JP2006208564A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 キャリアのみまたはキャリアとトナーとの混合物で構成された現像剤を補給する一方で、余剰現像剤を排出して現像剤の交換が可能な現像装置3において、前記現像剤が供給される潜像担持体2側における非画像部での濃度により地汚れを検知して現像剤の劣化状態を検知する画像濃度センサ9と、前記画像濃度センサ9が入力側に接続され、出力側には現像剤補給手段4が接続されている制御部100とを備え、前記制御部100は、前記潜像担持体2上での非画像部の地汚れを検知した結果(V>AもしくはV<A)に基づき現像剤の劣化状態を判別し、この判別結果に応じて現像剤の補給量、排出量の一方または両方を制御することを特徴とする。
【選択図】 図6
Description
二成分系現像剤はトナーとこれを担持するキャリアとで構成され、攪拌混合時に生起される摩擦帯電作用によりトナーを帯電させて感光体上の静電潜像に対して静電吸着できる状態とされる。
ところが、上記従来発明の構成では、キャリアの現像装置への補給は、トナー補給量と同じ比率でキャリア補給を行う構成である。そのため、画像形成装置の使用方法や使用条件に依らずキャリア補給を行うため、使用状況に応じてキャリアの劣化度合いも異なり、現像される画像も異なったものとなる。例えば、使用状況によってキャリアの劣化が、キャリアの補給・排出では間に合わないほど激しい場合には、画質の劣化や地汚れなどの不具合が発生する可能性がある。また逆にキャリアがほとんど劣化していない場合では、トナー消費量に比例してキャリアの補給・排出を行ってしまうため、キャリアの無駄が生じてしまう。
このため、現像剤の補給・排出制御を実際の現像剤の劣化に基づいて精度よく検知することが現像剤の帯電能力の安定化に繋がり画質低下を抑えるために必要となる。
現像装置3は、装置の筐体部をなすケーシング3Aと、ケーシング3A内で感光体2に対向する位置に配置されている現像スリーブ3Bと、ケーシング3A内において仕切壁3A1によって区切られた各スペース内に配置されて相反する方向に現像剤を搬送可能なリード方向が設定されている回転可能な搬送オーガ3C、3Dと、現像スリーブ3Bに担持される現像剤の層厚を規定するドクターブレード3Eとを備えている。
図1においてケーシング3Aには、現像スリーブ3Bに向けて現像剤を搬送する搬送オーガ3Cに隣接する搬送オーガ3Dが配置されている空間の上部に現像剤補給部4が、そして、搬送オーガ3Dの回転方向(図示矢印方向)において現像スリーブ3Bから遠ざかる側の壁部に現像剤回収部5がそれぞれ設けられている。現像剤補給部4および現像剤回収部5はケーシング3Aを貫通させた開口部を介して搬送オーガ3Dが配置されている空間と連通させてある。
トナー給送用パイプ4A1および現像剤給送用パイプ4B1の内部には、それぞれ搬送スクリュー(図1においては一方の搬送スクリューのみを対象として符号4A10で示してある)が配置されており、搬送スクリューは、各パイプ4A1,4B1の他端に設けてあるトナー搬送用モータ4A2,現像剤搬送用モータ4B2により回転駆動されて現像剤を軸方向に攪拌混合しながら搬送することができる。
現像剤補給部4からのトナーあるいはキャリア若しくは現像剤は、図1中、矢印Aで示すように、搬送オーガ3Dが配置されている空間内に落下されるようになっている。
現像剤排出用パイプ6の他端は、現像装置3に対して着脱可能に設けてある現像剤回収容器7の内部に連通させてある。なお、現像剤の回収に関しては、回収室5Aを設ける代わりに、現像装置3のケーシング3A側に堰部を設け、この堰部を超えた現像剤がオーバーフローして現像剤排出幼パイプ内に流れ込む構成とすることも可能である。この場合には、現像剤の補給が行われた場合に生じる現像剤のオーバーフローを利用することができる。
現像剤排出用モータ5Bは、回転時期および回転量を後述する制御部(図3中、符号100で示す部材)において設定されることにより現像剤剤排出用パイプ6内に充填された現像剤を現像剤回収容器7に向けて移動させて回収できるようになっている。本実施例では、現像剤補給部4に設けてあるトナーカートリッジ4A、キャリアカートリッジ4Bおよび現像剤回収部に設けてある現像剤回収容器7は、いずれも現像装置3に対して着脱できる構成とされており、トナーカートリッジ4A、キャリアカートリッジ4Bは収容されているトナーやキャリアあるいは現像剤が全て消費された場合に、そして現像剤回収容器7は満杯状態に達した場合にそれぞれ新たなものと交換あるいは空状態にされる。
また、画像濃度の検知には、感光体2に対向している画像濃度センサ9によって行われ、その結果に応じてトナー濃度が低いと判断された場合にトナーの補給制御が行われる。なお、本実施例に用いられる画像濃度センサ9は、発光素子から照射されて感光体2上で反射する光を検知可能な光学センサが用いられる。
図3は、現像装置3に用いられる現像剤の劣化に応じた現像剤の補給・排出制御を行うための制御部を説明するためのブロック図であり、同図において制御部100は、画像形成処理全般のシーケンスプログラムを実行する部分であり、本実施例と関連する部材として、入力側には、現像装置始動検知手段101,トナー濃度センサ8,画像濃度センサ9,タイマー102が接続され、出力側には現像装置3の搬送オーガ3C、3Dの駆動部103,現像剤補給手段として用いられる現像剤補給部4側に位置するトナー搬送用モータ4A2,キャリア搬送用モータ4B2,そして警報部104がそれぞれ接続されている。
現像装置始動検知手段101は、現像装置の稼働状態を検知するための手段であり、例えば、操作パネル側でのプリント開始スイッチや画像形成装置の始動スイッチなどが用いられる。また、タイマー102は、現像装置3の駆動停止時間などを計時するために用いられる。
図4は、画像濃度センサ9の出力値に対する感光体1における非画像部へのトナー付着量の関係を示した線図である。
画像濃度センサ9は反射濃度センサであるため、トナー付着量が多いほど反射率は低くなり出力値は小さく、トナー付着量が少ないほど反射率が高く、出力値は大きくなっている。この関係から、トナーの付着量(地汚れ)を画像濃度センサにより検知できる。
この結果、キャリアの帯電能力が低い場合には、現像剤の帯電量は低くなり、現像装置内に帯電量の小さいトナー(弱帯電トナー)が多くなる。このため、現像ローラ15から離脱しやすいトナーが多くなり、非画像部であってもトナーが付着し地汚れとして現れやすくなる。
同様に、キャリアの帯電能力が高い場合には、トナーは十分帯電させられるので弱帯電トナーの量は少なく、現像スリーブ3Bから離脱しやすいトナーは少なくなり、結果として地汚れの発生は少なくなる。キャリアと帯電能力とはこのような関係があるので、地汚れを検知することによりキャリアの帯電能力が検出できることになる。
図4および図5に示す関係から、現像剤の帯電量に対する画像濃度センサ9の検知出力は図6に示す通りとなる。つまり、現像剤の帯電量が小さい場合には、画像濃度センサの出力値は小さく、現像剤の帯電量が大きい場合には、画像濃度センサの出力値は大きい。
画質を維持して現像動作を行うためには、キャリアの帯電能力を一定値以上に保つことが必要である。そのため、図6において、画像濃度センサ9の出力値Vの下限値をAと規定し、劣化検知は、感光体2上の非画像部において、画像濃度センサ9の出力値VとAとを比較することにより行う。
V>Aの場合、キャリアは劣化していないと判断できるので、キャリアの補給・排出動作は行わない。
劣化検知のタイミングは、プリント枚数、現像駆動時間、トナー補給等のタイミングに応じて行う。
(2)に挙げた方法は請求項3記載の発明の実施例に相当しており、トナー濃度が上昇することで帯電能力が下がることになり、これによって弱帯電トナーが地肌部に付着しやすくなるのを検知しやすくでき、結果として、現像剤の劣化精度を高めて現像剤の補給・排出制御精度を高めることによる帯電性の安定化を得ることができる。
(3)現像剤の濃度を一定にした条件下において劣化検知を行う方法。
(4)現像駆動開始、終了を継続して検知し、予め設定されている劣化検知前の電贈呈し時間と未使用現像剤の地汚れとの関係に基づき感光体2の非画像部での地汚れ検知と地汚れ検知前の現像停止時間とにより現像剤の劣化状態を判断する方法。
(5)一定時間、現像動作、つまり、攪拌動作が行われてから劣化検知を行う方法。
つまり、図5に示した現像剤の帯電量と地汚れの関係から、帯電が立ち上がっていない攪拌初期には現像剤の帯電状態が不安定となることから地汚れがひどく、攪拌に伴い帯電が立ち上がると、地汚れが改善すると考えられる。そのため、攪拌時間に対する画像濃度センサの出力値の関係は図7のようになると考えられる。
(6)現像剤の劣化検知を現像開始時と一定時間経過毎の2回に亘り行い、2回の検知結果との差および2回目の検出値のいずれかまたは両方の結果を規定値と比較する方法。
(7)現像駆動開始時から一定時間の間、画像濃度センサによる現像剤劣化検知を継続し、その変化率である地汚れ減少度と一定時間現像剤の攪拌が行われた際の前記画像濃度センサからの検出値と規定値とを比較する方法である。
まず、V2をAと比較し、V2>Aとなった場合には、地汚れは規定値以下であり、現像剤は劣化していないと判断し劣化検知動作は終了する。
V2<Aとなった場合には、(V2−V1)をVminと比較する。
(V2−V1)>Vminとなった場合には、T2の時点では地汚れは規定値以下になっていないが、一定時間に大きく地汚れが改善しており、帯電の立ち上がり性が良いと判断できる。そのため、現像剤は劣化していないと判断し、さらに攪拌してから再度V2とAの比較を行い、V2<Aとならない限りは、補給・排出動作は行わない。
(V2−V1)<Vminとなった場合には、一定時間攪拌後の地汚れも規定値を越えており(V2<A)、帯電の立ち上がり性も悪いため、現像剤が劣化していると判断できる。そのため、現像剤の補給・排出動作を行う。
まず、(6)に挙げた方法と同様に一定時間攪拌後の出力値V2とAを比較し、V2>Aの場合には、現像剤は劣化していないと判断し劣化検知動作を終了する。
V2<Aの場合、あらかじめ決めた変化率の下限値aminに対して、a>aminの場合、帯電の立ち上がり性が良いと考えられるので、現像剤は劣化していないと判断し、a<aminの場合、現像剤は劣化していると判断する。
つまり、地汚れの値が短時間で一定時間攪拌後の地汚れの規定値以下となった場合に現像剤の劣化検知を終了することで、劣化検知にかかる時間を短縮できるため、ユーザーのウォームアップタイムを短縮することができ、ユーザーの作業効率を遅らせることがなくなる。これは請求項9記載の発明の実施例に相当している。
ここで、劣化検知のタイミングを、プリント枚数等の時間以外のものとしている場合にも同様に、Tをプリント枚数P、トナー補給量G等に置き換えて、劣化検知タイミングを決定することができる。
通常、現像剤の劣化が進行すると、現像剤の帯電能力に関する余裕度が小さくなってくるため地汚れの発生頻度も高まることになる。このため、このような現像剤の劣化を改善して現像剤の帯電性の低下を防止するには劣化に追随して現像剤の補給・排出を行うことが必要となり、このためには、劣化検知間隔を小さくすることが重要な要素となる。一方、劣化していないと判断した場合には、現像剤の帯電能力にある程度余裕が残っているといえるので、劣化検知の間隔を小さくすると不必要に劣化検知が行われてしまうことになるので、この場合には劣化検知間隔を今までと同じ状態とすることになる。これは請求項10記載の発明緒実施例に相当している。
この際、ユーザーに現像剤劣化の規定値の選択、という作業は困難であり、ユーザーの手間を増やす結果となってしまう。そのため、現像剤劣化の規定値は、ユーザーが画質を選択すると、それに応じて変化するように設定する。例えば、ユーザーが高画質を選択した場合、図6における下限値Aや図7における下限値A、変化率Vminやamin等を大きな値とする。これにより、現像剤の帯電量は高い値に安定するため、常に高画質で画像形成を行うことが出来る。同時に劣化検知のタイミングを小さくしても良い。逆に、ユーザーが高画質を選択しない場合には、図6における下限値Aや図7における下限値A、変化率Vminやaminを小さく設定する。これにより、地汚れの許容範囲が広くなり、現像剤の帯電能力はあり程度低下したところで安定するが、かわりに劣化検知時間が短くなるため、装置のウォームアップタイムも短くでき、ユーザーの作業効率を向上できる。現像剤の補給・排出回数も少なくなると予想されるため、現像剤の消費量を減らすことが出来、現像剤の無駄を減らせる。
このようにユーザー自身が必要な画質を選択することにより、ユーザーに応じて必要な画質を維持し、現像剤をユーザーに応じた消費量に保つことが出来るため、現像剤の消費量の無駄は最も少なくすることができる。これは請求項11記載の発明の実施例に相当している。
2 感光体
3 現像装置
3C、3D 搬送オーガ
4 現像剤補給部
4A トナーカートリッジ
4B キャリアカートリッジ
5 現像剤回収部
7 現像剤回収容器
8 トナー濃度センサ
9 画像濃度センサ
100 制御部
101 現像駆動開始手段
102 タイマー
103 駆動部
104 警報部
V 画像濃度センサ出力
A 規定値
Claims (14)
- キャリアのみまたはキャリアとトナーとの混合物で構成された現像剤を補給する一方で、余剰現像剤を排出して現像剤の交換が可能な現像装置において、
前記現像剤が供給される潜像担持体側における非画像部での濃度により地汚れを検知して現像剤の劣化状態を検知する画像濃度センサと、
前記画像濃度センサが入力側に接続され、出力側には現像剤補給手段が接続されている制御部とを備え、
前記制御部は、前記潜像担持体上での非画像部の地汚れを検知した結果に基づき現像剤の劣化状態を判別し、この判別結果に応じて現像剤の補給量、排出量の一方または両方を制御することを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
前記制御部は、前記画像濃度センサにより地肌汚れ検知する際の地肌ポテンシャルが画像形成時よりも低く設定してあることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2記載の現像装置において、
前記画像濃度検知センサによる現像剤の劣化検知は、一定量のトナーを補給した後に行われることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2記載の現像装置において、
前記画像濃度検知センサによる現像剤の劣化検知は、現像剤の濃度を一定にした条件下で行われることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4のうちの一つに記載の現像装置において、
前記制御部は、現像駆動の開始、終了を常にモニターしている時に、予め設定されている劣化検知前の現像停止時間と未使用現像剤の地汚れとの関係に基づき、先祖担持体の非画像部での地汚れと劣化検知前の現像停止時間とにより現像剤の劣化状態を判断することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4のうちの一つに記載の現像装置において、
現像剤の劣化検知は、一定時間、現像動作が行われてから検知することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至5のうちの一つに記載の現像装置において、
前記制御部は、前記画像濃度センサによる現像剤劣化検知を現像開始時と開始後、一定時間経過後の2回に亘って行い、現像剤の補給・排出処理は2回の検出値との差および2回目の検出値のいずれかまたは両方の結果を規定値と比較することに現像剤の劣化状態を判断することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至5のうちの一つに記載の現像装置において、
前記制御部は、現像駆動開始時から一定時間の間、前記画像濃度センサによる現像剤劣化検知を継続し、その変化率である地汚れの減少度と一定時間現像剤攪拌が行われた際の前記画像濃度センサからの検出値とを規定値と比較することにより現像剤の劣化状態を判別することを特徴とする現像装置。 - 請求項8記載の現像装置において、
前記制御部は、現像駆動開始時から一定時間継続している過程で、検出している地汚れの検出値が一定の攪拌時間よりも短時間で規定値以下になった場合にはその時点で現像剤の廉価判断処理を終了することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至9のうちの一つに記載の現像装置において、
現像剤劣化検知開始タイミングは、前回劣化検知を行った際の判断結果に基づき設定されることを特徴とする現像装置。 - 請求個10記載の現像装置において、
前記制御部では、前記現像剤の劣化検知開始タイミングの間隔に対して最短値を設定し、この最短間隔で劣化検知の結果、現像剤が劣化していると判断した場合が連続して規定回数判断された場合には、現像剤の補給・排出動作を停止し、警告動作を選択することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至11のうちの一つに記載の現像装置において、
前記制御部において実施される現像剤の劣化判断となる地汚れの規定値はユーザーの要求する画質に応じて変更可能であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至12のうちの一つに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至12のうちの一つに記載の現像装置による現像剤劣化判断を行うことを特徴とする画像形成方法。
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| JP2009265604A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-11-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
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