JP2006220319A - マイクロ熱交換器 - Google Patents

マイクロ熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006220319A
JP2006220319A JP2005031512A JP2005031512A JP2006220319A JP 2006220319 A JP2006220319 A JP 2006220319A JP 2005031512 A JP2005031512 A JP 2005031512A JP 2005031512 A JP2005031512 A JP 2005031512A JP 2006220319 A JP2006220319 A JP 2006220319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micro
microchannel
fluid
heat exchanger
micro flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005031512A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tobisawa
猛 飛澤
Hitoshi Sekine
均 関根
Fumihiko Ishiyama
文彦 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
DIC Technology Corp
Original Assignee
DIC Technology Corp
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Technology Corp, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical DIC Technology Corp
Priority to JP2005031512A priority Critical patent/JP2006220319A/ja
Publication of JP2006220319A publication Critical patent/JP2006220319A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】マイクロ流路を流れる流体の温度制御を確実且つ適切に行うことができる。
【解決手段】マイクロ熱交換器1は、幅と高さまたは内径が1〜1000μmの断面を有するマイクロ流路を配設した第一及び第二のプレート2、3を交互に積層した。第一のプレート2には主液Aを流す第一のマイクロ流路4を設ける。第二のプレート3には加熱流体Bを流す第二のマイクロ流路5をマイクロ流路4に直交して配列する。第二のマイクロ流路とは別に冷却流体Cを流す第三のマイクロ流路6を設ける。第三のマイクロ流路6は第一のマイクロ流路3と同一方向に配列した複数の主流路6aと、主流路6aに上下流側端部で連通する供給側流路6b及び排出側流路6cとで構成する。主液が熱交換器の第一マイクロ流路4で温度変化しても第二マイクロ流路5の加熱流体Bで熱交換して温度調整し、第三マイクロ流路6の冷却流体Cで熱交換して急冷する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マイクロデバイスを用いて、極微細な寸法を有するマイクロ流路内に複数種類の流体を流して熱交換を行うようにしたマイクロ熱交換器に関する。
近年、幅と高さや内径が1μmから数百μmの断面形状を有する微細なマイクロ流路を複数有するマイクロデバイスを用いて、各種流体をマイクロ流路内に導入することによって熱交換等を行う技術が提案されている。このような技術の1つとして例えば特許文献1、2に記載されたマイクロ熱交換器がある。
このマイクロデバイスは、流体を流すためのマイクロ流路を備えたプレートを複数積層してなり、上下に積層された各プレートのマイクロ流路は同一方向または直交する方向に配設されている。そして各プレートのマイクロ流路に異なる温度の熱交換流体を流すことで、相互に熱交換を行うようになっている。
例えば、一方のプレートのマイクロ流路に高温の加熱流体を流すと共に、直接または隔壁を介して隣接する他方のプレートに冷却流体を流すことで熱交換して、加熱流体を急速冷却することで、流体の濃度調整をしたり粘度調整したりすること等が行われている。
特開2000−249486号公報 特開2003−279283号公報
しかしながら、マイクロ熱交換器の一方のプレートのマイクロ流路に加熱流体を流して冷却処理する際に、予め所定温度に加熱した加熱流体をマイクロ流路の入り口に供給すると、マイクロ熱交換器本体の温度やマイクロ熱交換器の入力側に設けたコネクタやジョイント部の温度が加熱流体の温度よりも低いために、コネクタやジョイント部を通過してマイクロ流路内に流入する際に加熱流体が温度低下してしまうことになる。そのため、マイクロ流路内で加熱流体を所望の温度に制御しつつ冷却処理することが困難になるという欠点がある。
このような欠点を改善するために、例えばマイクロ熱交換器の加熱流体のマイクロ流路入り口をヒータ等で加熱しておいて供給される加熱流体の温度低下が生じないようにすることも考えられるが、1つのプレートに複数配列されたマイクロ流路を同一温度に制御することは困難であり、各マイクロ流路間で急冷処理できなかったり反応がばらついてしまう等という不具合が生じる。また、マイクロ熱交換器をヒータ等で加熱すると、他方のプレートのマイクロ流路内を流れる冷却流体の温度が熱伝導の影響を受けて上昇して同様に急速冷却等をできなくなるという不具合も発生する。
本発明は、このような実情に鑑みて、マイクロ流路を流れる流体の温度制御を適切に行うことができるようにしたマイクロ熱交換器を提供することを目的とする。
本発明によるマイクロ熱交換器は、幅と高さまたは内径が1〜1000μmの断面を有するマイクロ流路を配設した第一及び第二のプレートを交互に積層してなるマイクロ熱交換器において、第一のプレートには第一の流体を流す第一のマイクロ流路を設け、第二のプレートには別の流体をそれぞれ流すための複数組の他のマイクロ流路を配列して、第一の流体と複数の別の流体とで複数回の熱交換を行うようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、マイクロ熱交換器における第一のプレートの第一のマイクロ流路に供給する第一の流体が入り口等で温度変化したり温度調整されていなかったとしても、第二のプレートにおける他のマイクロ流路である第二のマイクロ流路を流れる別の流体と熱交換することで所要の温度に調整することができ、更に他のマイクロ流路である第三のマイクロ流路を流れる別の流体によって所要の熱変換を行うことができるため、急冷等の所期の処理を確実に行うことができる。
本発明によるマイクロ熱交換器によれば、第一のマイクロ流路に供給する第一の流体に対して、複数組のいずれかの組の他のマイク流路を流れる別の流体によって第一の流体の温度調整や再設定を行うと共に他の組の他のマイクロ流路を流れる更に別の流体によって所要の処理や反応を行うことができる。そのため、マイクロ熱交換器に流体を供給する際に温度変化を来したり予め温度調整していなかったとしても、複数組の他のマイクロ流路を流れる複数種類の流体によって第一の流体の温度調整を先ず行って、その後に所望の処理や反応を確実に行うことができる。
本発明によるマイクロ熱交換器では、複数組の他のマイクロ流路は、第一のマイクロ流路と直交する方向に別の流体が流れる流路、第一のマイクロ流路に沿って第一の流体と同一方向または逆方向に別の流体が流れる流路のいずれか1種類または複数種類の流路を組み合わせて構成されている。
複数組の他のマイクロ流路として、例えば第一のマイクロ流路と直交する方向に別の流体が流れるマイクロ流路を設ければ簡単な構成で熱交換でき、二組目以降の他のマイクロ流路として任意の構成の流路を採用できる。また、第一のマイクロ流路に沿って第一の流体と同一方向または逆方向に別の流体が流れるマイクロ流路を設ければ、他のマイクロ流路は第一のマイクロ流路に沿うために熱交換を長時間且つ確実に行うことができる。
また、複数組の他のマイクロ流路のうち、第一のマイクロ流路の上流側に位置する第二のマイクロ流路には加熱流体が流れ、第一のマイクロ流路の下流側に位置する第三のマイクロ流路には冷却流体が流れるようにしてもよい。
第一のマイクロ流路を流れる第一の流体に対して、第二のマイクロ流路に加熱流体を流すことで熱交換して第一の流体を所定の温度に加熱または調整でき、更に第三のマイクロ流路を流れる冷却流体と熱交換することで第一の流体を所定の温度から急冷させることができる。
なお、複数組の他のマイクロ流路のうちの少なくとも1組のマイクロ流路は、第一のマイクロ流路に直交する方向に配設されていてもよい。
また、複数組の第二のマイクロ流路のうちの少なくとも1組のマイクロ流路は、第一のマイクロ流路に沿って同一方向に別の流体が流れるように配設されていてもよく、これによって熱交換を確実に行える。
また、複数組の第二のマイクロ流路のうちの少なくとも1組の第二のマイクロ流路は、第一のマイクロ流路に沿って第一の流体と逆方向に別の流体が流れるように配設されていてもよく、これによっても熱交換を確実に行える。
以下、本発明の各実施例について添付図面により説明する。
図1乃至図4は本発明の第一実施例を示すもので、図1は第一実施例によるマイクロ熱交換器の継手部を含めた概略全体構成を示す水平断面図、図2は第一実施例によるマイクロ熱交換器の斜視図、図3は図2における2種類のプレート構造を示す分解斜視図、図4はマイクロ熱交換器内における主液の温度変化を示す図である。
図1乃至図3に示す第一実施例によるマイクロデバイスからなるマイクロ熱交換器1は、例えば同一の長方形板状からなる第一プレート2と第二プレート3とが複数交互に積層されて構成されている。両プレート2,3に設けた後述する例えば3本のマイクロ流路の入り口側と出口側には主液A、加熱流体B,冷却流体Cを各マイクロ流路内に流すためのコネクタ30とジョイント部31とからなる継手部32がそれぞれ連結されている(図1参照)。
第一プレート2は、図3に示すように一方の面2aに断面凹溝形状の第一マイクロ流路4(第一のマイクロ流路)をプレートの長手方向に沿って所定間隔で複数本配列形成してなる。本実施例では、第一マイクロ流路4内を処理すべき主液Aが流れ、図1、2に示すように一方の短面2bから供給されて他方の短面2cへ向けて流れて排出される。
第二プレート3は、図2及び図3に示すように一方の面3aに断面凹溝形状の2組のマイクロ流路5、6(他のマイクロ流路)が互いに所定の間隔だけ離れ、独立・分離して別個に配設されている。そのため、2組のマイクロ流路5,6は相互に温度の影響を受けにくい位置関係を有している。第一組をなす第二マイクロ流路5(第二のマイクロ流路)は第一プレート2における第一マイクロ流路4の上流側に配設され、第一マイクロ流路4に略直交する方向、即ち第二プレート3の端面に沿って複数の第二マイクロ流路5が配列されている。
第三マイクロ流路6(第三のマイクロ流路)はプレート3の長手方向に沿って複数本配列された主流路6aと、主流路6aの上流側及び下流側端部でそれぞれ第二マイクロ流路5とほぼ平行に配設されて各主流路6aに連通する供給側流路6b及び排出側流路6cとを備えている。供給側流路6bと排出側流路6cは2回直角に屈曲してプレート3の両側面からそれぞれ外部に開口している。
各複数の第一及び第二プレート2、3は各プレート2,3を同一方向に交互に重ねて積層されて互いに固着されている。各プレート2、3は例えばステンレス製等の金属製からなる。各プレート2,3を積層してなるマイクロ熱交換器1において、各マイクロ流路4、5、6は両端が開口するトンネル形状であり、縦断面が例えば長方形で幅600μm、高さ300μm、長さ20mmとされ、1枚のプレート3に例えば数本から数十本平行に設けられている。また、第三マイクロ流路6は主流路6a部分のみが複数本配列され、供給側流路6b及び排出側流路6cはそれぞれ1本で構成されている。
なお、第三マイクロ流路6の各主流路6aについて第一マイクロ流路5との位置関係は任意であるが、好ましくは隣り合う2本の第一マイクロ流路4、4間に位置するように積層方向に配列し、更に好ましくは各第一マイクロ流路4に積層方向に重なるように配列する。
そして、マイクロ熱交換器1において、第一プレート2の各第一マイクロ流路4には例えば熱交換用流体としてカルナバワックス20wt%をMEK(メチルエチルケトン)80wt%に溶解したものを主液Aとし、例えば70℃に加熱した状態で流すものとする。第2プレート3における各第二マイクロ流路5には例えば主液Aを初期の所要の加熱温度、例えば70℃に維持または調整するための加熱流体B(第二の流体;別の流体)を流し、第三マイクロ流路5には例えば主液Aを所要の温度に急冷するための、例えば0℃の冷却流体C(第三の流体;別の流体)を流すようにしている。
ここで、マイクロ熱交換器を用いた一の処理方法として、主液Aと冷媒(冷却流体C)を積層方向にずらした各マイクロ流路に流すことで主液Aは急冷され、溶解前よりも微細な結晶として析出するようにしている。例えばMEKに溶解する前の原料段階のカルナバワックスの粒子は平均粒径40〜50μmであり、これを急冷して晶析することでカルナバワックスの粒子を平均粒径10μm以下、例えば4〜5μm程度に小さくできる。
次に本実施例によるマイクロ熱交換器1を用いた処理方法について図1及び図4により説明する。
図1及び図2において、例えばカルナバワックス20wt%をMEK(メチルエチルケトン)80wt%に溶解した主液Aを予め70℃に加熱した状態で、コネクタ30及びジョイント部31からなる継手部32を経てマイクロ熱交換器1の各第一プレート2の供給口2bへ供給する。このとき、継手部32を正確に加熱制御するのは困難なため、供給された主液Aの温度を第一プレート2の各マイクロ流路5への供給口2bで70℃に均一に保持することができず、温度低下を来すことになる。
そして、第一マイクロ流路4を流れる主液Aが第二プレート3の第二マイクロ流路5の領域に到達すると、その上下の第二マイクロ流路5では70℃以上に加熱した加熱流体Bが第一マイクロ流路4に直交する方向に流れているため、温度低下した主液Aは加熱流体Bとの熱交換によって再び70℃に加熱され、その温度を維持できる(図4参照)。
更に第一マイクロ流路4を主液Aが流れて第二プレート3の第三マイクロ流路6の領域に到達する。第三マイクロ流路6では、供給側流路6bから0℃の冷却流体Cが流路6内に供給されて複数の主流路6aでそれぞれ分岐され、第一マイクロ流路4内の主液Aと並行して同一方向に流れる。そのため、主液Aは冷却流体Cとの熱交換が少なくとも主流路6aの長さに亘って行われるから、急速に冷却されて温度低下を引き起こし、4℃程度にまで低下する(図4参照)。
このようにして、当初、平均粒径が40〜50μmにばらついていたカルナバワックスの粒子が、70℃の主液A中でMEK中に溶解した後、急速冷却されることで平均粒径10μm以下、例えば4〜5μm程度に小さい粒子として析出することになる。そしてMEKと分離することで平均粒径が4〜5μmと小さい粒子のカルナバワックスを得ることができ、これを例えば平均粒径10μm以下のコピー用トナー粉末の周囲に付着させることで滑り性のよいトナーを得られることになる。
なお、第一実施例のマイクロ熱交換器1に代えて、従来の技術に示す1種類のマイクロ流路を有するプレートを各マイクロ流路が互いに直交する方向に向けて積層したマイクロ熱交換器を複数設け、これらをコネクタ30やジョイント部31からなる継手部32を介して直列に接続しても同様な流路を構成できるが、この場合では主液Aが継手部32を通過する際に、温度低下や温度変化等を引き起こしてしまうため主液Aの温度制御は困難である。
上述のように本実施例によるマイク熱交換器1によって、第一マイクロ流路4内に供給される主液Aが仮に温度変化しても第二マイクロ流路の加熱流体Bによって一旦所定温度に昇温させた後で第三マイクロ流体の冷却流体Cで急冷させることで、主液Aの温度を精度良くコントロールして精度のよい析出処理を行うことができる。
なお、上述の実施例では、主液Aを第一マイクロ流路4内に供給するに先立って予め温度調整するようにしたが、予め温度調整しない主液Aを供給してもよい。
次に本発明の他の実施例を説明するが、上述の実施例と同一または同様の部分、部材には同一の符号を用いてその説明を省略する。
図5及び図6に示す第二実施例によるマイクロ熱交換器10は、第一プレート2と第三プレート8(第二のプレート)とが交互に積層されて一体に固着されている。第一プレート2は第一実施例に示すものと同じ構成を有していて、長さ方向に複数の第一マイクロ流路4が配列されている。
第三プレート8は第一プレート2と同一寸法の長方形板状に形成されており、その一方の面8aには、第二プレート3と同様に第一マイクロ流路4の流体供給側から第一マイクロ流路4の流路方向に沿って第二マイクロ流路5の組と、第三マイクロ流路6の組とが間隔を開けて順次配設されている。そして、第三マイクロ流路6の組に対して第一マイクロ流路4の出口側に、間隔を開けて第四マイクロ流路9が配設されている。
第四マイクロ流路9は第二マイクロ流路5の組と略同一構成を有しており、第一マイクロ流路4に直交する方向に複数の第四マイクロ流路9が平行に配列されて他のマイクロ流路5、6の組とは別個の組を構成している。
そして、本実施例によるマイクロ熱交換器10では、第一プレート2の各第一マイクロ流路4に例えば熱交換用流体としてカルナバワックス20wt%とポリエステル樹脂20wt%をMEK(メチルエチルケトン)60wt%に溶解した主液Aを予め75℃に加熱した状態で供給する。第三プレート8における各第二マイクロ流路5には例えば主液Aを初期の所要の加熱温度、例えば75℃に維持または調整するための加熱流体Bを流し、第三マイクロ流路6には例えば主液Aを所要の温度に急冷するための、例えば0℃の冷却流体Cを流す。そして、更に第四マイクロ流路9には一旦冷却して粘度が上昇した主液Aを例えば20℃の加温流体Dで加温して所要の粘度を得るようにしている。
次に本実施例によるマイクロ熱交換器10を用いた処理方法について図5により説明する。
図5において、上述したカルナバワックスとポリエステル樹脂とMEKの溶液を主液Aとして、これを予め75℃に加熱した状態で、マイクロ熱交換器1の各第一プレート2のマイクロ流路4内に供給する。マイクロ熱交換器1の各マイクロ流路4自体と継手部32の温度は75℃より低いため、主液Aは継手部32やマイクロ流路3内面に接触して例えば65℃程度近くにまで低下してしまう。そして、第一マイクロ流路4を流れる主液Aが第三プレート8の第二マイクロ流路5の領域に到達すると、第二マイクロ流路5内を75℃以上に加熱された加熱流体Bが第一マイクロ流路4に直交する方向に流れているため、温度低下した主液Aは再び75℃に加熱または維持される。
更に第一マイクロ流路4を主液Aが流れて第三プレート8の第三マイクロ流路6の領域に到達する。第三マイクロ流路6では、0℃の冷却流体Cが流路6内に供給されて複数の主流路6aでそれぞれ分岐され、第一マイクロ流路4内の主液Aと並行に同一方向に流れる。これにより、主液Aは冷却流体Cとの熱交換が主流路6aの長さに亘って行われ、急速に冷却されて温度低下を引き起こし、4℃程度にまで低下する(図4参照)。
このとき、主液Aは75℃の状態から4℃まで急冷却されることにより粘度が上昇するため、第四マイクロ流路9を流れる20℃の加温流体Dによって加温して粘度を下げて流動性を上げた状態で外部に取り出すことができる。このようにして主液Aについて所要の粘度または濃度に調整して取り出すことができるので、次工程に適した状態で主液Aを処理することが可能になる。
上述のように本第二実施例によるマイク熱交換器10によれば、第一マイクロ流路4内に流す主液Aについて、加熱流体Bで加熱して所要の温度に設定した後、冷却流体Cで急冷し、更に加温流体Dで適宜加温することで、主液Aについて所望の粘度または濃度が得られるよう調整することができる。
図7は第三実施例によるマイクロ熱交換器20を示す斜視図である。
図7において、第一プレート2に設けた第一マイクロ流路4は上述した第一実施例によるものと同一である。更に第一プレート2と同一形状の第四プレート21(第二のプレート)を設ける。この第四プレート21の一方の面21aには、第一マイクロ流路4の上流側に複数配列された第二マイクロ流路5の組が設けられている。第二マイクロ流路5は第一マイクロ流路1に直交する方向に延びている。
そして、第四プレート21において第二マイクロ流路5の組と間隔を開けて同様な構成の第五マイクロ流路22(第二のマイクロ流路;別のマイクロ流路)の組が配設されている。第五マイクロ流路22は第二マイクロ流路5と同一の断面凹溝形状を有している。
そのため、第一実施例と同様に、カルナバワックス20wt%をMEK(メチルエチルケトン)80wt%に溶解した主液Aを第一マイクロ流路4に流すと、第四プレート21の第二マイクロ流路5を流れる70℃以上の加熱流体Bが第一マイクロ流路4に直交する方向に流れて、マイクロ熱交換器20で温度低下した主液Aを熱交換によって再び70℃に加熱または維持する。
更に第一マイクロ流路4内の主液Aが第五マイクロ流路22の領域に到達すると、第五マイクロ流路22では0℃の冷却流体Cが第一マイクロ流路4の主液Aに直交する方向に流れる。そのため、主液Aは冷却流体Cと熱交換して急速に冷却されて温度低下を引き起こし、所望の平均粒径の粒子を析出できる。
この場合、第一実施例よりも若干急速冷却の効果は落ちるが、同様にカルナバワックスの平均粒径を小さくした粒子を得るという効果を奏する。
また、第一変形例として、図2、図5に示す第一、第二実施例によるマイクロ熱交換器1、10において、第三マイクロ流路6における冷却流体Cの流れる方向を逆に設定してもよい。この場合、一方の流路6cから冷却流体Cが流入して主流路6aを介して他方の流路6bから排出されることになる。第三マイクロ流路6中の主流路6aでは、第一マイクロ流路4内を流れる主液Aと平行で逆方向に冷却流体Cが流れて主液Aを冷却することになる。
また、第一プレート2に設けた第一マイクロ流路4内の主液A等の熱交換流体と熱交換する他のマイクロ流路を有する他のプレート(第二のプレート)については、2または3組のマイクロ流路に限定されることなく、4組以上のマイクロ流路を順次配設してもよい。例えば、最初のマイクロ流路には例えば70℃の加熱流体、二番目のマイクロ流路には68℃の加熱流体、三番目のマイクロ流路には例えば65℃の加熱流体、四番目のマイクロ流路には63℃の加熱流体、五番目のマイクロ流路には例えば60℃の加熱流体、そして七番目のマイクロ流路には0℃の加熱流体を流すことで、最初は主液Aの温度勾配を緩く低下するようにコントロールし、その後急速冷却するようにして、カルナバワックス等の粒子の平均粒径を均一に調整する等してもよい。
或いは上述した他のプレートに設けた複数の独立したマイクロ流路に関して、加熱流体と冷却流体を交互に流して主液Aの加熱と冷却を繰り返して、主液A中の粒子の平均粒径や主液Aの粘度や濃度等を制御・調整するようにしてもよい。
また、第一プレート2に設けた第一マイクロ流路4の主液Aと熱交換するための他のプレートの他のマイクロ流路の配列構成については、第一マイクロ流路4と直交する方向、平行で同一方向または逆方向に他の熱交換流体を流す方向、第一マイクロ流路4に対して傾斜した方向等、適宜の方向に、また任意の順序で配列して構成してもよく、相互に熱交換できればよい。
本発明の第一実施例によるマイクロ熱交換器の継手部を含めた概略全体構成を示す水平断面図である。 図1に示すマイクロ熱交換器の斜視図である。 図2に示すマイクロ熱交換器で第一プレートと第二プレートを分離して示す分解斜視図である。 マイクロ熱交換器の第一マイクロ流路内の主液の温度変化を示す図である。 本発明の第二実施例によるマイクロ熱交換器の斜視図である。 図5に示すマイクロ熱交換器で第一プレートと第三プレートを分離して示す分解斜視図である。 第三実施例によるマイクロ熱交換器の斜視図である。
符号の説明
1、10、20 マイクロ熱交換器
2 第一プレート(第一のプレート)
3 第二プレート(第二のプレート)
4 第一マイクロ流路
5 第二マイクロ流路(第二のマイクロ流路;別のマイクロ流路)
6 第三マイクロ流路(第三のマイクロ流路;別のマイクロ流路)
8 第三プレート(第二のプレート)
9 第四マイクロ流路(第四のマイクロ流路;別のマイクロ流路)
21 第四プレート(第二のプレート)
22 第五マイクロ流路(第三のマイクロ流路;別のマイクロ流路)
A 主液(第一の流体),
B 加熱流体(第二の流体;別の流体)
C 冷却流体(第三の流体;別の流体)
D 加温流体(第四の流体;別の流体)

Claims (3)

  1. 幅と高さまたは内径が1〜1000μmの断面を有するマイクロ流路を配設した第一及び第二のプレートを交互に積層してなるマイクロ熱交換器において、
    第一のプレートには第一の流体を流す第一のマイクロ流路を設け、第二のプレートには別の流体をそれぞれ流すための複数組の他のマイクロ流路を配列して、前記第一の流体と複数の別の流体とで複数回の熱交換を行うようにしたことを特徴とするマイクロ熱交換器。
  2. 前記複数組の他のマイクロ流路は、前記第一のマイクロ流路と直交する方向に別の流体が流れるマイクロ流路、前記第一のマイクロ流路に沿って第一の流体と同一方向または逆方向に別の流体が流れるマイクロ流路の少なくともいずれか1種類または複数種類のマイクロ流路を組み合わせて構成されている請求項1に記載のマイクロ熱交換器。
  3. 前記複数組の他のマイクロ流路のうち、第一のマイクロ流路の上流側に位置する第二のマイクロ流路には加熱流体が流れ、第一のマイクロ流路の下流側に位置する第三のマイクロ流路には冷却流体が流れるようにした請求項1または2に記載のマイクロ熱交換器。
JP2005031512A 2005-02-08 2005-02-08 マイクロ熱交換器 Pending JP2006220319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031512A JP2006220319A (ja) 2005-02-08 2005-02-08 マイクロ熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031512A JP2006220319A (ja) 2005-02-08 2005-02-08 マイクロ熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006220319A true JP2006220319A (ja) 2006-08-24

Family

ID=36982766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005031512A Pending JP2006220319A (ja) 2005-02-08 2005-02-08 マイクロ熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006220319A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007119549A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Dainippon Ink & Chem Inc ワックス微分散体の製造方法
JP2008296119A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Kyocera Corp 反応装置
JP2012166172A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Dic Corp 流体混合装置
WO2012082540A3 (en) * 2010-12-15 2012-10-11 Uop Llc Fabrication method for making brazed heat exchanger with enhanced parting sheets
KR101209339B1 (ko) * 2010-10-01 2012-12-06 고려대학교 산학협력단 한 플레이트에서 차가운 유체와 뜨거운 유체가 번갈아가며 흐르는 마이크로채널 열교환기
KR101233346B1 (ko) * 2010-10-28 2013-02-20 주식회사 코헥스 접합금속을 이용한 마이크로 열교환기 및 그의 제조방법
DE102011113045A1 (de) * 2011-09-10 2013-03-14 Karlsruher Institut für Technologie Kreuzstrom-Wärmeübertrager
JP2014159945A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Scambia Holdings Cyprus Ltd 熱交換器
JP2015169349A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社日阪製作所 プレート式熱交換器
JP2015190705A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社富士通ゼネラル マイクロ流路熱交換器
JP2016503483A (ja) * 2012-11-22 2016-02-04 アルファ・ラヴァル・コアヘクス・リミテッド 3次元チャネルガス熱交換器
EP2586521A4 (en) * 2010-06-28 2016-03-02 Dainippon Ink & Chemicals MICRO MIXER
WO2016191881A1 (en) * 2015-06-04 2016-12-08 Dana Canada Corporation Heat exchanger with regional flow distribution for uniform cooling of battery cells
CN108955316A (zh) * 2018-06-29 2018-12-07 合肥通用机械研究院有限公司 一种多股流印刷电路板式换热器
JP2019086235A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 株式会社日阪製作所 プレート式熱交換器
JP2019095186A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 輪郭付けされた壁熱交換器
CN113263886A (zh) * 2020-02-14 2021-08-17 本田技研工业株式会社 换热器
CN117628949A (zh) * 2024-01-25 2024-03-01 中国核动力研究设计院 一种微通道散热塔及其焊接工装

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237687A (ja) * 1985-08-08 1987-02-18 ヒ−トリツク・ピ−テイ−ワイ・リミテド 熱交換器
JPH03500861A (ja) * 1987-03-20 1991-02-28 ケルンフオルシユングスツエントルム、カールスルーエ、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング 微細構造体の製造方法
JPH06150950A (ja) * 1992-09-18 1994-05-31 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池用熱交換器
JPH0989476A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Behr Gmbh & Co プレート積層型熱交換器
JP2003279283A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱交換器及びその製造方法
WO2005005522A1 (ja) * 2003-07-14 2005-01-20 Sanyo Chemical Industries, Ltd. 樹脂粒子及びその製造法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237687A (ja) * 1985-08-08 1987-02-18 ヒ−トリツク・ピ−テイ−ワイ・リミテド 熱交換器
JPH03500861A (ja) * 1987-03-20 1991-02-28 ケルンフオルシユングスツエントルム、カールスルーエ、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング 微細構造体の製造方法
JPH06150950A (ja) * 1992-09-18 1994-05-31 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池用熱交換器
JPH0989476A (ja) * 1995-09-28 1997-04-04 Behr Gmbh & Co プレート積層型熱交換器
JP2003279283A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱交換器及びその製造方法
WO2005005522A1 (ja) * 2003-07-14 2005-01-20 Sanyo Chemical Industries, Ltd. 樹脂粒子及びその製造法

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007119549A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Dainippon Ink & Chem Inc ワックス微分散体の製造方法
JP2008296119A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Kyocera Corp 反応装置
EP2586521A4 (en) * 2010-06-28 2016-03-02 Dainippon Ink & Chemicals MICRO MIXER
KR101209339B1 (ko) * 2010-10-01 2012-12-06 고려대학교 산학협력단 한 플레이트에서 차가운 유체와 뜨거운 유체가 번갈아가며 흐르는 마이크로채널 열교환기
KR101233346B1 (ko) * 2010-10-28 2013-02-20 주식회사 코헥스 접합금속을 이용한 마이크로 열교환기 및 그의 제조방법
WO2012082540A3 (en) * 2010-12-15 2012-10-11 Uop Llc Fabrication method for making brazed heat exchanger with enhanced parting sheets
CN103250021A (zh) * 2010-12-15 2013-08-14 环球油品公司 用于制造具有增强隔离板的钎焊式热交换器的制作方法
US8991480B2 (en) 2010-12-15 2015-03-31 Uop Llc Fabrication method for making brazed heat exchanger with enhanced parting sheets
JP2012166172A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Dic Corp 流体混合装置
DE102011113045A1 (de) * 2011-09-10 2013-03-14 Karlsruher Institut für Technologie Kreuzstrom-Wärmeübertrager
JP2016503483A (ja) * 2012-11-22 2016-02-04 アルファ・ラヴァル・コアヘクス・リミテッド 3次元チャネルガス熱交換器
US11391518B2 (en) 2012-11-22 2022-07-19 Alfa Laval Corhex Ltd. Method of operating a heat exchanger
US10365045B2 (en) 2012-11-22 2019-07-30 Alfa Laval Corhex Ltd. 3-D channel gas heat exchanger
JP2014159945A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Scambia Holdings Cyprus Ltd 熱交換器
US10215496B2 (en) 2013-02-19 2019-02-26 Bosal Emission Control Systems Nv Multi-flow heat exchanger for exchanging heat between cool fluid and hot fluid
JP2015169349A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社日阪製作所 プレート式熱交換器
JP2015190705A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社富士通ゼネラル マイクロ流路熱交換器
US10355331B2 (en) 2015-06-04 2019-07-16 Dana Canada Corporation Heat exchanger with regional flow distribution for uniform cooling of battery cells
WO2016191881A1 (en) * 2015-06-04 2016-12-08 Dana Canada Corporation Heat exchanger with regional flow distribution for uniform cooling of battery cells
JP2019086235A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 株式会社日阪製作所 プレート式熱交換器
JP2019095186A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 輪郭付けされた壁熱交換器
JP7005093B2 (ja) 2017-11-17 2022-01-21 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 輪郭付けされた壁熱交換器
CN108955316A (zh) * 2018-06-29 2018-12-07 合肥通用机械研究院有限公司 一种多股流印刷电路板式换热器
CN113263886A (zh) * 2020-02-14 2021-08-17 本田技研工业株式会社 换热器
JP7433965B2 (ja) 2020-02-14 2024-02-20 本田技研工業株式会社 熱交換器
CN117628949A (zh) * 2024-01-25 2024-03-01 中国核动力研究设计院 一种微通道散热塔及其焊接工装
CN117628949B (zh) * 2024-01-25 2024-04-09 中国核动力研究设计院 一种微通道散热塔及其焊接工装

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006220319A (ja) マイクロ熱交換器
US9962678B2 (en) Micro-reactor system assembly
JP2017032271A (ja) 螺旋状通路を備えた向流式熱交換器
WO2010024123A1 (ja) 反応装置及び反応プラント
EP3255370B1 (en) Fibonacci optimized radial heat exchanger
JP2009521308A (ja) 熱交換混合システム
JP2013542051A (ja) マイクロ流体装置
KR20180109955A (ko) 중공 챔버 x-믹서 열교환기
KR20160060837A (ko) 열교환 반응기 및 이의 제조방법
KR20140129114A (ko) 다유로 기기의 운전 방법 및 다유로 기기
JP2008246349A (ja) マイクロ流体デバイス
US20070074773A1 (en) Fluidic device
EP3023727B1 (en) Fluid guide plate and associated plate heat exchanger
JP5345750B2 (ja) 流体デバイス
JP2008207086A (ja) マイクロリアクタ
JP5052990B2 (ja) 多段混合マイクロデバイス
JP4298671B2 (ja) マイクロデバイス
JP2006227853A (ja) マイクロ流量分配コントロール装置
JP2007007558A (ja) マイクロリアクタ
KR20200065779A (ko) 열교환판 및 이를 포함하는 판형 열교환기
JP7274737B2 (ja) 流体通流装置及びそれに用いられる配管部材
JP4716880B2 (ja) マイクロ流体デバイス
EP3569962A1 (en) Water heat exchanger
CN115507680A (zh) 波浪形相邻通路热交换器芯
WO2022152716A1 (en) Microtube shape optimised heat exchanger

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071130

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100618

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Written amendment

Effective date: 20100921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101116

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20101126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712