JPH07121515A - 編集処理方法及び編集処理装置 - Google Patents

編集処理方法及び編集処理装置

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Publication number
JPH07121515A
JPH07121515A JP5266787A JP26678793A JPH07121515A JP H07121515 A JPH07121515 A JP H07121515A JP 5266787 A JP5266787 A JP 5266787A JP 26678793 A JP26678793 A JP 26678793A JP H07121515 A JPH07121515 A JP H07121515A
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JP
Japan
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data
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Application number
JP5266787A
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English (en)
Inventor
Takafumi Sawaki
宇文 沢木
Masayuki Takayama
誠之 高山
Tadashi Kimura
正 木村
Yushi Nezu
祐志 根津
Katsumi Masaki
克己 正木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力項目の属性に対応した最適なフォーマッ
トを選択して出力できる。 【構成】 個別に作成される所定のフォーマット情報お
よび複数の入力項目に基づくデータ群を記憶し、該記憶
されたデータ群中の入力項目の属性を識別していずれか
のフォーマット情報を選択して出力する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された宛名情報,
定型フォーマット情報に従って出力情報の編集を行う編
集処理方法及び編集処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書,図形,画像を含む種々の出
力情報を画面上で編集しながら所望の出力を印刷可能な
画像編集装置が提案されている。
【0003】特に、氏名,住所等の要素を含む情報に基
づいて年賀状や案内状を作成印刷する場合、表書きであ
る宛先についてはそれらのデータを参照して敬称を場合
に応じて変化させながら自動的に印刷するものも既に提
案されている。
【0004】また、あらかじめ修飾情報やレイアウト情
報等が決められた定型フォーマットに対して文字,画
像,図形等を入力・編集する際、それらの入力データに
対する修飾や大きさ等の属性はあらかじめ決められたも
のでしか入力することができないか、入力が完了した時
点であらかじめ決められたものに変換されるように構成
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、宛先の
敬称についてはデータの該当する部分を参照して自動的
に変化させることは可能となるが、裏面に印刷すべき本
文については別途個別に作成して印刷するか、画面上に
編集された出力情報が一義的に印刷されてしまうため、
例えば年賀状を例にとれば、会社の上司に対しても子供
の写真がはめ込まれた年賀状が作成されたり、案内状の
場合では、年齢層にかかわらず同じ内容になってしまう
等の問題点があった。
【0006】また、入力された文字や図形等は、処理装
置またはフォーマット情報に記録されている一義的な修
飾や大きさ等の属性に決定付けられてしまうか、決めら
れた属性でしか入力ができないため、入力したデータに
よっては、出来上がった文書の出力結果等は美しさにか
けることとなり、後から細かい修正を行う必要が生じる
等操作性およびその結果にユーザの好みを反映させるこ
とができにくいという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、作成されたデータベース中の入力項目
の属性に応じて1つのフォーマットデータを選択するこ
とにより、入力項目の属性に対応した最適なフォーマッ
トを選択して出力できるとともに、入力される情報と選
択されているフォーマット情報とを解析してフォーマッ
ト情報を変更して出力情報を合成することにより、入力
された情報があらかじめ作成されたフォーマット情報に
見合わない場合でも、作成されているフォーマット情報
を変更して入力された情報を体裁よく出力することがで
きる編集処理方法及び編集処理装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の編集
処理方法は、個別に作成される所定のフォーマット情報
および複数の入力項目に基づくデータ群を記憶し、該記
憶されたデータ群中の入力項目の属性を識別していずれ
かのフォーマット情報を選択して出力するものである。
【0009】本発明に係る第1の編集処理装置は、作成
された所定のフォーマット情報を複数記憶するフォーマ
ット記憶手段と、複数の入力項目に基づくデータ群を記
憶するデータベース記憶手段と、このデータベース記憶
手段に記憶されたデータ群中の入力項目の属性を識別し
ていずれかのフォーマット情報を選択する選択手段と、
この選択手段により選択されたいずれかのフォーマット
情報を出力する出力手段とを有するものである。
【0010】本発明に係る第2の編集処理方法は、文
字,図形,画像を含む出力情報のフォーマット情報を複
数記憶し、いずれかのフォーマット情報を指定し、該指
定されたフォーマット情報に対して所望の情報を入力
し、該入力された情報と指定されたフォーマット情報と
を解析して、出力情報を合成して出力するものである。
【0011】本発明に係る第2の編集処理装置は、文
字,図形,画像を含む出力情報のフォーマット情報を複
数記憶するフォーマット記憶手段と、このフォーマット
記憶手段に記憶されたいずれかのフォーマット情報に対
する所望の情報を入力する入力手段と、この入力手段か
ら入力された情報と選択されたいずれかのフォーマット
情報とを解析する解析手段と、この解析手段の解析結果
に基づいて出力情報を合成して出力する出力手段とを有
するものである。
【0012】本発明に係る第3の編集処理装置は、解析
手段の解析範囲および出力手段の合成範囲を設定する設
定手段を有するものである。
【0013】
【作用】本発明に係る第1の編集処理方法においては、
記憶されたデータ群中の入力項目の属性を識別していず
れかのフォーマット情報を自動的に選択して出力するの
で、属性が異なる場合には、いずれかのフォーマット情
報の中から最適なフォーマット情報を選択して出力する
ことが可能となる。
【0014】本発明に係る第1の編集処理装置において
は、データベース記憶手段に記憶されたデータ群中の入
力項目の属性を識別して選択手段がいずれかのフォーマ
ット情報を選択し、該選択されたいずれかのフォーマッ
ト情報を出力手段が出力するので、属性が異なる場合に
は、いずれかのフォーマット情報の中から最適なフォー
マット情報を選択して出力することが可能となる。
【0015】本発明に係る第2の編集処理方法において
は、指定されたフォーマット情報に対して所望の情報を
入力すると、該入力された情報と指定されたフォーマッ
ト情報とを解析して、出力情報を合成して出力するの
で、あらかじめ作成されたフォーマット情報を活かしつ
つ、入力された情報を体裁よく出力することが可能とな
る。
【0016】本発明に係る第2の編集処理装置において
は、解析手段が入力手段から入力された情報と選択され
たいずれかのフォーマット情報とを解析して、該解析結
果に基づいて出力手段が出力情報を合成して出力するの
で、入力された情報があらかじめ作成されたフォーマッ
ト情報に見合わない場合でも、作成されているフォーマ
ット情報を変更して入力された情報を体裁よく出力する
ことが可能となる。
【0017】本発明に係る第3の編集処理装置において
は、設定手段が解析手段の解析範囲および出力手段の合
成範囲を設定するので、解析手段が入力手段から入力さ
れた情報と選択されたいずれかのフォーマット情報とを
解析する際に大幅なフォーマット情報の変更を制限し
て、該解析結果に基づいて出力手段が制限された範囲で
出力情報を合成して出力するので、入力された情報があ
らかじめ作成されたフォーマット情報に見合わない場合
でも、作成されているフォーマット情報の指定された範
囲についてのみ変更して入力された情報を体裁、かつ見
栄えよく出力することが可能となる。
【0018】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す画像編
集装置の構成を説明するブロック図である。
【0019】図において、1は例えば住所録等のデータ
ベースを記憶するデータベース記憶手段で、例えば磁気
記憶装置やRAM等で構成される。2はデータベース読
込み手段で、データベース記憶手段1で格納されている
データの該当部分もしくは全体を読み込む。3は後述す
る方法に基づいてデータベース記憶手段1に記憶された
データとリンクさせて印刷または表示させるためのフォ
ーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段で、磁
気記憶装置,RAM,ROM等で構成される。4はフォ
ーマット読込み手段で、フォーマット記憶手段3のフォ
ーマットデータを読み込む。
【0020】5はフォーマットデータ選択手段で、デー
タベース読込み手段2が読み込んだデータの属性情報を
参照してフォーマット読込み手段4で読み込んだフォー
マット情報を選択し、リンクさせる。ここで、生成され
たデータはRAMや磁気記憶装置から構成されるデータ
格納手段7へ格納される。6は表示・印刷展開手段で、
データ格納手段7に格納されたデータを参照しながら表
示・印刷を行うために具体的な展開処理を行う。
【0021】8は表示・印刷展開メモリで、表示・印刷
展開手段6で展開された結果を格納し、展開されたデー
タが表示装置9に表示されたり、印刷装置10で印刷さ
れる。
【0022】このように構成された編集処理装置によれ
ば、データベース記憶手段1に記憶されたデータ群中の
入力項目の属性を識別してフォーマットデータ選択手段
5がいずれかのフォーマット情報を選択し、該選択され
たいずれかのフォーマット情報を表示装置9または印刷
装置10が表示または印刷するので、属性が異なる場合
には、いずれかのフォーマット情報の中から最適なフォ
ーマット情報を選択して出力することが可能となる。
【0023】図2は本発明に係る編集処理装置における
データベース中の宛名情報とフォーマットデータとの対
応例を示す模式図である。
【0024】この図に示すように、本実施例では図1に
記憶された住所録のデータベースの「関係」欄の属性情
報に着目して、フォーマット記憶手段3に記憶された異
なる定型フォーマットデータ(年賀挨拶情報)を読み出
すことが可能となる。
【0025】以下、図3に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る編集処理方法について説明する。
【0026】図3は本発明の第1実施例を示す編集処理
方法の手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0027】先ず、データベース読込み手段2を用いて
データベース記憶手段1から、図2に示した住所録のデ
ータを読み込む(1)。なお、この時、データベース全
体を読み込む方法と部分に分けて逐次読み込む場合とが
考えられるが、本発明の主旨を損なうものではない。
【0028】次いで、読み込んだデータの図2に示す関
係欄の属性(親戚,友人,上司)を参照し、フォーマッ
ト記憶手段3に登録されたフォーマットデータのいずれ
を使用すれば良いかの判定処理をフォーマットデータ選
択手段5が実行うする(2)。次いで、上記関係欄の設
定項目により決定されたフォーマットデータ、すなわ
ち、フォーマットデータF1〜F3のいずれかを読み込
む処理を実行する(3)。次いで、表示・印刷展開手段
6等を用いて表示装置9または印刷装置10へ展開処理
を行う(4)。
【0029】次いで、データベース記憶手段1のデータ
を所定量処理し終えたかどうかを判定し(5)、もし残
りがある場合には、ステップ(1)からの処理を繰り返
し、最終データの処理が終わったならば処理を終了す
る。
【0030】上記ステップ処理に基づく編集処理方法に
よれば、記憶されたデータ群中の入力項目の属性を識別
していずれかのフォーマット情報を自動的に選択して出
力するので、属性が異なる場合(親戚,友人,上司)に
は、いずれかのフォーマット情報の中から最適なフォー
マット情報を選択して出力することが可能となる。すな
わち、図2に示した「関係」欄の属性情報(本実施例で
は親戚,友人,上司)に応じた年賀状が作成されること
となる。
【0031】なお、上記実施例ではデータベースとし
て、住所録に「関係」欄を設け、この属性情報と年賀状
のフォーマットデータを選択手段5によって関連付ける
場合を例としたが、これらの情報に限らず、属性情報と
して、「敬称」欄等を備える場合には、属性情報として
機能する「様,殿,先生,君」等で判断することも可能
である。
【0032】また、上記実施例では、データベースの
「関係」欄とフォーマットデータを1対1に対応させる
場合について説明したが、これを1対多にする等してフ
ォーマットデータ選択手段5の部分にランダムに選択す
る機能を持たせるように構成してもよい。 〔第2実施例〕図4は本発明の第2実施例を示す編集処
理装置の構成を説明するブロック図であり、図1と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0033】図において、11はデータ入力手段で、本
装置の入力,編集操作を行うためにキーボード,マウス
等のポインティングデバイス,タブレット等の入力装置
及びこれらからの入力を制御する制御部から構成されて
いる。
【0034】12は後述するような入力する位置や大き
さ,色等の修飾属性情報をあらかじめ、磁気記憶装置,
ROM等へ格納しておき、これを呼び出してRAM上に
展開するためのフォーマット記憶手段である。13は後
述する処理を実行するために、データ入力手段1で入力
されたデータを解析する入力データ解析手段である。1
4はフォーマットデータ解析手段で、フォーマット記憶
手段12に記憶されたフォーマットデータを解析する。
15はデータ合成手段で、入力データ解析手段13およ
びフォーマットデータ解析手段14で解析されたデータ
を合成する。ここで、合成されたデータはRAMや磁気
記憶装置から構成されるデータ格納手段7へ格納され
る。
【0035】このように構成された編集処理装置におい
て、入力データ解析手段13がデータ入力手段11から
入力された情報を解析するとともに、フォーマットデー
タ解析手段14が選択されたいずれかのフォーマット情
報とを解析して、該解析結果に基づいてデータ合成手段
15が出力情報を合成して出力するので、入力された情
報があらかじめ作成されたフォーマット情報に見合わな
い場合でも、作成されているフォーマット情報を変更し
て入力された情報を体裁よく出力することが可能とな
る。
【0036】また、データ入力手段11が解析手段1
3,14の解析範囲およびデータ合成手段15の合成範
囲を設定するので、解析手段13,14が入力手段から
入力された情報と選択されたいずれかのフォーマット情
報とを解析する際に大幅なフォーマット情報の変更を制
限して、該解析結果に基づいて出力手段が制限された範
囲で出力情報を合成して出力するので、入力された情報
があらかじめ作成されたフォーマット情報に見合わない
場合でも、作成されているフォーマット情報の指定され
た範囲についてのみ変更して入力された情報を体裁、か
つ見栄えよく出力することが可能となる。
【0037】図5は、図4に示した表示装置9に表示さ
れる第1の編集画面と対応するフォーマットデータ構造
を説明する模式図であり、(a)は編集されるフォーマ
ットデータの表示を示し、例えばこれから入力される部
分を枠A1,A2として表示してある状態に対応し、
(b)は図4に示したフォーマット記憶手段12に記憶
されているフォーマットデータの構造を示す。
【0038】図5の(b)に示すように、本実施例では
データが3つのブロックから構成され、先ず、第1のブ
ロックには用紙全体に関わる情報が収められており、例
えば用紙の大きさ,用紙の向き,このデータに記入する
ことのできるデータ領域(枠)の数,それぞれの枠への
ポインタおよび用紙の色(元々の紙の色または印刷・表
示時に塗られる色でもよい)や塗りつぶしのパターンに
関する情報が格納されている。次のブロックからは、そ
れぞれの枠の情報であり、例えば枠A1に関しては、枠
の種別がタイトルを入力すること、用紙に対する枠の座
標位置と大きさ、枠の背景の色等の様々な情報が格納さ
れている。枠A2についても同様に様々な情報が格納さ
れている。
【0039】以下、図6を参照しながら本発明に係る編
集処理装置におけるフォーマット合成処理動作について
説明する。
【0040】図6は本発明に係る編集装置におけるフォ
ーマット合成処理動作を説明する模式図であり、(a)
〜(c)は、図5に示した枠A1に対する文字入力に伴
うフォーマット合成処理推移を示す。
【0041】先ず、図4に示したフォーマット記憶手段
12より目的とするフォーマットデータ(本実施例では
図5に示したフォーマットデータとする)を読み出す。
該フォーマットデータを読み出したら、フォーマットデ
ータ解析手段14がユーザに入力させる枠を解析し、先
ず、第1の入力エリアとなる枠A1への文字の入力を促
す画面が図6の(a)に示すように表示される。
【0042】ここで、ユーザがデータ入力手段11によ
って、例えば文字列「南の島へようこそ」と入力したも
のとすると、図4に示したフォーマット解析手段14に
よって今注目している枠内に収まる最大の文字サイズを
解析し、図4に示したデータ合成手段15によって入力
された文字の大きさを決定する。本実施例では、既に文
字列「南の島へようこそ」と入力されているので、この
文字列を図6の(b)に示すように文字サイズが決定さ
れて表示される。
【0043】一方、図6の(a)で入力した文字とは異
なる文字数からなる文字列「旅行ガイド」といった具合
に、上記文字入力時の文字列よりも短い文字列が入力さ
れた場合には、文字のサイズはデータ合成手段15によ
り、図6の(b)に示した文字サイズよりも大きく決定
され、図6の(c)に示すように表示される。
【0044】このように処理する編集処理方法によれ
ば、指定されたフォーマット情報に対して所望の情報を
入力すると、該入力された情報と指定されたフォーマッ
ト情報とを解析して、出力情報を合成して出力するの
で、あらかじめ作成されたフォーマット情報を活かしつ
つ、入力された情報を体裁よく出力することが可能とな
る。
【0045】以下、同様にして各枠の入力及び合成処理
を順次行う。
【0046】以上のように各枠に対して入力された文字
数を判断して、文字の大きさを決定するデータ合成手段
15を設けることにより、指定されたフォーマットに対
して、より美しい出力結果を得ることが可能となる。
【0047】なお、上記実施例では、入力データ解析手
段13及びフォーマットデータ解析手段14において解
析された結果に基づいてデータ合成手段15が文字サイ
ズを変更して枠A1に収まる最大サイズに文字サイズを
決定する場合について説明したが、例えば枠のサイズ,
背景の色や線種等の要素,文字やその他のデータの色や
濃さ,文字のゴシックや明朝等の書体,本文の背景等の
構成要素等を変更できるように構成して、出力結果を高
めるように構成してもよい。
【0048】また、上記実施例では、入力された文字数
により文字サイズをデータ合成手段15が決定する場合
について説明したが、例えばタイトル,本文,注釈等の
枠の種別をフォーマットデータ解析手段14によって判
別し、入力された文字の属性を変更,決定するように構
成しても本発明の主旨を損なうものではない。さらに、
例えば入力された文字列に漢字が多いか少ないか等の基
準を判断する手段を入力データ解析手段13に組入れ
て、解析された結果に基づいて元の文字の属性を変更す
るように構成してもよい。また、入力データ解析手段1
3において、文字や文字列の意味を判断することのでき
るデータベースを参照するように構成することで、例え
ば「南」という文字が含まれていた場合には暖色系の色
属性を使用するように判断させるように構成することも
可能である。
【0049】さらに、上記実施例においては、枠として
文字枠を想定してフォーマットデータ中の文字について
入力された文字列数に応じて文字サイズを決定する場合
について説明したが、図7に示すように、画像を入力す
る枠A21,A31と上記枠A1とが組合わされている
フォーマットデータであっても本発明を適用することが
できる。以下、その場合について詳述する。
【0050】図7は、図4に示した表示装置9に表示さ
れる第2の編集画面と対応するフォーマットデータ構造
を説明する模式図であり、(a)は編集画面を示し、枠
A1(文字枠として)と枠A21,A31(画像入力枠
として)が設定されている場合に対応し、(b)は該枠
A1,枠A21,A31のフォーマットデータを示し、
図4に示したフォーマット記憶手段12に記憶されてい
るものとする。
【0051】このように構成することにより、図4に示
したデータ入力手段11より図形や画像等のデータが入
力された際に、入力データ解析手段13が入力された図
形や画像のデータ量,線等の構成要素の量等を解析し、
データ合成手段15が入力データ解析手段13とフォー
マットデータ解析手段14の解析結果に応じて文字と同
様に図形,画像のサイズ,色,濃さ等を自動的に変更し
て、出力結果を高めるように構成してもよい。
【0052】なお、上記実施例では、フォーマットデー
タ解析手段,入力データ解析手段,データ合成手段によ
る処理により、出力結果の様々な要素を自動的に変更す
る場合について説明したが、後述するように各要素を限
定するデータをフォーマットデータに備え、該限定する
データを参照しながらフォーマットデータ解析手段14
が一定範囲内で入力された文字,図形,画像を変更する
ように構成して、一律的な変更ではなく、所望の変更を
行えるように構成してもよい。
【0053】以下、図8を参照しながらさらに他の実施
例について説明する。
【0054】図8は、図4に示したフォーマット記憶手
段12に記憶されるフォーマットデータの一例を示す図
である。
【0055】この図に示すように、例えば枠の大きさの
標準サイズ,最小値・最大値や許可される色の組合わせ
や、これとは逆に禁止される組合わせ等をフォーマット
データ中にあらかじめ格納しておくことにより、各解析
手段,合成手段で決定される要素をある範囲で制限する
ことも可能となる。
【0056】これにより、一定範囲内で要素を変更して
出力したり、ある範囲はデザイン的に優れた出力結果を
得るように簡便に選択できるようになり、簡単な操作で
入力された情報を見栄えするフォーマットで出力するこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の編集処理方法によれば、記憶されたデータ群中の入力
項目の属性を識別していずれかのフォーマット情報を自
動的に選択して出力するので、属性が異なる場合には、
いずれかのフォーマット情報の中から最適なフォーマッ
ト情報を選択して出力することができる。
【0058】本発明に係る第1の編集処理装置によれ
ば、データベース記憶手段に記憶されたデータ群中の入
力項目の属性を識別して選択手段がいずれかのフォーマ
ット情報を選択し、該選択されたいずれかのフォーマッ
ト情報を出力手段が出力するので、属性が異なる場合に
は、いずれかのフォーマット情報の中から最適なフォー
マット情報を選択して出力することができる。
【0059】本発明に係る第2の編集処理方法によれ
ば、指定されたフォーマット情報に対して所望の情報を
入力すると、該入力された情報と指定されたフォーマッ
ト情報とを解析して、出力情報を合成して出力するの
で、あらかじめ作成されたフォーマット情報を活かしつ
つ、入力された情報を体裁よく出力することができる。
【0060】本発明に係る第2の編集処理装置によれ
ば、解析手段が入力手段から入力された情報と選択され
たいずれかのフォーマット情報とを解析して、該解析結
果に基づいて出力手段が出力情報を合成して出力するの
で、入力された情報があらかじめ作成されたフォーマッ
ト情報に見合わない場合でも、作成されているフォーマ
ット情報を変更して入力された情報を体裁よく出力する
ことができる。
【0061】本発明に係る第3の編集処理装置によれ
ば、設定手段が解析手段の解析範囲および出力手段の合
成範囲を設定するので、解析手段が入力手段から入力さ
れた情報と選択されたいずれかのフォーマット情報とを
解析する際に大幅なフォーマット情報の変更を制限し
て、該解析結果に基づいて出力手段が制限された範囲で
出力情報を合成して出力するので、入力された情報があ
らかじめ作成されたフォーマット情報に見合わない場合
でも、作成されているフォーマット情報の指定された範
囲についてのみ変更して入力された情報を体裁、かつ見
栄えよく出力することができる等の幾多の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像編集装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る編集処理装置におけるデータベー
ス中の宛名情報とフォーマットデータとの対応例を示す
模式図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す編集処理方法の手順
の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示す編集処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図5】図4に示した表示装置に表示される第1の編集
画面と対応するフォーマットデータ構造を説明する模式
図である。
【図6】本発明に係る編集処理装置におけるフォーマッ
ト合成処理動作を説明する模式図である。
【図7】図4に示した表示装置に表示される第2の編集
画面と対応するフォーマットデータ構造を説明する模式
図である。
【図8】図4に示したフォーマット記憶手段に記憶され
るフォーマットデータの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 データベース記憶手段 2 データベース読込み手段 3 フォーマット記憶手段 4 フォーマット読込み手段 5 フォーマットデータ選択手段 6 表示・印刷展開手段 7 データ格納手段 8 表示・印刷展開メモリ 9 表示装置 10 印刷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根津 祐志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 正木 克己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別に作成される所定のフォーマット情
    報および複数の入力項目に基づくデータ群を記憶し、該
    記憶されたデータ群中の入力項目の属性を識別していず
    れかのフォーマット情報を選択して出力することを特徴
    とする編集処理方法。
  2. 【請求項2】 作成された所定のフォーマット情報を複
    数記憶するフォーマット記憶手段と、複数の入力項目に
    基づくデータ群を記憶するデータベース記憶手段と、こ
    のデータベース記憶手段に記憶されたデータ群中の入力
    項目の属性を識別していずれかのフォーマット情報を選
    択する選択手段と、この選択手段により選択されたいず
    れかのフォーマット情報を出力する出力手段とを有する
    ことを特徴とする編集処理装置。
  3. 【請求項3】 文字,図形,画像を含む出力情報のフォ
    ーマット情報を複数記憶し、いずれかのフォーマット情
    報を指定し、該指定されたフォーマット情報に対して所
    望の情報を入力し、該入力された情報と指定されたフォ
    ーマット情報とを解析して、出力情報を合成して出力す
    ることを特徴とする編集処理方法。
  4. 【請求項4】 文字,図形,画像を含む出力情報のフォ
    ーマット情報を複数記憶するフォーマット記憶手段と、
    このフォーマット記憶手段に記憶されたいずれかのフォ
    ーマット情報に対する所望の情報を入力する入力手段
    と、この入力手段から入力された情報と選択されたいず
    れかのフォーマット情報とを解析する解析手段と、この
    解析手段の解析結果に基づいて出力情報を合成して出力
    する出力手段とを有することを特徴とする編集処理装
    置。
  5. 【請求項5】 解析手段の解析範囲および出力手段の合
    成範囲を設定する設定手段を具備したことを特徴とする
    請求項4記載の編集処理装置。
JP5266787A 1993-10-26 1993-10-26 編集処理方法及び編集処理装置 Pending JPH07121515A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034303A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Rip Japan Co., Ltd. Systeme d'organisation automatique de contenus numeriques et support d'enregistrement sur lequel sont enregistres les contenus numeriques automatiquement organises
JP2009237679A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Casio Comput Co Ltd 情報出力装置、情報出力方法及び制御プログラム
JP2010113543A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Olympus Medical Systems Corp 案内状作成システム

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