JP5796848B2 - シャトルコックの壁打ち用ボード - Google Patents

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Description

本発明はシャトルコックの壁打ち用ボードに関し、より特定的には、シャトルコックを使用して一人でラケットワークの練習を行うためのシャトルコックの壁打ち用ボードに関する。
バドミントンは、2人ないし4人のプレーヤーがネットを隔てて互いに向き合い、シャトルコックをラケットで打ち合うスポーツである。シャトルコックは、合成皮革で被覆された半球状のコルクと、コルクから放射状に延在する複数の鳥の羽とを含んでいる。
従来、バドミントンのプレーヤーは、シャトルコックを使用して一人でラケットワークの練習を行う場合には、シャトルコックの壁打ちを行っていた。シャトルコックの壁打ちとは、たとえば体育館の木質系やセメント系の硬質な壁面に向かってシャトルコックをラケットで打ち込み、壁面で跳ね返ったシャトルコックをラケットで壁面に再び打ち込むという動作を繰り返す練習方法である。
下記特許文献1および2には、従来の球技用練習器具が開示されている。下記特許文献1には、適宜の形状および大きさに形成された枠体と、枠体内に張設されたネットと、枠体またはネットに取り付けられた複数の複数の係止具とを備えた球技用練習器具が開示されている。この球技用練習器具は、バドミントン用ネットの上辺から上方へ突出するようにバドミントン用ネットに対して係止具によって取り付けられる。
下記特許文献2には、ガラス繊維強化プラスチックの第1層と、第1層に内接する空気流通孔を持つ熱硬化性ポリウレタン発泡体の第2層と、木材、金属、またはガラス繊維強化プラスチックなどからなる第3層とを備えた球技用練習ボードが開示されている。
特開2006−223733号公報 特開平09−225079号公報
シャトルコックは、対象物へ衝突する部分がコルクよりなっているので、ボールと比べて対象物に与える衝撃が小さく、シャトルコック自身の反発力も小さい。このため、木質系やセメント系の硬質な壁面をシャトルコックの壁打ちに使用した場合(シャトルコックを打ち込む対象物とした場合)、打ち込まれたシャトルコックが十分に跳ね返らなかった。シャトルコックの壁打ちを行うためには、プレーヤーにはシャトルコックを強く打ち込むための力と技術とが必要とされていた。その結果、力の弱い子供や初心者などのプレーヤーは、壁面を練習環境として利用することができなかった。
特許文献1の球技用練習器具におけるシャトルコックが衝突する部分は、反発力の弱いネットよりなっている。特許文献1の球技用練習器具を用いてシャトルコックの壁打ちを行った場合、打ち込まれたシャトルコックが十分に跳ね返らず、プレーヤーはシャトルコックを繰り返し打ち込むことができなかった。
特許文献2の球技用練習ボードは、ボールが繰り返し当たる衝撃に耐える必要があるため、ボールが衝突する表面がガラス繊維強化プラスチックよりなっている。ガラス繊維強化プラスチックの硬度は非常に高いため、特許文献2の球技用練習ボードを用いてシャトルコックの壁打ちを行った場合、打ち込まれたシャトルコックが十分に跳ね返らず、プレーヤーはシャトルコックを繰り返し打ち込むことができなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、シャトルコックの壁打ちに適したシャトルコックの壁打ち用ボードを提供することである。
本発明の一の局面に従うシャトルコックの壁打ち用ボードは、30%以上100%未満の反発弾性率を有する弾性体層と、弾性体層上に設けられ、外部に露出した表面を有する表面材層とを備え、表面材層は、弾性体層よりも高い硬度を有し、表面材層の表面は、0.10以上0.43以下の静摩擦係数を有する。
上記シャトルコックの壁打ち用ボードにおいて好ましくは、表面材層は、ポリ塩化ビニルまたはポリプロピレンを含む。
上記シャトルコックの壁打ち用ボードにおいて好ましくは、表面材層は、0.2mm以上1.5mm以下の厚みを有する。
上記シャトルコックの壁打ち用ボードにおいて好ましくは、表面材層の表面の傾斜角度を調節する角度調節器をさらに備える。
上記シャトルコックの壁打ち用ボードにおいて好ましくは、主表面を有する芯材をさらに備え、弾性体層は、芯材の主表面上に設けられる。
上記シャトルコックの壁打ち用ボードにおいて好ましくは、表面材層は、芯材の主表面に対して平行な表面を有する第1の領域と、第1の領域の表面に対して平行でない第2の表面を有する第2の領域とを含む。
本発明によれば、シャトルコックの壁打ちに適したシャトルコックの壁打ち用ボードを提供することができる。
本発明の一実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの使用状態を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す正面図である。 図2のY−Y線に沿った断面図である。 本発明の一実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す底面図である。 図3の部分RGの拡大図である。 角度調節器による壁打ち用ボードの傾斜角度の調節方法を説明する図である。 シャトルコックの壁打ち用ボードの材料の構成と、シャトルコックの跳ね返りとの関係を示す図である。 本発明の第1の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す正面図である。 図8のY−Y線に沿った断面図である。 本発明の第1の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す底面図である。 本発明の第2の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す正面図である。 図11のY−Y線に沿った断面図である。 本発明の第2の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す底面図である。 本発明の第3の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す正面図である。 図14に示すシャトルコックの壁打ち用ボードを壁に吊した状態を示す断面図である。 本発明の第4の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す正面図である。 図16のY−Y線に沿った断面図である。 試料A1〜O1の表面材層を構成する材料と、試料A1〜O1の特性との関係を示す表である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの使用状態を模式的に示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボード10(以降、壁打ち用ボード10と呼ぶことがある)は、体育館の壁面30に固定された状態で使用される。壁打ち用ボード10は、その上部の壁面取付部15がビス16によって壁面30に固定されている。壁打ち用ボード10の下部と壁面30との間には、角度調節器20aによってスペースが生じている。これにより、壁打ち用ボード10は壁面30に対して傾斜した状態となる。壁打ち用ボード10の傾斜角度φは角度調節器20aによって調節することができる。
プレーヤーが、たとえばアンダーハンドストロークなどにより、矢印AR1で示す方向にシャトルコックを壁打ち用ボード10に対して打ち込んだ場合を想定する。矢印AR1で示す方向は、下方から上方へ向かう方向であり、かつ水平方向に対して角度θ1をなす方向である。壁打ち用ボード10に打ち込まれたシャトルコックは、矢印AR2で示す方向に跳ね返る。矢印AR2で示す方向は、下方から上方へ向かう方向であり、かつ水平方向に対して角度θ2をなす方向である。角度θ2は、壁打ち用ボード10の傾斜角度φが大きくなる程、大きくなる。
本実施の形態における壁打ち用ボード10によれば、大きな反発力をシャトルコックに対して与えることができるとともに、シャトルコックを正しい方向に反発させることができる。具体的には、壁打ち用ボード10に打ち込まれたシャトルコックは、壁打ち用ボード10の表面の法線Xに対する入射角α1とほぼ等しい反射角α2の方向に跳ね返る。その結果、シャトルコックは山なりの軌跡でプレーヤーの位置付近まで到達するので、プレーヤーはシャトルコックを繰り返し打ち込むことができる。
なお、壁打ち用ボード10の設置場所は任意であり、体育館の壁面に限らず、住宅内の壁面などであってもよい。また、衝立や移動式衝立などに設置されてもよい。
続いて、本実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの具体的構成について説明する。
図2〜図4は、本発明の一実施の形態におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す図である。図2は正面図であり、図3は図2のY−Y線に沿った断面図であり、図4は底面図である。
図2〜図4を参照して、壁打ち用ボード10は、芯材ボード1(芯材の一例)と、マット2と、角度調節器20aとを備えている。芯材ボード1は矩形の平面形状を有している。また芯材ボード1は、板状であり、平面状の主表面1aおよび1bを有している。芯材ボード1は、その上部に壁面取付部15を含んでおり、壁面取付部15にはビスを通すための6個のビス穴4が開口されている。
芯材ボード1の壁面取付部15以外の部分における主表面1a上には、マット2が設けられている。マット2は、矩形の平面形状を有しており、シート状である。
角度調節器20aは、芯材ボード1の下部における主表面1bに取り付けられている。角度調節器20aは、後述する方法でその長さLを調節可能であり、長さLを調節することにより壁打ち用ボード10の傾斜角度を調節可能である。なお、壁打ち用ボード10が角度調節器20aを備えておらず、壁打ち用ボード10の傾斜角度が常に一定値であってもよい。
ビス穴4の位置および個数は任意である。壁打ち用ボード10の取付方法は任意であり、本実施の形態のようにビス16を用いる場合の他、壁面に設けられたフックに対して紐などで吊り下げてもよいし、両面テープなどにより壁面に接着してもよい。壁面取付部15は設けられなくてもよい。芯材ボード1およびマット2の平面形状は任意であり、芯材ボード1は、本実施の形態のような矩形の他、円形などでもよい。
図5は、図3の部分RGの拡大図である。
図5を参照して、芯材ボード1は、たとえば木質系の板、合成樹脂系の板、繊維強化プラスチック板、金属とプラスチックとの複合板、または紙系の板などよりなっている。木質系の板としては、たとえば合板、集成材、パーチクルボード、ハードボード、ランバーコア、または中密度繊維板(MDF合板)などの木質繊維板が挙げられる。合成樹脂系の板としては、たとえばプラスチック板、またはプラスチック中空板(プラスチックハニカムボード、プラスチック気泡ボード、またはプラスチックダンボールなど)などが挙げられる。紙系の板としては、たとえば中空成形された板紙(ペーパーハニカムボード、または強化ダンボールなど)が挙げられる。
芯材ボード1は、上記以外の材料よりなっていてもよい。また芯材ボード1は、上記の材料単体よりなっていてもよいし、たとえば木質の板と合成樹脂系の板とを組み合せた複合体など、上記の材料を任意に組み合わせた複層体よりなっていてもよい。
マット2は、弾性体層11と、表面材層12とを含んでいる。弾性体層11は、芯材ボード1の主表面1a上に設けられており、表面材層12は弾性体層11上に設けられている。
弾性体層11は、高弾性を有しており、30%以上100%未満の反発弾性率を有している。弾性体の反発弾性率は、たとえばJIS K 6400として規定された方法で決定することができる。弾性体層11が30%以上の反発弾性率を有することにより、打ち込まれたシャトルコックに対して弾性体層11から大きな反発力を与えることができる。より小さな力で反発力を得るためには、弾性体層11は50%以上の反発係数を有していることが好ましい。
弾性体層11は、たとえばポリオレフィン発泡体(ポリエチレン発泡体)、クロロプレン(CR)ゴム発泡体(クロロプレン系ゴムスポンジ)、エチレンプロピレンジエンゴム発泡体(エチレンプロピレンゴム(EPDM)系ゴムスポンジ)、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)発泡体、またはポリウレタン発泡体などよりなっている。
弾性体層11は、連通気泡を含むものであってもよいし、連通気泡および独立気泡を含むものであってもよい。弾性体層11が連通気泡および独立気泡を含むものである場合、独立気泡の割合が多いことが好ましい。弾性体層11の厚さは任意である。
表面材層12は弾性体層11よりも高い硬度を有している。表面材層12は、平滑層12aと印刷層12bとを含む。印刷層12bは弾性体層11と平滑層12aとの間に設けられている。平滑層12aは外部に露出した表面を有している。
平滑層12aの表面(上部表面)は平滑であり、0より大きく0.43以下、好ましくは0.20以下の静摩擦係数を有している。平滑層12aの表面の静摩擦係数は、たとえばJIS K 7125として規定された方法で決定することができる。
平滑層12aの表面の摩擦を小さくするために、平滑層12aの表面に対して梨地仕上げ、砂目仕上げ、マット仕上げ、またはエンボス加工などの表面処理を行ってもよい。また、平滑層12aの表面にヤスリがけを行うなどの方法で平滑層12aの表面に滑り性を付与してもよい。さらに平滑層12aの表面にシリコーン樹脂やフッ素樹脂を添加、貼り付け、またはコーティングしてもよい。これらの処理は互いに組み合わされてもよい。
平滑層12aは、たとえばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネイト、またはABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)などの熱可塑性樹脂の樹脂シート層よりなっている。平滑層12aは、軟質、半硬質、および硬質のいずれであってもよい。平滑層12aは単層であっても複層であってもよい。
平滑層12aは、材料の可撓性の観点から、PVCまたはPPよりなっていることが好ましい。平滑層12aがPVCまたはPPよりなっている場合には、表面材層12の厚みは0.2mm以上1.5mm以下であることが好ましい。これにより、打ち込まれたシャトルコックの力で表面材層12が変形し、それによって弾性体層11が凹むので、大きな反発力を弾性体層11から得ることができる。
軟質樹脂は、同じ厚さの硬質樹脂に比べて反発力が小さいため、平滑層12aとして軟質樹脂を採用した場合には、打ち込まれたシャトルコックがゆっくりと跳ね返る。このため、一般的なレベルのプレーヤーが使用する壁打ち用ボード10の平滑層12aには、軟質樹脂が使用されることが好ましい。一方、硬質樹脂は、同じ厚さの軟質樹脂に比べて反発力が大きいため、平滑層12aとして硬質樹脂を採用した場合には、打ち込まれたシャトルコックが速く跳ね返る。このため、高レベルのプレーヤーが使用する壁打ち用ボード10の平滑層12aには、硬質樹脂が使用されることが好ましい。
印刷層12bは、シャトルコックの標的などが印刷された層である。印刷層12bを設けることによりプレーヤーの練習効果を高めることができる。印刷層12bは、たとえばPPペフ紙よりなっている。なお、印刷層12bが設けられず、弾性体層11と平滑層12aとが接触してもよい。印刷層12bが設けられず、平滑層12aの表面、または平滑層12aにおける弾性体層11との境界面に直接印刷されてもよい。印刷層12bが設けられる場合には、印刷層12bへ印刷された文字や図が外部から見えるように、平滑層12aは半透明または透明の材料よりなることが好ましい。
図6は、角度調節器による壁打ち用ボードの傾斜角度の調節方法を説明する図である。
図6(a)を参照して、角度調節器20aは、5つのブロック21a〜21eと、面ファスナー22とを含んでいる。ブロック21aは芯材ボード1の主表面1bに固定されている。ブロック21bはブロック21aと接続されており、ブロック21cはブロック21bと接続されており、ブロック21dはブロック21cと接続されており、ブロック21eはブロック21dと接続されている。面ファスナー22は、ブロック21a〜21eの各々の上面に装着されており、面ファスナー22によってブロック21a〜21eは互いに接続されている。ブロック21aおよび21c〜21eの各々は、長さDの辺を有する正方形の断面形状を有している。ブロック21bは、長さDの辺と長さ2Dの辺とを有する長方形の断面形状を有している。
図6(a)に示すように、角度調節器20aが完全に伸びている状態では、ブロック21a〜21eが図中横方向に並んでいる。角度調節器20aがこの状態にある場合、角度調節器20aの長さは長さ6Dとなり、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度は最大となる。
図6(b)に示すように、角度調節器20aの最も先端にあるブロック21eが点線の矢印で示すように上方に折り畳まれた状態では、ブロック21a〜21dが図中横方向に並んでいる。角度調節器20aがこの状態にある場合、角度調節器20aの長さは長さ5Dとなり、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度は、図6(a)の場合よりも小さくなる。
図6(c)に示すように、角度調節器20aの先端側の2つのブロック21dおよび21eが点線の矢印で示すように上方に折り畳まれた状態では、ブロック21a〜21cが図中横方向に並んでいる。角度調節器20aがこの状態にある場合、角度調節器20aの長さは長さ4Dとなり、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度は、図6(b)の場合よりも小さくなる。
図6(d)に示すように、角度調節器20aの先端側の3つのブロック21c〜21eが点線の矢印で示すように上方に折り畳まれた状態では、ブロック21aおよび21bが図中横方向に並んでいる。角度調節器20aがこの状態にある場合、角度調節器20aの長さは長さ3Dとなり、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度は、図6(c)の場合よりも小さくなる。
図6(e)に示すように、角度調節器20aの先端側の4つのブロック21b〜21eが点線の矢印で示すように上方に折り畳まれた状態では、ブロック21aが図中横方向に並んでいる。角度調節器20aがこの状態にある場合、角度調節器20aの長さは長さ2Dとなり、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度は、図6(d)の場合よりも小さくなる。
図6(f)に示すように、面ファスナー22およびブロック21b〜21eがブロック21aから取り外された状態では、ブロック21aのみが図中横方向に並んでいる。角度調節器20aがこの状態にある場合、角度調節器20aの長さは長さDとなり、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度は、図6(e)の場合よりも小さくなる。
このように、壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度を調節可能とすることで、プレーヤーのレベルに応じて、跳ね返るシャトルコックの軌跡を調節することができ、1つの壁打ち用ボード10でレベル(習熟度)の異なるプレーヤーがシャトルコックの壁打ちを行うことができる。
次に、本実施の形態における壁打ち用ボードが奏する効果について説明する。
図7は、シャトルコックの壁打ち用ボードの材料の構成と、シャトルコックの跳ね返りとの関係を示す図である。なお図7では、シャトルコックの壁打ち用ボードの表面の法線が水平方向に延在する場合を示している。(a)は、壁打ち用ボードの表面が弾性体層11で構成されている場合(表面材層が設けられていない場合)の図であり、(b)および(c)は、壁打ち用ボードが本実施の形態における壁打ち用ボード10である場合の図である。矢印AR1で示す方向は、シャトルコックの入射方向である。
図7(a)を参照して、壁打ち用ボードの表面が弾性体層11で構成されている場合(表面材層が設けられていない場合)、弾性体層11は低い硬度を有しているので、打ち込まれたシャトルコックの力で大きく凹む。シャトルコックの先端部は弾性体層11内に取り込まれ、シャトルコックの回転および方向転換は弾性体層11によって妨げられる。これにより、シャトルコックの反発力は小さくなり、その反発方向は、矢印AR3で示すように入射方向よりも下方向となる。その結果、シャトルコックはプレーヤーの位置まで跳ね返りにくくなる。
図7(b)を参照して、壁打ち用ボードが本実施の形態における壁打ち用ボード10である場合、表面材層12は高い硬度を有しているので、弾性体層11は、打ち込まれたシャトルコックの力で凹むものの、シャトルコックの先端部は弾性体層11内に取り込まれない。また表面材層12の表面は平滑であるので、シャトルコックの回転は維持され、シャトルコックの方向転換は表面材層12によって妨げられない。これにより、シャトルコックは弾性体層11から反発力を得て、その反発方向は、矢印AR4で示すように正しい方向(壁打ち用ボードの表面の法線Xに対するシャトルコックの入射角α1とほぼ等しい反射角α2となるような方向)となる。
図7(c)を参照して、壁打ち用ボードが本実施の形態における壁打ち用ボード10であり、かつ表面材層12が比較的薄い場合(たとえば1.5mm以下の厚みである場合)、弾性体層11は、打ち込まれたシャトルコックの力で凹みやすくなる。これにより、シャトルコックは弾性体層11から一層大きな反発力を得て、プレーヤーの位置付近まで到達しやすくなる。
したがって、表面材層12(平滑層12a)の表面の静摩擦係数を0.43以下にすることにより、表面材層12とシャトルコックとの摩擦が小さくなる、これにより、シャトルコックが壁打ち用ボード10で跳ね返る際にシャトルコックの回転が維持され(球の滑りがよくなり)、シャトルコックの方向転換を促進させ、シャトルコックの反発方向を安定させることができる(球離れが良くなる)。
表面材層12の厚みは、打ち込まれたシャトルコックの力により弾性体層11が反発力を十分に発揮する程度に薄いことが好ましい。具体的に、平滑層12aがPVCまたはPPよりなっている場合には、表面材層12の厚みは1.5mm以下であることが好ましく、1.0mm以下であることがより好ましく、0.8mmであることが最も好ましい。
一方、表面材層12の厚みは、打ち込まれたシャトルコックの先端部が弾性体層11内に取り込まれない程度に厚いことが好ましい。具体的に、平滑層12aがPVCまたはPPよりなっている場合には、表面材層12の厚みは0.2mm以上であることが好ましく、0.3mm以上であることがより好ましい。
[第1の変形例]
図8〜図10は、本発明の第1の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す図である。図8は正面図であり、図9は図8のY−Y線に沿った断面図であり、図10は底面図である。
図8〜図10を参照して、本変形例における壁打ち用ボード10は、壁打ち用ボードの傾斜角度を調節する角度調節器として角度調節器20bを備えている点において、図2〜図4に示す壁打ち用ボードとは異なっている。
角度調節器20bは、芯材ボード1の下部の両側部における主表面1bに取り付けられている。角度調節器20bは、ゴムなどよりなる複数枚の円筒形部材23を含んでいる。円筒形部材23の各々は、面ファスナーなどにより互いに着脱可能となっている。角度調節器20bは、角度調節器20bを構成する円筒形部材23の数を変えることによりその長さLを調節可能であり、長さLを調節することにより壁打ち用ボード10(表面材層12の表面)の傾斜角度を調節可能である。
なお、上述以外の壁打ち用ボード10の構成は、図2〜図4に示す壁打ち用ボードと同じであるため、同一の部材には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
[第2の変形例]
図11〜図13は、本発明の第2の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す図である。図11は正面図であり、図12は図11のY−Y線に沿った断面図であり、図13は底面図である。
図11〜図13を参照して、本変形例における壁打ち用ボード10は、芯材ボード1が壁面取付部15を含んでおらず、芯材ボード1およびマット2の周囲に設けられた反り止め枠14を備えている点において、図2〜図4に示す壁打ち用ボードとは異なっている。
反り止め枠14は、図に示すように矩形の芯材ボード1の全周(四辺)に沿って設けられていてもよいし、矩形の芯材ボード1における任意の二辺または三辺に沿って設けられていてもよい。
反り止め枠14とともに、または反り止め枠14の代わりに、芯材ボード1の裏面に反り止めのための補強リブが設けられてもよい。
壁打ち用ボード10は、表面積の大きさと比較して厚みが薄いため、反りが生じやすい。このため、反り止め枠14を設けることにより、壁打ち用ボード10に反りが生じるのを防止することができる。
壁面に設けられたフックに対して壁打ち用ボード10が紐で吊り下げられるものである場合には、反り止め枠14の上部などに、紐を通すための吊り下げ用穴3が設けられていてもよい。
なお、上述以外の壁打ち用ボード10の構成は、図2〜図4に示す壁打ち用ボードと同じであるため、同一の部材には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
[第3の変形例]
図14は、本発明の第3の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す正面図である。図15は、図14に示すシャトルコックの壁打ち用ボードを壁に吊した状態を示す断面図である。
図14および図15を参照して、本変形例における壁打ち用ボード10は、紐で吊り下げられるものである代わりに、壁面30に設けられたフック7に対して、壁打ち用ボード10がフック掛け部6で吊り下げられるものである点において、図11〜図13に示す壁打ち用ボードとは異なっている。
なお、上述以外の壁打ち用ボード10の構成は、図2〜図4に示す壁打ち用ボードと同じであるため、同一の部材には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
[第4の変形例]
図16および図17は、本発明の第4の変形例におけるシャトルコックの壁打ち用ボードの構成を示す図である。図16は正面図であり、図17は図16のY−Y線に沿った断面図である。
図16および図17を参照して、本変形例における壁打ち用ボード10は、マット2(表面材層12)の表面に凹凸が設けられている点において、図2〜図4に示す壁打ち用ボードとは異なっている。
マット2は、芯材ボード1の主表面1aに対して平行な表面を有する領域2aと、領域2aの表面に対して平行でない表面を有する領域2bとを含んでいる。領域2aは、たとえばマット2の中央部において円の平面形状を有する領域である。領域2bは、たとえば領域2aの周囲の領域である。領域2bのマット2は、緩やかな凹凸のある表面(領域2aの表面の平面度よりも低い平面度を有する表面)を有していてもよいし、曲面状の表面を有していてもよい。
なお、上述以外の壁打ち用ボード10の構成は、図2〜図4に示す壁打ち用ボードと同じであるため、同一の部材には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
本変形例によれば、一の方向から打ち込まれたシャトルコックが領域2aに当たった場合と領域2bに当たった場合とで、シャトルコックを異なる方向に跳ね返らせることができる。これにより、プレーヤーは跳ね返ったシャトルコックを壁打ち用ボード10に対して再度打ち込むことが難しくなり、より高いレベルのプレーヤーに適した壁打ち用ボードとなる。
[実施例]
本願発明者は、壁打ち用ボードの表面層を構成する材料と、壁打ち用ボードの特性との関係を調べるべく、以下の試験を行った。
表面材層を構成する材料が互いに異なる壁打ち用ボードである試料A1〜O1を製造した。試料A1〜M1が本発明例であり、試料N1およびO1が比較例である。試料A1〜O1の芯材ボードについては、いずれの試料もMDF合板を用いて作製し、弾性体層については、いずれの試料も30%以上の反発弾性率を有するEVA発泡体を用いて作製した。表面材層に印刷層は設けなかった。
試料A1〜E1の各々の表面材層については、それぞれ0.1mm、0.2mm、0.3mm、1.5mm、および2.0mmの厚みを有するPVCを用いて作製した。試料F1〜J1の各々の表面材層については、それぞれ0.1mm、0.2mm、0.3mm、1.5mm、および2.0mmの厚みを有するPPを用いて作製した。試料K1の表面材層については、0.3mmの厚みを有するPVCであって、表面に梨地処理を行ったもの用いて作製した。試料L1の表面材層については、0.3mmの厚みを有するPVCであって、表面に梨地処理を行い、かつシリコーン樹脂をコーティングしたもの用いて作製した。試料M1の表面材層については、0.3mmの厚みを有するPPであって、表面に梨地処理を行ったもの用いて作製した。試料N1の表面材層については、0.5mmの厚みを有するウレタンゴムを用いて作製した。試料O1について、表面材層を設けず、弾性体層が表面に露出したものを作製した。
次に、試料A1〜N1の各々の表面材層の表面の静摩擦係数を測定した。静摩擦係数の測定は、地方独立行政法人大阪市立工業研究所によって行われた。静摩擦係数の測定は、JIS K 7125として規定された方法で静摩擦係数を3回測定し、3回の測定結果の平均値を算出することにより行われた。すべり片としては、試合用及び、練習用の複数のシャトルコック用の合成皮革が用いられた。その結果、試料A1〜E1の静摩擦係数は0.43であり、試料F1〜J1の静摩擦係数は0.31であった。試料K1の静摩擦係数は0.20であり、試料L1の静摩擦係数は0.10であった。試料M1の静摩擦係数は0.20であり、試料N1の静摩擦係数は0.87であった。
続いて、試料A1〜N1の各々の特性の評価を行った。具体的には、壁打ち用ボードを地面から1.3mの高さの位置の壁面に配置した。そして、壁面から2.5m離れた高さ0.8mの位置からシャトルコックを壁打ち用ボードに打ち込み、跳ね返ったシャトルコック反発方向および飛距離を測定し、反発方向および飛距離から試料A1〜N1の各々の特性を評価した。
図18は、試料A1〜O1の表面材層を構成する材料と、試料A1〜O1の特性との関係を示す表である。
図18を参照して、壁打ち用ボードとして試料N1またはO1を用いた場合には、水平線よりも下向きの不安定な反発方向となり、飛距離も小さかった。壁打ち用ボードとして試料A1またはF1を用いた場合には、水平方向よりも上向きのほぼ安定した反発方向となり、大きな飛距離が得られた。壁打ち用ボードとして試料E1またはJ1を用いた場合には、水平方向よりも上向きの安定した反発方向となり、十分な飛距離が得られた。壁打ち用ボードとして試料B1〜D1、またはG1〜I1を用いた場合には、水平方向よりも上向きの安定した反発方向となり、大きな飛距離が得られた。壁打ち用ボードとして試料K1〜M1を用いた場合には、水平方向よりも上向きの非常に安定した反発方向となり、大きな飛距離が得られた。
以上の結果より、表面材層の表面を0.43以下の静摩擦係数とすることにより、十分な特性が得られることが分かった。また、表面材層を0.2mm以上1.5mm以下の厚みとすることにより、良好な特性が得られることが分かった。さらに、表面層の表面の静摩擦係数を低くすることで、非常に良好な特性が得られることが分かる。
また本願発明者らは、芯材ボードとしてMDF合板の代わりにプラスチック板または硬質ダンボールを採用した試料を壁打ち用ボードとして用いて、上述と同様の方法で特性の評価を行った。その結果、これらの試料の特性は、試料A1〜O1の特性とほぼ同じであった。この結果より、芯材ボードの材質による特性の変化は小さいことが分かった。
さらに本願発明者らは、弾性体層としてEVAの代わりに30%以上の反発弾性率を有するポリオレフィン発泡体を採用した試料を壁打ち用ボードとして用いて、上述と同様の方法で特性の評価を行った。その結果、これらの試料の特性は、試料A1〜O1の特性とほぼ同じであった。この結果より、弾性体層を構成する材料が30%以上の反発弾性を有していれば、弾性体層を構成する材料による特性の変化は小さいことが分かった。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態のシャトルコックの壁打ち用ボードによれば、大きな反発力をシャトルコックに対して与えることができるとともに、シャトルコックを正しい方向に反発させることができる。その結果、プレーヤーはシャトルコックを繰り返し打ち込むことができ、シャトルコックの壁打ちに適した壁打ち用ボードとなる。また、どのようなレベルのプレーヤーも小さい力でシャトルコックの壁打ちを容易に行うことができる。
また、角度調節器で壁打ち用ボードの傾斜角度(シャトルコックが跳ね返る角度)を調節可能とすることにより、壁打ち用ボードで跳ね返ったシャトルコックの飛距離や軌跡を調節することができる。これにより、プレーヤーのレベルや壁打ち用ボードの設置場所などに適用したシャトルコックの飛距離や軌跡を実現することができる。
さらに、シャトルコックが衝突する際の衝撃音が弾性体層によって吸収されるので、体育館の木質系やセメント系の硬質な壁面にシャトルコックを直接打ち込む場合に比べて、騒音を低減することができる。その結果、バドミントンの好ましい練習環境を提供することができる。
[その他]
壁打ち用ボードは芯材ボードを備えていなくてもよい。この場合、マット(弾性体層)を壁面などに直接貼り付けることにより、壁打ち用ボードをシャトルコックの壁打ちに利用することができる。
壁打ち用ボードの傾斜角度を調節する角度調節器の構成は任意であり、ジャッキ式のものなどであってもよい。壁打ち用ボードにおける角度調節器が設けられる場所は任意である。
上述の実施の形態は互いに組み合わせることができる。たとえば第1の変形例の角度調節器を備えた壁打ち用ボードに対して、第2の変形例の反り止め枠を設けてもよいし、第3の変形例のフック掛け部を設けてもよいし、第4の変形例のように表面材層の表面に凹凸を設けてもよい。第2の変形例の反り止め枠を備えた壁打ち用ボードに対して、第3の変形例のフック掛け部を設けてもよいし、第4の変形例のように表面材層の表面に凹凸を設けてもよい。第3の変形例のフック掛け部を備えた壁打ち用ボードに対して、第4の変形例のように表面材層の表面に凹凸を設けてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 芯材ボード
1a,1b 芯材ボードの主表面
2 マット
2a マットの領域
2b マットの領域
3 吊り下げ用穴
4 ビス穴
6 フック掛け部
7 フック
10 壁打ち用ボード
11 弾性体層
12 表面材層
12a 平滑層
12b 印刷層
14 反り止め枠
15 壁面取付部
16 ビス
20a,20b 角度調節器
21a〜21e ブロック
22 面ファスナー
23 円筒形部材
30 壁面

Claims (6)

  1. 30%以上100%未満の反発弾性率を有する弾性体層と、
    前記弾性体層上に設けられ、外部に露出した表面を有する表面材層とを備え、
    前記表面材層は、前記弾性体層よりも高い硬度を有し、
    前記表面材層の表面は、0.10以上0.43以下の静摩擦係数を有する、シャトルコックの壁打ち用ボード。
  2. 前記表面材層は、ポリ塩化ビニルまたはポリプロピレンを含む、請求項1に記載のシャトルコックの壁打ち用ボード。
  3. 前記表面材層は、0.2mm以上1.5mm以下の厚みを有する、請求項2に記載のシャトルコックの壁打ち用ボード。
  4. 前記表面材層の表面の傾斜角度を調節する角度調節器をさらに備えた、請求項1〜3のいずれかに記載のシャトルコックの壁打ち用ボード。
  5. 主表面を有する芯材をさらに備え、
    前記弾性体層は、前記芯材の主表面上に設けられる、請求項1〜4のいずれかに記載のシャトルコックの壁打ち用ボード。
  6. 前記表面材層は、前記芯材の主表面に対して平行な表面を有する第1の領域と、前記第1の領域の表面に対して平行でない第2の表面を有する第2の領域とを含む、請求項5に記載のシャトルコックの壁打ち用ボード。
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