JP2006217727A - モータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モータから発生するノイズを低減すること。
【解決手段】 機器ケース12内に収納されたインバータ回路20がモータハーネス38、40、42を介してモータ24に接続され、モータ24を収納するモータケース14と機器ケース12がアースハーネス44を介して接続され、モータハーネス38、40、42とアースハーネス44が互いに束ねられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 機器ケース12内に収納されたインバータ回路20がモータハーネス38、40、42を介してモータ24に接続され、モータ24を収納するモータケース14と機器ケース12がアースハーネス44を介して接続され、モータハーネス38、40、42とアースハーネス44が互いに束ねられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、モータ装置に係り、特に、モータに接続されたモータハーネスにノイズが重畳するのを防止するようにしたモータ装置に関する。
従来、モータを用いて各種の負荷を駆動するに際して、例えば、モータ駆動信号を生成するコントローラとモータを駆動するためのパワー素子が実装された電気回路基板とをインタフェース線を介して接続し、電気回路基板とモータとをモータ線を介して接続し、電気回路基板上のアースパターンに半田付けされた放熱器と電気回路基板を保持する導電性のシャーシとをねじ止めにより電気的に接続し、シャーシをアース線に接続し、リード線を使用することなく、熱に対する信頼性を高めようにしたものが提案されている(特許文献1)。
特開2002−232165号公報(第2頁から第3頁、図1)
従来技術においては、ノイズ対策として、コントローラに接続されたインタフェース線とモータに接続されたモータ線をそれぞれ電気回路基板上のアースパターンに接続して接地する構成を採用しているので、モータ線などに誘導されるノイズから電気回路を保護することができる。
しかし、インタフェース線とモータ線を単に接地しただけでは、モータから発生するノイズがモータ線からシャーシに還流し、シャーシからノイズが輻射されることが危惧される。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されてものであり、その目的は、モータから発生するノイズを低減することができるモータ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、電源から電力の供給を受けてモータ駆動信号を生成する信号生成器と、前記信号生成器の生成によるモータ駆動信号に従って負荷を駆動するモータとを備え、前記信号生成器を機器ケースに収納し、前記モータをモータケースに収納し、前記信号生成器と前記モータとを前記モータ駆動信号を伝送するモータハーネスで接続し、前記機器ケースと前記モータケースとをアースハーネスを介して接続し、前記モータハーネスと前記アースハーネスとを同束してなるモータ装置を構成したものである。
前記した手段によれば、モータケースと機器ケースとをアースハーネスで接続し、モータで発生するノイズの帰路を最短ルートで確立するとともに、モータハーネスとアースハーネスを互いに束ねてノイズを相殺するようにしたため、モータで発生したノイズがモータ寄生静電容量を介してボディに還流することを防止することができ、ノイズ低減に寄与することができる。
また、電源がアース電位のボディに接地されているときに、アースハーネスをボディよりも低インピーダンスに構成することで、よりノイズを低減することができる。
本発明によれば、モータから発生するノイズを低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示すモータ装置のブロック構成図である。図1において、モータ装置10は、電動パワーステアリング装置の駆動源として、機器ケース12とモータケース14を備えており、機器ケース12内にはノイズフィルタ18とインバータ回路20およびインタフェース回路22が収納され、モータケース14内にはモータ24と角度センサ26が収納されている。ノイズフィルタ18は、リード線30を介してバッテリ32のプラス端子に接続されているとともに、リード線34を介してバッテリ32のマイナス端子に接続されており、リード線34はボディ(車体)36に接続されて接地されている(ボディアースされている)。インバータ回路20は、バッテリ32からノイズフィルタ18を介して直流電力の供給を受けるとともに、インタフェース回路22からモータ24に関するセンサ情報(角度センサ26の検出による角度)を取り込んで三相のモータ駆動信号を生成する信号生成器として構成され、モータハーネス38、40、42を介してモータ24に接続されている。すなわち、インバータ回路20の生成によるモータ駆動信号がモータハーネス38、40、42を介してモータ24に伝送され、モータ駆動信号に従ってモータ24が負荷を回転駆動するようになっている。
また、モータハーネス38、40、42は、アースハーネス44に同束されており、アースハーネス44の一端側はモータケース14のうちモータ24のヨークやフランジ(いずれも図示せず)の近傍に接続され、他端側は機器ケース12に接続されている。すなわち、モータ24で発生するノイズ(コモンモードノイズ)の帰路を確定するために、モータケース14と機器ケース12とがアースハーネス44で接続されている。
さらに、コモンモードノイズのループアンテナ面積を小さくするために、モータハーネス38、40、42がボディ36よりもインピーダンスの低いアースハーネス44と同束されている。すなわち、ノイズ成分の相殺効果によってコモンノイズを低減するのに必要となる全てのハーネスを同束するために、モータハーネス38、40、42とアースハーネス44が互いに束ねられている。
本実施例によれば、モータケース14と機器ケース12とをアースハーネス44で接続し、モータ24で発生するノイズの帰路を最短ルートで確立するとともに、モータハーネス38、40、42とアースハーネス44とを互いに束ね、ノイズを相殺するようにしたため、モータ24で発生したノイズがモータ寄生静電容量を介してボディ36に還流する防止することができ、ノイズ低減に寄与することができる。
アースハーネス44を構成するに際しては、アースハーネス44を多数本のハーネスで構成したり、アースハーネス44の径を大きくしたり、あるいはアースハーネス44の長さを短くしたりして、アースハーネス44をより低インピーダンスにすることで、ノイズレベルをさらに低減することができる。
また、モータハーネス38、40、42とアースハーネス44をシールド線で構成することもでき、機器ケース12がボディ36に接地されているときには、アースハーネス44をボディ36に接続することもできる。
10 モータ装置
12 機器ケース
14 モータケース
20 インバータ回路
24 モータ
36 ボディ
38、40、42 モータハーネス
44 アースハーネス
12 機器ケース
14 モータケース
20 インバータ回路
24 モータ
36 ボディ
38、40、42 モータハーネス
44 アースハーネス
Claims (2)
- 電源から電力の供給を受けてモータ駆動信号を生成する信号生成器と、前記信号生成器の生成によるモータ駆動信号に従って負荷を駆動するモータとを備え、前記信号生成器を機器ケースに収納し、前記モータをモータケースに収納し、前記信号生成器と前記モータとを前記モータ駆動信号を伝送するモータハーネスで接続し、前記機器ケースと前記モータケースとをアースハーネスを介して接続し、前記モータハーネスと前記アースハーネスとを同束してなるモータ装置。
- 請求項1に記載のモータ装置において、前記電源はアース電位のボディに接地され、前記アースハーネスは前記ボディよりも低インピーダンスに構成されてなることを特徴とするモータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027702A JP2006217727A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | モータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027702A JP2006217727A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | モータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006217727A true JP2006217727A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36980456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005027702A Pending JP2006217727A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | モータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006217727A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011222892A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 車両ボデーおよび電動車両 |
US10144435B2 (en) | 2016-08-26 | 2018-12-04 | Denso Corporation | In-vehicle apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522985A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | ノイズ防止装置 |
JPH11187675A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-09 | Asmo Co Ltd | 超音波モータ及び超音波モータ装置 |
-
2005
- 2005-02-03 JP JP2005027702A patent/JP2006217727A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522985A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | ノイズ防止装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011222892A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 車両ボデーおよび電動車両 |
US10144435B2 (en) | 2016-08-26 | 2018-12-04 | Denso Corporation | In-vehicle apparatus |
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