6では、便宜上、第1リール10とステッピングモータ104、第2リール11とステッピングモータ105、第3リール13とステッピングモータ106とをそれぞれ実線で囲って示してある。なお、符号108,109,110は、ステッピングモータ104,105,106をそれぞれ駆動させるドライバである。
なお、CPU95には、ステッピングモータごとにパルスカウンタ(図示せず)が設けられ、各々のステッピングモータに供給された駆動パルスの個数を計数する。これにより、フォトセンサ100,101,102からのリセット信号が入力されるたびにクリアされ、再びアップカウントされる。CPU95は、リールごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中央の入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別することができ、また、どの程度リールを回転させれば目的の図柄がその入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
第1ストップスイッチセンサ115は、第1ストップボタン25の内部に設けられ、第1ストップボタン25が押圧操作されると、第1ストップスイッチセンサ115がオンとなる。このオン信号がCPU95に入力されると、CPU95はROM96に記憶された図柄テーブルを参照して、目的の図柄が表示窓8から停止されるように、対応するステッピングモータへ駆動パルスを供給する。第2ストップスイッチセンサ116、第3ストップスイッチセンサ117は、第2ストップボタン26、第3ストップボタン27の内部にそれぞれ設けられている。なお、これらストップスイッチセンサの機能は第1ストップスイッチセンサ115と同一であるため、ここではその詳細を省略する。
CPU75は、制御部(表示制御手段)120、乱数取得部121、当選役決定部122、表示情報決定部(表示情報決定手段)123、遊技数カウンタ124、遊技数判定部(遊技数判定手段)125、タイマ(計時手段)126、時間判定部(時間判定手段)127を備えている。制御部120は、ROM96に記憶された遊技制御プログラムに基づいて、例えば、第1リール10、第2リール11、第3リール12の回転・停止制御、入賞となる場合の払い出し制御等を実行する。
乱数取得部121は、スロットマシン2に給電が開始されると、乱数の更新処理を開始し、スタートスイッチセンサ99からのオン信号が出力された時点の乱数を取得する。当選役決定部122は、ROM96に記憶された第1当選テーブル(確率テーブル)130、第2当選テーブル(確率テーブル)131、第3当選テーブル(確率テーブル)132、第4当選テーブル(確率テーブル)133、第5当選テーブル(確率テーブル)134、第6当選テーブル(確率テーブル)135から、RAM97に記憶された設定値に基づいた当選テーブルを選択し、選択された当選テーブルを用いて乱数取得部121にて取得された乱数が、予め設定された複数種類の当選役及びハズレのいずれかに振り分けられた乱数であるかを判定し、その遊技における当選役、或いはハズレを決定する。
第1当選テーブル130、第2当選テーブル131、第3当選テーブル132、第4当選テーブル133、第5当選テーブル134、第6当選テーブル135は、複数種類の当選役のそれぞれとハズレとに、乱数の振り分けが行われている。これら当選テーブルのうち、当選役に対する乱数の振り分けは、第1当選テーブル130→第2当選テーブル131→・・・→第5当選テーブル134→第6当選テーブル133の順で多くなっている。これにより、例えば当選役の当選確率は、第1当選テーブル130が最も低く、第6当選テーブル135が最も高くなる。また、設定変更における設定値「1」の場合には、第1当選テーブル130が選択され、設定値「2」の場合には、第2当選テーブル131が選択される。同様にして、設定値「6」の場合には、第6当選テーブル135が選択される。
表示情報決定部123は、図示しない乱数取得部を備え、例えば電源装置35によってスロットマシン2に給電が行われたことを条件として、更新されている乱数を取得する。そして取得された乱数と、ROM96に記憶された第1情報テーブル140、第2情報テーブル141、第3情報テーブル142のいずれかの情報テーブルとを用いて、表示装置56,57に表示装置56,57に遊技機情報を表示させるか否かを決定する。表示情報決定部123において遊技機情報を表示させることが決定されると、制御部120はROM96に記憶された情報表示データ145から、決定された遊技機情報に対応する表示データを読み出す。そして、ドライバ150,151を介して表示装置56,57に読み出された表示データに基づいた表示を行わせるとともに、ドライバ85を介して駆動モータ84を正回転させ、表示装置56,57の表示画面56a,57aがスロットマシン2の外部に露呈するように、表示ユニット38を移動させる。
また、制御部120には、図示しないタイマを備えており、表示装置56,57における遊技機情報の表示時間Uを計測する。そして、表示時間Uが、基準時間U0に到達すると、駆動モータ84を逆回転させ、表示装置56,57の表示画面56a,57aがスロットマシン2の内部へと収納されるように、表示ユニット38を移動させる。
第1情報テーブル140は、後述する遊技数判定部125により、遊技数カウンタ124のカウント値Nが、予め設定された値N0に到達している場合に選択されるテーブルである。例えば第1情報テーブル140は、「「高設定」を表示する」、或いは、「表示しない」のいずれかに対して乱数の振り分け行われ、またこれら乱数の振り分けが設定値毎に異なるテーブルから構成されている。例えば、「「高設定」を表示する」に対して振り分けられる乱数は、設定値「6」→設定値「5」→・・・の順で少なくなるように設定する。また、「表示しない」に対して振り分けられる乱数は、設定値「1」→設定値「2」→・・・→設定値「6」の順で少なくなるように設定する。
第2情報テーブル141は、後述する時間判定部127により、タイマ126における経過時間Tが、予め設定された時間T0に到達している場合に選択されるテーブルである。例えば第2情報テーブル141は、「「チャンス」を表示する」、或いは、「表示しない」のいずれかに対して乱数の振り分け行われ、またこれら乱数の振り分けが設定値毎に異なるテーブルから構成されている。例えば、「「チャンス」を表示する」に対して振り分けられる乱数は、設定値「6」→設定値「5」→・・・の順で多くなるように設定する。また、「表示しない」に対して振り分けられる乱数は、設定値「1」→設定値「2」→・・・→設定値「6」の順で少なくなるように設定する。
第3情報テーブル142は、後述する時間判定部127により、タイマ126における経過時間Tが、予め設定された時間T0に到達していない場合に選択されるテーブルである。例えば第3情報テーブル142は、「「低設定」を表示する」、或いは、「表示しない」のいずれかに対して乱数の振り分け行われ、またこれら乱数の振り分けが設定値毎に異なるテーブルから構成されている。例えば、「「チャンス」を表示する」に対して振り分けられる乱数は、設定値「3」→設定値「2」→設定値「1」の順で少なく、また、設定値「3」→設定値「4」→・・→設定値「6」の順で少なくなるように設定する。また、「表示しない」に対して振り分けられる乱数は、設定値「1」→設定値「2」→設定値「3」の順で少なく、また、設定値「6」→設定値「5」→・・→設定値「3」の順で少なくなるように設定する。なお、これら情報テーブルにおける乱数の振り分けのついては、上記に限定する必要はなく、適宜設定して良いものとする。
遊技数カウンタ124は、スロットマシン2に給電が開始されてから、給電が停止されるまでに行われた遊技の回数、つまり遊技場が開店してから閉店するまでに行われた遊技の回数をカウントする。なお、遊技数カウンタ124のカウント値Nは、遊技数判定部125における判定が終了した場合に初期化される。
遊技数判定部125は、スロットマシン2に給電が開始されたときに作動し、遊技数カウンタ124のカウント値Nが、予め設定された基準遊技数N0に到達しているか否かを判定する。例えば、遊技数判定部125における判定結果がカウント値N≧基準遊技数N0となる場合には、表示情報決定部123は、ROM96に記憶された情報テーブルのうち第1情報テーブル140を読み出して、表示装置56,57に遊技機情報を表示させるか否か(この場合、「高設定」という表示を行うか否か)を決定する。
タイマ126は、スロットマシン2が遊技場に設置されてからの経過時間Tを計測するために設けられる。なお、このタイマ126は、スロットマシン2が遊技場に配設されたときに遊技場の従業員が手動で操作することによって作動させる、或いは遊技場に配設されたスロットマシンを統括的に管理するホストコンピュータからの信号を受けて自動的に作動させるようにしてもよい。
時間判定部127は、遊技数判定部125における判定結果が、カウント値N<基準遊技数N0となる場合に作動し、タイマ126における経過時間Tが予め設定された基準経過時間T0に到達しているか否かを判定する。例えば、時間判定部127における判定結果が、経過時間T≧基準経過時間T0となる場合には、表示情報決定部123は、ROM96に記憶された情報テーブルのうち、第2情報テーブル141を読み出して、表示装置56,57に遊技機情報を表示させるか否か(この場合、「チャンス」という表示を行うか否か)を決定する。一方、経過時間T<基準経過時間T0となる場合には、表示情報決定部123は、ROM96に記憶された情報テーブルのうち、第3情報テーブル142を読み出して、表示装置56,57の表示画面56a,57aに遊技機情報を表示させるか否か(この場合、「低設定」という表示を行うか否か)を決定する。
ROM96には、遊技制御プログラム等のプログラムや、第1当選テーブル130、第2当選テーブル131、第3当選テーブル132、第4当選テーブル133、第5当選テーブル134、第6当選テーブル135や、第1情報テーブル140、第2情報テーブル141、第3情報テーブル142等のデータテーブルや情報表示データ145が記憶されており、CPU95によって使用される。RAM97は、遊技中の制御におけるデータが記憶される他に、設定変更時における設定値が記憶される。
次に、本実施形態の作用について、図7に示すフローチャートを基づいて説明する。遊技場の開店時に、遊技場に配設されたスロットマシン2に対して給電を開始する。このとき、表示ユニット38は、スロットマシン2の内部に収納され、表示画面56a、57aが視認不可となる位置に保持されている。この状態で、スロットマシン2に給電が行われると、遊技数判定部125が作動し、遊技数カウンタ124のカウント値Nを読み出す。そして、遊技数判定部125は、予め設定された基準遊技数N0と読み出されたカウント値Nとの比較判定を行って、その判定結果を表示情報決定部123に出力する。
例えば、遊技数判定部125の判定結果がカウント値N≧基準遊技数N0となる場合には、表示情報決定部123は、ROM96から第1情報テーブル140を、またRAM97に記憶された設定値を読み出す。
一方、遊技数判定部125の判定結果が、カウント値N<基準遊技数N0となる場合には、時間判定部127が作動し、タイマ126における経過時間Tを読み出す。この読み出された経過時間Tと、予め設定された基準経過時間T0との比較を行って、その判定結果を表示情報決定部123に出力する。
この時間判定部127における判定結果が、経過時間T≧基準経過時間T0となる場合には、表示情報決定部123は、ROM96から第2情報テーブル141を、また、RAM97に記憶された設定値を読み出す。また、経過時間T<基準経過時間T0となる場合には、表示情報決定部123はROM96から第3情報テーブル142を、また、RAM97に記憶された設定値を読み出す。
表示情報決定部123では、給電が開始されたときに乱数の取得が行われているから、取得された乱数、現在の設定値、及びRAM97から読み出された情報テーブルから表示装置56,57の表示画面56a,57aに遊技機情報を表示させるか否かを決定する。そして、遊技機情報を表示させることが決定された場合に、ROM96に記憶された情報表示データ145から対応する表示データを読み出す。また、制御部120は、ドライバ85を介して駆動モータ84の駆動軸が正回転するように駆動モータ84の駆動制御を行う。この駆動モータ84が駆動されることによって、その駆動力がギア機構83を介してギア81,82に伝達される。これにより、ギア81が図4中A方向に、ギア82が図4中B方向にそれぞれ回転する。ギア81はケース本体60のラック65に、ギア82はケース本体60のラック66にそれぞれ噛合しているから、これらギア81,82の回転によって、表示ユニット38が図4中C方向に移動する。これにより、図8に示すように、表示ユニット38が開口15から突出し、その表示画面56a,57aがスロットマシン2の筐体3の外部に露呈され、表示画面56a,57aが視認できる状態となる。表示画面56a,57aが筐体3の外部に露呈され、その表示画面56a,57aが視認できる状態になると、駆動モータ84の駆動を停止するとともに、制御部120は、ドライバ150,151を介して表示装置56,57の表示画面56a,57aに、表示テータを用いた表示を行わせる。
例えば、第1情報テーブル140を用いときに、遊技機情報を表示させることが決定された場合には、表示装置56,57の表示画面56a,57aには、「高設定」という表示が行われる。また、同様にして、第2情報テーブル141を用いたときに、遊技機情報を表示させることが決定された場合には、表示装置56,57の表示画面56a,57aには、「チャンス」という表示が行われる。さらに、第3情報テーブル142を用いたときに、遊技機情報を表示させることが決定された場合には、表示装置56,57の表示画面56a,57aには、「低設定」という表示が行われる。なお、いずれの情報テーブルを用いたときに遊技機情報を表示させないことが決定された場合には、表示ユニット38の移動、表示装置56,57の表示画面56a,57aにおける遊技機情報の表示は行われない。これにより、スロットマシン2に給電が行われると、遊技機情報を表示させるか否かが決定され、表示させることが決定された場合には、自動的に遊技機情報を表示させることができるので、従来のように、遊技機情報が表示された表示札をスロットマシンの上方に設けられた保持ブラケットに差し込むという行為をしなくて済み、従業員の作業負担を軽減させることができる。
制御部120は、表示装置56,57の表示画面56a,57aにおける遊技機情報が表示されてからの表示時間Uを制御部120に設けられたタイマによって監視しており、表示時間Uが基準時間U0に到達したか否かを判定する。例えば表示時間U≧基準時間U0となる場合には、制御部120は、表示装置56,57の表示画面56a,57aにおける遊技機情報の表示を停止させるとともに、ドライバ85を介して駆動モータ84を逆回転させるように駆動制御する。この駆動モータ84の駆動を受けると、ギア81が図5中D方向に、ギア82が図5中E方向に回転する。この回転により、表示ユニット38が図5中F方向に移動し、表示装置56,57の表示画面56a、57aが筐体3の内部に収納され、表示画面56a,57aが視認できない状態となる。これにより、従来のように、スロットマシン2の上方に設けられた保持ブラケットに差し込まれた表示札を遊技場の従業員が抜き取るという作業を行わずに済むことになるので、従業員の作業負担を軽減させることができる。また、従来のように、回収された表示札をまとめて管理することも無くなるので、遊技場の負担を軽減させることができる。
また、表示ユニット38の表示画面56a,57aを筐体3の内部に収納し、表示画面56a,57aを視認不可とする位置と、表示画面56a,57aを筐体3の外部に露呈し、表示画面56a,57aを視認不可とする位置で移動させることによって、不必要に表示画面56a,57aを筐体3の外部に露呈することがないので、遊技者に表示画面を壊されることがない。
本実施形態では、表示装置の表示画面に表示させる遊技機情報を「高設定」、「チャンス」、「低設定」の3つとしたが、これに限定する必要はなく、これら遊技機情報の他に、スロットマシンで設定される設定値を遊技機情報としてもよい。この場合、スロットマシンに設定された設定値をそのまま表示装置の表示画面に表示する、或いは、「1,3,5」、「2,4,6」等、全ての設定値から複数を選択して表示装置の表示画面に表示することが考えられる。
また、この他に、表示装置の表示画面に表示させる遊技機情報として、BB(ビックボーナス)やRB(レギュラーボーナス)が内部入賞した場合や、BB入賞、RB入賞した場合に、表示装置の表示画面に、これら遊技状態を表示してもよい。
本実施形態では、表示情報決定部が作動する条件を、スロットマシンに給電が行われたこととしたが、これに限定する必要はなく、例えばスロットマシンにタイマを設け、このタイマが予め設定された時間になった場合を、表示情報決定部が作動する条件としてもよい。
本実施形態では、表示装置として、LCDやELディスプレイの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、この他に、遊技機情報が設けられた表示札を複数スロットマシンの内部に配設し、これら表示札のいずれかをスロットマシンから突出させるようにしてもよい。
本実施形態では、移動装置として、駆動モータ、ギヤ機構、ギアから構成したが、これに限定する必要はなく、ソレノイドを用いた移動装置、駆動モータとリンク機構とからなる移動装置などを用いることが可能である。
本実施形態では、スロットマシンに設定されている設定値、スロットマシンにおける遊技回数及びスロットマシンが遊技場に設置されてからの経過時間によって表示装置の表示画面に表示させる遊技機情報を変更したが、これに限定する必要はなく、上述した少なくともいずれか1つに基づいて表示装置の表示画面に表示させる遊技機情報を決定するようにしてもよい。
2 スロットマシン
38 表示ユニット
56,57 表示装置
56a,57a 表示画面(表示部)
80 移動装置
81,82 ギア
120 制御部(表示制御手段)
123 表示情報決定部(表示情報決定手段)
124 遊技数カウンタ
125 遊技数判定部(遊技数判定手段)
126 タイマ(計時手段)
127 時間判定部(時間判定手段)
38 表示ユニット
56,57 表示装置
56a,57a 表示画面(表示部)
80 移動装置
81,82 ギア
120 制御部(表示制御手段)
123 表示情報決定部(表示情報決定手段)
124 遊技数カウンタ
125 遊技数判定部(遊技数判定手段)
126 タイマ(計時手段)
127 時間判定部(時間判定手段)
Claims (3)
- 遊技の開始とともに複数のリールを回転させ、リール停止信号が出力されたときに遊技の開始時に行われた抽選の結果に基づくように前記複数のリールをそれぞれ停止させるとともに、抽選確率が異なる複数の確率テーブルのうち、1つの確率テーブルが前記抽選時に使用される確率テーブルとして設定される遊技機において、
遊技機情報を表示部に表示する表示装置と、
前記表示装置の表示部が筐体から露出して視認可能となる位置と、前記表示装置の表示部が前記筐体の内部に収納されて視認不可となる位置との間で、前記表示装置を移動させる移動装置と、
前記設定された確率テーブルに基づいて、前記表示装置に表示される遊技機情報を決定する表示情報決定手段と、
前記情報選択手段によって選択された遊技機情報を用いた表示を前記表示装置に行わせるとともに、前記表示装置を前記突出位置に移動させるように前記移動装置を駆動させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 遊技場の開店時から閉店時までに行われた遊技数をカウントする遊技数カウンタと、
前記遊技数カウンタのカウント値が基準値に到達しているか否かを判定する遊技数判定手段と、を備え、
前記表示情報決定手段は、前記設定された確率テーブル、及び前記遊技数判定手段における判定結果に基づいて、前記遊技機情報を決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記遊技機が遊技場に設置されてからの経過時間を計測する計時手段と、
前記計時手段における経過時間が予め設定された基準時間に到達しているか否かを判定する時間判定手段と、を備え、
前記遊技数判定手段によって遊技数カウンタのカウント値が基準値に到達していない場合に、前記表示情報決定手段は、前記設定された確率テーブル、及び前記時間判定手段における判定結果に基づいて、前記遊技機情報を決定することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2005037559A JP2006223344A (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017060715A (ja) * | 2015-09-26 | 2017-03-30 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2020039888A (ja) * | 2019-11-14 | 2020-03-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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-
2005
- 2005-02-15 JP JP2005037559A patent/JP2006223344A/ja active Pending
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