JP2006211261A - 画像読取り装置および画像読取りプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿読取り画像から文字を認識し、対応した文字データを出力する、いわゆるOCR機能を備える画像読取り装置において、その認識した文字データを記憶手段に記憶したり、他の機器へ転送したりするにあたって、付加すべきファイル名を選び出す手間を省略するとともに、使用者によるファイル名の選択のばらつきを無くす。
【解決手段】 ステップS1で原稿画像を読込み、文字認識して順次記憶してゆき、ステップS2で、文字列(語句)を抽出すると、ステップS3で、出現頻度の高い文字列を抽出する。その後、ステップS4で禁則文字でないことを判断すると、ステップS6で表示し、ステップS7で使用者が適切と判断し、決定すれば、ステップS8で、ファイル名として、文字データとともに記憶し、登録する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機などの画像形成装置やファクシミリ装置などに搭載される画像読取り装置および画像読取りプログラムに関し、特に読取り画像から文字を認識し、認識した文字に対応した文字データ(テキストデータ)を出力する、いわゆるOCR(Optical Character Recognition)機能を有するものに関する。
前記OCR機能は、文書原稿を読取るだけで、文字データを作成して出力するので、一旦文書にされた原稿を引用したり、修正したりして新たな文書を作成するのに非常に有効である。そのOCR機能で得られた文字データは、記憶手段に記憶されたり、他の機器へ転送されることになるが、多くの文書を管理する場合、使用者が管理し易いように、原稿に対するファイル名を登録しておく必要がある。典型的な従来技術では、1つのファイルを作成する毎に、使用者がキーボード等の原稿画像の読取り手段とは別の入力手段からファイル名を入力している。
しかしながら、このような手法では、使用者が原稿の内容を判断してファイル名を決定し、入力しなければならず、手間がかかるという問題がある。
そこで、このような不具合を解消するための従来技術が、特許文献1および特許文献2に示されている。特許文献1は、原稿の隅などの予め定めておいたファイル名領域に手書きされたファイル名を読取って、自動的にファイル名に設定する画像読取り装置である。また、特許文献2も、読取った画像の予め定める領域に記載されている文字を読取って、自動的にファイル名に設定するネットワーク画像通信装置である。
特開2002−74321号公報 特開2004−140551号公報
上述の従来技術では、使用者によるファイル名の入力の手間は省略することができるけれども、原稿の予め定める領域に記載されている文字を読取って、自動的にファイル名に決定してしまうので、使用者が異なると、ファイル名の付与のし方が一定しないという問題がある。
本発明の目的は、使用者がファイル名を決定して付与する手間を省略することができるとともに、複数の使用者によってファイル名が付与される場合に、その付与されるファイル名の傾向を一定にすることができる画像読取り装置および画像読取りプログラムを提供することである。
本発明の画像読取り装置は、画像読取り手段に対して原稿を相対的に移動させながら原稿画像を読取り、前記画像読取り手段での読取り画像から認識手段が文字を認識し、文字データを出力する画像読取り装置において、前記認識手段による認識結果から、出現頻度の高い文字列を、前記原稿に対するファイル名として登録する登録手段を含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、画像読取り手段上を原稿が移動することで、または原稿上を画像読取り手段が移動することで、前記画像読取り手段が原稿画像を読取り、その読取り画像から認識手段が文字を認識し、認識した文字に対応した文字データを出力する、いわゆるOCR機能を備える画像読取り装置において、その認識した文字データや読取った画像データを、たとえば記憶手段に記憶したり、他の機器へ転送したりするにあたって、登録手段は、原稿に対するファイル名を、前記認識手段による認識結果から、出現頻度の高い文字列に決定し、前記文字データや画像データとともに記憶手段に記憶したり、別の記憶手段に記憶したり、他の機器へ転送したりする。たとえば、最も出現頻度の高い文字列のみ、または最も出現頻度の高い文字列から順に、予め定める数だけ前記ファイル名に採用する。
したがって、使用者がファイル名を決定して付与する手間を省略することができるとともに、複数の使用者によってファイル名が付与される場合に、その付与されるファイル名の傾向を一定にすることができる。
また、本発明の画像読取り装置は、前記ファイル名として選択可能な文字列を予め記憶している記憶手段をさらに備え、前記登録手段は、前記出現頻度の高い文字列のうち、前記記憶手段に記憶されている文字列、または記憶されている文字列に類似した文字列を前記ファイル名として登録することを特徴とする。
上記の構成によれば、予め使用者が識別し易いと思われる文字列の候補を記憶手段に登録しておけば、前記登録手段は、単に出現頻度の高い文字列を自動的にファイル名に決定するのではなく、前記候補の中に合致するものや類似するものをファイル名に決定することになるので、より適切なファイル名を選択することができる。
さらにまた、本発明の画像読取り装置は、表示手段および入力手段をさらに備え、前記登録手段は、前記出現頻度の高い文字列をリスト化して表示手段に表示させ、そのリストから使用者が入力手段で選択した文字列を前記ファイル名として登録することを特徴とする。
上記の構成によれば、ファイル名の登録にあたって、前記出現頻度から、自動的かつ適切なファイル名が選び出され(絞り込まれ)ており、それを1つに限らず、或る程度の候補の中から使用者に選択させることで、より適切なファイル名を選択することができる。
また、本発明の画像読取り装置では、前記登録手段は、前記文字列にユニークな情報を付加してファイル名として登録することを特徴とする。
上記の構成によれば、単にファイル名だけでなく、通し番号や日時などのファイル名が同一にならないようなユニークな情報を付加しておくことで、同じ文字列をファイル名に採用したファイルが多数存在しても、それらを個別に識別することができ、同じファイル名を登録してしまうことで、既に保存されているファイルが上書き保存されることがなく、またファイルを種類別に管理することが容易になる。
さらにまた、本発明の画像読取りプログラムは、コンピュータに、画像読取り手段での原稿画像の読取り出力から文字を認識させ、認識した文字に対応した文字データを出力させる画像読取りプログラムにおいて、前記文字データから、出現頻度の高い文字列を抽出するステップと、抽出された文字列を原稿に対するファイル名として登録するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記の構成によれば、画像読取り手段上を原稿が移動することで、または原稿上を画像読取り手段が移動することで、前記画像読取り手段が原稿画像を読取り、その読取り画像から認識手段が文字を認識し、認識した文字に対応した文字データを出力する、いわゆるOCR機能を実現する画像読取りプログラムにおいて、その認識した文字データや読取った画像データを、たとえば記憶手段に記憶したり、他の機器へ転送したりするにあたって、前記文字データの中で出現頻度の高い文字列を抽出して、原稿に対するファイル名として登録し、前記文字データや読取った画像データとともに記憶手段に記憶したり、別の記憶手段に記憶したり、他の機器へ転送したりする。たとえば、最も出現頻度の高い文字列のみ、または最も出現頻度の高い文字列から順に、予め定める数だけ前記ファイル名に採用する。
したがって、使用者がファイル名を決定して付与する手間を省略することができるとともに、複数の使用者によってファイル名が付与される場合に、その付与されるファイル名の傾向を一定にすることができる。
本発明の画像読取り装置および画像読取りプログラムは、以上のように、画像読取り手段上を原稿が移動することで、または原稿上を画像読取り手段が移動することで、前記画像読取り手段が原稿画像を読取り、その読取り画像から認識手段が文字を認識し、認識した文字に対応した文字データを出力する、いわゆるOCR機能を備える画像読取り装置において、たとえばその認識した文字データや読取った画像データを記憶手段に記憶したり、他の機器へ転送したりするにあたって、登録手段は、原稿に対するファイル名を、前記認識手段による認識結果から、出現頻度の高い文字列に決定する。
それゆえ、使用者がファイル名を決定して付与する手間を省略することができるとともに、複数の使用者によってファイル名が付与される場合に、その付与されるファイル名の傾向を一定にすることができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像読取り装置であるスキャナ部33を備える複写機31の機械的構成を示す縦断面図である。この複写機31は、大略的に、画像形成を行う本体部32と、前記本体部32の上方側に配設され、原稿読取り装置である前記スキャナ部33と、そのスキャナ部33の上方側に配設されるADF(Auto document feeder)34とを備えて構成される。
前記本体部32では、1または複数(図1では3個)の給紙トレイ41,42,43や手差しトレイ44に装填された記録紙41a,42a,43a,44aの何れかが取込みローラ41b,42b,43b,44bで1枚ずつ取出され、レジストローラ45,46にてタイミング調整が行われた後、画像形成部47に搬送される。前記画像形成部47は、感光体ドラム47aの周囲に、図示しない帯電器、レーザ書込みユニット、現像器、転写ユニット47bおよび図示しないクリーニングユニット等が配置され、前記記録紙に電子写真方式で画像形成を行う。こうして記録紙に形成されたトナー像は、定着部48にて定着され、排出ローラ49,50から排紙トレイ51上に排出される。
前記レーザ書込みユニットに与えられる原稿画像データは、スキャナ部33および/またはADF34にて読取られる。スキャナ部33では、原稿載置台52の下面には、原稿に照明光を照射し、その反射光を受光するランプユニット53と、前記ランプユニット53で得られた原稿画像を反射するミラーユニット54と、前記ミラーユニット54からの原稿画像を集光する結像レンズ55と、CCDイメージセンサなどから成り、前記結像レンズ55で結像された原稿画像を光電変換する撮像素子56とを備えて構成される。前記ランプユニット53が速度Vで、前記ミラーユニット54が速度V/2で、図1の左右方向に変位することで、前記原稿載置台52に載置されたブック物や1枚物の原稿画像が、常に等しい光路長で前記撮像素子56に結像される。こうして読取られた原稿画像データは、図示しない画像処理ユニットにて濃度調整や輪郭強調などの画像処理が行われ、前記レーザ書込みユニットに与えられる。
一方、シート原稿を順次取り込んでゆくADF34では、原稿トレイ61に積層された原稿62は、取込みローラ63によって1枚ずつ取出され、湾曲搬送路64へと供給される。そして前記湾曲搬送路64に設けられた搬送ローラ65,66;67,68によって、主走査方向に延びる原稿載置台72へと搬送され、該原稿載置台72に前記ランプユニット53が臨んだ状態で、順次原稿画像が読取られた後、排出ローラ69,70によって排出トレイ71上へと排出される。
図2は、上述のように構成される複写機31の電気的構成を示すブロック図である。この図2では、画像読取り手段である前記撮像素子56において、原稿62を読取って得られた画像信号に対する信号処理部分のみを示し、原稿62および記録紙41a,42a,43a,44aの給送系や定着部48の温度制御などの前記画像信号以外に関する部分の構成は省略している。
先ず、前記撮像素子56からの画像信号は、増幅部81において増幅され、アナログ/デジタル変換部82においてデジタル信号に変換された後、マイクロコンピュータやデジタルシグナルプロセッサなどで実現される画像信号処理回路83に入力される。この画像信号処理回路83内で、前記画像信号は、シェーディング補正部84においてシェーディング補正され、さらに画像処理部85において、拡大縮小、濃度調整、輪郭強調などの処理が施された後、前記レーザ書込みユニットへ出力される。
また、前記画像信号は、認識手段である文字認識部91に与えられ、前記画像信号から、順次文字が認識され、対応する文字データ(テキストデータ)が作成されて、いわゆるOCR機能が実現されている。その文字データは、記憶部92に記憶され、原稿1枚毎や予め定める1纏まりの原稿毎にファイル化され、出力インタフェイス部93から、パーソナルコンピュータやプリンタ或いはネットワークなどの外部機器へ出力される。
注目すべきは、本発明では、前記記憶部92に記憶された文字データから、出現頻度の高い文字列(語句)を抽出し、原稿62に対するファイル名として登録する登録部94を備えていることである。そして、前記記憶部92内には、たとえば数字のみのように、前記ファイル名として使用してはいけない禁則文字や、登録できる上限の文字数などが、予めメーカー側で、或いは使用者の入力部97からの入力操作によって、制限リスト95として記憶されている。また、本体部32の上面などには、表示部96および前記入力部97のユーザインタフェイスが設けられている。
図3は、この画像信号処理回路83における各部を制御する制御部98による画像読取り動作を説明するためのフローチャートである。ステップS1で撮像素子56によって原稿62の画像が読込まれ、文字認識部91において文字認識され、記憶部92に記憶されてゆくと、ステップS2で、登録部94によって、前記入力部97から制限リスト95に設定された文字数を上限として、文字列が抽出される。
ステップS3では、登録部94は、最も出現頻度の高い文字列を抽出し、ステップS4で、制限リスト95に設定された禁則文字であるか否かを判断し、禁則文字である場合はステップS5において次候補の文字列が選択されて前記ステップS4に戻り、禁則文字でない場合はステップS6に移る。
ステップS6では、選択された文字列を含むファイル名が記憶部92において既にファイル名として記憶されているか否か、すなわち過去に同じ文字列を含むファイル名が存在したか否かが判断され、存在している場合にはステップS7において文字列にユニークな情報を付加してファイル名とした後ステップS8に移り、存在していない場合は直接ステップS8に移る。前記ユニークな情報は、通し番号や、日時のデータなど、ファイル名が同一にならないような情報であればよい。
ステップS8では、こうして選択されたファイル名が前記表示部96に表示され、ステップS9では、使用者がそれを確認し、適切と判断すればそのままファイル名に決定され、適切でないと判断すれば、使用者が別途入力部97から入力した文字列をファイル名に決定する。ステップS10では、その決定されたファイル名が、記憶部92に記憶されている1纏まりのファイルの文字データとともに該記憶部92に記憶され、こうしてファイル名が登録される。ファイル名が登録されたファイルのデータは、適宜出力インタフェイス部93から外部機器へ出力される。
このように構成することで、登録部94によってファイル名が自動的に適切なものに登録されるので、使用者がファイル名を決定して付与する手間を省略することができるとともに、複数の使用者によってファイル名が付与される場合に、その付与されるファイル名の傾向を一定にすることができる。
また、このように一定の傾向でファイル名が付与されると、それに同じ文字列を含む場合が多くなるけれども、前記登録部94は、文字列にユニークな情報を付加してファイル名とすることで、同じ文字列をファイル名に採用したファイルが多数存在しても、それらを個別に識別することができ、同じファイル名を登録してしまうことで、既に保存されているファイルが上書き保存されることがなく、またファイルを種類別に管理することが容易になる。
なお、上述のように自動的にユニークな情報を付加するのではなく、同じファイル名が既にある場合に、警告を表示して、使用者が手動でユニークな情報を入力するようにしてもよい。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の他の形態に係る画像読取り動作を説明するためのフローチャートである。本実施の形態には、前述の複写機31の構成を用いることができ、前記画像信号処理回路83における制御部98の制御動作が異なるだけである。注目すべきは、本実施の形態では、前記表示部96には出現頻度の高い順に、文字列を予め定める数だけ表示可能であり、使用者が入力部97から選択可能なことである。このため、前記制限リスト96には、文字列の表示可能数が予め設定されている。図4において、図3の処理と同一の処理には、同一のステップ番号を付してその説明を省略し、類似した処理には、同一のステップ番号に添字aを付して示す。
前記ステップS1からS2で原稿画像が読込まれ、文字認識の後文字列が抽出されると、ステップS3aでは、登録部94は、出現頻度の高い順に、予め前記制限リスト95に設定された数だけ文字列を抽出する。そして、ステップS8aでの表示では、その抽出された文字列のリストを表示部96に表示し、ステップS9aの決定処理でも、使用者によって複数の文字列の中からより適切と判断されたものをファイル名に決定する。
このように構成することで、ファイル名の登録にあたって、前記出現頻度から、自動的かつ適切なファイル名が選び出され(絞り込まれ)ており、それを1つに限らず、或る程度の候補の中から使用者に選択させるので、より適切なファイル名を選択することができる。
[実施の形態3]
図5は、本発明の実施のさらに他の形態に係る画像読取り装置である複写機101の電気的構成を示すブロック図である。この複写機101は、前述の図2で示す複写機31に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。なお、機械的構成は、図1と同様である。注目すべきは、この複写機101では、記憶手段である記憶部92aに、予めファイル名として選択可能な文字列を記憶している候補リスト102をさらに備えており、登録部94aは、前記出現頻度の高い文字列のうち、前記候補リスト102に記憶されている文字列、または記憶されている文字列に類似した文字列を前記ファイル名として登録することである。前記類似とは、たとえば抽出された文字列の一部が前記候補リスト102の文字列と一致したり、逆に候補リスト102の文字列の一部が抽出された文字列と一致する場合などを示す。
図6は、本実施の形態の画像信号処理回路83aにおける制御部98aによる画像読取り動作を説明するためのフローチャートである。この動作は、前述の図4で示す動作に類似している。前記ステップS1からS2で原稿画像が読込まれ、文字認識の後文字列が抽出されると、ステップS3bでは、登録部94aは、出現頻度の高い順に、予め前記制限リスト95に設定された数だけ文字列を抽出する。このとき、認識された文字列と、前記候補リスト102に予め登録された文字列とを比較し、一致または類似するものだけを抽出する。その後の禁則確認、抽出された文字列のリストの表示および使用者による決定処理は、図4と同様である。
このように構成することで、単に出現頻度の高い文字列を自動的にファイル名に決定するのではなく、使用者が識別し易いと思われる文字列の候補を候補リスト102に登録しておき、その中に合致するものや類似するものをファイル名に決定するので、より適切なファイル名を選択することができる。
本発明は、複写機に限らず、OCR機能を備える画像読取り装置として広く実施することができ、画像読取りの手法も、ファクシミリ装置などにおけるADFに密着式イメージセンサ(CIS)から成る構成でもよい。また、ファイル名とともに、読取った日付等の他のデータを付加して、記憶部92,92aに記憶したり、外部へ出力するようにしてもよい。
本発明の実施の一形態に係る画像読取り装置であるスキャナ部を備える複写機の機械的構成を示す縦断面図である。 図1で示す複写機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係る画像読取り動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の他の形態に係る画像読取り動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施のさらに他の形態に係る画像読取り装置である複写機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施のさらに他の形態に係る画像読取り動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
31,101 複写機
32 本体部
33 スキャナ部
34 ADF
56 撮像素子
62 原稿
81 増幅部
82 アナログ/デジタル変換部
83,83a 画像信号処理回路
84 シェーディング補正部
85 画像処理部
91 文字認識部
92,92a 記憶部
93 出力インタフェイス部
94,94a 登録部
95 制限リスト
96 表示部
97 入力部
98,98a 制御部
102 候補リスト

Claims (5)

  1. 画像読取り手段に対して原稿を相対的に移動させながら原稿画像を読取り、前記画像読取り手段での読取り画像から認識手段が文字を認識し、文字データを出力する画像読取り装置において、
    前記認識手段による認識結果から、出現頻度の高い文字列を、前記原稿に対するファイル名として登録する登録手段を含むことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 前記ファイル名として選択可能な文字列を予め記憶している記憶手段をさらに備え、
    前記登録手段は、前記出現頻度の高い文字列のうち、前記記憶手段に記憶されている文字列、または記憶されている文字列に類似した文字列を前記ファイル名として登録することを特徴とする請求項1記載の画像読取り装置。
  3. 表示手段および入力手段をさらに備え、
    前記登録手段は、前記出現頻度の高い文字列をリスト化して表示手段に表示させ、そのリストから使用者が入力手段で選択した文字列を前記ファイル名として登録することを特徴とする請求項1または2記載の画像読取り装置。
  4. 前記登録手段は、前記文字列にユニークな情報を付加してファイル名として登録することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取り装置。
  5. コンピュータに、画像読取り手段での原稿画像の読取り出力から文字を認識させ、認識した文字に対応した文字データを出力させる画像読取りプログラムにおいて、
    前記文字データから、出現頻度の高い文字列を抽出するステップと、
    抽出された文字列を原稿に対するファイル名として登録するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像読取りプログラム。
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