JP5711406B2 - 制御チャネル管理 - Google Patents

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Description

本発明は概して無線通信システムに関し、特に、無線通信システムにおける制御信号の管理に関する。
セルラ通信システムの基地局は、地理的なセル内で、無線通信装置に通信サービスを提供する。各基地局は関連付けられたセル内で無線通信装置との間で信号を送受信する。各セルの大きさや形状はいくつかのファクターにより決定され、少なくとも部分的には基地局の設計パラメータに基づいて決定される。比較的大きな地理的エリア内で多数の装置にサービスを提供する大きなマクロセルに加え、一部のセルラ通信システムでは効率の向上、カバレッジの拡大、サービス品質の向上や付加サービスの提供を目的としたより小さなセルの利用が急速に進んでいる。これら小さなセルとしては、一般にマイクロセル、ピコセル、及びフェムトセルと呼ばれる様々な大きさのものが挙げられる。マイクロセルやピコセルは、多くの場合、オフィスビルやショッピングセンター、都市部に導入されて、追加的なセキュリティや、エリア内での加入者容量の増大、付加的なサービス機能及び/又はサービス品質の向上を提供する。フェムトセルは比較的小さな地理的エリアを有し、一般に住居や小規模なオフィス等に導入される。これらの場所では、一般的なセルラバックホールリソースが利用できない可能性がある為、フェムトセルは場合によりDSLやケーブルモデムを介してセルラインフラストラクチャに接続される。フェムトセルはセルラネットワークの一部である為、マクロセルが採用するものと同じ技術により無線装置との通信を行う。従って様々な基地局や無線通信装置が近接していると、多くの場合干渉が起こる。データ通信上の干渉に加えて、制御チャネルもまた、干渉によりパフォーマンスが低下する可能性がある。
制御基地局は、通信基地局と無線通信装置との間の通信に関する制御データを無線通信装置へ送信する。制御データは、該制御データを無線通信装置が制御チャネルで受信するように送信され、該制御チャネルは、通信基地局からの制御データ送信を無線通信装置が受信する為に通信規格により割り当てられた周波数及び時間を有する。
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る通信システムのブロック図である。 図2は、コアネットワークを介して制御基地局に接続する通信基地局のブロック図である。 図3は、X2シグナリングを用いた通信リンクを介して制御基地局と接続する通信基地局のブロック図である。 図4Aは、通信基地局の地理的サービスエリアが制御基地局の制御地理的サービスエリア内に包含される、制御基地局と通信基地局との例示的な地理的サービスエリア関係を示す図である。 図4Bは、制御基地局の地理的サービスエリアが通信基地局の地理的サービスエリアと重複する、制御基地局と通信基地局との例示的な地理的サービスエリア関係を示す図である。 図5は、通信基地局による送信と制御基地局による送信を表すグラフである。 図6は、通信基地局と制御基地局が3GPP LTE通信規格に従って動作する場合の送信状況を表すグラフである。 図7は、通信基地局が下りリンク制御チャネルの一部を用いて通信を行う無線通信システムのブロック図である。 図8は、図7を参照して説明した通信システムにおける送信状況を表すグラフである。 図9は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)通信規格に準拠したサブフレームを示す図である。 図10は、通信システムにおける例示的な送信状況を示す送信タイミングチャートである。 図11は、データチャネルを介して確認が送信される通信システムにおける例示的な送信状況を示す送信タイミングチャートである。 図12は、制御基地局による処理を示すフローチャートである。 図13は、通信基地局による処理を示すフローチャートである。 図14は、無線通信装置による処理を示すフローチャートである。
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る通信システム100のブロック図である。通信システム100は、様々な技術や通信規格のいずれによって構築されてもよい。以下に示す例において、システム100は、直交周波数分割多重方式(OFDM)に従って動作する。通信システム100を参照して説明されるブロックのあらゆる機能や動作は、任意の数の装置、回路及び/又は要素で実装してもよく、またソフトウェアやファームウェア等の様々な形態の実行可能なコードによって実装してもよい。図1に示される機能ブロックのうち2つ以上を単一の装置に組み込んでもよく、任意の単一の装置によって実行されるものとして説明する機能を、複数の装置に分散して実装してもよい。
システム100は、少なくとも2の基地局102、104及び無線通信装置106を含む。多くの場合、いくつかの基地局が複数の無線通信装置に無線通信サービスを提供する為に、ネットワークインフラストラクチャを介してネットワークコントローラに接続する。基地局102,104は、無線通信装置との間で無線信号を送受信する無線トランシーバを備える。基地局及び無線通信装置による送信は、送信を行う場合の通信ルールやパラメータを規定する通信規格に準拠している。この通信規格は、通信を行う上での厳しい規定を定めてもよく、これに加え通信規格に準拠しつつ具体的な実装には幅を持たせた一般的な要件を含んでもよい。以下の説明では、3GPPロングタームエボリューション(LTE)通信規格を念頭に置いているが、状況に応じて他の通信規格を用いてもよい。この通信規格は、少なくとも上りリンク及び下りリンク送信の為のデータチャネル及び制御チャネルを定義し、基地局から無線通信装置への下りリンク制御チャネルに関する少なくともいくつかのタイミング・周波数パラメータを規定する。OFDMをベースとしたシステムにおいて、チャネルは特定の周波数・時間リソースを割り当てることにより定義できる。この精度は、システムの仕様と設計に応じて変化する。具体的な実装においては、さらに各基地局及び/又は無線通信装置について周波数、タイミング及び符号化のパラメータを規定してもよいが、従来のシステムでは、基地局とその基地局とデータを送受信している無線通信装置との間で制御チャネルを介して制御データを送信するのは基地局のみであるとされる。
しかしここで説明する例示的な実施形態においては、通信基地局102と無線通信装置106との間の通信112に関する制御情報110を表す制御データ108は、制御基地局104によって送信される。制御基地局104は、基地局から無線通信装置への制御データ送信に関する通信規格に基づいて割り当てられた制御チャネル114を介して制御データ108を送信する。このため制御チャネル114は、少なくとも周波数と時間については定義されている。特定の無線通信装置を想定した制御信号は、さらにその無線通信装置固有のコードに基づいて符号化される。例えば制御チャネルにより定義された時間と周波数帯域で送信される信号に適用する疑似ランダム符号を、シリアルナンバーや装置IDを使用して生成してもよい。
通信基地局102と無線通信装置106との間の通信112は、上りリンクデータ通信、上りリンク制御通信、下りリンクデータ通信及び/又は下りリンク制御情報のいずれであってもよい。制御情報は、無線通信装置106による信号の送受信を可能にする通信112に関するパラメータを示す。これらのパラメータには、タイミング、周波数、符号化及び/又はパワーレベル情報が含まれる。例えば3GPP LTEシステムでは、制御情報はサブキャリアのトーンや無線通信装置106に宛てた情報を含むシンボルを示す。従ってこの例示的な実施形態によれば、無線通信装置106は、制御基地局104から、無線通信装置106が通信基地局102からデータを受信することを可能にする情報を含む信号を受信する。制御情報はさらに通信基地局102へのデータや上りリンク制御情報の送信を可能にしてもよい。本例示的な実施形態において、制御基地局104によって送信され制御データ108により伝達される制御情報110は、従来のシステムにおいて通信基地局102によって送信される制御情報110と同等あるいは類似したものである。
制御情報110は、ネットワークインターフェース116を介して制御基地局104において受信される。制御情報の一部は、場合によってネットワークコントローラによって作成されてもよいが、制御情報110は通信基地局102が無線通信装置106に通知すべき情報である。このため通信基地局112は、制御情報110を制御基地局104へ送信し、制御基地局104は、制御情報110を、ネットワークインターフェース116を介して受信する。制御情報がネットワークコントローラによって作成される場合には制御情報は直接ネットワークコントローラから制御基地局104へと送信される。制御基地局104が、リソースを割り当て、セントラルスケジューラを備える場合には、通信基地局102は制御基地局104が装置106の為の情報を規定する補助となる基礎的な指示のみを送信してもよい。以下に図2及び図3を参照して説明するように、制御情報110は利用可能な場合はX2シグナリングコネクションを介して直接制御基地局104へ送信されてもよいし、コアネットワーク及びS1シグナリングコネクションを介して送信されてもよい。
制御基地局104は、制御情報110を表す制御データ108を含む下りリンク送信信号を生成する。状況により制御情報110は、制御データ108そのものである場合もあるが、制御データ108が制御情報110から抽出されたものにすぎず制御情報と同一ではない場合もある。制御基地局104の送信部118が、制御データ108を含む下りリンク信号を無線通信装置106へ送信する。この制御基地局104による下りリンク送信は、従来のシステムにおける下りリンク送信と類似しているが、当該制御基地局からデータを受信する無線通信装置に宛てた制御データに加え、データを他の基地局から受信し制御データのみを当該制御基地局104から受信する無線通信装置(例えば無線通信装置106)の為の制御データ108も含むという点で従来のものとは異なる。
つまり制御基地局104は、他の無線通信装置にも無線サービスを提供する。このため制御基地局104は、そのサービングセルに位置する無線通信装置にデータ及び信号を送信するとともに、無線通信装置に制御データ108を送信する。以下に詳細に述べるように、一実施例において、制御データ108及び他の無線通信装置に関する他の制御データが通信規格に規定された制御チャネル114を介して送信される。無線通信装置106は、制御基地局の地理的サービスエリア内に位置する為、制御基地局から制御データを受信できる。
通信基地局102は、上述の機能を実行する為の回路、具体的には送信部120、受信部122及び制御部124を備える。図2及び図3を参照して説明するように、通信基地局はさらに、ネットワークインターフェースを備える。制御部124は、コードを実行することにより通信基地局102内の装置を制御し、本明細書において説明する機能を実行させるとともに通信基地局102全体の機能性を円滑化することが可能な任意のプロセッサ、プロセッサ装置、又はコンピュータである。受信部122は、無線通信装置から無線信号を受信するように構成され、復調、解読、フィルタリング等のタスクを実行することによりデータや制御情報を再構築する。本例示的な実施形態において、受信部は3GPP LTE通信規格に従って動作する。送信部120は、無線通信装置へ無線信号を送信するように構成され、変調、暗号化、フィルタリング等のタスクを実行することによりデータや制御情報の形式を整え送信する。本例示的な実施形態において、送信部120は、3GPP LTE通信規格に従って動作する。
制御基地局104は、上述の機能を実行する為の回路、具体的にはネットワークインターフェース116、送信部118及び制御部126を備える。制御基地局104は、これに加えて多くの場合、受信部(不図示)を備える。制御部126は、コードを実行することにより通信基地局104内の装置を制御し、本明細書において説明する機能を実行させるとともに通信基地局104全体の機能性を円滑化することが可能な任意のプロセッサ、プロセッサ装置、又はコンピュータである。送信部118は無線通信装置へ無線信号を送信するように構成され、変調、暗号化、フィルタリング等のタスクを実行することによりデータや制御情報の形式を整え送信する。本例示的な実施形態において、送信部118は3GPP LTE通信規格に従って動作する。
無線通信装置106は、上述の機能を実行する為の回路、具体的には送信部128、受信部130及び制御部132を備える。制御部132は、コードを実行することにより無線通信装置106内の装置を制御し、本明細書において説明する機能を実行させるとともに無線通信装置106全体の機能性を円滑化することが可能な任意のプロセッサ、プロセッサ装置、又はコンピュータである。受信部130は基地局から無線信号を受信するように構成され、復調、解読、フィルタリング等のタスクを実行することによりデータや制御情報を再構築する。本例示的な実施形態において、受信部は3GPP LTE通信規格に従って動作する。送信部128は、基地局へ無線信号を送信するように構成され、変調、暗号化、フィルタリング等のタスクを実行することによりデータや制御情報の形式を整え送信する。本例示的な実施形態において、送信部128は3GPP LTE通信規格に従って動作する。
図2は、コアネットワーク202を介して制御基地局104に接続する通信基地局102のブロック図である。通信基地局102は、通信基地局102とコアネットワーク202との間の情報交換にS1シグナリングを用いる通信リンク206に接続するネットワークインターフェース204を備える。制御基地局204のネットワークインターフェース116は、同様にS1シグナリングを用いる通信リンク208を介してコアネットワーク202に接続する。ネットワークインターフェース116,204は、S1シグナリングプロトコルに従ってメッセージを送受信することにより、コアネットワーク202とそれぞれの基地局との間に通信を確立する。通信リンク206,208は、無線及び/又は有線のバックホール通信媒体及び機器の任意の組み合わせを備えうる。
コアネットワーク202は、コアネットワーク202を介して行われる通信を管理する制御部210を備える。制御部210は、プロセッサ、サーバ、その他の機器の任意の組み合わせであって、分散配置されてもよい。ある状況において、制御基地局104と通信基地局104との間で送受信されるメッセージは制御部210により最小限の処理を施されてコアネットワーク202を通過する。その他の状況において、制御部210はネットワーク管理機能を用いてもよく、メッセージを解釈して基地局に送信するメッセージの内容に係る決定を下してもよい。制御部210が実行する処理やネットワーク管理レベルは、メッセージを単純に転送することから完全なネットワーク管理を行うことまで多岐にわたる。従って制御情報110は、通信基地局から制御基地局へ直接転送されるか、僅かに修正されて転送されるか、解釈され通信基地局102から送信される制御情報に基づいて制御情報110を作成する処理を施される。
図3は、X2シグナリングを用いた通信リンク302を介して制御基地局104と接続する通信基地局102のブロック図である。通信基地局102と制御基地局104との間で情報を送受信する為に、ネットワークインターフェース204は、X2シグナリングを用いる通信リンク302に接続する。通信リンク302は、無線及び/又は有線のバックホール通信媒体及び機器の任意の組み合わせを備えうる。この例において、制御情報110は通信基地局102から制御基地局104へ直接送信される。X2及びS1シグナリングプロトコルは、3GPP LTE通信規格プロトコルによって定義される。通信基地局がフェムトセルeNodeBである場合には、他のバックホールシグナリングプロトコルを用いる。
図4A及び図4Bは、通信基地局102と制御基地局104との例示的な地理的サービスエリア関係400,406を示す図である。制御基地局104が提供する制御基地局の地理的サービスエリア402及び通信基地局102が提供する通信基地局の地理的サービスエリア404は任意の形状、大きさ、構造を有する。このためサービスエリアを表す雲は、一般的なサービスエリア同士の関係を示すものであり、サービスエリアの実際の形状を示すものではない。さらに、サービスエリアにはサービスを受けられないカバレッジホールが含まれうる。図面の明確性と簡潔性のため、これらの特徴は図示しない。図4Aにおいて、通信基地局102のサービスエリア404は、完全に制御基地局102のサービスエリア402に包含されている。このようなサービスエリア関係400は通信システム内の基地局がマイクロセル、ピコセル、及びフェムトセル等の小さなサービス領域を提供する場合に生じやすい。フェムトセルを含む構成としては例えば住居にフェムトセル基地局(通信基地局104)が配置され、フェムトセルがこの住居の住人が使用する装置のサービスエリアである場合を想定する。無線通信装置がサービスエリア404の外にいる場合には、サービスはより大きなマクロセル(制御基地局104等)によって提供される。しかし認可された無線通信装置が住居に位置する場合サービスはより小さなフェムトセルサービスエリア404に位置する基地局により提供される。従って大抵の場合通信基地局102のサービスエリア404は、制御基地局104のサービスエリア404に完全に包含される。但し図4Bに示すように、サービスエリア404の一部がサービスエリア402と重複する場合がある。
図5は、通信基地局102及び制御基地局104それぞれによる送信502,504を表すグラフ500である。ここでは通信データ及び制御データを送信する為に時間・周波数リソースが割り当てられる。周波数と時間によりデータチャネル506が定義され、周波数と時間により制御チャネル114が定義される。制御チャネル114は、周波数帯(F)508を有し時間枠(T)510の間に送信される。周波数帯508は、例えばOFDM方式に従って複数の直交するサブキャリアトーンに分割される。各チャネルの時間枠は、通信規格に従ってフレーム、サブフレームやシンボルに分割される。その後これらのリソースは符号化により無線通信装置間で分配される。データチャネル506内のシンボルやサブキャリアは無線通信装置へ割り当てられる。場合によっては無線通信装置106が自身に宛てて送信された制御チャネル114に含まれる制御データ108を検索する際の補助となる情報が無線通信装置に与えられてもよい。しかし一般には無線通信装置は制御データ108を見つける為に制御チャネル114内を検索する。従来のシステムにおいて、各基地局は、自身がサービスを提供する無線通信装置へ制御データを送信する。制御基地局が送信する制御チャネルと通信基地局が送信する制御チャネルとは同じ周波数帯と時間により送信されるが、それぞれの制御チャネルによって送信される情報は異なっている。本例示的な実施形態において、通信基地局102と通信を行う無線通信装置106に関連付けられた制御データ108は、制御基地局104によって制御チャネル114を介して送信される。この制御データ108は、従来のシステムにおいて通信基地局102が使用する周波数及びシンボルと同じものによって送信されるが、大抵の場合制御基地局104が使用する制御チャネル114の周波数・時間リソースは制御基地局104自身が選択する。さらにこの制御データ108は当該無線通信装置108固有のコードに基づいて符号化されている。
通信基地局による送信508内の参照番号512が破線により示されているのは、従来のシステムにおいては制御データを通信基地局が送信するが本例示的な実施形態の通信基地局102は制御データ108を送信しないということを示す。場合によっては制御基地局104及び通信基地局102の両方が制御データ108を送信してもよいが、そのような実装はシステム内に干渉を引き起こし、システムを複雑化する恐れがある。
図5を参照すると、制御チャネルの二度目の送信を示す破線や3つの点に示されるように、送信は時間的な継続性をもつ。それぞれの送信にはブロードキャストメッセージ、パイロット信号や同期チャネル等の図5に示す以外のチャネルやサブチャネルが含まれてもよい。
図6は、通信基地局と制御基地局が3GPP LTE通信規格に従って動作する場合のそれぞれの送信502,504を表すグラフである。図6の例において、制御基地局104は通信基地局として動作するeNodeBが有する地理的サービスエリアよりも大きな地理的サービスエリアを有するeNodeBである。従ってマクロeNodeB等の大サービスエリア(LSA)eNodeBはマイクロeNodeB、ピコeNodeB、及びフェムトeNodeB等の小サービスエリア(SSA)eNodeBよりも大きなサービスエリアを有する。
図6の例において、制御基地局による送信502は大サービスエリアeNodeB送信(LSA送信)であり、通信基地局による送信504は小サービスエリアeNodeB送信(SSA送信)である。それぞれの送信は3GPP LTE通信規格に従って体裁を整えられ行われる。従ってこの例では制御チャネル14は物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)602であり、データチャネル502は物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)604である。制御データ108は、PDCCH602を介してLSA送信502により送信される。制御データ108は、無線通信装置IDやLSA eNodeBに基づいて符号化されPDCCH602のシンボル606やサブキャリア608によって送信される。LSA eNodeBからの制御データ108の送信に用いられるシンボル606やサブキャリア608は、一般に従来のシステムでSSA eNodeBからの制御情報110の送信に用いられるシンボル610やサブキャリア612とは異なる。ただし場合によってはサブキャリア及び/又はシンボルが従来のものと同じであってもよい。
ブロードキャストチャネル616を介して通信取得情報614が送信される。サービスエリアに入る無線通信装置106がその受信部において送信された制御データを受信し解読する為に設定すべき全ての情報が、通信取得情報614に含まれる。このため通信取得情報614には、例えば制御チャネルを送信するeNodeBのスクランブリングコードやタイミング情報が必要に応じて含まれる。
本例示的な実施形態では、SSA eNodeB送信(通信基地局による送信504)におけるブロードキャストチャネル内の通信取得情報614はLSA eNodeBが無線通信装置106へ制御データ108を送信することを示す。通信取得情報614には、無線通信装置がLSA eNodeB(制御基地局104)から制御データ108を受信する為の情報が含まれる。本実施形態において、ブロードキャストチャネル616は3GPP LTE通信規格に従って物理ブロードキャストチャネル(PBCH)618を介して送信されるブロードキャストチャネル(BCH)である。
ブロードキャストチャネルには、例えば1ビットのフラグ等のインジケータ620が含まれ、ユーザ機器(UE)(無線通信装置106)に対してLSA eNodeBが制御データ108を送信することを通知する。状況に応じてインジケータ620は省略されてもよい。
図7は、下りリンク制御チャネル114の一部分702が通信基地局102による通信に用いられる無線通信システム700のブロック図である。この例及び以下に述べる図8の説明において、周波数帯は複数のサブバンドに分割され異なる基地局へ割り当てられる。制御基地局は、制御データの送信に制御チャネル114の一部のみを用いる。この制御データは、無線通信装置が制御基地局104から通信データを受信する為のものであってもよいし、無線通信装置(106)が通信基地局102から通信データ706を受信する為のものであってもよい。通信基地局の送信部708は、無線通信装置106へ送信する通信データ706の少なくとも一部を、制御基地局104が制御データの送信に使用していない制御チャネル114の一部分702を介して送信する。本例示的な実施形態において、基地局は、チャネルの他の部分を介して送信を全く行ってはいけないという訳ではなく、チャネルの分割は、通信を最適化するためのものである。従って、限られたある一定の時間や状況の間に、全ての周波数を割り当てる必要はない。この例では、制御信号を送信する制御基地局を利用する全ての基地局に、該制御基地局が制御データを送信する為にPDCCHの一部分のみを使用する。
図8は、図7を参照して説明した通信システム700における送信802,804,806を表すグラフ800である。この例では周波数帯(F)508が、3つのサブバンド810,812,814すなわちF1,F2,FCに分割される。ここでFCサブバンド814は、制御データサブバンドであり、F1サブバンド810及びF2サブバンド812は、それぞれ第1通信基地局と第2通信基地局に割り当てられる。
制御基地局による送信802には、制御チャネル114の部分704を使用する第1制御データ816と第2制御データ818が含まれる。第1制御データ816は第1通信基地局から通信データ820を受信する無線通信装置の為のデータであり、第2制御データ818は第2通信基地局から通信データ822を受信する無線通信装置の為のデータである。他の基地局から通信データを受信する他の無線通信装置の為の制御データも制御チャネル114を使用でき、一般に制御データ基地局から通信データを受信する無線通信基地局の為の制御データも制御チャネル114を使用する。
第1通信基地局による送信804には、制御チャネル114を介して送信される通信データ820が含まれる。第1通信基地局による送信に使用できるのは第1サブバンド(F1)810内のサブキャリアのみである為、制御チャネル114を介して送信される通信データ820は第1サブバンド810内のサブキャリアのみを使用する。
第2通信基地局による送信806にも、制御チャネル114を介して送信される通信データ822が含まれる。第2通信基地局による送信に使用できるのは第2サブバンド812内のサブキャリアのみである為、制御チャネル114を介して送信される通信データ822は第2サブバンド822内のサブキャリアのみを使用する。
従って3GPP LTE通信規格に従って動作するシステム700において、LSA eNodeBは、PDCCHの一部分を介して制御データ(108)816,818を送信し、1以上のSSA eNodeBはPDCCHのLSA eNodeBによる制御信号の送信用に確保された部分より他の部分を介して通信データ820,822を送信する。マクロeNodeB等のLSA eNodeBは、マイクロeNodeB、ピコeNodeB、及びフェムトeNodeB等の第1SSA eNodeBの為の第1制御データを送信する。第1SSA eNodeBは、通信データをPDCCHとPDSCHの第1サブバンド内のサブキャリアを介して送信する。
基地局間でのサブバンドの割り当ては、基地局による送信及び/又は無線通信装置による送信に起因する相対的な干渉に応じて決定される。システムは、ある状況では、各送信に互いに直交するリソースを割り当てるよう管理される。例えば第1eNodeBからサービスを受けるUEが第2eNodeBから遠く離れた場所に位置する場合、そのUEは第2eNodeBが自身がサービスを提供するUEに対して使用するリソースセットを使用してデータを受信できる。但しUEが第2eNodeBに近接している場合には、例えば第1eNodeBはサブバンドFCを使用し第2eNodeBはサブバンドF1を使用する。
図9は、3GPP LTE通信規格に準拠したサブフレーム900を示す図である。サブフレーム900は2つのスロット902,904を含み、各スロットは7つのシンボル時間を含む。第1スロット902に含まれるシンボル時間0、1、2はPDCCH602を形成する。パイロット信号908はシンボル時間0及び4に送信される。ブロードキャストチャネルは、第1スロット902のシンボル時間3及び4のPBCH範囲の部分と第2スロット904のシンボル時間0及び1の一部である。PDSCH604に含まれるのは第1スロット902のシンボル時間3〜6及び第2スロット904のシンボル時間1〜6の残りの部分である。サブフレーム900はさらに第1同期チャネル(P−SCH)910と第2同期チャネル(S−SCH)912を含む。
図10は、通信システム100における例示的な送信状況を示す送信タイミングチャートである。図10の例において、通信基地局102はピコeNodeBであり、制御基地局はマクロeNodeBであり、ピコeNodeBの地理的サービスエリアはマクロeNodeBの地理的サービスエリア内に包含されている。但しシステム100内に生じうる全ての送信が図10のタイミングチャートに反映されている訳ではない。
送信1002で、ピコeNodeBはP−SCH、S−SCH、PBCHを介して通信取得情報620をピコeNodeBからデータを受信するUE(無線通信装置106)へ送信する。P−SCH及びS−SCHによる同期の後UEはPBCHを受信する。PBCHを介して送信される通信取得情報620はUEへ該UEがマクロeNodeBから制御データ108を受信する為の情報を提供する。
送信1004で、ピコeNodeBはマクロeNodeBへ制御情報110を送信する。上述のように制御情報110は利用可能な場合はX2シグナリングコネクションを介して送信されてもよいし、S1シグナリングを用いるコアネットワークを介して送信されてもよい。
送信1006で、マクロeNodeBは制御データ108を、PDCCH602を介してUEへ送信する。制御データ108はUEがピコeNodeBと通信を行う為に必要な制御情報を提供する。この例ではピコeNodeBは自身のPDCCHを送信せず(チャネルは空白のまま)、マクロセルeNodeBがPDCCHを送信する。
送信1008で、ピコeNodeBは、通信データを、PDSCHを介してUEへ送信する。
送信1010で、UEは通信データ、制御データを含みうる送信をピコeNodeBへ宛てて行う。
送信1012で、ピコeNodeBは確認(ACK)情報をマクロeNodeBへ送信する。この確認情報は否定的な確認(NACK)である場合もある。ACKはUEによる送信が正常に受信されたか否かのフィードバックを与える。
送信1014で、マクロeNodeBはピコeNodeBから受信したACK情報に対応するACKメッセージを、PHICHを介して送信する。従ってこの例ではACKはまずS1又はX2コネクションを介してマクロeNodeBへ送信されその後マクロeNodeBからUEへ転送される。PHICHはPDCCH又はPDSCH内の別のチャネルを介して送信される。
バックホールや処理の遅延によりマクロeNodeBからPHICHが送信される前にUEへの送信1016やUEからの送信1016が生じる場合がある。このためUEは通信状況をバッファするのに十分なメモリを備え、UEによる送信がピコeNodeBにおいて正常に受信されない場合にも再送の為に適切なデータを取得できる。従って本実施形態のシステムでは、ACKがピコeNodeBから送信される従来のシステムよりも大きなバッファを用いてもよい。
図11は、データチャネルを介して確認が送信される通信システム100における例示的な送信状況を示すタイミングチャートである。図11の例では、通信基地局102はピコeNodeBであり制御基地局はマクロeNodeBであり、ピコeNodeBの地理的サービスエリアはマクロeNodeBの地理的サービスエリア内に包含されている。但しシステム100内に生じうる全ての送信が図10のタイミングチャートに反映されている訳ではない。送信1002〜1010は図10を参照した上述の説明と同様に行われる。
送信1102でピコeNodeBは、ACKを、PDSCHを介してUEへ送信する。つまりピコeNodeBはPHICHを介したUEへの送信の為にマクロeNodeBへ確認を送信する代わりに、確認を、データチャネル(PDSCH)を介して直接UEへ送信する。
図12は、制御基地局104による処理を示すフローチャートである。この処理は任意のコード及び/又はハードウェアの組み合わせによって実行されうるが、本例示的な実施形態では制御基地局104の制御部126においてコードを実行することによりこの方法を実行する。
ステップ1202において、制御情報110を受信する。制御情報110はネットワークインターフェース116を介して受信されるが、このネットワークインターフェース116はコアネットワーク202に接続されてもよいし通信基地局102に接続されてもよい。制御情報110は通信基地局102と無線通信装置106との間の通信に関する情報を含み、無線通信装置106で受信されると無線通信装置106と通信基地局102との通信を可能にする。制御基地局がコアネットワーク202に接続する場合、制御情報110はS1シグナリングを用いた接続208を介して受信されてもよい。制御基地局104が通信基地局104に接続する場合、制御情報110はX2シグナリングを用いた接続302を介して受信されてもよい。
ステップ1204において、制御情報110に基づく制御データ108が無線通信装置106へ送信される。制御基地局104の送信部118は、ブロードキャストチャネルを介して通信基地局から送信される通信取得情報を用いて、制御データを、制御データチャネル114を介して送信する。
ステップ1206において、通信基地局から確認情報を受信する。
ステップ1208において、確認情報に基づく確認メッセージが無線通信装置106へ送信される。システムが3GPP LTE仕様に従って動作する場合、送信部はPHICHチャネルを介して確認メッセージを送信する。通信基地局102がデータチャネルを介して確認メッセージを送信する実装においてはステップ1206及び1208は省略される。
図13は、通信基地局102による処理を示すフローチャートである。この処理は任意のコード及び/又はハードウェアの組み合わせによって実行されうるが、本例示的な実施形態では通信基地局102の制御部124においてコードを実行することによりこの方法を実行する。
ステップ1302において、制御情報110を制御基地局104へ送信する。制御情報110はネットワークインターフェース204を介して受信されるが、このネットワークインターフェース204はコアネットワーク202に接続されてもよいし制御基地局104に接続されてもよい。制御情報110は通信基地局102と無線通信装置106との間の通信に関する情報を含み、無線通信装置106で受信されると無線通信装置106と通信基地局102との通信を可能にする(ステップ1304)。通信基地局102がコアネットワーク202に接続する場合、制御情報110はS1シグナリングを用いた接続206を介して受信されてもよい。通信基地局102が制御基地局104に接続する場合、制御情報110はX2シグナリングを用いた接続302を介して受信されてもよい。
ステップ1306において、無線通信装置106からの上りリンク送信を受信する。
ステップ1308において、データチャネルを介して確認メッセージが無線通信装置へ送信される。この確認メッセージは上りリンク送信が正常に受信されたことを示す。あるいは通信基地局は確認情報を確認メッセージとしてPHICHを介して送信できるように制御基地局104へ送信してもよい。
図14は、無線通信装置106による処理を示すフローチャートである。この処理は任意のコード及び/又はハードウェアの組み合わせによって実行されうるが、本例示的な実施形態では無線通信装置106の制御部132においてコードを実行することによりこの方法を実行する。
ステップ1402において、ブロードキャストチャネルを介して通信基地局102から通信取得情報を受信する。
ステップ1404において、制御基地局104から制御データ108を受信する。受信部130は無線通信装置106に制御データを受信させる為に通信取得情報に準拠して構成される。制御データ108は、通信基地局102と無線通信装置106との間の通信に関する情報を含み無線通信装置106で受信されると無線通信装置106と通信基地局102との通信を可能にする、制御情報110を表す。
ステップ1406において、通信基地局102から通信データを受信する。受信部130は制御基地局104から受信した制御データ108を用いて通信基地局102から送信されたデータを受信するように構成されている。
ステップ1408において、無線通信装置106は通信基地局102へ上りリンク 送信を行う。送信部128は制御基地局104から受信した制御データ108を用いて通信基地局102への上りリンク送信を行うように構成されている。
ステップ1408において、無線通信装置は確認メッセージを受信する。通信基地局102が確認メッセージを送信する場合はその確認メッセージはデータチャネルを介して受信される。制御基地局が確認メッセージを送信する場合はその確認メッセージはPHICHチャネルを介して受信される。
従って上述の制御チャネル管理によれば、大きなカバレッジエリアを有する基地局はその大きなカバレッジエリア内のより小さなカバレッジエリアを有する基地局へ制御情報を送信する。無線通信装置による制御情報の受信及び復号を容易化する為に、制御チャネルは、低レートでの符号化、高出力等のパラメータをもつことで頑強に設計される。その結果、小さなエリアを有する基地局と通信を行う無線通信装置は多くの場合、その小さなエリアを有する基地局と通信を行いながら容易に大きなエリアを有する基地局から制御信号を受信できる。従って本実施形態で説明した制御チャネル管理は、制御チャネルの頑強さと大きなエリアを有する基地局の高出力を利用して、出力の低い小さなエリアを有する基地局からの制御信号の送信を避けることで干渉を低減する。定められた状況下で特定の基地局や無線通信装置に周波数を割り当てることによりシステムをより最適化することができる。干渉を最小化する為に制御管理技術を利用できる一例としては、ピコeNodeBが屋内でユーザへ送信を行い、マクロeNodeBが屋外でユーザへ送信を行うという状況が挙げられる。屋内のユーザに対してピコeNodeBからではなくマクロeNodeBから制御信号を送信することで、ピコeNodeBは屋外のユーザが利用するマクロeNodeBとの干渉を避けることができる。本明細書の教示内容と組み合わせうる、その他の干渉に関する状況やオーバーヘッドパラメータをブロードキャストする技術は、2008年11月13日に出願番号第11/746,501号で出願され“SYSTEM AND METHOD FOR BROADCASTING OVERHEAD PARAMETERS IN POOR COVERAGE REGIONS”という発明の名称の米国特許公開第2008−0279168号に記載されている。米国特許公開第2008−0279168号は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
当業者が上述の教示を参考にして本発明の他の実施形態や変形例を容易に考案できることは明らかである。上述の記載は例示目的であり、制限目的ではない。本発明は、本明細書及び添付図面と併せて考えられる実施形態や変形例を含む以下に記載の請求項によってのみ限定される。従って、本発明の範囲は上記記載によってではなく、添付の請求項と、その均等物の全範囲とによって限定されるべきである。

Claims (9)

  1. 無線通信装置であって、
    通信基地局から、ブロードキャストチャネルで通信取得情報を受信し、かつデータチャネルで通信データを受信する受信部を備え、
    前記通信取得情報は、前記無線通信装置が前記通信基地局からではなく制御基地局から制御データを受信することを指示するものであり、前記受信部は、前記通信基地局により前記ブロードキャストチャネルで前記無線通信装置へ送信される前記通信取得情報に従って、前記制御基地局から前記制御データを受信し、
    前記制御データは、該制御データを前記無線通信装置が制御チャネルで受信するように送信され、該制御チャネルは、前記通信基地局からの制御データ送信を前記無線通信装置が受信する為に通信規格により割り当てられた周波数及び時間を有し、
    前記制御データは、前記無線通信装置と前記通信基地局との間の通信に関する制御情報を表す、無線通信装置。
  2. 前記通信基地局は、前記制御基地局の制御基地局地理的サービスエリアと少なくとも部分的に重複する地理的サービスエリアを有する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御基地局及び前記通信基地局は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)通信規格に従って動作し、
    前記制御基地局は、大サービスエリア(LSA)eNodeBであり、
    前記通信基地局は、前記LSA eNodeBの地理的サービスエリアよりも小さな地理的サービスエリアを有する小サービスエリア(SSA)eNodeBであり、
    前記制御データは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記LSA eNodeBは、マクロeNodeBであり、
    前記SA eNodeBは、マイクロeNodeB、ピコeNodeB、及びフェムトeNodeBのうちから選択される、請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記受信部は、さらに、前記制御基地局から確認メッセージを受信するように構成され、該確認メッセージは、前記無線通信装置から前記通信基地局への上りリンク送信が前記通信基地局において正常に受信されたか否かを示す、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記制御データは、前記制御チャネルの一部分のみで送信される、請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 無線通信装置において制御データを受信する方法であって、
    前記無線通信装置が、通信基地局から、ブロードキャストチャネルで通信取得情報を受信し、該通信取得情報は、前記無線通信装置が前記通信基地局からではなく制御基地局から前記制御データを受信することを指示するものであり、
    前記無線通信装置が、前記制御基地局から前記制御データを受信し、
    前記制御データは、該制御データを前記無線通信装置が制御チャネルで受信するように送信され、該制御チャネルは、前記通信基地局からの制御データ送信を前記無線通信装置が受信する為に通信規格により割り当てられた周波数及び時間を有し、
    前記制御データは、前記無線通信装置と前記通信基地局との間の通信に関する制御情報を表す、方法。
  8. 前記無線通信装置が、前記通信基地局から前記無線通信装置へのデータチャネルで確認メッセージを受信し、該確認メッセージは、前記無線通信装置から前記通信基地局への上りリンク送信が前記通信基地局において正常に受信されたか否かを示す、請求項7に記載の方法。
  9. 前記制御基地局及び前記通信基地局は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)通信規格に従って動作し、
    前記制御基地局は、大サービスエリア(LSA)eNodeBであり、
    前記通信基地局は、前記LSA eNodeBの地理的サービスエリアよりも小さな地理的サービスエリアを有する小サービスエリア(SSA)eNodeBであり、
    前記制御データは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を介して送信される、請求項7に記載の方法。
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