JP4251567B2 - 車両のフロア構造 - Google Patents

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本発明は、車体フレームを構成するサイドフレーム及びクロスメンバの上面にフロアパネルを被せる車両のフロア構造に関するものである。
車両のフロア構造として、車体前後方向にサイドフレームを延ばし、サイドフレーム同士をクロスメンバで連結し、これらのサイドフレーム及びクロスメンバにフロアパネルを被せたものが実用に供されている。
実用の車両のフロア構造は、サイドフレーム及びクロスメンバなどの車体フレームにフロアパネルを被すようにすれば実用上十分であった。
このような車両のフロア構造として、フロアパネルの上下からクロスメンバを取付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3350637号公報(第4頁、図1)
図12は従来の基本構成を説明する平面図であり、図13は図12の13−13線断面図である。
車両のフロア構造210は、車体前後方向に複数の縦メンバ211〜214を配置し、これらの縦メンバ211〜214に後部クロスメンバ215を渡し、後部クロスメンバ215の端部に左右のサイドシル216,216を取付け、これらの縦メンバ211〜214、後部クロスメンバ215及び左右のサイドシル216,216にフロアパネル217を取付け、図9に示すように、車体センタ部分の縦メンバ212,213及びフロアパネル217の下面に下部補強部材218を渡し、左右のサイドシル216,216及びフロアパネル217の上面にそれぞれ上部補強部材219,219を取付けたものである。すなわち、下部補強部材218及び上部補強部材219,219で前部クロスメンバ223を構成したものと言える。
さらに、図9に示すように、車両のフロア構造210は、フロアパネル217の下面且つ縦メンバ211及び下部補強部材218の間に室外配管221を配置し、フロアパネル217の下面且つ縦メンバ214及び下部補強部材218の間にエキゾーストパイプ222を配置したものである。
しかし、車両のフロア構造210では、上部補強部材219,219がフロアパネル217に突出するので車室空間を減少させるという問題があった。
また、車両のフロア構造210では、下部補強部材218及び上部補強部材219,219で前部クロスメンバ223を構成したので、例えば、フロアパネル217の低床化を試みるときに、前部クロスメンバ223の剛性を高めるにくいという欠点があった。
すなわち、車室空間を十分に確保することができるとともに、クロスメンバの剛性を十分に高めることができる車両のフロア構造が望まれる。
本発明は、車室空間を犠牲になることを解決し、車室空間を十分に確保することができる車両のフロア構造を提供するとともに、例えば、フロアパネルの低床化を試みるときに、クロスメンバの剛性を高めるにくい点を解決し、クロスメンバの剛性を十分に高めることができる車両のフロア構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体前後方向に左右一対のサイドフレームを延ばし、これらのサイドフレームを車体幅方向に設けるクロスメンバで連結し、これらのクロスメンバ及びサイドフレームにフロアパネルを被せる車両のフロア構造において、クロスメンバは、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、中心部のコ字状断面の深さを両端部のコ字状断面の深さよりも浅く、両端部のコ字状断面の深さがサイドフレームの深さと同一になるように、応力の集中を回避するアーチ状に形成した底部と、この底部の両側から立ち上げた側壁部と、これらの側壁部から外方に曲げ形成したフランジと、側壁部の左右端を曲げたサイドフランジとを有し、中心部において、側壁部に沿わせてアーチ状の底部に形成した複数の補強ビードと、両端部において、側壁部の左右端を曲げたサイドフランジと、底部の左右から延ばした左右の取付部とを備え、フランジにフロアパネルを被せることで閉断面が構成されるとともに、サイドフランジが左右一対のサイドフレームの側面へそれぞれ接合され、クロスメンバのコ字状断面をサイドフレームに連続的に繋げたことを特徴とする。
例えば、車室空間を十分に確保することができるとすれば、車室内の利便性の向上を図ることができるので好ましいことであり、クロスメンバの剛性を十分に高めるとすれば、フロアパネルの低床化の促進を図ることができるので好都合せある。
そこで、クロスメンバを、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、クロスメンバの底部を、中心部のコ字状断面の深さを両端部のコ字状断面の深さよりも浅く、両端部のコ字状断面の深さがサイドフレームの深さと同一になるように、応力の集中を回避するアーチ状に形成し、中心部において底部に側壁部に沿わせて複数の補強ビード形することで、クロスメンバの剛性を十分に高めることができる。
また、クロスメンバを、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、クロスメンバの底部を、中心部のコ字状断面の深さを両端部のコ字状断面の深さよりも浅く、両端部のコ字状断面の深さがサイドフレームの深さと同一になるように、応力の集中を回避するアーチ状に形成することで、例えば、アーチ状の底にエキゾーストパイプ、プロペラシャフト若しくは集合配管を通すことができる。
請求項1に係る発明では、クロスメンバを、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、中心部のコ字状断面の深さを両端部のコ字状断面の深さよりも浅く、両端部のコ字状断面の深さがサイドフレームの深さと同一になるように、応力の集中を回避するアーチ状に形成し、クロスメンバのサイドフランジを左右一対のサイドフレームの側面へ連結し、左右の取付部が左右一対のサイドフレームの底面へ連結したので、低床化を図ることができるとともに、クロスメンバのコ字状断面をサイドフレームに連続的に繋げることができ、例えば、車体フロアの剛性を十分に高めることができる。この結果、クロスメンバの軽量にすることができ、車体重量を軽くすることができるという利点がある。
また、クロスメンバを、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、中心部のコ字状断面の深さを両端部のコ字状断面の深さよりも浅く、両端部のコ字状断面の深さがサイドフレームの深さと同一になるように、応力の集中を回避するアーチ状に形成したので、例えば、アーチ状の底部にエキゾーストパイプ、プロペラシャフト若しくは集合配管を通すことができる。この結果、フロアパネルの低床化の促進を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るフロア構造を採用した車両の斜視図であり、10は車両、12は車体フレーム、13は車室、14はフロントバンパ、15はフロントフェンダ、16は前輪、17は後輪、18は前ドア、19は後ドア、21はテールゲート、22はリヤバンパ、23はボンネット、24はルーフである。
本発明に係る車両のフロア構造は、後述するように、アーチ状に形成したクロスメンバでフロアパネル支持する構造である。
図2は本発明に係る車両のフロア構造の斜視図であり、車両のフロア構造30は、車体フレーム12と、この車体フレーム12に取付けたフロアパネル31と、このフロアパネル31の前部に設けたダッシュボード32と、から構成する。
フロアパネル31は、車体フレーム12の上に略平坦に取付けた部材である。
ダッシュボード(ダッシュパネル)32は、エンジンルーム33と車室13(図1参照)を仕切る隔壁とともに、フロアパネル31に連続的に形成した部材である。図中、34はパワープラント(不図示)を支持するフロントサブフレーム、38はフットレスト近傍を示す。
図3は本発明に係る車両のフロア構造に採用する車体フレームの平面図であり、車体フレーム12は、左右のフロントサイドフレーム41,41と、これらのフロントサイドフレーム41,41にそれぞれ車体後方へ延ばした左右のサイドフレーム(フロアフレーム)42L,42Rと、これらのサイドフレーム42L,42Rから車体後方へ延ばした左右のリヤフレーム(不図示)と、左右のサイドフレーム42L,42Rの前部を繋ぐ第1クロスメンバ44と、左右のサイドフレーム42L,42Rの中間を繋ぐクロスメンバ(車両用骨格メンバ部材)としての第2クロスメンバ45と、左右のサイドフレーム42L,42Rの後部を繋ぐ第3クロスメンバ46と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第1クロスメンバ44の接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第1アウトリガ(張出し部材)47,47と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第2クロスメンバ45の接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第2アウトリガ(張出し部材)48,48と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第3クロスメンバ46接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第3アウトリガ(張出し部材)49,49と、左の第1〜第3アウトリガ47〜49の先端に接続した左のサイドシル51Lと、右の第1〜第3アウトリガ47〜49の先端に接続した右のサイドシル51Lと、第3クロスメンバ46の後方にて左右のサイドフレーム42L,42Rを繋ぐ横連結部材(サイドフレーム連結部材)53と、からなる。
サイドフレーム42L,42Rは、互いに車体後方に向けて平面視にて幅広がりの略ハ字状に形成し、この略ハ字状に形成した拡幅部62を備える。なお、39L,39Rはサイドフレーム42L,42Rのそれぞれの底面を示す。
図4は本発明に係る車両のフロア構造に採用する車体フレームの斜視図であり、第1クロスメンバ44は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部71と、この底部71から両側を立ち上げた側壁部72a,72bと、からなるメンバであって、底部71は、中心部71aのコ字断面の深さを両端部71b,71bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈する。なお、第2クロスメンバ45は、図5にて詳細に説明する。
第3クロスメンバ46は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部73と、この底部73から両側を立ち上げた側壁部74,74と、からなるメンバであって、底部73は、中心部73aのコ字断面の深さを両端部73b,73bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈し、底部73に、側壁部74,74に沿わせた図3に示した補強ビード75・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)を形成したものである。
横連結部材53は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部77(図3参照)と、この底部77から両側を立ち上げた側壁部78,78と、からなるメンバである。図中、35は燃料タンクを示す。
図5は本発明に係る車両のフロア構造に採用するクロスメンバの斜視図であり、第2クロスメンバ45を示す。
第2クロスメンバ(クロスメンバ若しくは車両用骨格メンバ部材)45は、上方を開口させた略コ字断面状のメンバであって、底部81と、この底部81から両側を立ち上げた側壁部82,82と、これらの側壁部82,82から外方に形成した前後のフランジ83,83と、側壁部82,82の左右端を曲げたサイドフランジ84・・・と、側壁部82,82に沿わせて底部81に形成した複数の補強ビード85・・・と、底部81の左右から延ばすことでそれぞれサイドフレーム42L,42R(図3参照)に取付ける左右の取付部86,86と、からなる。
底部81は、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈する。
図6は本発明に係る車両のフロア構造に採用するクロスメンバの正面図であり、第2クロスメンバ45を示す。すなわち、第2クロスメンバ(車両用骨格メンバ部材)は、基部となる底部81と、この底部81から両側を立ち上げた側壁部82,82(一方の82は不図示)と、を備えた断面視コ字状の車両用骨格メンバ部材において、底部81が、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状を呈し、底部81に、側壁部82,82に沿わせた補強ビード85・・・を形成したものと言える。
図7は本発明に係る車両のフロア構造に採用するクロスメンバの平面図であり、第2クロスメンバ45を示す。
第2クロスメンバ(車両用骨格メンバ部材)45は、底部81を、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状に形成することで、部分的に応力が集中することを回避することができる。この結果、第2クロスメンバ45の剛性の向上を図ることができる。
また、底部81を、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅く形成したアーチ状に形成することで、例えば、第2クロスメンバ45に直交する配管などを配置するときに、アーチ状の底部81を利用することができる。この結果、車両10(図1参照)の高さ方向の寸法の増加を最小限に止めることができる。
さらに、底部81に、側壁部82,82に沿わせた補強ビード85・・・を形成することで、第2クロスメンバ45の剛性の向上を図ることができる。この結果、剛性の高い車体フレーム12(図2参照)などの実現を図ることができる。
図8は図2の8−8線断面図であり、車体右側部の縦断面を示す。図9は図2の9−9線断面図であり、車体中心の縦断面を示す。
図8において、第1〜第3のクロスメンバ44〜46の略コ字断面状の車体右側部での深さは、ほぼサイドフレーム42Rの深さと同一に形成したことを示す。また、図9において、第1〜第3のクロスメンバ44〜46の略コ字断面状の車体中心部での深さは、ほぼサイドフレーム42Rの深さよりも浅く形成したことを示す
図8において、横連結部材53の略コ字断面状の車体右側部での深さは、ほぼサイドフレーム42Rの深さより浅く形成したことを示す。また、図9において、横連結部材53の略コ字断面状の車体中心部での深さは、図8に示す車体右側部での深さにほぼ同一であることを示す。
図10は図2の10−10断面図であり、車両のフロア構造30は、車体前後方向に左右一対のサイドフレーム42L,42Rを延ばし、これらのサイドフレーム42L,42Rを車体幅方向に設ける第2クロスメンバ(クロスメンバ)45で連結し、これらのクロスメンバ45及びサイドフレーム42L,42Rにフロアパネル31を被せる車両のフロア構造において、クロスメンバ45を、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、クロスメンバ45の底部81を、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅いアーチ状に形成し、コ字状断面の底部81から車幅方向に左右の取付部86,86を延出し、これらの取付部86,86をそれぞれ左右のサイドフレーム42L,42Rの底面39L,39Rに連結したものと言える。
例えば、車室空間を十分に確保することができるとすれば、車室内の利便性の向上を図ることができるので好ましいことであり、クロスメンバの剛性を十分に高めるとすれば、フロアパネルの低床化の促進を図ることができるので好都合せある。
そこで、クロスメンバ45を、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、クロスメンバ45の底部81を、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅いアーチ状に形成し、コ字状断面の底部81から車幅方向に左右の取付部86,86を延出し、これらの取付部86,86をそれぞれ左右のサイドフレーム42L,42Rの底面39L,39Rに連結することで、クロスメンバ45の剛性を十分に高めることができる。この結果、クロスメンバ45を軽量にすることができ、車体重量を軽くすることができる。
言い換えれば、クロスメンバ45を、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、クロスメンバ45の底部81を、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅いアーチ状に形成し、コ字状断面の底部81から車幅方向に左右の取付部86,86を延出し、これらの取付部86,86をそれぞれ左右のサイドフレーム42L,42Rの底面39L,39Rに連結したので、低床化を図ることができるとともに、クロスメンバ45のコ字断面をサイドフレーム42L,42Rに連続的に繋げることができ、例えば、フロアパネル(車体フロア)31の剛性を十分に高めることができる。
以上に説明した車両のフロア構造30の作用を説明する。
図11(a),(b)は本発明に係る車両のフロア構造の比較説明図であり、(a)は比較例の車両のフロア構造110を示し、(b)は実施例の車両のフロア構造30を示す。
(a)において、車両のフロア構造110は、車体フレーム111を、左右のサイドフレーム112L,112Rと、直線状のクロスメンバ113と、左右のアウトリガ114,114と、これらのアウトリガ114,114にそれぞれ接続した左右のサイドシル115L,115Rと、から構成し、車体フレーム111の上部にフロアパネル116を配置し、車体フレーム111の下部中央(クロスメンバ113の下部)に集合配管117、エキゾーストパイプ118及びプロペラシャフト119を配置したものである。
すなわち、車両のフロア構造110では、フロアパネル116を下げることが困難であり、車両の低床化の促進を図ることができない。
(b)において、車両のフロア構造30は、アーチ状に形成したクロスメンバ45の底部81内に集合配管97、エキゾーストパイプ98及びプロペラシャフト99を配置したものである。
すなわち、クロスメンバ45を、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、クロスメンバ45の底部81を、中心部81aのコ字断面の深さを両端部81b,81bのコ字断面の深さよりも浅いアーチ状に形成することで、例えば、アーチ状の底部81に集合配管97、エキゾーストパイプ98若しくはプロペラシャフト99を通すことができる。この結果、フロアパネル31の低床化の促進を図ることができる。さらに、低床化することことで、車室13(図1参照)空間を十分に確保することができる。
尚、本発明に係る車両のフロア構造は、図4に示すように、第1〜第3クロスメンバ44〜46の底部をアーチ状に形成したが、これに限るものではなく、すべてに同一の曲率を有するアーチ状に形成する必要はなく、それぞれに所用の曲率を適応したものであってもよい。
本発明に係る車両のフロア構造は、ミニバンやワゴンなどの車両に採用するのに好適である。
本発明に係るフロア構造を採用した車両の斜視図である。 本発明に係る車両のフロア構造の斜視図である。 本発明に係る車両のフロア構造に採用する車体フレームの平面図である。 本発明に係る車両のフロア構造に採用する車体フレームの斜視図である。 本発明に係る車両のフロア構造に採用するクロスメンバの斜視図である。 本発明に係る車両のフロア構造に採用するクロスメンバの正面図である。 本発明に係る車両のフロア構造に採用するクロスメンバの平面図である。 図2の8−8線断面図である。 図2の9−9線断面図である。 図2の10−10断面図である。 本発明に係る車両のフロア構造の比較説明図である。 従来の基本構成を説明する平面図である。 図12の13−13線断面図である。
符号の説明
10…車両、12…車体フレーム、30…車両のフロア構造、31…フロアパネル、39L,39R…底面、42L,42R…左右のサイドフレーム、45…クロスメンバ(第2クロスメンバ)、81…底部、81a…中心部、81b…両端部、86…左右の取付部。

Claims (1)

  1. 車体前後方向に左右一対のサイドフレームを延ばし、これらのサイドフレームを車体幅方向に設けるクロスメンバで連結し、これらのクロスメンバ及びサイドフレームにフロアパネルを被せる車両のフロア構造において、
    前記クロスメンバは、断面視で上方開口させたコ字状断面に形成するとともに、中心部のコ字状断面の深さを両端部のコ字状断面の深さよりも浅く、両端部のコ字状断面の深さが前記サイドフレームの深さと同一になるように、応力の集中を回避するアーチ状に形成した底部と、この底部の両側から立ち上げた側壁部と、これらの側壁部から外方に曲げ形成したフランジと、前記側壁部の左右端を曲げたサイドフランジとを有し、中心部において、前記側壁部に沿わせて前記アーチ状の底部に形成した複数の補強ビードと、両端部において、前記側壁部の左右端を曲げた前記サイドフランジと、前記底部の左右から延ばした左右の取付部とを備え、
    前記フランジにフロアパネルを被せることで閉断面が構成されるとともに、前記サイドフランジが前記左右一対のサイドフレームの側面へそれぞれ接合され、前記クロスメンバのコ字状断面を前記サイドフレームに連続的に繋げたことを特徴とする車両のフロア構造。
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