JP2006219866A - 引戸用取手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 引戸全体を戸袋内に完全に収納できるようにすると共に、その状態でも引戸を引き出せるようにして、開口を最大限に活用することである。
【解決手段】 本発明の取手は、引戸の側端部を内方に切り欠いて凹部を設け、前記凹部に嵌め込むようにして取り付ける引戸用取手であって、前記取手の側面に、側面方向から内方に向かって指を差入れるための指差入れ部を設け、前記指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手である。
【選択図】 図12

Description

本発明は引戸用取手に関する。
引戸を開く際に引戸全体を戸袋内に収納すると、引戸の正面や背面に設けた取手自体も戸袋内に収納されてしまい、取手を利用して引戸を引き出することができない。よって、一般的には、引戸を戸袋の奥まで引き込んだ状態でも、取手を取り付けた部分は戸袋の外に露出するように構成されている。しかし、戸袋の外に引戸の一部が露出する結果、引戸を開いた際の開口が狭くなる問題が生じる。
この点に鑑み、特許文献1に示すような取手が提案されている。これは、取手の取り付ける位置と、取手自体の大きさを工夫したものである。すなわち、取手の取り付け位置を引戸の側端部側により近づけると共に、取手自体の横幅を従来よりも小さくしたものである。
特開平9−25745
しかし、この取手であっても、特許文献1の図4に示されるとおり、引戸は戸袋に完全に収まっておらず、戸袋から引戸の側端部がはみ出しており、開口を最大限に活用するには至っていない。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、引戸全体を戸袋内に完全に収納できるようにすると共に、その状態でも引戸を引き出せるようにして、開口を最大限に活用することにある。
本発明の取手は、引戸の側端部を内方に切り欠いて凹部を設け、前記凹部に嵌め込むようにして取り付ける引戸用取手であって、前記取手の側面に、側面方向から内方に向かって指を差入れるための指差入れ部を設け、前記指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手である。
また、本発明の取手は、引戸の側端部に取り付ける取手であって、取手の正面部又は背面部の少なくとも一方の表面が引戸の正面部又は背面部の表面に沿うように、取手の側面部の表面が引戸の側面部の表面に沿うようにして取り付けられ、取手の内方に、前記側面部の表面から対向する他の側面の方向に向かって指を差入れるための指差入れ部を設け、前記指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手である。
また、本発明の取手は、引戸の側端部に取り付ける取手であって、取手の正面部の表面が引戸の正面部の表面に沿うように、取手の背面部の表面が引戸の背面部の表面に沿うように、取手の側面部の表面が引戸の側面部の表面に沿うようにして取り付けられ、取手の内方に、前記側面部の表面から対向する他の側面の方向に向かって指を差入れるための第1の指差入れ部を設け、前記第1の指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための第1の指掛部を形成すると共に、前記正面部の表面から対向する背面の方向に向かって指を差入れるための第2の指差入れ部を設け、前記第2の指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための第2の指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手である。
このような本発明の取手を用いれば、引戸全体を戸袋内に収納した状態でも、引戸の側面方向から、取手内方の指差入れ部に指を差入れ、指掛部に指先を引掛けることができる。
本発明の引戸用取手によれば、引戸の側面部の方向から指を差入れることがきる指差入れ部を設け、その指差入れ部に指掛部を形成しているから、戸袋内に引戸全体を完全収納したとしても、引戸の側面方向から、取手の指差入れ部に指を差入れ、指掛部に指先を引掛けることにより、引戸を引き出すことができるので、開口を最大限に活用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例として示す各図と共に説明する。
まず、本発明の引戸用の取手Hの取り付け状態について説明する。本発明の引戸用取手Hは、図12のように、引戸Dの側端部に取り付けるものである。戸袋を構成する壁Wの間に引戸全体を収納するために、引戸Dの側端部に取手Hを埋め込むようにして取り付ける。具体的には、引戸Dの側端部を内方に切り欠いて凹部を設け、取手Hをその凹部に嵌め込むようにして取り付けている。嵌め込まれた本発明の引戸用取手Hは、側面側から内方に向けてネジ止されて、引戸Dに固定される。
取手Hを引戸Dに取り付けると、図12のように、取手Hの側面部1の表面が引戸Dの側面部2の表面に沿うようになる。すなわち、引戸Dの側面部2の表面と取手Hの側面部1の表面がほぼ面一となる。なお、本実施例における取手Hの表面と引戸Dの表面との段差は約1.5mm〜3.0mmである。
同様に、取手Hの正面部11の表面が引戸Dの正面部21の表面に沿うようになり、引戸Dの正面部21の表面と取手Hの正面部11の表面がほぼ面一になる。また、取手Hの背面部12(図2参照)の表面が引戸の背面部22(図示しない)の表面に沿うようになり、引戸Dの背面部22の表面と、取手Hの背面部12の表面がほぼ面一になる。このようにすると、取手Hを取り付けた部位において、取手Hを取り付ける前と取り付けた後で、引戸Dの横幅と厚みが殆ど変わらない。
次に、取手Hの具体的構成について説明する。
図1を参照して、1が側面部、3が指差入れ部である。側面部1には、側面部1の方向から取手Hの内方に向けて指を差入れる開口が有り、開口を含めて指を差入れる空間が指差入れ部3を形成する。指差入れ部3は略四角柱が丁度収まるような空間であり、天壁31(図示しない)、底壁32、奥壁33、側壁34、低側壁35によって画される。低側壁35は他の壁に比して背の低い壁であり、奥壁33に対して垂直に立ち上がっている。この低側壁35の内面は、差入れた指を引っ掛けることができる第1の指掛部4である。
このような引戸用取手Hであれば、図11のように、引戸全体が収納された状態でも、側面部1の指差入れ部3に指を差入れることができ、差入れた指先を第1の指掛部4に引っ掛けることができる。その状態で引戸用取手Hを引っ張れば、引戸Dを引き出すことができる(図12参照)。
また、図1を参照して、11が正面部、5は第2の指差入れ部、上述した側壁34は第2の指掛部になる。正面部11には、正面部11の方向から取手の内方に向けて指を差入れる開口があり、開口を含め指を差入れる空間が第2の指差入れ部5を形成する。なお、本実施例では、第1の指差入れ部3と第2の指差入れ部5とが空間的に連結している。よって、引戸Dを正面側から利用する場合の開口を含めた空間を第2の指差入れ部5として説明している。第2の指差入れ部5を画する壁のうち、側壁34は第2の指掛部として機能する。
このような引戸用取手Hであれば、引戸Dによって開口が閉められた状態で、引戸Dの正面側に位置して引戸Dを開こうとしたときでも、正面部11の第2の指差入れ部5に指を差入れることができ、差入れた指先を第2の指掛部34に引っ掛けることができる。その状態で引戸用取手Hを引き込めば、引戸Dを戸袋内に収納することができる。
また、図2を参照して、12が背面部、6は第3の指差入れ部、7は第3の指掛部である。背面部12には、背面部12の方向から取手Hの内方に向けて指を差入れる開口があり、開口を含め指を差入れる空間が第3の指差入れ部6を形成する。第3の指差入れ部6を画する壁のうち、側壁が第3の指掛部7である。
このような引戸用取手Hであれば、引戸Dが閉められた状態から、引戸Dの背面側に位置して引戸Dを開こうとしたときでも、背面部12の第3の指差入れ部6に指を差入れることができ、差入れた指先を第3の指掛部7に引っ掛けることができる。この状態で引戸用取手Hを引き込めば、引戸Dを戸袋内に収納することができる。
このように本実施例は単一の取手で3つの役割を果している。引戸Dの正面側、背面側、側面側にそれぞれ指差入れ部および指掛部を形成しており、第1から第3の指差入れ部、第1から第3の指掛部が存在する。このようなものであると、部材数が少なくて済むと共に、構造簡易にして、しかも、取り付け作業が容易となり、実施形態として非常に好ましい。
すなわち、本実施例の取手は、取手Hの正面部11の表面が引戸Dの正面部21の表面に沿うように、取手Hの背面部12の表面が引戸Dの背面部22の表面に沿うように、取手の側面部1の表面が引戸の側面部2の表面に沿うようにして取り付けられる。そして、取手Hの内方に、側面部1の表面から対向する他の側面の方向に向かって指を差入れるための指差入れ部3を設け、指差入れ部3に指先を引掛けて引戸Dを引き出すための第1の指掛部4を形成し、正面部11の表面から対向する背面の方向に向かって指を差入れるための第2の指差入れ部5を設け、第2の指差入れ部5に指先を引掛けて引戸Dを引き込むための第2の指掛部34を形成し、背面部12の表面から対向する正面の方向に向かって指を差入れるための第3の指差入れ部6を設け、第3の指差入れ部6に指先を引掛けて引戸Dを引き込むための第3の指掛部7を形成したことを特徴とするものであり、上記のような好ましい効果を奏する。
なお、本実施例では、第1と第2の指差入れ部の奥行をやや深くしているが、指差入れ部の奥行は指先が引っ掛かる程度であれば足りる。
また、本実施例では、第1の指差入れ部と第2の指差入れ部が空間的に連結しているが、必ずしも連結する必要はなく、互いに壁面を介して独立させても良い。
また、本発明は主に引戸を両側戸袋に収納する場合を念頭に説明したが、片側戸袋の場合でも適用できる。また、二重片引戸や引分け戸などにも当然適用できる。また、引戸を、直接壁面間に収納する場合も適用できる。
また、本実施例は、取手の表面部、背面部、側面部に指差入れ部を形成しているが、その形成する開口の大きさによっては、表面部等の面積が極めて小さくなる場合がある。
また、本実施例は引戸に取手を取り付ける場合であるが、引戸自体の形状を加工して、引戸自体に本発明の取手同様の構成を形成することもできる。
すなわち、引戸の側面部の一部を内方に切り欠いて凹部を設け、当該凹部を指差入れ部とし、指差入れ部に指引掛部を形成することもできる。もちろん、これに加えて、引戸の表面部の一部を切り欠き、これと対応する背面側の位置で、背面部にも切り欠きを形成し、それぞれに、指差入れ部と指引掛部を形成することもできる。
本発明の実施例の斜視図である。 本発明の実施例を示す斜視図である。 本発明の実施例を示す正面図である。 本発明の実施例を示す背面図である。 本発明の実施例を示す平面図である。 本発明の実施例を示す右側面図である。 本発明の実施例を示す左側面図である。 本発明の実施例を示す図3のA−A断面図である。 本発明の実施例を示す図3のB−B断面図である。 本発明の実施例を示す図3の取り付け状態におけるB−B断面図である。 本発明の実施例を引戸に取り付け、引戸全体を戸袋内に収納した状態図。 本発明の実施例を引戸に取り付け、引戸を戸袋外に引き出した状態図。
符号の説明
D 引戸
H 取手
W 戸袋(壁)
1 取手の側面部
2 引戸の側面部
11 取手の正面部
21 引戸の正面部
12 取手の背面部
22 引戸の背面部
3 指差入れ部(第1)
35 低側壁
4 指掛部(第1)
5 指差入れ部(第2)
34 指掛部(第2)
6 指差入れ部(第3)
7 指掛部(第3)

Claims (3)

  1. 引戸の側端部を内方に切り欠いて凹部を設け、前記凹部に嵌め込むようにして取り付ける引戸用取手であって、前記取手の側面に、側面方向から内方に向かって指を差入れるための指差入れ部を設け、前記指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手。
  2. 引戸の側端部に取り付ける取手であって、取手の正面部又は背面部の少なくとも一方の表面が引戸の正面部又は背面部の表面に沿うように、取手の側面部の表面が引戸の側面部の表面に沿うようにして取り付けられ、取手の内方に、前記側面部の表面から対向する他の側面の方向に向かって指を差入れるための指差入れ部を設け、前記指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手。
  3. 引戸の側端部に取り付ける取手であって、取手の正面部の表面が引戸の正面部の表面に沿うように、取手の背面部の表面が引戸の背面部の表面に沿うように、取手の側面部の表面が引戸の側面部の表面に沿うようにして取り付けられ、取手の内方に、前記側面部の表面から対向する他の側面の方向に向かって指を差入れるための第1の指差入れ部を設け、前記第1の指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための第1の指掛部を形成すると共に、前記正面部の表面から対向する背面の方向に向かって指を差入れるための第2の指差入れ部を設け、前記第2の指差入れ部に、指先を引掛けて引戸を引き出すための第2の指掛部を形成したことを特徴とする引戸用取手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023087548A (ja) * 2021-12-13 2023-06-23 フジテック株式会社 乗客コンベア

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