JP2006213171A - 車両の車体下部構造 - Google Patents

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【課題】 燃料タンクの体積を確保及びフロアパネルの低床化の両立が困難な点を解決することで、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることを可能にするとともに、ダッシュボード下部のフットレスト近傍の剛性が要求されるときに、ダッシュボードの剛性を向上させつつ車体の軽量化を図ることを可能にする。
【解決手段】 サイドシル51L,51Rの前端近傍に且つ左右一対のサイドフレーム42L,42Rにエンジンルーム33と車室13を仕切るダッシュボード32を取付けた車両の車体下部構造において、左右一対のサイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部62内に燃料を貯留する燃料タンク35を設けた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車体前後方向にサイドフレームを延ばし、サイドフレームの両側にサイドシルを配置した車両の車体下部構造に関するものである。
車両の車体下部構造として、車体前後方向にサイドフレームを延ばし、サイドフレームの車幅外方にサイドシルを設けたものが実用に供されている。
実用の車両の車体下部構造は、車体前後方向にサイドフレームを延ばし、このサイドフレームの外側にアウトリガ(Outrigger)を取付け、このアウトリガの先端にサイドシルを取付けるようにすれば実用上十分であった。
このような車両の車体下部構造として、サイドフレームで挟み込むように燃料タンクを配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−25980号公報(第12頁、図1)
図10は従来の基本構成を説明する図であり、車両の車体下部構造230は、車体前後に且つ平行に左右一対のサイドフレーム231,231を延ばし、これらのサイドフレーム231,231に前後のクロスメンバ232,233を渡し、これらのサイドフレーム231,231及び前後のクロスメンバ232,233で囲んだ空間に燃料タンク234及び消音器235を配置したものである。
しかし、車両の車体下部構造230では、平行に配置したサイドフレーム231,231及び前後のクロスメンバ232,233で囲んだ空間に燃料タンク234及び消音器235を配置したものであり、消音器235を別配置しない限り、車幅方向に燃料タンク234を拡げることはできない。燃料タンク234の体積を増加させるためには、例えば、高さ方向に延ばすことも考えられるが、燃料タンク234を高さ方向に延ばした場合にはフロアパネルの低床化を図ることが困難になるという問題があった。
また、サイドフレーム231,231を車幅いっぱいに配置したものなので、例えば、エンジンルームと車室を仕切るダッシュボード下部のフットレスト近傍の剛性が要求される場合に、車体重量の増加を招くということもあった。
すなわち、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができるとともに、ダッシュボードの剛性を確保しつつ車体の軽量化を図ることができる車両の車体下部構造が望まれる。
本発明は、燃料タンクの体積を確保及びフロアパネルの低床化の両立が困難な点を解決し、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができる車両の車体下部構造を提供するとともに、ダッシュボード下部のフットレスト近傍の剛性が要求されるときに、ダッシュボードの剛性を向上させつつ車体の軽量化を図ることができる車両の車体下部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体前後方向に左右一対のサイドフレームを延ばし、これらのサイドフレームの車幅外方にそれぞれアウトリガを介して左右のサイドシルを取付け、これらのサイドシルの前端近傍に且つ左右一対のサイドフレームにエンジンルームと車室を仕切るダッシュボードを取付けた車両の車体下部構造において、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部内に燃料を貯留する燃料タンクを設けたことを特徴とする。
例えば、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができるとすれば、所定の燃料貯留量を維持できるとともに車両の乗降の利便性を向上できるので好ましいことである。また、ダッシュボード下部のフットレスト近傍の剛性が要求されるときに、例えば、補強部材などを用いずに剛性を確保できるとすれば、車体の軽量化を図ることができるので好都合である。
そこで、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部内に燃料を貯留する燃料タンクを設けることで、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができる。
また、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成することで、例えば、ダッシュボード下部のフットレスト近傍にサイドフレームを通すことができ、例えば、補強部材などを用いずに剛性を確保できる。
請求項2に係る発明は、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体前方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状の前部拡幅部内に動力源を配置したことを特徴とする。
左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体前方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状の前部拡幅部内に動力源を配置することで、動力源を車幅方向に設けることができる。この結果、車両前後の長さ(全長)を短くすることができるとともに、例えば、フロントサイドフレームをダッシュボード前後で連続的に接続させ、フットレスト近傍までサイドフレームを配置することができ、衝突性能の向上を図ることができるという利点がある。
請求項1に係る発明では、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部内に燃料を貯留する燃料タンクを設けたので、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができる。この結果、所定の燃料貯留量を維持できるとともに車両の乗降の利便性を向上できる利点がある。
また、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成したので、例えば、ダッシュボード下部のフットレスト近傍にサイドフレームを通すことができ、例えば、補強部材などを用いずに剛性を確保できる。この結果、車体の軽量化を図ることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体前方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状の前部拡幅部内に動力源を配置したので、動力源を車幅方向に設けることができる。この結果、車両前後の長さ(全長)を短くすることができるとともに、例えば、フロントサイドフレームをダッシュボード前後で連続的に接続させ、フットレスト近傍までサイドフレームを配置することができ、衝突性能の向上を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車体下部構造を採用した車両の斜視図であり、10は車両、12は車体フレーム、13は車室、14はフロントバンパ、15はフロントフェンダ、16は前輪、17は後輪、18は前ドア、19は後ドア、21はテールゲート、22はリヤバンパ、23はボンネット、24はルーフである。
本発明に係る車両の車体下部構造は、車体後方に向けて左右一対のサイドフレーム42L,42Rを平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した部分に燃料を貯留する燃料タンク35を設ける構造である。
図2は本発明に係る車両の車体下部構造の斜視図であり、車両の車体下部構造40は、車体フレーム12と、この車体フレーム12に取付けたフロアパネル31と、このフロアパネル31の前部に設けたダッシュボード32と、フロアパネル31の下部に配置した燃料タンク35と、から構成する。
フロアパネル31は、車体フレーム12の上に略平坦に取付けた部材である。
ダッシュボード(ダッシュパネル)32は、エンジンルーム33と車室13(図1参照)を仕切る隔壁とともに、フロアパネル31に連続的に形成した部材である。図中、34はパワープラント(不図示)を支持するフロントサブフレーム、38はフットレスト近傍を示す。
車体フレーム12は、左右のフロントサイドフレーム41,41と、これらのフロントサイドフレーム41,41にそれぞれ車体後方へ延ばした左右のサイドフレーム(フロアフレーム)42L,42Rと、これらのサイドフレーム42L,42Rから車体後方へ延ばした左右のリヤフレーム(リヤサイドフレーム)43,43と、左右のサイドフレーム42L,42Rの前部を繋ぐ第1クロスメンバ44と、左右のサイドフレーム42L,42Rの中間を繋ぐ第2クロスメンバ45と、左右のサイドフレーム42L,42Rの後部を繋ぐ第3クロスメンバ46と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第1クロスメンバ44の接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第1アウトリガ(張出し部材)47,47と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第2クロスメンバ45の接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第2アウトリガ(張出し部材)48,48と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第3クロスメンバ46接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第3アウトリガ(張出し部材)49,49と、左の第1〜第3アウトリガ47〜49の先端に接続した左の前側サイドシル52Lと、右の第1〜第3アウトリガ47〜49の先端に接続した右の前側サイドシル52Rと、第3クロスメンバ46の後方にて左右のサイドフレーム42L,42Rを繋ぐ横連結部材(サイドフレーム連結部材)53と、左右のリヤフレーム43,43に渡したリヤクロスメンバ54と、左の前側サイドシル52Lの後端からから延ばした左のサイドシル延出部58Lと、右の前側サイドシル52Rの後端からから延ばした右のサイドシル延出部58Rと、からなる。
サイドフレーム42L,42Rは、互いに車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部62を備え、車体前方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成した前部拡幅部63を備える。なお、39L,39Rはサイドフレーム42L,42Rのそれぞれの底面を示す。
図3は図2の3−3線断面図であり、車体右側部の縦断面を示す。図4は図2の4−4線断面図であり、車体中心の縦断面を示す。
図3において、第1〜第3のクロスメンバ44〜46の略コ字断面状の車体右側部での深さは、ほぼサイドフレーム42Rの深さと同一に形成したことを示す。また、図4において、第1〜第3のクロスメンバ44〜46の略コ字断面状の車体中心部での深さは、ほぼサイドフレーム42Rの深さよりも浅く形成したことを示す
図3において、横連結部材53の略コ字断面状の車体右側部での深さは、ほぼサイドフレーム42Rの深さより浅く形成したことを示す。また、図4において、横連結部材53の略コ字断面状の車体中心部での深さは、図8に示す車体右側部での深さにほぼ同一であることを示す。
図5は本発明に係る車両の車体下部構造に採用する車体フレームの斜視図であり、第1クロスメンバ44は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部71と、この底部71から両側を立ち上げた側壁部72a,72bと、からなるメンバであって、底部71は、中心部71aのコ字断面の深さを両端部71b,71bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈する。なお、第2クロスメンバ45は、図5にて詳細に説明する。
第3クロスメンバ46は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部73と、この底部73から両側を立ち上げた側壁部74,74と、からなるメンバであって、底部73は、中心部73aのコ字断面の深さを両端部73b,73bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈し、底部73に、側壁部74,74に沿わせた図3に示した補強ビード75・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)を形成したものである。
横連結部材53は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部77(図3参照)と、この底部77から両側を立ち上げた側壁部78,78と、からなるメンバである。
図6は本発明に係る車両の車体下部構造に採用するクロスメンバの斜視図であり、第2クロスメンバ45を示す。
第2クロスメンバ45は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部81と、この底部81から両側を立ち上げた側壁部82,82と、これらの側壁部82,82から外方に形成した前後のフランジ83,83と、側壁部82,82の左右端を曲げたサイドフランジ84・・・と、側壁部82,82に沿わせて底部81に形成した複数の補強ビード85・・・と、底部81の左右から延ばすことでそれぞれサイドフレーム42L,42R(図3参照)に取付ける左右の取付部86,86と、からなる。
底部81は、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈する。
図7は本発明に係る車両の車体下部構造に採用する車体フレームの平面図であり、図8は本発明に係る車両の車体下部構造に採用する車体フレームの縦断面面図である。
車両の車体下部構造40は、車体前後方向に左右一対のサイドフレーム42L,42Rを延ばし、これらのサイドフレーム42L,42Rの車幅外方にそれぞれアウトリガ47〜49,47〜49を介して左右のサイドシル51L,51Rを取付け、これらのサイドシル51L,51Rの前端近傍に且つ左右一対のサイドフレーム42L,42Rにエンジンルーム33と車室13を仕切るダッシュボード32(図2参照)を取付けた車両の車体下部構造において、左右一対のサイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部62内に燃料を貯留する燃料タンク35を設けたものと言える。
例えば、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができるとすれば、所定の燃料貯留量を維持できるとともに車両の乗降の利便性を向上できるので好ましいことである。また、ダッシュボード下部のフットレスト近傍の剛性が要求されるときに、例えば、補強部材などを用いずに剛性を確保できるとすれば、車体の軽量化を図ることができるので好都合である。
そこで、左右一対のサイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部62内に燃料を貯留する燃料タンク35を設けることで、燃料タンクの体積を確保しつつフロアパネルの低床化を図ることができる。この結果、所定の燃料貯留量を維持できるとともに車両10(図1参照)の乗降の利便性を向上できる。
また、左右一対のサイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成することで、例えば、ダッシュボード32下部のフットレスト近傍38にサイドフレーム42L,42Rを通すことができ、例えば、補強部材などを用いずに剛性を確保できる。この結果、車両10(図1参照)の軽量化を図ることができる。
車両の車体下部構造40では、左右一対のサイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体前方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状の前部拡幅部63内に動力源28を配置した。従って、動力源28を車幅方向に設けることができる。この結果、車両前後の長さ(全長)を短くすることができるとともに、例えば、フロントサイドフレーム41,41をダッシュボード32前後で連続的に接続させ、フットレスト近傍38(図2参照)までサイドフレーム42L,42Rを配置することができ、衝突性能の向上を図ることができる。なお、動力源28は、エンジン、電動モータ若しくはパワープラント等を言う。
以上に説明した車両の車体下部構造40の作用を説明する。
図9(a),(b)は本発明に係る車両の車体下部構造の比較説明図であり、(a)は比較例の車両の車体下部構造120を示し、(b)は実施例の車両の車体下部構造40を示す。
(a)において、車両の車体下部構造120は、車体フレーム121を、左右のサイドフレーム122L,122Rと、これらのサイドフレーム122L,122Rを繋ぐ第1〜第3クロスメンバ124〜126と、サイドフレーム122L,122Rから車幅外方に延ばした左右の第1〜第3アウトリガ127〜129,127〜129と、左の第1〜第3アウトリガ127〜129の先端に渡した左のサイドシル131Lと、右の第1〜第3アウトリガ127〜129の先端に渡した右のサイドシル131Rと、から構成し、左右のサイドフレーム122L,122Rで挟むとともに第3クロスメンバ126の後方の空間を、キャニスタやプリチャンバを含む燃料タンク(不図示)の配置空間S1を設定したものである。
車両の車体下部構造120では、燃料タンク(不図示)の配置空間S1を所定幅B1に固定したものなので、例えば、燃料タンク135の配置空間(空間)S1を拡大する必要がある場合は、高さ方向に拡げることになる。燃料タンク135の配置空間S1を高さ方向に拡げたのでは車両の低床化を図ることができない。
(b)において、S2は燃料タンク35(図7参照)の配置空間(空間)、B2は配置空間S2を所定幅を示し、所定幅B2は(a)に示す所定幅B1よりも広い。すなわち、車両の車体下部構造40では、左右一対のサイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部62内に燃料を貯留する燃料タンク35(図7参照)を設けることで、燃料タンク35の体積を確保しつつフロアパネル31(図2参照)の低床化を図ることができる。この結果、所定の燃料貯留量を維持できるとともに車両の乗降の利便性を向上できる。
尚、本発明に係る車両の車体下部構造は、図3に示すように、サイドフレーム42L,42Rを、ダッシュボード32から車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成したが、これに限るものではなく、ダッシュボード32から車体後方に向けて広がりを持たせたフレームであればよい。
本発明に係る車両の車体下部構造は、ミニバンやワゴンなどの車両に採用するのに好適である。
本発明に係る車体下部構造を採用した車両の斜視図である。 本発明に係る車両の車体下部構造の斜視図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4−4線断面図である。 本発明に係る車両の車体下部構造に採用する車体フレームの斜視図である。 本発明に係る車両の車体下部構造に採用するクロスメンバの斜視図である。 本発明に係る車両の車体下部構造に採用する車体フレームの平面図である。 本発明に係る車両の車体下部構造に採用する車体フレームの縦断面面図である。 本発明に係る車両の車体下部構造の比較説明図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、12…車体フレーム、13…車室、32…ダッシュボード、33…エンジンルーム、35…燃料タンク、40…車両の車体下部構造、42L,42R…左右のサイドフレーム、47〜49…アウトリガ(第1〜第3アウトリガ)、51L,51R…左右のサイドシル、63…前部拡幅部。

Claims (2)

  1. 車体前後方向に左右一対のサイドフレームを延ばし、これらのサイドフレームの車幅外方にそれぞれアウトリガを介して左右のサイドシルを取付け、これらのサイドシルの前端近傍に且つ左右一対のサイドフレームにエンジンルームと車室を仕切るダッシュボードを取付けた車両の車体下部構造において、
    前記左右一対のサイドフレームを、前記ダッシュボードから車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部内に燃料を貯留する燃料タンクを設けたことを特徴とする車両の車体下部構造。
  2. 前記左右一対のサイドフレームを、ダッシュボードから車体前方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状の前部拡幅部内に動力源を配置したことを特徴とする請求項1記載の車両の車体下部構造。
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