JP2006218060A - 棒状化粧品収納容器 - Google Patents

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Masashi Hirakawa
昌志 平川
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Takeuchi Industry Co Ltd.
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Takeuchi Industry Co Ltd.
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Abstract

【課題】 ハカマ部材を接着あるいは圧入といった手段を用いることなく、さらにハカマ部材を透視可能な材質で形成した場合であってもデザイン的に見苦しいものにはならない棒状化粧品収納容器とする。
【解決手段】機構部材と、この機構部材底部の収納筒の側面および底面を覆うように強嵌固定される樹脂材料によって成形されたハカマ部材とから構成される棒状化粧品収納容器において、ハカマ部材内底部には収納筒を固定する固定軸を起立し、収納筒底面は平面状に形成すると共にハカマ部材の固定軸が挿入される固定軸よりもわずかに縮径となる固定穴を形成し、さらに固定穴には収納筒底面が上方へたわむことが可能となる切り欠きを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、口紅などの棒状化粧品収納容器に関するものである。
従来の棒状化粧品収納容器は収納筒、この収納筒に回動可能ではあるが抜け出し不能に形成された内筒、前記収納筒と内筒を回動させることで内筒内に収納された口紅などの棒状化粧品を内筒上端部より出没可能とする繰り出し機構とから構成させる機構部材と、前記収納筒の側面および底面を覆うように強嵌固定される樹脂材料によって成形されたハカマ部材とで構成されていた。
その機構部材とハカマ部材を固定する方法としては接着剤を使用する、あるいは収納筒外面に形成したダボなどによって収納筒をハカマ部材内部に圧入するなどの手段が使用されていた。
しかし、このように構成された従来の棒状化粧品収納容器は樹脂材料のハカマ部材は接着剤を付けるのに手間がかかり、また一般的に樹脂材料は接着剤では付きにくいものであり、後になって分解してしまうという問題があり、また、圧入をした場合にはダボなどによってハカマ部材が押し広げられることになり、ハカマ部材に亀裂ができやすいなどの品質上の欠点があった。さらに、ハカマ部材を透視可能な材質で形成し、収納筒を外部から見えるようなデザインとした場合には接着剤あるいはダボが外部から見えるてしまい、見苦しいものになってしまうのでこのようなデザインとすることは控える、というデザイン的な束縛があるという欠点があった。
この改善策として、実開昭59−178915号公報の第1図および第2図に示されるよう固定軸にスリットを入れ、その上部のフランジ部でハカマ部材を固定するというような考えもあるが、この構造では機構部材とハカマ部材を強嵌固定することはできず、分解しやすく品質に問題を残すものである。
実開昭59−178915号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、接着あるいは圧入といった手段を用いることなく、さらにハカマ部材を透視可能な材質で形成した場合であってもデザイン的に見苦しいものにはならない棒状化粧品収納容器を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
上記課題を解決するため、本発明は、接着あるいは圧入といった手段を用いることなく、さらにハカマ部材を透視可能な材質で形成した場合であってもデザイン的に見苦しいものにはならない棒状化粧品収納容器とするため、収納筒、この収納筒に回動可能ではあるが抜け出し不能に形成された内筒、前記収納筒と内筒を回動させることで内筒内に収納された口紅などの棒状化粧品を内筒上端部より出没可能とする繰り出し機構とから構成させる機構部材と、前記収納筒の側面および底面を覆うように強嵌固定される樹脂材料によって成形されたハカマ部材とから構成される棒状化粧品収納容器において、ハカマ部材内底部には収納筒を固定する固定軸を起立し、収納筒底面は平面状に形成すると共にハカマ部材の固定軸が挿入される固定軸よりもわずかに縮径となる固定穴を形成し、さらに固定穴には収納筒底面が上方へたわむことが可能となる切り欠きを設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(1)樹脂材料のハカマ部材でも接着剤を使用する、あるいは圧入をするということがないので接着剤を使用する手間がかからず、さらに後になって分解してしまう、またはハカマ部材に亀裂ができるということも無く、品質を安定させることができる。
(2)ハカマ部材を透視可能な材質で形成した場合で、収納筒を外部から見えるようなデザインとした場合でも固定軸、および固定穴は側面からは見えない位置にあるので、見苦しいものになることがなく、デザイン的な束縛がない。
棒状化粧品収納容器の機構部材と、ハカマ部材を強嵌固定するという目的を、ハカマ部材内底部には収納筒を固定する固定軸を起立し、収納筒底面は平面状に形成すると共にハカマ部材の固定軸が挿入される固定軸よりもわずかに縮径となる固定穴を形成し、さらに固定穴には収納筒底面が上方へたわむことが可能となる切り欠きを設けたことで実現した。
以下、図面に示す実施例により本発明を詳細に説明する。
図1ないし図4に示す発明の第1の実施例において、1は機構部材で、この機構部材1は収納筒2と内筒3と繰り出し機構4とから構成されている。
収納筒2は上部に蓋嵌合部6が形成され、底面は平面状に形成されていて、固定穴7が形成されている
内筒3は収納筒2に回動可能ではあるが抜け出し不能に形成され、さらに上端部は棒状化粧品5が出没可能であるように穴8が設けられている。
繰り出し機構4は収納筒2と内筒3を回動させることで内筒3内に収納された口紅などの棒状化粧品5を内筒3上端部より出没可能とする従来から良く知られたものであれば何でも良いが、本説明においては収納筒2に嵌合固定され上部に切り割り溝10が形成された身部材9と、この身部材9の切り割り溝10を回動可能ではあるが抜け出し不能に覆い内部にラセン溝11が形成され外周部は内筒3の内面に固定されるラセン部材12と、棒状化粧品5を保持し身部材9内に上下移動可能に形成された皿部材13と、この皿部材13に形成され身部材9の切り割り溝10およびラセン部材12のラセン溝11と係合する係合ピン14とから構成されているものについて説明をする。
15はハカマ部材で、このハカマ部材15は樹脂材料によって成型されるもので、収納筒2の側面および底面を覆うように収納筒2に強嵌固定される。
16はハカマ部材15の底面に起立した固定軸で、この固定軸16は前記した収納筒2の固定穴7内に挿入されるものである。
前記した収納筒2の固定穴7は固定軸16よりもわずかに縮径となるように形成され、そのままであれば固定軸16は固定穴7内部に入り込むことはできないものであるが、収納筒2の底面は平面状に形成されていても、固定穴7に固定軸16を挿入した際には収納筒2の底面が、固定軸16によって押し広げられることにより、わずかに上方へたわむことが可能となるように切り欠き17が複数個固定穴7に連通するように形成されていて、容易に固定軸16を固定穴7内へ挿入することができる。
このような構造で収納筒2とハカマ部材15をセットした場合には、収納筒2の底面がわずかに上方へたわむことによって、固定穴7は固定軸16によってセット以前より若干拡径とされている。仮に、収納筒2とハカマ部材15を引き抜くような力が作用した場合には固定穴7は固定軸16に引っ張られるようになり、固定穴7自体は縮径になるように作用する。それによって固定穴7と固定軸16の嵌合はより強固なものとなり、収納筒2とハカマ部材15が分解することを防止するように作用する。
18は収納筒2の上部の蓋嵌合部6と着脱自在に嵌合する蓋である。
このように構成された棒状化粧品収納容器19はハカマ部材15の底面に起立した固定軸16を収納筒2の固定穴7に挿入することで収納筒2とハカマ部材15を強固に固定することができる。
次に本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの説明にあたって前記発明の第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図5および図6に示す発明の第2の実施例において、前記発明の第1の実施例と主に異なる点は、ハカマ部材15Aで、このハカマ部材15Aはハカマ部材15Aの側面から収納筒2を透視できるような透明、あるいは半透明な材質で形成してあるので収納筒2Aの側面、あるいは収納筒2Aに画かれた模様20をハカマ部材15Aの側面から見ることができるようになり、収納筒2Aの側面をデザインの一部として使用できるようになる。さらにこのような構造とした場合、前記の説明のように固定軸16は収納筒2A内に入ってしまうのでハカマ部材15Aの側面からは見えなくなる。それによって接着剤などの従来の固定方法ではできなかったデザインの自由度を良くすることができる。
図7に示す発明の第3の実施例において、前記発明の第1の実施例と主に異なる点は、収納筒2Bに形成された固定穴7Bと、ハカマ部材15Bに形成された固形軸16Bで、この固定穴7Bと固定軸16Bはそれぞれが対応する丸以外の形状、図の説明では4角形としたもので、このように丸以外の形状とすることで収納筒2Bとハカマ部材15Bの回動を防止することができる。図の説明では4角形としたものであるが、4角形以外にも多角形、半月状、星形、十字状などの形状で収納筒2Bとハカマ部材15Bの回動を防止することができる形状で有れば何でも良い。
棒状化粧品を収納することができ、サイズを変更することによって、スティックファンデーションなどの他の棒状化粧品収納容器にも適用できる。
発明の断面説明図である。(実施例1) 発明の収納筒とハカマ部材をセットする前の断面説明図である。(実施例1) 発明の収納筒とハカマ部材をセットした状態の主要部の拡大図である。(実施例1) 発明の収納筒とハカマ部材の一部断面斜視図である。(実施例1) 発明の収納筒とハカマ部材セット前の斜視図である。(実施例2) 発明の収納筒とハカマ部材セット後の斜視図である。(実施例2) 発明の収納筒とハカマ部材の一部断面斜視図である。(実施例3)
符号の説明
1 機構部材
2、2A、2B 収納筒
3 内筒
4 繰り出し機構
5 棒状化粧品
6 蓋嵌合部
7、7A、7B 固定穴
8 穴
9 身部材
10 切り割り溝
11 ラセン溝
12 ラセン部材
13 皿部材
14 係合ピン
15、15A、15B ハカマ部材
16、16A、16B 固定軸
17 切り欠き
18 蓋
19 棒状化粧品収納容器
20 模様

Claims (3)

  1. 収納筒、この収納筒に回動可能ではあるが抜け出し不能に形成された内筒、前記収納筒と内筒を回動させることで内筒内に収納された口紅などの棒状化粧品を内筒上端部より出没可能とする繰り出し機構とから構成させる機構部材と、前記収納筒の側面および底面を覆うように強嵌固定される樹脂材料によって成形されたハカマ部材とから構成される棒状化粧品収納容器において、ハカマ部材内底部には収納筒を固定する固定軸を起立し、収納筒底面は平面状に形成すると共にハカマ部材の固定軸が挿入される固定軸よりもわずかに縮径となる固定穴を形成し、さらに固定穴には収納筒底面が上方へたわむことが可能となる切り欠きを設けたことを特徴とする棒状化粧品収納容器。
  2. ハカマ部材は収納筒を透視可能な材質で形成されていることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧品収納容器。
  3. ハカマ部材の固定軸および収納筒の固定穴は収納筒とハカマ部材の回動を阻止できる形状に形成されていることを特徴とする請求項1、あるいは請求項2記載の棒状化粧品収納容器。
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