JP4257257B2 - Cdma移動通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信方式としてCDMA(符号分割多元接続:Code Division Multiple Access)方式を用いたCDMA移動通信システムに関し、特に、基地局装置と、この基地局装置と離れた場所に設置される張出し無線装置との間が光ファイバにより接続されたCDMA移動通信システムに関する。
近年、次世代の携帯電話システムとして、通信方式としてCDMA方式を用いたCDMAの移動通信システムが広く普及してきている。このようなCDMA移動通信システムでは、基地局装置からの電波が届く範囲がサービスエリアとなるため、トンネル、地下等の基地局装置からの電波が届かないまたは届きづらい不感地帯では、携帯電話機を使用することができない。そのため、このような不感帯に対してサービスを行うことを目的として、基地局装置から離れた場所に、基地局装置と光ファイバにより接続された張出し無線装置を設置することが行われている。この張出し無線装置は、基地局装置と比較して小型であるため、地下鉄の構内、デパートの地下等に設置することが可能であり、移動通信システムの不感帯を無くすための有効な手段として用いられている。
このようなCDMA移動通信システムの従来のシステム構成を図10に示す。従来のCDMA移動通信システムでは、図10に示されるように、基地局装置30とは離れた不感帯に、基地局装置30と光ファイバ6により接続された張出し無線装置31が設置されている。
基地局装置30は、下り回線においては、基地局制御装置等の上位装置からの信号をコーディング、拡散変調、光信号への変換を行い張出し無線装置31へ出力し、上り回線においては張出し無線装置31から出力された光信号を、電気信号への変換、逆拡散、デコーディングを行い上位装置へ出力する。
張出し無線装置31は、下り回線では基地局装置30から入力された信号をシステム運用に用いる高周波へ周波数変換し移動端末100へ送信を行い、上り回線ではアンテナから入力された高周波を中間周波数信号に変換し、また、光ファイバで伝送する為に光信号へ変換を行い、基地局装置30へ出力する。
次に、図10中の基地局装置30と張出し無線装置31の構成を図11に示す。
基地局装置30は、ベースバンド処理部33と、SerDes部(シリアライザ/デシリアライザ:Serializer/De-serializer)4と、O/E(光信号/電気信号)変換部5とから構成されている。
ベースバンド処理部33は、基地局装置30の上位装置からの信号をコーディング、拡散多重して生成した下りベースバンド信号をSerDes部4に出力し、また、SerDes部4から入力される上りベースバンド信号に対して逆拡散およびデコーディングを行って上位装置へ出力する。
ここでは、張出し無線装置31において送信ダイバーシティが用いられているため、ベースバンド処理部33では、0系のベースバンド信号と1系のベースバンド信号とを合成した信号を下りベースバンド信号としてSerDes部4に出力している。
SerDes部4は、ベースバンド処理部33からの下りベースバンド信号を下りシリアル信号に変換してO/E変換部5に出力し、O/E変換部5からの上りシリアル信号をパラレルの上りベースバンド信号に変換してベースバンド処理部3に出力する。
O/E変換部5は、基地局装置30と張出し無線装置31間を光信号にて通信するために、SerDes部4からの下りシリアル信号を光電変換した光信号を光ファイバ6を介して張出し無線装置31に出力し、また、光ファイバ6を介して張出し無線装置31から入力された光信号を上りシリアル信号に変換してSerDes部4に出力する。
また、張出し無線装置31は、O/E変換部7と、SerDes部8と、分離合成部32と、無線部10、17と、アンテナ11、18とから構成されている。
O/E変換部7は、光ファイバ6を介して基地局装置30から入力された光信号を下りシリアル信号に光電変換してSerDes部8に出力し、SerDes部8からの上りシリアル信号を光電変換して生成した光信号を光ファイバ6を介して基地局装置30に出力する。
SerDes部8は、O/E変換部7からの下りシリアル信号をパラレルの下りベースバンド信号に変換して分離合成部32に出力し、分離合成部32から入力されるパラレルの上りベースバンド信号を上りシリアル信号へ変換してO/E変換部7に出力する。
分離合成部32は、SerDes部8からの下りベースバンド信号から0系のベースバンド信号と1系のベースバンド信号とを分離し、0系のベースバンド信号を0系の無線部10に出力し、1系のベースバンド信号を1系の無線部17に出力し、また、0系の無線部10から入力された0系のベースバンド信号と1系の無線部17から入力された1系のベースバンド信号とを合成して、SerDes部8に対して上りベースバンド信号として出力する。
無線部10、17は、分離合成部32からの0系、1系の下りベースバンド信号を、それぞれ、直交変調、D/A変換し、システム運用に用いる高周波へ周波数変換し、増幅器を通して無線回線上に送信を行い、また、アンテナ11、18より受信された高周波信号を中間周波数信号へ周波数変換した後、A/D変換、直行復調を行い0系、1系の上りベースバンド信号として分離合成部32に出力する。
図11に示した従来のCDMA移動通信システムでは、基地局装置30において0系、1系のベースバンド信号を合成した後に光ファイバ6を経由して張出し無線装置31に伝送され、分離合成部32において0系、1系のベースバンド信号に分離された後に、無線部10、17を経由してアンテナ11、18から送信される。
ここで、送信ダイバーシティ構成を採用したCDMA移動通信システムでは、システム設計時に決められた固定のタイミングで移動端末100に対して送信する必要がある。そのため、図11に示した従来のCDMA移動通信システムでは、基地局装置30のベースバンド処理部33において0系のベースバンド信号と1系のベースバンド信号とを合成して張出し無線装置31に伝送することにより、0系のベースバンド信号と1系のベースバンド信号との間に時間差が発生しないようにしている。もし、0系のベースバンド信号と1系のベースバンド信号とをそれぞれ異なる伝送経路で基地局装置30から張出し無線装置31に伝送した場合、0系と1系のアンテナ11、18から移動端末100に対して出力される信号に遅延時間差が発生してしまうことになり、送信ダイバーシティを実現することができなくなってしまうからである。
上記で説明した図11の従来のCDMA移動通信システムでは、1本の光ファイバ6により基地局装置30と張出し無線装置31とが接続されることにより送信ダイバーシティを実現することが可能となっている。しかし、この従来のCDMA移動通信システムでは、基地局装置30と張出し無線装置31とを接続する光ファイバ6に冗長構成が無いため、回線断などの不具合が生じた場合にそのシステムの運用が停止してしまうという問題があった。
このような問題を解決することを目的として、光伝送路を二重化して障害が発生した場合でも運用が停止しないようにしたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、図11に示した従来のCDMA移動通信システムにおいて、O/E変換部5、光ファイバ6、O/E変換部7からなる光インタフェース回路を二重化して、何れかに障害が発生した場合に他方に切り替えるようにすれば信頼性を向上することができる。しかし、このように光ファイバを単純に二重化した構成とした場合、光ファイバの保守・管理費用が2倍となるため通信コストが高くなってしまい現実的ではない。
特開2002−353894号公報
上述した従来のCDMA移動通信システムでは、送信ダイバーシティ構成が用いられている場合、冗長構成を採用して信頼性を向上させようとすると、0系のベースバンド信号と1系のベースバンド信号とを合成した信号を伝送するための光ファイバを基地局装置と張出し無線装置との間で二重化構成としなければならず、コストが高くなってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、光ファイバにて基地局装置から無線機能部を遠地に設置するような張出し無線装置を使用したシステムにおいて、送信ダイバーシティ構成を用いた場合でも、コストを高くすることなく、基地局装置と張出し無線装置との間に冗長性を持たせて信頼性の向上を図ることができるCDMA移動通信システムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、通信方式としてCDMA方式を用いたCDMA移動通信システムであって、
上位装置からの信号をコーディング、拡散多重した後に光電変換することにより生成した光信号を0系、1系の下り光信号としてそれぞれ独立して出力し、入力された0系、1系の上り光信号を光電変換して電気信号とし、逆拡散、デコーディングして上位装置に出力する手段を備えた基地局装置と、
前記基地局装置からの0系の下り光信号および前記基地局装置への0系の上り信号を伝送するための0系の光ファイバと、
前記基地局装置からの1系の上り光信号および前記基地局装置への1系の上り光信号を伝送するための1系の光ファイバと、
下り回線においては、前記0系の光ファイバを介して伝送された0系の下り光信号と、前記1系の光ファイバを介して伝送された1系の下り光信号との到達時間差を検出し、該到達時間差に基づいて、0系の下り信号と1系の下り信号との間の遅延時間差がゼロとなるように、0系の下り信号と1系の下り信号との間のタイミング調整を行い、上り回線においては、検出された前記到達時間差に基づいて、0系の上り光信号と1系の上り光信号とが前記基地局装置へ到達する際の遅延時間差がゼロとなるように、0系の上り信号と1系の上り信号との間のタイミング調整を行う遅延補正部を備え、前記基地局装置と前記0系の光ファイバおよび前記1系の光ファイバにより接続された張出し無線装置と、を有し、
前記第1の遅延補正部が、
設定された遅延量だけ0系の上りベースバンド信号を遅延させる第1の遅延部と、
設定された遅延量だけ1系の上りベースバンド信号を遅延させる第2の遅延部と、
0系の上りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第1の0系の同期検出部と、
1系の上りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第1の1系の同期検出部と、
前記第1の0系の同期検出部および前記第1の1系の同期検出部からそれぞれ入力される同期信号の入力タイミングの差を検出し、該入力タイミングが同じタイミングとなるように前記第1および第2の遅延部に対して設定する遅延量の制御を行う第1の位相比較部とから構成され、
前記第2の遅延補正部が、
設定された遅延量だけ0系の下りベースバンド信号を遅延させる第3の遅延部と、
設定された遅延量だけ1系の下りベースバンド信号を遅延させる第4の遅延部と、
0系の下りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第2の0系の同期検出部と、
1系の下りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第2の1系の同期検出部と、
前記第2の0系の同期検出部および前記第2の1系の同期検出部からそれぞれ入力される同期信号の入力タイミングの差を検出し、該入力タイミングが同じタイミングとなるように前記第3および第4の遅延部に対して設定する遅延量の制御を行う第2の位相比較部とから構成されている
本発明によれば、基地局装置と張出し無線装置とを光ファイバで接続したシステムにおいて、0系の光信号と1系の光信号とをそれぞれ0系の光ファイバ、1系の光ファイバという異なる経路で張出し無線装置に伝送するようにし、張出し無線装置では、遅延補正部により、0系の信号と1系の信号の基地局装置から張出し無線装置までの到達遅延時間差を検出し、0系の信号と1系の信号の遅延時間が同じになるようなタイミング補正を行うようにしている。従って、0系の光ファイバと1系の光ファイバを異なる経路で設置した場合に発生する遅延時間差が補正され、光ファイバに冗長性を持たせることと、ダイバーシティ送信に必要な同タイミングでの送信がともに可能となり、システムの信頼性を向上することができる。
以上説明したように、本発明によれば、光ファイバにて基地局装置から無線機能部を遠地に設置するような張出し無線装置を使用したシステムにおいて、0系の信号と1系の信号とをそれぞれ、異なる光ファイバで基地局装置から張出し無線装置まで伝送するようにし、張出し無線装置内に遅延補正部を設けて、0系の入力信号と1系の入力信号の基地局装置から張出し無線装置までの到達遅延時間の差を検出し、0系と1系の遅延時間が同じになるよう補正するようにしているので、光ファイバを二重化して冗長構成とすることが可能となり、光ファイバの断線等でシステムダウンしてしまうことを防ぐことができ信頼性の向上を図ることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態のCDMA移動通信システムを説明するためのシステム構成図である。
本実施形態のCDMA移動通信システムは、図1に示すように、基地局装置1と、張出し無線装置2と、基地局装置1と張出し無線装置2との間を結ぶ光ファイバ6、14から構成される。本実施形態のCDMA移動通信システムでは、基地局装置1と張出し無線装置2との間が、0系、1系の2つの経路をもつ光ファイバ6、14により接続されている点が、図10に示した従来のCDMA移動通信システムの構成とは大きく異なっている。
0系の光ファイバ6は基地局装置1からの0系の光信号および基地局装置1への0系の光信号を伝送するためのものであり、1系の光ファイバ14は基地局装置1からの1系の光信号および基地局装置1への1系の光信号を伝送するためのものである。
次に、本実施形態における基地局装置1と張出し無線装置2の構成について図2を用いて説明する。図2において、図11中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
基地局装置1は、図2に示されるように、ベースバンド処理部3と、SerDes部4、12と、O/E変換部5、13とから構成されている。
このベースバンド処理部3、SerDes部4、12、O/E変換部5、13により、上位装置からの信号をコーディング、拡散多重した後に光電変換することにより生成した光信号を0系、1系の下り光信号としてそれぞれ独立して出力し、入力された0系、1系の上り光信号を光電変換して電気信号とし、逆拡散、デコーディングして上位装置に出力する手段が構成される。
ベースバンド処理部3は、基地局装置1の上位装置からの信号51をコーディング、拡散多重して生成した0系の下りベースバンド信号52と1系のベースバンド信号65とを、0系のSerDes部4と1系のSerDes部12にそれぞれ出力し、また、SerDes部4、12から入力される0系、1系の上りベースバンド信号59、71を逆拡散、デコーディングして上位装置へ出力する。
SerDes部4、12は、ベースバンド処理部3からの0系の下りベースバンド信号52と1系の下りベースバンド信号65を、それぞれ、下りシリアル信号53、66に変換してO/E変換部5、13に出力し、O/E変換部5、13からの上りシリアル信号60、72をパラレルの上りベースバンド信号59、71にそれぞれ変換してベースバンド処理部3に出力する。
O/E変換部5、13は、基地局装置1と張出し無線装置2間を光信号にて通信するために、SerDes部4、12からの下りシリアル信号53、66を光電変換した光信号54、67を光ファイバ6、14を介してそれぞれ張出し無線装置2に出力し、また、光ファイバ6、14を介して張出し無線装置2から入力された光信号61、73を上りシリアル信号60、72に変換しSerDes部4、12に出力する。
張出し無線装置2は、O/E変換部7、15と、SerDes部8、16と、遅延補正部9と、無線部10、17と、ダイバーシティ送信/受信を行うためのアンテナ11、18とから構成される。
O/E変換部7、15は、光ファイバ6、14を介して基地局装置1から入力された0系、1系の光信号54、67を、それぞれ下りシリアル信号55、68に光電変換してSerDes部8、16に出力し、また、SerDes部8、16からの上りシリアル信号62、74を光電変換して生成した0系、1系の光信号61、73を光ファイバ6、14を介して基地局装置1に出力する。
SerDes部8、16は、SerDes部7、15からの下りシリアル信号55、68をパラレルの下りベースバンド信号56、69に変換して遅延補正部9にそれぞれ出力し、また、遅延補正部9から入力される0系、1系のパラレルの上りベースバンド信号63、75をそれぞれ上りシリアル信号62、74へ変換してSerDes部7、15に出力する。
遅延補正部9は、下り回線においては、0系の光ファイバ6を介して伝送された0系の下り光信号54と、1系の光ファイバを介して伝送された1系の下り光信号67との到達時間差を検出し、この到達時間差に基づいて、0系の下り信号と1系の下り信号との間の遅延時間差がゼロとなるように、0系の下り信号と1系の下り信号との間のタイミング調整を行う。また、遅延補正部9は、上り回線においては、検出された到達時間差に基づいて、0系の上り光信号61と1系の上り光信号73とが基地局装置1へ到達する際の遅延時間差がゼロとなるように、0系の上り信号と1系の上り信号との間のタイミング調整を行う。
ここで、下り信号と表現した場合には、下りベースバンド信号、下りシリアル信号等の下り回線の信号が含まれ、上り信号と表現した場合には、上りベースバンド信号、上りシリアル信号等の上り回線の信号が含まれる。
つまり、遅延補正部9は、下り回線においては、SerDes部8からの下りベースバンド信号56と、SerDes部16からの下りベースバンド信号69との到達時間の差を検出し、同タイミングでアンテナ11、18から送信できるようにタイミング調整を行い、また上り回線においては、アンテナ11、18からの受信信号が基地局装置1への到達時間が同タイミングになるように遅延補正を行う。
無線部10、17は、遅延補正部9からの0系、1系の下りベースバンド信号57、70を、それぞれ、直交変調、D/A変換し、システム運用に用いる高周波へ周波数変換し、増幅器を通して無線回線上に送信を行い、また、アンテナ11、18より受信された高周波信号を中間周波数信号へ周波数変換した後、A/D変換、直行復調を行い上りベースバンド信号64、76として遅延補正部9に出力する。
次に、図2に示した遅延補正部9の構成について図3を用いて説明する。
遅延補正部9は、図3に示されるように、同期検出部20、21と、位相比較部19と、遅延部22〜25とから構成される。
同期検出部20、21は、SerDes部8、16からの0系、1系の下りベースバンド信号56、69の同期/非同期を確認し、同期を検出した後に遅延部22、24に出力し、また、同期信号の入力タイミングを位相比較部19に出力する。
位相比較部19は、0系の同期検出部20と1系の同期信号21から入力される同期信号の入力タイミングの差を検出し、この同期信号の入力タイミングが同じタイミングになるように遅延部22〜25に対する制御を行う。
遅延部22〜25は、位相比較部19からの制御に基づいて0系、1系の下り/上りベースバンド信号57、64、70、76をそれぞれ遅延させる。
遅延部22は、位相比較部19により設定された遅延量だけ0系の下りベースバンド信号57を遅延させる。遅延部23は、位相比較部19により設定された遅延量だけ0系の上りベースバンド信号64を遅延させる。遅延部24は、位相比較部19により設定された遅延量だけ1系の下りベースバンド信号70を遅延させる。遅延部25は、位相比較部19により設定された遅延量だけ1系の上りベースバンド信号76を遅延させる。
次に、この遅延部22〜25の構成について図4を用いて説明する。遅延部22〜25は、図4に示されるように、デュアルポートRAM26と、ライトアドレスカウンタ27とリードアドレスカウンタ28から構成される。
デュアルポートRAM26は、信号の入力と出力を同時に制御することにより、信号の遅延を実現する。
ライトアドレスカウンタ27とリードアドレスカウンタ28は、位相比較部19からの制御により任意の値からインクリメントし、“n”までカウントを行うと、”000”に戻り、再び“000”からインクリメントする。
次に、本実施形態のCDMA移動通信システムの動作について図面を参照して詳細に説明する。図5は、遅延部22〜25の動作を示したタイミングチャート、図6は、本実施形態における下り回線の動作を示したタイミングチャート、図7は、本実施形態における上り回線の動作を示したタイミングチャートである。
図4に示した遅延部22〜25の動作について図5を参照して、遅延部22においてデータを2CLK分遅延させる場合の動作例を説明する。
まず、時刻T0にて、位相比較部19が入力信号を2CLK分遅延させるために、ライトアドレスカウンタ27を“002”に設定し、同時にリードアドレスカウンタ28を“000”に設定する。
時刻T0でデュアルポートRAM26のアドレス“002”に格納された入力信号Dnは、2CLK後(時刻T1)にリードアドレスカウンタ28が“002”を設定するため、入力信号Dnが出力される。ライトアドレスカウンタ27とリードアドレスカウンタ28の制御により、位相比較部19により任意の遅延量を設定することが実現される。遅延部23〜25においても同様の動作が行われる。
次に、図2に示した本実施形態における遅延補正部9の動作について図3、図6、図7を参照して説明する。
前提条件として、0系の光ファイバ6と1系の光ファイバ14の配線経路の違いにより発生する0系と1系の信号の遅延は、0系の信号に対し1系の信号のほうが2CLK分、遅延が大きいものとする。また、基地局装置1と張出し無線装置2間の通信を行うために、互いの装置は、nCLK毎に同期信号を出力し、同期信号をn周期で受信した場合に同期検出し信号の受信ができることとする。
時刻T2、T3において、基地局装置1から受信した0系の下りベースバンド信号54と1系の下りベースバンド信号61は、光ファイバ6と光ファイバ14の配線経路の違いにより、2CLK分、1系の下りベースバンド信号が遅れて入力されている。
時刻T4、T5において、再び同期信号が同期検出部に20、21に入力される。0系(1系)の同期検出部20(21)は、時刻T2(T3)が入力されてからnCLK後の入力であるであるため、同期を検出する。位相比較部19は、0系の同期検出部20と1系の同期検出部21からの同期信号の入力タイミングの情報をもらい、同期信号の入力時間の差が、2CLK分、且つ、0系のほうが先に入力されたことを検出する。
位相比較部19は、同期確立を検出した次の同期信号入力時に、同期信号が早く入力されたほうのライトアドレスカウンタ27に“到達時間の差+1”の値を設定する。同期信号が遅く入力されたほうのライトアドレスカウンタ27は“001”に設定する。リードアドレスカウンタ28は、両系とも“000”を設定する。
時刻T6において、位相比較部19は、0系の遅延部22に対し、ライトアドレスカウンタ27を“003”に、リードアドレスカウンタ28を“000”に設定する。同様に1系の遅延部24に対し、ライトアドレスカウンタ27を“001”に、リードアドレスカウンタ28を“000”に設定する。
時刻T7において、0系の下りベースバンド信号57と1系の下りベースバンド信号70は、同タイミングで無線部10、17へ出力される。
図7のタイミングチャートを用い上りベースバンド信号の動作を説明する。
すでに0系と1系の光ファイバ6、14の到達時間の差が算出されているため、遅延補正部9では、同じ遅延量を遅延部23、25に設定することにより、上り光信号61、73が基地局装置1に到達した時点で同じタイミングになる。
時刻T8、T9にて、上りベースバンド信号63、75を遅延した後を示している。経路の異なる光ファイバ6、14を通過後、0系と1系の上りベースバンド信号59、71が時刻T10で同期信号のタイミングが一致する。
以上説明したように、本実施形態のCDMA移動通信システムによれば、光ファイバにて基地局装置1から無線機能部を遠地に設置するような張出し無線装置2を使用したシステムの場合に、基地局装置1内の0系のO/E変換部5と1系のO/E変換部13から出力される光信号54、67は、異なる経路で設置されている0系の光ファイバ6と1系の光ファイバ14を介して、張出し無線装置2に入力される。そのため、張出し無線装置2では、0系の信号と1系の信号との間に遅延時間差が生じることになる。しかし、張出し無線装置2内の遅延補正部9は、0系の入力信号56と1系の入力信号69の基地局装置1から張出し無線装置2までの到達遅延時間の差を検出し、0系の信号と1系の信号の遅延時間が同じになるよう補正した後に、0系の無線部10と1系の無線部17へ出力する。
従って、0系の光ファイバ6と1系の光ファイバ14を異なる経路で設置した場合に発生する遅延時間差が補正され、光ファイバに冗長性を持たせることと、ダイバーシティ送信に必要な同タイミングでの送信が可能となり、システムの信頼性を向上できる。
さらに、0系と1系を分離して光通信を行うことにより、基地局装置1と張出し無線装置2間の通信レートを、0系と1系の信号を合成した信号に対し、半分にすることができるため、より多くのデータが伝送できるため伝送効率の向上を実現できる。また、伝送レートを低くできることにより安価な部品でハードウェアを実現することができ、装置のコスト削減を図ることもできる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態のCDMA移動通信システムについて説明する。本発明の第2の実施形態のCDMA移動通信システムの構成を図8に示す。図8において、図2中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
本実施形態のCDMA移動通信システムは、基地局装置41と張出し無線装置42とが光ファイバ47、48により接続された構成となっている。本実施形態のCDMA移動通信システムでは、基地局装置41と張出し無線装置42との間の光インタフェースにWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)を用いるようにして、光ファイバの本数を削減して設備や保守に必要な費用を削減するようにしたものである。
本実施形態における基地局装置41は、図2に示した第1の実施形態における基地局装置1に対して、O/E変換部5、13が、WDM化されたO/E変換部43、45に置き換わり、SerDes部4、12とベースバンド処理部3との間に遅延補正部39が設けられた構成となっている。
0系のO/E変換部43は、入力された第1の周波数の下り光信号54を0系の下りシリアル信号60に変換し、0系の上りシリアル信号53を第2の周波数の上り光信号54に変換する。同様に、1系のO/E変換部45は、入力された第1の周波数の下り光信号67を1系の下りシリアル信号72に変換し、1系の上りシリアル信号66を第2の周波数の上り光信号67に変換する。
また、本実施形態における張出し無線装置42は、図2に示した第1の実施形態における張出し無線装置2に対して、O/E変換部7、15が、WDM化されたO/E変換部44、46に置き換わり、遅延補正部9が遅延補正部29に置き換わった構成となっている。
上り/下りの信号に波長が同じ信号を使用していた場合には、上り/下りの信号を送受信するために2本の光ファイバが必要だったのを、本実施形態のようにWDM化されたO/E変換部43、44、45、46を用いることにより、上り/下りの信号に波長の異なる信号を使用することができるようになり、送受信を1本の光ファイバで通信することが可能である。例えば、図2に示した第1の実施形態の場合には、O/E変換部5、O/E変換部7間で上り/下りでそれぞれ1本の光ファイバが必要であったため、2本の光ファイバ6によりO/E変換部5、O/E変換部7間が接続されていたが、図8に示す本実施形態では、O/E変換部43、44間は1本の光ファイバ47により接続することが可能となる。
但し、光信号の速度が波長により異なり、到達時間に差が生じる。よって図8に示すように基地局装置41にも遅延補正部39を備える必要がある。
遅延補正部39は、0系の光ファイバ47を介して伝送された0系の下り光信号54と、1系の光ファイバ48を介して伝送された1系の下り光信号67との到達時間差を検出し、この到達時間差に基づいて、0系の下り信号と1系の下り信号との間の遅延時間差がゼロとなるように、0系の下り信号と1系の下り信号との間のタイミング調整を行う。
次に、図8に示した張出し無線装置42におけるの遅延補正部29の構成を図9に示す。尚、基地局装置41に設けられている遅延補正部39の構成は、遅延補正部29の構成と全く同一であるため、その説明は省略する。
本実施形態における遅延補正部29は、図3に示した第1の実施形態における遅延補正部9に対し、遅延部23、25を削除した構成となっている。遅延補正部29は、SerDes部8、16から無線部10、17への下りベースバンド信号に対する遅延の補正のみを行う。また、基地局装置41における遅延補正部39は、SerDes部4、12からベースバンド処理部3への上りベースバンド信号に対する遅延の補正のみを行う。
このように、本実施形態では、O/E変換部43、44、45、46がWDM化されているため、光ファイバの本数が半分となり、設備や保守に必要な費用を削減することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態のCDMA移動通信システムのシステム構成を示す図である。 図1中の基地局装置1と張出し無線装置2の構成を示すブロック図である。 遅延補正部9の実施形態を示すブロック図である。 遅延部22〜25の実施形態を示すブロック図である。 遅延部22〜25の動作を示したタイミングチャートを示す図である。 本発明の下り回線の動作を示したタイミングチャートを示す図である。 本発明の上り回線の動作を示したタイミングチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態のCDMA移動通信システムの構成を示すブロック図である。 図8中の遅延補正部29の構成を示すブロック図である。 従来のCDMA移動通信システムのシステム構成を示す図である。 図10中の基地局装置31と張出し無線装置32の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 基地局装置
2 張出し無線装置
3 ベースバンド処理部
4、8、12、16 SerDes部(シリアライザ/デシリアライザ)
5、7、13、15 O/E変換部
6、14 光ファイバ
9 遅延補正部
10、17 無線部
11、18 アンテナ
19 位相比較部
20、21 同期検出部
22〜25 遅延部
26 デュアルポートRAM
27 ライトアドレスカウンタ
28 リードアドレスカウンタ
29 遅延補正部
30 基地局装置
31 張出し無線装置
32 分離合成部
33 ベースバンド処理部
39 遅延補正部
41 基地局装置
42 張出し無線装置
47、48 光ファイバ
51 上位装置からの信号
52、56、57、65、69、70、77、79 下りベースバンド信号
53、55、66、68 下りシリアル信号
54、67 下り光信号
58 上位装置への信号
59、63、64、71、75、76、78、80 上りベースバンド信号
60、62、72、74 上りシリアル信号
61、73 上り光信号
100 移動端末

Claims (2)

  1. 通信方式としてCDMA方式を用いたCDMA移動通信システムであって、
    上位装置からの信号をコーディング、拡散多重した後に光電変換することにより生成した光信号を0系、1系の下り光信号としてそれぞれ独立して出力し、入力された0系、1系の上り光信号を光電変換して電気信号とし、逆拡散、デコーディングして上位装置に出力する手段を備えた基地局装置と、
    前記基地局装置からの0系の下り光信号および前記基地局装置への0系の上り信号を伝送するための0系の光ファイバと、
    前記基地局装置からの1系の下り光信号および前記基地局装置への1系の上り光信号を伝送するための1系の光ファイバと、
    下り回線においては、前記0系の光ファイバを介して伝送された0系の下り光信号と、前記1系の光ファイバを介して伝送された1系の下り光信号との到達時間差を検出し、該到達時間差に基づいて、0系の下り信号と1系の下り信号との間の遅延時間差がゼロとなるように、0系の下り信号と1系の下り信号との間のタイミング調整を行い、上り回線においては、検出された前記到達時間差に基づいて、0系の上り光信号と1系の上り光信号とが前記基地局装置へ到達する際の遅延時間差がゼロとなるように、0系の上り信号と1系の上り信号との間のタイミング調整を行う遅延補正部を備え、前記基地局装置と前記0系の光ファイバおよび前記1系の光ファイバにより接続された張出し無線装置と、
    を有し、
    前記遅延補正部が、
    設定された遅延量だけ0系の下りベースバンド信号を遅延させる第1の遅延部と、
    設定された遅延量だけ0系の上りベースバンド信号を遅延させる第2の遅延部と、
    設定された遅延量だけ1系の下りベースバンド信号を遅延させる第3の遅延部と、
    設定された遅延量だけ1系の上りベースバンド信号を遅延させる第4の遅延部と、
    0系の下りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する0系の同期検出部と、
    1系の下りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する1系の同期検出部と、
    前記0系の同期検出部および前記1系の同期検出部からそれぞれ入力される同期信号の入力タイミングの差を検出し、該入力タイミングが同じタイミングとなるように前記第1から第4の遅延部に対して設定する遅延量の制御を行う位相比較部とから構成されているCDMA移動通信システム。
  2. 通信方式としてCDMA方式を用いたCDMA移動通信システムであって、
    上位装置からの信号をコーディング、拡散多重した後に光電変換することにより生成した第1の周波数の光信号を0系、1系の下り光信号としてそれぞれ独立して出力し、入力された第2の周波数の0系、1系の上り光信号を光電変換して電気信号とし、逆拡散、デコーディングして上位装置に出力する手段と、入力された前記0系の上り光信号と、前記1系の上り光信号との到達時間差を検出し、検出された該到達時間差に基づいて、0系の上り信号と1系の上り信号との間の遅延時間差がゼロとなるように、0系の上り信号と1系の上り信号との間のタイミング調整を行う第1の遅延補正部とを備えた基地局装置と、
    前記基地局装置からの0系の下り光信号および前記基地局装置への0系の上り信号を伝送するための0系の光ファイバと、
    前記基地局装置からの1系の下り光信号および前記基地局装置への1系の上り光信号を伝送するための1系の光ファイバと、
    入力された第1の周波数の下り光信号を0系の下り信号に変換し、0系の上り信号を第2の周波数の上り光信号に変換する0系のO/E変換部と、入力された第1の周波数の下り光信号を1系の下り信号に変換し、1系の上り信号を第2の周波数の上り光信号に変換する1系のO/E変換部と、前記0系の光ファイバを介して伝送された0系の下り光信号と、前記1系の光ファイバを介して伝送された1系の下り光信号との到達時間差を検出し、該到達時間差に基づいて、0系の下り信号と1系の下り信号との間の遅延時間差がゼロとなるように、0系の下り信号と1系の下り信号との間のタイミング調整を行う第2の遅延補正部を備え、前記基地局装置と前記0系の光ファイバおよび前記1系の光ファイバにより接続された張出し無線装置と、
    を有し、
    前記第1の遅延補正部が、
    設定された遅延量だけ0系の上りベースバンド信号を遅延させる第1の遅延部と、
    設定された遅延量だけ1系の上りベースバンド信号を遅延させる第2の遅延部と、
    0系の上りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第1の0系の同期検出部と、
    1系の上りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第1の1系の同期検出部と、
    前記第1の0系の同期検出部および前記第1の1系の同期検出部からそれぞれ入力される同期信号の入力タイミングの差を検出し、該入力タイミングが同じタイミングとなるように前記第1および第2の遅延部に対して設定する遅延量の制御を行う第1の位相比較部とから構成され、
    前記第2の遅延補正部が、
    設定された遅延量だけ0系の下りベースバンド信号を遅延させる第3の遅延部と、
    設定された遅延量だけ1系の下りベースバンド信号を遅延させる第4の遅延部と、
    0系の下りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第2の0系の同期検出部と、
    1系の下りベースバンド信号の同期/非同期を確認し、同期信号の入力タイミングを出力する第2の1系の同期検出部と、
    前記第2の0系の同期検出部および前記第2の1系の同期検出部からそれぞれ入力される同期信号の入力タイミングの差を検出し、該入力タイミングが同じタイミングとなるように前記第3および第4の遅延部に対して設定する遅延量の制御を行う第2の位相比較部とから構成されているCDMA移動通信システム。
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