JP2006219928A - 棟瓦梁支持金具。 - Google Patents

棟瓦梁支持金具。 Download PDF

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Abstract

【課題】 傾斜する棟のどの方向に取り付けても上下の部材が抜けて分離してしまわない棟瓦梁支持金具。
【解決手段】 棟瓦梁支持金具は、下部材1と上部材2とかならなる。下部材1は屋根の棟部分の両側に跨って野地板に固定される脚部20と、この脚部20から立設された平面コ字形の柱状の下部材支柱部10とを有し、この下部材支柱部10の側面に上下に一定の間隔で複数のスリット13が設けられている。また上部材2は棟瓦梁を支持する梁支持部40と、この梁支持部40から垂下され、前記下部材1の下部材支柱部10にそのコ字形に開いた側から嵌め込み可能な柱状の上部材支柱部30とを有し、この上部材支柱部30には、前記下部材支柱部10の複数のスリット13と同じ間隔で同スリット13に差し込み可能な複数の突起34が設けられている。これらスリット13と突起34にそれらの差し込み時に突起34の長手方向への移動を阻止するストッパを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屋根の棟に沿って棟瓦を設けるに当たり、棟瓦の内部で同棟瓦を支持する棟瓦梁を支持、固定するため、屋根の棟に沿って設置される棟瓦梁支持金具に関し、特に寄せ棟屋根や入母屋々根のように、傾斜棟を有する場合に、その傾斜棟に設置しても安定して棟瓦梁を支持することが出来るようにした棟瓦梁支持金具に関する。
棟瓦は屋根の棟に沿って構築される瓦であり、のし瓦やかんむり瓦を積み上げて構築される。最近、地震被害の一つとして屋根瓦の倒壊が問題視されており、そのなかでもとりわけ棟瓦の倒壊が問題となっている。従来の家屋では、棟瓦は粘土や漆喰により固めて固定していたが、この構造では棟瓦の大規模地震による倒壊を防ぐことは困難である。
そこで、金具を用いて棟に沿って棟瓦梁を架設し、この棟瓦梁で棟瓦全体を固定する構造が採用されている。このような棟瓦梁を架設するための棟瓦梁支持金具は、鋼板製で、ハの字形をなす脚部と、この脚部から立設した柱部と、この柱部の上部に設けられ、上側が開いた側面コ字形をなす梁支持部とを有するものである。
このような棟瓦梁支持金具を使用し、家屋の屋根の棟に沿って野地板の上に固定し、棟の尾根線と平行に棟瓦梁を架設する。棟の両側に桟瓦を葺き、棟に沿ってのし瓦を1段以上積み、これを金属線等で棟瓦梁に固定する。さらに、のし瓦の上に棟瓦梁を覆うように丸瓦の一種であるかんむり瓦を並べて乗せ、これを棟瓦梁に固定し、棟瓦が完成する。なおかんむり瓦の下側ののし瓦との隙間を埋めるように、予め粘土や漆喰等のふき土を充填することもある。
このようにして棟瓦を施工する場合、棟の野地板の尾根部分から丸瓦までの高さは、積み上げるのし瓦の枚数等により各家屋毎に異なる。また、野地板の棟の部分が一定の高さにならず、多少の高さの違いが生じることがある。
このような高を調整し、棟瓦梁を一定の高さに架設するための手段として、例えば特開2000−145038号公報や特開2004−225323号公報に記載されたように、棟瓦梁支持金具を上下別の部材に分離したものが使用されている。このような棟瓦梁支持金具では、下側の部材の脚部から立設した柱状の部分の側壁に一定の高さ間隔で幅方向に延びる複数のスリットを設け、上側の部材の梁支持部から垂下した柱状の部分に前記スリットと同じ高さ間隔で幅方向に延びる複数の隆起部を設け、上下の部材の柱状の部分を互いに嵌め込むとき、前記の隆起部をスリットに差し込んで固定する。スリットと隆起部は一定の高さ間隔で複数設けられているため、嵌め込むスリットと隆起部とを選択することにより、スリットと隆起部の高さ間隔で棟瓦梁支持金具の高さ、つまり脚部から梁支持部までの高さを可変、調整することが出来る。
このような高さ調整機能を有する棟瓦梁支持金具では、下側と上側の部材の柱状の部分の側面にそれぞれ設けた幅方向に延びるスリットと隆起部とを一方から嵌め込むだけの構造のため、一旦差し込んだスリットと隆起部が抜けやすい。このため、寄せ棟や入母屋の屋根における傾斜棟にこれらの棟瓦梁支持金具を取り付ける場合は、棟瓦梁支持金具の方向を選び、スリットから隆起部が抜けない方向に棟瓦梁支持金具を取り付ける必要がある。
しかしながら、通常の家屋の建築工事において、屋根葺き工事は元請けからの下請けとして発注される。このようの条件の中で、屋根葺き工事にかけることが出来る時間は限られており、必然的に能率重視のもとで屋根葺き工事が行われる。そのため、棟瓦梁支持金具の取付方向を一々選んでいる余裕はなく、スリットと隆起部が抜けやすい方向に棟瓦梁支持金具を取り付けてしまうことが多々ある。
特開2000−145038号公報 特開2004−225323号公報 特開2001−355318号公報 特開2001−279872号公報 特開平11−172857号公報 特開平11−36523号公報
本発明は、前記のような上下2つの部材に分かれた従来の棟瓦梁支持金具における課題に鑑み、上下2つの部材の組立を複雑にすることなく、傾斜する棟のどの方向に取り付けても上下の部材が抜けて分離してしまわないような棟瓦梁支持金具を提供することを目的とする。
本発明では、前記の目的を達成するため、下部材1の脚部20から立設された平面コ字形の柱状の下部材支柱部10に設けた複数のスリット13、13と、上部材2の梁支持部40から垂下され、前記下部材1の下部材支柱部10側にコ字形に開いた側から嵌め込み可能な柱状の上部材支柱部30に設けた複数の突起34とを単に嵌め合わせるだけでなく、これらスリット13と突起34に長手方向への移動を阻止するストッパを備えるようにした。
すなわち、本発明による棟瓦梁支持金具は、屋根の棟に沿って積み上げる棟瓦を支持するため、屋根の棟に沿って棟瓦梁を支持するものであり、屋根の棟の位置に固定される下部材1とこの下部材1の上に固定され、棟瓦梁を支持する上部材2とかならなる。下部材1は屋根の棟部分の両側に跨って野地板に固定される脚部20と、この脚部20から立設された柱状の下部材支柱部10とを有し、この下部材支柱部10の側面に上下に一定の間隔で複数のスリット13が設けられている。また上部材2は棟瓦梁を支持する梁支持部40と、この梁支持部40から垂下され、前記下部材1の下部材支柱部10に嵌め込み可能な柱状の上部材支柱部30とを有し、この上部材支柱部30には、前記下部材支柱部10の複数のスリット13と同じ間隔で同スリット13に差し込み可能な複数の突起34が設けられている。そして、これらスリット13と突起34にそれらの差し込み時に突起34の長手方向への移動を阻止するストッパを備える。
ストッパの一つの形態としては、前記下部材1の下部材支柱部10のスリット13が下部材支柱部10の挿入口14より奥側で深い凹部15とし、この凹部15に上部材2の上部材支柱部30の側面に設けた突起34が嵌まり込むことにより、ストッパとして機能するものを挙げることが出来る。
またストッパの他の形態としては、前記下部材1の下部材支柱部10のスリット13の上向きの縁に突起18を設け、上部材2の上部材支柱部30の側面に設けた突起34に前記突起18を嵌め込む孔37を設け、こられ突起18と孔37とが嵌まり合うことにより、ストッパとして機能するするものを挙げることが出来る。
さらにストッパの他の形態としては、前記下部材1の下部材支柱部10のスリット13の上向きの縁と上部材2の上部材支柱部30の側面に設けた突起34の下向縁とに互いに上下に嵌まり込む突起23と凹部39を設け、この突起23と凹部39とが嵌まり込むことにより、ストッパとして機能するものを挙げることが出来る。
何れのものでも、スリット13に突起34を差し込んだ後、下部材1に対して上部材2を押し下げ、突起34を凹部15に嵌め込むかまたは突起18、23を孔37や凹部39を嵌め込むことによりストッパを利かせる。
本発明による棟瓦梁支持金具では、下部材1の下部材支柱部10のスリット13と上部材2の上部材支柱部30の突起34に、それらの嵌合時に突起34の長手方向への移動を阻止するストッパを備えるため、傾斜する棟に棟瓦梁支持金具をどの方向に取り付けても、スリット13から突起34が抜けない。換言すると、傾斜する棟に棟瓦梁支持金具をどの方向へも取り付けることが可能である。このため、一々方向を選択する必要がなく、手早く棟瓦梁支持金具を屋根の棟部分に取り付けることが出来る。
本発明では、下部材1の脚部20から立設された平面コ字形の柱状の下部材支柱部10に設けた複数のスリット13と、上部材2の梁支持部40から垂下され、前記下部材1の下部材支柱部10側にコ字形に開いた側から嵌め込み可能な柱状の上部材支柱部30に設けた複数の突起34とにストッパ機能を設け、その目的を達成するものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、実施例をあげて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例による棟瓦梁支持金具の構成部材を分離して示したものである。この図1に示すように、棟瓦梁支持金具は下部材1と上部材2とからなり、例えば何れも鋼板等の金属板をプレスで打ち抜き、折り曲げて作られる。
下部材1は、正面「ハ」の字形状となった両側広がりの一対のプレート状の脚部20、20を有し、この脚部20、20には複数の釘穴21が設けられている。この脚部20、20の傾斜角は、通常30゜程度であるが、これは屋根勾配に合わせて設定される。手で折り曲げ角度を強制的に変えて使用することもある。
この脚部20、20の最も高い部分から平面「コ」の字形の下部材支柱部10が起立している。この下部材支柱部10の両側の側壁11は前記脚部20と一体であり、その折り曲げ部分に剛性を高めるための補強用のリブ22、22が設けられている。
この下部材支柱部10の両側の側壁11には、上下に一定の間隔で複数のスリット13が設けられている。このスリット13の数は図示の例では5つであるが、使用目的により任意の数とすることが出来る。このスリット13は、下部材支柱部10の側壁11、11が前壁12で連なっている前面側の反対側、つまり平面「コ」字形の「コ」の字が開いた背面側に挿入口14を有し、奥側で下方に深くなり、凹部15が形成されている。
この下部材支柱部10の両側の側壁11には、スリット13の前方に穴17が設けられている。これらの穴17の間隔は、スリット13と同じ間隔である。
さらに図示の例では、下部材支柱部10の前壁12にも、横に幅広の窓状の矩形の開口部16が設けられている。この開口部16の上下の間隔は、前記スリット13と同じであり、開口部16の上下の高さは、前記スリット13の凹部15を有する部分と同じである。
他方、上部材2は、最上端に上が平いた正面横コ字形の梁支持部40を有し、この梁支持部40の中央から下方に柱状の上部材支柱部30が一体に連なり、垂下している。この上部材支柱部30の平面形状は、背面が開いた角C字形をしている。梁支持部40の曲がり角と梁支持部40と上部材支柱部30との曲がり角には、補強用のリブ41、41、42、42が形成されている。また、棟支持部40の両側壁には、棟瓦梁を固定するための釘穴43が穿孔されている。
前記上部材支柱部30の正面外側幅寸法と側面外側幅寸法は、前記下部材1の下部材支柱部10の正面内側幅寸法と側面内側幅寸法よりやや小さく、従ってこの上部材支柱部30は、前記下部材1の下部材支柱部10の開いた後方からその中に差し込むことが出来るようになっている。また、この上部材支柱部30の高さは、前記下部材1の下部材支柱部10よりやや高い。
この上部材2の上部材支柱部2の側壁31には、その側壁31を一部切り出して形成した突起34が上下に一定の間隔で突設してあり、その上下の間隔は前記下部材1の下部材支柱部10に設けたスリット13と同じ間隔である。図示の実施例ではこの突起34、34は、5つ設けられている。この突起34は正面から見て先端縁がカギ状に下に曲がっており、このカギ状の先端部と上部材支柱部2の側面との間の間隔は下部材1を形成する金属板の厚みよりやや広い。これらの突起34は、上部材支柱部30を前記下部材1の下部材支柱部10の後方からその中に差し込む際に、スリット13の挿入口14から差し込むことが出来る。上部材支柱部30を前記下部材1の下部材支柱部10の後方からその中の最も奥に差し込んだ状態では、突起34は、スリット13の奥の凹部15の位置に達する。突起34の幅は、スリット13の奥の凹部15よりやや狭い。
上部材2の上部材支柱部2の側壁31には、これら突起34の前方に穴36が設けられている。これらの穴36の間隔は、突起34と同じ間隔である。
さらに、図示の実施例では、上部材2の上部材支柱部2の前壁32にも、その前壁12を一部切り出して形成した突起35が上下に一定の間隔で突設してあり、その上下の間隔は前記下部材1の下部材支柱部10に設けた開口部16と同じである。これらの突起35の幅は、開口部16よりやや狭い。図示の実施例ではこの突起35、35は、5つ設けられており、それらの上下を位置は、上部材2の上部材支柱部2の側壁32に設けた突起34と一つずつ対応している。この突起35は側面から見て先端縁がカギ状に下に曲がっており、このカギ状の先端部と上部材支柱部2の正面との間の間隔は下部材1を形成する金属板の厚みよりやや広い。こられの突起35は、上部材支柱部30を前記下部材1の下部材支柱部10の後方からその最も奥に差し込んだ位置で前記下部材1の下部材支柱部10に設けた開口部16、16の内側から外側に向けて差し込むことが出来る。
このような下部材1と上部材2は、次のようにして組み立てられる。まず、図1に示すような位置関係とし、次に矢印で示すように、下部材1の下部材支柱部10の後方からその中に前記の上部材2の上部材支柱部30を差し込む。この時、上部材2の上部材支柱部30の側壁31に設けた一部の突起34を下部材1の下部材支柱部10の側壁11に設けたスリット13の挿入口14から差し込む。そして、図2に示すように、上部材2の上部材支柱部30を下部材1の下部材支柱部10の最も奥に差し込むと、一部の突起34はスリット13の凹部15の位置に達し、一部の突起35は開口部16に差し込まれる。
次にこの図2の状態から、同図に矢印で示すように、上部材2を下部材1に対して上から下へと押し込むと、図3と図4に示すように、前記一部の突起34はスリット13の凹部15に嵌り込み、前記一部の突起35は開口部16を挟み込むようにその下縁に係合する。この状態では、突起34がスリット13の凹部15に嵌り込むことでストッパとして機能し、上部材2の上部材支柱部2が下部材1の下部材支柱部10から抜け出ない。図3はストッパがかかった状態の棟瓦梁支持金具の全体の図であり、図4はその一つの突起34がスリット13の凹部15に嵌り込んだ状態である。
なおこの機能は、突起34が正面から見てカギ形ではなく、横に突出しただけのものでも同様に発揮される。また、このストッパ機能は、下部材1と上部材2の側面側の凹部15と突起34との係合のみで実現することも出来る。すなわち、上部材2の上部材支柱部30の前壁32側の突起35及び下部材1の下部材支柱部10の前壁12側の開口部16は必ずしも必要は無い。
このようにして上部材2の上部材支柱部2を下部材1の下部材支柱部10に差し込む際には、脚部20から梁支持部40までの必要な高さを決定し、下方から幾つの突起34をスリット13に差し込むか決定する。すなわち、下方から幾つの突起34をスリット13に差し込むかで脚部20から梁支持部40までの高さが選択出来る。
図5は、組み立てた瓦梁支持金具を屋根の棟に立て、上部材2の梁支持部40に棟瓦梁を載せて架設し、棟瓦を葺いた状態を示す屋根の棟部の正面図である。棟瓦の中の充填物は除いて示してある。
まず前記のようにして高さを調節して上部材1と下部材2とを組み立てた瓦梁支持金具が一定の間隔で屋根の棟に沿って立設される。下部材2の脚部20が釘等で棟の両側の野地板52に固定される。瓦梁支持金具は野地板52を下から支持しているたる木51の部分に固定するとしっかりと固定出来る。
次に、屋根の野地板52の上に桟瓦53を葺く。桟瓦53は、屋根の軒先側から屋根の勾配に沿って棟側へ、つまり下から上側へと順次重ね葺きされる。
次に、桟瓦53及び棟瓦支持部材のフレーム本体1の上に棟瓦を積み上げる。例えば、面戸瓦、のし瓦54、55及びかんむり瓦57を棟の長手方向に継ぎ合わせながら積み上げて、棟瓦を構築する。
例えば、前記棟瓦支持部材の両側に一対の面戸瓦を取り付けるが、図示の例では面戸瓦は使用されていないため、棟瓦支持部材とその両側の桟瓦53とにわたって、中央部で分割されていない一体ののし瓦54を乗せる。まず、棟に沿って複数ののし瓦54の端部を付き合わせて継ぎ合わせながら、屋根の棟に沿ってのし瓦54を葺いていく。次に、前記のし瓦54の上に、中央部を帯状に除去して2つ割りにした左右一対ののし瓦55、55を乗せる。このようにして中央部を帯状に除去して2つ割にした左右一対ののし瓦55、55を乗せるのは、下ののし瓦54より上ののし瓦55、55の設置幅を狭くするためである。なお、こののし瓦55、55の長さは、その下ののし瓦54と同じである。こののし瓦55、55もまた、棟に沿って端部を付き合わせて継ぎ合わせながら、順次複数組ののし瓦54の上に積み上げて行く。のし瓦55、55は、の中間部の対向する部分に穴を設けておき、この穴を利用して一対ずつののし瓦55、55を結束し、互いに固定する。
またこれらのし瓦54、55を葺くのと前後して、上部材2の上端の梁支持部40に角材等からなる棟瓦梁56を嵌め込み、梁支持部56の側面の釘穴43から釘を打ち込んで固定する。これにより、棟瓦梁56をのし瓦55、55の間の上に水平になるよう保持し、架設する。
最後にのし瓦55の上にかんむり瓦57を乗せ、図5に示すように、その円筒部の中央部が棟瓦梁56の上にほぼ乗る状態とする。かんむり瓦57は、端部の太くなった紐部を隣接する他のかんむり瓦57の円筒部の端部に重ねて継ぎ合わせながら、棟瓦梁56に被せるようにし、棟瓦梁56からその両側ののし瓦55、55の一部を覆うように葺いていく。そして、かんむり瓦57を木ねじ等で前記棟瓦梁56に固定する。これにより、棟瓦葺きの施工が完了する。
次に、図6と図7により本発明の第二の実施例について説明する。この第二実施例による瓦梁支持金具は、前述した第一の実施例による瓦梁支持金具と基本的に同じであり、同じ部分は同じ符号で示している。屋根に棟瓦を葺くときの使用形態も全く同じである。以下に異なる部分のみ説明し、共通部分の説明は省略する。
この第二の実施例では、図6に示すように、下部材1の下部材支柱部10の側壁11に設けたスリット13の凹部15の中央に、突起18が突設されている。また、下部材1の下部材支柱部10の前壁12に設けた開口部16の中央にも、突起19が突設されている。
他方、上部材2の部材支柱部30の側壁31に設けた突起34は、その先端側がカギ状に曲がっておらず、真っ直ぐであり、その基部中央に前記突起18よりやや大きい矩形の穴37が設けられている。上部材2の部材支柱部30の前壁32に設けた突起35もまた、その先端側がカギ状に曲がっておらず、真っ直ぐであり、その基部中央に前記突起19よりやや大きい矩形の穴38が設けられている。
図7は、上部材2の上部材支柱部30を下部材1の下部材支柱部10の最も奥に差し込むことで、一部の突起34をスリット13の奥に差し込み、一部の突起35を開口部16に差し込み、さらに上部材2を下部材1に対して上から下へと押し込んだ状態である。この状態では、下部材1の下部材支柱部10の側壁11側の突起18が上部材2の上部材支柱部30の側壁31側の突起34の穴37に嵌合し、下部材1の下部材支柱部10の前壁12側の突起19が上部材2の上部材支柱部30の前壁32側の突起34の穴37に嵌合する。この状態でストッパ機能が働き、上部材2の上部材支柱部2が下部材1の下部材支柱部10から抜け出ない。
次に、図8と図9により本発明の第三の実施例について説明する。この第三の実施例による瓦梁支持金具もまた、前述した第一の実施例による瓦梁支持金具と基本的に同じであり、同じ部分は同じ符号で示している。屋根に棟瓦を葺くときの使用形態も全く同じである。以下に異なる部分のみ説明し、共通部分の説明は省略する。
この第三の実施例では、図8に示すように、下部材1の下部材支柱部10の側壁11に設けたスリット13のやや奥側の下辺部に、突起23が突設されている。このスリット13は、前述した第一の実施例のような挿入口14や凹部15の別は無く、高さが一定である。
他方、上部材2の部材支柱部30の側壁31に設けた突起34は絞り加工により押し出されて形成されたもので、側壁31の幅方向に長い。この突起34の中央下縁に前記突起23の形状に適合する凹部39が設けられている。突起34の高さは、前記下部材1の下部材支柱部10の側壁11に設けたスリット13の突起23の部分の上限間隔よりやや狭い。
図9は、上部材2の上部材支柱部30を下部材1の下部材支柱部10の最も奥に差し込むことで、一部の突起34をスリット13の奥に差し込み、一部の突起35を開口部16に差し込み、さらに上部材2を下部材1に対して上から下へと押し込んだ状態である。この状態では、下部材1の下部材支柱部10の側壁11側の突起23が上部材2の上部材支柱部30の側壁31側の突起34の凹部39に嵌合する。この状態でストッパ機能が働き、上部材2の上部材支柱部2が下部材1の下部材支柱部10から抜け出ない。
次に、図10と図11により本発明の第四の実施例について説明する。この第四の実施例による瓦梁支持金具もまた、前述した第一の実施例による瓦梁支持金具と基本的に同じであり、同じ部分は同じ符号で示している。屋根に棟瓦を葺くときの使用形態も全く同じである。以下に異なる部分のみ説明し、共通部分の説明は省略する。
この第四の実施例では、図10に示すように、上部材2の上部材支柱部30の側壁31に設けた突起34はプレスにより側壁31から切り出されて形成されたもので、側壁31の幅方向に長い。この突起34の先端部は基部より幅が広くなっており、先端部両側が基部より外側に突出している。
また、この上部材2の上部材支柱部30の前壁32に設けた突起35も、前記の側壁31の突起34より幅が狭いものの、形状はその側壁31の突起34と同様の形状をしている。このれらの突起35を差し込むための下部材1の下部材支柱部10の前壁12の開口部16は、上下二段になっており、上側が前記突起35の先端部より幅が広く、下側が同突起35の先端部より幅が狭く、且つ同突起35の基部よりやや幅が広くなっている。
図11は、上部材2の上部材支柱部30を下部材1の下部材支柱部10の最も奥に差し込むことで、一部の突起34をスリット13の奥に差し込み、一部の突起35を開口部16に差し込み、さらに上部材2を下部材1に対して上から下へと押し込んだ状態である。この状態では、上部材2の上部材支柱部30の側壁31側の一部の突起34が下部材1の下部材支柱部10の側壁11側のスリット13の凹部15に嵌合する。また、上部材2の上部材支柱部30の前壁32側の一部の突起35が下部材1の下部材支柱部10の前壁12側の開口部16の幅狭い下側の部分に嵌合する。この状態でストッパ機能が働き、上部材2の上部材支柱部2が下部材1の下部材支柱部10から抜け出ない。
次に、図12と図13により本発明の第五の実施例について説明する。この第五の実施例による瓦梁支持金具もまた、前述した第一の実施例による瓦梁支持金具と基本的に同じであり、同じ部分は同じ符号で示している。屋根に棟瓦を葺くときの使用形態も全く同じである。以下に異なる部分のみ説明し、共通部分の説明は省略する。
前記の第四の実施例では上部材2の部材支柱部30の側壁31に設けた突起34が同側壁31の幅方向に長くなるように切り出して形成されているが、この第五の実施例では、図12に示すように、上部材2の上部材支柱部30の側壁31に設けられた突起34は、その先端縁が側壁31の高さ方向に向くように同側壁31から切り出されて形成されている。この突起34の先端部は下方に突き出るように鍵形を呈している。
他方下部材1の側壁11に設けたスリット13の奥側の凹部15は、前記突起34の厚さよりやや広い程度となっている。
上部材2の部材支柱部30の前壁32に設けた突起35と、この突起35を差し込むための下部材1の下部材支柱部10の前壁12の開口部16は、前記の第四の実施例と同じである。
図13は、上部材2の上部材支柱部30を下部材1の下部材支柱部10の最も奥に差し込むことで、一部の突起34をスリット13の奥に差し込み、一部の突起35を開口部16に差し込み、さらに上部材2を下部材1に対して上から下へと押し込んだ状態である。この状態では、上部材2の上部材支柱部30の側壁31側の突起34が下部材1の下部材支柱部10の側壁11側のスリット13の凹部15に嵌合する。この状態でストッパ機能が働き、上部材2の上部材支柱部2が下部材1の下部材支柱部10から抜け出ない。上部材2の部材支柱部30の前壁32に設けた突起35と下部材1の下部材支柱部10の前壁12の開口部16との嵌合は、前記の第四の実施例と同じである。
本発明の第一の実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを分離した状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを連結する途中の状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを連結した状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す突起とスリットの嵌合部分を示す要部拡大側面とA−A線断面図である。 同実施例による瓦梁支持金具を使用して吹いた屋根の棟瓦の部分を示す要部正面図である。 本発明の第二の実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを分離した状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを連結した状態の斜視図である。 本発明の第三の実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを分離した状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを連結した状態の斜視図である。 本発明の第四の実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを分離した状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを連結した状態の斜視図である。 本発明の第五の実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを分離した状態の斜視図である。 同実施例による瓦梁支持金具を示す下部材と上部材とを連結した状態の斜視図である。
符号の説明
1 下部材
2 上部材
10 下部材支柱部
20 下部材の脚部
13 スリット
40 上部材の梁支持部
30 上部材支柱部
34 突起
15 スリットの凹部
18 スリットの突起
37 突起の孔
23 スリットの突起
39 突起の凹部

Claims (4)

  1. 屋根の棟に沿って積み上げる棟瓦を支持するため、屋根の棟に沿って棟瓦梁を支持する棟瓦梁支持金具であって、屋根の棟の位置に固定される下部材(1)とこの下部材(1)の上に固定され、棟瓦梁を支持する上部材(2)とかならなり、下部材(1)は屋根の棟部分の両側に跨って野地板に固定される脚部(20)と、この脚部(20)から立設された柱状の下部材支柱部(10)とを有し、この下部材支柱部(10)の側面に上下に一定の間隔で複数のスリット(13)が設けられ、上部材(2)は棟瓦梁を支持する梁支持部(40)と、この梁支持部(40)から垂下され、前記下部材(1)の下部材支柱部(10)に嵌め込み可能な柱状の上部材支柱部(30)とを有し、この上部材支柱部(30)には、前記下部材支柱部(10)の複数のスリット(13)と同じ間隔で同スリット(13)、(13)に差し込み可能な複数の突起(34)が設けられ、これらスリット(13)と突起(34)とにそれらの嵌合時に突起(34)の長手方向への移動を阻止するストッパを備えることを特徴とする棟瓦梁支持金具。
  2. 前記下部材(1)の下部材支柱部(10)のスリット(13)が挿入口(14)より奥側で深い凹部(15)となっており、この凹部(15)に上部材(2)の上部材支柱部(30)の側面に設けた突起(34)が嵌まり込むことにより、ストッパとして機能することを特徴とする請求項1に記載の棟瓦梁支持金具。
  3. 前記下部材(1)の下部材支柱部(10)のスリット(13)の上向きの縁に突起(18)を設け、上部材(2)の上部材支柱部(30)の側面に設けた突起(34)に前記突起(18)を嵌め込む孔(37)を設け、こられ突起(18)と孔(37)とが嵌まり合うことにより、ストッパとして機能することを特徴とする請求項1に記載の棟瓦梁支持金具。
  4. 前記下部材(1)の下部材支柱部(10)のスリット(13)の上向きの縁と上部材(2)の上部材支柱部(30)の側面に設けた突起(34)の下縁とに互いに嵌まり込む突起(23)と凹部(39)とを設け、これら突起(23)と凹部(39)とが嵌まり合うことにより、ストッパとして機能することを特徴とする請求項1に記載の棟瓦梁支持金具。
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