JP2006215225A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光走査装置に設けられたシール部材を清掃する清掃部材をオペレータ操作面側に移動させることで、画像形成装置の設置面積を少なくすることを目的とする。
【解決手段】 光走査装置12に設けられたシールガラス18を清掃するとき、清掃装置60の清掃操作をオペレータ操作面側から行うことで、画像形成装置10が設置される領域とオペレータ操作スペースのみを確保すればよく、画像形成装置10の設置面積が少なくなる。また、清掃装置60の清掃操作と、コントロールパネルの操作や画像を形成するユニットを交換する作業を、同一方向から行うことができる。さらに、シールガラス18を光走査装置12に取り付けた状態でシールガラス18を清掃することができるので、清掃時に窓部16から光走査装置12内に塵や埃が入り込むことがない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式が採用されたレーザプリンタ等の画像形成装置には、画像データに基づいて感光体ドラム上に画像の潜像を形成する光走査装置、潜像が形成された感光体ドラム上にトナーを供給して潜像のトナー像を行うトナー供給部、及び感光体ドラム等を備えたプロセスユニットが設けられている。
光走査装置は、半導体レーザ、コリメータレンズ、シリンドリカルレンズ、ポリゴンミラー、走査レンズ等、及び、これらを収容する筐体とで構成されている。 ところで、光走査装置をプロセスユニットの下方に配置する場合、筐体の上部にレーザ光を通過させる開口を形成し、外部から埃等が侵入してこないように、開口をシールガラスで塞いでいる。
しかし、画像形成中やプロセスユニットの交換時等に、プロセスユニット内のトナー供給部から、トナーが光走査装置上に落下する。このとき、シールガラス上にもトナーが落下してシールガラスが汚損される。これにより、光走査装置から照射されるレーザ光が、シールガラスに落下したトナーによって遮蔽されてしまう。この結果、感光体ドラムに入射するレーザ光の光量が落ちて、感光体ドラム上に鮮明な潜像を形成することができず、画像の品質が低下してしまうという問題がある。
そこで、これらの問題を解決する手段として、光走査装置の筐体に形成された開口と、この開口を閉塞するシールガラスの間にクリーニング部材を狭着し、シールガラスを画像形成装置から引き出す際に、クリーニング部材によってシールガラスの汚れを除去する方法が用いられている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1では、シールガラスを画像形成装置から引き出す際に、作業者がシールガラスに触れるので、シールガラスに指紋がついたり、引き出したシールガラスが画像形成装置の外部に触れたりして、シールガラスの表面に傷等がついてしまう恐れがある。また、シールガラスを画像形成装置外に引き出すと、光走査装置の出射口が開放された状態となり、ここから光走査装置内に塵、埃等が侵入してしまう。この場合、光走査装置内の清掃や、光走査装置の交換等が必要になり、手間やコストがかかってしまう。さらに、シールガラスを引き出せるためのスペースを、画像形成装置の周囲に確保する必要があるので、画像形成装置の設置場所が限定されてしまう。
また、シールガラスの長手方向に沿って画像形成装置内に出し入れ可能な清掃部材によって、シールガラスの長手方向からシールガラスの清掃を行う技術も開示されている(特許文献2参照)。しかし、特許文献2では、シールガラスの長手方向の長さを有する清掃部材を出し入れするため、清掃部材を引き出せるためのスペースを確保する必要があり、特許文献1の場合と同様に、画像形成装置の設置場所が限定されてしまう。
また、画像形成装置のシールガラスを引き出す側に、清掃操作を行うスペースを確保する必要があり、画像形成装置の設置面積が大きくなる恐れがある。
特開平04−159574号公報 特開2001−343876号公報
本発明は、光走査装置に設けられたシール部材を清掃する清掃部材をオペレータ操作面側に移動させることで、画像形成装置の設置面積を少なくすることを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、光源から出射された光ビームを像担持体上に結像させる光学部品と、前記光学部品を収容する筐体と、前記筐体に設けられ前記光ビームが像担持体に向けて出射される長方形状の開口部と、前記開口部を閉塞する透光性のシール部材と、前記シール部材の表面を清掃する清掃装置と、を有する光走査装置を備えた画像形成装置において、前記清掃装置の清掃操作を、オペレータ操作面側から行うことを特徴としている。
光操作装置に備えられたシール部材の表面を清掃する清掃装置の清掃操作を、オペレータ操作面側の後面(オペレータ操作面と反対側の面)や、オペレータ操作面に対して側方から行う場合、画像形成装置が設置される領域とオペレータ操作スペースの他に、清掃装置の清掃操作を行うためのスペースが必要となる。そこで、請求項1に記載の発明によれば、光走査装置の筐体の開口部を閉塞するシール部材を清掃するとき、清掃装置の清掃操作をオペレータ操作面側から行うことで、画像形成装置が設置される領域とオペレータ操作スペースのみを確保すればよく、画像形成装置の設置面積が少なくなる。また、清掃操作と、コントロールパネルの操作や画像を形成するユニットを交換する作業を、同一方向から行うことができる。
さらに、シール部材を光走査装置に取り付けた状態でシール部材を清掃することができるので、清掃時に開口部から光走査装置内に塵や埃が入り込むことがない。また、シール部材を光走査装置から取り出す必要がないので、シール部材に傷がつきにくい上に、シール部材を光走査装置から取り出す工程がないので、清掃作業が楽になる。
なお、オペレータ操作面とは、オペレータが画像形成装置のコントロールパネルを操作する側や、消耗品(例えば、画像を形成するユニット、用紙等)の交換作業を行う側など、画像形成装置の前面(フロント面)のことを言う。また、画像形成装置の、オペレータが操作するスペース側を言う。
請求押2に記載の発明は、前記清掃装置は、前記シール部材の長手方向に沿って設置され、該シール部材の長手方向に直交する方向に移動する清掃部材を備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、シール部材の長手方向に設置された清掃部材に備えられた清掃部材を、シール部材の長手方向に直交する方向に移動させることで、シール部材の表面が清掃される。このように、シール部材の長手方向と直交する方向に清掃部材を移動させることで、清掃部材の移動範囲が、シール部材の長手方向に沿って移動させた場合と比較して小さい。これにより、清掃部材を移動させるためのスペースを必要としない。
請求項3に記載の本発明は、前記清掃部材は、前記シール部材を覆うサイズの板材と、該板材の幅方向の一端に該板材の長手方向に沿って取り付けられた清掃部と、を備えていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成装置のドアを開放したとき、開口部から出射された光ビームが、作業者の目に入らないように、板材で開口部を閉じることができる。また、ドアを開放したときや、画像を形成するユニットの交換の際に、トナーおよび埃等がシール部材に付着するのを防止できる。
請求項4に記載の本発明は、前記清掃装置は、前記シール部材を避けて前記清掃部材の長手方向の両端に連結される支持部材と、該支持部材へ連結され、前記清掃部材を移動させる把持部材と、を備えていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、支持部材が清掃部材の長手方向の両端に連結されている。これにより、把持部材を把持し、清掃部材をシール部材の長手方向と直交する方向に移動しても、支持部材でシール部材から透過する光ビームが遮られることがない。
請求項5記載の本発明は、前記把持部材は、画像形成装置のドアの開放動作に連動して移動し、前記板材で前記シール部材を閉塞することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、画像形成装置のドアの開放動作に連動して移動する把持部材によって、ドアを開放した際に板材でシール部材が閉塞される。これにより、画像を形成するユニット(例えば感光体ドラムや現像装置等)の交換を行う際にドアを開くと、清掃装置が移動してシール部材の清掃が行われる。したがって、画像を形成するユニットの交換と、シール部材の清掃が同時に行われるので、操作性が向上する。
請求項6に記載の本発明は、前記光走査装置は、前記像担持体の下方に配置されていることを特徴とすることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、各構成部品をコンパクトに収納するために、光走査装置が像担持体の下方に配置されている。しかし、光走査装置を像担持体の下方に配置すると、上方から落ちるトナー等でシール部材が汚れやすい構成となるが、このような構成においても、シール部材を容易に清掃することができるので、画像欠陥の回復作業が迅速に行える。
本発明は上記構成としたので、光走査装置に設けられたシール部材を清掃する清掃部材をオペレータ操作面側に移動させることで、画像形成装置の設置面積を少なくすることができる。
以下に、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10について説明する。
図1及び図2には、本発明が適用された画像形成装置10の概略構成が示されている。
画像形成装置10には、光走査装置12が設けられている。光走査装置12は、ハウジング14を備えている。ハウジング14の上面には、レーザ光Lが通過可能な長方形状の窓部16が形成されている。この窓部16には、シールガラス18が取り付けられており、ハウジング14内部に塵や埃が入り込まないようにされている。
ハウジング14内には、図示しない半導体レーザ、ポリゴンミラー20、fθレンズ22及び反射ミラー24等が設けられている。半導体レーザから出射されたレーザ光L、ポリゴンミラー20により偏向されてfθレンズ22を通過し、反射ミラー24で反射されて、シールガラス18を介して感光体ドラム26へ導かれる。
感光体ドラム26は光走査装置12の上方に配置されており、また、感光体ドラム26の周囲には、帯電装置28、ロータリー現像装置30、中間転写体32が設置されている。
ロータリー現像装置30には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像器34が設けられている。このロータリー現像装置30が90度ずつ回転することで、現像処理を行う現像器34が切り替えられるようになっている。
中間転写体32は、駆動ローラ36と従動ローラ38、及び、無端状の転写ベルト40で構成されている。転写ベルト40は、駆動ローラ36と従動ローラ38に懸架されており、感光体ドラム26に接触している。これにより、転写ベルト40は、駆動ローラ36の駆動によって矢印A方向に周回するようになっている。
画像形成装置10の底部には、用紙が収納された用紙カセット42が設けられている。用紙カセット42に収納された用紙は、用紙カセット42の用紙搬送方向下流側に設けられたフィードロール44によって搬送経路Mに送り出され、搬送ロール46で搬送経路Mに沿って搬送される。
一方、感光体ドラム26は、矢印B方向に回転しながら、帯電装置28によって一様に帯電される。そして、光走査装置12からのレーザ光Lによって、画像データに基づいた潜像が形成される。感光体ドラム26に形成された潜像は、ロータリー現像装置30の現像器34によって現像され、中間転写体32の転写ベルト40に転写される。
従動ローラ38の搬送経路Mを挟んで対向する位置には転写ローラ48が設置されている。この転写ローラ48によって、用紙カセット42から搬送経路Mに沿って搬送されてきた用紙に、転写ベルト40に転写された画像が転写される。そして、転写ローラ48の搬送方向下流側に設けられた定着装置50へ送られて、加熱ロール50Aと加圧ロール50Bに加熱加圧されることで、画像が用紙に定着する。
図1に示すように、画像形成装置10の用紙カセット42の引き出し方向(矢印C方向)の側面には、開口部56が形成されている。この開口部56には、軸58を介してドアカバー52が回動自在に取り付けられている。つまり、ドアカバー52は、用紙カセット42の引き出し方向と同じ方向に開放されるようになっている。また、感光体ドラム26、ロータリー現像装置30、光走査装置12等を交換する際には、このドアカバー52を開放することで行われるようになっている。
光走査装置12の上側には、清掃装置60が設置されており、清掃装置60の清掃部材61がシールガラス18の上方に位置している。
図3及び図4に示すように、清掃部材61は、シールガラス18を覆う覆い部材74を備えている。覆い部材74は、シールガラス18よりも若干大きいサイズの長方形状の板状で構成されている。覆い部材74の長手方向の両端部には、リブ76が形成されている。リブ76は、後述するフレーム62の保持部62Bの端部に形成された溝78に係合されている。これにより、フレーム62の保持部62Bによって、シールガラス18が遮られることがなく、覆い部材74はフレーム62に連結されている。
覆い部材74のハウジング14に対向する面には、クリーニング部材80が取り付けられている。クリーニング部材80は、断面形状が略半円状とされ、覆い部材74の長手方向に沿って設けられている。これにより、クリーニング部材80は、覆い部材74とハウジング14との間に挟持された状態となり、フレーム62がレール部材64上をスライドしたとき、クリーニング部材80でシールガラス18の上面が払拭されるようになっている。なお、クリーニング部材80の材質は、ゴム、紙、繊維などが挙げられる。
一方、フレーム62は、把持部62Aと、把持部62Aから二又に分かれ、ハウジング14と平行に延びる保持部62Bとで構成されており、平面視で略Y字状とされている。このフレーム62の保持部62Bは、光走査装置12のハウジング14に設けられたレール部材64に保持されている。
レール部材64は、光走査装置12のハウジング14の上面の両端に、シールガラス18の幅方向と平行に設置されている。また、レール部材64は、断面形状が略L字状とされており、レール部材64の一方の板面64Aには、複数(本実施形態では二箇所)の孔部66が形成されている。この孔部66には、ネジ68が挿通されるようになっている。そして、孔部66に挿通されたネジ68をハウジング14の上面に穿設されたネジ孔70に螺合させることで、レール部材64がハウジング14の上面に固定される。
レール部材64の一方の板面64A上に、フレーム62の保持部62Bが載置されたとき、保持部62Bの側面は、レール部材64の他方の板面64Bに当接する。これにより、フレーム62は、レール部材64によって保持されながら、レール部材64の長手方向に沿って(シールガラス18の幅方向、すなわち、矢印C方向に)スライドするようになっている。
フレーム62の保持部62Bと把持部62Aの接合部には板材82が設けられている。板材82は、中央部分に矩形状の開口部82Aが形成されており、この開口部82Aには、フレーム62の保持部62Bが挿通され、後述する保持部材88に図示しないネジで固定されている。
また、把持部62Aの略中央部分には溝部84が形成されている。この溝部84には、板材86が設けられている。板材86は、切欠86Aが形成されて略コ字状とされ、切欠86Aの縁部を溝部84に係合させることで、板材86が溝部84に嵌め込まれている。これにより、板材86は、フレーム62の移動に伴って移動する構成となっている。
また、ハウジング14の側壁14Aには、保持部材88が取り付けられている。保持部材88は、クランク状の板材とされており、一方の端片88Aにはネジ孔88Bが形成されている。このネジ孔88Bに挿通されたネジ90を、ハウジング14の側壁14Aに穿設されたネジ孔88Bに螺合させることで、保持部材88がハウジング14の側壁14Aに固定される。
保持部材88の他方の端片88Cには、矩形状の開口部88Dが形成されている。この開口部88Dには、フレーム62の把持部62Aが挿通される。これにより、フレーム62は、保持部材88の開口部88Cと、板材82の開口部82Aに挿通されて、光走査装置12のハウジング14の上部に、シールガラス18の幅方向にスライド可能に保持されている。そして、フレーム62が矢印C方向に移動した場合、板材86が保持部材88の端片88Cに当たって、フレーム62の移動が阻止されるようになっている。
また、板材82と板材86の間にはコイルスプリング92が設けられている。これにより、図2に示すように、フレーム62を光走査装置12のハウジング14に保持させ、ドアカバー52を閉じ、フレーム62の把持部62Aの先端をドアカバー52の裏面で押すことで、フレーム62は、矢印C方向に付勢される。
図5(A)及び図6(A)には、ドアカバー52を閉めた状態における、清掃部材61のシールガラス18に対する位置関係が示されている。また、図5(B)及び図6(B)には、ドアカバー52を開放した状態における、清掃部材61のシールガラス18に対する位置関係が示されている。
図5(A)及び図6(A)に示すように、ドアカバー52を閉めた状態では、清掃部材61はシールガラス18よりも矢印C方向と反対方向に退避し、レーザ光Lを遮らないようになっている。
このとき、クリーニング部材80は、覆い部材74の把持部62A側の端部に設けられており、ドアカバー52を閉めた状態では、クリーニング部材80は、窓部16の矢印C方向と反対方向の縁部に位置している。また、コイルスプリング92は、図7(A)に示すように、縮んだ状態になっている。
ドアカバー52を開放すると、図7(B)に示すように、コイルスプリング92が伸びて、図5(B)及び図6(B)に示すように、清掃部材61は矢印C方向に移動する。これにより、クリーニング部材80がシールガラス18の表面を矢印C方向に払拭しながら移動する。これにより、シールガラス18の表面に付着した塵や埃等が、クリーニング部材80によって除去される。
クリーニング部材80が矢印C方向に移動して、窓部16の矢印C方向の縁部に位置すると、シールガラス18は覆い部材74によって覆われた状態となる。これにより、クリーニング部材80でシールガラス18の表面を払拭している際に、光走査装置12から出射されたレーザ光Lが光走査装置12の外側に漏れないようになっている。
ドアカバー52を閉めると、清掃装置60の把持部62Aがドアカバー52に押され、清掃部材61が矢印Cと反対方向に移動する。これにより、クリーニング部材80は元の位置に移動する。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
光走査装置12のハウジング14の窓部16を閉塞するシールガラス18を清掃するとき、清掃装置60の清掃操作をオペレータ操作面(用紙カセット42を引き出したり、オペレータが画像形成装置10の操作を行う面)側から行うことで、画像形成装置10が設置される領域とオペレータ操作スペースのみを確保すればよく、画像形成装置10の設置面積が少なくなる。また、清掃装置60の清掃操作と、コントロールパネルの操作や画像を形成するユニットを交換する作業を、同一方向から行うことができる。
さらに、シールガラス18を光走査装置12に取り付けた状態でシールガラス18を清掃することができるので、清掃時に窓部16から光走査装置12内に塵や埃が入り込むことがない。また、シールガラス18を光走査装置12から取り出す必要がないので、シールガラス18に傷がつきにくい上に、シールガラス18を光走査装置12から取り出す工程がないので、清掃作業が楽になる。
さらに、シールガラス18の長手方向と直交する方向、換言すれば、シールガラス18の幅方向に沿って清掃装置60を移動させることで、清掃装置60の移動範囲が、シールガラス18の長手方向に沿って移動させた場合と比較して小さい。これにより、清掃装置60を移動させるためのスペースも必要としないので、画像形成装置10が大型にならない。
また、画像形成装置10のドアカバー52の開放動作に連動して移動する覆い部材74によって、ドアカバー52を開放した際にシールガラス18が閉塞されるので、画像形成装置10のドアを開放したとき、光走査装置12から出射された光ビームが、作業者の目に入る恐れがない。さらに、ドアを開放したときや、画像を形成するユニットの交換の際に、トナーおよび埃等がシール部材に付着するのを防止できる。
また、画像を形成するユニット(例えば感光体ドラム26やロータリー現像装置30等)の交換を行う際にドアカバー52を開くと、清掃部材61が移動してシールガラス18の清掃が行われる。したがって、画像を形成するユニットの交換と、シールガラス18の清掃が同時に行われるので、操作性が向上する。
さらに、光走査装置12が感光体ドラム26の下方に配置されていることで、上方から落ちるトナー等でシールガラス18が汚れやすい構成となるが、このような構成においても、画像欠陥の回復作業が迅速に行える。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図8(A)には、通常時(ドアカバー52を閉じている状態)における、清掃装置150の清掃部材151と、シールガラス18に対する位置関係が示されている。また、図8(B)には、清掃部材151をスライドさせた状態における、清掃部材151のシールガラス18に対する位置関係が示されている。
図8(A)に示すように、清掃装置150を構成するフレーム62の先端には、つまみ部材152が設けられている。このつまみ部材152を把持して、矢印D方向に移動させる構成となっている。
また、覆い部材74のつまみ部材152側と反対方向の端部には、清掃部材151が設けられている。清掃部材151は覆い部材74を備えており、この覆い部材74のハウジング14に対向する面には、クリーニング部材154が設けられている。クリーニング部材154は、覆い部材74の矢印D方向側の端部に、覆い部材74の長手方向に沿って設けられている。通常時(印字時、ドアカバー52を閉じている状態のとき)は、図9(A)に示すように、コイルスプリング92は伸びた状態となっており、クリーニング部材154は、窓部16の矢印D方向と反対側の縁部に位置している。
図8(B)に示すように、ドアカバー52を開いてつまみ部材152を把持し、清掃部材151を矢印D方向に移動させると、クリーニング部材154も矢印D方向に移動して、シールガラス18の表面を払拭する。
そして、クリーニング部材154が矢印D方向に移動して、窓部16の矢印D方向の縁部に位置し、シールガラス18は覆い部材74によって覆われた状態となる。これにより、クリーニング部材154でシールガラス18の表面を払拭している際に、光走査装置12から出射されたレーザ光Lが光走査装置12の外側に漏れないようになっている。
このとき、図9(B)に示すように、コイルスプリング92は縮んだ状態となっており、矢印C方向に付勢されている。これにより、つまみ部材152を矢印D方向に押していた力を解放すると、コイルスプリング92の付勢力によって、清掃部材151は、図8(A)に示す位置に移動する。
なお、本実施形態では、画像形成装置10の、シールガラス18の幅方向側の側面にドアカバー52が設けられた構成で説明したが、シールガラス18の長手方向側の側面にドアカバーが設けられた構成でも、本発明を採用することができる。例えば、フレーム62の把持部62Aに、シールガラス18の長手方向に沿って部材を取り付け、この部材をシールガラス18の長手方向に直交する方向に移動させることで、清掃装置60を移動させる構成としてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材を光学走査装置に取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材の側面図であり、(A)ドアカバーを閉めた状態のときの清掃部材の位置を示す図であり、(B)ドアカバーを開放した状態のときの清掃部材の位置を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材の上面図であり、(A)ドアカバーを閉めた状態のときの清掃部材の位置を示す図であり、(B)ドアカバーを開放した状態のときの清掃部材の位置を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材の部分側面図であり、(A)ドアカバーを閉めた状態のときの清掃部材の位置を示す図であり、(B)ドアカバーを開放した状態のときの清掃部材の位置を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材の側面図であり、(A)ドアカバーを閉めた状態のときの清掃部材の位置を示す図であり、(B)ドアカバーを開放した状態のときの清掃部材の位置を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置に搭載される清掃部材の部分側面図であり、(A)ドアカバーを閉めた状態のときの清掃部材の位置を示す図であり、(B)ドアカバーを開放した状態のときの清掃部材の位置を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 光走査装置
14 ハウジング(筐体)
16 窓部(開口部)
18 シールガラス(シール部材)
26 感光体ドラム(像担持体)
52 ドアカバー(開閉部材)
60 清掃装置
62 フレーム(清掃装置)
62A 把持部(清掃装置)
62B 支持部(清掃装置)
61 清掃部材
74 覆い部材(清掃部材、板材)
80 クリーニング部材(清掃部材、清掃部)
150 清掃装置
151 清掃部材
154 覆い部材(清掃部材、板材)

Claims (6)

  1. 光源から出射された光ビームを像担持体上に結像させる光学部品と、前記光学部品を収容する筐体と、前記筐体に設けられ前記光ビームが像担持体に向けて出射される長方形状の開口部と、前記開口部を閉塞する透光性のシール部材と、前記シール部材の表面を清掃する清掃装置と、を有する光走査装置を備えた画像形成装置において、
    前記清掃装置の清掃操作を、オペレータ操作面側から行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記清掃装置は、前記シール部材の長手方向に沿って設置され、該シール部材の長手方向に直交する方向に移動する清掃部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記清掃部材は、前記シール部材を覆うサイズの板材と、該板材の幅方向の一端に該板材の長手方向に沿って取り付けられた清掃部と、を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記清掃装置は、前記シール部材を避けて前記清掃部材の長手方向の両端に連結される支持部材と、該支持部材へ連結され、前記清掃部材を移動させる把持部材と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記把持部材は、画像形成装置のドアの開放動作に連動して移動し、前記板材で前記シール部材を閉塞することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記光走査装置は、前記像担持体の下方に配置されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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