JP2006221892A - 表示装置 - Google Patents

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人士 東
Toshiyuki Matsuura
利幸 松浦
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Abstract

【課題】 高温プロセスに耐え、かつ機械的強度においても信頼性のある絶縁基板を有するフレキシブル性のある表示装置の提供。
【解決手段】 半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は表示装置に係り、たとえば有機EL表示装置に関する。
たとえば有機EL表示装置の場合、絶縁基板の主表面にマトリックス状に配置された多数の画素が形成され、該画素には電流を流すことによって発光する有機EL層が備えられている。
そして、アクティブ・マトリックス型の場合、各画素には、データ信号をとり込むため、あるいは前記有機EL層に電源を供給するためのスイッチング素子からなる薄膜トランジスタも備えて構成されている。
この場合、前記絶縁基板としてはガラス基板を用いるのが一般的である。薄膜トランジスタの形成にあっては高温プロセスで処理されるため、前記絶縁基板としては耐熱性を要し熱膨張係数が小さい方が都合がよいからである。
また、工程処理の際に機械的強度に充分耐え得るように、該ガラス基板は所定以上の厚さに確保されていることが要求される。
このような構成からなる表示装置は、たとえば下記特許文献1、2に開示がなされ、さらには、ガラス基板の表面に光散乱膜等を形成させた構成が示されている。
特開2002−43054号公報 特開2001−244068号公報
近年にあって、表示装置は薄型化および軽量化を図ることが傾向となっているとともに、表示装置それ自体をフレキシブルにすることも試みられるようになってきている。
この場合、絶縁基板をガラス以外の材料にすることも考えられるが、上述したように、高温プロセスで充分に耐え得るような材料が少なく、さらに、機械的強度をも満足できるものに至っては適当な材料を見出すことが困難であるという現状にある。
このため、ガラス基板に保護膜を形成する等の手法がとられるが、上述した各特許文献にはそのいずれにおいても本願発明のような構成の開示あるいは示唆もないものとなっている。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、高温プロセスに耐え、かつ機械的強度においても信頼性のある絶縁基板を有するフレキシブル性のある表示装置を提供するにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)本発明による表示装置は、たとえば、半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成されていることを特徴とする。
(2)本発明による表示装置は、たとえば、半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成され、第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たすことを特徴とする。
(3)本発明による表示装置は、たとえば、半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成され、第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たし、前記絶縁基板は、第1の基板側の表面が凹面に第2の基板側の表面が凸面を形成するように湾曲させて用いられることを特徴とする。
(4)本発明による表示装置は、たとえば、(2)、(3)の構成のいずれかを前提とし、第1の基板の許容圧縮応力は、下記式(6)に示すσよりも大きいことを特徴とする。
〔数6〕 σ=E・y/2×5×10−3 ……(6)
ここで、Eは第1の基板の縦弾性係数、yは前記絶縁基板の板厚である。
(5)本発明による表示装置は、たとえば、(2)、(3)の構成のいずれかを前提とし、第2の基板の許容引っ張り応力は、下記式(7)に示すσよりも大きいことを特徴とする。
〔数7〕 σ=E・y/2×5×10−3 ……(7)
ここで、Eは第2の基板の縦弾性係数、yは前記絶縁基板の板厚である。
(6)本発明による表示装置は、たとえば、(1)から(5)の構成のいずれかを前提とし、第1の基板SUB1の板厚あるいは膜厚をtとし、第2の基板SUB2の板厚あるいは膜厚をtとした場合、次式(8)が成立することを特徴とする。
〔数8〕 1×t<t<2×t ……(8)
(7)本発明による表示装置は、たとえば、(1)から(6)の構成のいずれかを前提とし、第2の基板は、第1の基板よりも許容曲げ応力の大きな材料で構成されていることを特徴とする。
(8)本発明による表示装置は、たとえば、(1)から(6)の構成のいずれかを前提とし、第2の基板は、窒化シリコン、アルミナのうちいずれか、あるいはそれらの積層体が選定されていることを特徴とする。
(9)本発明による表示装置は、たとえば、半導体素子が備えられる画素が形成される第1の基板からなる絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板の前記半導体素子が形成された面を被う封止層と、この封止層に積層される第2の基板を有し、前記第1の基板はガラス基板で構成されるとともに、第2の基板はガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成されていることを特徴とする。
(10)本発明による表示装置は、たとえば、半導体素子が備えられる画素が形成される第1の基板からなる絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板の前記半導体素子が形成された面を被う封止層と、この封止層に積層される第2の基板を有し、前記第1の基板はガラス基板で構成されるとともに、第2の基板はガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成され、第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たすことを特徴とする。
(11)本発明による表示装置は、たとえば、半導体素子が備えられる画素が形成される第1の基板からなる絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板の前記半導体素子が形成された面を被う封止層と、この封止層に積層される第2の基板を有し、第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たし、前記絶縁基板は、第1の基板側の表面が凹面に第2の基板側の表面が凸面を形成するように湾曲させて用いられることを特徴とする。
(12)本発明による表示装置は、たとえば、(1)から(5)の構成のいずれかを前提とし、第1の基板SUB1の板厚あるいは膜厚をtとし、第2の基板SUB2の板厚あるいは膜厚をtとした場合、次式(8)が成立することを特徴とする。
〔数8〕 1×t<t<2×t ……(8)
(13)本発明による表示装置は、たとえば、(9)から(12)のいずれかの構成を前提とし、第2の基板は、第1の基板よりも許容曲げ応力の大きな材料で構成されていることを特徴とする。
(14)本発明による表示装置は、たとえば、(9)から(12)のいずれかの構成を前提とし、第2の基板は、窒化シリコン、アルミナのうちいずれか、あるいはそれらの積層体が選定されていることを特徴とする。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以下、図面を用いて本発明による表示装置の実施例について説明する。
図1(a)は、本発明による表示装置の一実施例を示す断面図であり、たとえば有機EL表示装置の一画素に相当する部分の断面を示した図である。
なお、図1(a)においては、画素の発光をもたらす有機EL層ELを含む発光部と、該有機EL素子に電源を供給するための薄膜トランジスタTFT(ドライブ・スイッチング素子)を示しており、画素選択用の信号が供給されることによって駆動される薄膜トランジスタ、およびこの薄膜トランジスタを介してデータ信号が蓄積される容量素子等は省略して示している。
まず、絶縁基板SUBがある。この絶縁基板SUBは少なくともマトリックス状に配置された各画素の集合である表示部に共通に形成され、有機EL表示装置の全体の大きさにほぼ匹敵するものとなっている。
そして、この絶縁基板SUBは第1の基板SUB1と第2の基板SUB2の積層体から構成されている。第1の基板SUB1はガラス基板からなり、第2の基板SUB2はたとえば窒化シリコン、アルミナ等のガラス以外の材料からなっている。
このように構成される絶縁基板SUBは、画素が形成される面(主表面)において第1の基板SUB1が配置され、該主表面と反対側の面に第2の基板SUB2が配置されている。
ここで、第1の基板SUB1としてガラス基板を用いているのは、上述したようにこの上面に薄膜トランジスタTFTが形成され、この薄膜トランジスタTFTの形成においては高温プロセスを経る必要があり、耐熱性を有しかつ熱膨張係数が小さいものを選択する必要があるからである。
また、第1の基板SUB1は、その厚さがたとえば0.5mmと薄く形成され、さらにはたとえば0.1mmまでの厚さまで許容されるようになっている。ガラス基板からなる第1の基板SUB1にフレキシブル性をもたせるためである。
これに対し、第2の基板SUB2は、第1の基板SUB1に比較し、その厚さは大きく形成されている。前記第1の基板SUB1の湾曲による破壊を防止するためで、該厚さは絶縁基板SUBの全体のフレキシブル性を損なわないように制限されたものとなっている。
この意味で、絶縁基板として機能するのは第1の基板SUB1であって、第2の基板SUB2は第1の基板SUB1の補強に対する保護膜として機能するともいえる。
なお、これら第1の基板SUB1と第2の基板SUB2の厚さの関係は後に詳述する。
絶縁基板SUBの第1の基板SUB1側の面には、たとえばポリシリコンからなる半導体層PSが島状に形成されている。この半導体層PSは薄膜トランジスタTFTの半導体層として構成される。
また、絶縁基板SUBの主表面には前記半導体層PSをも被って絶縁膜GIが形成されている。この絶縁膜GIは薄膜トランジスタTFTの形成領域においては該薄膜トランジスタTFTのゲート絶縁膜として機能するようになっている。
絶縁膜GIの表面には、前記半導体層PSのほぼ中央を横切るようにして電極が形成され、この電極は前記薄膜トランジスタTFTのゲート電極GTとして構成されている。なお、このゲート電極GTは、図示しない容量素子の一方の電極に接続され、該容量素子に蓄積された電荷(データ信号の情報量に相当する電荷)が印加されるようになっている。
絶縁基板SUBの主表面に該ゲート電極GTをも被って第1絶縁膜INS1が形成され、この第1絶縁膜INS1の表面には前記薄膜トランジスタTFTの一方の電極(便宜上、ソース電極と称する)STが、第1絶縁膜INS1、絶縁膜GIに形成されたスルーホールを通して形成されている。このソース電極STには、該薄膜トランジスタTFTがオン動作することにより、該薄膜トランジスタTFTの他方の電極に接続された電源供給信号(図示せず)からの電源が供給されるようになっている。
絶縁基板SUBの主表面に該ソース電極STをも被って第2絶縁膜INS2、第3絶縁膜INS3が順次積層されて形成され、該第3絶縁膜INS3の表面には、画素電極として機能する陽極PPが形成されている。そして、この陽極PPの一部は第3絶縁膜INS3、第2絶縁膜INS2に形成されたスルーホールを通して前記薄膜トランジスタTFTのソース電極STに接続されている。なお、陽極PPはたとえばITO(Indium Tin Oxide)等からなる透光性の導電層で構成されている。後述の有機EL層ELからの発光はこの陽極PPを通して絶縁基板SUB側に照射(図中、矢印で示す)させんと構成するからである。
絶縁基板SUBの主表面にバンク層BNKが形成され、このバンク層BNKはたとえば樹脂材からなり、前記陽極PPの周辺を除く中央部を露出させる透孔が設けられたパターンをなしている。このバンク層BNKは、たとえば後述の有機EL層ELからの光を隣接する他の画素側に侵入するのを回避させる機能を有し、たとえば黒色顔料が含有されたものとして形成される。
そして、バンク層BNKから露出された陽極PPの上面には有機EL層ELが形成され、この有機EL層ELの周辺は該バンク層BNKの側壁面から表面の若干の領域にまで至って形成されている。
なお、この有機EL層ELは必要に応じて、電荷輸送層と有機EL層ELと電子輸送層との積層体、電荷輸送層と有機EL層ELとの積層体、有機EL層ELと電子輸送層との積層体として形成される場合があるが、これらの各態様をも含めてこの明細書では有機EL層EL(あるいは発光層)として定義する。
絶縁基板SUBの表面に前記有機EL層をも被って陰極NPが形成されている。この陰極NPは各画素に共通に形成され、たとえば金属からなる導電層で形成されている。
そして、陰極NPが形成された絶縁基板SUBの表面には封止層SLSが対向配置され、その間の空間は不活性状態となっている。該封止層SLSは前述した薄膜トランジスタTFTあるいは有機EL層ELを外力あるいは湿気等による劣化を保護するために設けられ、この封止層SLSの前記陰極NP側の面には防湿層PLが備えられている。
ここで、このように構成された表示装置の可能な湾曲は、図1(b)に示すように、封止層SLS側の面において凹面となるように、したがって、絶縁基板SUB側の面において凸面となるようになされるようになっている。すなわち、観察者は凸面状となった表示部における画像を観察することができるようになる。
そして、この表示装置は、たとえ絶縁基板SUBの第1の基板SUB1としてガラス基板を用いていたとしても、その破壊を生じさせることなくフレキシブル性を備えたものとして構成される。
図2は、このように湾曲された表示装置において、特に絶縁基板SUBを抽出して描き、それに加わる力の関係を示した図である。
図2(a)は絶縁基板SUBにおいてその第1の基板SUB1側の面を凹面となるように湾曲させた場合を示す図、図2(b)はこの湾曲の際において絶縁基板SUB内に生じる応力を示す図である。
また、図中、点線m−mは絶縁基板SUBの従主軸(変形が0となる軸)を示し、該絶縁基板SUBの厚さ方向における中央を横切る線分として示している。点線n−nは第1の基板SUB1と第2の基板SUB2の境界を示す線分として示している。
絶縁基板SUBが湾曲すると、図2(b)に示すように、絶縁基板SUBの凸面側は引っ張り応力DSが生じ、これに対し、凹面側は圧縮応力PSが生じることになる。
ちなみに、絶縁基板SUBをガラス基板のみで構成した場合に、図2(c)に示すように、その凸面側において引っ張り応力DS’、凹面側は圧縮応力PS’が生じるが、それら応力の分布は縦主軸m−mから離間するに従って均等に大きくなる傾向にあることから、各表面においてDS’≒PS’の関係となる。この場合、DS’、PS’の値は湾曲の程度(曲率半径が小さくなる程度)に応じて大きくなる。したがって、ガラス基板の属性からその許容圧縮応力と比較して許容引っ張り応力が大幅に小さいため、該ガラス基板の破壊は前記引っ張り応力DS’が許容引っ張り応力に達した際においてなされることになる。
しかし、前記絶縁基板SUBを、上述したように、その凹面側に第1の基板SUB1(ガラス基板)、凸面側に第2の基板SUB2(アルミナ基板)の積層構造とした場合に、図2(b)に示すように、第2の基板SUB2内において、応力の分布は縦主軸m−mから離間するに従って均等に大きくなるが、第1の基板SUB1内において勾配(応力の増大の傾き)を異にして大きくなる。
このことから、該第1の基板SUB1側においてそれに加わる応力は圧縮応力が支配的になることが判る。
このことは、第1の基板SUB1において、その凹面側の表面に発生する最大圧縮応力が許容圧縮応力を越えない範囲で、曲率半径を小さくする方向で湾曲できることを意味する。上述したように、ガラス基板における許容圧縮応力は許容引っ張り応力よりも大きい特性を有することから、その湾曲の程度を大きくすることができる。
なお、図2(b)の応力分布から明らかとなるように、第1の基板SUB1に生じる応力は第2の基板SUB2に生じる応力よりも小さく示している。これは第2の基板SUB2の許容曲げ応力が第1の基板SUB1の許容曲げ応力よりも大きいことを示し、第2の基板SUB2は引っ張り応力に強く、これにより第1の基板SUB1の保護膜としての機能を充分に発揮できることを意味する。
また、このことは、第1の基板SUB1と第2の基板SUB2との積層構造で構成した絶縁基板SUBにおいて、該第1の基板SUB1の曲げ応力はそれ自体の単体の曲げ応力よりも大きくなることを意味する。
図3は、このことを示したグラフであり、その横軸に曲率をとり、縦軸に曲げ応力をとっている。なお、曲率を示す横軸は、原点から遠のくにつれ湾曲がなだらかとなることを意味することから、絶縁基板SUBの湾曲の度合いを大きくした場合には、原点に向かって曲率が変化し、図に示す応力曲線はそれにつれて曲げ応力が大きくなるように描かれている。
第1の基板SUB1の許容応力をσaとした場合、第2の基板SUB2の積層構造をとらない場合にその破壊点が図中Bにあるのに対し、第2の基板SUB2を積層させることによって絶縁基板SUBの破壊点は図中Aとなる。
すなわち、第2の基板SUB2の許容応力をσbとした場合、絶縁基板SUBの破壊点に至る許容応力は(σa+σb)にまで拡大され、その拡大に応じて湾曲の可能な範囲を拡大させることができるようになる。
上述した実施例のような絶縁基板SUBはいわゆる組み合わせばりとして見ることができる。いま、縦主軸の曲率半径をrとした場合、縦主軸から距離yだけ離れた点でのひずみεはε=y/rと表せるから、
第1の基板SUB1の凹面側の表面における応力は、
〔数1〕 σ=E・y/r ……(1)
と表せる。ここで、Eは第1の基板SUB1の縦弾性係数、yは縦主軸から該表面までの距離である。
また、第2の基板SUB2の凸面側の表面における応力は、
〔数2〕 σ=E・y/r ……(2)
と表せる。ここで、Eは第2の基板SUB2の縦弾性係数、yは縦主軸から該表面までの距離である。
したがって、表示装置のフレキシブル性においてその実用化に求められる曲率を最大25mmφとした場合、
〔数3〕 σ=E・y/5×10−3 ……(3)
〔数4〕 σ=E・y/5×10−3 ……(4)
として表され、σは許容圧縮応力以下に設定され、σは許容引っ張り応力以下に設定されることにより前記絶縁基板SUBは充分にそのフレキシブル性に耐えるように構成することができる。σ、σはそれぞれMKS単位で示している。
なお、y、yは、それぞれ縦主軸から、第1の基板SUB1の凹面側の表面までの距離、第2の基板SUB2の凸面側の表面までの距離を示したものである。このため、第1の基板SUB1の板厚をtとした場合、第2の基板SUB2の板厚t(>t)は、
〔数5〕 t=y−t ……(5)
となる。ここで、yは絶縁膜SUBの厚さを示し、具体的にはy+yである。
ここで、y、yは、y=yと近似でき(すなわち、縦主軸は絶縁基板SUBの厚さ方向の中央)、上式(3)、(4)はそれぞれ次式(6)、(7)で近似することができる。
〔数6〕 σ=E・y/2×5×10−3 ……(6)
〔数7〕 σ=E・y/2×5×10−3… …(7)
したがって、第1の基板SUB1の許容圧縮応力は上式(6)に示すσよりも大きく、第2の基板SUB2の許容引っ張り応力は上式(7)に示すσよりも大きくすればよいことになる。
また、第1の基板SUB1の板厚(あるいは膜厚)は、たとえば0.5mmとしたものである。この場合、第2の基板SUB2の板厚(あるいは膜厚)として0.5mm〜1mmが適当な値となる。第1の基板SUB1の破壊防止と、表示装置全体の可撓性を損なわないためである。
また、上述したように、第1の基板SUB1の板厚(あるいは膜厚)は0.1mm程度まで許容できることになり、この場合の第2の基板SUB2の板厚(あるいは膜厚)は、0.1mm〜0.2mmとすることが適当である。
このことから、第1の基板SUB1の板厚(あるいは膜厚)をtとし、第2の基板SUB2の板厚(あるいは膜厚)をtとした場合、
〔数8〕 1×t<t<2×t ……(8)
の関係が成立する。したがって、このように構成するようにしてもよいことはもちろんである。
また、図4は、第1の基板SUB1を式(8)の関係を有するようにして、絶縁基板SUBの総厚を0.04mm(菱形点で結んだ特性)、0.06mm(小矩形点で結んだ特性)、0.08mm(三角形点で結んだ特性)、0.1mm(大丸点で結んだ特性)、0.12mm(大矩形点で結んだ特性)、0.14mm(小丸点で結んだ特性)とした場合における絶縁基板SUBの曲率と曲げ応力との関係を示したグラフである。
絶縁基板SUBの曲率は、図において40mmから25mmの範囲で考えており、この場合、菱形点で結んだ特性、小矩形点で結んだ特性、三角形点で結んだ特性において許容曲げ応力の範囲内に属し、この範囲内の使用が適当であることが判る。
表1は、図1に示した構成において、第1の基板SUB1の板厚をたとえば0.1mm、0.07mm、0.05mmと設定し、それぞれにおいて、表示装置の湾曲の度合いを増加していった場合(曲率半径を40mmφ、35mmφ、30mmφ、25mmφと変化)、そのいずれにあっても該第1の基板SUB1の破壊はないことはもちろんのこと絶縁基板SUB自体の不都合も生じなかった。表中、○印は、第1の基板SUB1に破壊が生じなかったことを示している。
なお、表1に具体的に示されていないが、第1の基板SUB1の板厚を小さくする方が、それに応じて該第1の基板SUB1の破壊を回避してより湾曲の度合いを向上させることができることが確かめられている。
Figure 2006221892
ちなみに、表2は、図1に示した構成において、湾曲させる側を異ならしめて、すなわち、絶縁基板SUB側が凹面に、封止層SLS側を凸面になるようにした場合において、上記と同様の実験も試みた。
表1に示すと同様に、第1の基板SUB1の板厚をたとえば0.1mm、0.07mm、0.05mmと設定し、それぞれにおいて、表示装置の湾曲の度合いを増加させた(曲率半径を40mmφ、35mmφ、30mmφ、25mmφと変化)。
第1の基板SUB1の板厚が0.1mmの場合、湾曲をその曲率が35mmφ以下になるように増大させると第1の基板SUB1の破壊が生じ、第1の基板SUB1の板厚が0.07mmの場合、湾曲をその曲率が30mmφ以下になるように増大させると第1の基板SUB1の破壊が生じ、第1の基板SUB1の板厚が0.05mmの場合、湾曲をその曲率が30mmφ以下になるように増大させると第1の基板SUB1の破壊が生じた。
Figure 2006221892
このことから、図1に示す構成の表示装置においては、第1の基板SUB1に圧縮応力が生じるように、換言すれば引っ張り応力が生じないような湾曲の態様を採用することが好ましいことが判る。
なお、このような構成からなる表示装置の製造方法は、最初、機械的な強度に充分に耐え得る厚さを有する第1の基板SUB1を用意し、この第1の基板SUB1の主表面に半導体層PS、絶縁膜GI、ゲート電極GT、……封止材SLSを形成した後、該第1の基板SUB1の前記主表面とは反対側の面をエッチング等して該第1の基板SUB1の厚さをたとえば0.5mmに加工する。その後、第1の基板SUB1のエッチング等した面に第2の基板SUB2をたとえば貼付等によって被着させる。
上述したように、薄膜トランジスタTFTの形成(特に、半導体層の形成)の際において、高温プロセスを必要とするため、絶縁基板としては耐熱性、および熱膨張率が小さいことが要請され、このことからガラス基板が好適なためである。
また、このような事情から、第1の基板SUB1の所定の厚さへの加工、および第2の基板SUB2の被着の工程は、必ずしも封止材SLSの形成の後に限られず、半導体層の形成後であってもよいことはもちろんである。
図5は、上述した第1の基板SUB1の特性を考慮して構成した表示装置の他の実施例を示す図で、図1と対応したものとなっている。
図1(a)と異なる構成は、まず、有機EL層ELからの光は陰極NPを通して封止層SLS側に照射されるように構成されている。このため、陽極PPは金属等の非透光性の導電層で形成され、陰極NPはたとえばITO等の透光性の導電層で形成されている点にある。
また、薄膜トランジスタTFT等が形成される絶縁基板SUBは第1の基板SUB1のみとなっており、第2の基板SUB2を積層させることのない構成となっている点にある。第1の基板SUB1は図1(a)の場合と同様にガラス基板で構成されるとともに、その板厚tも図1(a)の場合と同様になっている。
さらに、図1(a)において第1の基板SUB1と積層させて形成された第2の基板SUB2は、封止層SLSの上面に積層させて形成している点にある。第2の基板SUB2は図1(a)の場合と同様に窒化シリコン、あるいはアルミナで構成されるとともに、その板厚tも図1(a)の場合と同様になっている。
そして、このように構成された表示装置は、その可能な湾曲は、図5(b)に示すように、第2の基板SUB2側の面において凸面となるように、したがって、第1の基板SUB2側の面において凹面となるようになされている。すなわち、観察者は凸面状となった表示部における画像を観察することができるようになる。
この場合においても、表示装置が上述のように湾曲した場合、第1の基板SUB1には圧縮応力が加わり、第2の基板SUB2には引っ張り応力が加わり、図1に示した実施例と同様となる。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
本発明による表示装置の一実施例を示す断面図である。 図1に示した絶縁基板内に生じる応力の分布を示した説明図である。 図1に示した絶縁基板の曲率と曲げ応力との関係を示したグラフである。 本発明による表示装置における曲率とその絶縁基板に生じる曲げ応力との関係を示したグラフである。 本発明による表示装置の他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
SUB…絶縁基板、SUB1…第1の基板、SUB2…第2の基板、PS…半導体層、GI…絶縁膜(ゲート絶縁膜)、GT…ゲート電極、TFT…薄膜トランジスタ、PP…陽極、EL…有機EL層、NP…陰極、SLS…封止層。

Claims (14)

  1. 半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成され、
    第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たすことを特徴とする表示装置。
  3. 半導体素子が備えられる画素が形成される絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板は、画素が形成される側にガラスから構成される第1の基板と、画素が形成される側と反対側にガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成される第2の基板とから構成され、
    第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たし、
    前記絶縁基板は、第1の基板側の表面が凹面に第2の基板側の表面が凸面を形成するように湾曲させて用いられることを特徴とする表示装置。
  4. 第1の基板の許容圧縮応力は、下記式(6)に示すσよりも大きいことを特徴とする請求項2、3のいずれかに記載の表示装置。
    〔数6〕 σ=E・y/2×5×10−3 ……(6)
    ここで、Eは第1の基板の縦弾性係数、yは前記絶縁基板の板厚である。
  5. 第2の基板の許容引っ張り応力は、下記式(7)に示すσよりも大きいことを特徴とする請求項2、3のいずれかに記載の表示装置。
    〔数7〕 σ=E・y/2×5×10−3 ……(7)
    ここで、Eは第2の基板の縦弾性係数、yは前記絶縁基板の板厚である。
  6. 第1の基板SUB1の板厚あるいは膜厚をtとし、第2の基板SUB2の板厚あるいは膜厚をtとした場合、次式(8)が成立することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示装置。
    〔数8〕 1×t<t<2×t ……(8)
  7. 第2の基板は、第1の基板よりも許容曲げ応力の大きな材料で構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 第2の基板は、窒化シリコン、アルミナのうちいずれか、あるいはそれらの積層体が選定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。
  9. 半導体素子が備えられる画素が形成される第1の基板からなる絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板の前記半導体素子が形成された面を被う封止層と、この封止層に積層される第2の基板を有し、
    前記第1の基板はガラス基板で構成されるとともに、第2の基板はガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成されていることを特徴とする表示装置。
  10. 半導体素子が備えられる画素が形成される第1の基板からなる絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板の前記半導体素子が形成された面を被う封止層と、この封止層に積層される第2の基板を有し、
    前記第1の基板はガラス基板で構成されるとともに、第2の基板はガラス以外のフレキシブル性ある材料で構成され、
    第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たすことを特徴とする表示装置。
  11. 半導体素子が備えられる画素が形成される第1の基板からなる絶縁基板を備えるものであって、該絶縁基板の前記半導体素子が形成された面を被う封止層と、この封止層に積層される第2の基板を有し、
    第1の基板の厚さをt、第2の基板の厚さをtとした場合、t<tの関係を満たし、
    前記絶縁基板は、第1の基板側の表面が凹面に第2の基板側の表面が凸面を形成するように湾曲させて用いられことを特徴とする表示装置。
  12. 第1の基板SUB1の板厚あるいは膜厚をtとし、第2の基板SUB2の板厚あるいは膜厚をtとした場合、次式(8)が成立することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示装置。
    〔数8〕 1×t<t<2×t ……(8)
  13. 第2の基板は、第1の基板よりも許容曲げ応力の大きな材料で構成されていることを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の表示装置。
  14. 第2の基板は、窒化シリコン、アルミナのうちいずれか、あるいはそれらの積層体が選定されていることを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の表示装置。
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