JP2006213354A - 段ボール箱の開放蓋片押え金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成簡単で、安価に製造・販売でき、開放した蓋片を確実に開放状態を保持させることができ、誰にでも簡単に段ボール箱への装着ができる段ボール箱の開放蓋片押え金具を提供することにある。
【解決手段】段ボール箱10の隅部11に装着可能な開放蓋片押え金具1であって、1本の金属線材を屈曲形成して、段ボール箱の隅部11の内側に挿入する挿入杆部2と、挿入杆部2の上端から延びて段ボール箱10の隅部11の上端に載置する載置杆部2と、載置杆部2の一端から挿入杆部2に沿って段ボール箱10の隅部11の外側を下方に延びる外側杆部4と、外側杆部4の下端から延びて段ボール箱10の外側に開放させた蓋片9を押える押え杆部5と、この押え杆部から延びて上記蓋片9と隣接する開放させた蓋片9を押える押え杆部6と、からなる構成のものである。
【選択図】 図2
【解決手段】段ボール箱10の隅部11に装着可能な開放蓋片押え金具1であって、1本の金属線材を屈曲形成して、段ボール箱の隅部11の内側に挿入する挿入杆部2と、挿入杆部2の上端から延びて段ボール箱10の隅部11の上端に載置する載置杆部2と、載置杆部2の一端から挿入杆部2に沿って段ボール箱10の隅部11の外側を下方に延びる外側杆部4と、外側杆部4の下端から延びて段ボール箱10の外側に開放させた蓋片9を押える押え杆部5と、この押え杆部から延びて上記蓋片9と隣接する開放させた蓋片9を押える押え杆部6と、からなる構成のものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、各種の物品を出し入れする時に、段ボール箱の蓋片を開放状態に保持するための段ボール箱の開放蓋片押え金具に関するものである。
一般に各種の物を詰めて運搬したり保管したりする場合には段ボール箱が使用されている。この段ボール箱は周知のように、四角形状に形成した段ボール箱本体の上下の各開口縁の辺にそれぞれ蓋片が形成されていて、開口縁の各辺を折り目にして折畳めるようにしてある。段ボール箱に物を詰める場合は、段ボール箱本体の片方の開口縁の各辺の蓋片を段ボール箱本体側に折畳んでテープや止め金等で止め、段ボール箱本体の片側の開口を閉鎖して段ボール箱の底部とし、他方の開口縁の各辺の蓋片を外側に折り目から折り倒し、さらに、この開口から段ボール箱本体内に物品を詰めて再び外側に開放させていた各蓋片を開口側に折り畳んで蓋をし、テープや止め金等で止めている。また、この段ボール箱に詰めた物品を取り出す場合は、テープや止め金等を外して各蓋片を外側に折り目から折り倒して中の物品を取り出している。
しかしながら、段ボール箱に物品を詰める場合に、折畳まれていた段ボール箱を上記のようにして組み立て、開口側の各蓋片を折り目から外側に倒しても、各蓋片が開口に対して直立した状態になるか、やや内側に倒れた状態になる。そのため蓋片が邪魔になって詰め込み作業がし難くなる。そこで、各蓋片が上記の開口の外側に確実に倒れた状態になるように、各蓋片に折り癖をつけて開口の外側に倒して上記作業を行なっている。しかし、その都度各蓋片に折り癖をつけて開口の外側に倒す作業は手間がかかり、段ボール箱への物品の詰め込み作業に必要以上に時間を要してしまうといった問題があった。
また、段ボール箱に詰められている物品を取り出す場合も、各蓋片を段ボール箱本体の外側に倒して開口を開けるが、この場合にも各蓋片に開口側に倒れるような折り癖がついてしまっていて、物品の取り出し作業をするのに蓋片を手で外側に押えて作業をするか、或いは各蓋片が開口の外側に倒れるように折り癖をつけた後に物品の取り出し作業を行なわねばならなかった。そのため、段ボール箱からの物品の取り出し作業にも必要以上に時間を要してしまうといった問題があった。
そこで、このような問題を解決して段ボール箱への物品の詰め込みや、取り出し作業を手間取ること迅速に行なえるようにするために、下記の特許文献に記載されているような各種の蓋保持具が開発されている。
しかしながら、特許文献1〜特許文献6に記載の段ボール箱の蓋開放固定具(クリツプ、押え具、ストッパー)は、金属板を形取りして形成したり、合成樹脂で成形したものであるため、製造コストが高くなり、重量的にも重くなり、また保管しておく場合も嵩張り、さらに、段ボール箱内に挿入する内側部材も幅のある大きなものであるので、挿入時に内容物を疵付けてしまうといった問題点を有している。
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、構成簡単で、安価に製造・販売でき、開放した蓋片を確実に開放状態を保持させることができ、誰にでも簡単に段ボール箱への装着ができる段ボール箱の開放蓋片押え金具を提供することにある。
上記のような目的を有効に達成するために請求項1に記載の本発明は、平面視四角形状の開口縁の各辺に沿ってそれぞれ折り曲げ自在に形成された蓋片を有する段ボール箱の隅部に装着可能な開放蓋片押え金具であって、所定長さの1本の金属線材を屈曲形成して、段ボール箱の隅部の内側に沿って段ボール箱内に挿入する挿入杆部と、挿入杆部の上端から延びて段ボール箱の隅部の上端に載置する載置杆部と、載置杆部の一端から挿入杆部に沿って段ボール箱の隅部の外側を下方に延びる外側杆部と、外側杆部の下端から延びて段ボール箱の外側に開放させた蓋片を押える押え杆部と、この押え杆部から延びて上記蓋片と隣接する開放させた蓋片を押える押え杆部とを備えたことを特徴とする段ボール箱の開放蓋片押え金具である。
また、請求項2に記載の本発明は、挿入杆部の下端に球部を備えたことを特徴とする請求項1記載の段ボール箱の開放蓋片押え金具である。
本発明は、所定長さの1本の金属線材を屈曲形成したものであるので、構成簡単で製造・販売を安価にすることができる。また、段ボール箱の隅部に装着する場合も、挿入杆部を段ボール箱の隅部の内側に沿って挿入するだけでよいので、誰にでも簡単に装着して、開放した
蓋片を押え杆部で押えて開放状態を保持させることができる。また、段ボール箱に対しては載置杆部を介して挿入杆部と外側杆部とで挟んだ状態にして装着するので、簡単に段ボール箱から外れることもなく、さらに蓋片の閉じようとする力に対しても金属線材で形成したものであるので、確実にかつ強く押えることができる。また、経年変化も殆どなく繰り返し長期間使用することができる。
蓋片を押え杆部で押えて開放状態を保持させることができる。また、段ボール箱に対しては載置杆部を介して挿入杆部と外側杆部とで挟んだ状態にして装着するので、簡単に段ボール箱から外れることもなく、さらに蓋片の閉じようとする力に対しても金属線材で形成したものであるので、確実にかつ強く押えることができる。また、経年変化も殆どなく繰り返し長期間使用することができる。
また、本発明は挿入杆部の下端に球部を備えているので、段ボール箱の隅部に装着するために、段ボール箱の中に挿入杆部を挿入していった際に、挿入杆部の下端で段ボール箱を疵付けてしまうといったことを防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基いて説明する。
図1は本発明の一例の開放蓋片押え金具を示す斜視図であり、図2は段ボール箱の対向する隅部に装着した使用時の斜視図であり、図3は段ボール箱の隅部に装着した状態を示す説明図である。
図1は本発明の一例の開放蓋片押え金具を示す斜視図であり、図2は段ボール箱の対向する隅部に装着した使用時の斜視図であり、図3は段ボール箱の隅部に装着した状態を示す説明図である。
図において、1は開放蓋片押え金具、2は挿入杆部、3は載置杆部、4は外側杆部、5、6は押え杆部、7で球部ある。この開放蓋片押え金具1は、平面視四角形状の開口縁8(図2、図3、図5参照)の各辺に沿ってそれぞれ折り曲げ自在に形成された蓋片9を有する段ボール箱10の隅部11に装着可能に形成されたものであって、この例では長さ54cm、径3mm(勿論、この長さ、径に限定されるものではなく、他の長さ、径であってもよい。)の1本の金属線材を屈曲して形成してある。
より具体的に説明すると、上記の挿入杆部2は、段ボール箱10の隅部11の内側に沿って、段ボール箱10の上端12から中に挿入するものであり、上記の載置杆部3は、挿入杆部2に対して直角方向に屈曲して上端部2aから少し延び、段ボール箱10の隅部11の上端部12に載置するように形成してある。
外側杆部4は、載置杆部3の一端部3aから直角方向に屈曲し、かつ上記の挿入杆部2と平行に、装着時に段ボール箱10の隅部11の外側に沿って下方に延びるように形成してある。外側杆部4の長さは、挿入杆部2の1/3位の長さである。
また、上記の一方の押え杆部5は、挿入杆部2と載置杆部3と外側杆部4とによって形成される空間面部13に対して、45度の方向に屈曲形成された横長長方形状の枠の部分であって、段ボール箱10の開口縁8から外側に折り曲げて開放した蓋片9を外側から押えるものである。この押え杆部5は、上記の外側杆部4に対して直角方向に屈曲させて下端4aから延び横長長方形状の長辺部14aを形成し、この長辺部14aの側端部14bから直角方向に屈曲させ、下方に挿入杆部2に対して平行に短辺部15を形成し、さらにこの短辺部15の下端部15aから直角方向に屈曲させ、上記長辺部14aと平行に同一長さの長辺部14cを形成して、上記した横長長方形状の枠にしたものである。
また、他方の押え杆部6は、上記した空間面部13を境に押え杆部5と90度の角度を以って形成された横長長方形状の枠の部分であり、押え杆部5と同形で同じ大きさのものであり、上記開放した蓋片9と隣接する他の蓋片9を同時に外側から押えるものである。この押え杆部6は、上記の長辺部14cの側端部14dから90度の角度を以って水平方向に延びて横長長方形状の下側の長辺部16aを形成し、この長辺部16aの側端部16bから直角に上方向に屈曲させ、挿入杆部2に対して平行に短辺部17を形成し、さらにこの短辺部17の上端部17aから外側杆部4の下端4a方向に直角に屈曲させて、上記長辺部16aと平行にかつ同一長さの長辺部17bを形成し、この長辺部17bの側端17cが上記の外側杆部4の下端4aに近接して、上記した横長長方形状の枠にしたものである。
さらに、上記の挿入杆部2の平坦な下端には、挿入杆部2の径より少し大きな径の鋼製の球部7を熱で溶着してある。
このような構成からなる開放蓋片押え金具1を使用して(図2、図3参照)、段ボール箱10の開放した各蓋片9を、開放した状態に保持するには、先ず段ボール箱10の所望の一隅部11に、段ボール箱10の上端12の上方に載置杆部3が位置するようにして開放蓋片押え金具1を配し、載置杆部3が段ボール箱10の上端12に当接するまで挿入杆部2を隅部11の内側に沿って挿入する。このようにして段ボール箱10に開放蓋片押え金具1を装着することにより、段ボール箱本体10aの外面と対峙するように開口縁8から外側に開放した隣接する両蓋片9は、両方の押え杆部5、6と段ボール箱本体10aとで挟むようにして外から押えられる。このことにより段ボール箱10の開口10bは、完全に開放された状態になる。
同様にして、上記の一隅部11と対角線上に対峙する他の隅部11aにも、上記と同様にして他の開放蓋片押え金具1を装着し、隣接する残りの両蓋片9を押えて、この両蓋片9の開放状態を保持する。
このように上記した開放蓋片押え金具1を2個使用することによって、段ボール箱10の開放した4枚の蓋片9を開放した状態に保持でき、段ボール箱10に物品を入れる作業や、段ボール箱10の中から物品を取り出す作業を容易に行なうことができる。
また、開放蓋片押え金具1は、1本の金属線材を屈曲して形成したものであり、載置杆部3、外側杆部4を介した挿入杆部2と両押え杆部5、6とに弾力性があり、段ボール箱10の隅部11に装着する場合にも、挿入杆部2に対し載置杆部3、外側杆部4を介して両押え杆部5、6を少し弾性変形させることができ、段ボール箱10への装着を容易に行なうことができる。
さらに、開放蓋片押え金具1は、上記したように金属線材で形成してあるので、安価に製造・販売でき、強度的のも優れ、繰り返し使用しても機能が損なわれることもなく、長期間使用することができる。また、軽くて持ち運びも容易であり、保管時に絡み合わせれば嵩張ることなく保管することができる。
図4は本発明の他の例の開放蓋片押え金具1であって、この例においては、押え杆部5,6の形状が上記した例の開放蓋片押え金具1と異なり、図示のように台形状の枠に形成してある。その他の構成は上記した例と同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。この構成の開放蓋片押え金具1も先の例のものと同様の作用効果を奏することができ、さらに先の例の押え杆部5,6に比べて大きい形の台形枠であるため、大きな蓋片に対して広い面を押えて、確実に蓋片の開放状態を保持させることができる。
1 開放蓋片押え金具
2 挿入杆部
3 載置杆部
4 外側杆部
5 押え杆部
6 押え杆部
7 球部
8 開口縁
9 蓋片
10 段ボール箱
11 隅部
2 挿入杆部
3 載置杆部
4 外側杆部
5 押え杆部
6 押え杆部
7 球部
8 開口縁
9 蓋片
10 段ボール箱
11 隅部
Claims (2)
- 平面視四角形状の開口縁の各辺に沿ってそれぞれ折り曲げ自在に形成された蓋片を有する段ボール箱の隅部に装着可能な開放蓋片押え金具であって、
所定長さの1本の金属線材を屈曲形成して、段ボール箱の隅部の内側に沿って段ボール箱内に挿入する挿入杆部と、挿入杆部の上端から延びて段ボール箱の隅部の上端に載置する載置杆部と、載置杆部の一端から挿入杆部に沿って段ボール箱の隅部の外側を下方に延びる外側杆部と、外側杆部の下端から延びて段ボール箱の外側に開放させた蓋片を押える押え杆部と、この押え杆部から延びて上記蓋片と隣接する開放させた蓋片を押える押え杆部とを備えたことを特徴とする段ボール箱の開放蓋片押え金具。 - 挿入杆部の下端に球部を備えたことを特徴とする請求項1記載の段ボール箱の開放蓋片押え金具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027628A JP2006213354A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | 段ボール箱の開放蓋片押え金具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005027628A JP2006213354A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | 段ボール箱の開放蓋片押え金具 |
Publications (1)
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JP2006213354A true JP2006213354A (ja) | 2006-08-17 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2006213354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104724346A (zh) * | 2013-12-20 | 2015-06-24 | 格力电器(郑州)有限公司 | 纸箱卡夹及具有其的纸箱组件 |
-
2005
- 2005-02-03 JP JP2005027628A patent/JP2006213354A/ja active Pending
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