JP2006219282A - シート後処理装置、および画像形成装置 - Google Patents

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賢一 林
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太郎 池田
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中村  智一
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渡 川田
Hideki Kushida
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Hiromasa Katayama
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Abstract

【課題】 下流側が湾曲し移送時に負荷を受けるトレイに、シートのサイズ、既積載枚数に関わらずシートを安定して搬送、排出させる。
【解決手段】 トレイ内におけるシート先端の位置、及びトレイ上の既積載紙の枚数に応じて、移送途中や蹴り出し時の速度を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シート処理装置、例えば画像形成されたシートの束をステイプル等の後処理を施す装置、及びこのシート処理装置を具備した画像形成装置に関するものである。
従来、2つ折にした束の折り部を針綴じする『ブックレット』(サドルステッチ)を作成するシート処理装置を備える画像形成装置は数多く考案されている。例えば特許文献1に開示されている装置は、図17に示すように画像形成装置300から排出されたシートSをシート処理装置101で受け取り、サドル処理トレイ540へシートSを搬入し、シートSの整合を行い、ステッチ(2ヶ所綴じ)を行った後にシート位置決め板71を移動させて、シートの中心(ステッチ部)がシート突き板72、シート折りローラニップ部と高さが一致する位置まで移動する。シート突き板72がシート束S中心を押して、シート折りローラ73の方向へ運び、シート折りローラ73はシート72を挟んで二つ折りにする。さらに、シート折りローラ72、排紙ローラ74がシート束Sをサドル排紙トレイ515に排紙する。このようにしてブックレットを作成するものである。なお、このシート後処理装置は、画像形成装置300に並設されている。
特開2001−026353号公報
しかしながら上述した従来のシート処理装置においては、画像形成装置とは別に、画像形成装置に並設されているため、システムとして装置が大型になっていた。装置を小型化するには、画像形成装置の内部にシート後処理装置を配置するのが望ましい。そのためには、従来のシート処理装置で最もスペースを費やしていた直線形状であるサドル処理トレイ540を、湾曲形状にして画像形成装置の幅の中に入れ込む必要がある。しかしながら、サドル処理トレイを湾曲させると、サドル処理トレイに排出されるシートは湾曲部で負荷を受ける為、搬送及び排出時の挙動が不安定になり、紙詰まりを起こす問題が考えられる。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、下流側が湾曲し移送時に負荷を受けるトレイに、シートのサイズ、既積載枚数に関わらずシートを安定して搬送、排出させるシート後処理装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記問題を解決する為のものであり、湾曲形状をしているトレイに、シートを安定して搬送、排出することを目的としている。そのために、本発明によれば
(1)搬送路からのシートを排出する排出手段と、排出手段を駆動する排出駆動手段と、排出手段の上流でシートを検出する検知手段と、排出されたシートを積載するものであり、搬送方向上流側の平面部と、下流側の湾曲部を有したシート積載手段と、各手段の動作を制御する制御手段を有するシート後処理装置において、シートの後端が排出手段を通過する時、シート先端が湾曲部に入り込む量に応じて排出手段の排出速度を高くするものである。
(2)搬送路からのシートを排出する排出手段と、排出手段を駆動する排出駆動手段と、排出手段の上流でシートを検出する検知手段と、排出されたシートを積載するものであり、搬送方向上流側の平面部と、下流側の湾曲部を有したシート積載手段と、各手段の動作を制御する制御手段を有するシート後処理装置において、シートの先端が湾曲部に到達する前に、排出手段の搬送速度を低下させるものである。
(3)前記(1)又は(2)の排出手段の搬送及び排出速度は、シート積載手段に既に積載されているシートの枚数により変化させるものである。
(4)搬送路からのシートを排出する第1排出手段と、第1排出手段を駆動する第1排出駆動手段と、搬送路でシートを検出する検知手段と、排出されたシートを積載するものであり、搬送方向上流側の平面部と、下流側の湾曲部を有したシート積載手段と、湾曲部に設けられ、シートを移送する第2排出手段と、第2排出手段を駆動する第2排出駆動手段と、各手段の動作を制御する制御手段を有するシート後処理装置において、
前記シート積載手段へ排出されるシートは、2つの排出手段により送られ、第2排出手段の搬送速度は第1排出手段の搬送速度より速くさせるものである。
上記の手段によれば、
シートのサイズに関わらず、排出手段からシートを確実にシート積載手段に排出することが可能となる。
シートの先端が確実に湾曲部に入り込める為、紙詰まりが発生することは無い。また、シートの先端にダメージを与えることも無い。
シート積載手段に既に積載されているシートに関わらず、排出手段からシートを確実にシート積載手段に排出することが可能となる。
湾曲部へのシート先端の入り込みが多少遅れて、ループが発生しても、このループを伸ばして解消し、安定搬送することができる。
本発明を適用したシート処理装置1、及び画像形成装置30の実施形態について図を参照して具体的に説明する。
以下、本発明に係る画像形成システム100の実施形態について、図を参照して説明する。図1は本発明の第一実施形態に係るシート処理装置1を装着した画像形成装置30の断面図、図2はシート処理装置1の断面図である。
図1に示すように、シート後処理装置1は画像形成装置30の上部で、かつ原稿読み取り装置35の下部に配設され、画像形成装置30から排出された画像形成済みのシートSを一時的に第一の積載手段である処理トレイ40上に積載し、選択的に針綴じ、整合等の後処理を行った後、処理済のシートSを第二の積載手段であるスタックトレイ4上に積載するものである。
画像形成装置本体30、シート処理装置1、及び自動式原稿読取装置35により本発明に係る画像形成システム1が構成される。
画像形成装置本体30は、図1に示すように、自動式原稿読取装置35により原稿が読取位置まで自動的に送られ、画像読取部36で画像が読み取られる。そして、図示していないコントローラにより読み取った画像情報に基づきレーザスキャナユニット2に信号が送られ、レーザ光が発せられる。
次に、このレーザ光が回転しているポリゴンミラーに反射し、更に反射ミラーにより再び折り返して、表面が一様に帯電された画像形成手段となる感光体ドラム3上に照射され、静電潜像が形成される。感光体ドラム3上の静電潜像は現像器5により現像された後、紙やOHPシート等で構成されるシートS上にトナー画像として転写される。
シートSはシート給送手段を構成するピックアップローラ38によりシートカセット31、32から適宜選択的に繰り出され、分離手段37により分離されて1枚ずつ給送され、レジ前ローラ対により斜行が矯正された後、感光体ドラム3の回転に同期して転写位置に送り込まれ、感光体ドラム3に形成されたトナー画像が転写ベルトを介してシートSに転写される。
その後、シートSは定着ローラ対6に導かれ、定着ローラ対6により加熱及び加圧処理されてシートSに転写されたトナー画像が永久定着される。定着ローラ対6には各々定着上分離爪、定着下分離爪が接しており、これによりシートSは定着ローラ対6から分離される。
分離されたシートSは本体側排出ローラ対7により画像形成装置30の外部へと搬送され、画像形成装置30に接続されたシート処理装置1に導かれる。
図1において、シート処理装置1は、上流側に配設された第一の積載手段である処理トレイ40と下流側に配設された第二の積載手段であるスタックトレイ4からなり、画像形成装置30の本体側排出ローラ対7より排出されたシートSは処理トレイ40で一旦後処理され、スタックトレイ4に積載されるようになっている。
図2を用いて、シート処理装置1の構成を説明する。9は本体排紙ローラ対7からのシートを受け入れる搬送パス、8は搬送パス9から処理トレイ40にシートを排出する排出ローラである。排出ローラ8はモータM1の駆動を受けて回転する駆動ローラである8aと、それに従動するコロ8bで構成されている。また排出ローラ8のニップには戻しベルト60が掛け渡されており、駆動ローラ8aの駆動を受けて同方向に回転する。20は搬送パス内でシートを検出する排紙センサーであり、排出ローラ8の上流に位置している。
処理トレイ40は平面形状をしていて、水平に配設されており、処理トレイ40の一端部には処理トレイ40上のシートの搬送方向基準となる後端ストッパー62が設けてある。従って、処理トレイに排出されたシートは、前記戻しベルト60の戻し力を受けて、後端が後端ストッパー62に突き当て整合される。そして後端ストッパー62は搬送方向に掛けられたベルト63に固設されていて、モータM2の駆動を受けて搬送方向に移動可能である。後端ストッパー62は戻しベルト60の右側をホーム位置(図示の位置)としている。
そして後端ストッパー62のホーム位置近傍には平綴じステイプラ10が配置されており、平綴じステイプラ10は、『平綴じモード』時に、束に対して針綴じを行う。
41、42(不図示)は、処理トレイ40上のシートを付図示の駆動手段(例えばラックギアとピニオンギア)によりなされる挟み込み動作を行って幅方向の整合を行う整合板であり、50は支軸51を中心に矢印方向(反時計方向)に回転する戻しパドルであり、排出ローラ対8で排出されたシートを後端ストッパー側へ送るものである。戻しパドル50は表面が低摩擦係数の弾性部材からなり、シートがストッパーに突き当たってからは、シート上を滑りながら回転する。また戻しパドル50の停止位置は、シートの搬送の邪魔にならないように、後述する上ガイド12の上方に退避している(図の位置)。整合板41,42及びパドル50はそれぞれモータM3,M4で駆動されている。
そしてパドル50の下流にはサドルステイプラ11が幅方向に2個配置されている。このサドルステイプラ11は上下が分割されており、その間の空間をシートが搬送できるように処理トレイ40及び上ガイド12でガイドされている。上ガイド12はシート受け入れ部がラッパ上に傾斜しており、サドルステイプラ11付近は水平に配置された処理トレイ40と平行な面を有している。なおこのサドルステイプラ11は『ブックレットモード』時に束に対して針綴じを行う。
サドルステイプラ11の下流は、屈曲パス46と水平パス49がフラッパー80で分岐されている。フラッパー80はソレノイドSL1により排出ローラ8で排出されるシートの方向を切り替えることができる。パス46は屈曲部46aを境に、水平パスから上方への湾曲パスとなっていて、内ガイド45と外ガイド44構成されている。一方パス49は処理トレイ40から直線的に延長された水平パスであり、上ガイド48と下ガイド47で構成されている。また前記屈曲部46aと画像形成装置30の定着ローラ対6の間隔は、本装置で通紙する最長シートよりも長くなるように設定されている。そして定着ローラ対6より下流の搬送ローラ(本体側排出ローラ対7を含む)は排出ローラ対8と同期した速度でシートを搬送するものである。
パス46の屈曲部46aの下流には屈曲パドル90が配置されている。前記戻しパドル50と同様に、屈曲パドル90は表面が低摩擦係数の弾性部材からなり、搬送力は排出ローラ対8より低く設定されている。屈曲パドル90はモータM7の駆動を受けて矢印方向(時計方向)に回転することができる。屈曲パドル90の停止位置は、内ガイド45の内側に退避していて(図の位置)、パス46でのシート搬送に邪魔になることは無い。
屈曲パス46の内側には突き板72が配置されている。突き板72は付図示の駆動手段(例えばリンク)により、矢印方向(実線、破線)に移動可能である。駆動するモータはM5である。待機位置(実線位置)はパス内にあり、突き位置(破線位置)はパスを貫通した位置にある。前記内ガイド45と外ガイド44の突き板に対応した位置には、突き板の移動に支障のないように穴があけてある。
そして73は、突き位置へ移動した突き板72が中心になるようにニップを形成した折りローラであり、パス46内のシートが突き板72で突かれた時に、矢印方向に回転してシートを2つに折るものである。折られたシートはサドル排紙ローラ74を経て、スタックトレイ4に積載される。折りローラ73及びサドル排紙ローラ74はモータM6で駆動される。
また、パス49の下流端部にはパス49内のシートをスタックトレイ4に排出する束排出ローラ対75が設けられている。束排出ローラ対75はモータM1の駆動を受けて回転する。
上記した各モータ、ソレノイド、センサーはCPU79に接続されていて、CPU79は各動作を制御している。
なお上記したように、本装置での湾曲パス46は処理トレイ40から下流側を上方に湾曲させたものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、処理トレイ46から下流側を下方に湾曲させたものであっても同様の効果が得られる。
以下、シートの流れに伴う動作をモードで分けて説明する。
『ブックレットモード(サドルスティッチモード)』
先ず図3に示すように、ブックレットモードが指定されると、ソレノイドSL1によりフラッパー80は図示の位置に移動して、処理トレイ40から下流はパス46へ導かれる。画像形成装置30より排出されたシートSは、先端がセンサー20に検出されながら搬送パス9を通過して、排出ローラ対8で搬送される。この時の搬送速度V1(例えば400mm/S)に設定されている。その後搬送が進み、シートSの先端が屈曲部46aに到達する直前には、排出ローラ対8の搬送速度はV1より低いV2(例えば200mm/S)に切り替えられる(図4)。搬送速度V2はシートSの先端が屈曲部46aの負荷に支障なく搬送を継続できる速度に設定されている。従って、屈曲部に入り込むときにシートSに傷、シワ、ループを与える事はない。なお、シートSの搬送方向の長さが排出ローラ対8と屈曲部46aの間隔より短い場合は、上記した速度の減速は行う必要は無い。これらのシートは速度V1のまま処理トレイ40に排出される。
一方、図5に示すように搬送方向の長さが排出ローラ対8と屈曲部46aの間隔より長いシートは速度V2に減速された後、シートSの後端が排出ローラ8を抜ける前に速度V3(500mm/S〜700mm/S)に切り替えられて、処理トレイ40及びパス46に排出される。なお、停止していた屈曲パドル90はシートの先端が屈曲部45aに到達すると排出ローラ8よりV4(50mm/S)速い速度で回転を開始し、排出ローラ8とともにシートSの搬送を行う。シートの先端付近は屈曲パス46を通過する際の摺動抵抗をうけて進みにくく、更にシートは屈曲パス46から離れた排出ローラ8で送られている為、コシが崩れやすい。従って屈曲パス46内のシートSはループを作りながら移動する(図6)。但し前述したように、シートSの先端が屈曲パドル90に到達した後は、摺動抵抗が大きい屈曲パス46内で、屈曲パドル90がシートSのループを引っ張る為、ループは解消される(図7)。前記したように、屈曲パドル90の搬送力は排出ローラ対8より低く設定されている為、ループが解消された後のシートSは排出ローラ対8の速度で搬送され、屈曲パドル90はシートSに対して速度V4だけ滑りながら回転される。従って発生したループが大きくなりシートSがパス46内で紙詰まりとなる事は無い。屈曲パル90の回転はシートSの後端が排出ローラ8から蹴り出される直前に退避位置で停止させる。
なお前記した排出速度V3は、シートSの後端が、排出ローラ8及び戻しベルト60の外周を確実に超え、処理トレイ40へ蹴り出されるまで継続される。着地、停止したシートSの後端とストッパー62の距離のばらつきは、極力小さいほうが望ましい。それは、後に行われる戻し動作及び整合動作を安定して行う為であり、この距離がばらついてしまうと、後端がストッパー62に戻りきる前に整合板41、42の整合動作が開始されて整合不良となったり、落下する前に戻し動作が開始されて、シートが座屈してしまうからである。以降にシートの蹴り出し量の安定化を説明する。
前記した屈曲パス46内の摺動負荷はシートの先端が屈曲パス46に入る量に応じて増加する。排出ローラ8と屈曲パス46の位置関係は変わらないため、搬送方向長(サイズ)が長いシートほど摺動負荷を受けることとなる。そこで本実施例のシート後処理装置では、搬送方向長に応じて排出ローラ8によるシートSの排出速度V3を変えている。図8はシートの搬送方向長と排出速度V3の関係を表したものである。このように屈曲パス46への進入量が増加するのに応じて、排出速度速く設定することにより、シートの搬送方向長に関わらず、シートの蹴り出し量を安定化することができる。
また屈曲パス46内の摺動負荷は、処理トレイ40の既積載紙の量が増加すると、パス間空間が狭くなる為に増加する。そこで本実施例のシート後処理装置では、既積載紙の枚数に応じて排出ローラ8によるシートSの排出速度V3を変えている。図8には3段階に分けた処理トレイ40上の既積載紙の枚数と排出速度V3の関係を表している。このように既積載枚数が増加するのに応じて、排出速度速く設定することにより、既積際枚数に関わらず、シートの蹴り出し量を安定化することができる。
上記2つの相関を組み合わせ、細かく制御することでシートの蹴り出し量は更に安定することとなる。なお、説明に用いた各速度の値は、説明をわかりやすくする為のものであり、これに限定されるものではない。各速度は、装置の構成で適宜決められる。
図9に示すように、処理トレイ40に排出されたシートSは、停止していた戻しパドル50の回転に伴って矢印方向に移動を開始し、戻しベルト60の搬送力も受けながら後端ストッパー62に突き当てられる。このようにして搬送方向の整列がなされる。なおシートSの排出が完了すると、排出ローラ8の速度は、次に送られてくるシートの受け入れのためにV1に切り替えられる。続いて、整合板41,42の挟み動作がなされ、幅方向の整列も行われる。
以上の動作を束の最終紙まで繰り返し行い、処理トレイ40及び屈曲パス46内に整列された束が積載される。
次に図10に示すように、積載された束の搬送方向中心がサドルステイプラ11の綴じ位置に対応するように、後端ストッパー62の矢印方向に移動させる。移動が完了すると、サドルステイプラ11は束の針綴じを行う。この間、後端ストッパー62は停止していて、束の保持を行う。
そして再び後端ストッパー62は、束の搬送方向中心が折りローラ73のニップ位置に到達する様に移動を行う。移動が完了すると、待機位置で停止していた突き板72は、突き位置に移動を開始する。この間も、後端ストッパー62は停止していて、束の保持を行う。これと同期して折りローラ73も回転を開始する。突き板72の移動で、束の搬送方向中心すなわち綴じ位置が折りローラ73にニップされ、束は2つ折にされながら折りローラ73、サドル排紙ローラ74で搬送されて(図11)、スタックトレイ4上に積載される(図12)。
こうして、搬送方向中央が針綴じ、折りされた冊子が形成される。
『平綴じモード』
平綴じモードの場合、フラッパー80は、処理トレイ40から下流で水平パス49へ導く。図13に示すように、画像形成装置30より排出されたシートSは、先端がセンサー20に検出されながら搬送パス9を通過して、排出ローラ対8で搬送されて、処理トレイ40に排出される。
図14に示すように、処理トレイ40に排出されたシートSは、停止していた戻しパドル50の回転に伴って矢印方向に移動を開始し、戻しベルト60の搬送力も受けながら後端ストッパー62に突き当てられる。このようにして搬送方向の整列がなされる。続いて、整合板41,42の挟み動作がなされ、幅方向の整列も行われる。
以上の動作を束の最終紙まで繰り返し行い、処理トレイ40及び水平パス49内に整列された束が積載される。
整合された束は、平綴じステイプラ10により端部に針綴じが行われ、後端ストッパー62により矢印方向に移送される(図15)。そして排出ローラ対8とともにモータM1により回転している束排出ローラ対75に受け渡されて、スタックトレイ4上に積載される(図16)。
こうして、束の端部が針綴じされた冊子が形成される。
シート処理装置全体構成を示す断面説明図。 シート処理装置の断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 速度V3の関係を表すグラフ。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 ブックレットモードの動作を示す断面図。 平綴じモードの動作を示す断面図。 平綴じモードの動作を示す断面図。 平綴じモードの動作を示す断面図。 平綴じモードの動作を示す断面図。 従来のシート後処理装置を示す断面図。
符号の説明
S シート
1 シート処理装置
2 レーザ発信器
3 感光体ドラム
4 スタックトレイ
5 現像器
6 定着ローラ
7 本体側排出ローラ
8 排出部
8a 排出ローラ
8b 排出コロ
9 搬送パス
10 平綴じステイプラ
11 サドルステイプラ
30 画像形成装置
35 画像読み取り装置
36 画像読み取り部
37 分離手段
38 ピックアップローラ
40 処理トレイ
41、42 整合板
46 湾曲パス
49 水平パス
50 戻しパドル
62 後端ストッパー
72 シート突き板
73 シート折りローラ
74 サドル排紙ローラ
75 束排紙ローラ
80 フラッパー
90 屈曲パドル
SL1 ソレノイド

Claims (6)

  1. 搬送路からのシートを排出する排出手段と、排出手段を駆動する排出駆動手段と、排出手段の上流でシートを検出する検知手段と、排出されたシートを積載するものであり、搬送方向上流側の平面部と、下流側の湾曲部とで構成されたシート積載手段と、各手段の動作を制御する制御手段を有するシート後処理装置において、シートの後端が排出手段を通過する時、シート先端が湾曲部に入り込む量に応じて排出手段の排出速度を高くすることを特徴とするシート後処理装置。
  2. 搬送路からのシートを排出する排出手段と、排出手段を駆動する排出駆動手段と、排出手段の上流でシートを検出する検知手段と、排出されたシートを積載するものであり、搬送方向上流側の平面部と、下流側の湾曲部とで構成されたシート積載手段と、各手段の動作を制御する制御手段を有するシート後処理装置において、シートの先端が湾曲部に到達する前に、排出手段の搬送速度を低下させることを特徴とするシート後処理装置。
  3. 前記排出手段の搬送及び排出速度は、シート積載手段に既に積載されているシートの枚数により変化させることを特徴とする請求項1又は2記載のシート後処理装置。
  4. 搬送路からのシートを排出する第1排出手段と、第1排出手段を駆動する第1排出駆動手段と、搬送路でシートを検出する検知手段と、排出されたシートを積載するものであり、搬送方向上流側の平面部と、下流側の湾曲部とで構成されたシート積載手段と、湾曲部に設けられ、シートを移送する第2排出手段と、第2排出手段を駆動する第2排出駆動手段と、各手段の動作を制御する制御手段を有するシート後処理装置において、
    前記シート積載手段へ排出されるシートは、2つの排出手段により送られ、第2排出手段の搬送速度は第1排出手段の搬送速度より速いことを特徴とするシート後処理装置。
  5. 請求項1から4いずれか記載のシート積載整合装置が、画像形成部上部に配設されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から4いずれか記載のシート積載整合装置が、画像形成部の上部で本体読み取り手段の下部に配設されることを特徴とする画像形成装置。
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