JP2006214035A - 透明シリコーンマイクロエマルション - Google Patents

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Abstract

【課題】 繊維に直接マイクロエマルション原液が付着してもしみ(オイルスポット)ができない透明なシリコーンマイクロエマルションの提供。
【解決手段】 (a)シリコーンオイル、(b)非イオン性界面活性剤、(c)式(1)で表される(ポリ)オキシアルキレンフェニルエーテル、及び水を含有する透明シリコーンマイクロエマルション。
【化1】
Figure 2006214035

[式中、Rは水素原子又はメチル基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数を示す1〜10の数である。]
【選択図】 なし

Description

本発明は、透明シリコーンマイクロエマルションに関する。
従来、天然繊維、再生繊維、半合成繊維、合成繊維、無機繊維などの繊維材料に、柔軟性、平滑性、防しわ性、伸長−回復性、撥水性のような諸性質を付与するためシリコーンエマルションが使用されてきた。しかし、シリコーンエマルションは、水に希釈した処理液が繊維に付着した場合あるいは繊維に直接付着するとしみ(オイルスポット)を生じる欠点がある。
特許文献1には、シリコーンオイル、ノニオン系界面活性剤、フェノキシエタノール類を含有する、少量の界面活性剤で安定なシリコーンオイルエマルションを作製する技術が開示されているが、しみに関する記述がなく、この文献に記載されている組成ではしみを防ぐことはできない。
特許文献2及び3にはオイルスポットの発生がないシリコーンマイクロエマルションの製造方法が開示されている。このエマルションは、希釈液の安定性は高く繊維に付着してもしみにはなりにくいが、マイクロエマルション原液が直接、繊維に付着した場合のしみを防ぐことはできない。
特開2000−169705号公報 特開平10−140480号公報 特開平9−53016号公報
本発明の課題は、特別な乳化装置、乳化方法を必要とせず、乳化安定性が良好で、繊維に直接マイクロエマルション原液が付着してもしみ(オイルスポット)ができない透明なシリコーンマイクロエマルションを提供することにある。
本発明は、(a)シリコーンオイル、(b)非イオン性界面活性剤、(c)式(1)で表される(ポリ)オキシアルキレンフェニルエーテル、及び水を含有する透明シリコーンマイクロエマルションを提供する。
Figure 2006214035
[式中、Rは水素原子又はメチル基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数を示す1〜10の数である。]
本発明の透明シリコーンマイクロエマルションは、乳化安定性が良好で、繊維に直接マイクロエマルション原液が付着してもしみ(オイルスポット)を生じることがなく、繊維製品処理用として特に有用である。
[(a)成分]
(a)成分のシリコーンオイルとしては、非硬化性あるいは硬化性のシリコーンオイルを用いることができ、この25℃における粘度が、乳化を容易にする観点から、1〜50,000,000mm2/sの範囲が好ましく、5〜1,000,000mm2/sの範囲が更に好ましい。
非硬化性シリコーンオイルとしては、その分子構造が、直鎖状、一部分岐を有する直鎖状、環状、分岐鎖状等のシリコーンオイルが例示され、特に直鎖状のシリコーンオイルが好ましい。非硬化性シリコーンオイルとして、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル(3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン共重合体等の非官能性のシリコーンオイルや、ケイ素原子結合加水分解性基を有するシリコーンオイル、シラノール基を有するシリコーンオイル、脂肪族不飽和基を有するシリコーンオイル、長鎖アルキル基を有するシリコーンオイル、ポリエーテル基を有するシリコーンオイル、アミド基を有するシリコーンオイル、カルボン酸基を有するシリコーンオイル、アミノ基を有するシリコーンオイル、メルカプト基を有するシリコーンオイル、エポキシ基を有するシリコーンオイル等が例示される。
硬化性シリコーンオイルとしては、それ自体で硬化するシリコーンオイルや硬化触媒や架橋剤の添加により硬化するシリコーンオイルが例示される。この硬化機構としては、例えば、縮合反応、ヒドロシリル化反応、有機過酸化物によるラジカル反応、紫外線によるラジカル反応が挙げられ、硬化反応による副生成物がなく、反応性が高いことから、特に、ヒドロシリル化反応であることが好ましい。縮合反応硬化性のシリコーンオイルとしては、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水酸基、あるいはアルコキシ基、オキシム基、アセトキシ基、アミノキシ基等の加水分解性基を有するオルガノポリシロキサン、さらにこのシリコーンオイルに、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水酸基、あるいはアルコキシ基、オキシム基、アセトキシ基、アミノキシ基、あるいは水素原子を有するシラン系又はシロキサン系の架橋剤、及び有機錫化合物、有機チタン化合物等の縮合反応触媒を混合してなるシリコーンオイルが例示される。また、ヒドロシリル化反応硬化性のシリコーンオイルとしては、一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン、及び一分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシロキサンからなるシリコーンオイル、さらにこのシリコーンオイルにヒドロシリル化反応用触媒を混合してなるシリコーンオイルが例示される。
これら(a)成分の中では、非硬化性シリコーンオイルが好ましく、アミノ基を有するシリコーンオイル(以下アミノ変性シリコーンという)、ポリエーテル基を有するシリコーンオイル(以下ポリエーテル変性シリコーンという)、ジメチルシリコーンが更に好ましい。
アミノ変性シリコーンとしては、25℃の動粘度(オストワルト型粘度計で求めることができる)が、好ましくは100〜20000mm2/s、より好ましくは200〜10000mm2/s、特に好ましくは500〜5000mm2/sであり、アミノ当量(窒素原子1つ当りの分子量、アミノ当量=分子量/N原子数で求められる。分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリスチレンを標準として求めた値であり、窒素原子数は元素分析法により求めることができる)が、好ましくは400〜8000、より好ましくは600〜5000、特に好ましくは800〜3000の化合物が好適である。
アミノ変性シリコーンの好適な具体例として、一般式(2)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2006214035
[式中、R2aは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシ基、−OR2d(ここでR2dは炭素数1〜3のアルキル基)又は水素原子を示し、R2bは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシ基又は水素原子を示す。Aは少なくとも1つのアミノ基を有する側鎖を示し、R2cは炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を示す。aは10〜10,000の数、bは1〜1,000の数を示し、重量平均分子量が2,000〜1,000,000となる数を示す。尚、R2a、R2b、R2c、R2dはそれぞれ同一でも異なっていても良く、また複数個のR2bは同一でも異なっていても良い。]
一般式(2)において、R2aはメチル基又はヒドロキシ基が好ましく、R2bはメチル基又はヒドロキシ基が好ましく、R2cはメチル基又は水素原子が好ましく、R2dはメチル基が好ましい。重量平均分子量は、好ましくは5,000〜100,000、特に好ましくは8,000〜50,000である。ここで、重量平均分子量はポリスチレンを標準としてゲルパーミエーションクロマトグラフィーで求めることができる。アミノ基を有する側鎖Aとしては、下記のものを挙げることができる。
−C36−NH2
−C36−NH−C24−NH2
−C36−NH−[C24−NH]w1−C24−NH2
−C36−NH(CH3
−C36−NH−C24−NH(CH3
−C36−NH−[C24−NH]w2−C24−NH(CH3
−C36−N(CH3)2
−C36−N(CH3)−C24−N(CH3)2
−C36−N(CH3)−[C24−N(CH3)]w3−C24−N(CH3)2
−C36−NH−cyclo-C511
ここでw1、w2、w3はそれぞれ1〜30の数である。
アミノ変性シリコーンの具体的に好ましい化合物としては、信越化学工業(株)製アミノ変性シリコーンKF864(粘度1700mm2/s(25℃)、アミノ当量3800)、KF868(粘度90mm2/s(25℃)、アミノ当量8800)、KF8003(粘度1850mm2/s(25℃)、アミノ当量2000)、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製アミノ変性シリコーンDC2−8630(粘度1500mm2/s(25℃)、アミノ当量4300)等を挙げることができる。
ポリエーテル変性シリコーンとしては、1%水溶液の曇点が80℃以下、好ましくは70℃以下の化合物が好適である。曇点がこのような範囲にある化合物は水溶性が比較的低いため繊維製品に吸着しやすい。また、ポリエーテル変性シリコーンの25℃における動粘度は100〜6000mm2/sが好ましく、200〜6000mm2/sが更に好ましく、500〜5500mm2/sが特に好ましい。
ポリエーテル基としてはポリオキシエチレン基やポリオキシプロピレン基、オキシエチレン基とオキシプロピレン基がブロック状又はランダムに付加したポリオキシアルキレン基が好適であり、シリコーン主鎖にポリエーテル基がグラフトした化合物、シリコーンとポリエーテル基がブロック状に結合した化合物を用いることができる。
ポリエーテル変性シリコーンの好適な具体例として、下記一般式(3)で表される化合物、一般式(4)で表される化合物、及び一般式(5)で表される化合物を挙げることができる。
Figure 2006214035
[式中、xは100〜600の数、x、y及びzは、x:y=100:1〜10:1、且つy:z=1:10〜10:1となる数である。R3aは炭素数1〜4のアルキル基であり、複数個のR3aはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。R3bは炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基又はアルコキシ基であり、2個のR3bは同一でも異なっていてもよい。Dは下記式(i)で表される基又は式(i)で表される基と式(ii)で表される基の混合基であり、後者の場合、D中の式(ii)で表される基の割合は50モル%以下である。
Figure 2006214035
(式中、pは2〜6の数、R3cは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、qは1〜6の数、rは1〜20の数、sは0〜20の数、R3dは炭素数1〜18のアルキル基を示し、オキシエチレン基とオキシプロピレン基はランダム付加でもブロック付加でも良い。)
Eは、式(iii)
−(CH2)t−O−(C24O)u−(C36O)v−R3e (iii)
(式中、R3eは炭素数1〜20のアルキル基、tは2〜6の数、uは1〜20の数、vは0〜20の数を示し、オキシエチレン基とオキシプロピレン基はランダム付加でもブロック付加でも良い。)で表される基又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。]
Figure 2006214035
[式中、R4a及びR5cは炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシ基であり、これらは同一又は異なっていてもよい。R4c及びR5aは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシ基であり、EO、POはそれぞれエチレンオキシ基、プロピレンオキシ基であり、R4b及びR5bは炭素数2〜5のアルキレン基である。c,d,e,f,g,h,i,j,k及びlは、本発明の好ましい粘度、好ましい曇点の範囲になるように選択される。なお、d、e及びg+iは1以上の数である。]
ポリエーテル変性シリコーンの具体的に好ましい化合物としては、信越化学工業(株)製KF−351、KF−352、KF−353、KF−6009、KF−6011、KF−6012、KF−6015、KF−6017、KF−6025、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製SH−3775M、SH−3748、SH−3749、日本ユニカー(株)製L−7001、FZ−2203、FZ−2222、GE東芝シリコーン(株)製TSF4445、TSF4446、TSF4460を挙げることができる。
ジメチルシリコーンの好適な具体例としては、下記一般式(6)
Figure 2006214035
[式中、R6aは互いに同一でも異なってもよい水素原子又は置換もしくは非置換の一価の炭化水素基、mは0以上の数である。)
で表される化合物が挙げられる。
具体的に好ましいジメチルシリコーンは、TSF451−10A〜1MA(GE東芝シリコーン(株)製)、SH200C−10cs〜1万cs(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製)、KF96A−10〜KF96A−1万(信越化学工業(株)製)を挙げることができる。
[(b)成分]
(b)成分の非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン(以下POEと略記する)ソルビタンモノラウレート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類;POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエート、POEモノステアレート、POEジステアレート、POEジオレエート、エチレングリコールジステアレート等のPOE脂肪酸エステル類;POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;プルロニック(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール)等のプルロニック型非イオン性界面活性剤、POE・ポリオキシプロピレン(以下POPと略記する)セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類;テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。さらにシリコーン系非イオン性界面活性剤も用いることができ、例えば、ジメチルポリシロキサン-ポリエチレングリコール類、ジメチルポリシロキサンポリエチレン類等が挙げられる。
これらの非イオン性界面活性剤の中では特にPOE(及び/又はPOP)アルキルエーテル型非イオン性界面活性剤が好適であり、オキシアルキレン基の数平均付加モル数が4〜200、アルキル基の炭素数が8〜32のPOE(及び/又はPOP)アルキルエーテル型非イオン性界面活性が更に好ましい。これらの非イオン性界面活性剤は、1種又は2種以上を混合して用いても良い。
(b)成分として特に好ましいものは、オキシアルキレン基の数平均付加モル数が50〜200、好ましくは70〜180、アルキル基の炭素数が14〜32、好ましくは16〜24のPOE(及び/又はPOP)アルキルエーテル型非イオン性界面活性で、HLBが16以上、好ましくは17〜19.8で、かつ融点が30〜80℃、好ましくは40〜75℃の非イオン性界面活性剤を少なくとも1種含有するものである。
尚、本発明において、HLBはグリフィン法で算出されるHLBであり、融点は下記方法で測定した値である。
<融点の測定法>
サンプル0.5gを容量10mLのガラス製スクリュー管(No.3、21mm×45mm)に入れ(1つのサンプルについて5本)、大気圧下で密栓する。1種のサンプルについて、30℃、40℃、50℃、60℃、70℃の恒温槽に各1本づつ(計5本)栓口を上方にして立てて保存し、24時間後に状態を観察する。サンプルが完全に透明な液体になっているものは保存温度が融点以上であると判定し、各サンプルについて融点の範囲を決定する。次に、温度調整可能な水浴を用意し、予め5℃の恒温室に24時間保存した各サンプルを密栓したまま容器の底から半分以上を浸す。予想される温度範囲の下限より5℃下から30分に1℃の速度で水浴の温度を上昇させる。サンプルが完全に透明になった時の温度を融点とする。
[(c)成分]
(c)成分の上記式(1)で表される(ポリ)オキシアルキレンフェニルエーテルにおいて、Rは水素原子又はメチル基であり、水素原子が好ましい。nは1〜10の数であり、1〜5の数が好ましく、3が更に好ましい。この(ポリ)オキシアルキレンフェニルエーテルは、純度が95質量%以上、さらには98質量%以上、特には99質量%以上のものを用いることが好ましい。
本発明の(c)成分は、(a)成分が繊維に直接付着しても、しみ(オイルスポット)の発生を防止することができる成分であり、さらに本発明のエマルションの安定性を向上させることができる成分であり、さらに(c)成分自体、防腐剤として作用することができる成分である。
[透明シリコーンマイクロエマルション]
本発明の透明シリコーンマイクロエマルションは、上記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び水を含有する。
尚、本発明でいう透明とは、測定セルの光路長10mmの石英セルを使用し、対照側セルにイオン交換水を入れた場合に660nmの波長の光透過率が90%以上であることをいう。
また、本発明において、マイクロエマルションとは、エマルション中の乳化粒子の平均粒径が300nm以下のエマルションを言い、本発明のシリコーンマイクロエマルション中の乳化粒子の平均粒径は、10〜200nmが好ましく、30〜100nmが更に好ましい。ここで乳化粒子の平均粒径は、動的光散乱法により測定したものであり、具体的にはNICOMP−270(HICA/ROYOC社製)によって測定したものである。
本発明のシリコーンマイクロエマルション中の(a)成分の含有量は、0.1〜20質量%が好ましく、1〜10質量%が更に好ましい。(b)成分の含有量は0.1〜20質量%が好ましく、1〜15質量%が更に好ましい。(c)成分の含有量は0.1〜15質量%が好ましく、1〜10質量%が更に好ましく、3〜7質量%が特に好ましい。
また、本発明のシリコーンマイクロエマルション中の(a)成分と(c)成分の配合割合は、繊維製品へ処理した際のしみを抑制する観点から、質量比で、(a)/(c)=50/1〜1/20が好ましく、30/1〜1/10が更に好ましく、10/1〜1/5が特に好ましい。
本発明の透明シリコーンマイクロエマルションは、好ましい外観を得る目的、貯蔵安定性を改善する目的から、水溶性有機溶剤((d)成分)を含有することができる。水溶性有機溶剤としては、エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル、グリセリン、ジプロピレングリコール等が挙げられる。
本発明の透明シリコーンマイクロエマルションは、好ましい外観を得る目的、貯蔵安定性を改善する目的から、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤((e)成分)を含有することが好ましい。
陰イオン性界面活性剤としては、アルキル基の炭素数10〜15のアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル基の炭素数10〜16のアルキル硫酸エステル塩、炭素数10〜16のアルキル基と数平均付加モル数1〜6のオキシエチレン基を有するポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、炭素数10〜15のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数10〜16のα−スルホ脂肪酸のメチルエステル塩等を挙げることができる。
陽イオン性界面活性剤としては、アルキル基の炭素数10〜18の塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、アルキル基の炭素数10〜18の塩化アルキルトリメチルアンモニウム等を挙げることができる。
両性界面活性剤としては、アルキル基の炭素数10〜18のアルキルジメチルアミンオキサイド、アルカノイル基の炭素数が10〜18のアルカノイルアミドプロピルジメチルアミンオキサイド、アルキル基の炭素数が10〜18のN−アルキル−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)アンモニウムベタイン、N−アルキル−N,N−ジメチル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、アルカノイル基の炭素数が10〜18のN−アルカノイルアミノプロピル−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)アンモニウムベタイン、N−アルカノイルアミノプロピル−N,N−ジメチル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン等を挙げることができる。
本発明では、好ましい外観を得る目的、貯蔵安定性を改善する目的から、水溶性の酸((f)成分)を含有することが好ましい。水溶性の酸としては、塩酸、酢酸、クエン酸、乳酸、コハク酸、安息香酸等が挙げられる。
本発明の透明シリコーンマイクロエマルションは、繊維製品処理剤として有用であり、繊維製品に処理することにより、しみを生じさせずに、繊維製品に柔軟性、平滑性、防しわ性、伸長−回復性、撥水性のような諸性質を付与することができる。
処理される繊維は特に限定されず、木綿、麻、絹、羊毛、アンゴラ等の天然繊維、レーヨン、ベンベルグ等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ビニロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン弾性繊維等の合成繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、炭化ケイ素繊維等の無機繊維などが挙げられる。
実施例に用いた配合成分を以下にまとめて示す。尚、以下の例中の「部」及び「%」は、特記しない限り「質量部」、「質量%」である。
・(a)成分
(a)−1:KF864(信越化学工業(株)製アミノ変性シリコーン、粘度1700mm2/s(25℃)、アミノ当量3800)
(a)−2:DC2−8630(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製アミノ変性シリコーン、粘度1500mm2/s(25℃)、アミノ当量4300)
・(b)成分
(b)−1:炭素数12〜14の直鎖第一級アルコールにエチレンオキサイドを平均5モル、プロピレンオキサイドを平均2モル、エチレンオキサイドを平均3モルの順に付加させた非イオン性界面活性剤
(b)−2:ソフタノール30((株)日本触媒製、非イオン性界面活性剤)
(b)−3:ステアリルアルコールにエチレンオキサイドをアルコール1モル当たり平均140モル付加させた非イオン性界面活性剤(HLB19.2、融点60.9℃)
・(c)成分
(c)−1:ポリオキシエチレンフェニルエーテル(EO付加モル数:1)
(c)−2:ポリオキシエチレンフェニルエーテル(EO平均付加モル数:3)
・(d)成分
(d)−1:プロピレングリコール
(d)−2:ブチルジグリコール
(d)−3:グリセリン
・(e)成分
(e)−1:塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(アルキル基の炭素数12、14の混合物)
・(f)成分
(f)−1:塩酸
・その他成分
抗菌剤:プロキセルIB(アーチケミカルズ(株)製、20%水溶液)
キレート剤:エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム
色素:紫色201号
実施例1〜3及び比較例1〜2
ポリプロピレン製のプラスチックカップに、水、(b)成分、(d)成分、(e)成分、必要により(c)成分を仕込んだ。乳化機(ホモジナイザー(5000rpm)、羽根撹拌)で10分撹拌した後、(a)成分を少量ずつ加えた。投入終了後約30分撹拌した。撹拌を続けながらその他の成分を加えた後、(f)成分を滴下し所定のpHに調整した。十分撹拌し透明のシリコーンマイクロエマルションを得た。
得られたシリコーンマイクロエマルションを1/10濃度に水で希釈した乳化粒子の平均粒径を、NICOMP−270(HICA/ROYOC社製)により測定した。また、このシリコーンマイクロエマルションを用い、下記方法で繊維製品に処理し、しみの評価を行った。これらの結果を表1に示す。
<評価用繊維製品の前処理方法>
ワイシャツ(山喜(株)、ポリエステル50%/綿50%、色グレー)とTシャツ(川島商事(株)、granlobo、綿100%、緑色)を二槽式洗濯機(東芝銀河VH−360S1)で下記条件で5回繰り返し洗濯し、25℃−65%RH恒温恒湿室にて自然乾燥して評価用繊維製品とした。
・洗濯条件
市販洗剤(花王(株)アタック)濃度0.0667%、水道水20℃、36L使用、浴比1/20(評価用繊維製品に重量調整布として肌着(綿100%)0.8kgとワイシャツ(綿60/ポリエステル40)0.5kgを加え合計1.8kgとした。
洗濯10分−脱水3分−すすぎ(流水すすぎ、水量15L/分)8分−脱水3分の条件で5回繰り返し洗濯を行った。
<しみ評価方法>
上記、5回繰り返し洗濯し、25℃、65%RHの恒温恒湿室で自然乾燥したワイシャツとTシャツにシリコーンマイクロエマルションを約10cm2に0.5ml塗布し、25℃−65RH恒温恒湿室にて1時間乾燥した衣料を下記条件で洗濯し、12時間吊り干し乾燥した後、衣類に残ったしみ(オイルスポット)を目視判定した。しみ判定は、5人のパネラーで下記基準で判定した。
・処理条件
市販洗剤(花王(株)アタック)濃度0.0667%、水道水5℃、68L、浴比1/10(肌着とワイシャツを加え合計6.8kgとした。)、全自動洗濯機(日立NW−D8CX)で標準コース、洗濯5分、ためすすぎ2回、脱水4分の洗濯処理を行なった。シリコーンマイクロエマルションを塗布したワイシャツとTシャツを取りだし、ハンガーにかけ12時間吊り干し乾燥した。
・判定
5人のパネラーにより下記の基準で得点をつけ、平均点を求めた。
1点:しみがない
2点:ほとんどしみがない
3点:ややしみがある
4点:しみが目立つ
Figure 2006214035

Claims (5)

  1. (a)シリコーンオイル、(b)非イオン性界面活性剤、(c)式(1)で表される(ポリ)オキシアルキレンフェニルエーテル、及び水を含有する透明シリコーンマイクロエマルション。
    Figure 2006214035
    [式中、Rは水素原子又はメチル基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数を示す1〜10の数である。]
  2. シリコーンマイクロエマルション中の(c)成分の含有量が0.1〜15質量%である請求項1記載の透明シリコーンマイクロエマルション。
  3. (a)成分と(c)成分の質量比が、(a)/(c)=50/1〜1/20である請求項1又は2記載の透明シリコーンマイクロエマルション。
  4. シリコーンマイクロエマルション中の乳化粒子の平均粒径が10〜200nmである請求項1〜3いずれかに記載の透明シリコーンマイクロエマルション。
  5. 繊維製品処理用である請求項1〜4いずれかに記載の透明シリコーンマイクロエマルション。
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