JP2006207943A - クロスフロー型ラジエータ - Google Patents

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JP2006207943A
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Japan
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cooling water
water inlet
tube
type radiator
tank
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Takashi Igami
多加司 伊神
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T Rad Co Ltd
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T Rad Co Ltd
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Abstract

【課題】 チューブのタンクとの接続部の応力を軽減し、その部分における亀裂や破損を防止すると共に、熱交換効率の向上を図る。
【解決手段】 本発明は、水平に並設された複数のチューブ2の端部にタンク5が設けられたクロスフロー型ラジエータ1において、タンク5の冷却水入口10と冷却水入口10近傍のチューブ2との間に仕切部11が設けられ、仕切部11は、冷却水入口10から冷却水入口10近傍のチューブ2へ冷却水が迂回して流通可能なように設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のエンジン等を冷却するためのラジエータであって、水平に並設された複数のチューブの端部にタンクが設けられたクロスフロー型ラジエータに関する。
従来、乗用車等の車両のエンジンを冷却するためにクロスフロー型ラジエータが使用されている。
このクロスフロー型ラジエータは、水平に並設された複数のチューブと該各チューブの周りに設けられたコルゲートフィンとから成るコアの左右両端部に入口側タンク及び出口側タンクが接続されて構成されており、入口側タンクの上部には冷却水入口が設けられ、また、出口側タンクの下部には冷却水出口が設けられている。
そして、冷却水は、冷却水入口から入口側タンク内を通って各チューブ内を流通し、チューブの外面及びコルゲートフィンに接触する空気により冷却された後、出口側タンクを通って冷却水出口からエンジンに還流されるようになっている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2000−249489号公報
しかしながら、上記した従来のクロスフロー型ラジエータでは、高温になった冷却水が、冷却水入口から入口側タンクに流入すると直ぐに冷却水入口近傍のチューブに流入するようになるため、冷却水入口近傍のチューブが他のチューブより大きく熱膨張し、このチューブの入口側タンクとの接続部の応力が過大となり、その部分が亀裂又は破損するおそれがあった。また、チューブに対する冷却水の温度分布がばらつき、熱交換効率の向上が図り難いといった問題もあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、チューブのタンクとの接続部の応力を軽減し、その部分における亀裂や破損を防止すると共に、熱交換効率の向上を図ることのできるクロスフロー型ラジエータを提供しようとするものである。
本発明は、水平に並設された複数のチューブの端部にタンクが設けられたクロスフロー型ラジエータにおいて、前記タンクの冷却水入口と該冷却水入口近傍のチューブとの間に仕切部が設けられ、該仕切部は、前記冷却水入口から該冷却水入口近傍のチューブへ冷却水が迂回して流通可能なように設けられていることを特徴とする。
また、前記仕切部は、形状記憶合金により形成されており、冷却水温度が所定温度以上になると変形し、前記冷却水入口から該冷却水入口近傍のチューブへ冷却水が迂回して流通可能なように設けられていてもよい。
本発明によれば、冷却水入口から該冷却水入口近傍のチューブへ冷却水が迂回して流通するようになるため、チューブに対する冷却水の温度分布のばらつきが抑制される。したがって、特定のチューブのタンクとの接続部に応力が偏って発生することがなく、チューブの付け根の亀裂又は破損を防止することができると共に、熱交換効率の向上を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本実施の形態に係るクロスフロー型ラジエータを示す正面図、図2はそのクロスフロー型ラジエータを部分的に拡大して示す正面図である。
このクロスフロー型ラジエータ1は、水平に並設された複数のチューブ2と各チューブ2の周りに設けられたコルゲートフィン3とから成るコア4と、コア4の左右両端部にそれぞれ鉛直姿勢で設けられた入口側タンク5及び出口側タンク6と、コア4の上側及び下側に設けられた補強プレート7,8とを備えて構成されている。
入口側タンク5には、その側面9の上部に冷却水入口10が設けられており、この冷却水入口10と冷却水入口10近傍のチューブ2との間に板状の仕切部11が内設されている。仕切部11は、入口側タンク5の側面9に対して平行に鉛直に設けられており、冷却水入口10から冷却水入口10近傍のチューブ2へ冷却水が迂回して流通可能なように設けられている。また、出口側タンク6の側面12の下部には冷却水出口13が設けられている。
次に、本実施の形態に係るクロスフロー型ラジエータ1の作用について説明する。
冷却水は、冷却水入口10から入口側タンク5内に流入すると、仕切部11に衝突し、一旦、下方に向かって流通し、入口側タンク5内において十分に混合された後、各チューブ2内に流入する。すなわち、入口側タンク5内に流入した高温の冷却水が、直接、冷却水入口10近傍のチューブ2内に流入することがないため、これらのチューブ2が他のチューブ2より大きく熱膨張することはない。したがって、このチューブ2の入口側タンク5との接続部14に応力が偏って発生することはなく、チューブ2の付け根の亀裂又は破損を防止することができる。
そして、このようにそれぞれのチューブ2内に流入した冷却水は、チューブ2内を流通する間、チューブ2の外面及びコルゲートフィン3に接触する空気により冷却され、その後、出口側タンク6を通って冷却水出口13からエンジンに還流される。上記したように、冷却水は、入口側タンク5内において仕切部11により十分に混合され、チューブ2に対する冷却水の温度分布のばらつきが抑制されるため、熱交換効率の向上を図ることができる。
なお、仕切部11の形状及び構造は、上記した実施の形態の場合に限定されるものではなく、例えば、形状記憶合金により形成させ、冷却水温度が所定温度以上になると変形し、冷却水入口10から冷却水入口10近傍のチューブ2へ冷却水が迂回して流通可能なように構成する等、各種変更が可能である。
本発明の実施の形態に係るクロスフロー型ラジエータを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るクロスフロー型ラジエータを部分的に拡大して示す正面図である。
符号の説明
1 クロスフロー型ラジエータ
2 チューブ
5 入口側タンク
10 冷却水入口
11 仕切部

Claims (2)

  1. 水平に並設された複数のチューブの端部にタンクが設けられたクロスフロー型ラジエータにおいて、
    前記タンクの冷却水入口と該冷却水入口近傍のチューブとの間に仕切部が設けられ、該仕切部は、前記冷却水入口から該冷却水入口近傍のチューブへ冷却水が迂回して流通可能なように設けられていることを特徴とするクロスフロー型ラジエータ。
  2. 前記仕切部は、形状記憶合金により形成されており、冷却水温度が所定温度以上になると変形し、前記冷却水入口から該冷却水入口近傍のチューブへ冷却水が迂回して流通可能なように設けられている請求項1に記載のクロスフロー型ラジエータ。
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