JP2006216647A - 位置規制爪およびシャーシ - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント基板完成品の位置決めが正確な位置規制爪およびシャーシを提供することを目的とする。
【解決手段】位置規制爪は、シャーシの面に成形一体に切り起こされ、端面でプリント基板の端面を受ける構造を有することにより、位置規制ガイドとストッパーの機能を備え、プリント基板完成品の位置決めが正確になる。
【選択図】図1
【解決手段】位置規制爪は、シャーシの面に成形一体に切り起こされ、端面でプリント基板の端面を受ける構造を有することにより、位置規制ガイドとストッパーの機能を備え、プリント基板完成品の位置決めが正確になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電源、信号回路等のプリント基板を固定する位置規制爪およびシャーシに関するものである。
従来、プリント基板完成品(電源、信号回路等)をシャーシに取付ける際には,後面部の穴に端子、チューナーのF接栓部等を差し込み、プリント基板完成品をシャーシのフラット面に載せた後に後側のビス止め、平面部のビス止めを順次実施していた。その際取り付け穴がズレている場合には手で補正して行っていたが、時間、工数がかかる。そこでかかる作業負担を軽減するために位置規制爪が検討されている(例えば特許文献1参照。)。
図7は従来の位置規制爪を示す図であり、位置出しの図を示すものである。図7(a)は平面図、図7(b)は正面図、図7(c)は側面図である。
特開平2−39706号公報
しかしながら、図7の位置規制爪では、位置規制爪を用いて位置決めを補正すると同時にプリント基板完成品をシャーシに固定することを目的としている。このため、変形し易い弾性を有する位置規制爪を用いることを要する。この結果、位置規制爪をプリント基板の切り欠き部分に嵌め込む様にしてプリント基板を挿入ガイドする場合に位置決めが不正確になる可能性があり、弾性の経年変化に影響を受けるという問題点を有していた。
本発明は、プリント基板完成品の位置決めが正確な位置規制爪およびシャーシを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の位置規制爪は、シャーシの面に成形一体に切り起こされ、端面でプリント基板の端面を受ける構造を有することを特徴とする。
また、肩部に切り欠きを設けた斜め挿入ガイドを有することを特徴とする。
さらに、本発明のシャーシは上記位置規制爪を有することを特徴とする。
この構成によって、本発明の位置規制爪はストッパーと位置規制ガイドの機能を発揮するため、プリント基板完成品の位置決めが正確となる。
以上のように本発明は、プリント基板完成品の位置決めが正確な位置規制爪およびシャーシを提供することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における位置規制爪およびシャーシを示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は後面図である。位置規制爪1はメインP板7と電源P板5との間の位置を規制する爪である。位置規制爪2−1はメインP板7のシャーシ前面側の位置を規制する爪である。位置規制爪2−2は電源P板5のシャーシ前面側の位置を規制する爪である。位置規制爪3は電源P板5のシャーシ側面側の位置を規制する爪である。突き出しガイド4はメインP板7のシャーシ側面側の位置を規制する突起である。6はビス止め、8は各端子類、9はチューナーF接栓、10はACインレットである。
図1は、本発明の実施の形態1における位置規制爪およびシャーシを示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は後面図である。位置規制爪1はメインP板7と電源P板5との間の位置を規制する爪である。位置規制爪2−1はメインP板7のシャーシ前面側の位置を規制する爪である。位置規制爪2−2は電源P板5のシャーシ前面側の位置を規制する爪である。位置規制爪3は電源P板5のシャーシ側面側の位置を規制する爪である。突き出しガイド4はメインP板7のシャーシ側面側の位置を規制する突起である。6はビス止め、8は各端子類、9はチューナーF接栓、10はACインレットである。
図2は位置規制爪1の拡大図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は側面図である。位置規制爪1は成形シャーシの底面に設けた成形一体型切り起し爪である。プリント基板完成品である電源P板5とメインP板7を爪の面で受けると強度的に弱いため、爪の端面で受ける構造にしており、強度確保および変形防止を図っている。このため爪はストッパーの機能を有している。この場合に、端面方向の力に対して剛性を持たせ必要な強度を得るために爪に5mm前後の幅を持たせている。
また、電源P板5とメインP板7を上方から下方へ降ろしスムーズに位置決めを行うために位置規制爪1の両肩部分には位置規制ガイドである斜め挿入ガイド11を設けている。斜め挿入ガイド11の下端はメインP板7の高さと同等または上方に位置することを要する。メインP板7の高さより下方にあることを許容した場合には、メインP板7は位置規制爪1の肩部分の上方に位置することも可能となり、位置ズレを起こすからである。
このように位置規制爪1はストッパーと位置規制ガイドの機能を備えている。
図3は位置規制爪2−1の拡大図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図、図3(c)は側面図である。爪の構造は位置規制爪1と同様である。位置規制爪2−1はメインP板7を上方から下方へ降ろしスムーズに位置決めを行うため、位置規制爪2−1のメインP板7側に斜め挿入ガイド11を設けている。
図4は位置規制爪2−2の拡大図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は側面図である。爪の構造は位置規制爪2−1と同様である。位置規制爪2−2は電源P板5を上方から下方へ降ろしスムーズに位置決めを行うため、位置規制爪2−2の電源P板5側に斜め挿入ガイド11を設けている。
図5は位置規制爪3の拡大図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図、図5(c)は側面図である。成形シャーシの左側面壁に設けた成形一体型切り起し爪である。底面からの切り起し爪では必要な強度が確保できないためである。これ以外の点では、基本的に位置規制爪2−1と同様である。位置規制爪3は電源P板5を上方から下方へ降ろしスムーズに位置決めを行うため、位置規制爪3の電源P板5側に斜め挿入ガイド11を設けている。
図6は突き出しガイド4の拡大図であり、図6(a)は平面図、図6(b)は正面図、図6(c)は側面図である。突き出しガイド4は右位置規制のため設けたものである。側面壁にP板が近いために切り起し爪では5mm前後の幅がとれず、必要な強度が確保できないためである。斜め挿入ガイド12を設けてスムーズに位置決めを行うことができる。
次にプリント基板完成品の固定の仕方を説明する。メインP板7には各端子類8、チューナーF接栓9が一体に半田固定されている。電源P板5にはACインレット10が一体に半田固定されている。メインP板7は所定の高さに設けた面に当てて、位置規制爪1、2−1および突き出しガイド4によりガイド,位置規制しながら各端子類8、チューナーF接栓9を後面穴に挿入し、位置決めを行う。この場合は位置規制爪2−1および後面が前後方向のストッパーの役割を果たし、位置規制爪1および突き出しガイド4が左右方向のストッパーの役割を果たす。これにより、メインP板7を固定するためのビスの位置決めが完了する。同様に、電源P板5は所定の高さに設けた面に当てて、位置規制爪1、2−2、3によりガイド,位置規制しながらACインレット10を後面穴に挿入し、位置決めを行う。この場合は位置規制爪2−2および後面が前後方向のストッパーの役割を果たし、位置規制爪1、3が左右方向のストッパーの役割を果たす。これにより、電源P板5を固定するためのビス止め6の位置決めが完了する。この結果、生産性向上,工数削減のための自動機に対応することができる。固定は最終的にビス止めにより行う。
以上のように、外観を兼ね備えたベースを4方向曲げた金属、または成形(4方向一体)シャーシに底面、側面に数カ所設けた、強度確保のために端面で受ける形状の成形一体型切り起し爪と突き出しガイドによって、各端子類、信号入出力F接栓等を一体に半田固定したP板を所定の高さに設けた面に当てて、ガイド,位置規制しながら各端子類とF接栓を後面穴に挿入、位置決めをし且つ前後左右方向の位置ズレ防止を行うことができる。位置規制爪1、2−1,2−2,3および突き出しガイド4は位置規制ガイドおよびストッパーの役目も果たす。
本発明の位置規制爪およびシャーシは、プリント基板完成品の位置決めが正確な位置規制爪およびシャーシを提供することができるため、位置ズレを発生することなく生産性向上,工数削減のための自動機対応において有用である。
1 位置規制爪
2−1 位置規制爪
2−2 位置規制爪
3 位置規制爪
4 突き出しガイド
5 電源P板、
6 ビス止め
7 メインP板
8 各端子類
9 チューナーF接栓
10 ACインレット
11 斜め挿入ガイド
12 斜め挿入ガイド
2−1 位置規制爪
2−2 位置規制爪
3 位置規制爪
4 突き出しガイド
5 電源P板、
6 ビス止め
7 メインP板
8 各端子類
9 チューナーF接栓
10 ACインレット
11 斜め挿入ガイド
12 斜め挿入ガイド
Claims (3)
- シャーシの面に成形一体に切り起こされ、端面でプリント基板の端面を受ける構造を有する位置規制爪。
- 肩部に切り欠きを設けた斜め挿入ガイドを有する請求項1記載の位置規制爪。
- 請求項2記載の位置規制爪を有するシャーシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005026060A JP2006216647A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 位置規制爪およびシャーシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005026060A JP2006216647A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 位置規制爪およびシャーシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006216647A true JP2006216647A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36979624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005026060A Pending JP2006216647A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 位置規制爪およびシャーシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006216647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112616283A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-04-06 | 孙国林 | 一种基于5g移动互联网的可快速安装的地温通信网络柜 |
-
2005
- 2005-02-02 JP JP2005026060A patent/JP2006216647A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112616283A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-04-06 | 孙国林 | 一种基于5g移动互联网的可快速安装的地温通信网络柜 |
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