JP2006205427A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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勝人 島田
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Abstract

【課題】 液体吐出特性を良好に保持できると共に安定した液体吐出特性を得ることができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】 複数の圧電素子に共通する共通電極である下電極60が、引き出し電極の周囲に亘って連続的に形成されると共に、圧電素子に対向する領域の外側の下電極60上に、下電極60の材料とは熱膨張係数の異なる材料からなる第1のリード電極と同一層で形成される第1の積層電極140と、第2のリード電極と同一層で形成される第2の積層電極150とを有し、且つ第1の積層電極140は第1の絶縁膜100を介して下電極60上に設けられて下電極60とは非接触であり、第2の積層電極150が第2の絶縁膜110を介して第1の積層電極140上に設けられると共に下電極60及び第1の積層電極140とそれぞれ接触しているようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液滴を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板の表面に圧電素子を形成して、圧電素子の変位により液滴を吐出させる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特に、液体としてインクを吐出させるインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
インク滴を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧電素子により変形させて圧力発生室のインクを加圧してノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する縦振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、たわみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの2種類が実用化されている。
前者は圧電素子の端面を振動板に当接させることにより圧力発生室の容積を変化させることができて、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反面、圧電素子をノズル開口の配列ピッチに一致させて櫛歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられた圧電素子を圧力発生室に位置決めして固定する作業が必要となり、製造工程が複雑であるという問題がある。これに対して後者は、圧電材料のグリーンシートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電素子を作り付けることができるものの、たわみ振動を利用する関係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困難であるという問題がある。
一方、後者の記録ヘッドの不都合を解消すべく、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法により圧力発生室に対応する形状に切り分けて圧力発生室毎に独立するように圧電素子を形成したものが提案されている。これによれば圧電素子を振動板に貼付ける作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、かつ簡便な手法で圧電素子を高密度に作り付けることができるばかりでなく、圧電素子の厚みを薄くできて高速駆動が可能になるという利点がある。
このように圧電素子を高密度に配列したインクジェット式記録ヘッドでは、各圧電素子の一方の電極(共通電極)が複数の圧電素子に共通して設けられているため、多数の圧電素子を同時に駆動して多数のインク滴を一度に吐出させると、電圧降下が発生して圧電素子の変位量が不安定となり、インク吐出特性が低下するという問題がある。そして、このような問題な問題を解決するために、圧電素子の共通電極である下電極膜上に、導電材料からなる積層電極層、接続配線層等を設けることで、下電極膜の抵抗値を実質的に低下させ、電圧降下の発生を防止したものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1に記載の構造のように積層電極層が下電極膜上に直接形成されていると、積層電極層を形成する際に、下電極膜と積層電極層との間で電触等が発生する等の問題が生じる虞がある。
なお、このような問題は、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッドだけではなく、勿論、インク以外の液滴を吐出する他の液体噴射ヘッドにおいても、同様に存在する。
特開2004−1431号公報(第1〜3図、第5〜6頁等)
本発明はこのような事情に鑑み、液体吐出特性を良好に保持できると共に安定した液体吐出特性を得ることができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振動板を介して設けられる下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子と、前記圧電素子から引き出される第1のリード電極と該第1のリード電極から引き出される第2のリード電極とを含む引き出し電極とを有し、複数の圧電素子に共通する共通電極である前記下電極が、前記引き出し電極の周囲に亘って連続的に形成されると共に、前記圧電素子に対向する領域の外側の前記下電極上に、前記下電極の材料とは熱膨張係数の異なる材料からなる前記第1のリード電極と同一層で形成される第1の積層電極と、前記第2のリード電極と同一層で形成される第2の積層電極とを有し、且つ前記第1の積層電極は第1の絶縁膜を介して前記下電極上に設けられて当該下電極とは非接触であり、前記第2の積層電極が第2の絶縁膜を介して前記第1の積層電極上に設けられると共に前記下電極及び前記第1の積層電極とそれぞれ接触していることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第1の態様では、第1及び第2の積層電極によって共通電極である下電極の抵抗値が実質的に低下するため、圧電素子を駆動する際の電圧降下が防止され、液体吐出特性が常に良好に保持される。また、熱膨張係数の異なる材料からなる第1の積層電極と下電極とが非接触であるため、製造過程において下電極の剥がれ等の発生を防止することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第1の積層電極と前記第2の積層電極との接触部となる前記第2の絶縁膜に形成された貫通部を除いて、前記第1の積層電極が前記第1及び第2の絶縁膜によって覆われていることを特徴する液体噴射ヘッドにある。
かかる第2の態様では、第1の積層電極と下電極との接触が確実に防止されるため、下電極の剥離を確実に防止することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記下電極が、少なくとも白金を含む材料からなることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第3の態様では、所望の特性を有する下電極を形成することができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記第1のリード電極の主材料が、アルミニウム(Al)であることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第4の態様では、第1の積層電極が熱膨張係数が比較的大きい材料で形成されている場合でも、下電極の剥離を確実に防止することができる。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記第1の絶縁膜が、前記圧電素子と前記第1のリード電極との接続部を除いて、前記圧電素子に対応する領域に連続的に設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第5の態様では、圧電素子が第1の絶縁膜によって覆われることで、水分に起因する圧電素子(圧電体層)の破壊を防止することができる。
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記第2の絶縁膜が、前記第1のリード電極と前記第2のリード電極との接続部を除いて、前記圧電素子に対応する領域に連続的に設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第6の態様では、圧電素子が第2の絶縁膜によって覆われることで、水分に起因する圧電素子(圧電体層)の破壊を防止することができる。
本発明の第7の態様は、第5又は6の態様において、前記第1及び第2の絶縁膜が、無機絶縁材料からなることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第7の態様では、第1又は第2の絶縁膜によって圧電素子をより確実に保護することができる。
本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記無機絶縁材料が、酸化アルミニウムであることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第8の態様では、第1又は第2の絶縁膜によって圧電素子をさらに確実に保護することができる。
本発明の第9の態様は、第1〜8の何れかの態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる第9の態様では、耐久性及び信頼性を向上した液体噴射装置を実現することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドを示す分解斜視図であり、図2は、図1の平面図及びA−A’断面図であり、図3は、図2のB−B’断面図(複数の圧電素子300の並設方向であって、流路形成基板10の端部近傍に形成された電極層の構成)である。流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、図示するように、その一方の面には、二酸化シリコンからなり厚さ0.5〜2μmの弾性膜50が形成されている。この流路形成基板10には、複数の圧力発生室12がその幅方向に並設されている。また、流路形成基板10の圧力発生室12の長手方向外側の領域には連通部13が形成され、連通部13と各圧力発生室12とが、各圧力発生室12毎に設けられたインク供給路14を介して連通されている。なお、連通部13は、後述する保護基板のリザーバ部と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバの一部を構成する。インク供給路14は、圧力発生室12よりも狭い幅で形成されており、連通部13から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
また、流路形成基板10の開口面側には、圧力発生室12を形成する際のエッチングマスクとして用いられたマスク膜51を介して、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接着剤や熱溶着フィルム等を介して固着されている。なお、ノズルプレート20は、厚さが例えば、0.01〜1mmで、線膨張係数が300℃以下で、例えば2.5〜4.5[×10-6/℃]であるガラスセラミックス、シリコン単結晶基板又はステンレス鋼などからなる。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側には、上述したように、厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とが、後述するプロセスで積層形成されて、圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜60は圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。何れの場合においても、各圧力発生室毎に圧電体能動部が形成されていることになる。また、ここでは、圧電素子300と当該圧電素子300の駆動により変位が生じる振動板とを合わせて圧電アクチュエータと称する。また、圧電素子300の個別電極である各上電極膜80には、圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍から流路形成基板10の端部近傍まで延設される上電極用引き出し電極90が接続されている。
ここで、このような圧電素子300について詳細に説明する。圧電素子300の共通電極である下電極膜60は、圧力発生室12の長手方向では圧力発生室12に対向する領域内に形成され、圧力発生室12の並設方向では複数の圧力発生室12に対応する領域に亘って連続的に設けられている。そして、下電極膜60は、圧力発生室12の並設方向で流路形成基板10の端部近傍まで延設され、本実施形態では、各圧電素子300から引き出される複数の上電極用引き出し電極90の周囲を囲むように連続的に設けられている。
圧電体層70及び上電極膜80は、基本的には圧力発生室12に対向する領域内に設けられているが、圧力発生室12の長手方向では、下電極膜60の端部よりも外側まで延設されており、下電極膜60の端面は圧電体層70によって覆われている。
また、このような圧電素子300を構成する各層のパターン領域には、無機絶縁材料からなる第1の絶縁膜100が形成され、圧電素子300を構成する各層はこの第1の絶縁膜100によって覆われている。また、上電極用引き出し電極90は、本実施形態では、上電極膜80に接続される第1のリード電極91と、第1のリード電極91に接続される第2のリード電極94とを含む。そして、第1のリード電極91は、この第1の絶縁膜100に延設されると共に第1の絶縁膜100に形成されたコンタクトホール101を介して上電極膜80に接続されている。また、この第1のリード電極91及び圧電素子300を構成する各層は、無機絶縁材料からなる第2の絶縁膜110によってさらに覆われている。上電極用引き出し電極90を構成する第2のリード電極94は、この第2の絶縁膜110上に延設され、第2の絶縁膜110に形成されたコンタクトホール111を介して第1のリード電極91に接続されている。そして、第2のリード電極94の第1のリード電極91と接続する側とは反対側の先端部近傍は、後述する保護基板30上に実装された駆動IC130から引き出された接続配線135が接続されるようになっている。
ここで、第1のリード電極91は、本実施形態では、厚さが0.1〜0.5μm程度の密着層92と、厚さが0.5〜3μm程度の金属層93とで構成されている。密着層92の材料としては、例えば、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、チタン(Ti)、銅(Cu)、チタンタングステン(TiW)等が挙げられる。また、金属層93の材料としては、例えば、金(Au)、アルミニウム(Al)等が挙げられる。なお、本実施形態では、第1のリード電極91を構成する密着層92がチタンタングステン(TiW)からなり、金属層93がアルミニウム(Al)からなる。
第2のリード電極94は、第1のリード電極91と同様に、密着層95と金属層96とで構成されている。例えば、本実施形態では、第2のリード電極94を構成する密着層95はニッケルクロム(NiCr)からなり、金属層96は金(Au)からなる。 また、第1及び第2の絶縁膜100,110の材料としては、無機絶縁材料であれば特に限定されず、例えば、酸化アルミニウム(AlO)、酸化タンタル(TaO)等が挙げられるが、特に、無機アモルファス材料である、例えば、酸化アルミニウム(Al)等を用いるのが好ましい。
また、並設された圧力発生室12の外側の領域の下電極膜60上には、第1のリード電極91と同一層(密着層92及び金属層93)からなる第1の積層電極140が、上述した第1の絶縁膜100を介して設けられている。さらに、この第1の積層電極140上には、第2のリード電極94と同一層(密着層95及び金属層96)からなる第2の積層電極150が、上述した第2の絶縁膜110を介して設けられ、これら下電極膜60、第1の積層電極140及び第2の積層電極150が電気的に接続されている。
具体的には、複数の圧電素子300の並設方向であって、流路形成基板10の端部近傍に形成された電極層の構成(図2のB−B’断面図)は、図3に示すように、第1の積層電極140は、下電極膜60上に第1の絶縁膜100を介して設けられ、下電極膜60とは非接触となっている。第1の積層電極140上に第2の絶縁膜110を介して設けられる第2の積層電極150は、第2の絶縁膜110に形成された貫通部112を介して第1の積層電極140と接触している。また、第2の積層電極150は、第1及び第2の絶縁膜100,110に連続して設けられる貫通部102,113を介して下電極膜60に接触している。なお、本実施形態では、貫通部102,113は、第1の積層電極140を厚さ方向に貫通する貫通孔141内に設けられているが、これに限定されず、例えば、図4に示すように、貫通部102,113は、第1の積層電極140の周縁部に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、並設された圧電素子300同士の間の領域には、例えば、10個の圧電素子300に対して1本程度の割合で、圧電素子300の並設方向と垂直する方向(図2(b)の第1の積層電極140、第2の積層電極150が図示されている部分)に形成された第1の積層電極140から連続する下電極用引き出し配線97が設けられている。すなわち、下電極用引き出し配線97は、第1のリード電極91を構成する密着層92及び金属層93で構成されている。そして、第1の絶縁膜100に設けられたコンタクトホール103を介して、圧力発生室12に対応する領域の下電極膜60に接続され、上電極用引き出し配線90の引き出し方向に沿って延設されている。なお、下電極用引き出し配線97を構成する密着層92は、アルミニウム(Al)からなる金属層93と下電極膜60とが反応して相互拡散するのを防止するために設けられている。
このような本実施形態の構成では、圧電素子300の共通電極である下電極膜60に第1及び第2の積層電極140,150が電気的に接続されているため、下電極膜60の抵抗値が実質的に低下する。これにより、多数の圧電素子300を同時に駆動しても電圧降下の発生を防止することができる。特に、本実施形態では、複数の下電極用引き出し配線97が、第1の積層電極140から連続して形成されているため、電圧降下の発生をより確実に防止することができる。したがって、常に良好で且つ安定したインク吐出特性を得ることができる。
また、詳しくは後述するが、このような構成とすることで、製造過程において発生する下電極膜60の剥離を防止することができるという効果もある。
さらに、本実施形態では、無機絶縁材料からなる第1及び第2の絶縁膜100,110が、圧電素子300に対応する領域を覆って形成されているため、圧電素子300が、実質的に大気と接触することがない。したがって、大気中の水分(湿気)に起因する圧電素子300(圧電体層70)の破壊を防止することもできる。
なお、このような圧電素子300が形成された流路形成基板10には、圧電素子300に対向する領域にその運動を阻害しない程度の空間を確保可能な圧電素子保持部31を有する保護基板30が、例えば、接着剤35を介して接合されている。圧電素子300は、この圧電素子保持部31内に形成されているため、外部環境の影響を殆ど受けない状態で保護されている。なお、圧電素子保持部31は、密封されていてもよいが、勿論、密封されていなくてもよい。
また、保護基板30には、流路形成基板10の連通部13に対応する領域にリザーバ部32が設けられている。このリザーバ部32は、本実施形態では、保護基板30を厚さ方向に貫通して圧力発生室12の並設方向に沿って設けられており、上述したように流路形成基板10の連通部13と連通されて各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ120を構成している。さらに、圧電素子保持部のリザーバ部32とは反対側の領域には、保護基板30を厚さ方向に貫通して第2のリード電極94が露出される露出孔33が形成されている。そして、保護基板30上に実装されている駆動IC130から引き出された接続配線135は、この露出孔33内で第2のリード電極94及び第2の積層電極150(下電極膜60)に接続されている。
保護基板30の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス材料、金属、樹脂等が挙げられるが、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料で形成されていることがより好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
また、保護基板30上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部32の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ120に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ120の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ120からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、保護基板30上に実装された駆動IC130からの記録信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾性膜50、絶縁体膜55、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインク滴が吐出する。
以下、このようなインクジェット式記録ヘッドの製造方法について、図5〜図10を参照して説明する。なお、図5,6,8,10は、図2のA−A’断面に相当する断面図であり、図7,9は、図2のB−B’断面に相当する断面図である。
まず、図5(a)に示すように、シリコンウェハである流路形成基板用ウェハ160を約1100℃の拡散炉で熱酸化し、その表面に弾性膜50を構成する二酸化シリコン膜52を形成する。なお、本実施形態では、流路形成基板用ウェハ160(流路形成基板10)として、膜厚が約625μmと比較的厚く剛性の高いシリコンウェハを用いている。次いで、図5(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜52)上に、ジルコニウム(Zr)層を形成後、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化して酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜55を形成する。次いで、図5(c)に示すように、例えば、白金とイリジウムとを絶縁体膜55上に積層することにより下電極膜60を形成後、この下電極膜60を所定形状にパターニングする。
次に、図5(d)に示すように、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等からなる圧電体層70と、例えば、イリジウム(Ir)等からなる上電極膜80とを流路形成基板用ウェハ160の全面に形成した後、これら圧電体層70及び上電極膜80を各圧力発生室12に対向する領域にパターニングして圧電素子300を形成する。
なお、圧電体層70の材料としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の強誘電性圧電性材料に、ニオブ、ニッケル、マグネシウム、ビスマス又はイットリウム等の金属を添加したリラクサ強誘電体等を用いてもよい。その組成は、圧電素子の特性、用途等を考慮して適宜選択すればよいが、例えば、PbTiO(PT)、PbZrO(PZ)、Pb(ZrTi1−x)O(PZT)、Pb(Mg1/3Nb2/3)O−PbTiO(PMN−PT)、Pb(Zn1/3Nb2/3)O−PbTiO(PZN−PT)、Pb(Ni1/3Nb2/3)O−PbTiO(PNN−PT)、Pb(In1/2Nb1/2)O−PbTiO(PIN−PT)、Pb(Sc1/3Ta2/3)O−PbTiO(PST−PT)、Pb(Sc1/3Nb2/3)O−PbTiO(PSN−PT)、BiScO−PbTiO(BS−PT)、BiYbO−PbTiO(BY−PT)等が挙げられる。また、圧電体層70の製造方法は、ゾル−ゲル法に限定されず、例えば、MOD(Metal-Organic Decomposition)法等を用いてもよい。
次に、酸化アルミニウムからなる第1の絶縁膜100を形成する。具体的には、図6(a)及び図7(a)に示すように、まず流路形成基板用ウェハ160の全面に第1の絶縁膜100を形成し、その後、例えば、レジスト等からなるマスク(図示なし)を介して第1の絶縁膜100をエッチングすることにより、コンタクトホール101,103を形成する。
なお、本実施形態では、圧電素子300を構成する各層のパターン領域以外の第1の絶縁膜100を除去するようにしている。勿論、第1の絶縁膜100は、上記パターン領域以外にも設けられていてもよい。また、第1の絶縁膜100のパターニング方法は、特に限定されないが、例えば、イオンミリング等のドライエッチングを用いることが好ましい。これにより、第1の絶縁膜100を選択的に良好に除去することができる。
次に、第1のリード電極91を形成すると共に、第1の積層電極140及び下電極用引き出し電極97を形成する。具体的には、まず、図6(b)及び図7(b)に示すように、流路形成基板用ウェハ160の全面に亘って、例えば、チタンタングステン(TiW)からなる密着層92を形成し、この密着層92上の全面に、例えば、アルミニウム(Al)からなる金属層93を形成する。その後、図6(c)及び図7(c)に示すように、例えば、レジスト等からなるマスク(図示なし)を介して金属層93及び密着層92を順次エッチング(ウェットエッチング)することにより、第1のリード電極91及び下電極用引き出し電極97を形成する。また同時に、第1の積層電極140を所定形状にパターニングすると共に貫通孔141を形成する。
次に、酸化アルミニウムからなる第2の絶縁膜110を形成する。具体的には、図8(a)及び図9(a)に示すように、まず第2の絶縁膜110を流路形成基板用ウェハ160の全面に形成し、その後、例えば、レジスト等からなるマスク(図示なし)を介して第2の絶縁膜110をエッチングすることにより、コンタクトホール111を形成する。また、第1の積層電極140に対向する領域に貫通部112を形成すると共に、貫通孔141に対応する領域の第2の絶縁膜110及び第1の絶縁膜100をエッチングして、貫通部102,113を形成する。なお、本実施形態では、第1の絶縁膜100と同様に、圧電素子300を構成する各層のパターン領域以外の第2の絶縁膜110を除去するようにしている。
ここで、このような酸化アルミニウムからなる第2の絶縁膜110を形成する場合、流路形成基板用ウェハ160は、約350℃程度の温度に加熱する必要がある。そして、このとき下電極膜60と第1の積層電極140とが直接接触していると、これら各層の熱膨張係数の違いにより、下電極膜60が剥離してしまう虞がある。
例えば、下電極膜60の材料である白金(Pt)の絶対温度500(K)での熱膨張係数は9.6(10−6/K)であり、イリジウム(Ir)の絶対温度500(K)での熱膨張係数は7.2(10−6/K)であるのに対し、第1の積層電極140の主材料であるアルミニウム(Al)の線膨張係数は26.4(10−6/K)と極めて大きい。このため、下電極膜60に第1の積層電極140が接触した状態で、酸化アルミニウムからなる第2の絶縁膜110を形成すると、第1の積層電極140はそのときの熱によって膨張し、第1の積層電極140には伸びようとする力が生じる。そして、密着力の比較的弱い下電極膜60は、この第1の積層電極140に生じる力によって剥離されてしまう虞がある。
しかしながら、本発明では、上述したように下電極膜60と第1の積層電極140との間に第1の絶縁膜100が設けられ、両者が直接接触することがないため、このような下電極膜60の剥離を防止することができる。
次に、第2のリード電極94及び第2の積層電極150を形成する。例えば、本実施形態では、図8(b)及び図9(b)に示すように、流路形成基板用ウェハ160の全面に亘って、例えば、ニッケルクロム(NiCr)からなる密着層95を形成し、この密着層95上の全面に、例えば、金(Au)等からなる金属層96を形成する。その後、マスクパターン(図示なし)を介して金属層96及び密着層95を順次エッチングすることにより、第2のリード電極94を形成すると共に、第2の絶縁膜110上に第2の積層電極150を形成する。
次いで、図8(c)に示すように、流路形成基板用ウェハ160の圧電素子300側に、シリコンウェハであり複数の保護基板30となる保護基板用ウェハ170を接合する。なお、この保護基板用ウェハ170は、例えば、625μm程度の厚さを有するため、流路形成基板用ウェハ100の剛性は、保護基板用ウェハ170を接合することによって著しく向上することになる。
次いで、図10(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ160をある程度の厚さとなるまで研磨した後、さらにフッ硝酸によってウェットエッチングすることにより流路形成基板用ウェハ160を所定の厚みにする。例えば、本実施形態では、約70μm厚になるように流路形成基板用ウェハ160を加工した。次いで、図10(b)に示すように、流路形成基板用ウェハ160上に、例えば、窒化シリコン(SiN)からなるマスク膜51を新たに形成し、所定形状にパターニングする。そして、このマスク膜51を介して流路形成基板用ウェハ160を異方性エッチングすることにより、流路形成基板用ウェハ160に圧力発生室12、連通部13及びインク供給路14等を形成する(図10(c))。
なお、その後は、流路形成基板用ウェハ160及び保護基板用ウェハ170の外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、流路形成基板用ウェハ160の保護基板用ウェハ170とは反対側の面にノズル開口21が穿設されたノズルプレート20を接合すると共に、保護基板用ウェハ170にコンプライアンス基板40を接合し、流路形成基板用ウェハ160等を図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10等に分割することによって、本実施形態のインクジェット式記録ヘッドとなる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、第2の絶縁膜110をパターニングする際に、第2の絶縁膜110の貫通部112と、第1の絶縁膜100の貫通部102とを同時に形成するようにしたが、これに限定されず、勿論、第1の絶縁膜100の貫通部102は、第1の絶縁膜100をパターニングしてコンタクトホール101を形成する際に同時に形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図11は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。図11に示すように、インクジェット式記録ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。そして、駆動モータ6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8上を搬送されるようになっている。
また、上述した実施形態においては、本発明の液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを説明したが、液体噴射ヘッドの基本的構成は上述したものに限定されるものではない。本発明は、広く液体噴射ヘッドの全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射するものにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの要部を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの変形例を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の概略図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 保護基板、 40 コンプライアンス基板、 60 下電極膜、 70 圧電体層、 80 上電極膜、 90 上電極用引き出し電極、 91 第1のリード電極、 92,95 密着層、 93,96 金属層、 94 第2のリード電極、 97 下電極用引き出し電極 、 100 第1の絶縁膜、 102,112,113 貫通部、 110 第2の絶縁膜、 120 リザーバ、 140 第1の積層電極、 150 第2の積層電極、 300 圧電素子

Claims (9)

  1. ノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振動板を介して設けられる下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子と、前記圧電素子から引き出される第1のリード電極と該第1のリード電極から引き出される第2のリード電極とを含む引き出し電極とを有し、
    複数の圧電素子に共通する共通電極である前記下電極が、前記引き出し電極の周囲に亘って連続的に形成されると共に、前記圧電素子に対向する領域の外側の前記下電極上に、前記下電極の材料とは熱膨張係数の異なる材料からなる前記第1のリード電極と同一層で形成される第1の積層電極と、前記第2のリード電極と同一層で形成される第2の積層電極とを有し、
    且つ前記第1の積層電極は第1の絶縁膜を介して前記下電極上に設けられて当該下電極とは非接触であり、前記第2の積層電極が第2の絶縁膜を介して前記第1の積層電極上に設けられると共に前記下電極及び前記第1の積層電極とそれぞれ接触していることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 請求項1において、前記第1の積層電極と前記第2の積層電極との接触部となる前記第2の絶縁膜に形成された貫通部を除いて、前記第1の積層電極が前記第1及び第2の絶縁膜によって覆われていることを特徴する液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1又は2において、前記下電極が、少なくとも白金を含む材料からなることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記第1のリード電極の主材料が、アルミニウム(Al)であることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記第1の絶縁膜が、前記圧電素子と前記第1のリード電極との接続部を除いて、前記圧電素子に対応する領域に連続的に設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記第2の絶縁膜が、前記第1のリード電極と前記第2のリード電極との接続部を除いて、前記圧電素子に対応する領域に連続的に設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  7. 請求項5又は6において、前記第1及び第2の絶縁膜が、無機絶縁材料からなることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  8. 請求項7において、前記無機絶縁材料が、酸化アルミニウムであることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  9. 請求項1〜8の何れかの液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008044294A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置、及び液滴吐出ヘッドの製造方法
JP2014121799A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド、液体噴射装置、圧電素子及びその製造方法

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