JP2006220923A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の基板間の間隔の設計自由度を向上させることができる液晶表示装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】対向配置された2つの基板10,30と、2つの基板10,30間に形成され、2つの基板10,30間の間隔を設定する柱状スペーサ33と、2つの基板10,30間に充填された液晶層40と、一方の基板10と柱状スペーサ33との間に形成され、感光性樹脂を含む層間絶縁膜18とを有し、層間絶縁膜18には、柱状スペーサ33の設置部に、基板10,30間の間隔を調整する窪み18dが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置およびその製造方法に関し、特に、一対の基板間に柱状スペーサが形成される液晶表示装置およびその製造方法に関する。
液晶表示装置では、液晶層を保持する2枚の基板間の間隔(ギャップ)は、表示特性に係わる重要なパラメータである。2枚の基板の間隙に充填された液晶材料の複屈折率とギャップを掛け合わせた値が、液晶表示装置の位相差(リタデーション)となり、この位相差は、液晶表示装置の表示特性(透過率や、反射率やコントラストなど)に重大な影響を与えるパラメータとなるからである。
近年の液晶表示装置では、球状のシリカ等からなる球状スペーサに代わって、リソグラフィ技術により形成された柱状スペーサにより、上記のギャップが調整されている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、従来の液晶表示装置の断面図である。図11に示す液晶表示装置は、反射型表示と透過型表示が可能な併用型(半透過型ともいう)の液晶表示装置である。
第1の基板110上に、ゲート電極111および補助容量電極112が形成されており、ゲート電極111および補助容量電極112上にはゲート絶縁膜113が形成されている。ゲート電極111上には、ゲート絶縁膜113を介して半導体層114が形成されている。ゲート絶縁膜113上には、半導体層114を被覆する保護絶縁膜115が形成されている。保護絶縁膜115上にはドレイン電極116およびソース電極117が形成され、ドレイン電極116およびソース電極117は、半導体層114と接続されている。
ドレイン電極116およびソース電極117上には、層間絶縁膜118が形成されており、反射表示部Ar1における層間絶縁膜118には表面凹凸118aが形成されている。反射表示部Ar1における層間絶縁膜118上には、反射電極119が形成されており、透過表示部Ar2における層間絶縁膜118上には、透明電極120が形成されている。反射電極119および透明電極120は、コンタクトホール118cを介してソース電極117と電気的に接続されており、液晶層140へ電圧を印加する画素電極として機能する。
第1の基板110と対向配置された第2の基板130上には、カラーフィルタ131と、透明な対向電極132が形成され、対向電極132上に、柱状スペーサ133が形成されている。
柱状スペーサ133は、反射電極119上に設置されており、反射電極119下には層間絶縁膜118が除去されることなく平坦な形状で配置され、その直下には、ソース電極117が配置されている。
層間絶縁膜118に表面凹凸118aや透過部平面118bを形成するため、層間絶縁膜118として、感光性樹脂(レジスト)が用いられる。
特開2003−215602号公報
しかしながら、柱状スペーサ133を用いた液晶表示装置では、柱状スペーサ形成上の制約により、反射表示部ギャップg1と透過表示部ギャップg2の設計自由度に大きな制限があった。このため、光学設計上の自由度が減少し、多種多様な特性を有する液晶表示装置の作製が不可能となる。
例えば、柱状スペーサ133を形成するレジストとして、10cP程度の粘度のレジストを選択すると、基板上へのコーティングが可能な膜厚は2〜3μm程度となる。従来例の場合、反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3における層間絶縁膜118の表面位置の差分g3が例えば1μmとすると、反射表示部ギャップg1は3〜4μmの範囲でしか設定できない。近年、表示特性をさらに良好にするため、反射表示部ギャップg1が小さくなる傾向にあるが、3μm以下にはできないという制約があった。
基板上へのコーティング可能なレジスト膜厚は、レジスト粘度を変更すればある程度変更可能であるが、そのためには、別の粘度のレジストも塗布できる装置を用意する必要があり、装置コストや、装置のメンテナンス費用も大きくなる。また、レジストの粘度範囲にも限界があり、レジストの粘度が対応できても、塗布性などのプロセス上の制約で実現できる膜厚は制限されてしまう。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一対の基板間の間隔の設計自由度を向上させることができる液晶表示装置およびその製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、対向配置された2つの基板と、2つの前記基板間に形成され、2つの前記基板間の間隔を設定する柱状スペーサと、2つの前記基板間に充填された液晶層と、一方の前記基板と前記柱状スペーサとの間に形成され、感光性樹脂を含む層間絶縁膜とを有し、前記層間絶縁膜には、前記柱状スペーサの設置部に、前記基板間の間隔を調整する窪みが形成されているものである。
上記の本発明の液晶表示装置では、一方の基板と柱状スペーサとの間にある、感光性樹脂を含む層間絶縁膜には、柱状スペーサの設置部に基板間の間隔を調整する窪みが形成されている。このため、2つの基板間の間隔は、柱状スペーさの高さから層間絶縁膜の窪みを引いた値となる。
上記の目的を達成するため、本発明の液晶表示装置の製造方法は、柱状スペーサを介在させて2つの基板を対向配置させ、前記2つの基板間に液晶層を充填させる液晶表示装置の製造方法であって、一方の前記基板の形成工程において、前記基板上に感光性樹脂を含む層間絶縁膜を形成する工程と、露光および現像により、前記柱状スペーサに対応する箇所に前記層間絶縁膜に窪みを形成する工程とを有する。
上記の本発明の液晶表示装置の製造方法では、基板上に感光性樹脂を含む層間絶縁膜を形成し、露光および現像により、柱状スペーサに対応する箇所における層間絶縁膜に窪みを形成する。この後、柱状スペーサを介在させて2つの基板を対向配置させ、2つの基板間に液晶層を充填させることにより、2つの基板の間隔が、柱状スペーサの高さと層間絶縁膜の窪みにより調整された液晶表示装置が製造される。
本発明の液晶表示装置およびその製造方法によれば、一対の基板間の間隔の設計自由度を向上させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、反射型表示と透過型表示を行う併用型(半透過型)の液晶表示装置を例に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る液晶表示装置の断面図である。
石英基板やガラス基板等からなる第1の基板10上には、ゲート電極11および補助容量電極12が形成されている。ゲート電極11および補助容量電極12は、例えばモリブデン、クロム、モリブデン合金、クロム合金からなる。第1の基板10上には、ゲート電極11および補助容量電極12を被覆する酸化シリコンなどからなるゲート絶縁膜13が形成されている。ゲート電極11上には、ゲート絶縁膜13を介してポリシリコンなどからなる半導体層14が形成されている。
ゲート絶縁膜13上には、半導体層14を被覆する保護絶縁膜15が形成されている。保護絶縁膜15上には、ドレイン電極16およびソース電極17が形成されており、ドレイン電極16およびソース電極17は、半導体層14と電気的に接続されている。ドレイン電極16およびソース電極17は、例えばアルミニウム、チタン、アルミニウム合金、チタン合金、銀、銀合金からなる。
ドレイン電極16およびソース電極17上には、感光性樹脂(レジスト)からなる層間絶縁膜18が形成されている。透過表示部Ar2においては、層間絶縁膜18は、第1の基板10上に直接形成されており、他の層は除去されている。
反射表示部Ar1において、層間絶縁膜18には表面凹凸18aおよびコンタクトホール18cが形成されており、透過表示部Ar2において、層間絶縁膜18には透過部平面18bが形成されている。また、柱状スペーサ設置部Ar3において、層間絶縁膜18には窪み18dが形成されている。
反射表示部Ar1および柱状スペーサ設置部Ar3における層間絶縁膜18上には、銀合金などの高反射率の金属からなる反射電極19が形成されており、透過表示部Ar2における層間絶縁膜18上には、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極材料からなる透明電極20が形成されている。反射電極19および透明電極20は、コンタクトホール18cを介してソース電極17と電気的に接続されており、液晶層40へ電圧を印加する画素電極として機能する。反射電極19は、層間絶縁膜18の表面凹凸18aを反映した表面凹凸形状を有し、拡散性を有した反射板として機能する。
第2の基板30上には、カラーフィルタ31が形成されており、カラーフィルタ31上に対向電極32が形成されている。対向電極32は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極材料からなる。対向電極32上には、柱状スペーサ33が形成されている。柱状スペーサ33は、感光性樹脂(レジスト)により形成される。
対向配置された第1の基板10および第2の基板30の間隙には、液晶層40が形成されている。液晶層40の材料や配向には特に限定はない。なお、図示はしないが、反射電極19および透明電極20上、並びに対向電極32および柱状スペーサ33上には、液晶層40の配向を制御する配向膜が形成されている。
本実施形態では、柱状スペーサ33は、反射電極19を介して層間絶縁膜18の窪み18dに設置されている。また、柱状スペーサ設置部Ar3は、第1の基板10から層間絶縁膜18の間の配線層(本例では、最下層の配線層がゲート電極11および補助容量電極12であり、層間絶縁膜18の直下の配線層がドレイン電極16およびソース電極17である)のうち、最下層の配線層である補助容量電極12により遮光されている。すなわち、補助容量電極12は、柱状スペーサ設置部Ar3にまで延長して形成されている。
また、層間絶縁膜18の直下の配線層であるソース電極17は、柱状スペーサ設置部Ar3を避けるように形成されている。すなわち、従来、柱状スペーサ設置部Ar3にまで延びていたソース電極の部分は、除去されている。
上記構成の本実施形態に係る液晶表示装置では、柱状スペーサ設置部Ar3における層間絶縁膜18には、窪み18dが形成されており、この窪み18d内に反射電極19を介して柱状スペーサ33が設置されている。
例えば層間絶縁膜18の膜厚を2μmとすると、窪み18dは、層間絶縁膜18の膜厚の範囲内、すなわち、2μmの範囲で調整できる。したがって、反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置(反射表示部Ar1では、例えば反射電極19の表面の凸部と凹部の中間位置を表面位置とする)の差分g3が−1〜1μmの範囲で調整できる。したがって、柱状スペーサ33の高さの2〜3μmと合わせると、反射表示部ギャップg1は、1〜4μmの範囲で設定可能となる。すなわち、従来、3〜4μmの範囲で反射表示部ギャップg1を調整可能であったことに比べて、反射表示部ギャップg1の下限を例えば2μm下げることができる。
次に、上記の本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法について、図2〜図6を参照して説明する。
まず、第1の基板10側のプロセスについて説明する。図2(a)に示すように、第1の基板10上に、ゲート電極11および補助容量電極12を形成する。ここで、上記したように、補助容量電極12は、柱状スペーサ設置部Ar3となる部分にも延長して形成する。
次に、図2(b)に示すように、第1の基板10上にゲート電極11および補助容量電極12を被覆する酸化シリコンからなるゲート絶縁膜13を形成し、さらに、ゲート電極11の上方におけるゲート絶縁膜13上に、例えばポリシリコンからなる半導体層14を形成する。ここで、透過表示部Ar2となる領域に形成された膜は除去する。また、半導体層14には必要に応じてイオン注入を行う。
次に、図3(a)に示すように、ゲート絶縁膜13上に、半導体層14を被覆する保護絶縁膜15を形成する。保護絶縁膜15としては、例えば酸化シリコンを用いる。続いて、リソグラフィ技術およびエッチング技術により、保護絶縁膜15に、半導体層14に達するコンタクトホール15aを形成する。
次に、図3(b)に示すように、保護絶縁膜15上にドレイン電極16およびソース電極17を形成する。ここで、コンタクトホール15a内を埋め込むようにしてドレイン電極16およびソース電極17を形成することで、半導体層14と電気的に接続されたドレイン電極16およびソース電極17となる。このとき、柱状スペーサ設置部Ar3を避けるようにソース電極17を形成する。
次に、図4(a)に示すように、レジストを塗布することにより、層間絶縁膜18を形成する。例えば、2μmの厚さの層間絶縁膜18を形成する。
次に、図4(b)に示すように、フォトマスクを介して層間絶縁膜18の露光を行う。本実施形態では、それぞれフォトマスクを介した4回の露光E1〜4を行う。
露光E1は反射表示部Ar1に表面凹凸を形成するための露光であり、露光E2は透過部平面を形成するための露光であり、露光E3は層間絶縁膜18にコンタクトホールを形成するための露光であり、露光E4は柱状スペーサ設置部Ar3に窪みを形成するための露光である。
露光E1では、層間絶縁膜18に形成する凹部分のみ露光する。また、露光E2では、反射表示部ギャップg1と透過表示部ギャップg2のギャップ差g4(図1参照)が最適になる露光量を設定する。通常、透過表示部ギャップg2が、反射表示部ギャップg1の約2倍となるようにする。
露光E3では、層間絶縁膜18を完全に除去できるように露光量を設定する。また、露光E4では、所望の深さの窪みが形成できるように露光量を設定する。
次に、図5(a)に示すように、層間絶縁膜18を現像することにより、例えば層間絶縁膜18のうち露光された部分が除去されて、層間絶縁膜18に、表面凹凸18aと、透過部平面18bと、コンタクトホール18cと、窪み18dが形成される。続いて、層間絶縁膜18を加熱して、層間絶縁膜18の表面凹凸18aを溶融させ、なだらかな表面凹凸18aにする。
次に、図5(b)に示すように、反射表示部Ar1および柱状スペーサ設置部Ar3における層間絶縁膜18上に、銀合金などの高反射率の金属からなる反射電極19を形成し、透過表示部Ar2における層間絶縁膜18上に、ITOなどの透明性の高い導電膜からなる透明電極20を形成する。図示はしないが、反射電極19および透明電極20からなる画素電極を形成した後に、当該画素電極上に配向膜を形成する。
一方で、図6(a)に示すように、第2の基板30上に、カラーフィルタ用樹脂の塗布、露光、現像を行って、カラーフィルタ31を形成する。続いて、カラーフィルタ31上に、例えばスパッタリング法により、ITOなどの透明性の高い導電膜を成膜して、対向電極32を形成する。
次に、図6(b)に示すように、対向電極32上に、柱状スペーサ33を形成する。当該工程では、例えば2μm程度の厚さのレジストを塗布し、柱状パターンが形成されるよう露光した後に、現像および加熱することにより、柱状スペーサ33を形成する。柱状スペーサ33の高さは、レジストの塗布膜厚によってほぼ決定され、10cP程度の粘度のレジストを用いた場合には、2〜3μm程度となる。その後、図示はしないが、柱状スペーサ33を被覆するように対向電極32上に、配向膜を形成する。
以降の工程としては、窪み18dに柱状スペーサ33が設置されるように第1の基板10と第2の基板30を対向配置させ、第1の基板10と第2の基板30の間隙に液晶を充填して液晶層40を形成することにより、液晶表示装置が完成する。
上記の本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法によれば、層間絶縁膜18の露光工程において、柱状スペーサ設置部Ar3における層間絶縁膜18への露光E4を追加することにより、層間絶縁膜18に窪み18dを形成することができる。この窪み18dの形成により、反射表示部ギャップg1および透過表示部ギャップg2の設計自由度を向上させることができる。
例えば層間絶縁膜18の膜厚を2μmとすると、窪み18dは、層間絶縁膜18の膜厚の範囲内、すなわち、2μmの範囲で調整できる。したがって、反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置の差分g3(図1参照)が−1〜1μmの範囲で調整できる。したがって、柱状スペーサ33の高さの2〜3μmと合わせると、反射表示部ギャップg1は、1〜4μmの範囲で設定可能となる。すなわち、従来、3〜4μmの範囲で反射表示部ギャップg1を調整可能であったことに比べて、反射表示部ギャップg1の下限を例えば2μm下げることができる。
また、層間絶縁膜18の直下の配線層であるソース電極17を柱状スペーサ設置部Ar3に形成しないことにより、露光E4において露光光が反射して再度層間絶縁膜18に入射することを防止でき、所望の深さをもつ窪み18dを安定して形成することができる。
本実施形態では、露光E4において反射の影響の最も少ない最下層の配線層である補助容量電極12を柱状スペーサ設置部Ar3に延長形成している。柱状スペーサ設置部Ar3では、位相差値が適切な値に制御できないため遮光する必要があるが、最下層の配線層である補助容量電極12により遮光することにより、別途遮光膜を形成する必要がなくなる。
柱状スペーサ設置部Ar3に反射電極19を形成しているのに加えて補助容量電極12を形成するのは、以下の理由による。すなわち、本実施形態では、柱状スペーサ設置部Ar3に反射電極19を形成しているが、これは必須の構成ではなく、柱状スペーサ設置部Ar3に反射電極19を形成しない場合もある。その場合に、遮光層として反射電極19以外の配線を用いることとなり、柱状スペーサ設置部Ar3の高さ安定性の観点から、補助容量電極12を用いることが好ましいからである。
また、柱状スペーサ設置部Ar3では、柱状スペーサ33が当たることにより摩擦が生じるため、場合によっては第1の基板10の表面における膜が傷つくことがある。本実施形態では、柱状スペーサ設置部Ar3に反射電極19を形成しているため、反射電極19が傷つく可能性がある。反射電極19が傷ついた場合には、その遮光能力が低下するため、光漏れに繋がる。このような事態を避けるため、表面から離れた配線層、例えば補助容量電極12で遮光することが好ましいからである。
(第2実施形態)
本実施形態では、反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置を略一致させる場合の例である。
図7は、本実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。本実施形態では、第1実施形態における図4(b)の露光工程のみが異なる。
本実施形態では、層間絶縁膜18の露光工程において、1回の露光E1により、反射表示部Ar1に表面凹凸を形成するための露光と、柱状スペーサ設置部Ar3に窪みを形成するための露光を行う。反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3での露光量は、同一となる。
これにより、露光E1の露光量の変動があったとしても、表面凹凸の凹部の除去量と、窪みの形成のための除去量は同時に変動するため、反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置の差分g3(図1参照)の変動が少なくなる。
これは、反射表示部ギャップg1の変動が少なくなることを意味し、ギャップのばらつきの少ない液晶表示装置を安定して製造することができる。また、本実施形態では、露光回数を従来と同じにできるため、製造工程を増加することもない。
(第3実施形態)
図8は、本実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。本実施形態では、第1実施形態における図4(b)の露光工程のみが異なる。
本実施形態では、反射表示部Ar1に表面凹凸を形成するための露光E1において、柱状スペーサ設置部Ar3に窪みを形成するための露光を行い、さらに柱状スペーサ設置部Ar3に追加露光E4’を行う。
これにより、表面凹凸の凹部の除去のための露光E1において露光量の変動があったとしても、窪みの形成のための露光量も同時に変動するため、反射表示部Ar1と柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置の差分g3(図1参照)の変動が少なくなる。ただし、追加露光E4’の露光量に変動があった場合には差分g3に影響を与えるが、第1実施形態のように露光E1と露光E4とで完全に別の露光をするよりは変動が少ない。
従って、反射表示部ギャップg1の変動を少なくでき、ギャップのばらつきの少ない液晶表示装置を安定して製造することができる。なお、反射表示部Ar1に表面凹凸を形成する露光と、柱状スペーサ設置部Ar3に窪みを形成するための露光を一回の露光E1で行った後に、反射表示部Ar1に表面凹凸を形成するための追加露光を行っても良い。
(第4実施形態)
本実施形態では、透過表示部Ar2の透過部平面18bと、柱状スペーサ設置部Ar3の窪み18dの表面位置を略一致させる場合の例である。
図9は、本実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。本実施形態では、第1実施形態における図4(b)の露光工程のみが異なる。
本実施形態では、層間絶縁膜18の露光工程において、1回の露光E4により、透過表示部Ar2に透過部平面18bを形成するための露光と、柱状スペーサ設置部Ar3に窪みを形成するための露光を行う。透過表示部Ar2と柱状スペーサ設置部Ar3での露光量は、同一となる。
これにより、露光E4の露光量の変動があったとしても、透過表示部Ar2における層間絶縁膜18の除去量と、窪みの形成のための層間絶縁膜18の除去量は同時に変動するため、透過表示部Ar2の透明電極20の表面位置と、柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置の差分の変動が少なくなる。
これは、透過表示部ギャップg2の変動が少なくなることを意味し、ギャップのばらつきの少ない液晶表示装置を安定して製造することができる。また、本実施形態では、露光回数を従来と同じにできるため、製造工程を増加することもない。
(第5実施形態)
図10は、本実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。本実施形態では、第1実施形態における図4(b)の露光工程のみが異なる。
本実施形態では、柱状スペーサ設置部Ar3に窪みを形成するための露光E4において、透過表示部Ar2の透過部平面18bを形成するための露光を行い、さらに透過表示部Ar2に追加露光E2’を行う。
これにより、透過表示部Ar2への露光E4において露光量の変動があったとしても、窪みの形成のための露光量も同時に変動するため、透過表示部Ar2の透明電極20の表面位置と、柱状スペーサ設置部Ar3における反射電極19の表面位置の差分の変動が少なくなる。ただし、追加露光E2’の露光量に変動があった場合には上記の差分に影響を与えるが、第1実施形態のように露光E2と露光E4とで完全に別の露光をするよりは変動が少ない。
従って、透過表示部ギャップg2の変動を少なくでき、ギャップのばらつきの少ない液晶表示装置を安定して製造することができる。なお、透過表示部Ar2への露光と、柱状スペーサ設置部Ar3への露光を一回の露光E4で行った後に、柱状スペーサ設置部Ar3に追加露光を行っても良い。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
本実施形態では、併用型の液晶表示装置を例に説明したが、反射型液晶表示装置あるいは透過型液晶表示装置にも本発明は適用可能である。また、本実施形態では、第2の基板30側に柱状スペーサ33を形成する例について説明したが、第1の基板10側に柱状スペーサ33を形成してもよい。また、本実施形態では、最下層の配線層である補助容量電極12により柱状スペーサ設置部Ar3を遮光する例について説明したが、さらなる多層配線の場合には、層間絶縁膜18の直下の配線層以外の配線層により遮光してもよい。また、本実施形態で挙げた材料や数値は一例であり、これに限定されるものではない。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
第1〜第4実施形態に係る液晶表示装置の断面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第2実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第3実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第4実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 第5実施形態に係る液晶表示装置の製造における工程断面図である。 従来例に係る液晶表示装置の断面図である。
符号の説明
10…第1の基板、11…ゲート電極、12…補助容量電極、13…ゲート絶縁膜、14…半導体層、15…保護絶縁膜、15a,15b…コンタクトホール、16…ドレイン電極、17…ソース電極、18…層間絶縁膜、18a…表面凹凸、18b…透過部平面、18c…コンタクトホール、18d…窪み、19…反射電極、20…透明電極、30…第2の基板、31…カラーフィルタ、32…対向電極、33…柱状スペーサ、40…液晶層、110…第1の基板、111…ゲート電極、112…補助容量電極、113…ゲート絶縁膜、114…半導体層、115…保護絶縁膜、116…ドレイン電極、117…ソース電極、118…層間絶縁膜、118a…表面凹凸、118b…透過部平面、118c…コンタクトホール、119…反射電極、120…透明電極、130…第2の基板、131…カラーフィルタ、132…対向電極、133…柱状スペーサ、140…液晶層、Ar1…反射表示部、Ar2…透過表示部、Ar3…柱状スペーサ設置部、E1,E2,E3,E4…露光、g1…反射表示部ギャップ、g2…透過表示部ギャップ、g3…差分、g4…ギャップ差

Claims (10)

  1. 対向配置された2つの基板と、
    2つの前記基板間に介在し、2つの前記基板間の間隔を設定する柱状スペーサと、
    2つの前記基板間に充填された液晶層と、
    一方の前記基板と前記柱状スペーサとの間に形成され、感光性樹脂を含む層間絶縁膜と
    を有し、
    前記層間絶縁膜には、前記柱状スペーサの設置部に、前記基板間の間隔を調整する窪みが形成されている
    液晶表示装置。
  2. 一方の前記基板と前記層間絶縁膜との間に複数の配線層が形成され、
    前記層間絶縁膜の直下の配線層以外の配線層により、前記柱状スペーサの設置部が遮光された
    請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記層間絶縁膜の直下の配線層が、前記窪みの形成箇所を避けて形成された
    請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 柱状スペーサを介在させて2つの基板を対向配置させ、前記2つの基板間に液晶層を充填させる液晶表示装置の製造方法であって、
    2つの前記基板を対向配置させる前に、
    一方の前記基板上に感光性樹脂を含む層間絶縁膜を形成する工程と、
    露光および現像により、前記柱状スペーサの設置部における前記層間絶縁膜に窪みを形成する工程と
    を有する液晶表示装置の製造方法。
  5. 前記層間絶縁膜を形成する工程の後に、前記層間絶縁膜上に画素電極を形成する工程をさらに有する
    請求項4記載の液晶表示装置の製造方法。
  6. 前記層間絶縁膜に窪みを形成する工程における露光と同時に、前記画素電極に対応する部位における層間絶縁膜を露光する
    請求項5記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 前記画素電極は、反射電極を含み、
    前記層間絶縁膜に窪みを形成する工程における露光と同時に、前記反射電極に対応する部位における前記層間絶縁膜を露光して、現像により前記反射電極に対応する部位における前記層間絶縁膜の表面に凹凸を形成する
    請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 前記画素電極は、透明電極を含み、
    前記層間絶縁膜に窪みを形成する工程における露光と同時に、前記透明電極に対応する部位における前記層間絶縁膜を露光して、現像により前記透明電極が形成される領域における前記層間絶縁膜の膜厚を調整する
    請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 前記第1の基板上に層間絶縁膜を形成する工程の前に、複数の配線層を形成する工程を有し、
    複数の前記配線層を形成する工程において、前記層間絶縁膜の直下の配線層以外の配線層により前記柱状スペーサの設置部を遮光する
    請求項5記載の液晶表示装置の製造方法。
  10. 前記層間絶縁膜の直下の配線層を形成する工程において、前記窪みの形成箇所を避けて当該配線層を形成する
    請求項9記載の液晶表示装置の製造方法。
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