JP2006222533A - インターホンのスピーカ固定構造 - Google Patents

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Manabu Yamada
学 山田
Yukitaka Mizutani
行孝 水谷
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Abstract

【課題】スピーカから放音される音声の音圧レベルが高められた場合における良好な受話音質を確保するとともに、このスピーカを作動させるための電子部品やターミナルが搭載される基板の基板面積および電子部品の搭載面積を十分に確保する。
【解決手段】下ケース1bにスピーカ10と基板20とを順に重ねて配置するにあたり、基板と下ケースとの間に挟み込まれて固定されるスピーカの放音面側に緩衝材30を配置する。また、基板に穿設させた音圧確保用穴20aの穴径をスピーカの外径よりも小さく形成し、基板の裏面側である下ケース側には、背の高い電子部品およびターミナル201を配置する。
【選択図】図1

Description

本発明はインターホンのスピーカ固定構造に係り、特に、薄型化が図られたインターホン機器にスピーカを固定させるための構造に関する。
従来から図3、図4の各分解斜視図に示すように、インターホンの音声、すなわち、受話音声を放音させるスピーカ510の固定構造としては、スピーカ510に延設されている一対の固定部品700、700を利用して、上ケース501aの内面側から突設された一対のボス600、600にビス701、701を締着させる固定構造が開示されていた(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−324291号公報
しかしながら、図3の分解斜視図に示す従来例(以下、第1の従来例という。)のインターホン機器501のように、上ケース501aに固定されたスピーカ510を作動させるための電子部品800aやターミナル(ターミナル端子と同意。)801aが搭載された基板520aを、スピーカ510の背面側、すなわち、下ケース501b側に配置させると、電子部品800aへの外部配線をターミナル801aに接続するにあたって、インターホン機器501の厚みは、スピーカ510の高さとターミナル801aの高さとの合計が少なくとも必要となり、下ケース501bに上ケース501aが被蓋されるように嵌め合わされる当該インターホン機器の薄型化が困難であった。
一方、当該インターホン機器の薄型化を図るにあたっては、図4の分解斜視図に示す従来例(以下、第2の従来例という。)のインターホン機器501’のように、スピーカ510の背面側に基板520bを配置させない方法が好適であるが、基板520bの基板面積および電子部品800bの搭載面積を十分に確保できない難点があった。
本発明は、前述の難点を解消するためになされたもので、スピーカから放音される音声の音圧レベルが高められた場合における良好な受話音質を確保するとともに、このスピーカを作動させるための電子部品やターミナルが搭載される基板の基板面積および電子部品の搭載面積を十分に確保することができる薄型化されたインターホンのスピーカ固定構造を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様であるインターホンのスピーカ固定構造は、上ケースおよび下ケース内に、インターホンの音声を放音するためのスピーカと、インターホンの呼び出し、通話の機能を行うための電子部品および電子部品への外部配線を接続するためのターミナルを搭載した基板とを収納しており、下ケースにスピーカと基板とを順に重ねて配置するとともに、スピーカは放音面が基板に穿設された音圧確保用穴を介して上ケースに向かって配置されるものである。
また、本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様であるインターホンのスピーカ固定構造において、スピーカと基板との間に緩衝材を配置するものである。
また、本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様または第2の態様であるインターホンのスピーカ固定構造において、スピーカは、基板と下ケースとの間に挟み込んで固定するものである。
また、本発明の第4の態様は、本発明の第1の態様乃至第3の態様のうち何れか1の態様であるインターホンのスピーカ固定構造において、であるインターホンのスピーカ固定構造は、背の高い電子部品およびターミナルが基板の下ケース側に配置されるものである。
本発明のインターホンのスピーカ固定構造によれば、下ケースにスピーカと基板とを順に重ねて配置するにあたり、基板と下ケースとの間に挟み込まれて固定されるスピーカの放音面側には緩衝材が配置されているため、スピーカから放音される音声、すなわち、受話音声の音圧レベルが高められた場合であっても、緩衝材の作用により基板が共振することはなく良好な受話音質を確保できる。
また、本発明のインターホンのスピーカ固定構造によれば、基板に穿設させた音圧確保用穴の穴径はスピーカの外径よりも小さいことから、基板の表面側である上ケース側には、多くの電子部品や回路パターンを配置でき、基板の基板面積および電子部品の搭載面積が十分に確保される。
さらに、本発明のインターホンのスピーカ固定構造によれば、スピーカが配置されている基板の裏面側である下ケース側には、背の高い電子部品およびターミナルを配置でき、インターホン機器の薄型化が可能となる。
以下、本発明によるインターホンのスピーカ固定構造を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるスピーカ固定構造が適用されるインターホン機器1を示す分解斜視図であり、このインターホン機器1は、通常、住戸内に設置され、住戸外の玄関(住戸玄関)に居る来訪者からの呼び出しを報知し、応答操作を行った居住者が通話を成立させるための呼び出し、通話の機能を有している。
図1の分解斜視図に示すインターホン機器1は、後述するスピーカ10からのインターホンの音声、すなわち、受話音声を当該インターホン機器外に放音させるための放音用穴100が格子状に穿設された上ケース1aと、上ケース1aが被蓋されるように嵌め合わされる下ケース1bと、インターホンの音声である受話音声を放音するためのスピーカ10と、当該インターホン機器の使用者がインターホンの呼び出し、通話の機能を行う電子部品、例えば、スピーカ10を作動させるための電子部品として図2の斜視図に示す背の高い電子部品200aおよび図1の分解斜視図に示す当該背の高い電子部品を除く電子部品200b、これら電子部品200a、200bへの外部配線を接続するためのターミナル201が搭載された基板20と、スピーカ10の放音面側と基板20の裏面側、ここでは、下ケース1b側との間に配置されるゴム、パッキン等の弾性部材からなる緩衝材30とを有している。
なお、図2は、基板20を裏面側、すなわち、下ケース1b側から見た斜視図であり、基板20に搭載される電子部品200a、200bおよびターミナル201のうち背の高い電子部品200aおよびターミナル201は、基板20の裏面側である下ケース1b側に配置されている一方、背の高い電子部品200aを除く電子部品200bは、基板20の表面側である上ケース1a側に配置されている。
また、基板20には、スピーカ10の放音面を上ケース1aに向かって配置させ、スピーカ20から放音される音声である受話音声の音圧レベルを(十分に)確保するための音圧確保用穴20aがスピーカ10の外径よりも小さい穴径で穿設されている。
さらに、下ケース1bには、スピーカ10の背面側、すなわち、ヨーク部が当接するように対向して設けられる一対ずつのリブ、ここでは、2組のリブ110a、110aおよび110b、110bが当該下ケースの底面から突設されているばかりでなく、基板20の裏面側である下ケース1b側に配置されたターミナル201が収容され、ターミナル201を外圧から保護するためのターミナル用収容口111と、前述のターミナル201に接続させる外部配線を引き込むための配線用溝112とが形成されている。
次に、本発明によるスピーカ固定構造が適用されたインターホン機器1の具体的な組み立て方法について説明する。
図1の分解斜視図および図2の斜視図に示すように、インターホン機器1の下ケース1bの底面から対向して突設されている一対ずつ2組のリブ110a、110aおよび110b、110bにスピーカ10の背面側であるヨーク部を当接させ、スピーカ10の放音面側に緩衝材30を配置した後、基板20を重ね合わせるにあたり、基板20に穿設させた音圧確保用穴20aを介してスピーカ10の放音面が上ケース1aの放音用穴100に向かい、背の高い電子部品200bとともに基板20の裏面側である下ケース1b側に配置されているターミナル201が当該下ケースに形成されているターミナル用収容口111に収容させるように当該基板を配置することにより、放音面側に緩衝材30が配置されたスピーカ10は、基板20と下ケース1bとの間に挟み込ませて固定することができる。
なお、下ケース1bのターミナル用収容口111に収納されたターミナル201には、配線用溝112から引き込まれた外部配線を結線することができる。
また、放音面側に緩衝材30が配置されたスピーカ10を基板20との間で挟み込み固定させた下ケース1bに上ケース1aを被蓋するように嵌め合わせることにより、インターホン機器1が完成される。
前述の説明から明らかなように、本発明の実施例によれば、基板20と下ケース1bとの間に挟み込まれて固定されるスピーカ10の放音面側に緩衝材30が配置されているため、スピーカ10から放音される音声である受話音声の音圧レベルが高められた場合であっても、緩衝材30の作用により基板20が共振することはなく良質の受話音質を確保できる。
また、基板20に穿設させた音圧確保用穴20aの穴径はスピーカ10の外径よりも小さいことから、基板20の表面側である上ケース1a側には、多くの電子部品200bや回路パターンを配置でき、基板20の基板面積および電子部品200bの搭載面積が十分に確保される。
また、スピーカ10が配置されている基板20の裏面側である下ケース1b側には、背の高い電子部品200aおよびターミナル201を配置でき、インターホン機器1の薄型化が可能となる。
さらに、下ケース1bに上ケース1aが被蓋されるように嵌め合わされたインターホン機器1の機器外にて静電気が発生し、この静電気が上ケース1aに穿設させた放音用穴100を介して当該インターホン機器の筐体内に侵入すると、基板20に搭載されている電子部品200a、200bやターミナル201が破損する虞がある。これを解消するにあたって放音用穴100の一部を塞ぐことも好適とされるが、本発明の実施例によれば、基板20に穿設させた音圧確保用穴20aの位置を放音用穴100に対してずらすことができ、放音用穴100の一部を塞がなくとも静電気の侵入が防止され、上ケース1aの意匠(デザイン)の自由度が増大する。
図1は、本発明の実施例によるインターホンのスピーカ固定構造を示す分解斜視図である。 図2は、本発明の実施例によるインターホンのスピーカ固定構造において、基板を裏面側から見た斜視図である。 図3は、第1の従来例によるインターホンのスピーカ固定構造を示す分解斜視図である。 図4は、第2の従来例によるインターホンのスピーカ固定構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1a……上ケース
1b……下ケース
10……スピーカ
20……基板
20a……音圧確保用穴
200a……背の高い電子部品
200b……(背の高い電子部品を除く)電子部品
30……緩衝材

Claims (4)

  1. 上ケース(1a)および下ケース(1b)内に、インターホンの音声を放音するためのスピーカ(10)と、前記インターホンの呼び出し、通話の機能を行うための電子部品(200a、200b)および前記電子部品への外部配線を接続するためのターミナル(201)を搭載した基板(20)とを収納し、
    前記下ケースに前記スピーカと前記基板とを順に重ねて配置するとともに、前記スピーカは放音面が前記基板に穿設された音圧確保用穴(20a)を介して前記上ケースに向かって配置されることを特徴とするインターホンのスピーカ固定構造。
  2. 前記スピーカと前記基板との間に緩衝材(30)を配置することを特徴とする請求項1記載のインターホンのスピーカ固定構造。
  3. 前記スピーカは、前記基板と前記下ケースとの間に挟み込んで固定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のインターホンのスピーカ固定構造。
  4. 背の高い電子部品(200a)および前記ターミナルが前記基板の前記下ケース側に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のインターホンのスピーカ固定構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11514807A (ja) * 1995-11-03 1999-12-14 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) スピーカを回路基板へ留める方法と装置
WO2004017671A1 (de) * 2002-07-19 2004-02-26 Siemens Aktiengesellschaft Raum- und platzsparende audioeinrichtung

Patent Citations (2)

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