JP2006211768A - 電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャパシタなどから構成された補助電源となる充電部を備えた電子機器や画像形成装置において、省エネモードにおいてより一層の節電を図ることができるようにする。
【解決手段】 全波整流回路2、平滑コンデンサC1などからなる第1電源回路は、商用交流電源ACを、キャパシタバンク9を充電する充電装置となる定電流及び定電力充電電圧発生回路10に電力を供給する。第2電源回路なるDC/DCコンバータ33は、制御系の回路に電力を供給する。省エネモードにおいては、第1電源回路及び第2電源回路の電力の供給を停止し、キャパシタバンク9の充電電力を制御系の回路の一部(符号12c,24,25)に電力を供給する。基準電圧回路39は、キャパシタバンク9の充電電圧を検出する。コンパレータ31は、この検出電圧を基準値と比較し、検出電圧が基準値を下回ったときはリレー11を閉じてキャパシタバンク9の充電を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、様々な電子機器及び電子写真方式の画像形成装置に関する。
電気二重層コンデンサは、大容量を有し、充放電サイクル特性にも優れていることから、様々な電子機器のバックアップ電源や、電子写真方式の画像形成装置の補助電源、自動車をはじめとした各種輸送機のバッテリーとして用いられている他、エネルギーの有効利用の観点からは、夜間電力の貯蔵といった用途での使用も検討されている。
この電気二重層コンデンサを使用した補助電源装置や、その補助電源装置を使用した画像形成装置としては、特許文献1〜3に開示の技術が知られている。
特許文献1には、直列に接続されたキャパシタセルと、このキャパシタセルに充電する充電器と、各キャパシタセルの充電電圧を均等化する並列モニータとで構成する点が示されており、前記直列に接続されたキャパシタのいずれかが満充電になると、充電器による充電を停止、満充電電圧を割り込むと、再度充電器による充電することが開示されている。
特許文献2には、その図5において、主電源装置、充電器、補助電源装置、主電源装置と充電器を接続する補助スイッチと、この補助スイッチを主電源装置と充電器と接続する制御部を設け、主電源装置から補助電源スイッチを通して充電器に電力を供給し、充電器により補助電源装置を充電することが開示されている。
特許文献3には、キャパシタを補助電源として使用することにより、加熱装置の立ち上がり時間を短くし、且つ加熱装置の温度変化を小さくすることが開示されている。
特許第3491875号公報 特開2003−257590号公報 特開2003−297526号公報
ところで、電子写真方式の画像形成装置などの電子機器においては、主電源が投入された状態でも装置が一定期間使用されなかったときは、制御系の回路などの回路の一部を除いて電力の供給を一時停止し、節電を図る、所謂、省エネモードを備えている。
このような電子機器では、商用交流電源から制御系の回路に供給する直流電源を生成する電源回路を備え、省エネモードにおいても電力の供給を継続する制御系の回路などへの電力の供給は、当該電源回路から行なっている。
しかしながら、このような電源回路から省エネモードにおいて供給する直流電源は、例えば定格電力の80%程度の高い出力である。そして、実際に省エネモードでも電力の供給を継続すべきなのは制御系回路の一部であり、必要なのは直流電源の定格電力のせいぜい30%程度である。そのため、省エネモードにおいて定格電力の80%程度の高い出力を維持するのでは、省エネルギーという観点では無駄が多く、さらに一層の節電を図りたい。
そこで、本発明の目的は、キャパシタなどから構成された補助電源となる充電部を備えた電子機器や画像形成装置において、省エネモードにおいてより一層の節電を図ることができるようにすることである。
本発明は、蓄電する蓄電部と、前記蓄電部から電力の供給を受ける所定の負荷と、前記蓄電部を充電する充電装置と、商用電源を電源として前記充電装置に電力を供給する第1電源回路と、前記商用電源を電源として前記負荷以外の本装置の一部の回路に電力を供給する第2電源回路と、本装置の省エネモードでは前記第1電源回路及び前記第2電源回路による電力の供給を停止し、前記蓄電部の充電電力を前記一部の回路に供給する電力供給手段と、前記蓄電部の充電電圧を検出する第1電圧検出回路と、この検出電圧をあらかじめ設定されている基準値と比較する第1比較手段と、この比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記充電装置による前記充電部の充電を行う第1充電手段と、を備えている電子機器である。
別の面から見た本発明は、定着装置と、蓄電する蓄電部と、商用電源を電源として前記定着装置の定着ローラを加熱する第1ヒータと、前記蓄電部から電力の供給を受けて前記定着装置の定着ローラを加熱する第2ヒータと、前記蓄電部を充電する充電装置と、前記商用電源を電源として前記充電装置に電力を供給する第1電源回路と、前記商用電源を電源として前記第1、第2ヒータ以外の本装置の一部の回路に電力を供給する第2電源回路と、本装置の省エネモードでは前記第1電源回路及び前記第2電源回路による電力の供給を停止し、前記蓄電部の充電電力を前記一部の回路に供給する電力供給手段と、前記蓄電部の充電電圧を検出する第1電圧検出回路と、この検出電圧をあらかじめ設定されている基準値と比較する第1比較手段と、この比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記充電装置による前記充電部の充電を行う第1充電手段と、を備えている電子写真方式の画像形成装置である。
本発明によれば、省エネモード中においても通電を維持すべき一部の回路に対しても、第2電源回路ではなく蓄電部の蓄電電力を使用することができるので、省エネモード中に第2電源回路で大電力を出力する必要はなく、従来に比べて節電を図ることができる。
しかも、省エネモードが長時間持続した場合などでも、充電部の電圧が低下したときは自動的に充電することができる。
以下、本発明を実施するための最良の一形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器、画像形成装置を実施する画像形成装置1の概略構成を示す縦断側面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式の画像形成装置であり、その中央部に設けられた画像形成部1A、その画像形成部1Aの下方に設けられた給紙部1B、及び画像形成部1Aの上方に設けられた原稿走査部1Cから構成されている。
原稿走査部1Cは、原稿が載置される原稿載置台1C1を有するスキャナ1C2及び原稿載置台1C1上に設けられた自動原稿給送装置1C3を備えている。スキャナ1C2は、原稿載置台1C1上の原稿から原稿画像(画像データ)を読み取る。自動原稿給送装置1C3は、原稿載置台1C1上に原稿を送り出し、さらに、原稿載置台1C1上に送り出された原稿を反転する構造になっている。これにより、原稿の表裏各面での原稿画像の読み取りも可能である。
画像形成部1Aは、水平方向に展張面を有する中間転写ベルト2、及びその展張面に沿って並置され色分解色と補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)によるトナー画像を担持可能な複数の感光体3Y、3M、3C、3B等を備えている。
各感光体3Y、3M、3C、3Bはドラム状に形成され、それぞれ同じ方向(図1では反時計方向)に回転可能に設けられている。各感光体3Y、3M、3C、3Bの周辺には、感光体3Y、3M、3C、3Bの回転過程において画像形成処理を実行する帯電装置4Y、4M、4C、4B、書込装置5、現像装置6Y、6M、6C、6B、1次転写装置7Y、7M、7C、7B及びクリーニング装置8Y、8M、8C、8Bが配置されている。
帯電装置4Y、4M、4C、4Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面を一様に帯電させる。
書込装置5は、スキャナ1C2により原稿載置台1C1上の原稿から得られた画像情報、あるいは画像形成装置1に接続されたコンピュータ(図示せず)から入力された画像情報に応じた書込光を各感光体3Y、3M、3C、3Bにそれぞれ出射して静電潜像を形成する。
現像装置6Y、6M、6C、6Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面に形成された静電潜像にトナーを供給して、その表面にトナー像を形成する。
1次転写装置7Y、7M、7C、7Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト2に一次転写させる。このとき、各感光体3Y、3M、3C、3Bのトナー像は中間転写ベルト2上に重畳される。
中間転写ベルト2は、複数のローラ2A、2B、2Cに掛け回されて感光体3Y、3M、3C、3Bとの対峙位置において同方向に移動可能に形成されている。ローラ2Aとローラ2Bとは中間転写ベルト2の展張面を形成している。それらの他のローラ2Cは、中間転写ベルト2を挟んで2次転写装置9に対峙している。また、中間転写ベルト2に対向する位置には、中間転写ベルト2をクリーニングするクリーニング装置10が設けられている。
2次転写装置9は、帯電駆動ローラ9A及び従動ローラ9Bに掛け回されて2次転写位置で中間転写ベルト2と同方向に移動可能な転写ベルト9Cを備えており、転写ベルト9Cを帯電駆動ローラ9Aにより帯電させることで中間転写ベルト2に重畳された多色画像あるいは担持されている単一色の画像をシートに転写する。
給紙部1Bは、シートを収容する複数の給紙カセット1B1、給紙カセット1B1から繰り出されるシートの搬送路に配置された複数の搬送ローラ1B2、及び2次転写位置の上流側(シートの搬送方向において)に位置するレジストローラ1B3等を備えている。
さらに、給紙部1Bは、画像形成部1Aの壁面の一部を起倒可能に設けた手差しトレイ1B4及び繰り出しコロ1B5を備えており、給紙カセット1B1から繰り出されるシートの搬送路に加えて手差しトレイ1B4に載置されたシートを2次転写位置に向け給送する。給紙カセット1B1からレジストローラ1B3に向けたシートの搬送路途中には、手差しトレイ1B4から繰り出されたシートの搬送路が合流し、いずれの搬送路から給送されるシートもレジストローラ1B3によってレジストタイミングが設定されるようになっている。
2次転写装置の下流側(シートの搬送方向において)には、シート上のトナー画像をシートに定着する定着装置111(詳しくは後述する)及びトナー画像が定着されたシートを排出する排出部12が設けられている。
また、画像形成装置1には、ジャム処理等でその内部を開放するための前ドア(図示せず)、及び定着装置111に電力を供給するキャパシタ装置13(詳しくは後述する)が設けられている。キャパシタ装置13は、画像形成装置1に対して装着可能に形成されている。
排出部12は、シートの搬送方向を切り換える搬送路切り換え爪12A、シートが排出される排紙トレイ12B、両面印刷等でシートの表裏を反転させる反転搬送路12C等を備えている。この排出部12は、搬送路切り換え爪12Aによってシートの搬送方向を切り換え、定着装置111を通過したシートを排紙トレイ12Bに向けた搬送路又は反転搬送路12Cに沿って搬送する。
このような画像形成装置1では、原稿載置台1C1上に載置された原稿からの画像情報、あるいは外部のホストコンピュータからの画像情報に基づいて、一様帯電された感光体3Y、3M、3C、3Bに対して静電潜像が形成され、静電潜像が現像装置6Y、6M、6C、6Bによって可視像処理された後、トナー像が中間転写ベルト2に1次転写される。
中間転写ベルト2に1次転写されたトナー像は、単一色画像の場合にはそのまま給紙部1Bから繰り出されたシートに対して2次転写され、多色画像の場合には1次転写の繰り返しにより重畳された後、シートに対して一括して2次転写される。2次転写後のシートは定着装置111により未定着画像を定着された後、排紙トレイ12Bに向けて、あるいは反転されて再度レジストローラ1B3に向けて給送される。
図2は、画像形成装置1が備えている定着装置111の概略構成を示す縦断側面図である。
図2に示すように、定着装置111は、定着部材である定着ローラ21、加圧部材である加圧ローラ23、及び加圧ローラ23を一定の加圧力で定着ローラ21に押し当てる加圧手段(図示せず)を備えている。定着ローラ21及び加圧ローラ23は、駆動機構(図示せず)により回転駆動される。
また、定着装置111には、ACヒータ2つ(符号29,30)、DCヒータ(符号22)1つの合計3つの加熱用のヒータが設けられており、また、温度検出用サーミスタ(符号37,38)が設けられている。これらの定着ヒータ29,30,22は、定着ローラ21の内部に配置されており、その定着ローラ21を内部から加熱する。また、サーミスタ37,38は、定着ローラ21の表面に当接され、定着ローラ21の表面温度(定着温度)を検出する。なお、サーミスタ37はヒータ29及びヒータ30に対応する測定領域に配置され、サーミスタ38はヒータ22に対応する測定領域に配置されている。
ヒータ29,30は、定着ローラ21の温度が目標温度に達していないときにONされて定着ローラ21を加熱する主たるヒータ(第1ヒータ)である。また、ヒータ22は、画像形成装置1の主電源投入の時や省エネのためのスリープモード(省エネモード)時からコピー可能となるまでの立ち上げ時等、すなわち、定着装置111のウォームアップ時にONされたり、又は、画像形成時に定着ローラ21の温度が目標温度に達してないときにONされたりして、定着ローラ21を加熱する補助的なヒータ(第2ヒータ(所定の負荷となる))である。
このような定着装置111では、トナー画像を担持したシーターが定着ローラ21と加圧ローラ22とのニップ部を通過する際に定着ローラ21及び加圧ローラ23によって加圧及び加圧される。これにより、シートにはトナー画像が定着される。
図3は、画像形成装置1が備えている電源装置の回路図である。
まず、画像形成装置制御部12について説明する。
画像形成装置制御部12にはCPU12a、図示しないROM、RAM、タイーマー、割り込み制御回路、A/Dコンバータ、シリアルコントローラ(UART)、及び入出力ポートを備えている。
画像形成装置1の主電源がはじめて投入された場合は、キャパシタバンク9は充電されてないので、ノーマルクローズ(非通電時は閉じている)のリレー11は通電されない。従ってリレー11は閉じた状態になり、後述の充電部にはAC電源が供給される。
画像形成装置制御部12は、主電源が投入されDC/DCコンバータより電源供給を受けると、CPU12aは、画像形成装置制御部及び周辺回路の初期設定を行った後、ポート1より、リレー11を閉じる信号“Low”をオープンコレクター回路34に出力する。オープンコレクター回路34の出力により、リレー駆動回路37のトランジスタTr3はOFF状態になるので、リレー11は非通電状態になり、リレー接点を閉じた状態を継続する。
CPU12aは画像形成装置1で画像形成動作を実施した後、一定時間、画像形成動作を実施しない場合は、画像形成装置1の電力を削減する省エネモードに入る。CPU12aはこの省エネモードに入るときに、ポート1より、リレー11を開放する信号“H”をオープンコレクター回路34に出力する。オープンコレクター回路34の出力により、リレー駆動回路37のトランジスタTr3はON状態になり、リレー11は通電状態になる。詳細は後述するが、キャパシタバンク9が充電状態の場合には、トランジスタTr2はON状態なので、トランジスタTr3はOFF状態になる。従って、CPU12aが省エネモードに入る場合でも、充電中は省エネモードに入るのは延期される。充電が完了すると、トランジスタTr2はOFF状態となり、トランジスタTr3はONし、リレー11は通電状態になり、リレー11は開放される。リレー11が開放されることにより、後述の充電部へのAC電源供給は停止される。
また、CPU12aは、省エネモードに入る時、DC/DCコンバータ回路33に、電源出力停止信号、“H”をポート5より出力する。
DC/DCコンバータ回路33は、この“H”信号により、画像形成装置制御部12、画像形成装置制御部12の一部の制御回路12c及びLANコントロール回路26への電源供給を停止する。
省エネモードを解除する時は、省エネモード解除SW36をONする。省エネモード解除SW信号“Low”は、DC/DCコンバータ回路33に入力される。
DC/DCコンバータ回路33は、省エネモード解除SW信号“Low”が入力されると、画像形成装置制御部12、画像形成装置制御部12の一部の制御回路12c、及びLANコントロール回路26に電源を供給する。これにより、省エネモードは解除される。
画像形成装置制御部12には、LANコントロール回路26が接続されており、省エネモード時は、キャパシタセル9qにより、電力供給を受けている。
LANコントロール回路26は、画像形成装置1が接続されているLANの制御を行い、省エネモード時に外部のコンピュータなどからLAN信号を受信すると、省エネモード解除信号“Low”を、DC/DCコンバータ回路33に出力する。DC/DCコンバータ回路33は、省エネモード解除信号“Low”が入力されると、画像形成装置制御部12、画像形成装置制御部12の一部の制御回路12c、及びLANコントロール回路26に電源を供給する。
尚、キャパシタセル9qの電圧は、Vccより低く設定されており、主電源がONされてLANインターフェース回路26及び画像形成装置制御部12の一部の制御回路12cにVcc電源が供給されている場合は、キャパシタセル9qからLANインターフェース回路26、及び画像形成装置制御部12の一部の制御回路12cに電力が供給されることはない。
次にキャパシタバンク9の蓄電力を、画像形成装置1のメモリに使用する点について説明を行う。
画像形成装置1の主電源がONされた通常時は、電源供給回路24によりメモリ25には電力が供給されている。省エネモード時または主電源がOFF時は、キャパシタセル9rによりメモリ25はバックアップされる。尚、メモリ25は、SRAM,SDRAM,DDR等である。
次に、画像形成装置制御部12が、キャパシタバンク9に蓄電された電力を放電する動作を説明する。
CPU12aにより、定着装置111に設けられた、サーミスタ38により定着装置111の過熱部温度は検出される。CPU12aは、サーミスタ38の温度が予め設定された温度より低い場合は、定電流及び定電力充電電圧発生回路10とUART28を介して通信を行い、キャパシタバンク9の電圧が、放電できる状態の場合は、ポート2より放電回路19のリレー19aを駆動する回路20に信号“H”を出力し、次にポート3よりFET19aをONする信号“H”を、バッファ回路21に出力する。リレー19a及びFET9bはONされキャパシタバンク9に接続された、定着ヒータ22に電力が供給される。
サーミスタ38の温度が予め設定された温度より高い場合は、CPU12aのポート2、より放電回路19のリレー19aを駆動する回路20に“Low”信号を出力し、次にポート3よりFET19aをOFFする信号“Low”を、バッファ回路21に出力する。よって、定着ヒータ22への電力供給は停止される。
次に、キャパシタバンク9の充電電圧を検出して、後述の充電部にAC電力を供給するリレー11を制御する制御回路の説明を行う。
充電電圧検出回路31は、コンパレータ42と抵抗R9と抵抗R8とでヒステリシス回路を構成する。キャパシタセル9rの充電電圧は、コンパレータ42の反転入力端子に入力される。
また、キャパシタセル9r,9q,9pを直列に接続した電圧と抵抗R7とツェナーダイオードZD2とで構成される回路により、キャパシタセル9rの充電電圧の閾値を検出するための基準電圧は作成される。この基準電圧回路39の出力が抵抗R8を介してコンパレータ42の非反転入力端子に入力される。
ヒステリスシス特性を有した充電電圧検出回路31は、コンパレータの反転入力端子電圧(キャパシタ9r電圧)が、基準電圧回路39の電圧より高くなると、信号“Low”をトランジスタTr2に出力し、トランジスタTr2はOFFとなる。トランジスタTr2のコレクター出力はトランジスタTr3のベースに接続されている。
この状態で画像形成装置制御部12及びLANコントロール回路26にDC/DCコンバータの電源が供給されている場合は、画像形成装置制御部12のポート1より、リレー11を閉じる信号“Low”がオープンコレクター回路34に出力されているので、閉じる信号が優先される。
画像形成装置制御部12及びLANコントロール回路26にDC/DCコンバータ33の電源が供給されてない、省エネモードの場合は、画像形成装置制御部12のポート1より信号は出力されてないので、トランジスタTr3はONする。トランジスタTr3がONすることによりノーマルクローズのリレー11は通電され、リレー11の接点は開放される。
ヒステリスシス特性を有した充電電圧検出回路31は、コンパレータ42の反転入力端子電圧(キャパシタ9r電圧)が、基準電圧回路39の電圧より低くなると、リレー11を閉じる信号、“H”をトランジスタTr2に出力する。これによりトランジスタTr2はONとなり、トランジスタTr3はOFFとなり、リレー11は非通電状態となり、リレー11の接点は閉じられ、充電は開始される。
次に、キャパシタバンク9を充電する充電部の充電回路及びその動作説明を行う。
交流電源ACからの交流入力は、フィルタ1を介して、非通電時に閉じた(ノーマルクローズ)リレー11に接続され、このリレー11の出力は全波整流回路2に接続され、全波整流された出力は平滑コンデンサC1に接続される。この平滑コンデンサC1により、全波整流回路2の出力のリップル成分等は除去される。
この全波整流回路2の直流出力側には、平滑コンデンサC1と並列に高周波トランス3の一次コイル3aが接続され、この一次コイル3aに、スイッチング手段としてFET6aが直列に接続されている。
FET6aで構成されるスイッチング回路6は、後述するスイッチング・レギュレーターIC13から出力されるPWM信号により、FET6aがスイッチング(ON,OFF動作)すると、一次コイル3aにはスイッチング電流が流れる。この一次側のスイッチ電流により、トランス3の二次コイル3bにスイッチ電圧が誘起する。このスイッチング周波数の導通期間を変えれば、出力電圧の制御を行うことが出来る。
トランス3の二次コイル3bには整流回路4として、ダイオードD1,D2が接続され、スイッチング電圧はこの整流回路4で整流され、チュークコイル5及びコンデンサC2により平滑され、直流出力に変換される。この直流出力はダイオードD3を介して、キャパシタセル(9a以下)が直列に接続されたキャパシタバンク9に供給され、キャパシタバンク9の個々のキャパシタセルは充電される。
本例のキャパシタバンク9には、満杯充電時に2.5Vになるキャパシタセル(電気二重層コンデンサセル)が18個、直列に接続されている。従って、18個のキャパシタセルが満充電になると、45Vの電圧が蓄電されることになる。
次に、PWM信号を発生させるスイッチング・レギュレーターIC13の動作説明を行う。
スイッチング・レギュレーターIC13は、全波整流回路2の直流出力を、抵抗R1とコンデンサC3及びツェナーダイオードZD1で構成される回路からの電源供給により、動作を開始し、補助巻線7とダイオードD4とで構成される補助電源により動作を継続する。
PWM信号となる周波数は、抵抗とコンダンサーとで構成される回路15の抵抗値とコンデンサの容量で決定される。
スイッチング・レギュレーターIC13には、フィードバック電圧検出回路14の、フォトカプラPC1の出力電圧のフィードバック電圧23に応じパルス幅を変調させるための電圧―パルス幅変換回路を備えている。そして、フィードバック電圧23に応じ、パルス幅が変化し、そのPWM信号はFET6aのゲートに入力され、FET6aによりトランス3の一次コイル3aをスイッチングすることにより、トランス3の二次コイル3bに出力電圧の異なる電圧を発生させることが出来る。
フィードバック電圧検出回路14へのフィードバックは、定電流及び定電力充電電圧発生回路10により、発生した電圧が、電圧を電流に変換する電圧電流変換回路18を構成するトランジスタTr1のベースに供給され、トランジスタTr1のエミッターに接続されたフォトカプラPC1により、フィードバックされる。
次に、キャパシタバンク9及びキャパシタバンク9の充電電圧検出回路16について説明する。
すなわち、キャパシタバンク9の端子間電圧は、抵抗R2と抵抗R3により分圧され、その電圧が定電流及び定電力充電電圧発生回路10に入力される。
次に、定電流及び定電力充電電圧発生回路10によるキャパシタバンク9の充電電流検出について説明する。
キャパシタバンク9の充電電流の検出は、キャパシタバンク9と直列に接続された抵抗R4の端子間電圧を検出することにより行われる。
次に、キャパシタセル個々の満充電を検出し、充電電流をバイパスして充電電圧を均等化するバイパス回路17の動作を簡単に説明する。
図3のバイパス回路17aは、キャパシタセル9aの端子間に並列接続されている。キャパシタセル9aが所定の電圧に充電されるとバイパス回路(バイパス回路17の個々のバイパス回路は、キャパシタセル9aに対応したバイパス回路で代表してバイパス回路17aの符号を付している)は、充電電流をバイパスする。他のバイパス回路も同様の動作を行い、キャパシタセルの充電電圧は均等化される。
バイパス回路17は、何れかのキャパシタセルのバイパス回路が動作すると、キャパシタセル満充電信号41を定電流及び定電力充電電圧発生回路10に出力する。全てのバイパス回路が動作すると、充電完了信号40を定電流及び定電力充電電圧発生回路10に出力する。
次に、定電流及び定電力充電電圧発生回路10が、キャパシタセル全体(キャパシタバンク9)の充電電圧検出、充電電流の検出、バイパス回路の動作を検出し、定電流充電及び定電力充電を行う点について説明する。
なお、定電流及び定電力充電電圧発生回路10には、図示しないCPU、ROM、RAM、ターマー、割り込み制御回路、A/Dコンバータ、シリアルコントローラ(UART)、D/Aコンバータ及び入出力ポートを備えている。
この定電流及び定電力充電電圧発生回路10は、画像形成装置制御部12と、シリアル通信手段であるUART27を介してキャパシタセルへの充電等を行う。
定電流及び定電力充電電圧発生回路10は、キャパシタバンク9の端子間電圧を充電電圧検出回路16の出力により検出する。
キャパシタバンク9の端子間電圧が、予め設定された値より低い場合には、予め設定された定電流充電にする電圧を、定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より電圧・電流変換回路18のオペアンプ29に出力する。
定電流充電するための電流検出は、キャパシタバンク9と直列に接続された抵抗R4の端子間電圧により、検出される。この端子間電圧を定電流及び定電力充電電圧発生回路10は逐次検出し、予め設定された定電流充電にするための電圧を、定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より電圧・電流変換回路18のオペアンプ29に出力する。
定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より出力するアナログ電圧は、抵抗R4の端子間電圧と出力するアナログ電圧との関係を予め登録しているテーブルを使用しても良いし、演算により算出しても良い。
定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より出力された、アナログ電圧は、電圧・電流変換回路18のオペアンプ29に入力され、トランジスタTr1により、フォトカプラPC1には、定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より出力された電圧に対応した電流が流れ、フィードバック電圧検出回路14にフィードバックされ、このフィードバック電圧により、PWM信号の幅が制御され、定電流充電するためのPWM信号が、スイッチング・レギュレーターIC13よりFET6aのゲートに出力される。
キャパシタバンク9の端子間電圧が予め設定された値以上になると、定電流及び定電力充電電圧発生回路10は、定電力充電を行うために、前記したようにキャパシタバンク9の充電電流と、キャパシタバンク9の端子間電圧の検出を行い、検出した充電電流と充電電圧から、予め設定された定電力充電を行うための電圧を演算して決定する。
そして、この電圧を定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より出力する。前記したように、定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より出力された、アナログ電圧は、電圧・電流変換回路18のオペアンプ29に入力され、トランジスタTr1により、フォトカプラPC1には、定電流及び定電力充電電圧発生回路10のD/A端子より出力された電圧に対応した電流が流れ、フィードバック電圧検出回路14にフィードバックされ、このフィードバック電圧により、PWM信号の幅が制御され、定電力充電するためのPWM信号が、スイッチング・レギュレーターIC13よりFET6aに出力される。
定電流及び定電力充電電圧発生回路10は、キャパシタバンク9の端子間電圧と、キャパシタバンク9の充電電流の検出を逐次行い、予め設定された定電力充電を行うための電圧を、D/A端子より出力する。
次に、定電流及び定電力充電電圧発生回路10は、何れかのキャパシタセルの充電完了を検知し、バイパス回路17の動作を行うと、予め設定された定電流充電を行うために、前記したような定電流充電動作を行う。
次に、定電流及び定電力充電電圧発生回路10は、全ての個々のバイパス回路(バイパス回路17aなど)の動作を検出すると、充電動作を停止する信号a(“H”信号)を、OR回路30を介してスイッチング・レギュレーターIC13に出力する。
なお、本例は、アナログ電圧を出力するために、D/Aコンバータを使用したが、通常の出力ポートより、PWM信号を出力し、抵抗R5及びコンデンサC4により平滑し、アナログ電圧にしても良い。
また、整流回路4で整流され、チュークコイル5及びコンデンサC2により平滑された直流出力を、定電圧電源回路8に供給し、定電圧電源回路8により安定化した低電圧が、定電流及び定電力充電電圧発生回路10の電源として供給される。
また、出力端子T1,T2及びT3は、キャパシタセルの蓄電力を外部に取り出すための端子である。
図4には、図3の回路の他の構成例の要部を示す。すなわち、本例は図3の回路において、充電電圧検出回路31などから構成される回路の一部に代えて、図4の回路を用いるものである。図4の回路は、その各回路要素は図3と同様である。
図4の回路における信号a,c,dは、図3に示している。図4の回路が図3と異なるのは、コンパレータ42の反転入力端子に単一のキャパシタセル9rの端子電圧に代えて、信号a、すなわちキャパシタバンク9全体の端子電圧を印加する点である。
すなわち、図4は、キャパシタバンク9全体の充電電圧を検出し、予め設定された閾値より充電電圧が低下した場合は、リレー11の接点を閉じて、予め設定された閾値より充電電圧が高い場合は、リレー11の接点を開放する回路である。
なお、回路系統を図示していないが、ヒータ29,30も商用交流電源ACから電力の供給を受けて加熱する。
以上の説明から明らかなように、画像形成装置1は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンク9を蓄電部とし、定電流及び定電力充電電圧発生回路10などを充電装置としてキャパシタバンク9を充電する。そして、全波整流回路11、平滑コンデンサC1やその後段の前述の回路を第1電源回路とし、全波整流回路32、平滑コンデンサC4、DC/DCコンバータ33などの回路を第2電源回路としている。
省エネモードは、画像形成装置制御部12が実行する処理で実現し(電力供給手段)、省エネモードでも電力供給を維持する一部の回路はLANコントロール回路24、画像形成装置制御部12の一部(符号12c)、メモリ25である。
第1電圧検出回路となるのは基準電圧回路39であり、第1比較手段となるのは充電電圧検出回路31であり、第1充電手段となるのはリレー11及び回路37などである。
このような構成により、画像形成装置1は、省エネモードにおいては、第2電源回路となる前述の電源回路をOFFにし、キャパシタバンク9からLANコントロール回路24、画像形成装置制御部12の一部(符号12c)、メモリ25に電力を供給する。
よって、第2電源回路から高い出力で電力を供給することなく省エネモードを維持することができ、従来に比べて節電を図ることができる。
また、省エネモード中でも、自然放電し、あるいは、省エネモードが長期に及んで、キャパシタバンク9の充電量が十分でなくなったときは、リレー11を閉じてキャパシタバンク9を充電することができるので、省エネモード中は必要最小限の電力のみを消費するようにして、一層の節電を図ることができる。
次に、画像形成装置1が備えている電源装置の他の構成例について説明する。
図5は、この電源装置の回路図である。以下では、図3、図4の回路の構成、動作と異なる点を中心に説明し、共通点については図3、図4と同一符号を用いて、詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本回路例では、キャパシタバンク9と並列に接続された蓄電手段46と、蓄電手段46に充電する回路を備えている。すなわち、開閉回路45、蓄電手段46、充電電圧検出回路47、制御回路50である。
図6には、図5に示す開閉回路45と蓄電手段46として、電気二重層コンデンサ1個を使用した回路例を示す。
図6の開閉回路45は、電気二重層コンデンサCが、予め設定された充電電圧以下になると閉じて電気二重層コンデンサCに図5の充電回路から充電し、予め設定された充電電圧を超えると開いて、充電回路からの充電を停止する回路である。なお、充電は、商用交流AC又はキャパシタバンク9から行われる。
また、開閉回路45は、主電源がOFFされた状態、又は省エネモード時等のときは、充電回路への電源供給を停止し、且つ、電気二重層コンデンサCが予め設定された充電電圧以下になると閉じ、電気二重層コンデンサCをキャパシタバンク9から充電する回路である。
以下に詳細に説明する。
電気二重層コンデンサCである蓄電手段46には、充電電圧検出回路47が並列に接続されている。
充電電圧検出回路47は、シャントレギュレーターX1と、抵抗R1〜R3とにより構成される。充電電圧検出回路47の出力により、開閉回路45の開閉を制御する制御回路50は、抵抗R4,R5,R6と、トランジスタQ2で構成される。抵抗R1とR2からなる分圧回路の分圧電圧が、シャントレギュレーターX1の制御端子に入力され、充電電圧が検出される。
電気二重層コンデンサCの端子電圧が所定の電圧に充電されると、シャントレギュレーターX1はONする。シャントレギュレーターX1がONすると、トランジスタQ2に抵抗R4を通してベース電流が流れ、トランジスタQ2はONする。トランジスタQ2がONすると、トランジスタQ1のベース電圧は抵抗R6、R7により“H”になり、トランジスタQ1はOFFされる。
逆に、キャパシタCの端子電圧が所定の電圧に以下になると、シャントレギュレーターX1はOFFする。シャントレギュレーターX1がOFFすると、トランジスタQ2はOFFする。トランジスタQ2がOFFすると、トランジスタQ1には抵抗R6、R7を通してベース電流が流れ、トランジスタQ1はONして電気二重層コンデンサCは充電される。外部出力端子T1は図5の端子T1に接続される。
次に、蓄電手段46にリチウムイオン二次電池を2個、直列に接続して使用した回路例を図7に示す。
図7において、リチウムイオン二次電池BTの充電電圧を充電電圧検出回路47で検出し、開閉回路45を制御する動作は、図6と同じである。リチウムイオン二次電池を充電する充電回路48は、定電圧・定電流充電機能を備えている。図7において、図6と同様の構成については説明を省略する。
図5に戻って、本例では、省エネモードにより画像形成装置制御部12、及びLANコントロール回路26への電源供給が停止されると、オープンコレクター回路34の出力も開放状態になり、LED52には、蓄電手段46の電力が供給されて点灯する。
また、画像形成装置1のメモリ25、LANコントロール回路26、画像形成装置制御部12の一部の制御回路12cにも出力端子T1及び出力端子T2より蓄電手段46の電力が供給される。
画像形成装置制御部12にはLANコントロール回路26が接続されており、省エネモード時は、蓄電手段46により電力供給を受ける。
蓄電手段46の出力端子T1の電圧はVccより低く設定されており、主電源がONされてLANインターフェース回路26及び画像形成装置制御部12の一部の制御回路12cにVcc電源が供給されている場合は、蓄電手段46の出力端子T1からLANインターフェース回路26、及び画像形成装置制御部12の一部の制御回路12cに電力が供給されることはない。
画像形成装置1の主電源がONされた通常時は、電源供給回路24によりメモリ25には電力が供給されている。省エネモード時または主電源がOFF時は、出力端子T1の出力電圧によりメモリ25はバックアップされる。なお、メモリ25は、SRAM、SDRAM、DDR等である。
ヒステリスシス特性を有した充電電圧検出回路31は、コンパレータの反転入力端子電圧が、基準電圧回路39の電圧より低くなると、リレー11を閉じる信号“H”をトランジスタTr2に出力する。トランジスタTr2はONとなり、トランジスタTr3はOFFとなり、リレー11は非通電状態となり、リレー11の接点は閉じられ、キャパシタバンク9、逐電手段46への充電は開始される。
図8には、図5の回路の他の構成例の要部を示す。すなわち、本例は図5の回路において、充電電圧検出回路31などから構成される回路の一部に代えて、図8の回路を用いるものである。図8の回路は、その各回路要素は図5と同様である。図8の回路における信号c,dは、図5に示している。信号eは、図6、図7に示している。図8の回路が図5と異なるのは、コンパレータ42の反転入力端子にキャパシタバンク9全体の端子電圧に代えて、信号e、すなわち蓄電手段46の端子電圧を印加する点である。
すなわち、図8は、蓄電手段46の充電電圧を検出し、予め設定された閾値より充電電圧が低下した場合は、リレー11の接点を閉じて、予め設定された閾値より充電電圧が高い場合は、リレー11の接点を開放する回路である。
このように、図5以下の回路では、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンク9と、所定の蓄電器となる蓄電手段46が並列に接続されていて、蓄電器となる蓄電手段46の充電電力をLANコントロール回路24、画像形成装置制御部12の一部(符号12c)、メモリ25に供給するものである。
そして、第1電圧検出回路となる基準電圧回路39はキャパシタバンク9の端子電圧を検出し、第1充電手段となるリレー11及び回路37などはキャパシタバンク9を充電する。
一方、第2電圧検出回路となる充電電圧検出回路47は、蓄電手段46の端子電圧を検出し、電圧が低下したときは、第2比較手段、第2充電手段となる開閉回路45でキャパシタバンク9から蓄電手段46に充電を行なう。
よって、省エネモードの際のLANコントロール回路24、画像形成装置制御部12の一部(符号12c)、メモリ25への電力供給専用の補助電源である蓄電手段46の電圧の低下を判断して、所定値以下に低下した場合だけ充電するにしているので、図3の回路に比べてさらに節電を図ることができる。
次に、画像形成装置1が備えている電源装置の他の構成例について説明する。
図9は、この電源装置の回路図である。以下では、図5以下の回路の構成、動作と異なる点を中心に説明し、共通点については図5以下と同一符号を用いて、詳細な説明を省略する。
前述の例では、リレー11の前から画像形成装置制御部12に、商用電源ACを供給し、省エネモード時は、DC/DCコンバータ33をOFFし、省エネモード解除時は、DC/DCコンバータ33をONしている。
これに対し、本例は、画像形成装置1の全ての電源を、リレー11を介して供給し、省エネモード時はリレー11を開放して画像形成装置1への電源供給を停止し、省エネモード解除時は、リレー11を閉じて、画像形成装置1への電源供給を行っている。
CPU12aは、画像形成装置1で画像形成動作を実施して後、一定時間、画像形成動作を実施しない場合は、画像形成装置1の電力を削減した、省エネモードに入る。CPU12aは、この省エネモードに入る時に、ポート1より、リレー11を開放する信号“H”をオープンコレクター回路34に出力する。オープンコレクター回路34の出力により、リレー駆動回路37のトランジスタTr3はON状態になり、リレー11は通電状態になる。リレー11は通電されと、リレー11は開放される。リレー11が開放されることにより、画像形成装置1への商用交流電源ACの供給は停止される。
省エネモードを解除する時は、省エネモード解除SW36をONする。省エネモード解除SW36がONされると、トランジスタTr4はONし、リレー駆動回路37のトランジスタTr3はOFF状態になるので、リレー11は非通電状態になり、ノーマルクローズのリレー11は接点を閉じた状態になり、画像形成装置1には商用交流電源ACが供給され、省エネモードは解除される。画像形成装置1は、主電源SW35が投入された時と同じ動作を行う。
画像形成装置制御部12にはLANコントロール回路26が接続されており、省エネモード時は、キャパシタ9qにより、電力供給を受けている。
LANコントロール回路26は、省エネモード時にLAN信号を受信すると、省エネモード解除信号“Low”を、トランジスタTr3に出力する。リレー駆動回路37のトランジスタTr3はOFF状態になるので、リレー11は非通電状態になり、ノーマルクローズのリレー11は接点を閉じた状態になり、画像形成装置にはAC電源が供給され省エネモードは解除される。
以上、本発明の電子機器を画像形成装置に適用した例について説明したが、本発明の電子機器は画像形成装置に限定されるものではなく、様々な電子機器に適用することができる。
本発明の一実施形態である画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 定着装置の構成について説明する説明図である。 画像形成装置が備えている電源装置の回路図である。 電源装置の他の例の回路図である。 電源装置の他の例の回路図である。 開閉回路等の詳細な回路構成を示す回路図である。 開閉回路等の詳細な回路構成を示す回路図である。 電源装置の他の例の回路図である。 電源装置の他の例の回路図である。
符号の説明
1 画像形成装置、電子機器
2 第1電源回路
9 キャパシタバンク、蓄電部
10 充電装置
11 第1充電手段
12c 一部の回路
21 定着ローラ
22 第2ヒータ、負荷
24 一部の回路
25 一部の回路、メモリ
20,30 第1ヒータ
31 第1比較手段
32 第2電源回路
33 第2電源回路
37 第1充電手段
39 第1電圧検出回路
45 第2比較手段、第2充電手段
46 蓄電器、蓄電部
47 第2電圧検出回路
111 定着装置
C1 第1電源回路
C4 第2電源回路

Claims (20)

  1. 蓄電する蓄電部と、
    前記蓄電部から電力の供給を受ける所定の負荷と、
    前記蓄電部を充電する充電装置と、
    商用電源を電源として前記充電装置に電力を供給する第1電源回路と、
    前記商用電源を電源として前記負荷以外の本装置の一部の回路に電力を供給する第2電源回路と、
    本装置の省エネモードでは前記第1電源回路及び前記第2電源回路による電力の供給を停止し、前記蓄電部の充電電力を前記一部の回路に供給する電力供給手段と、
    前記蓄電部の充電電圧を検出する第1電圧検出回路と、
    この検出電圧をあらかじめ設定されている基準値と比較する第1比較手段と、
    この比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記充電装置による前記充電部の充電を行う第1充電手段と、
    を備えている電子機器。
  2. 前記第1充電手段は、前記商用電源と前記充電装置との間のラインを開閉するスイッチを閉じることにより前記充電装置による充電を行う、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記スイッチは、非通電時に閉じるリレーである、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記一部の回路は、本装置の外部からの信号の入力を検出して本装置の前記省エネモードからの復帰を行う回路を含む、請求項1〜3のいずれかの一項に記載の電子機器。
  5. 前記一部の回路は、本装置の所定のメモリを含む、請求項1〜4のいずれかの一項に記載の電子機器。
  6. 前記蓄電部は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクである、請求項1〜5のいずれかの一項に記載の電子機器。
  7. 前記第1電圧検出回路は、前記キャパシタバンク全体の電圧を検出する、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1電圧検出回路は、前記キャパシタバンクを構成する少なくとも1つのキャパシタセルの電圧を検出する、請求項6に記載の電子機器。
  9. 前記蓄電部は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと所定の蓄電器とが並列に接続されてなり、
    前記電力供給手段は、前記蓄電部のうち前記蓄電器の充電電力を前記一部の回路に供給する、
    請求項1〜5のいずれかの一項に記載の電子機器。
  10. 前記第1電圧検出回路は、前記蓄電器の充電電圧を検出する、請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記第1電圧検出回路は、前記キャパシタバンクの充電電圧を検出する、請求項9に記載の電子機器。
  12. 前記第1電圧検出回路は、前記キャパシタバンクの端子電圧を検出し、
    前記第1充電手段は、前記比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記キャパシタバンクの充電を行ない、
    前記蓄電器の充電電圧を検出する第2電圧検出回路と、
    この検出電圧をあらかじめ設定されている基準値と比較する第2比較手段と、
    この比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記キャパシタバンクによる前記蓄電器の充電を行う第2充電手段と、
    をさらに備えている請求項9〜11のいずれかの一項に記載の電子機器。
  13. 蓄電する蓄電部と、
    前記蓄電部から電力の供給を受ける所定の負荷と、
    前記蓄電部を充電する充電装置と、
    商用電源を電源として前記充電装置に電力を供給する第1電源回路と、
    前記商用電源を電源として前記負荷以外の本装置の一部の回路に電力を供給する第2電源回路と、
    本装置の省エネモードでは前記第1電源回路及び前記第2電源回路による電力の供給を停止し、前記蓄電部の充電電力を前記一部の回路に供給する電力供給手段と、
    を備え、
    前記蓄電部は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと所定の蓄電器とが並列に接続されてなり、
    前記電力供給手段は、前記蓄電部のうち前記蓄電器の充電電力を前記一部の回路に供給する、
    電子機器。
  14. 前記蓄電器は、電気二重層コンデンサである、請求項9〜13のいずれかの一項に記載の電子機器。
  15. 前記蓄電器は、リチウムイオン電池である、請求項9〜13のいずれかの一項に記載の電子機器。
  16. 定着装置と、
    蓄電する蓄電部と、
    商用電源を電源として前記定着装置の定着ローラを加熱する第1ヒータと、
    前記蓄電部から電力の供給を受けて前記定着装置の定着ローラを加熱する第2ヒータと、
    前記蓄電部を充電する充電装置と、
    前記商用電源を電源として前記充電装置に電力を供給する第1電源回路と、
    前記商用電源を電源として前記第1、第2ヒータ以外の本装置の一部の回路に電力を供給する第2電源回路と、
    本装置の省エネモードでは前記第1電源回路及び前記第2電源回路による電力の供給を停止し、前記蓄電部の充電電力を前記一部の回路に供給する電力供給手段と、
    前記蓄電部の充電電圧を検出する第1電圧検出回路と、
    この検出電圧をあらかじめ設定されている基準値と比較する第1比較手段と、
    この比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記充電装置による前記充電部の充電を行う第1充電手段と、
    を備えている電子写真方式の画像形成装置。
  17. 前記蓄電部は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクである、請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記蓄電部は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと所定の蓄電器とが並列に接続されてなり、
    前記電力供給手段は、前記蓄電部のうち前記蓄電器の充電電力を前記一部の回路に供給する、
    請求項16又は17に記載の画像形成装置。
  19. 前記第1電圧検出回路は、前記キャパシタバンクの端子電圧を検出し、
    前記第1充電手段は、前記比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記キャパシタバンクの充電を行ない、
    前記蓄電器の充電電圧を検出する第2電圧検出回路と、
    この検出電圧をあらかじめ設定されている基準値と比較する第2比較手段と、
    この比較で前記検出電圧が前記基準値を下回ったときは前記キャパシタバンクによる前記蓄電器の充電を行う第2充電手段と、
    をさらに備えている請求項16〜18のいずれかの一項に記載の画像形成装置。
  20. 定着装置と、
    蓄電する蓄電部と、
    商用電源を電源として前記定着装置の定着ローラを加熱する第1ヒータと、
    前記蓄電部から電力の供給を受けて前記定着装置の定着ローラを加熱する第2ヒータと、
    前記蓄電部を充電する充電装置と、
    商用電源を電源として前記充電装置に電力を供給する第1電源回路と、
    前記商用電源を電源として前記第1、第2ヒータ以外の本装置の一部の回路に電力を供給する第2電源回路と、
    本装置の省エネモードでは前記第1電源回路及び前記第2電源回路による電力の供給を停止し、前記蓄電部の充電電力を前記一部の回路に供給する電力供給手段と、
    を備え、
    前記蓄電部は、複数のキャパシタセルを直列に接続したキャパシタバンクと所定の蓄電器とが並列に接続されてなり、
    前記電力供給手段は、前記蓄電部のうち前記蓄電器の充電電力を前記一部の回路に供給する、
    電子写真方式の画像形成装置。

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