JP2002278352A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002278352A
JP2002278352A JP2001074369A JP2001074369A JP2002278352A JP 2002278352 A JP2002278352 A JP 2002278352A JP 2001074369 A JP2001074369 A JP 2001074369A JP 2001074369 A JP2001074369 A JP 2001074369A JP 2002278352 A JP2002278352 A JP 2002278352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源環境への影響低減と立上り時間短縮を両
立させる。定着ヒータの温度リップルを低減する。定着
ヒータあるいはその給電回路の過電流保護をする。省エ
ネルギー制御をする。 【解決手段】 AC主電源スイッチSwapと、その閉によ
り起動する電源制御手段85と、これによりオン/オフさ
れる、AC電源に接続されたパワーリレーRA2と、これ
を介して電源が供給されるヒータ用のDC/DCコンバ
ータPC5と、これにより直流電源が供給される定着用ヒ
ータ123Cと、電源制御手段85により起動される他のDC
/DCコンバータPC2-PC4と、ヒータへの印加電圧制御
手段DRIVE5,VSEN5,85とヒータへの通電電流制御手段DRI
VE5,ISEN1,85を、ヒータ用のコンバータPC5および電源
制御手段85に設け、電源制御手段85でヒータ用コンバー
タPC5と他のコンバータPC2-PC4の起動タイミングに時間
差を設けたことを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着用ヒータをD
C電源で駆動する画像形成装置に関し、特に、定着用ヒ
ータに通電する、デジタル制御方式のスイッチングDC
電源に関する。
【0002】
【従来技術】従来は定着用ヒータには交流電源を入力
し、ヒータと直列に設けたトライアックのオンオフによ
り、ヒータへの通電電流をオンオフしてヒータの温度制
御を行なっていた。このAC通電方式を搭載した画像形
成装置では交流電源からの入力する高調波電流および、
交流電源が供給される商用電源ラインのインピーダンス
による電源電圧変動などの電源環境への影響を低減する
ために、トライアックの通電時間を制限するソフトスタ
ートなどの制御を行なっていた。
【0003】特開2000−14144号公報には、ス
イッチングDC電源の出力が過電流になるとラッチをセ
ットしてその出力でスイッチングのONを停止し、次の
スイッチング周期の始点でラッチをリセットしてONを
開始する、過電流状態の発生時に迅速に対応する制御を
行うスイッチング電源装置が開示されている。
【0004】特開平5−119552号公報には、商用
電源から画像形成に必要な複数の電源を形成出力すると
共に、出力電圧を機器の動作状態に対応して変更制御す
る提案がある。
【0005】特開平6−230702号公報には、ヒー
タのオン直後の突入電流を抑制するソフトスタートの一
態様を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ソフトスタートにより
電源環境への影響を低減することが可能となったが、ソ
フトスタート時の通電時間が交流電源の一周期の内の僅
かの時間となるため、定着ヒータの温度の立上り時間を
早くできない副作用があった。また、通電が間欠となる
ため、定着ヒータの温度リップルが大きくなる不具合も
あった。
【0007】そこで本発明は、電源環境への影響低減と
立上り時間短縮を両立させることを第1の目的とし、定
着ヒータの温度リップルを低減することを第2の目的と
し、定着ヒータあるいはその給電回路の過電流保護を第
3の目的とし、省エネルギーを第4の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)AC電源に接続さ
れた主電源スイッチ(Swap)と、主電源スイッチ(Swap)の
閉により起動する電源制御手段(85)と、電源制御手段(8
5)によりオンオフされる、AC電源に接続されたパワー
リレー(RA2)と、パワーリレー(RA2)を介して電源が供給
されるヒータ用のDC/DCコンバータ(PC5)と、ヒー
タ用のDC/DCコンバータ(PC5)により直流電源が供
給される定着用ヒータ(123C)と、電源制御手段(85)によ
り起動される他のDC/DCコンバータ(PC2-PC4)と、
ヒータ(123C)への印加電圧制御手段(DRIVE5,VSEN5,85)
とヒータ(123C)への通電電流の電流制御手段(DRIVE5,IS
EN1,85)を、ヒータ用のDC/DCコンバータ(PC5)およ
び電源制御手段(85)に設け、電源制御手段(85)でヒータ
用のDC/DCコンバータ(PC5)と他のDC/DCコン
バータ(PC2-PC4)の起動タイミングに時間差を設けたこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0009】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は相当要素
もしくは対応事項の記号を、参考までに付記した。以下
も同様である。
【0010】これによれば、電源制御手段でヒータ用の
DC/DCコンバータと他のDC/DCコンバータの起
動時間に時間差を設けるようにしたので、定着用ヒータ
の起動時に画像形成装置で消費することが許容される電
力に占めるヒータへの投入電力の比率を大きくすること
ができる。また、これにより電源環境への影響も低減で
きる。さらにヒータの印加電圧と通電電流を制御する手
段を設けることでヒータに連続的にDC通電し、温度リ
ップルを低減した画像形成装置を提供することができ
る。
【0011】(2)上記(1)の画像形成装置におい
て、定着用ヒータ(123C)の通電電流を所定値以下に制限
する電流リミットモードと、定着用ヒータ(123C)の通電
電流を定電流制御する定電流モードと、定着用ヒータの
印加電圧を定電圧制御する定電圧モードを設け、各モー
ドでの電流または電圧の設定値およびヒータ用のDC/
DCコンバータ(PC5)の出力制御に対する優先度を画像
形成装置の動作状態に応じて切り替えるようにしたこと
を特徴とする画像形成装置。
【0012】これによれば、各モードでの電流または電
圧の設定値およびヒータ用のDC/DCコンバータの出
力制御に対する優先度を画像形成装置の動作状態に応じ
て切り替えるようにしたので、画像形成装置の動作状態
に関わらず、電源環境を良好な状態に維持することがで
きる。
【0013】(3)AC電源に接続された主電源スイッ
チ(Swap)と、主電源スイッチの閉により起動する電源制
御手段(85)と、電源制御手段(85)によりオンオフされ
る、AC電源に接続されたパワーリレー(RA2) と、パワ
ーリレー(RA2)を介して電源が供給されるヒータ用DC
/DCコンバータ(PC5)と、ヒータ用DC/DCコンバ
ータ(PC5)により直流電源が供給される定着用ヒータ(12
3C)と、定着用ヒータ温度を検出する温度検出手段(TH)
とを有する画像形成装置において、定着用ヒータ(123C)
への印加電圧を検出する電圧検出手段(VSEN5)と、定着
用ヒータ(123C)の温度が所定値になるように定着用ヒー
タ(123C)に供給する電圧を増減する温度制御手段(85)
と、定着用ヒータ(123C)の通電電流を検出する電流検出
手段(ISEN1)と、通電電流を所定値以下に制限する電流
リミット手段(85)と、を設けことを特徴とする画像形成
装置。
【0014】これによれば、ヒータに連続的に通電を行
なえ、ヒータ温度の早い立上りを実現することができ
る。また、温度のリップルを低減することができる。定
着ヒータおよびその給電回路の過電流保護が実現する。 (4)前記他のDC/DCコンバータの少なくとも1つ
(PC1)から動作電圧を供給され、外部からの入力に応答
して、画像形成のためのシーケンス制御を開始する装置
動作コントローラ(60)が、電源制御手段(85)にDC/D
Cコンバータの1以上(PC2〜PC5)の直流電圧の生成/停
止を指示し、電源制御手段(85)が該指示に応答してDC
/DCコンバータ(PC2〜PC5)の直流電圧の生成/停止を
制御する、上記(1)の画像形成装置。
【0015】これによれば、DC/DCコンバータ(PC2
〜PC5)内にて個々の直流電圧を生成段階でON/OFF
するので、不要な電力をDC/DCコンバータ(PC2〜PC
5)で生じないようにすることができ、省電力を図る効果
がある。電力消費の積算値が更に少ないプリンタあるい
は複写機を実現出来る。
【0016】(5)前記主電源スイッチ(SWap)のオンに
よるAC電源の供給に応答して電源制御手段(85)への給
電を開始する初期給電手段(RA1,83,84);を更に備え、
電源制御手段(85)は、該初期給電手段より初期給電を受
けると、装置動作コントローラ(60)に給電するDC/D
Cコンバータ (PC1)を直流電圧の生成に駆動する。
【0017】これによれば、主電源スイッチ(SWap)がオ
ンになると、初期給電手段(RA1,83,84)が電源制御手段
(85)に給電する。すなわち電源制御手段(85)の電源が入
る。そして、電源制御手段(85)が装置動作コントローラ
(60)に給電するDC/DCコンバータ(PC1)を直流電圧
の生成に駆動するので、装置動作コントローラ(60)によ
る状態認知および制御が可能となる。
【0018】(6)装置動作コントローラ(60)は、電源
制御手段(85)がすべてのDC/DCコンバータ(PC1〜PC
5)を直流電圧の生成に駆動してから、電気負荷の物理状
態もしくは電気負荷によって駆動される物体の位置を、
待機時宛てのものとするホーミングを行う、上記(5)
の画像形成装置。
【0019】これによれば、すべてのDC/DCコンバ
ータ(PC1〜PC5)が起動してから各部のホーミング動作が
行なわれる。ホーミング動作終了後は、仮に電力供給不
要な各部への給電を遮断しても、次に稼動を求められた
時点においてそれから電力の供給を行っても、正しい位
置から正しい処理を問題無く行うことができる。
【0020】(7)装置動作コントローラ(60)はホーミ
ング終了後は、電力供給が不要な電気負荷に給電するD
C/DCコンバータ(PC2〜PC4)の直流電圧の生成停止
を、電源制御手段(85)に指示する、上記(6)の画像形
成装置。
【0021】ホーミング動作終了後は、電力供給不要な
各部の電力を一時遮断するので、次に稼動を求められた
時点において、それから電力の供給を行っても、正しい
位置から正しい処理を問題無く行うことができる。
【0022】(8)装置動作コントローラ(60)がDC/
DCコンバータ(PC4)の直流電圧生成の指示を発っして
から、DC/DCコンバータ(PC4)の出力が設定値に立
上るまでの遅れ時間データを格納するメモリ(60);を更
に備え、装置動作コントローラ(60)は、外部からの入力
に応答してDC/DCコンバータ(PC4)の直流電圧生成
を電源制御手段(85)に指示してから、前記メモリ(60)の
遅れ時間の経過後に、該DC/DCコンバータ(PC4)か
ら給電される電気負荷の駆動を開始する;上記(4)乃
至(7)のいずれかに記載の画像形成装置。
【0023】(9)画像形成装置は、感光体(114),こ
れを荷電する帯電器(119),感光体の帯電面に画像光を
露光する露光装置(141-146),露光によって生成した静
電潜像を顕像にする現像器(120),該顕像を転写紙に転
写する手段(115,116, 117),転写紙の顕像を該転写紙に
固着する定着装置(123)、および、これらの画像形成要
素を駆動する電気アクチュエータおよび電気回路(4)、
を含む画像形成装置(100)である、上記(4)乃至
(8)に記載の画像形成装置。
【0024】これによれば、上記(4)乃至(8)に記
載の作用効果がある画像形成装置(プリンタ100)が実現
する。
【0025】(10)更に、原稿の画像を読み取る画像
スキャナ(10)を備える、上記(10記載の画像形成装
置。
【0026】これによれば、上記(4)乃至(9)に記
載の作用効果がある画像形成装置(複写機図1)が実現す
る。
【0027】本発明の他の目的および特徴は図面を参照
した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0028】
【実施例】図1に本発明の1実施例であるデジタル複写
機の外観を示す。このデジタル複写機は、大略で、自動
原稿送り装置〔ADF〕30と、操作部20と、カラー
スキャナ10と、カラープリンタ100と、中継ユニッ
ト32と、ステープラ及び作像された用紙を大量に積載
可能なシフトトレイ付きのフィニッシャ34と、両面反
転ユニット33と、給紙バンク35と、大容量給紙トレ
イ36及び1ビン排紙トレイ31、の各ユニットで構成
されている。
【0029】図2に、カラープリンタ100の構成を示
す。露光手段としての書き込み光学ユニットは、スキャ
ナ10からのカラー画像データを光信号に変換して、原
稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム11
4に静電潜像を形成する。光書き込み光学ユニットは、
レーザー発光器141、これを発光駆動する発光駆動制
御部(図示省略)、ポリゴンミラー143、これを回転
駆動する回転用モータ144、fθレンズ142、反射
ミラー146などで構成されている。感光体ドラム11
4は、矢印で示す如く反時計廻りの向きに回転するが、
その周りには、感光体クリーニングユニット121、除
電ランプ114M、帯電器119、感光体ドラム上の潜
像電位を検知する電位センサー114D、リボルバー現
像装置120の選択された現像器、現像濃度パターン検
知器114P、中間転写ベルト115などが配置されて
いる。
【0030】リボルバー現像装置120は、BK現像器
120K、C現像器120C、M現像器120M、Y現
像器120Yと、各現像器を矢印で示す如く反時計回り
の向きに回転させる、リボルバー回転駆動部(図示省
略)などからなる。これら各現像器は、静電潜像を顕像
化するために、現像剤の穂を感光体ドラム114の表面
に接触させて回転する現像スリーブ120KS、120
CS、120MS、120YSと、現像剤を汲み上げ撹
拌するために回転する現像パドルなどで構成されてい
る。待機状態では、リボルバー現像装置120はBK現
像器120で現像を行う位置にセットされており、コピ
ー動作が開始されると、スキャナ10で所定のタイミン
グからBK画像データの読み取りがスタートし、この画
像データに基づき、レーザー光による光書き込み・潜像
形成が始まる。以下、Bk画像データによる静電潜像を
Bk潜像という。C、M、Yの各画像データについても
同じ。このBk潜像の先端部から現像可能とすべく、B
k現像器120Kの現像位置に潜像先端部が到達する前
に、現像スリーブ120KSを回転開始して、Bk潜像
をBkトナーで現像する。そして、以後、Bk潜像領域
の現像動作を続けるが、潜像後端部がBk潜像位置を通
過した時点で、速やかに、Bk現像器120Kによる現
像位置から次の色の現像器による現像位置まで、リボル
バー現像装置120を駆動して回動させる。この回動動
作は、少なくとも、次の画像データによる潜像先端部が
到達する前に完了させる。
【0031】像の形成サイクルが開始されると、感光体
ドラム114は矢印で示すように反時計廻りの向きに回
動し、中間転写ベルト115は図示しない駆動モータに
より、時計廻りの向きに回動する。中間転写ベルト11
5の回動に伴って、BKトナー像形成、Cトナー像形
成、Mトナー像形成およびYトナー像形成が順次行わ
れ、最終的に、BK、C、M、Yの順に中間転写ベルト
115上に重ねてトナー像が形成される。BK像の形成
は、以下のようにして行われる。すなわち、帯電器11
9がコロナ放電によって、感光体ドラム114を負電荷
で約−700Vに一様に帯電する。つづいて、レーザダ
イオード141は、Bk信号に基づいてラスタ露光を行
う。このようにラスタ像が露光されたとき、当初、一様
に荷電された感光体ドラム114の露光された部分につ
いては、露光光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が
形成される。リボルバー現像装置120内のトナーは、
フェライトキャリアとの撹拌によって負極性に帯電さ
れ、また、本現像装置のBK現像スリーブ120KS
は、感光体ドラム114の金属基体層に対して図示しな
い電源回路によって、負の直流電位と交流とが重畳され
た電位にバイアスされている。この結果、感光体ドラム
114の電荷が残っている部分には、トナーが付着せ
ず、電荷のない部分、つまり、露光された部分にはBk
トナーが吸着され、潜像と相似なBk可視像が形成され
る。中間転写ベルト115は、駆動ローラ115D、転
写対向ローラ115T、クリーニング対向ローラ115
Cおよび従動ローラ群に張架されており、図示しない駆
動モータにより回動駆動される。さて、感光体ドラム1
14上に形成したBkトナー像は、感光体と接触状態で
等速駆動している中間転写ベルト115の表面に、ベル
ト転写コロナ放電器(以下、ベルト転写部という。)1
16によって転写される。以下、感光体ドラム114か
ら中間転写ベルト115へのトナー像転写を、ベルト転
写と称する。感光体ドラム114上の若干の未転写残留
トナーは、感光体ドラム114の再使用に備えて、感光
体クリーニングユニット121で清掃される。ここで回
収されたトナーは、回収パイプを経由して図示しない排
トナータンクに蓄えられる。
【0032】なお、中間転写ベルト115には、感光体
ドラム114に順次形成する、Bk、C、M、Yのトナ
ー像を、同一面に順次、位置合わせして、4色重ねのベ
ルト転写画像を形成し、その後、転写紙にコロナ放電転
写器にて一括転写を行う。ところで、感光体ドラム11
4側では、BK画像の形成工程のつぎに、C画像の形成
工程に進むが、所定のタイミングから、スキャナ10に
よるC画像データの読み取りが始まり、その画像データ
によるレーザー光書き込みで、C潜像の形成を行う。C
現像器120Cは、その現像位置に対して、先のBk潜
像後端部が通過した後で、かつ、C潜像先端が到達する
前に、リボルバー現像装置の回転動作を行い、C潜像を
Cトナーで現像する。以降、C潜像領域の現像をつづけ
るが、潜像後端部が通過した時点で、先のBk現像器の
場合と同様にリボルバー現像装置120を駆動して、C
現像器120Cを送り出し、つぎのM現像器120Mを
現像位置に位置させる。この動作もやはり、つぎのM潜
像先端部が現像部に到達する前に行う。なお、Mおよび
Yの各像の形成工程については、それぞれの画像データ
の読み取り、潜像形成、現像の動作が、上述のBk像
や、C像の工程に準ずるので、説明は省略する。
【0033】ベルトクリーニング装置115Uは、入口
シール、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口
シールやゴムブレードの接離機構により構成される。1
色目のBk画像をベルト転写した後の、2、3、4色目
を画像をベルト転写している間は、ブレード接離機構に
よって、中間転写ベルト面から入口シール、ゴムブレー
ドなどは離間させておく。
【0034】紙転写コロナ放電器(以下、紙転写器とい
う。)117は、中間転写ベルト115上の重ねトナー
像を転写紙に転写するべく、コロナ放電方式にて、AC
+DCまたは、DC成分を転写紙および中間転写ベルト
に印加するものである。
【0035】転写紙カセット182Eおよび給紙バンク
35には、各種サイズの転写紙が収納されており、指定
されたサイズの用紙を収納しているカセットから、給紙
コロ183E等によってレジストローラ対118R方向
に給紙・搬送される。なお、符号112B2は、OHP
用紙や厚紙などを手差しするための給紙トレイを示して
いる。像形成が開始される時期に、転写紙は前記いずれ
かの給紙トレイから給送され、レジストローラ対418
Rのニップ部にて待機している。そして、紙転写器11
7に中間転写ベルト115上のトナー像の先端がさしか
かるときに、丁度、転写紙先端がこの像の先端に一致す
る如くにレジストローラ対118Rが駆動され、紙と像
との合わせが行われる。このようにして、転写紙が中間
転写ベルト上の色重ね像と重ねられて、正電位につなが
れた紙転写器117の上を通過する。このとき、コロナ
放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の殆
どが転写紙上に転写される。つづいて、紙転写器117
の左側に配置した図示しない除電ブラシによる分離除電
器を通過するときに、転写紙は除電され、中間転写ベル
ト115から剥離されて紙搬送ベルト122に移る。中
間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写された
転写紙は、紙搬送ベルト122で定着器123に搬送さ
れ、所定温度にコントロールされた定着ローラ123A
と加圧ローラ123Bのニップ部でトナー像を溶融定着
され、排出ロール対124で本体外に送り出され、図示
省略のコピートレイに表向きにスタックされる。
【0036】定着ローラ123Aの内部には、定着ヒー
タ(ハロゲンランプ)123Cがあり、この定着ヒータ
123Cに、電源制御板80(図3)上のDC/DCコ
ンバータPC5(図4)が通電し、これにより定着ヒー
タ123Cが発熱し且つ赤外線を発生して、定着ローラ
123Cを加熱する。
【0037】なお、ベルト転写後の感光体ドラム114
は、ブラシローラ、ゴムブレードなどからなる感光体ク
リーニングユニット121で表面をクリーニングされ、
また、除電ランプ114Mで均一除電される。また、転
写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト115
は、再び、クリーニングユニット115Uのブレード接
離機構でブレードを押圧して表面をクリーニングする。
リピートコピーの場合には、スキャナの動作および感光
体への画像形成は、1枚目の4色目画像工程にひきつづ
き、所定のタイミングで2枚目の1色目画像工程に進
む。中間転写ベルト115の方は、1枚目の4色重ね画
像の転写紙への一括転写工程にひきつづき、表面をベル
トクリーニング装置でクリーニングされた領域に、2枚
目のBkトナー像がベルト転写されるようにする。その
後は、1枚目と同様動作になる。
【0038】図3に、図1に示す複写機の電気系システ
ムの概要を示す。複写機メカ制御部すなわち画像読取り
および画像形成プロセス制御の主要部に、メイン制御板
50上の1つのMPU51と、スキャナ制御板11上の
1つのCPU12が用いられている。MPU51は作像
シーケンスおよび定着制御とシステム関係の制御を、C
PU12はスキャナ関係の制御をそれぞれ行う。MPU
51とCPU12とは、画像データインターフェース及
びシリアルインターフエースによって接続されている。
【0039】また、図3において、20は操作部、70
はI/O制御板、92は画像露光用のレーザ光を制御す
るLD制御板、41は給紙制御板、13はCCDを搭載
する読み取り制御板、90はマザーボード、60,91
は、複合機能を実現するためのアプリケーション拡張ユ
ニットで、91は、FAX機能を搭載したファクシミリ
制御ユニット、60は、パソコン,ワープロなどホスト
のドキュメントを印刷するプリンタ機能及びコピー,フ
ァクシミリ,プリンタの複合動作モードを制御するため
のプリンタコントローラ(ボード)である。80は電源
制御板(電源装置)である。電源制御板80上には、各
部電気要素すなわち電気負荷に給電するDC/DCコン
バータおよび交流入力回路がある。
【0040】図4に電源制御板80上の電源回路の概要
とそれによって給電される電気負荷の概要を示す。電源
回路は、交流ACのノイズを除去するフィルタ81と、
交流ACの入力電流値を検出する交流電流検出回路IS
EN0と、主電源スイッチSWap(交流入力スイッチ)
の閉(オン)によって給電される、交流電圧を整流平滑
する整流平滑回路82a、その出力直流が供給され各値
直流電圧の生成を行う各直流電圧生成部(DC/DCコ
ンバータ)PC1〜PC4と、パワーリレーRA2の閉
(オン)によって給電される、交流電圧を整流平滑する
整流平滑回路82b、その出力直流が供給され100V
の直流電圧を定着ヒータ123Cに印加する100V直
流電圧生成部(DC/DCコンバータ)PC5と、各直
流電圧生成部の電圧生成(生成/停止および出力電力)
を制御するデジタルコントローラ(デジタルシグナルプ
ロセッサDSPを用いた)85、主電源スイッチSWap
が開(OFF)から閉(ON)に切換えられて交流電源
ACが印加され整流平滑回路82aに直流電圧が表れる
とONされてバッテリ84をDSP85に印加するスイ
ッチ回路(SW)83、このスイッチ回路83がONす
ると、DSP85に必要な電源電圧を供給するバッテリ
84、および、パワーリレーRA2に給電する制御リレ
ーRA3とこれに通電するリレードライバ、よりなる。
【0041】5〜38Vの各直流電圧生成部PC1〜P
C4は、スキャナモータ、ADF(原稿自動送り装置)
などの負荷につながり、各負荷に必要な電圧を供給す
る。100V直流電圧生成部PC5は、定着ヒータ12
3Cに100Vを印加する。
【0042】DSP85は、マザーボード90に搭載の
プリンタコントローラ60とUART(ユニバーサル・
アシンクロナス・レシーバ・トランスミッタ:シリアル
通信)による通信を行う。図示しないが、プリンタコン
トローラ90は、CPU,不揮発性メモリ,ROM,R
AMおよび画像メモリを含むコンピュータシステムであ
る。
【0043】図5に、図4に示すスイッチ回路83と、
5V生成部PC1および100V生成部PC5の構成を
示す。100V商用交流電圧が、主電源スイッチSWap
のオンによりノイズフィルタ81を通して、整流平滑回
路82aに印加される。
【0044】ノイズフィルタ81は、100V商用交流
ラインの高周波ノイズがスイッチング電源すなわちDC
/DCコンバータPC1〜PC5の内部に入るのを遮断
し、しかもスイッチング電源が発生する高周波ノイズが
商用交流ラインに漏出するのを防ぐ入力フィルタであ
る。交流電圧はこの入力フィルタを通して、全波整流ダ
イオードブリッジと平滑コンデンサで構成される整流平
滑回路82a,82bに印加される。
【0045】また、整流平滑回路82aの出力電圧は抵
抗とリレーRA1からなる起動回路にも加わる。整流平
滑回路82aの出力電圧が加わると、リレーRA1の、
スイッチ回路(SW)83のダイオードD4とDSP8
5の動作電圧入力端Vccの間に介挿したリレー接点を
リレー接片RA1で閉じる。ダイオードD4はバッテリ
84に接続しているので、バッテリ電圧がDSP85に
加わり、これによりDSP85が起動して、5V生成部
PC1に、それぞれ第1のPWMパルスを出力する。
【0046】これにより、5V生成部PC1が動作状態
になり、5V直流電圧を発生する。整流平滑回路82a
の出力直流電圧は、5V生成部PC1の中のトランスT
R1の1次巻線に印加される。スイッチング素子である
FET1がオンになると、整流平滑回路82から、1次
巻線,スイッチング素子FET1ならびに電流値検出回
路ISEN1介して、1次側グランドに電流が流れる。
【0047】ドライブ回路DRIV1は、DSP85の
スイッチングON/OFF信号である第1のPWMパル
スを出力するPWM出力ポートにつながっている。DR
IV1,トランスTR1およびスイッチング素子FET
1によって、1次側スイッチング回路が構成され、整流
平滑回路82の出力電圧をPWMパルスに応答したスイ
ッチングによりチョッピングして、トランスTR1の1
次巻線にパルス通電する。
【0048】トランスTR1の2次側には、2次巻線に
誘起したパルス状電圧を直流に変換して出力する出力回
路がある。出力回路は、ダイオードD1,D2、チョー
クコイルCH1、出力電圧検出回路VSEN1および平
滑コンデンサにより構成される。
【0049】他の各値電圧を生成する回路PC2〜PC
4の構成および動作、ならびにそれらに対するDSP8
5の制御動作も同様である。しかし、生成回路の電力容
量が大きい生成回路は、スイッチング素子FETが複数
個並列接続で用いられるとか、回路の温度保護用のサー
ミスタを付加してその電圧(温度)をDSP85に与え
て、DSP85で温度異常を監視するなどが行われる。
【0050】定着ヒータ123Cに通電する100V直
流生成部PC5には、負過電流値を検出する電流検出回
路ISEN1および定着ヒータ123Cまわりの定着温
度を検出するサーミスタTHがある。
【0051】プリンタコントローラ60,I/O制御板
70およびメイン制御板50の、省エネ待機モードでも
入力監視をするCPUおよびMPU、ならびに省エネ待
機モードで外部入力信号を発生する回路には、5V生成
部PC1が給電する。
【0052】図6を参照する。主電源スイッチSWapを
オンすると(ステツプ1)、起動回路のリレーRA1に
電流が流れその接片RA1が接点がオンする(ステップ
2)。なお、以下において、カッコ内には、ステップと
いう語を省略して、ステップNo.数字のみを記す。リ
レー接片RA1のオンにより、DSP85の電源端子V
ccにバッテリ84からダイオードD4を介して電圧が供
給され、DSP85が起動する(3)。DSP85が起
動すると、DSP85は5V直流電圧を生成するDC/
DCコンバータPC1を起動する。すなわち、それへの
第1のPWMパルスの出力と、その出力電圧を参照して
それが目標値5Vになるように、第1のPWMパルスの
デューティを調整するPWM制御を開始する(4)。D
C/DCコンバータPC1が起動すると、その5V直流
が、マザーボード90のプリンタコントローラ60およ
びメイン制御板50のMPU51(図3)ならびにそれ
らによる状態監視および制御に所要の回路部に供給さ
れ、エンジン制御手段(コントローラ60のCPUとM
PU51)が起動する(5)。
【0053】次に、DSP85は定着ヒータ用のDC/
DCコンバータPC5を起動するための制御を開始する
(8)。これは、定着ヒータ123Cを内蔵する定着ロ
ーラの熱容量が大きく、温度の立上りに時間を要するた
めに、PC2〜PC4よりも早いタイミングで起動して
いる。定着ヒータ123Cの温度が所定値(リロード温
度:170℃)に達したら、立上げのための処理を終了
し、定着目標温度とする温度制御に切換える。この切換
えを終えると、DC/DCコンバータPC2〜PC4を
起動する(9)。これらのコンバータPC2〜PC4の
出力電圧がすべて所定値以上になると、DSP85は電
源レデイをUART通信によりコントローラ60のCP
Uに報知し、コントローラ60のCPUがこれに応答し
て、MPU51を介して、ホーミングを行う(10)。
【0054】このホーミングでプリンタコントローラ6
0のCPUは、複写機の各部位に、スキャナ位置、FI
N(フィニッシャー)のトレイ位置などホーミング位置
調整のホーミング動作実行を指示する。
【0055】ホーミング動作が終了すれば、プリンタコ
ントローラ60のCPUは、省電力機能が設定されてい
るかどうかを調べ、設定されていれば、生成不要な直流
電圧である、12V生成部PC2,24V生成部PC3
および38V生成部PC4の直流電圧生成を停止するよ
う、DSP85に指令する。これを受け、DSP85は
上記生成部PC2〜PC4の電圧生成制御を停止する。
これは、これらの生成部PC2〜PC4へのPWMパル
ス出力ポートを、FETオフ指示レベルに開放し、か
つ、それらへのPWMパルス出力を停止することにより
行う。これにより、生成部PC2〜PC4の内部におけ
る電力消費も実質上なくなる。
【0056】以降は、複写機の通常処理を行う。通常の
複写機動作は公知であるので説明を省略する。この通常
処理で、公知であるが、複写又はプリント指示がなく、
操作部20に操作がなく設定時間が経過したときに、プ
リンタコントローラ60のCPUは、省電力モードを設
定する。この実施例では、生成部PC2〜PC4の直流
電圧生成を停止するよう、DSP85に指令する。これ
を受け、DSP85が上記生成部PC2〜PC4の電圧
生成制御を停止する。
【0057】複写機のウォーミングアップが終了し、コ
ピー可の状態にて、スキャン設定がされれば、例えばコ
ンタクトガラスに原稿が置かれ、コピースタートキーが
押下されれば、プリンタコントローラ60のCPUは、
スキャン設定がなされたと判断し、38V生成部PC4
の直流電圧生成ONをDSP85に指令する。これを受
け、DSP85は38V生成部PC4へのPWMパルス
出力を開始し、38V生成部PC4がスキャナモータの
モータドライバに38V電圧を供給する。プリンタコン
トローラ60のCPUは、プリンタコントローラ60の
内部の不揮発性メモリに持っている38V生成部PC4
の38V電圧が立ち上がるまでの遅延時間データを基
に、38V生成部PC4のON指令を発してから該遅延
時間データ分の時間が過ぎるまで、クロックパルスをカ
ウントする。すなわち計時を行う。該遅延時間が過ぎれ
ば、スキャナスタート可の指令を、スキャナ制御板11
上のモータコントロールユニットに指令する。
【0058】原稿をスキャンし終わり、スキャナー動作
が不要になれば、不要になった時点にてプリンタコント
ローラ60のCPUは、38V生成部PC4の38V電
圧生成を停止するようDSP85に指令する。DSP8
5は38V生成部PC4の38V電圧生成制御を停止す
る。プリンタコントローラ60のCPUは、以降は、複
写機の通常処理を行う。
【0059】同様に、ADF(自動原稿送り装置)30
に原稿がセットされ、コピースタートキーが押下されれ
ば、ADF設定がなされたと判断し、プリンタコントロ
ーラ60のCPUは、38V生成部PC4と24V電圧
生成部PC3の電圧生成を行うよう指令する。これを受
け、DSP85は、38V電圧と24V電圧を生成制御
する。これにより38V電圧と24V電圧がADF30
に供給される。
【0060】プリンタコントローラ60のCPUは、コ
ントローラ60内の不揮発性メモリに持っている38V
生成部PC4の38V電圧と24V生成部PC3の24
V電圧の立上りがともに完了するまでの遅延時間データ
を基に、ON指令発してから遅延時間データ分の時間が
過ぎるまで計時する。過ぎれば、ADF動作可の指令を
ADF30に与える。
【0061】ADF30に原稿がセットされ、コピース
タートキーが押下されたときは、スキャナーも同時に動
くことになるので、スキャン設定も同時に行われる。ス
キャン設定時の動作は上記のとおりであるので、ここで
の説明は省略する。
【0062】ADFにセットされた原稿を全て送り終わ
れば、ADF非設定の状態になり、プリンタコントロー
ラ60のCPUは、38V生成部PC4と24V電圧生
成部PC3の電圧生成を停止するようDSP85に指令
する。これを受け、DSP85は、38V電圧と24V
電圧の生成制御を停止する。すなわち、ADF30への
給電を止める。
【0063】また、FIN(フィニッシャー)使用時も
同様である。周辺機のFINが複写機本体に接続され、
排紙が行われるとき、FIN設定をプリンタコントロー
ラ60のCPUが判断する。以降の処理はスキャン設
定、ADF設定と同様である。
【0064】本実施例の複写機は省電力モードを持って
いる。これは、複写機を長時間使用しないとき、5V生
成部PC1の5V電圧のみを残して、他の直流電圧は出
力をオフし、また図示しないが定着ヒータへの交流電源
供給をオフして、低消費電力状態を実現させるモードで
ある。この省電力モードは複写機の操作を、あらかじめ
設定した時間以上行わないとき、自動的に移行する。ま
たは、操作部20にある電源サブキーを数秒押下すれば
移行する。省電力モードの解除には、電源サブキーを数
秒押下する。
【0065】複写機不使用のまま設定時間が経過する
と、あるいは電源サブキーにより省電力モードへの移行
指示があると、プリンタコントローラ60のCPUは、
省電力モードを設定して、DSP85に5V生成部PC
1以外の、直流電圧生成(PC2〜PC5)を停止する
よう指令する。これに応答してDSP85は、DC/D
CコンバータPC2〜PC5への、第2〜第5のPWM
パルス出力を停止すると共に、パワーリレーRA2をオ
フにする。
【0066】省電力モードを設定しているときに、電源
サブキーが数秒押下され、あるいは、複写機に対するオ
ペレータの操作又はホスト(パソコン)からのプリント
指令があると、プリンタコントローラ60のCPUは、
省電力モードを解除して、DSP85に、電源復帰を指
示する。DSP85はこれに応答して、まずパワーリレ
ーRA2のオンとDC/DCコンバータPC5の起動を
行い、サーミスタTHの検出温度を参照して、それがリ
ロード温度170°C未満であるとDC/DCコンバー
タPC5に与える第5のPWMパルスのデューティを、
定着温度立ち上げ処理にて操作する。定着ヒータ123
Cの温度がリロード温度170℃以上であった場合、あ
るいは立ち上げ処理にて170℃以上になると、DSP
85は、第5のPWMパルスのデューティを、定着目標
温度とする温度制御のものに切換える。この切換えを終
えると、DC/DCコンバータPC2〜PC4を起動す
る。これらのコンバータPC2〜PC4の出力電圧がす
べて所定値以上になると、DSP85は電源レデイをU
ART通信によりコントローラ60のCPUに報知す
る。
【0067】次に、DSP85よる各コンバータの制御
について説明する。DSP85は、DC/DCコンバー
タPC1〜PC4には、ほぼ同一の出力電圧制御を行な
う。しかし、DC/DCコンバータPC5には、画像形
成装置の動作モードおよび定着ヒータ123Cの物理的
状態に対応して、複数の制御モードを選択的に適用す
る。
【0068】図7に、DC/DCコンバータPC1の制
御ループの概要を示す。商用電源ACからの入力を、F
ET1で約100KHzでスイッチングしトランスTR
1を駆動する。トランスTR2の出力を整流平滑し負荷
へ供給する。出力の電圧を検出しDSP85にフィード
バックし、これが5Vとなるように、DSP85が、ス
イッチングのための第1のPWMパルスのデューティを
操作する。この制御ループによりコンバータ出力の安定
化を行なっている。すなわち定電圧制御を行っている。
DC/DCコンバータPC2〜4の制御ループもこれと
同じである。
【0069】DC/DCコンバータPC5に関しては、
フィードバック値をサーミスタTHの検出値,電圧検出
回路VSEN5の検出電圧値あるいは電流検出回路IS
EN1の検出電流値とする定温度制御,定電圧制御ある
いは定電流制御があり、また、電流値を抑制する電流リ
ミット制御がある。定着ローラの検出温度が所定値とな
るように定温度制御を実行し、画像形成装置の動作モー
ドに応じて出力を定電流制御または定電圧制御、または
出力電流を所定値以下に制限するを併用する。また、画
像形成装置全体の入力電流を所定値以下に制限するため
に、DC/DCコンバータPC5の出力を制限する電流
リミット制御(入力電流制限制御)を行なう。
【0070】図8に、PWMパルスの波形を示す。PW
Mパルスは周期Tを固定として、パルスの幅T1(FE
Tのオン期間)をフィードバック値に応じて制御してい
る。周期Tに対するパルス幅T1の比率をデューティと
称している。PWMパルスのデューティとコンバータの
出力の関係をPWM特性と称し、一例を図9のグラフに
示す。コンバータの出力はデューティに比例するように
なっている。
【0071】図10のフローを参照して、定電圧制御に
ついて説明する。定電圧制御は、DSP85の中でソフ
ト的に処理しており、所定の周期(具体的には1ms
毎)で実行している。DSP85は、電圧検出回路VS
ENの電圧検出信号(DC/DCコンバータの出力電圧
を表す検出信号)を、A/D変換してデジタル値(電圧
データ)として取り込む(21)。そして検出値(電圧
データ)が正常(所定値以下)かどうか判定し(2
2)、異常の場合は最小のデューティを選択し(2
6)、PWMパルスに反映してコンバータへ出力する
(25)。
【0072】正常な場合は比例演算を行ないPWMパル
スの新しいデューティを決める(23)。比例演算では
出力の設定値(具体的には5V,12V,24V,38
V又は100V)を目標値として、目標値と検出値との
差分に応じてデューティを増減している。デューティの
演算結果が正常(70%以内)かチェックし(24)、
異常の場合(70%超)は、許容される最大のデューテ
ィ(70%)を選択する(27)。正常な場合は、演算
結果をPWMパルスに反映してコンバータへ出力する
(25)。
【0073】DC/DCコンバータPC5でのみ行なう
定電流制御も、定電圧制御と同様のアルゴリズムで処理
しておりフローを図11に示し、説明は省略する。
【0074】次に図12を参照して、DC/DCコンバ
ータPC5で行なっている定着ローラの温度制御につい
て説明する。温度制御では、定着ローラ123Cの温度
(サーミスタの検出値),ヒータ123Cへの印加電圧
(電圧検出回路VSEN5の検出値)およびヒータ12
3Cの通電電流(電流検出回路VSEN1の検出値)
を、それぞれA/D変換して読み込む(41)。次に温
度の検出値が正常(200℃以下)か判定し(42)、
異常の場合は定着ヒータ系への通電を遮断する制御(4
8,49,50)を行なっている。ここでは初めにDC
/DCコンバータPC5にDSP85のポートPWM5
から供給する第5のPWMパルスのデューティとして最
小値(具体的には0%)を選択する(48)。次にパワ
ーリレーRA2をオフし、定着ヒータ系の回路への通電
を遮断する(49)。そしてヒータの異常状態を画像形
成装置全体を制御するプリンタコントローラ60のCP
Uに通知する異常情報設定(50)を行なった後、最小
デューティをPWMパルスに反映するデューティ更新
(47)を行なって異常処理を完了する。
【0075】ヒータ温度が正常な場合は、ヒータへの印
加電圧とほぼ同じ(電流検出回路ISEN1での電圧降
下が出力電圧に比べて小さいため)コンバータの出力電
圧が所定値(具体的には130V)以下(正常)か判定
し(43)、異常の場合は出力電圧を130V以下に制
御する定電圧制御を実施する(51,52)。しかしこ
こで通電電流が異常(13A超)であると、PWMパル
スを最小デューティ(0%)にする(53)。
【0076】出力電圧が正常な場合は、ヒータの通電電
流(出力電流)が所定値(具体的には13A)以下(正
常)か判定し(44)、異常の場合は通電電流を13A
以下に制御する定電流制御を実施する(54)。
【0077】出力電流が正常の場合は、次にPWMパル
スのデューティが所定値(具体的には70%)以下(正
常)か判定し(45)、異常の場合は最大のデューティ
(具体的には70%)を選択する(55)。デューティ
が正常の時は新しいデューティを比例演算で算出し(4
6)、PWMパルスに反映して処理を完了する(4
7)。
【0078】以上のように、この温度制御処理では定着
用ヒータの温度を目標の値に保つために、定電圧制御と
定電流制御を併用している。
【0079】定着用のヒータ123Cに周知のハロゲン
ヒータを用いている。ハロゲンヒータは起動時の温度が
低い時にはインピーダンスが低く、大きな突入電流が流
れる。従来はこれを低減するために交流一周期内での通
電時間を徐々に大きくしていくソフトスタートの制御が
行なわれていた。ソフトスタート期間は通電時間の比率
が小さく温度の立上り時間が遅くなることがあった。こ
れに対し、この実施例では、大きな突入電流が流れると
き、図12kステップ44からステップ54の定電流制
御に進み、そこでPWMデューテイを最小値(0%)に
して(図11の32−36−35)電流値が所定値(1
3A)以下に下がってから(出力電流が正常に戻ると)
PWMデューテイを正常値にもどす(図12の44,4
5,46)ので、すなわち自動的に通電電流を最大に制
限する電流リミットが行われ、通電電流が所定値以下と
なるようにヒータへの印加電圧(デューティ)が下がる
ので、結局突入電流が流れる温度域では、時系列平均で
は、低い電圧で連続的に通電するという結果になる。
【0080】
【発明の効果】電源制御手段でヒータ用のDC/DCコ
ンバータPC5と他のDC/DCコンバータPC2〜P
C4の起動タイミングに時間差を設けるようにしたの
で、定着用ヒータの起動時に画像形成装置で消費するこ
とが許容される電力に占めるヒータへの投入電力の比率
を大きくすることができる。また、これにより電源環境
への影響も低減できる。さらにヒータの印加電圧と通電
電流を制御する手段(DSP85:図12)を設けるこ
とでヒータに連続的にDC通電し、温度リップルを低減
した画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるカラー複写機の外観
を示す正面図である。
【図2】 図1に示すカラープリンタ100の内部機構
の概要を示す縦断面図である。
【図3】 図1に示す複写機の電気系統のシステム構成
を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す電源制御板80上の、電源回路の
概要を示すブロック図である。
【図5】 図4に示す5V生成部PC1,100V生成
部PC5およびスイッチ回路83の電気回路の概要を示
すブロック図である。
【図6】 図4に示す電源回路の各部分の起動シーケン
スを示すブロック図である。
【図7】 図5に示す5V生成部PC1の出力電圧制御
ループを示すブロック図である。
【図8】 各生成部PC1〜PC5にDSP85が与え
るPWMパルスのレベル変化を示すタイムチャートであ
り、横軸が時間軸である。
【図9】 各生成部PC1〜PC5の、与えられるPW
Mパルスのデューティと出力の関係を示すグラフであ
る。
【図10】 DSP85が、各生成部PC1〜PC5に
対して実行する定電圧制御の内容を示すフローチャート
である。
【図11】 DSP85が、100V生成部PC5に対
して実行する定電流制御の内容を示すフローチャートで
ある。
【図12】 DSP85が、100V生成部PC5に対
して実行する温度制御の内容を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
35:給紙バンク 36:大量給紙トレイ 114:感光体 115:中間転写ベルト 116,117:転写チャージャ 119:帯電チャージャ 120:現像器 123:定着装置 143:ポリゴンミラー RA1:電気リレーの電気コイル,リレー接片 PC1〜PC7:スイッチング制御のDC/DCコンバ
ータ DRIV1:スイッチングドライバ ISEN0,1:電流検出回路 VSEN1,5:電圧検出回路 CV1:定電圧回路 RA2:パワーリレーの電気コイル,リレー接片 RA3:制御リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/00 310 H05B 3/00 310D 335 335 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA01 DA12 DA31 EA12 EA16 EC06 EC10 ED25 ED30 EE02 EF01 EF04 EF09 EF13 EF16 EJ18 ZA01 2H033 AA30 AA32 AA42 BA25 BB17 CA01 CA30 CA44 CA48 3K058 AA02 AA26 AA72 BA18 CA03 CA04 CA12 CA23 CB07 CB09 CB10 CB12 DA02 GA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AC電源に接続された主電源スイッチと、
    主電源スイッチの閉により起動する電源制御手段と、 電源制御手段によりオンオフされる、AC電源に接続さ
    れたパワーリレーと、 パワーリレーを介して電源が供給されるヒータ用のDC
    /DCコンバータと、 ヒータ用のDC/DCコンバータ(PC5)により直流電源
    が供給される定着用ヒータと、 電源制御手段により起動される他のDC/DCコンバー
    タと、 ヒータへの印加電圧制御手段とヒータへの通電電流の電
    流制御手段を、ヒータ用のDC/DCコンバータおよび
    電源制御手段に設け、電源制御手段でヒータ用のDC/
    DCコンバータと他のDC/DCコンバータの起動タイ
    ミングに時間差を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像形成装置において、 定着用ヒータの通電電流を所定値以下に制限する電流リ
    ミットモードと、 定着用ヒータの通電電流を定電流制御する定電流モード
    と、 定着用ヒータの印加電圧を定電圧制御する定電圧モード
    を設け、 各モードでの電流または電圧の設定値およびヒータ用の
    DC/DCコンバータの出力制御に対する優先度を画像
    形成装置の動作状態に応じて切り替えるようにしたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】AC電源に接続された主電源スイッチと、
    主電源スイッチの閉により起動する電源制御手段と、 電源制御手段によりオンオフされる、AC電源に接続さ
    れたパワーリレーと、 パワーリレーを介して電源が供給されるヒータ用DC/
    DCコンバータと、 ヒータ用DC/DCコンバータにより直流電源が供給さ
    れる定着用ヒータと、定着用ヒータ温度を検出する温度
    検出手段とを有する画像形成装置において、定着用ヒー
    タへの印加電圧を検出する電圧検出手段と、定着用ヒー
    タの温度が所定値になるように定着用ヒータに供給する
    電圧を増減する温度制御手段と、定着用ヒータの通電電
    流を検出する電流検出手段と、通電電流を所定値以下に
    制限する電流リミット手段と、を設けことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記他のDC/DCコンバータの少なくと
    も1つから動作電圧を供給され、外部からの入力に応答
    して、画像形成のためのシーケンス制御を開始する装置
    動作コントローラが、電源制御手段にDC/DCコンバ
    ータの1以上の直流電圧の生成/停止を指示し、電源制
    御手段が該指示に応答してDC/DCコンバータの直流
    電圧の生成/停止を制御する、請求項1記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】前記主電源スイッチのオンによるAC電源
    の供給に応答して電源制御手段への給電を開始する初期
    給電手段;を更に備え、電源制御手段は、該初期給電手
    段より初期給電を受けると、装置動作コントローラに給
    電するDC/DCコンバータを直流電圧の生成に駆動す
    る。
  6. 【請求項6】装置動作コントローラは、電源制御手段が
    すべてのDC/DCコンバータを直流電圧の生成に駆動
    してから、電気負荷の物理状態もしくは電気負荷によっ
    て駆動される物体の位置を、待機時宛てのものとするホ
    ーミングを行う、請求項5記載の画像形成装置。
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