JP2006221679A - デジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法並びに情報送信装置及び情報受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 DVD−Audioディスク等から高品位のデジタルオーディオデータを再生する時に、コンテンツホルダーの意向でCD並みのデジタルオーディオデータにダウンコンバートして伝送される場合に、そのダウンコンバートの情報をユーザは判断できない。
【解決手段】 クロック発生器13は、外部からの変調信号入力MODにより周波数変調されたクロックをPLLにより生成する。PLL回路は閉ループ回路であるから、外部から閉ループ特性帯域外のダウンコンバート有無識別情報で周波数変調された微少な正弦波を加えるとその信号は外乱となり、エッジ部分が正弦波に応じて周波数変調されたクロックが出力される。クロック発生器13から出力されたクロックに基づいて、バイフェーズ変調回路15はシリアルオーディオデータや補助情報からなるシリアルデータをバイフェーズ変調して出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 クロック発生器13は、外部からの変調信号入力MODにより周波数変調されたクロックをPLLにより生成する。PLL回路は閉ループ回路であるから、外部から閉ループ特性帯域外のダウンコンバート有無識別情報で周波数変調された微少な正弦波を加えるとその信号は外乱となり、エッジ部分が正弦波に応じて周波数変調されたクロックが出力される。クロック発生器13から出力されたクロックに基づいて、バイフェーズ変調回路15はシリアルオーディオデータや補助情報からなるシリアルデータをバイフェーズ変調して出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明はデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法並びに情報送信装置及び情報受信装置に係り、特にダウンコンバートしたデジタルオーディオデータを、ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送路で伝送する際の、デジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法並びに情報送信装置及び情報受信装置に関する。
デジタルオーディオのプレーヤとアンプなどの間のデジタルインターフェース(I/F)には日本電子機械工業会(EIAJ)により策定されたCP−1201や、国際電気標準会議(IEC)にて策定されたIEC60958などのデジタル伝送方式が規格化され、CD(Compact Disc)やMD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などではデジタルオーディオ伝送方式として広く利用されている。
このデジタルオーディオ伝送方式では、送信側は通常CDの出力であれば44.1kHzでサンプリングされた2チャンネルの16ビットデジタルデータを補助情報(CDではサブコード)と共に高速クロックでバイフェーズ変調を行い、シリアル信号として伝送する。受信側では送られてきたシリアル信号からそれに同期したクロックを位相同期ループ回路(PLL)などによって抽出し、そのクロックをもとに復調を行い、16ビットデジタルデータや補助情報のデジタルデータを得る。
ところで、最近、CDの品質を大きく上回るデジタルオーディオデータが記録されたディスクが普及しつつある。例えば、DVD−Audioディスクには最高で量子化ビット数24ビット、サンプリング周波数192kHzの記録フォーマットも規格化されている。これらのオーディオデータの品質はスタジオのマスターと同等レベルにまで達しており、コンテンツホルダーはそれらの扱いに非常に神経質になっている。
一方、デジタルオーディオデータの伝送には前記のEIAJによるCP−1201やIEC60958などの方式が用いられているが、これらの伝送方式へのデジタルオーディオデータの出力は前記の理由によりコンテンツホルダーの意向で厳しく制限されることが多い。従って、ディスクから量子化ビット数24ビット、サンプリング周波数192kHzのデジタルオーディオデータが再生されていても、デジタルI/Fの出力にはCD並みの量子化ビット数16ビット、サンプリング周波数44.1kHzのオーディオデータしか出力されない場合がある。
従って、ユーザは素晴らしいスタジオのマスターと同等レベルの音楽を聴いているつもりが、場合によっては、知らないうちにオーディオデータがダウンコンバートされ、CD相当の量子化ビット数16ビット、サンプリング周波数44.1kHzの音を聞いている場合があった。
他方、シリアルインターフェースで伝送できる転送レートに制限がある場合は、比較的伝送レートが高い信号を比較的低い転送レートに変換するために、例えばサンプリング周波数が96kHzのオーディオデータをサンプリング周波数48kHzに間引くことで伝送可能にする送信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記のEIAJ CP−1201やIEC60958などのデジタルオーディオデータ伝送規格には、著作権保護情報、エンファシス情報、チャンネル数などの付加データの領域は確保されているが、規格を策定した当時は現在のようなダウンコンバートされたデータが伝送されることは想定されておらず、付加データの領域にダウンコンバートを表すデータビットは設定されていない(ダウンコンバート識別子の割り当てが無い)。
従って、前記の問題点を解決するには、現在のEIAJによるCP−1201やIEC60958をそのまま使いつつ、ダウンコンバートが行われていることを受信側(アンプなど)に知らせる方法が必要である。
なお、特許文献1記載の従来の情報送信装置は、シリアルインターフェースで伝送可能にするためにデジタルオーディオデータの転送レートを低減するものであり、DVD−Audioディスクからの高品位の再生オーディオデータを、CD並みの転送レートにダウンコンバートして伝送することはできるが、ダウンコンバートが行われていることを受信側に知らせることについては全く言及されていない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ダウンコンバートしたデジタルオーディオデータを、ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送路で伝送する際の識別データを付加し得るデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法並びに情報送信装置及び情報受信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明は、ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送方式のフォーマットで、デジタルオーディオデータ及び補助情報に、所望の付加情報を付加して伝送するデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法であって、デジタル伝送方式のフォーマットに従い、デジタルオーディオデータと補助情報とをシリアルデータとする第1のステップと、所望の付加情報で所定周波数を角度変調する第2のステップと、角度変調された所望の付加情報でエッジ部分が角度変調されたクロックを発生する第3のステップと、第3のステップでエッジ部分が角度変調されたクロックに基づいて、シリアルデータをセルフクロック可能な変調方式で変調して、所望の付加情報の被角度変調波の帯域よりも低域の帯域のシリアルデータ変調波を生成して伝送する第4のステップと、第4のステップで変調されたシリアルデータ変調波を入力として受け、角度変調されたクロック成分を抽出し、その角度変調されたクロック成分から低域成分の復調用クロックを生成する第5のステップと、第4のステップで変調されたシリアルデータ変調波を入力として受け、第5のステップで生成された復調用クロックに基づいて、シリアルデータ変調波を復調してデジタルオーディオデータと補助情報とを得る第6のステップと、第5のステップで抽出された角度変調されたクロック成分を検波して、所望の付加情報を得る第7のステップとを含むことを特徴とする。
この発明では、ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送方式のフォーマットに従って生成されたデジタルオーディオデータ及び補助情報からなるシリアルデータを、クロックに基づいてセルフクロック可能な変調方式で変調して伝送するに際し、所望の付加情報で角度変調された信号により上記のクロックのエッジ部分を角度変調するようにしたため、所望の付加情報をシリアルデータに付加して伝送することができる。従って、所望の付加情報としてダウンコンバート有無識別情報を伝送することができる。
また、上記の目的を達成すため、第2の発明は、ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送方式のフォーマットで、デジタルオーディオデータ及び補助情報に、所望の付加情報を付加して送信する情報送信装置であって、デジタル伝送方式のフォーマットに従い、デジタルオーディオデータと補助情報とのシリアルデータを生成するシリアルデータ生成手段と、角度変調された所望の付加情報でエッジ部分が角度変調されたクロックを発生するクロック発生手段と、クロック発生手段から出力される、エッジ部分が角度変調されたクロックに基づいて、シリアルデータをセルフクロック可能な変調方式で変調して、所望の付加情報の被角度変調波の帯域よりも低域の帯域のシリアルデータ変調波を生成する変調手段と、シリアルデータ変調波を送信出力する送信出力手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため第3の発明は、第2の発明の情報送信装置により出力されたシリアルデータ変調波を受信して、デジタルオーディオデータと補助情報と所望の付加情報とを得る情報受信装置であって、受信したシリアルデータ変調波を入力として受け、角度変調されたクロック成分を抽出し、その角度変調されたクロック成分から低域成分の復調用クロックを生成するクロックリカバリ手段と、受信したシリアルデータ変調波を入力として受け、クロックリカバリ手段で生成された復調用クロックに基づいて、シリアルデータ変調波を復調してデジタルオーディオデータと補助情報とを得る復調手段と、クロックリカバリ手段で抽出された角度変調されたクロック成分を検波して、所望の付加情報を得る検波手段と、検波手段により検波して得られた所望の付加情報を表示する表示手段とを有する構成としたものである。
この発明では、受信したシリアルデータ変調波を入力として受け、角度変調されたクロック成分を抽出し、その角度変調されたクロック成分から低域成分の復調用クロックを生成するクロックリカバリ手段で抽出された角度変調されたクロック成分を検波して、所望の付加情報を得、それを表示手段に表示するようにしたため、所望の付加情報としてダウンコンバート有無識別情報を受信して表示した場合は、ユーザに現在聞いている音のダウンコンバートの有無を知らせることができる。また、所望の付加情報は、著作権情報などにも用い得る。
本発明によれば、ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送方式のフォーマットに従って生成されたデジタルオーディオデータ及び補助情報からなるシリアルデータを、クロックに基づいてセルフクロック可能な変調方式で変調して伝送するに際し、所望の付加情報で角度変調された信号により上記のクロックのエッジ部分を角度変調することにより、所望の付加情報をシリアルデータに付加して伝送するようにしたため、受信側では受信したセルフクロック可能な変調方式で変調された信号から得たクロック成分を復調することにより、所望の付加情報を得ることができる。
このため、DVD−Audioディスク等の最近普及しつつあるCDの品質を大きく上回る高品位のデジタルオーディオデータが記録されたディスクの再生時に、CD並みのデジタルオーディオデータにダウンコンバートして伝送される場合であっても、本発明によれば、上記の所望の付加情報としてダウンコンバート有無識別情報を伝送することにより、その識別情報に基づき、ダウンコンバートされたことを表示させることができ、これにより、ユーザがダウンコンバートされCD相当レベルの音を聞いていながらスタジオマスター並みの音楽を聴いていると勘違いすることを無くすことができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。まず、本発明になるデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法に用いる情報送信装置について説明する。図1は本発明になる情報送信装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、情報送信装置であるデジタルオーディオI/F送信装置10は、オーディオシリアルI/F11、レジスタ12、クロック発生器13、CRCC発生器14、バイフェーズ変調回路15、コントローラホストI/F16及び出力ドライバ17からなり、従来固定のクロックを発生していたクロック発生器13を変調信号入力に従って周波数変調されたクロックを生成する構成とした点に特徴がある。
オーディオシリアルI/F11は、同期信号DCK、LRCKに同期したシリアルオーディオ入力データSDINが入力され、デジタルオーディオ規格に合致するシリアルデータを生成してバイフェーズ変調回路15に供給する。レジスタ12のC、U、V入力には図示しないディスクから再生された著作権表示を含む補助情報が入力され、レジスタ12はこれらの補助情報を蓄積する。レジスタ12に蓄積された補助情報は、CRCC発生器14に供給されて誤り検出用のCRCコード(CRCC)を生成させ、またデジタルオーディオ規格に合致する付加データを生成する。
クロック発生器13は、デジタルオーディオI/F送信装置10全体に供給されるクロックを発生する回路で、従来は水晶発振器若しくはCR(コンデンサ及び抵抗)による発振回路あるいは外部からのクロック供給によりクロックを生成していたが、本実施の形態では、後述するように、外部からの変調信号入力MODにより周波数変調されたクロックを位相同期ループ回路(PLL)により生成する。
バイフェーズ変調回路15は前記のオーディオシリアルI/F11からのシリアルオーディオデータと、レジスタ12からの付加データと、CRCC発生器14からのCRCC情報とを多重後にバイフェーズ変調してデジタルオーディオ規格に合致する送出信号を生成する。
なお、例えば、ディスクから量子化ビット数24ビット、サンプリング周波数192kHzのデジタルオーディオデータが再生されていても、それをプレーヤなどでCD並みの量子化ビット数16ビット、サンプリング周波数44.1kHzにダウンコンバートされたデジタルオーディオデータを伝送する場合は、バイフェーズ変調回路15にはクロック発生器13からダウンコンバート有りを示す変調信号入力で周波数変調されたクロックが供給され、バイフェーズ変調回路15から出力されるバイフェーズ変調信号のエッジ部分がクロックからの変調を受け、前後に振れた波形となる。このバイフェーズ変調信号は、出力ドライバ17によりドライブされて同軸端子または光リンクへ出力される。
次に、本実施の形態で伝送するデジタルオーディオI/Fの伝送信号のフォーマットについて説明する。この伝送信号のフォーマット自体は公知であり、図2に示すように各ブロックは192フレーム(フレーム0〜フレーム191)で構成されており、各フレームは2つのサブフレームから成る。
各サブフレームは図3に示すように、各々32ビットにより構成されており、4ビットのプリアンブルと呼ばれる同期信号部分(Sync)Iと、24ビットのメインデータ領域IIと、4ビットの付加データビットIIIとを持つ。各フレームの先頭にあるプリアンブルIはバイフェーズ変調されない部分であり、図4に表すようなB、M、Wの3種類の固定パターンのうちのいずれか一の固定パターンを持っていて、フレーム先頭の同期に使われる。プリアンブルIはバイフェーズ変調されないので、以降説明するメインデータ領域IIと容易に判別可能である。残りの28ビットはデータ領域で図5に示すようなバイフェーズ変調されている。
すなわち、バイフェーズ変調波形は、データ1ビット周期の前半分は常に1つ前のビットの後半分の論理値と反転され、後半分はデータが「0」であればそのビットの前半分と同じ論理値とされ、データが「1」であれば前半分と反転させた論理値とされる波形である。バイフェーズ変調回路15による、このバイフェーズ変調動作は、クロック発生器13からのクロックに従って行われ、通常データ1ビット周期の2倍の周波数(半分の周期)を持つクロックがあれば実現できる。
図3に示す24ビットのメインデータ領域IIには、伝送するデジタルオーディオ信号のデータが格納される。24ビットに満たないデータであればMSB側に詰められ、残りは「0」データで埋められる。図3に示す付加データ部分IIIの最初のVフラグビットはメインデータ領域データ(例えばCDから再生したオーディオデータ)の有効性を示すもので、信領性のあるデータであれば「0」、信頼性が無いデータであれば「1」とされる。
次のUビットはユーザデータビットであり、192フレーム分つまり192ビット単位で一連のユーザビットとして利用される。Cビットはチャンネルステータスビットと呼ばれ、Uビット同様192フレーム分つまり192ビット単位で利用され、伝送される信号の状態を表す。このCビットの中にはデータの種類に続いて著作権表示フラグが設定されており、「0」であればコピー許可、「1」であればコピー禁止である。最後のPビットはそのフレームのデータ部分、つまりビット4−31に対する偶数パリティビットである。
次に、図1のクロック発生器13の構成及び動作について説明する。クロック発生器13は、図6に示すように、従来のクロック発生器が水晶発振器やCRによる固定周波数発振回路であるのとは異なり、PLL回路により構成されている。すなわち、クロック発生器13は、図6に示すように、入力変調信号MODと低域フィルタ(LPF)132からの信号とを加算器131で加算して電圧制御発振器(VCO)133へ制御電圧として供給して、その出力発振周波数を制御し、VCO133の出力発振信号を位相比較器134で基準クロック発生器135からの基準クロックと位相比較し、位相比較器134で得られた位相誤差信号をLPF132及び加算器131を介してVCOに制御電圧としてフィードバックするPLL回路構成である。
ここで、PLL回路からなるクロック発生器13は、変調入力の無い定常状態では基準クロック発生器135からの基準クロックにロックして、図7(A)に示すようなデータビット周期の2倍の周波数(半分の周期)の信号をVCO133から発振出力し、それを維持すると共にバイフェーズ変調回路15にクロックとして供給する。その場合の出力クロック波形は図7(A)に示すように、従来のデジタルオーディオI/Fの送信側のクロック波形と変わらない。これにより、バイフェーズ変調回路15に図7(B)に示すデータが入力された場合は、バイフェーズ変調回路15からは図7(C)に示すようなバイフェーズ変調信号が出力される。
ところが、PLL回路は閉ループ回路であるから、変調入力に外部から閉ループ特性帯域外の例えば数kHz程度の微少な正弦波を加えるとその信号は外乱となり、その信号の周期に従って発振周波数が僅かに変化する。すなわち、上記の微小な周波数の正弦波は、加算器131でLPF132からの位相誤差信号と加算された後、VCO133に供給されてその出力発振周波数を制御する。これにより、VCO133からは上記の微小な周波数の正弦波に応じて周波数が変動する(周波数変調された)、図8(A)に示す信号が出力され、この信号がクロックとしてバイフェーズ変調回路15に供給される。
バイフェーズ変調回路15が、このPLL出力をクロックとして図8(B)に示すデータに対してバイフェーズ変調を行うと、図8(C)に示すように出力されるバイフェーズ変調波形のエッジ部分が同図(A)に示すクロックからの変調を受け、前後に振れた波形になる。本実施の形態では、これを新たな付加情報として利用する。
すなわち、本実施の形態では、前記ダウンコンバートの有無を示すダウンコンバート有無識別情報で周波数変調して得た、帯域が数kHz程度の微少な正弦波信号(変調波信号)をクロック発生器13内の加算器131へ供給して、ダウンコンバート有無識別情報を付加情報として伝送する。ここで、ダウンコンバート有無識別情報の1ビットが1つの周波数の有無に割り当てられ、ダウンコンバート有無識別情報が複数ビットの場合は、複数の周波数の信号の有無でダウンコンバート有無識別情報を表わす。
なお、デジタルオーディオI/Fのバイフェーズ変調信号は様々な要因で伝送中にジッタ成分が加わって受信側に到達する。このため、特別な処理を施さないバイフェーズ信号でも上記と同様のエッジ部分が前後に振れた波形になる。しかし、上記のジッタ成分はランダムな成分であり、見かけの波形が類似していてもエッジ部分の振れは前記の周波数変調した波形のエッジ部分の振れとは成分が異なる。従って、バイフェーズ変調信号のエッジ部分の変動成分が、周波数変調された付加情報であるのか、ジッタ成分であるのかの識別ができる。
次に、周波数変調が施されたデジタルオーディオI/Fの伝送データからダウンコンバート有無識別情報を抽出する方法について説明する。図9は前記の周波数変調されたデジタルオーディオI/Fの伝送データから変調信号を分離する部分の原理図である。受信側では元々クロックの抽出にPLL回路が使われているので付加回路は殆ど要らない。
伝送路を経て入力された伝送データであるバイフェーズ変調信号は、従来と同様に、位相比較器211、LPF212及びVCO213からなるPLL回路で構成されたクロックリカバリ回路21に供給され、ここでバイフェーズ変調信号のエッジにPLLを同期させ、入力バイフェーズ変調信号に同期したマスタークロックを得る。すなわち、図9において、クロックリカバリ回路21は、図10(A)に示すバイフェーズ変調信号が位相比較器211に供給され、ここでVCO213からの発振信号と位相比較され、図10(D)に示す位相誤差信号とされる。
この位相誤差信号はLPF212により高周波数成分が除去されてVCO213に制御電圧としてフィードバック入力される。また、VCO213から出力された入力バイフェーズ変調信号に位相同期した発振信号は、図10(B)に示すようなクロックとしてバイフェーズ復調回路22に供給される。これにより、バイフェーズ復調回路22からは図10(C)に示すように、復調されたデータが取り出される。
ここで、通常入力されるバイフェーズ変調信号は、様々な要因でジッタ成分が加わって受信側に到達するので、このクロックリカバリ回路21を構成するPLLの閉ループ特性(追従性)は狭く(遅く)、帯域は数百Hz程度としてジッタの影響を受けないよう設計されている。従って、クロックリカバリ回路21で抽出されるクロックは、図10(B)に示したように、前記送信側で付加した数kHzの変調波信号には追従しない安定したクロックの抽出が可能である。
このクロックリカバリ回路21を構成するPLLの特性を決めるのは主にループフィルタ(LPF212)だから、その入力段の位相比較器211の出力側に図9に示すように、LPF212とは別の帯域フィルタ(BPF)23を設けることにより、前記送信側で付加した数kHzの変調波信号は別途取出し可能である。このBPF23はPLLにとってはループ外であるから本来のPLLの閉ループ特性への影響も無い。また、送信側で付加した数kHzの変調波信号の取出しにはBPF23を用いるので、付加した信号とノイズのS/Nも良好になり、容易に弁別可能になる。
BPF23で前記位相誤差信号から濾波された所定周波数帯域の信号(送信側で付加した数kHzの変調波信号)は、図9に示す変調信号検波器24に供給されて検波処理されることにより、ダウンコンバート有無識別情報であることを表す付加情報として受信側で利用される。
次に、本発明のデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法にて付加情報が付加されたデジタルオーディオ信号を受信する本発明の情報受信装置について説明する。図11は本発明になる情報受信装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図9と同一構成部分には同一符号を付してある。図11において、情報受信装置であるデジタルオーディオI/F受信装置20は、クロックリカバリ回路21、バイフェーズ復調回路22、BPF23、変調信号検波器24、クロック発生器25、水晶発振器26、DAIFデコーダ27、オーディオI/F28、ステータス&エラー検出器29、サブコードバッファ30、コントローラホストI/F31からなる。
図11において、前記の送信側でダウンコンバートの有無識別情報に従って周波数変調されたデジタルオーディオI/Fの伝送データRXがデジタルオーディオI/F受信装置20内のクロックリカバリ回路21に入力されると、クロックリカバリ回路21では図9と共に説明したように、入力されたバイフェーズ変調された信号のエッジにPLLを同期させ、入力信号に同期した図10(B)に示したPLL抽出クロックを得る。
このPLL抽出クロックはバイフェーズ復調回路22に供給されて、デジタルオーディオI/Fの伝送データRXに対してバイフェーズ復調を行うために用いられる一方、クロック発生器25に供給される。クロック発生器25は、バイフェーズ変調信号からデータを復号するまでの回路部に対しては、クロックリカバリ回路21から供給されたクロックを供給し、それ以外のデータ出力やコントローラホストI/F31とのやり取りは、水晶発振器26からの変動の無い一定の発振周波数に基づいたクロックを供給する。
更に、クロックリカバリ回路21は、受信したデジタルオーディオI/Fの伝送データからバイフェーズ変調信号のエッジ部分に重畳されている周波数変調が施されたクロック信号成分を内部の位相比較器(図9の211)からBPF23へ出力し、前述した方法で信号に重畳されたダウンコンバートの有無識別情報を変調信号検波器24により検波させる。
バイフェーズ復調回路22は、デジタルオーディオI/Fの伝送データRXのバイフェーズ変調されているデータを復元して、DAIFデコーダ27に入力する。この際、デジタルオーディオI/Fの伝送データRXであるバイフェーズ変調信号は、そのエッジ部分が送信時にクロックからの変調を受け前後に振れた、図8(C)に示した送信時と同じ波形のままであるが、そのエッジ部分の振れは、送信側でのクロックの周波数変調は微少で、しかも復調の際用いられるデータ1ビットの半分というバイフェーズ復調のマージンがあるのでデコード結果には殆ど影響ない。
DAIFデコーダ27は、図2〜図4と共に説明したデジタルオーディオI/F規格のデータ構造に従って、復調データを分離し、デコードして、メインデータ及び補助情報を得て、得られた一方のメインデータはオーディオI/F28に供給して、例えばD/Aコンバータに適した信号タイミングに変換してオーディオデータとして出力させ、得られた他方の補助情報はステータス&エラー検波器29及びサブコードバッファ30に蓄積する。ステータス&エラー検波器29は前記Pビットを使ってフレームデータのエラーを検出して外部へ通知し、またCビットを格納して著作権情報を含む各種制御情報として外部へ通知する。また、サブコードバッファ30はUビットを格納し、それをサブコード情報として利用するために出力する。
例えば、受信側がデジタル入力のアンプなどであれば、パネル表示などに前記のデジタルオーディオI/Fに重畳されたダウンコンバートの情報を利用して、図12に示すように、アンプの表面パネル41の表示部42内に、ダウンコンバートデータされていることを明示すると共に、前記Cビットから得られたサンプリング周波数や量子化ビット数を表示すると便利である。
このように、本実施の形態によれば、DVD−Audioディスク等の最近普及しつつあるCDの品質を大きく上回る高品質のデジタルオーディオデータが記録されたディスク再生時に、コンテンツホルダーの意向によってEIAI CP−1201やIEC60958などへのデジタルオーディオデータの伝送に制限を加えられたディスク上には、量子化ビット数24ビット、サンプリング周波数192kHzのオーディオデータが記録されているのにデジタルオーディオデータの出力にはダウンコンバートしてCD並みの量子化ビット数16ビット、サンプリング周波数44.1kHzのオーディオデータしか出力されない場合や、また、ダウンコンバートしたデジタルオーディオデータをダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送路で伝送する場合などにおいて、デジタルオーディオI/F受信装置では、図12に示した方法によりダウンコンバートされたということを明確に表示させることができるので、ユーザがダウンコンバートされCD相当レベルの音を聞いていながらスタジオマスター並みの音楽を聴いていると勘違いすることが無くなる。
換言すると、ユーザが聞いている音はCD相当レベルの音であるが、それはスタジオマスター並みの音楽をダウンコンバートした音楽であることをユーザに知らせることができるので、現在聞いている音楽の真のクオリティを知らせることができ、一種の満足感をユーザに与えることもできる。
このように、本実施の形態によれば、従来のデジタルオーディオI/Fの伝送形式と互換を保ったままダウンコンバートの有無識別情報を伝送する(送信及び受信する)ことができる。また、本実施の形態により伝送されたデジタルオーディオI/Fの伝送データは、ダウンコンバートの有無識別情報の受信手段を有しない従来の情報受信装置により受信された場合にも、主データであるデジタルオーディオデータは復調される(互換性が確保されている)。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば周波数変調により重畳されるデータは単一搬送波周波数で周波数変調された単一データに限定しなくてよい。例えば、簡易なBPFで容易に分離可能な周波数間隔で変調信号を複数のスペクトラムとすれば、複数の情報ビットが重畳できるわけである。この情報ビットにダウンコンバートする前の量子化ビット数やサンプリング周波数を割り当て、上記のようにデジタルオーディオI/Fデータに重畳させて伝送することにより、図12に示すように受信側のデジタル入力のアンプなどでダウンコンバー卜する前のデジタルオーディオ信号に係る情報も表示することができる。
また、上記の情報ビットはデジタルオーディオI/Fで伝送されるデータとは完全に切り離せることや、ジッタとの区別がつきにくく重畳信号の秘匿性が高いことを利用して、コピー禁止・許可のような著作権保護情報として利用し、受信側で受け取ったデータ利用の可否を判断し制御してもよい。
更に、上記の実施の形態では、デジタルオーディオデータ等をバイフェーズ変調して伝送するように説明したが、これに限らず、本発明はバイフェーズ変調以外の他のセルフクロック可能な変調方式でデジタルオーディオデータを伝送する方式に広く適用可能である。また、上記の実施の形態では、バイフェーズ変調されたシリアルデータ(デジタルオーディオI/Fで伝送されるデータ)を生成するために用いるクロックを、周波数変調されたダウンコンバート有無識別情報で周波数変調するようにしているが、周波数変調以外の角度変調(例えば、位相変調)でもよい。
10 デジタルオーディオI/F送信装置
11 オーディオシリアルI/F
12 レジスタ
13、25 クロック発生器
14 CRCC発生器
15 バイフェーズ変調回路
16、31 コントローラホストI/F
17 出力ドライバ
20 デジタルオーディオI/F受信装置
21 クロックリカバリ回路
22 低域フィルタ(LPF)
23 帯域フィルタ(BPF)
24 変調信号検波器
27 DAIFデコーダ
28 オーディオI/F
29 ステータス&エラー検波器
30 サブコードバッファ
41 アンプの表面パネル
42 表示部
11 オーディオシリアルI/F
12 レジスタ
13、25 クロック発生器
14 CRCC発生器
15 バイフェーズ変調回路
16、31 コントローラホストI/F
17 出力ドライバ
20 デジタルオーディオI/F受信装置
21 クロックリカバリ回路
22 低域フィルタ(LPF)
23 帯域フィルタ(BPF)
24 変調信号検波器
27 DAIFデコーダ
28 オーディオI/F
29 ステータス&エラー検波器
30 サブコードバッファ
41 アンプの表面パネル
42 表示部
Claims (3)
- ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送方式のフォーマットで、デジタルオーディオデータ及び補助情報に、所望の付加情報を付加して伝送するデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法であって、
前記デジタル伝送方式のフォーマットに従い、前記デジタルオーディオデータと前記補助情報とをシリアルデータとする第1のステップと、
前記所望の付加情報で所定周波数を角度変調する第2のステップと、
角度変調された前記所望の付加情報でエッジ部分が角度変調されたクロックを発生する第3のステップと、
前記第3のステップでエッジ部分が角度変調された前記クロックに基づいて、前記シリアルデータをセルフクロック可能な変調方式で変調して、前記所望の付加情報の被角度変調波の帯域よりも低域の帯域のシリアルデータ変調波を生成して伝送する第4のステップと、
前記第4のステップで変調された前記シリアルデータ変調波を入力として受け、前記角度変調されたクロック成分を抽出し、その角度変調されたクロック成分から低域成分の復調用クロックを生成する第5のステップと、
前記第4のステップで変調された前記シリアルデータ変調波を入力として受け、前記第5のステップで生成された前記復調用クロックに基づいて、前記シリアルデータ変調波を復調して前記デジタルオーディオデータと前記補助情報とを得る第6のステップと、
前記第5のステップで抽出された前記角度変調されたクロック成分を検波して、前記所望の付加情報を得る第7のステップと
を含むことを特徴とするデジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法。 - ダウンコンバート識別子の割り当ての無いデジタル伝送方式のフォーマットで、デジタルオーディオデータ及び補助情報に、所望の付加情報を付加して送信する情報送信装置であって、
前記デジタル伝送方式のフォーマットに従い、前記デジタルオーディオデータと前記補助情報とのシリアルデータを生成するシリアルデータ生成手段と、
角度変調された前記所望の付加情報でエッジ部分が角度変調されたクロックを発生するクロック発生手段と、
前記クロック発生手段から出力される、エッジ部分が角度変調された前記クロックに基づいて、前記シリアルデータをセルフクロック可能な変調方式で変調して、前記所望の付加情報の被角度変調波の帯域よりも低域の帯域のシリアルデータ変調波を生成する変調手段と、
前記シリアルデータ変調波を送信出力する送信出力手段と
を有することを特徴とする情報送信装置。 - 請求項2記載の情報送信装置により出力された前記シリアルデータ変調波を受信して、前記デジタルオーディオデータと前記補助情報と前記所望の付加情報とを得る情報受信装置であって、
受信した前記シリアルデータ変調波を入力として受け、前記角度変調されたクロック成分を抽出し、その角度変調されたクロック成分から低域成分の復調用クロックを生成するクロックリカバリ手段と、
受信した前記シリアルデータ変調波を入力として受け、前記クロックリカバリ手段で生成された前記復調用クロックに基づいて、前記シリアルデータ変調波を復調して前記デジタルオーディオデータと前記補助情報とを得る復調手段と、
前記クロックリカバリ手段で抽出された前記角度変調されたクロック成分を検波して、前記所望の付加情報を得る検波手段と、
前記検波手段により検波して得られた前記所望の付加情報を表示する表示手段と
を有することを特徴とする情報受信装置。
Priority Applications (1)
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JP2005031234A JP2006221679A (ja) | 2005-02-08 | 2005-02-08 | デジタルオーディオインターフェースの付加情報伝送方法並びに情報送信装置及び情報受信装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020235300A1 (ja) | 2019-05-20 | 2020-11-26 | 株式会社日立製作所 | ポートフォリオ作成支援装置およびポートフォリオ作成支援方法 |
-
2005
- 2005-02-08 JP JP2005031234A patent/JP2006221679A/ja active Pending
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