JP2006212376A - 卓球ラケット - Google Patents

Abstract

【課題】打撃面が空気抵抗を受けにくく、打球のスピードが出る卓球ラケットを提供する。
【解決手段】打撃面２に通気孔を設ける。通気孔は例えば、複数設けられた丸形状の通気孔３である。
【選択図】図１

Description

この発明は、卓球ラケットの打撃面の形状に関する。

従来の卓球ラケットの打撃面の形状は、図２に示すように、表裏面がフラットである。

しかしながら、以上の技術によれば、打撃面が空気抵抗を受けやすく、打球のスピードが出にくかった。 そこで、この発明は、打撃面が空気抵抗を受けにくく、打球のスピードが出る卓球ラケットを提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、従来にない打撃面に通気孔を設けたことを特徴とする卓球ラケットである。
また、第二発明は、打撃面にラケットの各種材質に最適なサイズ（１２５６ｍｍ^２（ボール径（４０ｍｍ）から算出）以下／孔）の通気孔を規則又は不規則性のある配置で設け、この通気孔は打撃面に対して垂直または角度を有し、複数設けられた丸、三角、四角、台形、ハート状などの異形状およびこれらの組み合わせであることを特徴とする卓球ラケットである。

第一発明、または第二発明によれば、卓球ラケットの打撃面に複数の異形状の通気孔を設けたので、打撃面の通気性が良くなる。その結果、空気抵抗が減少し、制球が容易になると同時に腕の振りが速くなり打球にスピードが出る。また、通気孔は卓球ラケットの打撃面のサイズ、質量などの調整をしやすくし、ラケット製作が容易になる。更には、ラケットの軽量化にも寄与し、肘痛などの予防効果やこの各種通気孔形状の卓球ラケットのマイラケット保持者が急増し卓球界が活性化することが期待される。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
卓球ラケットの本体▲１▼は木質・ケプラー・カーボン・グラスフアイバーなどの合板で丸型、角丸型、楕円型などの形状があり、この両面▲２▼にラバーシートおよびスポンジなどのゴム製を張り合わせて一体化させたものである。この両面▲２▼には丸形状の通気孔▲３▼が多数設けられている。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、丸形状の通気孔▲３▼の働きで、打撃面の通気性が良くなる。その結果、空気抵抗が減少し、制球が容易になると同時に打球にスピードが出る。また、通気孔は卓球ラケットの打撃面のサイズ、質量などの調整をしやすくし、ラケット製作が容易になる。更にはラケットの軽量化にも寄与し、肘痛などの予防効果やこの各種通気孔形状の卓球ラケットのマイラケット保持者が急増し卓球界が活性化することが期待される。

「他の実施形態亅
図１の実施形態では、通気孔は数の丸形状の通気孔▲３▼であったが、他の実施形態では、通気孔は三角、四角、台形、ハート状などの異形状通気孔を複数設けたものでも良い。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。 従来技術を示す斜視図である。

符号の説明

▲１▼ 卓球ラケット本体▲２▼ 打撃面（ラバーシート＋合板など）▲３▼ 通気孔

Claims (2)

1. 打撃面に、通気孔を設けたことを特徴とする卓球ラケット。
2. 前記通気孔は、複数設けられた丸、三角、四角、台形、ハート状などの異形状およびこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項１記載の卓球ラケット。