JP5272961B2 - 通信方式、親局、および子局 - Google Patents

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Description

本発明は、通信方式の技術分野に関するものである。特に、割当て要求に応じて通信回線が割当てられる要求割当型の通信方式において、通信回線に制御命令を多重化する技術に関するものである。
要求割当型の通信方式においては、ユーザ間の音声信号等を伝達するための通信回線と、通信回線の割当て等の制御命令を伝達するための制御回線とを備えている。また、当該通信方式を採用する通信システムの主要な構成要素としては、複数の回線を制御管理する親局と、親局に割当てられた通信回線をユーザに提供するための子局とがある。子局は、費用、大きさ等の制限から、一般的には、通信回線専用の変復調器と制御回線専用の変復調器とをそれぞれ備える構成とはなっておらず、1台の変復調器において通信回線と制御回線とを切替えて使用している。特に、伝送遅延が大きい衛星通信等では、通信回線は子局間で直接無線回線を接続するシステムが多く、この場合、一旦制御回線から通信回線に切替えると、親局と子局間の制御回線は切断されてしまう。しかしながら、通信回線に切替えた後でも、親局から子局への強制切断の要求、子局から親局への回線帯域の変更の要求等、制御命令を親局と子局間で伝達したい場合がある。
このため、子局からの回線割当て要求に応じて、親局が通信回線を設定し、子局間の通信を行う要求割当型の通信方式において、親局から通信中の子局に対してTDMの多重技術を用いて、制御回線ではなく通信回線を使用して下り制御命令を送信している。即ち、通信回線を複数のスロットからなる時分割多重化回線として使用し、第1のスロットに親局から子局に対する下り制御信号を割当て、第1のスロット以外のスロットを子局間の通信に使用している(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−331056号公報
従来の通信方式においては、通信回線により子局間で通信しているときに、通信回線以外の回線(即ち、制御回線)を使用することなく、親局からの下り制御命令を子局間の通信回線と同じ周波数に時分割多重化して送信している。この方法では、子局は時分割多重通信を実現するため、常に親局に同期をとる必要がある。このため、子局は子局間通信用の復調器(即ち、通信回線専用の復調器)とは別に、親局のフレームタイミングを検出するための復調器(即ち、制御回線専用の復調器)が必要になり、子局の小型化、低価格化は未だ実現されていない。また、子局間で通信中の子局から親局に対して上り制御命令を通知する方法については実現されていない。
本発明に係る通信方式においては、親局は、通信を行う2つの子局のうちの一方の子局に対して、それら子局間の通信中に下り制御データを通知するときに、それら子局間での通信に用いられる一方の子局が受信する通信回線の通信フレームに同期して、下り制御データに基づく通信フレームの系列において妨害波を送信し、通信中の一方の子局は、自局に割当てられた通信回線において通信フレーム毎の誤りの有無を検出し、誤りが発生した通信フレームの系列に基づき下り制御データを得るものである。
本発明は、親局が子局間通信に同期して、下り制御命令に応じた通信フレーム系列の信号を故意に妨害して子局での受信を誤らせることにより、親局から子局に対して下り制御命令を通知している。このため、子局は制御回線と通信回線とを1台の無線機(復調器)を切替えて使用できるとともに、子局間通信中に親局からの下り制御命令も当該無線機(復調器)で受信することができるため、制御回線専用の復調器が不要となる。
本発明の実施の形態1における通信システムを示す構成図である。 本発明の実施の形態1における親局3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における子局1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における通信方式の概念図である。 本発明の実施の形態1における通信方式の概念図である。 本発明の実施の形態1における誤り符号化部24、44及び誤り復号化部17、27、53の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における誤り符号化部24、44及び誤り復号化部17、27、53の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における親局3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における子局1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における親局3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における子局1の構成を示すブロック図である。
本発明に係る通信方式の実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の各図において、同一符号は、同一または相当の構成を示す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における通信システムを示す構成図である。以下では、衛星通信システムを例に説明する。各子局1と親局3間の制御回線4は、上り回線の搬送波周波数がfc1、下り回線の搬送波周波数がfc2である。また、子局1間の通信回線5は、搬送波周波数としてf1とf2とを使用している。子局間通信中の子局1a、1bに対して親局3から制御命令を通知するための傍受用回線6は、通信回線5と同じ搬送波周波数f1、f2を使用する。
図1は、複数の子局1a〜1cのうち、子局1aと子局1bとが要求割当型の衛星通信方式に従って通信を行う場合を示している。衛星2を介して子局1a、1b間で通信を行うには、子局1a、1b間において使用する通信回線5の搬送波を設定しなければならない。子局1aは、制御回線4により通信回線5の割当てを親局3へ要求する。この制御回線4は、子局1から親局3への上り制御データの送信に使用する上り回線(搬送波周波数fc1)と、親局3から子局1への下り制御データの送信に使用する下り回線(搬送波周波数fc2)とからなり、衛星通信システムに含まれる子局1が共通して使用する。
各子局1からの回線割当て要求には、自局及び相手局を識別するデータが付加されており、親局3はこの識別データとともに通信回線5の搬送波の情報(搬送波周波数f1、f2)を対応する子局1へ送信する。搬送波の情報を受信した子局1a、1bは、周波数がf1、f2の搬送波を使用して衛星2を介して送受信を開始する。子局1a、1b間で通信中は、傍受用回線6を使用して親局3から通信中の子局1a、1bに対しての下り制御命令の通知と、通信中の子局1a、1bから親局3に対しての上り制御命令の通知とを行う。
図2は、本発明の実施の形態1における親局3の構成を示すブロック図である。制御命令入出力端10は、子局1へ通知する下り制御命令の入力と、子局1から通知された上り制御命令の出力とを行うものである。回線制御部9は、子局1に割当てる搬送波周波数を管理し、各子局1a、1b、1cと搬送波周波数との対応を記憶する。回線制御部9は、制御命令入出力端10から入力された子局1へ通知する下り制御命令に基づき下り制御データを生成する。また、回線制御部9は、子局1から受信した上り制御データに基づき上り制御命令を再生し、制御命令入出力端10へ出力する。
制御回線用変調器20は、非通信中の子局1に対して制御回線4により下り制御データを伝送するための変調器であり、発振器21、変調部22、送信制御部23、及び誤り符号化部24を有する。拡散処理部11は、回線制御部9から入力された通信中の子局1宛の下り制御データを拡散符号に基づき拡散処理し、拡散後データを導出する。傍受回線用変調器19は、子局間通信中の子局1に対して傍受回線6(通信回線5)により下り制御データを伝送するための変調器であり、変調部12及び送信制御部13を有する。変調部12は、拡散処理部11が生成した拡散後データを回線制御部9から設定された通信回線周波数情報に基づいて変調する。送信制御部13は、後述するように復調部16において子局間通信を傍受して抽出した子局間通信の受信フレームタイミングに同期して、妨害信号を送信するよう送信タイミングを制御している。
送信機14は、子局1への送信データを搬送波周波数に周波数変換し、電力増幅して出力する。送信機14は、制御回線用変調器20から入力される非通信中の子局1への下り制御データと、傍受回線用変調器19から入力される子局間通信中の子局1への下り制御データとを送信する。送信機14から出力された送信波は、分波器31を介してアンテナ32から放射される。
子局1からの受信波は、アンテナ32、分波器31を介して、受信機15において受信される。受信機15は、非通信中の子局1からの上り制御データの受信と、子局間通信中の子局1が受信している通信フレームの傍受とを行う。傍受回線用復調器29は、通信回線5により子局間通信中の子局1が受信している信号を復調するための復調器であり、復調部16及び誤り復号化部17を有する。復調部16は、受信信号を復調して子局間通信中の子局1が受信している通信フレームの受信フレームタイミングを抽出し、傍受回線用変調器19の送信制御部13及び拡散処理部11へ受信フレームタイミングを出力する。
誤り復号化部17は、通信フレーム毎に誤りの有無を検出して、逆拡散処理部18へ出力する。逆拡散処理部18は、誤り復号化部17で検出された誤りが発生した通信フレームの系列を拡散後データとして認識し、逆拡散符号に基づき逆拡散処理して上り制御データを抽出する。逆拡散処理部18で抽出された上り制御データは回線制御部9に入力され、上り制御命令が制御命令入出力端10に出力される。制御回線用復調器30は、非通信中の子局1から制御回線4により伝送される上り制御データを復調するための復調器であり、復調部26及び誤り復号化部27を有する。
図3は、本発明の実施の形態1における子局1の構成を示すブロック図である。制御命令入出力端40は、親局3へ通知する上り制御命令の入力と、親局3から通知された下り制御命令の出力とを行うものである。回線制御部39は、制御命令入出力端40から入力された親局3へ通知する上り制御命令に基づき上り制御データを生成する。また、親局3から受信した下り制御データに基づき下り制御命令を再生し、制御命令入出力端40へ出力する。回線制御部39は、自局が通信中か否かの管理を行っており、通信中の場合と非通信中の場合とで、親局3との上り/下り制御データの送受信方法を切替える。
回線制御部39は、自局が子局間通信中の場合は、通信回線/制御回線共用変調器49のスイッチ48をユーザデータ側に切替え、自局が非通信中の場合は、スイッチ48を上り制御データ側に切替える。また、子局間通信中に(即ち、ユーザデータ送信中に)親局3に対して上り制御データを伝送する場合には、上り制御データに対応する通信フレームの系列においてエラー発生部47で誤りを発生させる。受信側においては、回線制御部39は、自局が子局間通信中の場合は、通信回線/制御回線共用復調器56のスイッチ55をユーザデータ側に切替え、自局が非通信中の場合は、スイッチ55を下り制御データ側に切替える。
回線制御部39は、自局が通信中である場合は、親局3へ通知する上り制御データを拡散処理部41へ出力し、自局が非通信中である場合は、親局3へ通知する上り制御データをスイッチ48へ出力する。拡散処理部41は、上り制御データを拡散符号に基づき拡散処理して拡散後データを導出する。エラー発生部47では、拡散処理部41で生成された拡散後データの’1’に対応する通信フレームの系列において、ビット反転を行い故意に誤りを発生させる。送信制御部43は、発振器46からの入力されるフレームタイミングに基づき、通信フレームの送信タイミングの制御を行っている。また、発振器46はフレームタイミングを拡散処理部41に対しても入力することで、1フレーム毎に拡散後データの1ビットが出力されるように、拡散後データの出力タイミングの制御も行う。変調部42は、通信相手局への通信フレームの変調を行う。送信機44は、通信相手局への送信信号を搬送波周波数に周波数変換し、電力増幅して出力する。送信機44から出力された送信波は、分波器50を介してアンテナ51から放射される。
親局及び通信相手局からの受信波は、アンテナ51、分波器50を介して、受信機45において受信される。通信回線/制御回線共用復調器56は、通信回線5により送られる通信相手局からの受信信号、もしくは制御回線4により送られる親局3からの受信信号を復調するための復調器であり、復調部52、誤り復号化部53及びスイッチ55を有する。復調部52は、受信信号を復調して誤り復号化部53へ出力し、抽出した受信フレームタイミングを逆拡散処理部57へ出力する。誤り復号化部53は、通信フレーム毎に誤りの有無を検出して、逆拡散処理部57へ出力する。逆拡散処理部57は、誤り復号化部53で検出された誤りが発生した通信フレームの系列を拡散後データとして認識し、逆拡散符号に基づき逆拡散処理して下り制御データを抽出する。逆拡散処理部57で抽出された下り制御データは回線制御部39に入力され、下り制御命令が制御命令入出力端40に出力される。なお、親局3の拡散処理部11で用いる拡散符号と、子局1の逆拡散処理部57で用いる逆拡散符号とは同一であり、子局1の拡散処理部41で用いる拡散符号と、親局3の逆拡散処理部18で用いる逆拡散符号とは同一である。
図4は、本発明の実施の形態1における通信方式の概念図である。図4(a)は、拡散処理部11での拡散処理を示しており、図4(c)は、逆拡散処理部57での逆拡散処理を示している。また、図4(b)は、親局3が下り制御データに応じた通信フレームの系列において妨害波を送信する説明図である。図2、図3及び図4を用いて、親局3が通信中の子局1aに対して下り制御命令を通知する場合の動作を説明する。
子局1a、1b間で通信中に、親局3から子局1aに対して通知される下り制御命令には、例えば、強制的に子局1a、1b間の通話を切断するための強制切断命令がある。親局3から通信中の子局1aに下り制御命令を通知するためには、まず、親局3に通信中の子局1a、1bに割当てた通信回線の搬送波周波数f1、f2を記憶しておく必要がある。通信中の子局1a、1bが使用する搬送波周波数f1、f2の割当ては、回線制御部9において管理している。親局3から子局1aに通知したい下り制御命令は、制御命令入出力端10から回線制御部9へ入力される。回線制御部9は、下り制御命令の通知先となる子局1aが通信中か否かを確認し、通信中の場合は当該子局1aが子局間通信で受信に使用している搬送波周波数f2を送信機14に設定する。また、この搬送波周波数f2を、子局間通信を傍受するための受信機15にも設定して、子局間通信を傍受、復調し、傍受用復調器29の復調部16において、子局間通信の通信フレームタイミングを検出する。
回線制御部9は、入力された下り制御命令から下り制御データを決定し、拡散処理部11に入力する。以下では、下り制御データが”011”の場合を例に説明する。拡散処理部11は、回線制御部9から入力された制御データ”011”に対して拡散符号を用いて拡散処理を施し、拡散後データ”010010 111001 000010”を導出する。親局3は、拡散後データの各ビットと子局間通信の各通信フレームとを対応付けて、拡散後データの”1”に対応する通信フレームのタイミング(図4(b)の通信フレーム#2、#5、#7〜#9、#12、#17のタイミング)で妨害波を送信する。なお、前述のとおり、親局3は子局間通信の通信フレームタイミングを検出しているため、子局1bが子局1aへ送信するタイミングに合わせて送信機14は妨害波を送信できる。
子局1aは、通信中の相手局1bからの信号(希望波)と親局3が送信した妨害波とを受信するため、希望波と妨害波との同一波干渉により、親局3が妨害波を送信した通信フレームについては誤りを検出してしまう。子局1aは、誤り復号化部53において、誤りを検出した通信フレームの系列に応じた拡散後データ”010010 111001 000010”を出力する。誤りを検出した通信フレームは”1”、誤りを検出していない通信フレームは”0”に対応する。逆拡散処理部57では、拡散後データに逆拡散符号を用いて逆拡散処理を施し、下り制御データ”011”を生成する。生成された下り制御データ”011”は、回線制御部39に入力され、下り制御データ”011”に基づき下り制御命令が決定され、制御命令入出力端40へ出力される。
図5は、本発明の実施の形態1における通信方式の概念図である。図5(a)は、拡散処理部41での拡散処理を示しており、図5(c)は、逆拡散処理部18での逆拡散処理を示している。また、図5(b)は、子局1aが上り制御データに応じた通信フレームの系列において故意に誤りを含んだデータを送信する説明図である。図2、図3及び図5を用いて、通信中の子局1aが親局3に対して上り制御命令を通知する場合の動作を説明する。
子局1a、1b間で通信中に、子局1aから親局3に対して通知する上り制御命令には、例えば、子局間の通信帯域を広げるための増速要求がある。通信中の子局1aから親局3に通知したい上り制御命令は、制御命令入出力端40から回線制御部39へ入力される。回線制御部39は、上り制御命令から上り制御データを決定する。そして、自局1aが通信中か否かを確認し、通信中の場合は上り制御データを拡散処理部41へ入力する。以下では、上り制御データが”011”の場合を例に説明する。
拡散処理部41は、回線制御部39から入力された上り制御データ”011”に対して拡散符号を用いて拡散処理を施し、拡散後データ”010010 111001 000010”を生成する。生成された拡散後データは、発振器46によって決定される通信フレームの送信タイミングに合わせて通信フレーム毎に1ビットずつエラー発生部47に出力される。エラー発生部47では、通信フレーム毎に1ビットずつ入力される拡散後データが”1”のときに送信フレーム中の所定のビットを反転させ、拡散後データが”0”のときはビット反転をせずに通信フレームを変調部42へ出力する。即ち、通信中の子局1aは、拡散後データの各ビットと子局間通信の各通信フレームとを対応付けて、拡散後データの”1”に対応する通信フレーム(図5(b)の通信フレーム#2、#5、#7〜#9、#12、#17)に対して、故意にビット誤りを発生させている。変調部42は通信フレームを送信機44へ出力し、送信機44は発振器46の決定する送信フレームタイミングに合わせて搬送波周波数f1を用いて通信フレームの送信を行う。
親局3は、子局1aが送信に用いている搬送波周波数f1を受信機15に設定して、子局1aが送信している子局間通信の通信フレームを傍受し、復調する。親局3は、誤り復号化部17において、通信フレーム毎に誤りの有無を検出する。子局1aにおいて、故意にビット誤りを発生させて送信した通信フレームについては、当然、親局3の誤り復号化部17において誤りが検出される。誤り復号化部17は、誤りを検出した通信フレームの系列に応じた拡散後データ”010010 111001 000010”を出力する。誤りを検出した通信フレームは”1”、誤りを検出していない通信フレームは”0”に対応する。逆拡散処理部18では、拡散後データに逆拡散符号を用いて逆拡散処理を施し、上り制御データ”011”を生成する。生成された上り制御データ”011”は、回線制御部9に入力され、上り制御データ”011”に基づき上り制御命令が決定され、制御命令入出力端10へ出力される。
ここでは、拡散処理を用いて上り/下り制御データを伝送する方法を説明したが、拡散処理を用いることにより、上り/下り制御データの伝送において、耐妨害性、耐干渉性を向上させることができる。衛星通信システムを例とする無線通信システムにおいては、通常状態においても、受信データには誤りが発生することが想定される。ここで、通常状態とは、親局3が妨害波を送信しておらず、子局1が故意に誤りを発生させて送信することもない状態のことである。拡散処理を施すことにより、このような通常状態での誤り発生の影響を軽減して、正確に上り/下り制御データを伝送することができる。なお、例えば、有線通信システムのように、通常状態においては誤りがほとんど発生しないシステムにおいては、必ずしも拡散処理が必要な訳ではなく、拡散後データの替わりに上り/下り制御データそのものを用いてもよい。有線通信システムとしては、親局3と子局1間、子局1間のいずれか、もしくは両方に対してケーブルを介して電磁波を用いて通信するシステム等が考えられる。
なお、図2においては、親局3の傍受回線用復調器29が1個の構成を示しているが、通信中の子局1が複数存在し、親局3が通信中の複数の子局1からの上り制御命令を常時受信するためには、親局3は最大で全子局数分の傍受回線用復調器29を装備する必要がある。また、受信機15についても、全子局に対応する複数の搬送波周波数を周波数変換できる回路構成とする必要がある。親局3の小型化、低価格化を図るためには、回線制御部9で管理している子局1の通信状況に基づき、通信中の各子局1の通信フレームを周期的に(即ち、対応する各搬送波周波数を時分割で切替えて)傍受することで、傍受回線用復調器29の数を削減し、受信機15の回路構成を小型化することができる。
図6は、本発明の実施の形態1における誤り符号化部24、44及び誤り復号化部17、27、53の構成を示すブロック図である。簡単な一例としては、誤り符号化部24、44はそれぞれ、誤り検出のための符号化を行う誤り検出符号化部124、144を備え(図6(a)、(d)参照)、誤り復号化部17、27、53はそれぞれ、フレーム毎に誤り検出を行う誤り検出復号化部117、127、153を備える構成とする(図6(b)、(c)、(e)参照)。
本発明の実施の形態1によれば、親局3が子局間通信に同期して、下り制御命令に応じた通信フレーム列の信号を故意に妨害して子局1での受信を誤らせることにより、親局3から子局1に対して下り制御命令を通知している。このため、子局1は制御回線と通信回線とを1台の復調器を切替えて使用できるとともに、子局間通信中に親局3からの下り制御命令も受信することができるため、制御回線専用の復調器が不要となり、子局1の小型化及び低価格化を図ることができる。
また、親局3は子局間通信を傍受して、通信フレーム毎の誤りの有無を検出し、誤りが発生した通信フレーム系列に応じた上り制御データを検出するため、子局間通信中の子局1から親局3に対して上り制御命令を通知することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、誤り検出機能を用いて通信フレーム毎の誤りを検出することにより、制御データを抽出している。しかしながら、この方法では、一時的に子局間の通信を妨げてしまう。そこで、本実施の形態2では、子局間の通信を妨げないようにするため、誤り訂正機能を用いる。
図7は、本発明の実施の形態2における誤り符号化部24、44及び誤り復号化部17、27、53の構成を示すブロック図である。親局3の誤り符号化部24は、誤り検出符号化部124及び誤り訂正のための符号化を行う誤り訂正符号化部224を備える(図7(a)参照)。子局1の誤り符号化部44についても同様の構成とする(図7(d)参照)。親局3の傍受回線用復調器29の誤り復号化部17は、誤り訂正を行い、通信フレーム毎の誤りの有無を出力する誤り訂正復号化部217を備える(図7(b)参照)。親局3の制御回線用復調器30の誤り復号化部27は、誤り検出復号化部127及び誤り訂正を行う誤り訂正復号化部227を備える(図7(c)参照)。子局1の誤り復号化部53は、誤り訂正を行い、通信フレーム毎の誤りの有無を逆拡散処理部57へ出力する誤り訂正復号化部253及び誤り検出復号化部153を備える(図7(e)参照)。
親局3が子局間通信中の子局1aに対して妨害波を送信する際に、通信フレーム毎の妨害波の送信時間を所定の値よりも短い時間とする。妨害波の送信時間が短ければ、誤りビット数も少なくなるため、子局1aの誤り訂正能力の許容範囲内となり、子局間通信の妨げとなることを防止できる。即ち、子局1aの誤り訂正復号化部253において誤り訂正が可能な範囲内で誤りが発生するように、親局3から送信する妨害波の通信フレーム内での送信時間を調整する。
また、通信中の子局1aから親局3に対して上り制御命令を通知する際には、通信フレーム毎のビット誤りの発生数を、通信相手である子局1bの誤り訂正能力の許容範囲内とすることで、子局間通信の妨げとなることを防止できる。即ち、子局1bの誤り訂正復号化部253において誤り訂正が可能な範囲内で誤りが発生するように、子局1aのエラー発生部47でビット反転させて故意にエラーを発生させるビット数を調整する。
なお、図7では誤り検出機能と誤り訂正機能とを両方備える構成としたが、誤り訂正復号化部217、253において、通信フレーム毎の誤りの有無を検出できるのであれば、誤り検出機能は備えなくても良い。即ち、誤り符号化部24、44をそれぞれ、誤り訂正符号化部224、244を備え、誤り復号化部17、27、53はそれぞれ、誤り訂正復号化部217、227、253を備える構成としても良い。
また、図7において誤り検出と誤り訂正の順序は逆の構成でもよい。即ち、送信側では誤り訂正の符号化をした後、誤り検出の符号化を行い、受信側では誤り検出の復号化をした後、誤り訂正の復号化を行う。この場合は、図7(b)に示す誤り復号化部17は、誤り訂正復号化部217の替わりに、誤り検出復号化部117を備える構成とする。
本発明の実施の形態2によれば、誤り訂正機能を有し、誤り訂正能力の許容範囲内で誤りが発生するよう親局3の妨害波の送信時間や子局1aのビット反転数を調整することで、親局3から通信中の子局1に対して下り制御命令を通知する場合や通信中の子局1から親局3に対して上り制御命令を通知する場合においても、子局間通信が妨害されることを防止できる。
実施の形態3.
実施の形態1では、親局3から通信中の子局1への下り制御命令の通知と、通信中の子局1から親局3への上り制御命令の通知との両方を可能とする構成としたが、片方のみ可能としてもよい。本実施の形態3では、親局3から通信中の子局1への下り制御命令の通知のみを実現する場合、通信中の子局1から親局3への上り制御命令の通知のみを実現する場合、それぞれについて説明する。
図8は、本発明の実施の形態3における親局3の構成を示すブロック図である。図9は本発明の実施の形態3における子局1の構成を示すブロック図である。図8及び図9は、親局3から通信中の子局1への下り制御命令の通知のみを実現する場合の通信システムの構成を示している。実施の形態1の親局3及び子局1の構成と比較すると、図8及び図9では、親局3の傍受回線用復調器29の構成が簡略化されており、逆拡散処理部18も不要となっている。また、子局1の拡散処理部41及びエラー発生部47が不要となっている。
図10は、本発明の実施の形態3における親局3の構成を示すブロック図である。図11は本発明の実施の形態3における子局1の構成を示すブロック図である。図10及び図11は、通信中の子局1から親局3への上り制御命令の通知のみを実現する場合の通信システムの構成を示している。実施の形態1の親局3及び子局1の構成と比較すると、図10及び図11では、親局3の拡散処理部11及び通信回線用変調器19が不要となっている。また、子局1の逆拡散処理部57が不要となっている。
本発明の実施の形態3によれば、通信中の子局1と親局3との制御命令の通知を、上りもしくは下りの一方に限定することで、親局3及び子局1の構成を簡略化でき、小型化が可能となる。
1 子局
3 親局
5 通信回線
11 拡散処理部
14 送信機
16 復調部
17 誤り復号化部
18 逆拡散処理部
41 拡散処理部
47 エラー発生部
53 誤り復号化部
57 逆拡散処理部

Claims (11)

  1. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式において、
    前記親局は、前記通信を行う2つの子局のうちの一方の子局に対して、それら子局間の通信中に下り制御データを通知するときに、それら子局間での通信に用いられる前記一方の子局が受信する前記通信回線の通信フレームに同期して、前記下り制御データに基づく通信フレームの系列において妨害波を送信し、
    前記通信中の前記一方の子局は、自局に割当てられた前記通信回線において通信フレーム毎の誤りの有無を検出し、誤りが発生した通信フレームの系列に基づき前記下り制御データを得る通信方式。
  2. 前記親局は、前記下り制御データを拡散処理して拡散後データに変換し、前記拡散後データに応じた前記通信フレームの系列において妨害波を送信し、
    前記通信中の前記一方の子局は、前記誤りが発生した通信フレームの系列に応じた前記拡散後データを検出し、前記拡散後データを逆拡散処理して前記下り制御データを得ることを特徴とする請求項1記載の通信方式。
  3. 前記一方の子局は誤り訂正機能を備え、
    前記親局は、前記通信中の前記一方の子局の誤り訂正能力を超えない範囲で、妨害波を送信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信方式。
  4. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式において、
    前記通信を行う2つの子局のうちの一方の子局は、それら子局間での通信中に、前記親局に対して上り制御データを通知するときに、自局に割当てられた前記子局間での通信に用いる前記通信回線において、前記上り制御データに基づく通信フレームの系列において所定の誤りを発生させて送信し、
    前記親局は、前記通信回線において通信フレーム毎の誤りの有無を検出し、誤りが発生した通信フレームの系列に基づき前記上り制御データを得る通信方式。
  5. 前記通信中の前記一方の子局は、前記上り制御データを拡散処理して拡散後データに変換し、前記拡散後データに応じた前記通信フレームの系列において所定の誤りを発生させて送信し、
    前記親局は、前記誤りが発生した通信フレームの系列に応じた前記拡散後データを検出し、前記拡散後データを逆拡散処理して前記上り制御データを得ることを特徴とする請求項4記載の通信方式。
  6. 前記一方の子局は誤り訂正機能を備え、
    前記通信中の前記一方の子局は、通信相手である他方の子局の誤り訂正能力を超えない範囲で、所定の誤りを発生させて送信することを特徴とする請求項4または請求項5記載の通信方式。
  7. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式において、
    前記通信を行う2つの子局のうちの一方の子局に対して、それら子局間での通信中に、前記親局から下り制御データを通知するときは、
    前記親局は、それら子局間での通信に用いられる前記一方の子局が受信する前記通信回線の通信フレームに同期して、前記下り制御データに応じた通信フレームの系列において妨害波を送信し、
    前記通信中の前記一方の子局は、自局に割当てられた前記通信回線において通信フレーム毎の誤りの有無を検出し、誤りが発生した通信フレームの系列に応じて前記下り制御データを得、
    前記親局に対して前記通信中の前記一方の子局から上り制御データを通知するときは、
    前記通信中の前記一方の子局は、自局に割当てられた前記通信回線において、前記上り制御データに応じた通信フレームの系列において所定の誤りを発生させて送信し、
    前記親局は、前記通信回線において通信フレーム毎の誤りの有無を検出し、誤りが発生した通信フレームの系列に応じて前記上り制御データを得る通信方式。
  8. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式を採用する親局において、
    前記通信を行う2つの子局のうちの一方の子局に割当てたそれら子局間での通信に用いられる通信回線を、それら子局間での通信中に傍受して受信フレームタイミングを抽出する復調部と、
    前記通信中の前記一方の子局に対して通知する下り制御データを拡散処理して拡散後データに変換する拡散処理部と、
    前記受信フレームタイミングに同期して、前記拡散後データに応じた通信フレームの系列において妨害波を送信する送信機と、
    を備えた親局。
  9. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式を採用する親局において、
    前記通信を行う2つの子局のうちの一方の子局に割当てたそれら子局間での通信に用いられる通信回線を、それら子局間での通信中に傍受する復調部と、
    前記復調部が傍受した通信回線において、通信フレーム毎の誤りの有無を検出する誤り復号化部と、
    誤りを検出した通信フレームの系列に応じた拡散後データを逆拡散処理して、前記通信中の前記一方の子局から親局に対する上り制御データを得る逆拡散処理部と、
    を備えた親局。
  10. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式を採用する子局において、
    それら子局間での通信に用いられる通信回線の通信フレーム毎の誤りの有無を検出する誤り復号化部と、
    誤りを検出した通信フレームの系列に応じた拡散後データを逆拡散処理して、前記親局からの下り制御データを得る逆拡散処理部と、
    を備えた子局。
  11. 少なくとも2つの子局があり、各子局からの割当て要求に応じて親局が通信回線を割当て、その割当てられた通信回線を用いて2つの子局間で通信を行う要求割当型の通信方式を採用する子局において、
    前記親局に対して通知する上り制御データを拡散処理して拡散後データに変換する拡散処理部と、
    前記拡散後データに応じた前記2つの子局間での通信に用いられる通信回線の通信フレームの系列において所定の誤りを発生させて送信データを生成するエラー発生部と、
    を備えた子局。
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