JP2006219205A - 画像形成装置の用紙案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙を案内する案内リブ表面で、トナーの堆積、成長を未然に防止し、線状の擦痕といった画像不良の発生を抑制することが可能な用紙案内装置を提供する。
【解決手段】 定着部20の用紙搬送方向下流側の用紙案内装置30は、用紙Pの搬送方向を切り替えて、その下流の2個の用紙搬送路に振り分ける。用紙Pの振り分けは、回転自在な可動ガイド31が行う。可動ガイド31は、基体部32と、複数の案内リブ33とを備える。案内リブ33は、用紙搬送方向に延びる平板状で、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙Pを案内する。案内リブ33は、その下流部33bにおいて、用紙搬送方向に延びて紙面に対し略垂直をなす二側面33c、33dのうち一方の側面33cが、下流端側に進むに従って他方の側面33dに接近するように傾斜する。これにより、用紙Pが案内リブ33表面の同じ箇所を連続的に擦ることを抑制できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機やプリンタに代表される画像形成装置の用紙案内装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置には、給紙部、転写部、定着部、両面印刷用用紙反転部、及び排出部等の要素が配置され、これらの間に用紙搬送路が形設されている。そして、この用紙搬送路には、搬送路を構成するガイド部材や、用紙に直接接触して用紙を案内する案内リブ、用紙に送りを与える搬送ローラ等が備えられている。
用紙搬送路においては、頻繁に用紙が搬送されることにより、ガイド部材や案内リブ、搬送ローラに用紙が接触し、これらの部材がトナーで汚れたり、紙粉等が付着したりするといった問題が生じている。このような用紙搬送路の汚れの問題に対して様々な対処手法が従来提案されているが、これらのうち、搬送路上への紙粉の堆積を防止することに関する一例を特許文献1に見ることができる。特許文献1に記載のシート搬送装置では、シートガイド(ガイド部材)に開口部とその開閉機構を設け、シートガイド上に紙粉が堆積する前に、開閉機構によって紙粉をシートガイドの外部に落とすようにしている。
特開2004−161482号公報(第4−9頁、図3)
ここで、用紙に付着しているトナーや紙粉によって汚れ易い部材としては、ガイド部材の他に、案内リブが挙げられる。用紙搬送路の案内リブは、通常用紙搬送方向に延びる平板状をなし、搬送路を構成するガイド部材に略直角になるように取り付けられている。これにより、案内リブは、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に、その端部が接触して用紙を案内する。したがって、案内リブは、用紙に直接接触するものであり、特にトナーが付着して汚れ易い。さらにこのトナーは、トナー同士で融着し易いので、用紙との接触により案内リブ表面に徐々に堆積して、鋭角な爪状に成長する恐れがある。これにより、用紙表面に線状の擦痕を残す等して、画像不良を発生させてしまう可能性が高い。
また、特許文献1に記載のシート搬送装置では、シートガイド(ガイド部材)に関して、その表面に落ちた紙粉の後処理方法が提案されている。しかしながら、案内リブに関して、後処理方法ではなく、トナーの堆積、成長を未然に防止する方法を提案するほうがより望ましい。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、用紙搬送路上で用紙を案内する案内リブに関して、その表面でトナーが堆積、成長することを未然に防止し、線状の擦痕といった画像不良の発生を抑制することが可能な画像形成装置の用紙案内装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、用紙搬送方向に延びる平板状であって、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙を案内する案内リブを備え、この案内リブの用紙搬送方向下流部において、用紙搬送方向に延びて紙面に対し略直角をなす二側面のうち一方が、下流端側に進むに従って他方の側面に接近するように傾斜していることとした。
また、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙を案内する平板状の案内リブを備え、この案内リブは用紙搬送方向に対して傾斜をなして設けられるとともに、案内リブの紙面に対し略直角をなす二側面のうち下流側の側面は平面であり、上流側の側面は用紙との接触箇所近傍が曲面であることとした。
本発明の構成によれば、用紙搬送方向に延びる平板状であって、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙を案内する案内リブを備え、この案内リブの用紙搬送方向下流部において、用紙搬送方向に延びて紙面に対し略直角をなす二側面のうち一方が、下流端側に進むに従って他方の側面に接近するように傾斜していることとしたので、案内リブの下流部で、用紙が案内リブ表面の同じ箇所を連続的に擦ることを抑制することができる。これにより、案内リブ表面の同じ箇所において、トナーが重なるようにして堆積することを防止することができる。したがって、案内リブの表面でトナーが堆積、成長することを未然に防止し、線状の擦痕といった画像不良の発生を抑制することが可能である。
また、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙を案内する平板状の案内リブを備え、この案内リブは用紙搬送方向に対して傾斜をなして設けられるとともに、案内リブの紙面に対し略直角をなす二側面のうち下流側の側面は平面であり、上流側の側面は用紙との接触箇所近傍が曲面であることとしたので、用紙が案内リブ表面の同じ箇所を連続的に擦ることを抑制することができるのとともに、案内リブの用紙との接触箇所が多くすることができる。これにより、案内リブと用紙との接触圧力を弱めることができ、案内リブ表面の同じ箇所におけるトナーの堆積を防止する作用がさらに高められる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図10に基づき説明する。ここでは、画像形成装置の一例として、タンデム式カラープリンタを挙げて説明する。
最初に、本発明の用紙案内装置が備えられた画像形成装置であるプリンタについて、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は、プリンタの模型的垂直断面正面図である。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の内部下方には、用紙カセット3が配置されている。用紙カセット3の内部には、印刷前のカットペーパー等の用紙Pが積まれて収容されている。そして、この用紙Pは、図1において用紙カセット3の右上方に向けて、1枚ずつ分離されて送り出される。用紙カセット3は、本体2の前面側から水平に引き出すことが可能である。
用紙カセット3の用紙搬送方向下流側には、給紙用用紙搬送路4が備えられている。用紙カセット3から送り出された用紙Pは、給紙用用紙搬送路4により本体2の右側面に沿って垂直上方に搬送され、レジストローラ5に到達する。
一方、画像形成装置1の略中央部には、無端ベルト状に構成された用紙搬送ベルト6が備えられている。用紙搬送ベルト6は、複数のローラに巻き掛けられて支持され、図示しない駆動手段により図1において反時計方向に回転する。
用紙搬送ベルト6の上方には、4台の画像形成部7が備えられている。4台の画像形成部7は、用紙搬送ベルト6の回転方向上流側から下流側に向けて直列に配置されている。4台の画像形成部7とは、上流側から順に、マゼンタ用の画像形成部7M、シアン用の画像形成部7C、イエロー用の画像形成部7Y、及びブラック用の画像形成部7Bである。これらの画像形成部7にトナーを補うため、画像形成部7M、7C、7Y、7Bに対応するトナー供給容器8M、8C、8Y、8Bが各画像形成部7の上方に設けられ、図示しない搬送手段によりトナーが補給される。各画像形成部7では、外部コンピュータからの原稿画像データに基づいて原稿画像の静電潜像が作られ、この静電潜像からトナー像が形成される。
レジストローラ5に到達した用紙Pは、各画像形成部7と同期をとって用紙搬送ベルト6上へと送り出される。そして、用紙搬送ベルト6の回転とともに、所定のタイミングで各画像形成部7のトナー像がベルト上の用紙Pに順次転写される。これにより、用紙P表面にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
用紙搬送ベルト6の下流側には、定着部20が備えられている。用紙搬送ベルト6上で未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部20へと送られ、定着ローラと加圧ローラとによりトナー像が加熱、加圧されて定着される。
定着部20の下流側には、用紙案内装置30が備えられている。用紙案内装置30は、用紙Pの搬送方向を切り替えることにより、用紙案内装置30の上方に設けられた排出用用紙搬送路40と、下方に設けられた反転用用紙搬送路50とに用紙Pを振り分ける。両面印刷を行わない場合、定着部20から排出された用紙Pは、用紙案内装置30により排出用用紙搬送路40の方へと搬送方向が切り替えられ、本体2の上面に設けられた用紙排出トレイ9に排出される。
両面印刷を行う場合には、用紙案内装置30にて用紙Pの搬送方向が下方へと切り替えられる。用紙案内装置30下方の反転用用紙搬送路50の先には、両面印刷用用紙反転部60が備えられている。反転用用紙搬送路50に進入した用紙Pは、両面印刷用用紙反転部60に設けられた中間トレイ61に図1において左方から右方へと進入し、一時的に保管される。そして、用紙Pは、左方へと搬送方向が切り替えられ、両面印刷用用紙搬送路62を通って給紙用用紙搬送路4に合流し、再度レジストローラ5へと送り込まれる。
続いて、本発明の第1の実施形態に係る用紙案内装置30の詳細な構成について、図2を用いて説明する。図2は、用紙案内装置、及び定着部周辺を示す模型的垂直断面部分拡大図である。図中の実線矢印が用紙搬送経路を示す。
図2に示すように、定着部20には、定着ローラ21と加圧ローラ22とが備えられている。定着ローラ21は、図示しないモータによって、その周速度が用紙搬送速度と同じになるように回転せしめられる。定着ローラ21の内部には、熱源であるハロゲンヒータ23が配置されている。そして、加圧ローラ22が、定着ローラ21と圧接することで用紙Pを挿通させるニップを形成する。加圧ローラ22は、定着ローラ21と圧接することにより、定着ローラ21の回転に従って回転せしめられる。定着ローラ21、及び加圧ローラ22のすぐ下流側には定着下流部搬送ローラ24が備えられている。
定着下流部搬送ローラ24の下流側には、用紙案内装置30が備えられている。この用紙案内装置30には、可動ガイド31が備えられている。可動ガイド31は、用紙案内装置30から続く2個の用紙搬送路に、用紙Pを振り分けるものである。用紙案内装置30の下流側には、用紙排出トレイ9へと続く排出用用紙搬送路40と、両面印刷用用紙反転部60へと続く反転用用紙搬送路50とが備えられている。可動ガイド31は回転自在に備えられ、図示しないソレノイド等によって角度変更せしめられる。可動ガイド31の詳細は後述する。
用紙案内装置30の上方の排出用用紙搬送路40には、内側搬送ガイド41、外側搬送ガイド42、及び排出用搬送ローラ43が備えられている。内側搬送ガイド41、及び外側搬送ガイド42は固定ガイドであって、図2において上方に存在する用紙排出トレイ9に向かって、外側に凸となるように形設されている。したがって、排出用用紙搬送路40を用紙Pが通過する時には、直前の定着部20で定着せしめられた用紙Pの印刷面は内側搬送ガイド41の方を向く。排出用搬送ローラ43は、用紙Pを用紙排出トレイ9の方へと送り出すためのものであって、図示しない駆動手段により回転せしめられる。
用紙案内装置30の下方の反転用用紙搬送路50には、内側搬送ガイド51、外側搬送ガイド52、及び反転用搬送ローラ53が備えられている。内側搬送ガイド51、及び外側搬送ガイド52は固定ガイドであって、図2において下方に存在する両面印刷用用紙反転部60に向かって、外側に凸となるように形設されている。したがって、反転用用紙搬送路50を用紙Pが通過する時には、直前の定着部20で定着せしめられた用紙Pの印刷面は外側搬送ガイド52の方を向く。反転用搬送ローラ53は、用紙Pを両面印刷用用紙反転部60へ送り込むためのものであって、図示しない駆動手段によって回転せしめられる。
続いて、用紙案内装置30の可動ガイド31の詳細な構成について、図2に加え、図3〜図8を用いて説明する。図3は用紙案内装置に設けられた可動ガイドの模型的垂直断面拡大図、図4は可動ガイドの部分斜視図、図5は排出用用紙搬送路の方向から見た案内リブの上面図、図6は図5に示す案内リブのVI−VI線における垂直断面図、図7は図5に示す案内リブのVII−VII線における垂直断面図、図8は図5に示す案内リブのVIII−VIII線における垂直断面図である。
可動ガイド31は、図3、及び図4に示すように、基体部32と、複数の案内リブ33とを備えている。基体部32は、用紙搬送方向と直角をなす用紙幅方向において、排出用用紙搬送路40、及び反転用用紙搬送路50とほぼ同じ長さである。基体部32の両端には軸部34が備えられ、可動ガイド31はこの軸部34により角度変更が可能となるように本体2に支持されている。可動ガイド31は、案内リブ33の上流端部33aが、定着部20の定着下流部搬送ローラ24の方を向くように配置されている。そして、可動ガイド31は、この上流端部33aを上下に振るようにして角度変更せしめられる。可動ガイド31は、その全体が合成樹脂による成型で作製されている。
複数の案内リブ33は、基体部32に、基体部32の用紙幅方向に沿って所定の間隔で配置されている。案内リブ33は、用紙搬送方向に延びる平板状であって、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙Pを案内する。案内リブ33の用紙Pとの接触箇所となるその周囲は、用紙Pとの搬送抵抗ができるだけ小さくなるように、曲面で仕上げられている(図4参照)。案内リブ33は、用紙Pを振り分けやすくするために、基体部32の用紙幅方向と直角をなす断面形状がくさび形をなしている。
案内リブ33は、上記のように平板状をなしているが、図4、及び図5に示すように、その用紙搬送方向下流部33bにおいて、下流端側に進むに従って肉厚が薄くなっている。すなわち、用紙搬送方向に延びて紙面に対し略垂直をなす二側面33c、33dのうち一方の側面33cが、下流端側に進むに従って他方の側面33dに接近するように傾斜している。これにより、案内リブ33の用紙搬送方向略中央部から下流端にかけての用紙Pとの接触箇所は、その垂直断面が図6〜図8に示すように変化する。
ここで、通常の印刷動作において、定着部20から排出された用紙Pを排出用用紙搬送路40に送る場合、トナー像が定着された紙面とは反対側の紙面が案内リブ33に接触する。したがって、未だ表裏とも印刷に使用されていない新しい用紙Pを使用する場合、案内リブ33表面のトナー堆積の問題は生じない。しかしながら、近年省資源化が進められ、すでに一方の面が印刷された用紙Pの再利用や両面印刷が頻繁に行われるようになり、用紙案内装置30の直前の定着部20でトナー像が定着された紙面とは反対側の紙面のトナーが、定着部20の熱で溶け、案内リブ33に付着、堆積する恐れが懸念されている。これに対し、本発明の用紙案内装置30は、用紙Pが接触する、案内リブ33の下流端側のエッジが、用紙搬送方向に対して傾斜しているので、用紙搬送時、用紙Pが一箇所で連続的に擦り付けられることはない。
このようにして、用紙搬送方向に延びる平板状であって、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙Pを案内する案内リブ33を備え、この案内リブ33の用紙搬送方向下流部33bにおいて、用紙搬送方向に延びて紙面に対し略直角をなす二側面33c、33dのうち一方の側面33cが、下流端側に進むに従って他方の側面33dに接近するように傾斜しているので、案内リブ33の下流部33bで、用紙Pが案内リブ33表面の同じ箇所を連続的に擦ることを抑制することができる。これにより、案内リブ33表面の同じ箇所において、トナーが重なるようにして堆積することを防止することができる。したがって、案内リブ33の表面でトナーが堆積、成長することを未然に防止し、線状の擦痕といった画像不良の発生を抑制することが可能である。
なお、上記のような案内リブ33の構成は、排出用用紙搬送路40側の下流部33bと、反転用用紙搬送路50側の下流部33eとの両方に見ることができる(図3参照)。反転用用紙搬送路50側の下流部33eにおいては、用紙案内装置30の直前の定着部20でトナー像が定着された紙面が案内リブ33に接触することになる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る用紙案内装置の詳細な構成について、図9、及び図10を用いて説明する。図9は可動ガイドの模型的部分上面図、図10は図9に示す案内リブのX−X線における垂直断面図である。なお、この実施形態の基本的構成は、前記図1〜図8に示す第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素については図面の記載、及びその説明を省略するものとする。
第2の実施形態に係る用紙案内装置30において、可動ガイド31は、図9に示すように、用紙搬送方向に対して傾斜をなして設けられた案内リブ35を備えている。案内リブ35は、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙Pを案内する平板状をなしている。そして、図10に示すように、案内リブ35の、紙面に対し略直角をなす二側面35a、35bのうち下流側の側面35aは平面であり、上流側の側面35bは用紙Pとの接触箇所近傍が曲面35cである。したがって、案内リブ35の用紙Pとの接触箇所は、用紙搬送方向に対して傾斜し、用紙搬送時、用紙Pが一箇所で連続的に擦り付けられることはない。
このような案内リブ35の構成により、用紙Pが案内リブ35表面の同じ箇所を連続的に擦ることを抑制することができるのとともに、案内リブ35の用紙Pとの接触箇所が多くすることができる。その結果、案内リブ35と用紙Pとの接触圧力を弱めることができ、案内リブ35表面の同じ箇所におけるトナーの堆積を防止する作用が高められる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、用紙を複数の用紙搬送路に振り分ける動作を行う画像形成装置全般において利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置であるプリンタの模型的垂直断面正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る用紙案内装置、及び定着部周辺を示す模型的垂直断面部分拡大図である。 図2に示す可動ガイドの模型的垂直断面拡大図である。 図2に示す可動ガイドの部分斜視図である。 図4に示す案内リブの上面図である。 図5に示す案内リブのVI−VI線における垂直断面図である。 図5に示す案内リブのVII−VII線における垂直断面図である。 図5に示す案内リブのVIII−VIII線における垂直断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る用紙案内装置の可動ガイドの模型的部分上面図である。 図9に示す案内リブのX−X線における垂直断面図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 本体
20 定着部
30 用紙案内装置
31 可動ガイド
33 案内リブ
33b 用紙搬送方向下流部
33c、33d 側面
35 案内リブ
35a、35b 側面
35c 曲面
40 排出用用紙搬送路
50 反転用用紙搬送路

Claims (2)

  1. 用紙搬送方向に延びる平板状であって、搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙を案内する案内リブを備え、この案内リブの用紙搬送方向下流部において、用紙搬送方向に延びて紙面に対し略直角をなす二側面のうち一方が、下流端側に進むに従って他方の側面に接近するように傾斜していることを特徴とする画像形成装置の用紙案内装置。
  2. 搬送路上の用紙紙面に対し略直角に接触して用紙を案内する平板状の案内リブを備え、この案内リブは用紙搬送方向に対して傾斜をなして設けられるとともに、案内リブの紙面に対し略直角をなす二側面のうち下流側の側面は平面であり、上流側の側面は用紙との接触箇所近傍が曲面であることを特徴とする画像形成装置の用紙案内装置。
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