JP2006221601A - デザイン作成支援装置及びデザイン作成支援プログラム並びにデザイン作成支援方法 - Google Patents

デザイン作成支援装置及びデザイン作成支援プログラム並びにデザイン作成支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バランスのよいグラフィックデザインを簡単に作成できるように支援するデザイン作成支援装置及びデザイン作成支援プログラム並びにデザイン作成支援方法の提供。
【解決手段】カテゴリーで分類されたデータ群を利用し、そのデータ群の中から選択されたテンプレートデータに対してバランスのよいグラフィックデザインを作成できるように、指定された1以上の写真をテンプレートの各々の図版枠に配置する写真配置手段16と、色の基本原則によって規定される色とイメージとの相関関係を示すテーブルに基づいて、入力されたグラフィックデザインに関するキーワードで特定されるイメージに合致するようにテンプレートの各領域に色付けを行う配色手段17とを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、デザイン作成支援装置及びデザイン作成支援プログラム並びにデザイン作成支援方法に関し、特に、複数のテンプレートデータの中から検索されたテンプレートを用いてグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援装置、デザイン作成支援プログラム、デザイン作成支援方法に関する。
新聞、雑誌、各種案内、商品カタログ、ダイレクトメール、ホームページなどの表現媒体に特定のコンセプトに基づいてグラフィックデザインを作成するには、コンセプトの把握、写真や各種イラストなどの図版の選択、リード、キャッチコピーあるいは本文などの文章の創作、ホワイトスペースを含めたレイアウトの選定といった各種の専門的な作業を必要とする。そのため、グラフィックデザインを利用するユーザは、通常、グラフィックデザインに関する専門的な知識と長年の経験及び豊かな感性を備えたスタッフが在籍するデザイン事務所にグラフィックデザインの作成を依頼することになる。
しかしながら、頻繁にグラフィックデザインを利用する場合、その都度デザイン事務所にグラフィックデザインの作成を依頼しなければならず煩雑であり、ユーザ自らが簡易に見栄えのよいグラフィックデザインを作成することができるツールが望まれている。このような要望から、近年、特定の用途に用いられる代表的なグラフィックデザインを作成するために用いられる型(テンプレート)の電子データ(テンプレートデータ)が市販されるようになってきている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2000−99500号公報(第4−6頁、第1図)
上述したテンプレートデータは、特定の用途に適したグラフィックデザインを作成することを前提にして作られたものであるため、様々な用途に適したグラフィックデザインを作成するためには多数のテンプレートデータが必要になる。そこで、多数のテンプレートデータをセットにしたデータ群をユーザに提供する方法が用いられるが、グラフィックデザインはその様式や造形によって見る者に対して与える効果が大きく異なるため、単に多数のテンプレートデータを集めたデータ群をユーザに提供しても、それらがグラフィックデザインの様式や造形を考慮して選別されたものでなければ各々の用途に対して効果的なグラフィックデザインを作成することはできない。
そこで、本願発明者は先願(特願2004−304535)において、グラフィックデザインの特徴を示す特定の要素に基づいて、グラフィックデザインを用途に対応付けられた複数のカテゴリーに分類し、各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータが含まれるようにデータ群を作成する方法を提案し、更に、先願(特願2004−314358)において、該データ群の中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索する方法を提案している。
このような方法で構成されたデータ群の中から検索されたテンプレートデータを用いることによって様々な用途に適したグラフィックデザインを作成することが可能となるが、グラフィックデザインの作成に際して、写真などの図版をテンプレートにバランスよく配置する作業や、背景や文字枠、文字などの配色を設定する作業は人的要素の大きく依存し、デザイン作成者の感性によってグラフィックデザインの出来映えに大きな差が生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、多数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインに適したテンプレートデータを検索するデータ検索装置、データ検索プログラム、データ検索方法、及び、検索されたテンプレートデータを用いてバランスのよいグラフィックデザインを簡単に作成できるように支援するデザイン作成支援装置、デザイン作成支援プログラム、デザイン作成支援方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の装置は、テンプレートデータを利用して所定のグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援装置であって、予め記憶された、配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを参照して、前記所定のグラフィックデザインに対して入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定し、前記配色条件に基づいて、前記テンプレートデータに基づくテンプレートに配色を行う手段を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記手段では、前記テーブルを参照して、前記イメージに対する色の三属性を特定し、前記色の三属性に基づいて、五役色を構成する主役色及び脇役色を特定し、前記主役色及び前記脇役色に基づいて、前記五役色を構成する支配色、アクセント色及び融合色を特定する構成とすることができる。
また、本発明のプログラムは、テンプレートデータを利用して所定のグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援プログラムであって、コンピュータを、予め記憶された、配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを参照して、前記所定のグラフィックデザインに対して入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定する手段として機能させるものである。
また、本発明の方法は、テンプレートデータを利用して所定のグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援方法であって、予め記憶された、配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを参照して、前記所定のグラフィックデザインに対して入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定する第1のステップと、前記配色条件に基づいて、前記テンプレートデータに基づくテンプレートに配色を行う第2のステップと、を少なくとも備えるものである。
このように、本発明の構成によれば、多数のテンプレートデータの中から検索されたテンプレートデータを用いてバランスのよいグラフィックデザインを簡単に作成することができる。
本発明のデザイン作成支援装置、デザイン作成支援プログラム、デザイン作成支援方法によれば、検索されたテンプレートデータを用いてバランスのよいグラフィックデザインを簡単に作成することができる。
その理由は、複数のテンプレートデータの中から検索された1以上のテンプレートデータを利用してグラフィックデザインを作成する際に、写真配置手段では、テンプレートデータに基づくテンプレートに指定された写真を自動的に配置し、配色手段では、色の三属性や五役色によって規定される配色とイメージとの相関関係を示すテーブルに基づいて、所望のグラフィックデザインに関するキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定し、該配色条件に基づいてテンプレートの各領域にバランスよく配色されるからである。
従来技術で示したように、本願発明者は先願において、グラフィックデザインの特徴を示す特定の要素に基づいて、グラフィックデザインを用途に対応付けられた複数のカテゴリーに分類し、各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータが含まれるようにデータ群を作成する方法及び該データ群の中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索する方法を提案しているが、本発明では、更に、上記先願の技術を用いて選択されたテンプレートデータを利用してグラフィックデザインを作成する際の作業を支援する装置、プログラム及び方法を提案する。そこで、本発明の理解を容易にするために、まず、先願に記載したグラフィックデザインの特徴を示す特定の要素について説明する。
この特定の要素としては、様式の基本原則と、グラフィックデザインの造形の基本原則とがあり、様式の基本原則としては、例えば、視覚度、図版度、文字のジャンプ率、写真のジャンプ率、グリッド拘束率、版面率、構成の3原型、書体のイメージなどが挙げられる。
”視覚度”とは、文字に対してイラストや写真などの絵的な要素がおこす視覚的な強さであり、例えば、図13に示すように、文字だけの構成では視覚度が低くなり、逆に写真やイラストを盛り込んだ構成では視覚度は高くなる。
また、”図版率”とは、紙面におけるイラストや写真などの図版の占有面積比率であり、例えば、図14に示すように、紙面全体を文字だけで埋めつくす構成では図版率は低くなり、写真やイラストなどの図版だけで文字がない構成では図版率は高くなる。この図版率は0〜100%までの数値で表すことができる。
また、”文字のジャンプ率”とは、紙面に嵌め込まれた文字の大小差であり、例えば、図15に示すように、文字のジャンプ率が低くなると、上品、落ち着き、格調高い、静かなどの印象を与えるデザインとなり、文字のジャンプ率が高くなると、親しみ、活気、楽しさ、賑やかさ、ダイナミックなどの印象を与えるデザインとなる。
また、”写真のジャンプ率”とは、紙面に嵌め込まれた写真の大小差であり、例えば、図16に示すように、写真のジャンプ率が低くなると、実用的、穏やか、静か、落ち着き、上品などの印象を与えるデザインとなり、写真のジャンプ率が高くなると、情緒的、シャープ、歯切れ、すっきりなどの印象を与えるデザインとなる。
また、”グリッド拘束率”とは、レイアウト用紙上のグリッド線への拘束度であり、例えば、図17に示すように、グリッド拘束率が低くなると、柔らかさ、自由、楽しさ、女性的、活気、大胆、不安定、親しみなどの印象を与えるデザインとなり、グリッド拘束率が高くなると、堅い、落ち着き、理性的、男性的、無難、格調、荘重などの印象を与えるデザインとなる。また、図版の場合は、切り抜き写真はグリッド拘束率が低く、角版写真はグリッド拘束率が高くなる。
また、紙面の天地左右に一定の余白(マージン)があり、このマージンの内側の文字や図版を配置するスペースが版面であり、”版面率”とは、紙面全体に対して版面が占める面積比率であり、例えば、図18に示すように、版面率が低く(すなわち余白が多く)なると、情報量が少なくなり、静か、上品、ゆったり、落ち着きなどの印象を与えるデザインとなり、版面率が高く(すなわち余白が少なく)なると、情報量が多くなり、賑やか、活気、忙しい、盛りだくさんなどの印象を与えるデザインとなる。
また、”構成の3原型”とは、紙面全体に一群の文字を組む場合の基本組型であり、左右揃え型とセンター揃え型と自然型とがある。左右揃え型では、合理的、標準的、ビジネス向きなどの印象を与えるデザインとなり、センター揃え型では、優雅、上品、格調などの印象を与えるデザインとなり、自然型では、自由、のびのび、元気などの印象を与えるデザインとなる。
また、”書体のイメージ”とは、ゴシック体、明朝体、筆文字、新書体などの書体のタイプと、太さ・大きさと、字間・行間・字詰めなどであり、書体のタイプをゴシック体にすると、新鮮、理性的、合理的などの印象を与えるデザインとなり、明朝体にすると、穏やか、中庸などの印象を与えるデザインとなり、筆文字にすると、伝統的、保守的などの印象を与えるデザインとなり、新書体にすると、気軽、斬新などの印象を与えるデザインとなる。また、文字を太くすると、男性的、元気さ、力強さなどの印象を与えるデザインとなり、文字を細くすると、女性的、繊細さ、優雅さ、緻密さなどの印象を与えるデザインとなり、文字を大きくすると、大胆、元気さ、パワー、暗転などの印象を与えるデザインとなり、文字を小さくすると、繊細、シャープなどの印象を与えるデザインとなる。また字間・行間・字詰めには所定のルールがあり、このルールからはずれるとメッセージが届かなくなる場合がある。
また、グラフィックデザインの造形の基本原則としては、例えば、主役を明示する、準主役を離す、群化、曖昧さを除く、流れを整理する、余白のバランス、四隅をおさえる、版面線を利用するなどが挙げられる。例えば、”主役を明示する”とは、最も伝えたいポイントを一番に目立たせ、その他を整理することであり、”準主役を離す”とは、2番目に伝えたいポイントを主役から離すことであり、”群化”とは、情報の要素を群化(グループ化)することで形を整理し、すっきりと伝わりやすいデザインにすることであり、”曖昧さを除く”とは、行と行、写真と文字等の間を曖昧にせず、文字と写真の高さや端を揃え、写真・文字の大きさを統一することであり、”流れを整理する”とは、受け手の視線をどのように導くかを考えてその流れに合わせて形を整えることであり、”余白のバランス”とは、最も伝えたいポイントの周りに余白を設けてメッセージを際だたせることであり、”四隅をおさえる”とは、四隅に情報をおいて画面全体を引き締め、安定させることであり、”版面線を利用する”とは、版面線に沿ってレイアウトすることで落ち着いた紙面を作ることである。
そして、上記したグラフィックデザインの特徴を示す様式の基本原則や造形の基本原則を規定する特定の要素に基づいてグラフィックデザインを複数のカテゴリーに分類すれば、各々のカテゴリーとグラフィックデザインの用途とを対応付けることができ、所定の用途に対応するカテゴリーに属するテンプレートを選択してグラフィックデザインを作成すれば、該用途に適したグラフィックデザインを作成することが可能となる。
しかしながら、所定の用途に適したテンプレートデータを選択するのは容易ではなく、また、テンプレートデータを選択したとしても、そのテンプレートデータを用いて実際にグラフィックデザインを作成する際には、写真をテンプレートの図版枠に配置したり、テンプレートの各領域に色付けを行うなどの人的要素に大きく依存する作業を行わなければならず、誰でもバランスのよいグラフィックデザインを作成できるとは限らない。
そこで、本発明では、上記カテゴリーで分類されたデータ群を利用し、そのデータ群の中から選択されたテンプレートデータに対してバランスのよいグラフィックデザインを作成できるように、指定された1以上の写真をテンプレートの各々の図版枠に配置する写真配置手段と、色の基本原則によって規定される色とイメージとの相関関係を示すテーブルに基づいて、入力されたグラフィックデザインに関するキーワードで特定されるイメージに合致するようにテンプレートの各領域に色付けを行う配色手段とを設けている。以下、その具体的構成について、図面を参照して説明する。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置及びデザイン作成支援プログラム並びにデザイン作成支援方法について、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、グラフィックデザインを作成するためのテンプレート及び該テンプレートに図版及び文字を嵌め込んで作成されたグラフィックデザインの一例を示す図であり、図2は、デザイン作成支援装置の構成を模式的に示す図、図3は、その主な機能を示すブロック図である。また、図4及び図5は、テンプレートデータの検索手順及びデザインの作成手順を示すフローチャート図であり、図6乃至図9は表示手段に表示される画面の一例を示す図である。また、図10は、記憶手段に記憶されるテーブルの一例を示す図であり、図11は、テンプレートデータが記録された記録媒体におけるデータの記録構造を示す図である。また、図12は、明度と彩度とで規定されるトーンについて説明するための図である。
図1に示すように、テンプレート1は、新聞、雑誌、各種案内、商品カタログ、ダイレクトメール、ホームページなどの表現媒体内部の領域に、写真やイラストなどの図版を嵌め込むための図版枠2と、文字を埋め込むための文字枠3とがレイアウトされたものであり、このテンプレート1の電子データ(すなわち、図版枠2や文字枠3のレイアウト情報や必要に応じてサンプルの図版データや文字データが記録されたデータ。以下、テンプレートデータと呼ぶ。)がデザイン作成者に提供される。そして、該テンプレートデータをコンピュータ端末などにロードし、写真の画像データや所定のアプリケーションで作成したイラストデータなどの図版情報5や図版と共に記載する文字情報6をデザイン作成者が指定すると、図版情報5が図版枠2内に嵌め込まれ、文字情報6が文字枠3に嵌め込まれてグラフィックデザイン4が作成され、このグラフィックデザイン4の電子データをプリンタなどの印刷手段などに出力することによりグラフィックデザイン4が上記表現媒体上に表現される。
上記テンプレートデータは、特定の用途に対して作成されたものであるため、様々な用途のグラフィックデザインを作成できるように、グラフィックデザインの特徴を示す特定の要素を用いて分類された複数のカテゴリーの各々に対して少なくとも1つのテンプレートデータが存在するように選別されたデータ群がデザイン作成者に提供され、デザイン作成者はこのデータ群の中から適切なテンプレートデータを選別してグラフィックデザインの作成を行う。その際、多数のテンプレートデータの中から適切なテンプレートデータを選択し、選択されたテンプレートデータを用いてデザインを作成するのは容易ではないことから、図2及び図3に示すようデザイン作成支援装置7を用いてデザインの作成を行う。
このデザイン作成支援装置7は、グラフィックデザインに関するキーワードやテンプレートデータに嵌め込む写真の枚数、その写真に関するキーワードなどを入力するための操作手段9と、テンプレートデータに基づくテンプレートの表示などを行う表示手段8と、グラフィックデザインに関するキーワードに対して、予め記憶されたテーブルを参照して、1以上の特定の要素に対する評価値を特定する評価値特定手段14と、特定された評価値及び必要に応じて入力された写真枚数とに基づいてテンプレートデータを検索する検索手段15と、指定された1以上の写真をテンプレートの各々の図版枠に配置する写真配置手段16と、予め記憶されたテーブルを参照して、テンプレートの各領域(背景や文字枠3、文字自体など)に色付けを行う配色手段17と、グラフィックデザインに関するキーワードと1以上の特定の要素に対する評価値との対応関係を規定するテーブルや色とイメージとの相関関係を規定するテーブルなどを記録する内部記憶手段18と、複数のテンプレートデータで構成されるデータ群が記録されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、HD−DVD、Blu−rayディスク等の記録媒体20を装填する記録媒体装填手段10と、必要に応じて、通信ネットワーク12を介して上記データ群が記録されたサーバ11に接続するためのネットワーク接続手段19と、これらの手段を制御する制御手段13とを備えている。
なお、本実施例では、デザイン作成支援装置7でテンプレートデータの検索と該テンプレートデータを用いたデザイン作成支援の双方の処理を実行する構成としているが、デザイン作成支援のみを実行する場合は、評価値特定手段14及び検索手段15は不要である。また、上記各手段は、デザイン作成支援装置7にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、写真配置手段16及び配色手段17として機能させるデザイン作成支援プログラムとして構成し、該プログラムをコンピュータにインストールして実行する構成としてもよい。
以下、上記構成のデザイン作成支援装置7を用いてグラフィックデザインを作成する方法について説明するが、その前に、本発明の理解を容易にするために、複数のテンプレートデータをセットにしたデータ群を生成する手順について説明する。
まず、コンピュータ機器などを用いて図版枠2及び文字枠3が用途に応じて適切に配置された複数のテンプレート1を作成し、各々のテンプレート1をデザイン作成者のコンピュータ端末などで動作させるためのテンプレートデータを生成する。このテンプレートデータは上述したように図版枠2や文字枠3のレイアウト情報や必要に応じてサンプルの画像データや文字データが記録されたデータであり、その形式は特に限定されないが、例えば、PowerPointで表示可能なデータ(拡張子がpptのデータ)やAdobe(登録商標)Illustratorで表示可能なデータ(拡張子がepsのデータ)などとすることができる。また、グラフィックデザイン4の出来上がりのイメージを掴みやすくするために、テンプレート1内部の領域や図版枠2で囲まれる領域、文字枠3で囲まれる領域の少なくとも1つは色彩のない明度のみのグレースケールで表示されるようにすることが好ましい。
次に、上述したグラフィックデザインの特徴を示す様式の基本原則又は造形の基本原則を規定する特定の要素の中から選択した1以上の特定の要素に基づいてグラフィックデザイン4を複数のカテゴリーに分類し、各々のカテゴリーに対して少なくとも1つのテンプレートデータを選別する。
その際、本実施例のデザイン作成支援装置7を用いて複数のテンプレートデータの中から所望のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索できるようにするために、各々のテンプレートデータのヘッダに1以上の特定の要素に対する評価値を記録したり、又は、図11(c)に示すように、テンプレートデータを特定する情報(ファイル名など)と該テンプレートデータが属するカテゴリーを特定する情報(カテゴリー名)と1以上の特定の要素に対する評価値とを対応付けた情報(例えば、\PowerPoint\Category1\PP-C1-001.ppt,(F1=1,F2=3,F3=5,F4=1,F5=3,F6=3,F7=3,F8=2),…,など(F1〜F8は上記特定の要素を示し、対応する数字は特定の要素のレベルを示す。))が記録された管理データを生成する。また、検索されたテンプレートデータを利用して所望のグラフィックデザインを作成する場合において、テンプレートデータの各々の図版枠2や文字枠3で囲まれる領域、図版情報や文字情報、背景にどのような色を配色するかが重要であり、その場合に後述する五役色を参照して配色が設定されることから、管理データ又はテンプレートデータのヘッダに、上記評価値と必要に応じて図版枠2の数量とに加えて、各々の図版枠2や文字枠3で囲まれる領域、図版情報や文字情報、背景とこの五役色との関係を示す情報(例えば、所定の文字枠3で囲まれる領域に配色される色を主役色とするなどの情報、以下、五役色の情報と呼ぶ。)を記録してもよい。この管理データのファイル形式は限定されず、デザイン作成者のコンピュータ端末にインストールされているアプリケーションで利用可能な形式であればよく、xml形式やテキスト形式のファイルとしてもよいし、PowerPointやAdobe(登録商標)Illustratorで利用可能な形式のファイルとしてもよいし、メタデータとしてもよい。
そして、選別した複数のテンプレートデータと必要に応じて生成した管理データとをセットにしてデータ群を構成し、該データ群をホストコンピュータなどに送信して記憶させたり、該データ群を記録媒体20に書き込み、該データ群又は該データ群が記録された記録媒体20と、必要に応じてテンプレートデータを紙媒体などの直接目視が可能な媒体に出力した印刷物とをセットにしてデザイン作成者に提供する。
上記手順でデータが書き込まれた記録媒体20におけるデータの記録構造は、例えば、図11に示すようになり、PowerPoint用のテンプレートデータを生成した場合は、図11(a)に示すように、各々のカテゴリーに対してフォルダ(Category1など)が生成され、その中に該カテゴリーに属する少なくとも1つのテンプレートデータ(PP-C1-001.pptなど)が格納さると共に、必要に応じてテンプレートデータに関する情報が記述された管理データ(index.txt)が記録され、これらでデータ群が構成される。また、Adobe(登録商標)Illustrator用のテンプレートデータを生成した場合は、図11(b)に示すように、各々のカテゴリーに対してフォルダ(Category1など)が生成され、その中に該カテゴリーに属する少なくとも1つのテンプレートデータ(AI-C1-001.epsなど)が格納されると共に、必要に応じて管理データ(index.txt)が記録され、これらでデータ群が構成される。
このようにして作成されたデータ群を用いてグラフィックデザインを作成することになるが、その際、多数のテンプレートデータの中から所定の用途に使用するグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを選択するのは容易でない。そこで、本実施例では、グラフィックデザインの作成に先だって、デザイン作成者が入力したキーワードに対して、上記特定の要素の評価値を特定し、その評価値に基づいて、所定のグラフィックデザインの作成に適したテンプレートデータを検索できるようにしている。以下、データ検索の具体的な手順について、図4のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS101で、デザイン作成支援装置7の制御手段13は、表示手段8に例えば図6(a)に示すような写真枚数入力画面21を表示させる。この写真枚数入力画面21には、デザイン作成者が作成しようとするグラフィックデザインに嵌め込む写真の枚数を入力する枠が設けられており、デザイン作成者は操作手段9を操作して写真枚数を入力する。続いて、制御手段13は、表示手段8に例えば図6(b)に示すようなキーワード入力画面22を表示させる。このキーワード入力画面22には、デザイン作成者が作成しようとするグラフィックデザインに関する文言(キーワード)を入力する枠が設けられており、デザイン作成者は操作手段9を操作して作成しようとするグラフィックデザインのイメージを現すキーワードを入力する。なお、ここではグラフィックデザインに写真を嵌め込む場合を想定して写真枚数入力画面21を表示させているが、グラフィックデザインに写真を嵌め込まない場合は写真枚数入力画面21を表示させる必要はない。
次に、ステップS102で、評価値特定手段14は、予め内部記憶手段18に記憶されたテーブルを参照して、入力された各々のキーワードについて、1以上の特定の要素に対する評価値を特定する。具体的に説明すると、内部記憶手段18には、図10(a)に示すように、各種キーワードと特定の要素に対する評価値とを対応付けるテーブルが記憶されており、例えば、”上品”というキーワードを入力した場合、実施形態で示したように、このキーワードには特定の要素の中の文字のジャンプ率が対応しており、文字のジャンプ率が低くなるに従って上品なイメージになることから、文字のジャンプ率に対する評価値を低い値(例えば5段階で評価した場合は1)に設定する。
なお、このキーワードは少なくとも1つ入力されていればよいが、該当するテンプレートデータを絞り込むことができるように複数のキーワードを入力してもよい。例えば、”上品”、”堅い”、”静か”という3つのキーワードを入力した場合、各々のキーワードには特定の要素の中の文字のジャンプ率、グリッド拘束率、版面率が対応しており、文字のジャンプ率が低くなるに従って上品なイメージ、グリッド拘束率が高くなるに従って堅いイメージ、版面率が低くなるに従って静かなイメージになることから、文字のジャンプ率及び版面率に対する評価値を低い値(同様に5段階で評価した場合は1)に、グリッド拘束率に対する評価値を高い値(同様に5段階で評価した場合は5)に設定する。
また、上記テーブルで規定されていないキーワードが入力される場合も考えられる。その場合の方法としては、例えば、”別のキーワードを入力してください”などのメッセージを表示してもよいし、入力可能なキーワードを列記した表などを予めデザイン作成者に提示しておき、その中から選択したキーワードを入力させるようにしてもよいし、グラフィックデザインに関する様々な文言と上記テーブルに規定されているキーワードとを対応付ける第2のテーブルを用意しておき、テーブルで規定されていないキーワードが入力された場合は、第2のテーブルを参照して該キーワードをテーブルに規定されたキーワードに変換し、その後、変換されたキーワードに対して特定の要素に対する評価値を特定してもよい。また、キーワード入力画面22に代えて、図6(c)に示すような、テーブルで規定されているキーワードを対比したキーワード選択画面23を表示させ、その中から所望のキーワードを選択させる構成としてもよい。
また、入力したキーワードが少ない場合に、該当するテンプレートデータの候補が多数検索されてしまう場合も考えられる。その場合には、ステップS101で写真枚数入力画面21やキーワード入力画面22を表示させる前に、グラフィックデザインを表現する媒体を選択する画面を表示させ、後述するステップで入力した写真枚数及びキーワードに該当するテンプレートデータを検索する際に、選択された媒体に対応するテンプレートデータのみを検索の対象とする構成としてもよい。このような構成にすれば、グラフィックデザインを表現しようとする媒体に適したテンプレートデータを効果的に検索することができる。
次に、ステップS103で、検索手段15は、記録媒体20に記録されたデータ群又は通信ネットワーク12を介してサーバ11から受信したデータ群の中から、予め定められた順番(例えば、ファイル名順)でテンプレートデータを選択し、選択されたテンプレートデータのヘッダに予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取る。また、テンプレートデータのヘッダに評価値が記録されていない場合は、管理データの記述を参照して、選択されたテンプレートデータに対応付けて予め記録された特定の要素に対する評価値を読み取る。
次に、グラフィックデザインに写真を嵌め込む場合は、ステップS104で、検索手段15は、ステップS101で入力された写真の枚数と選択されたテンプレートデータに基づくテンプレートに予め設けられた図版枠2の数量とを比較し、図版枠2の数量が写真の枚数よりも少ない場合は該テンプレートデータを利用できないと判断してステップS108にスキップする。
一方、図版枠2の数量が写真の枚数以上の場合(図版枠2の数量と写真の枚数とが等しい場合と、図版枠2の数量が写真の枚数よりも多い場合の双方を含む。)は、ステップS105で、検索手段15は、ステップS102で特定された評価値と、ステップS103で読み取った評価値とを比較し、ステップS106で、両者が一致又は近似しているかを判断し、一致又は近似している場合は、ステップS107で、そのテンプレートデータを候補として登録する。ここで、両者が一致するとは、例えば、特定された評価値が、文字のジャンプ率が1、グリッド拘束率が5、版面率が1の場合に、読み取った評価値が同じ特定の要素に対して同じ値を有する場合であり、両者が近似するとは、一部の特定の要素の評価値が同じ値の場合や、複数の特定の要素の評価値が近い値(例えば、文字のジャンプ率及び版面率の評価値が2)の場合などである。
なお、上記説明では、デザイン作成者がキーワードを入力又はキーワードを選択する場合の方法であり、この方法ではキーワードから特定の要素に対する評価値を特定する必要があるが、デザイン作成者が特定の要素に対する評価値を直接入力することもできる。例えば、ステップS101で図6(b)に示すキーワード入力画面22又は図6(c)に示すキーワード選択画面23を表示する代わりに、図7に示すような、各々の特定の要素に対応付けられた項目の評価値が段階的に設定可能に表示された評価値入力画面24を表示し、1以上の項目に対してデザイン作成者にその評価値を入力させる構成とすることもできる。具体的に説明すると、図7中の情報量の選択は図版率に対応し、イメージの選択の中のAは文字のジャンプ率、Bは写真のジャンプ率、Cはグリッド拘束率、Dは版面率、Eは文字の大きさ、Fは文字の太さ、Gは文字の書体、Hは構成の3原則に対応しており、デザイン作成者はグラフィックデザインのイメージに関連する項目についてその評価値を入力したり、該当する評価値を選択する。
次に、ステップS108で、検索手段15は、全てのテンプレートデータについて検索を行ったかを判断し、検索していないテンプレートデータがある場合は、ステップS109で、検索手段15は、次のテンプレートデータを選択して同様の処理を行う。なお、候補とするテンプレートデータの数は特に限定されないが、候補となるテンプレートデータが少ない場合(例えば、2個以下)の場合は近似判断の基準を緩くして候補を増やしたり、候補となるテンプレートデータが多い場合(例えば、10個以上)の場合は近似判断の基準を厳しくして候補を減らすなどして、適切な数量のテンプレートデータが候補として登録されるようにすることもできる。
そして、全てのテンプレートデータに対しての検索が終了したら、ステップS110で、検索手段15は、表示手段8に例えば図8に示すような検索結果画面25を表示させ、候補として登録されたテンプレートデータを表示する。この検索結果画面25の構成は特に限定されず、候補として検索されたテンプレートデータを特定できる情報(例えばファイル名)が表示されていればよいが、検索されたテンプレートデータを記録媒体20から容易に読み取ることができるように、そのテンプレートデータが属するカテゴリーを特定する情報(カテゴリー名)も表示してもよい。また、検索結果画面25に表示されたテンプレートデータが検索条件に一致しているのか近似しているのかを明確にするために、一致しているテンプレートデータと近似しているテンプレートデータとを区別して表示したり、各々のテンプレートデータの評価値を表示してもよい。
次に、上記手順で検索されたテンプレートデータを利用して、デザイン作成支援装置7を用いてグラフィックデザインの作成を行う。以下、デザイン作成作業を支援する具体的な手順について、図5のフローチャート図を参照して説明する。
まず、デザイン作成支援装置7の制御手段13は、表示手段8に、デザイン作成に利用する1又は複数のテンプレートデータと該テンプレートデータに嵌め込む写真を指定するための画面を表示し、ステップS201で、デザイン作成者は操作手段9を操作して、上記検索処理で検索された結果を参照して1又は複数のテンプレートデータを指定すると共に、内部記憶手段18や記録媒体、サーバ11などに記録された画像データの中からステップS101で入力した枚数分の写真の画像データを指定する。なお、テンプレートデータの指定方法は特に限定されず、上記検索処理で検索されたテンプレートデータが自動的に指定されるようにしてもよい。また、写真の画像データの指定方法も特に限定されず、上記検索処理のステップS101で写真の枚数を入力する際に画像データを特定しておき、特定した画像データが自動的に指定されるようにしてもよいし、内部記憶手段18に画像データを格納するためのフォルダを予め設けておき、該フォルダに格納された画像データが自動的に指定されるようにしてもよい。
次に、指定された写真の画像データを指定されたテンプレートデータに基づくテンプレートに配置する処理を行うが、この写真配置処理は人的要因(デザイン作成者の感性)に大きく依存し、写真の配置によっては、上述する配色処理を施すとグラフィックデザインのバランスが崩れてしまう場合もあり、デザイン作成を難しくする大きな要因となっていた。そこで、本実施例では、デザイン作成支援装置7に写真配置手段16を設け、指定した写真をテンプレートに自動的に配置できるようにすると共に、デザイン作成者自身が写真の配置を希望する場合を考慮して、写真の自動配置を実行するか否かを選択できるようにしている。
具体的には、ステップS202で、制御手段13は、表示手段8に写真を自動的に配置するか手動で配置するかを選択するためのボタンが表示された画面を表示させてデザイン作成者にいずれかを選択させる。そして、手動配置を選択した場合には、ステップS204で、従来と同様にデザイン作成者自身が操作手段9を操作してテンプレートの各々の図版枠2に所望の写真を嵌め込む作業を行う。一方、自動配置を選択した場合は、ステップS203で写真配置手段16は、ステップS201で指定されたテンプレートの各々の図版枠2に指定された1以上の写真を順次配置する。
その場合において、複数の写真を複数の図版枠2に配置する場合は、写真の枚数の順列分(例えば、写真の枚数が3枚の場合は3×2×1=6通り)の配置パターンが存在することになるが、写真配置手段16は、全ての配置パターンで写真を配置してもよいし、その中の一部の配置パターン(例えば、写真の大きさや構成などを参照して適切でないものを除いた配置パターン)で写真を配置してもよい。また、複数の写真を配置する方法としては、予めテンプレートの各々の図版枠2に通し番号を割り当てておき、写真の指定順と通し番号とを対応付けて配置する方法などを用いることができる。また、図版枠2に写真を嵌め込む際に、図版枠2のサイズと写真のサイズとが一致しない場合もあり、その場合には図版枠2のサイズに合わせて写真を拡大/縮小してもよいし、写真のサイズに合わせて図版枠2を拡大/縮小してもよいし、図版枠2が写真よりも小さい場合に図版枠2のサイズに合わせて写真をトリミングして嵌め込んでもよい。なお、上記説明はテンプレートに写真を嵌め込む場合の手順であるが、写真を嵌め込まない場合にはステップS201の写真の指定、ステップS202の自動配置又は手動配置の選択、ステップS203、S204の写真の配置の各処理は不要である。
次に、写真を嵌め込んだテンプレートの各領域に色を付与する配色処理を行うが、この配色処理も人的要素(デザイン作成者の感性)に大きく依存し、配色によっては作成しようとするグラフィックデザインのイメージが大きく異なってしまい、バランスのよいグラフィックデザインが作成できない場合もあり、デザイン作成を難しくする大きな要因となっていた。そこで、本実施例では、デザイン作成支援装置7に配色手段17を設け、テンプレートの各領域にバランスよく色付けを行うと共に、デザイン作成者自身が配色処理を希望する場合を考慮して自動配色を実行するか否かを選択できるようにしている。
具体的には、ステップS205で、制御手段13は、表示手段8に自動的に配色するか手動で配色するかを選択するためのボタンが表示された画面を表示させてデザイン作成者にいずれかを選択させる。そして、手動配色を選択した場合には、ステップS209で、従来と同様にデザイン作成者自身が操作手段9を操作して各々の領域(背景や文字枠3、文字自体など)に所望の色を配色する作業を行う。一方、自動配置を選択した場合は、各々の配置パターンで写真が配置されたテンプレートに対して配色手段17を用いて配色処理を行う。
その際、テンプレートに嵌め込まれた写真の内容が分からないとバランスのよい色を配色することができない。そこで、制御手段13は、図9(a)に示すように、表示手段8に写真に関するキーワードを入力するための写真キーワード入力画面26を表示させる。この写真キーワード入力画面26には、写真の色について選択する欄と、写真のイメージについて選択する欄と、写真の内容について選択する欄とが設けられており、ステップS206で、デザイン作成者は操作手段9を操作して写真に関するキーワードを入力する。
なお、この写真キーワード入力画面26の構成は任意であり、図9(a)では写真キーワード入力画面26に写真の色やイメージについて対比する項目を表示してデザイン作成者に選択させる構成としたが、グラフィックデザインに関するキーワードを入力する場合と同様に、デザイン作成者自身がキーワードを直接入力するようにしてもよいし、入力したキーワードが適切でない場合は、”別のキーワードを入力してください”などのメッセージを表示してもよい。また、テンプレートに写真を嵌め込まない場合にはステップS206のキーワードの入力は不要である。
また、配色に際して、メインとなる基調色や色数によって配色が大きく変化することから、必要に応じて、制御手段13は、図9(b)に示すように、表示手段8に基調色や色数などの配色に関する情報を入力するための配色情報入力画面29を表示させる。この配色情報入力画面29には、基調色を選択する欄と、色の数を選択する欄とが設けられており、ステップS207で、デザイン作成者は操作手段9を操作して基調色や色数などの配色に関する情報を入力する。
そして、テンプレートの各々の領域に配色を行うが、色には様々な基本原則があり、その基本原則に従うことによってバランスのよい配色が可能となることから、本実施例のデザイン作成支援装置7では、色に関する基本原則(色の三属性と五役色など)によって規定される色とイメージとの相関関係に基づいてどの領域にどの色を配色するかを設定している。
具体的に説明すると、色の三属性とは色相、明度及び彩度である。色相には3原色(赤、黄、青)とその中間の色(橙、緑、紫)とがあり、色相に対してイメージを対応付けることができる。例えば、赤や橙、黄色などの暖色系の色は暖かさや活気、女性的といったイメージを想起させ、反対に青などの寒色系の色はクール、寒い、冷たい、堅い、男性的といったイメージを想起させる。また、色相差が小さい(すなわち、同系色、類似色で配色する)と上品、静か、穏やか、落ち着き、幻想的といったイメージを想起させ、色相差が大きい(すなわち、反対色で配色する)と賑やか、大胆、生き生き、緊張感、印象的といったイメージを想起させる。
また、明度は明るい、暗いといった色の明るさの段階を意味し、明度差(明るい色と暗い色との明度の差)が小さいと上品、穏やか、静か、落ち着きといったイメージを想起させ、明度差が大きいと力強い、元気、活気といったイメージを想起させる。また、明色を主体とするか暗色を主体とするかによってもイメージが変わり、暗色を主体とすると重厚、落ち着き、暗いといったイメージを想起させ、明色を主体とすると軽快、楽しい、明るい、活気といったイメージを想起させる。
また、彩度は鮮やかさの度合いを意味し、彩度は明度と組み合わせることで色の調子(トーン)を出しイメージに対応付けることができる。この彩度と明度は図12(a)に示すように三角形で表され、左辺の方向が明度を表し上側ほど明度が高くなり、左辺の中央と右頂点とを結ぶ方向が彩度を表し、右側ほど彩度が高くなり、トーンは大別して7つの部分に分類される。例えば、図12(b)に示すように、明度が高く彩度が低い部分(”1”の部分)は明るく、渋いトーンに対応し、上品、柔らかい、静か、繊細、情緒的なイメージを想起させ、明度がやや高く彩度が中間の部分(”2”の部分)は明るく、鮮やかなトーンに対応し、賑やか、親しみ、自由といったイメージを想起させ、明度が中間で彩度が高い部分(”3”の部分)は最も鮮やかなトーンに対応し、元気、大胆、自由、活気などといったイメージを想起させ、明度がやや高く彩度が低い部分(”4”の部分)は渋く、淡いトーンに対応し、上品、穏やか、静か、情緒的、落ち着きといったイメージを想起させ、明度がやや低く彩度が中間の部分(”5”の部分)は渋く、暗いトーンに対応し、静か、落ち着き、穏やか、堅い、暗いといったイメージを想起させ、明度、彩度とも低い部分(”6”の部分)は最も暗いトーンに対応し、重厚、荘重、拡張、暗いといったイメージを想起させる。なお、色が違ってもトーンが同じならば類似のイメージとなるため、トーンに差を付けることによってイメージを変えることができる。例えば、トーンが近似していると、落ち着き、穏やか、静か、上品といったイメージを想起させ、トーンが異なると、賑やか、活気、元気、楽しさ、大胆、親しみといったイメージを想起させる。
上記色の三属性を利用することによって配色の方針を決定することができるが、色の強さ、弱さなどにより配色バランスを作る五役色を加味することによって更にバランスのよいグラフィックデザインを作成することができる。
この五役色とは、主役色と脇役色(引き立て色)と支配色(背景色)と融合色(なじませ色)とアクセント色の5つである。主役色は配色の中心となる色であり、他の色を選ぶときの基準となる。また、脇役色(引き立て色)は主役を引き立てるための色であり、主役の近くに反対色を置くことによって主役を生かすことができる。また、支配色(背景色)は背景として全体を包み込む色であり、面積が小さくても配色全体の気分を支配することができ、例えば、主役色や脇役色、写真の色との色相差を小さくすると、落ち着き、静かなどといったイメージを想起させ、主役色や脇役色、写真の色との色相差を大きくすると、元気、賑やか、大胆などといったイメージを想起させる。また、融合色(なじませ色)は主役色がその他の色から浮き上がり、遊離した際、離れたところに渋めの同系色をおくことによって全体をなじませることができ、例えば、主役色や脇役色、写真の色との色相差を小さく又は主役色や脇役色、写真の色よりも明度を低くすると、落ち着き、静かなどといったイメージを想起させ、主役色や脇役色、写真の色との色相差を大きく又は主役色や脇役色、写真の色よりも明度を高くすると、元気、賑やか、大胆などといったイメージを想起させる。また、アクセント色は主役色や支配色の反対色、又は主役色や支配色との色相差を大きい色、又は主役色や支配色よりも彩度が高い色であり、強い色を小さい面積に散らすことによって配色全体を生き生きさせることができる。
このように色の三属性、又は色の三属性と五役色を用いてテープレートに配色を施すことにより、グラフィックデザインを入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに合致させることができることから、本実施例では、記憶手段18に、図10(b)に示すように、上記色の三属性、又は色の三属性と五役色で規定される配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを記憶させておき、ステップS208で、配色手段17は、各々の配置パターンで写真が配置されたテンプレートに対して、上記テーブルと必要に応じて入力された写真に関するキーワードや配色に関する情報とを参照して、入力されたグラフィックデザインに関する1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件(例えば、色相差を小さくするとか、明るく・渋いトーンにするなど)を特定し、この配色条件に基づいて各領域に配色する。
具体的に説明すると、グラフィックデザインに関するキーワードとして、図6(b)、(c)に示すように”上品”、”堅い”、”静か”といったイメージが選択された場合は、図10(b)のテーブルより、色相差を小さくすると上品、静かといったイメージとなり、明度差を小さくすると上品、静かといったイメージとなり、明るく渋いトーン又は渋く淡いトーンとすると上品、静かといったイメージ、渋く暗いトーンとすると静か、堅いといったイメージとなり、トーン差が小さいと上品、静かといったイメージとなることから、配色手段17は、色相差、明度差及びトーン差が小さく、かつ、明るく渋いトーン又は渋く淡いトーン又は渋く暗いトーンであり、また、ステップS207で入力された色が基調色となるように主役色や脇役色を設定し、管理データ(又はテンプレートデータのヘッダ)に予め記録された五役色の情報に基づいて図版枠2や文字枠3で囲まれる領域、図版情報5や文字情報6、背景などに配色を施す。次に、必要に応じて、ステップS207で入力された色数を満たすように支配色やアクセント色を設定し、更に、配色のバランスを崩さないように融合色を設定し、予め記録された五役色の情報に基づいて図版枠2や文字枠3で囲まれる領域、図版情報5や文字情報6、背景などに配色を施す。その際、上記テーブルを参照して、主役色や脇役色との色相差が小さい支配色を配色したり、アクセント色を減らして全体を静かなイメージにしたり、主役色や脇役色との色相差が小さい又は主役色や脇役色よりも明度が低い融合色を配色するなどしてグラフィックデザインを1以上のキーワードで特定されるイメージに近づける。
また、上記の場合において、写真に関するキーワードとして、図9に示すように、写真の色として”寒色系”、”淡い色”、”明るい色”が選択され、写真のイメージとして”すっきり”が選択され、写真の内容として”建物(外観)”が選択された場合は、配色手段17は、写真が”淡い色”、”明るい色”であることからトーンとして明るく渋いトーン又は渋く淡いトーンであり、また、ステップS207で入力された色が基調色となるように主役色や脇役色を設定し、予め記録された五役色の情報に基づいて図版枠2や文字枠3で囲まれる領域、図版情報5や文字情報6、背景などに配色を施す。次に、必要に応じて、ステップS207で入力された色数を満たすように支配色やアクセント色を設定し、更に、配色のバランスを崩さないように融合色を設定し、予め記録された五役色の情報に基づいて図版枠2や文字枠3で囲まれる領域、図版情報5や文字情報6、背景などに配色を施す。その際、上記テーブルを参照して、主役色や脇役色、写真の色との色相差が小さい支配色を配色したり、アクセント色を減らして全体を静かなイメージにしたり、主役色や脇役色、写真の色との色相差が小さい又は主役色や脇役色、写真の色よりも明度が低い融合色を配色するなどしてグラフィックデザインを1以上のキーワードで特定されるイメージに近づける。
なお、上記配色は例示であり、色の三属性、又は色の三属性と五役色によって規定される配色とイメージとの相関関係を示すテーブルと、必要に応じて入力された写真に関するキーワードと、必要に応じて入力された基調色や色数などの配色に関する情報とに基づいて、グラフィックデザインに関する1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色が特定されていればよい。また、配色に際して、各々の配置パターンに対して1種類の配色パターンを設定してもよいし、複数種類(例えば、上記例の場合は、明るく渋いトーンの配色パターンと渋く淡いトーンの配色パターンと渋く暗いトーンの配色パターンの3種類など)の配色パターンを設定してもよい。
そして、制御手段13は、必要に応じて写真が配置され、各領域に色付けがされた1又は複数のテンプレートのデザインを表示手段8に表示して、ステップS210で、デザイン作成者はその中から所望のデザインを選択する。
その後、選択されたデザインに対して、必要に応じて、ステップS211で、文字枠3に文字を入力したり、図版枠2や文字枠3の位置を微調整したり、各々の領域の色を微調整するなどの修正を行い、所望のグラフィックデザインを作成する。
このように、本実施例のデザイン作成支援装置及びデザイン作成支援プログラム並びにデザイン作成支援方法によれば、複数のカテゴリーに分類されたデータ群の中から選択されたテンプレートデータを用いてグラフィックデザインを作成する際に、指定した写真がテンプレートの図版枠に自動的に配置され、配色とイメージとの相関関係を規定するテーブルと必要に応じて入力された写真に関するキーワードや配色に関する情報とを参照して、グラフィックデザインに関する1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件が特定され、該配色条件に基づいて各領域に配色が行われるため、デザイン作成の初心者であってもバランスのよいグラフィックデザインを作成することができる。
テンプレート及びグラフィックデザインの構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置の主な機能を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置を用いたテンプレートデータの検索手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置を用いたグラフィックデザインの作成手順を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置の表示手段に表示される画面構成例(写真枚数入力画面、キーワード入力画面及びキーワード選択画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置の表示手段に表示される画面構成例(検索条件設定画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置の表示手段に表示される画面構成例(検索結果画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置の表示手段に表示される画面構成例(写真情報入力画面及び配色情報入力画面)を示す図である。 本発明の一実施例に係るデザイン作成支援装置に記憶されるテーブルの構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係る記録媒体におけるデータの記録構造を示す図である。 明度と彩度とで規定されるトーンについて説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(視覚度)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(図版率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(文字のジャンプ率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(写真のジャンプ率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(グリッド拘束率)を説明するための図である。 グラフィックデザインの様式の基本原則を規定する要素(版面率)を説明するための図である。
符号の説明
1 テンプレート
2 図版枠
3 文字枠
4 グラフィックデザイン
5 図版情報
6 文字情報
7 データ検索装置
8 表示手段
9 操作手段
10 記録媒体装填手段
11 サーバ
12 通信ネットワーク
13 制御手段
14 評価値特定手段
15 検索手段
16 写真配置手段
17 配色手段
18 内部記憶装置
19 ネットワーク接続手段
20 記録媒体
21 写真枚数入力画面
22 キーワード入力画面
23 キーワード選択画面
24 評価値入力画面
25 検索結果画面
26 写真キーワード入力画面
27 グリッド
28 マージン
29 配色情報入力画面

Claims (6)

  1. テンプレートデータを利用して所定のグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援装置であって、
    予め記憶された、配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを参照して、前記所定のグラフィックデザインに対して入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定し、前記配色条件に基づいて、前記テンプレートデータに基づくテンプレートに配色を行う手段を少なくとも備えることを特徴とするデザイン作成支援装置。
  2. 前記手段では、前記テーブルを参照して、前記イメージに対する色の三属性を特定し、前記色の三属性に基づいて、五役色を構成する主役色及び脇役色を特定し、前記主役色及び前記脇役色に基づいて、前記五役色を構成する支配色、アクセント色及び融合色を特定することを特徴とする請求項1記載のデザイン作成支援装置。
  3. テンプレートデータを利用して所定のグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    予め記憶された、配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを参照して、前記所定のグラフィックデザインに対して入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定する手段として機能させることを特徴とするデザイン作成支援プログラム。
  4. 前記手段では、前記テーブルを参照して、前記イメージに対する色の三属性を特定し、前記色の三属性に基づいて、五役色を構成する主役色及び脇役色を特定し、前記主役色及び前記脇役色に基づいて、前記五役色を構成する支配色、アクセント色及び融合色を特定することを特徴とする請求項3記載のデザイン作成支援プログラム。
  5. テンプレートデータを利用して所定のグラフィックデザインを作成する作業を支援するデザイン作成支援方法であって、
    予め記憶された、配色とイメージとの相関関係を示すテーブルを参照して、前記所定のグラフィックデザインに対して入力された1以上のキーワードで特定されるイメージに対応する配色条件を特定する第1のステップと、
    前記配色条件に基づいて、前記テンプレートデータに基づくテンプレートに配色を行う第2のステップと、を少なくとも備えることを特徴とするデザイン作成支援方法。
  6. 前記第1のステップは、
    前記テーブルを参照して、前記イメージに対する色の三属性を特定するステップと、
    前記色の三属性に基づいて、五役色を構成する主役色及び脇役色を特定するステップと、
    前記主役色及び前記脇役色に基づいて、前記五役色を構成する支配色、アクセント色及び融合色を特定するステップとで構成されることを特徴とする請求項5記載のデザイン作成支援方法。
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