JP2006222587A - Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置 - Google Patents

Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006222587A
JP2006222587A JP2005032404A JP2005032404A JP2006222587A JP 2006222587 A JP2006222587 A JP 2006222587A JP 2005032404 A JP2005032404 A JP 2005032404A JP 2005032404 A JP2005032404 A JP 2005032404A JP 2006222587 A JP2006222587 A JP 2006222587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error detection
dll circuit
transmission
dll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005032404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4529714B2 (ja
Inventor
Takahiro Nishimura
考弘 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2005032404A priority Critical patent/JP4529714B2/ja
Priority to US11/345,498 priority patent/US7885367B2/en
Publication of JP2006222587A publication Critical patent/JP2006222587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4529714B2 publication Critical patent/JP4529714B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/048Speed or phase control by synchronisation signals using the properties of error detecting or error correcting codes, e.g. parity as synchronisation signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】 インタフェース信号の増加や符号化オーバヘッド量の増加がなく、またデータ転送効率の低下をなすことなく、DLL回路のサンプリングタイミングの調整が可能なDLL回路調整システムを得る。
【解決手段】送信側1において、ECC生成部5にて送信データ3にECC符号を付加して出力し、このECC生成部5の各出力チャネルのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、調整チャネル選択回路8、セレクタ11を用いてサンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側2へ送信する。受信側2において、受信データの各チャネルにそれぞれ対応して設けられたDLL回路12を介して受信し、これらDLL回路の各出力をエラー訂正検出部6でエラー訂正して受信データ4とする。これにより、DLL回路12を一つづつタイミング調整しながらも、通常のデータ転送が可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明はDLL(Delay Locked Loop )回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置に関し、特にDLL回路を用いて送受信間のデータ同期をなすデータ伝送システムにおいて、このDLL回路のサンプリングタイミングの調整をなす調整方式に関するものである。
近年、送信装置と受信装置との間でデータ伝送をなす場合に、受信装置側において、DLL回路を使用して受信データをサンプリングしつつデータの同期をとる方式が採用されている(特許文献1参照)。この場合、データ転送の高速化に伴って、DLL回路のサンプリングタイミングは、データパターンにおいて遷移のないデータ列が続くと、温度変動や電圧変動によってずれが発生することがある。
そこで、例えば、8B10Bという符号化方式を採用して、DLL回路のサンプリングタイミングのずれを抑止する方法がある。この8B10B符号化方式は、例えば、元の8ビットデータが“00000000”のように、データ遷移がない場合には、“1001110100”のような10ビットのデータに変換して、データの遷移を故意に引き起こすようになっている。こうすることにより、サンプリングタイミングのずれは生じないし、また信号パターンによって伝送波形が悪影響を受ける、いわゆるISI(Inter Symbol Interference )をも防止する効果もある。
特開平成7−84946号公報
しかしながら、従来の8B10B符号化方式を用いる場合には、次のような課題がある。第一の課題は、8ビットデータを10ビットデータに変換するものであるから、20%の冗長データを追加することが必要であり、インタフェース信号の増加や符号化オーバヘッド量の増加が発生し、データ転送効率が低下するということである。また、第二の課題は、データの符号化及び復号化のために、レイテンシーが悪化することである。
本発明の目的は、インタフェース信号の増加や符号化オーバヘッド量の増加をなくし、またデータ転送効率の低下をなすことなく、DLL回路のサンプリングタイミングの調整が可能な調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置を提供することである。
本発明の他の目的は、レイテンシーの悪化を招来することなく、高速データ転送が可能なDLL回路のサンプリングタイミングの調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置を提供することである。
本発明による調整システムは、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整システムであって、送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段とを含み、受信側において、受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、前記DLL回路の各出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする。
本発明による他の調整システムは、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整システムであって、送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段と、前記被調整DLL回路に対応するデータビットを送信する予備チャネルとを含み、受信側において、受信データの各ビット及び前記予備チャネルにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、前記DLL回路の出力のうち前記被調整DLL回路の出力を、前記予備チャネルに対応したDLL回路の出力に代えて導出する手段と、これら導出出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする。
本発明による調整方法は、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整方法であって、送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成ステップと、このエラー検出訂正符号生成ステップの各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信するステップとを含み、受信側において、受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路の各出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正ステップを含むことを特徴とする。
本発明による他の調整方法は、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整方法であって、送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成ステップと、このエラー検出訂正符号生成ステップの各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信すると共に、前記被調整DLL回路に対応するデータビットを予備チャネルを用いて送信するステップとを含み、受信側において、受信データの各ビット及び前記予備チャネルにそれぞれ対応して設けられたDLL回路の出力のうち前記被調整DLL回路の出力を、前記予備チャネルに対応したDLL回路の出力に代えて導出するステップと、これら導出出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による送信装置は、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整用の送信装置であって、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段とを含むことを特徴とする。
本発明による他の送信装置は、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整用の送信装置であって、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段と、前記被調整DLL回路に対応するデータビットを送信する予備チャネルとを含むことを特徴とする。
本発明による受信装置は、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整用の受信装置であって、送信側においてエラー検出訂正符号が付加された送信データの各ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて送信されたデータを受信データとし、この受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、前記DLL回路の各出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする。
本発明による他の受信装置は、送信側と受信側との間のデータ同期をDLL回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリング調整用の受信装置であって、送信側においてエラー検出訂正符号が付加された送信データの各ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットが、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて送信されると共に、前記被調整DLL回路に対応するデータビットが予備チャネルを用いて送信されてなるデータを受信データとし、この受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、前記DLL回路の出力のうち前記被調整DLL回路の出力を、前記予備チャネルに対応したDLL回路の出力に代えて導出する手段と、これら導出出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、DLL回路のサンプリングタイミング再調整が通常データ転送を妨げないので、8B10B符号化方式などの性能低下を引き起こす符号化方式を用いる必要がなく、したがってデータ転送効率の低下を招来することなく、またレイテンシーの悪化を招来することなく、データ同期の保持が可能であるという効果がある。また、本発明によれば、一般的に、装置に既に組み込まれているECC(Error Correcting Code )回路を使用しているので、特別にインタフェース信号数を増加することなくデータ同期の保持が可能であるという効果がある。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態のブロック図を示している。図1を参照すると、送信部1と受信部2との間で、データ伝送が行われるものとし、送信部1からの送信データ3はECC生成部5において、パリティが生成されてそのパリティを付加したデータ(データチャネル9−1〜9−m及びパリティチャネル10−1〜10−n)が、これ等チャネル対応に設けられたセレクタ11−1〜11−m+nを介して、受信部2へ供給される。なお、これ等データチャネルはデータビットに相当するものであり、以下、ビットに代えてチャネルと称す。
送信部1には、調整パターン発生器7が設けられており、受信部2内に設けられているDLL回路12−1〜12−m+nのサンプリングタイミングを再調整するための調整パターンが発生されるようになっており、この調整パターンは各セレクタの他入力となっている。また、送信部1には、調整チャネル選択回路8が設けられており、セレクタ11−1〜11−m+nの各々に対する選択指示のためのセレクト信号が生成されるようになっている。
受信部2は、送信部1からの送信データの同期をとるために、各チャネル対応にDLL回路12−1〜12−m+nが設けられており、各DLL回路によりサンプリングされてデータ同期がとられたサンプルデータは、エラー訂正&検出部6において、エラー検出及び訂正がなされて受信データ4となるのである。
図2は上述した図1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。図2を参照すると、調整チャネル選択回路8は、あるチャネルの再調整が必要であると判断されると(ステップS1)、そのチャネルに対応するセレクタに対して、調整パターン発生器7の信号を選択して出力するようにセレクト信号を送出する(ステップS2)。同時に、調整チャネル選択回路8は、調整パターン発生器7に対してパターン開始信号を送出し(ステップS3)、調整パターン発生器7は、これに応答して、受信部2の対応するDLL回路に対してサンプリングタイミング再調整の開始シーケンスを送出することにより、このDLL回路の再調整の準備が行われることになる(ステップS4)。
その後、調整パターン発生器7は、信号波形を定常化させるようなパターンを一定期間供給し(ステップS5)、送信部1と受信部2との間の信号波形が定常化されると(ステップS6)、このDLL回路は受け取った再調整用パターンからサンプリングタイミングの再設定をなすことになる(ステップS7)。サンプリングタイミング再調整の完了後に、調整チャネル選択回路8は、このチャネルを通常データ転送に復帰させるために、対応するセレクタに対して、ECC生成部5の出力を選択するように切り替えるセレクト信号を生成して送出する(ステップS8)。
本実施の形態においては、あるチャネルのサンプリングタイミングの再調整期間中は、常に1チャネルのエラーが発生していることになるが、この再調整期間は極めて短い。しかしながら、信頼性の低下は避けられない。そこで、インタフェース信号数は増加するものの、SEC(1ビット誤り訂正)ではなく、DEC(2ビット誤り訂正)のECC符号化方式を用いることにより、信頼性の低下は防止することができる。
図1に示した調整チャネル選択回路8は、複数のチャネルが同時にサンプリングタイミングの再調整を実行することによる訂正不能エラーが発生しないように、チャネル制御を行う機能を有しており、この回路8は定期的なラウンドロビン制御方式を採用することにより構成可能であり、またプログラム制御により実現できるものである。
図3は本発明の他の実施の形態を示すブロック図であり、図1と同等部分は同一符号により示している。送信部1において、予備チャネルセレクタ13が追加して設けられており、調整チャネル選択回路8の制御により、現在調整中のチャネル、すなわち調整パターン送出中のチャネルの送信データを予備チャネル14として、受信部2へ送出する。
受信部2では、この予備チャネル14をDLL回路15を介して受信する。受信部2のDLL回路12−1〜12−m+nの各出力チャネルとDLL回路15の出力チャネル(予備チャネル)とを2入力とするセレクタ18−1〜18−m+nが設けられており、これ等セレクタは、対応して設けられた判別回路17−1〜17−m+nの指示によりそれぞれ切り替えられる。また、調整指示回路16が設けられており、この調整指示回路16は、予備チャネル14を介して送られてきたセレクタ(18−1〜18−m+n)切り替え指示を判別して、判別回路17−1〜17−m+nに対して切り替え指示をなす。なお、送信部1のセレクタ13は、送信データ3と、調整パターンと、セレクタ18−1〜18−m+nの切り替え指示とを、それぞれ選択するものである。
図4は上述した図3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。図4を参照すると、調整チャネル選択回路8は、あるチャネルの再調整が必要であると判断されると(ステップS1)、予備チャネル14を介して受信部2の対応チャネルのセレクタを予備チャネル14の出力に切り替えるよう指示する(ステップS2)。受信部2の調整指示回路16がこの指示を受けると、対応する判別回路に対して対応するセレクタを切り替えるよう命令する。
同時に、調整チャネル選択回路8は、セレクタ13をECC生成部5の対応チャネルに切り替えて、再調整チャネルの通常データを、予備チャネル14を介して受信部2へ送り、受信部2の対応チャネルは予備チャネル14から通常データを受け取る(ステップS3)。そのために、受信部2は正常に受信データ4を受け取ることができることになる。
次に、調整チャネル選択回路8は、対応するセレクタに対して調整パターン発生器7の出力を選択するようにセレクト信号を送出する(ステップS4)。調整チャネル選択回路8は、調整パターン発生器7に対してパターン開始信号を送出し(ステップS5)、調整パターン発生器7は、受信部2の対応するDLL回路に対してサンプリングタイミングの再調整の開始シーケンスを送出することにより、対応するDLL回路は再調整の準備を行う(ステップS6)。
そして、調整パターン発生器7は信号波形を定常化させるようなパターンを一定期間供給し(ステップS7)、送信部1と受信部2との間の信号波形が定常化されると(ステップS8)、対応するDLL回路は、受け取った再調整パターンからサンプリングタイミングの再設定を行うことになる(ステップS9)。サンプリングタイミング再調整の完了後に、調整パターン発生器7は、受信部2の対応セレクタを対応チャネル側に切り替える指示を送出する。受信部2の対応する判別回路はこの指示に従って(デコードして)、対応セレクタを切り替える(ステップS10)。最後に、調整チャネル選択回路8は、対応チャネルを通常データ転送状態になるように、送信部1の対応セレクタに対して、ECC生成部5側に切り替えるよう、セレクト信号を送出する(ステップS11)。
図3,4に示した実施の形態において、予備チャネルへの切り替えタイミングの詳細を、図5に示している。図5の例では、データチャネル9−1に対応するDLL回路12−1のサンプリングタイミングを再調整する場合のものである。調整チャネル選択回路8がデータチャネル9−1のサンプリングタイミングの調整を必要と判断すると、予備チャネルセレクタ13は調整チャネル選択回路8側へ切り替わって受信部セレクタ18−1の切り替え指示信号を受け取る(タイミングT1)。そして、次のタイミングからは、データチャネル9−1側に切り替わり、予備チャネル14は通常データチャネル9−1から送信されるべきデータを受信部2へ送信するようになる。
予備チャネル14は受信部セレクタ18−1の切り替え指示信号を受信部2へ送り(タイミングT2)、調整指示回路16は、この指示信号に従って判別回路17−1に受信部セレクタ18−1を切り替える指示を出す(タイミングT3)。従って、次のタイミングから受信部2のデータチャネル1は、予備チャネル14からのデータを受け取ることになる。調整チャネル選択回路8がこの切り替え信号を送出した直後、データチャネル9−1に対応するセレクタ11−1を、調整パターン発生器7側に切り替えるセレクト信号を送出し、データチャネル9−1についてサンプリングタイミングの再調整が開始される(タイミングT4)。
データチャネル9−1の再調整が終了すると、調整パターン発生器7から終了コードが送出され(タイミングT5)、判別回路17−1がこの終了コードを識別して、受信部セレクタ18−1を、DLL回路12−1側へ切り替える(タイミングT6)。調整チャネル選択回路8は、終了コード送出後、直ちにデータチャネル9−1に対応するセレクタ11−1をECC生成部5側に切り替えることができるように、セレクト信号を送出し(タイミングT7)、通常のデータ転送状態へ復帰する。
ここで、調整チャネル選択回路8が、予備チャネルセレクタ13へ予備エンド信号を送る(タイミングT8)ことにより、通常データ転送時に、予備チャネル14は、調整パターン発生器7からのデータ遷移の激しいデータを常時送出するように構成しておく。これにより、通常データ転送時に、予備チャネル14のサンプリングタイミングのずれを抑止することができる。
本実施の形態では、冗長な予備チャネル14を設けているので、サンプリングタイミング再調整時にも、受信データの信頼性は低下しないという利点がある。なお、調整チャネル選択回路8は、予備チャネル14に対応するDLL回路15に対してサンプリングタイミングの再調整をなすよう指示しても良いものである。
本発明の一実施の形態のブロック図である。 本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態のブロック図である。 本発明の他の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態の動作の詳細を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 送信部
2 受信部
3 送信データ
4 受信データ
5 ECC生成部
6 エラー訂正&検出部
7 調整パターン発生部
8 調整チャネル選択回路
9−1〜9−m データチャネル
10−1/10−n パリティチャネル
11−1〜11−m+n 送信側セレクタ
12−1〜12−m+n,15 DLL回路
13 予備チャネルセレクタ
14 予備チャネル
16 調整指示回路
17−1〜17−m+n 判別回路
18−1〜18−m+n 受信側セレクタ

Claims (10)

  1. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整システムであって、
    送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段とを含み、
    受信側において、受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、前記DLL回路の各出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする調整システム。
  2. 前記エラー検出訂正符号生成手段及び前記エラー検出訂正手段は、2ビットエラー訂正機能を有することを特徴とする請求項1記載の調整システム。
  3. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整システムであって、
    送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段と、前記被調整DLL回路に対応するデータビットを送信する予備チャネルとを含み、
    受信側において、受信データの各ビット及び前記予備チャネルにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、前記DLL回路の出力のうち前記被調整DLL回路の出力を、前記予備チャネルに対応したDLL回路の出力に代えて導出する手段と、これら導出出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする調整システム。
  4. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整方法であって、
    送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成ステップと、このエラー検出訂正符号生成ステップの各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信するステップとを含み、
    受信側において、受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路の各出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正ステップを含むことを特徴とする調整方法。
  5. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整方法であって、
    送信側において、送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成ステップと、このエラー検出訂正符号生成ステップの各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信すると共に、前記被調整DLL回路に対応するデータビットを予備チャネルを用いて送信するステップとを含み、
    受信側において、受信データの各ビット及び前記予備チャネルにそれぞれ対応して設けられたDLL回路の出力のうち前記被調整DLL回路の出力を、前記予備チャネルに対応したDLL回路の出力に代えて導出するステップと、これら導出出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正ステップとを含むことを特徴とする調整方法。
  6. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整用の送信装置であって、
    送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、
    このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段とを含むことを特徴とする送信装置。
  7. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整用の送信装置であって、
    送信データにエラー検出訂正符号を付加して出力するエラー検出訂正符号生成手段と、
    このエラー検出訂正符号生成手段の各出力ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて受信側へ送信する手段と、前記被調整DLL回路に対応するデータビットを送信する予備チャネルとを含むことを特徴とする送信装置。
  8. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリングタイミング調整用の受信装置であって、
    送信側においてエラー検出訂正符号が付加された送信データの各ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットを、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて送信されたデータを受信データとし、
    この受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、
    前記DLL回路の各出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする受信装置。
  9. 前記エラー検出訂正符号及び前記エラー検出訂正手段は、2ビットエラー訂正機能を有することを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  10. 送信側と受信側との間のデータ同期をDLL(Delay Locked Loop )回路を用いて行うようにしたデータ伝送システムにおけるDLL回路サンプリング調整用の受信装置であって、
    送信側においてエラー検出訂正符号が付加された送信データの各ビットのうち被調整DLL回路に対応するデータビットが、前記サンプリングタイミング調整用パターンに代えて送信されると共に、前記被調整DLL回路に対応するデータビットが予備チャネルを用いて送信されてなるデータを受信データとし、
    この受信データの各ビットにそれぞれ対応して設けられたDLL回路と、
    前記DLL回路の出力のうち前記被調整DLL回路の出力を、前記予備チャネルに対応したDLL回路の出力に代えて導出する手段と、
    これら導出出力を入力としてエラー検出訂正をなすエラー検出訂正手段とを含むことを特徴とする受信装置。
JP2005032404A 2005-02-09 2005-02-09 Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置 Expired - Fee Related JP4529714B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005032404A JP4529714B2 (ja) 2005-02-09 2005-02-09 Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置
US11/345,498 US7885367B2 (en) 2005-02-09 2006-02-02 System for adjusting sampling timing of DLL circuit, method therefor and transmitter-receiver used therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005032404A JP4529714B2 (ja) 2005-02-09 2005-02-09 Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006222587A true JP2006222587A (ja) 2006-08-24
JP4529714B2 JP4529714B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=36779913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005032404A Expired - Fee Related JP4529714B2 (ja) 2005-02-09 2005-02-09 Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7885367B2 (ja)
JP (1) JP4529714B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022002390A (ja) * 2020-06-21 2022-01-06 新唐科技股▲ふん▼有限公司 選択的な遅延クロック信号を用いてバストランザクションを監視することによるセキュリティ保護された通信

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012532369A (ja) * 2009-06-30 2012-12-13 ラムバス・インコーポレーテッド ノイズを補償するためにクロック信号を調節する技法
US10305671B2 (en) * 2015-05-21 2019-05-28 Cirrus Logic, Inc. Synchronous differential signaling protocol
US9520988B1 (en) * 2015-08-04 2016-12-13 Qualcomm Incorporated Adaptation to 3-phase signal swap within a trio
US10447461B2 (en) * 2015-12-01 2019-10-15 Infineon Technologies Austria Ag Accessing data via different clocks
US9742549B1 (en) * 2016-09-29 2017-08-22 Analog Devices Global Apparatus and methods for asynchronous clock mapping
US10305495B2 (en) * 2016-10-06 2019-05-28 Analog Devices, Inc. Phase control of clock signal based on feedback
KR20220022398A (ko) * 2020-08-18 2022-02-25 삼성전자주식회사 적응적 등화를 수행하는 수신 회로 및 이를 포함하는 시스템
US11177986B1 (en) * 2020-11-24 2021-11-16 Texas Instruments Incorporated Lane adaptation in high-speed serial links
US11799700B1 (en) * 2022-08-31 2023-10-24 Qualcomm Incorporated Decoding multi-level coded (MLC) systems

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784946A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Hitachi Ltd データ転送方式

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3850934T2 (de) * 1987-11-10 1994-12-01 Nippon Electric Co Kanalumschaltungseinrichtung.
US6473877B1 (en) * 1999-11-10 2002-10-29 Hewlett-Packard Company ECC code mechanism to detect wire stuck-at faults
JP4236394B2 (ja) * 2001-05-14 2009-03-11 富士通株式会社 冗長切替装置
JP3966248B2 (ja) * 2003-07-17 2007-08-29 日本電気株式会社 データ転送システム及びそれに用いる再調整制御方法並びにそのプログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784946A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Hitachi Ltd データ転送方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022002390A (ja) * 2020-06-21 2022-01-06 新唐科技股▲ふん▼有限公司 選択的な遅延クロック信号を用いてバストランザクションを監視することによるセキュリティ保護された通信
JP7189279B2 (ja) 2020-06-21 2022-12-13 新唐科技股▲ふん▼有限公司 選択的な遅延クロック信号を用いてバストランザクションを監視することによるセキュリティ保護された通信

Also Published As

Publication number Publication date
US20060176991A1 (en) 2006-08-10
JP4529714B2 (ja) 2010-08-25
US7885367B2 (en) 2011-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4529714B2 (ja) Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置
US6937681B2 (en) Skew correction apparatus
US8265041B2 (en) Wireless communications systems and channel-switching method
US8356240B2 (en) Data transfering apparatus
JP2011217062A (ja) カメラシステム、信号遅延量調整方法及びプログラム
JP2008061132A (ja) 送受信機、送信機、ならびに受信機
KR100970351B1 (ko) 데이터 전송 디바이스, 클록 스위칭 회로 및 클록 스위칭방법
JP2011061350A (ja) 受信装置及びその受信方法
US11711110B2 (en) Communication system, transmission device, and reception device
JP2008182488A (ja) データ送受信モジュールの受信閾値の調整方法およびデータ送受信モジュール
JP5704988B2 (ja) 通信装置
US10057524B2 (en) Image capturing apparatus
US8401139B2 (en) Data transfer unit, data transmission device, data receiving device, and control method
JP3337390B2 (ja) 取り外された/故障したcdmaチャネルユニットの自動的データバイパス
JP4257257B2 (ja) Cdma移動通信システム
JP2008193405A (ja) 伝送システム、送信側装置、受信側装置、これらの動作方法、及びデジタル放送システム
JP2011205366A (ja) 受信回路
JP4336972B2 (ja) 送受信システム、送信装置、受信装置、送信装置切替方法、位相補正方法、及びそのプログラム
US7555066B2 (en) E8-VSB reception system
US11018677B1 (en) Transmission enable signal generation circuit and integrated circuit
JP3070546B2 (ja) 警報転送回路
US20180331694A1 (en) Transmission apparatus, reception apparatus, and reception method
JP3705753B2 (ja) ディジタル無線伝送装置
JPH10154972A (ja) 無瞬断切替方式
JPWO2010137507A1 (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees