JP2006204322A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 スロットマシンに関し、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができる。
【解決手段】 遊技制御手段(200)のリール回転制御手段(320)には、図柄番号更新手段(321)、リール(31〜33)に対応するストップスイッチ(90〜92)が操作されたと仮定したとき、遊技結果抽選手段(310)による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数を、図柄番号の更新の直後に予め決定するためのずらしコマ数仮決定手段(331)、ずらしコマ数仮記憶手段(332)を備える。リール停止制御手段(330)は、ストップスイッチ(90〜92)が操作されたときに、ずらしコマ数仮記憶手段(332)に記憶されたずらしコマ数を読み込んで、当該ずらしコマ数に応じてリール(31〜33)の停止制御を行うようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スロットマシンに関し、例えばいわゆるチャレンジ・タイム等の特定遊技において、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができるようにしたものである。
従来、例えばいわゆるチャレンジ・タイム(以下、「CT」という。)ができるようにしたスロットマシンが知られている(例えば特許文献1の同公報の3頁5欄17〜27行参照)。
上記CT中に、ストップスイッチを操作すると、リールの回転を即座に停止させていた。実際には、リールの停止の処理に、数十ミリ秒要していた。
特公平05-74391号公報(公報の3頁5欄17〜27行)
しかし、上記した従来のリールの停止処理方法では、ストップスイッチの操作後、リールの回転が停止する迄の停止時間を短縮することが困難であるという問題点があった。
すなわち、ストップスイッチが操作される度に、停止するリール、リールの停止順番、停止受付時の図柄番号等の条件によって、いわゆるテーブル制御、いわゆる図柄の引き込み・蹴飛ばし制御を行ってずらしコマ数を決定し、停止図柄の図柄番号を決定した。
上記処理方法では、現在通過中の図柄番号が更新される直前に、ストップスイッチが操作されると、ずらしコマ数が決定される迄に、数ミリ秒要し、リールの回転を即座に停止することができなかった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リールに対応するストップスイッチが操作されたと仮定したとき、抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数を、図柄番号の更新の直後に予め決定し、記憶しておくことで、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、ステッピングモータのステップ数にもとづいて、リールの図柄番号を更新することができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、例えばCT等の特定遊技において、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、例えばCT等の第2特定遊技の継続中に、いわゆる目押しにより小役を揃えるチャンスを発生させることができるようにしたものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、リールの回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、リールセンサーからのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、図柄番号の更新以降のずらしコマ数の仮決定等の処理を行うことができるようにしたものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リールに対応するストップスイッチが操作されたと仮定したとき、抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄番号を、図柄番号の更新の直後に予め決定し、記憶しておくことで、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、スロットマシン(10)には、例えば図1及び図3に示すように、次の構成を備える。
(1)リール(31〜33)
リール(31〜33)は、複数個、例えば3個有り、各リール(31〜33)は、複数種類の図柄がそれぞれ表示された回転可能なものである。
なお、リール(31〜33)の個数は、3個に限定されず、例えば2個、或いは4個以上でも良い。
(2)駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)
駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)は、複数個、例えば3個有り、各駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)は、複数個(例えば3個)のリール(31〜33)を個別に回転可能なものである。
なお、駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の個数は、リール(31〜33)と同様に、3個に限定されず、例えば2個、或いは4個以上でも良い。
(3)リールセンサー(130〜132)
リールセンサー(130〜132)は、複数個、例えば3個有り、各リールセンサー(130〜132)は、複数個(例えば3個)のリール(31〜33)の各リール(31〜33)の原点位置を検出するためのものである。
(4)スタートスイッチ(80)
スタートスイッチ(80)は、駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を開始するためのものである。
(5)ストップスイッチ(90〜92)
ストップスイッチ(90〜92)は、複数個、例えば3個有り、各ストップスイッチ(90〜92)は、各駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を個別に停止させるためのものである。
なお、ストップスイッチ(90〜92)の個数は、リール(31〜33)や駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)と同様に、3個に限定されず、例えば2個、或いは4個以上でも良い。
(6)遊技制御手段(200)
遊技制御手段(200)は、例えば図1に示すように、複数個(例えば3個)の駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)、複数個(例えば3個)のリールセンサー(130〜132)、スタートスイッチ(80)、複数個(例えば3個)のストップスイッチ(90〜92)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第二に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(7)遊技結果抽選手段(310)
遊技結果抽選手段(310)は、スタートスイッチ(80)の操作にもとづいて、少なくとも入賞役を抽選するためのものである。
なお、少なくとも小役の抽選には、例えば「はずれ」の抽選を含む概念である。
(8)リール回転制御手段(320)
リール回転制御手段(320)は、スタートスイッチ(80)の操作にもとづいて、駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を開始させ、リール(31〜33)の回転を開始させるためのものである。
(9)リール停止制御手段(330)
リール停止制御手段(330)は、遊技結果抽選手段(310)による抽選結果、及びストップスイッチ(90〜92)の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ(90〜92)に対応するリール(31〜33)を駆動する駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を制御することで、当該リール(31〜33)の停止制御を行うためのものである。
第三に、リール回転制御手段(320)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(10)図柄番号更新手段(321)
図柄番号更新手段(321)は、複数個(例えば3個)のリールセンサー(130〜132)の各リールセンサー(130〜132)により検出されたリール原点位置を基準として、当該リール(31〜33)の図柄番号を更新するためのものである。
第四に、リール停止制御手段(330)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(11)ずらしコマ数仮決定手段(331)
ずらしコマ数仮決定手段(331)は、図柄番号更新手段(321)により図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リール(31〜33)に対応するストップスイッチ(90〜92)が操作されたと仮定したとき、遊技結果抽選手段(310)による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数を、図柄番号の更新の直後に予め決定するためのものである。
なお、ずらしコマ数は、例えば0〜2コマであるが、これに限定されず、最大5コマ以内であれば良い。
(12)ずらしコマ数仮記憶手段(332)
ずらしコマ数仮記憶手段(332)は、ずらしコマ数仮決定手段(331)により仮に決定されたずらしコマ数を仮に記憶するためのものである。
第五に、リール停止制御手段(330)は、ストップスイッチ(90〜92)が操作されたときに、ずらしコマ数仮記憶手段(332)に記憶されたずらしコマ数を読み込んで、当該ずらしコマ数に応じてリール(31〜33)の停止制御を行うようにしている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第一に、駆動源は、ステッピングモータ(34〜36)から構成する。
第二に、図柄番号更新手段は、ステッピングモータ(34〜36)のステップ数が所定のステップ数をカウントする毎に、当該ステッピングモータ(34〜36)に対応するリールの図柄番号を更新するようにしている。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第一に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)一般遊技制御手段(340)
一般遊技制御手段(340)は、一般遊技を行わせるためのものである。
(2)特定遊技制御手段(350)
特定遊技制御手段(350)は、一般遊技制御手段(340)による一般遊技より遊技者に有利な特定遊技を行わせるためのものである。
特定遊技としては、例えばいわゆるチャレンジ・タイム(以下、「CT」という。)を行わせる。
なお、特定遊技は、CTに限定されず、例えばいわゆるビッグ・ボーナス(以下、「BB」という。)や、いわゆるレギュラー・ボーナス(以下、「RB」という。)等のボーナス・ゲームでも良い。
第二に、ずらしコマ数仮決定手段(331)は、特定遊技制御手段(350)による特定遊技(例えばCT)においてのみ作動するようにしている。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第一に、特定遊技制御手段(350)には、例えば図2に示すように、次の構成を備える。
(1)第1特定遊技制御手段(351)
第1特定遊技制御手段(351)は、一般遊技より遊技者に有利な第1特定遊技を行わせるためのものである。
なお、第1特定遊技は、例えばBBやRB等のボーナス・ゲームであるが、これに限定されない。
(2)第2特定遊技制御手段(352)
第2特定遊技制御手段(352)は、第1特定遊技制御手段(351)による第1特定遊技(例えばBB)の終了後、遊技結果抽選手段(310)による移行抽選に当選したことを条件に開始させる第2特定遊技を行わせるためのものである。
なお、第2特定遊技は、例えばCTであるが、これに限定されない。
第二に、遊技結果抽選手段(310)は、第2特定遊技制御手段(352)による第2特定遊技(例えばCT)の継続中においては、少なくとも小役の抽選を行わないようにしている。
なお、少なくとも小役の抽選には、例えば「はずれ」の抽選を含む概念である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、図柄番号更新手段(321)は、リール回転制御手段(320)によるリール(31〜33)の回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、リールセンサー(130〜132)からのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、当該リール(31〜33)の図柄番号の更新を開始するようにしている。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第一に、スロットマシン(10)には、例えば図1及び図3に示すように、次の構成を備える。
(1)リール(31〜33)
リール(31〜33)は、複数個、例えば3個有り、各リール(31〜33)は、複数種類の図柄がそれぞれ表示された回転可能なものである。
なお、リール(31〜33)の個数は、3個に限定されず、例えば2個、或いは4個以上でも良い。
(2)駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)
駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)は、複数個、例えば3個有り、各駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)は、複数個(例えば3個)のリール(31〜33)を個別に回転可能なものである。
なお、駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の個数は、リール(31〜33)と同様に、3個に限定されず、例えば2個、或いは4個以上でも良い。
(3)リールセンサー(130〜132)
リールセンサー(130〜132)は、複数個、例えば3個有り、各リールセンサー(130〜132)は、複数個(例えば3個)のリール(31〜33)の各リール(31〜33)の原点位置を検出するためのものである。
(4)スタートスイッチ(80)
スタートスイッチ(80)は、駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を開始するためのものである。
(5)ストップスイッチ(90〜92)
ストップスイッチ(90〜92)は、複数個、例えば3個有り、各ストップスイッチ(90〜92)は、各駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を個別に停止させるためのものである。
なお、ストップスイッチ(90〜92)の個数は、リール(31〜33)や駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)と同様に、3個に限定されず、例えば2個、或いは4個以上でも良い。
(6)遊技制御手段(200)
遊技制御手段(200)は、例えば図1に示すように、複数個(例えば3個)の駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)、複数個(例えば3個)のリールセンサー(130〜132)、スタートスイッチ(80)、複数個(例えば3個)のストップスイッチ(90〜92)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第二に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(7)遊技結果抽選手段(310)
遊技結果抽選手段(310)は、スタートスイッチ(80)の操作にもとづいて、少なくとも入賞役を抽選するためのものである。
なお、少なくとも小役の抽選には、例えば「はずれ」の抽選を含む概念である。
(8)リール回転制御手段(320)
リール回転制御手段(320)は、スタートスイッチ(80)の操作にもとづいて、駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を開始させ、リール(31〜33)の回転を開始させるためのものである。
(9)リール停止制御手段(330)
リール停止制御手段(330)は、遊技結果抽選手段(310)による抽選結果、及びストップスイッチ(90〜92)の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ(90〜92)に対応するリール(31〜33)を駆動する駆動源(例えばステッピングモータ34〜36)の駆動を制御することで、当該リール(31〜33)の停止制御を行うためのものである。
第三に、リール回転制御手段(320)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(10)図柄番号更新手段(321)
図柄番号更新手段(321)は、複数個(例えば3個)のリールセンサー(130〜132)の各リールセンサー(130〜132)により検出されたリール原点位置を基準として、当該リール(31〜33)の図柄番号を更新するためのものである。
第四に、リール停止制御手段(330)には、例えば図8に示すように、次の構成を備える。
(11)停止図柄番号仮決定手段(501)
停止図柄番号仮決定手段(501)は、図柄番号更新手段(321)により図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リール(31〜33)に対応するストップスイッチ(90〜92)が操作されたと仮定したとき、遊技結果抽選手段(310)による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄の停止図柄番号を、図柄番号の更新の直後に予め決定するためのものである。
(12)停止図柄番号仮記憶手段(502)
停止図柄番号仮記憶手段(502)は、停止図柄番号仮決定手段(501)により仮に決定された停止図柄番号を仮に記憶するためのものである。
第五に、リール停止制御手段(330)は、ストップスイッチ(90〜92)が操作されたときに、停止図柄番号仮記憶手段(502)に記憶された停止図柄番号を読み込んで、当該停止図柄番号に応じてリール(31〜33)の停止制御を行うようにしている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リールに対応するストップスイッチが操作されたと仮定したとき、抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数を、図柄番号の更新の直後に予め決定し、記憶しておくことで、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、ステッピングモータのステップ数にもとづいて、リールの図柄番号を更新することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、例えばCT等の特定遊技において、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、例えばCT等の第2特定遊技の継続中に、いわゆる目押しにより小役を揃えるチャンスを発生させることができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、リールの回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、リールセンサーからのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、図柄番号の更新以降のずらしコマ数の仮決定等の処理を行うことができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リールに対応するストップスイッチが操作されたと仮定したとき、抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄番号を、図柄番号の更新の直後に予め決定し、記憶しておくことで、ストップスイッチの操作後、即座にリールの回転を停止することができる。
(図面の説明)
図1〜3は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を説明するためのブロック図、図2は図1の特定遊技制御手段の詳細を説明するためのブロック図、図3はスロットマシンの概略正面図をそれぞれ示すものである。
図4〜5は、従来の図柄制御を説明するためのものであり、図4はメインとなるフローチャート、図5は図4の従来の割込み処理を説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
図6〜7は、本発明の実施の形態に係る図柄制御を説明するためのものであり、図6はメインとなるフローチャート、図7は図6の割込み処理を説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
図8は、本発明の第2の実施の形態の一例を示すものであり、同図は図1のリール停止制御手段の第2の実施の形態に係るブロック図を示すものである。
(スロットマシン10)
まず、図3を用いて説明すると、同図中、10は、スロットマシンを示すものである。
スロットマシン10の中央には、方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の裏側、すなわちスロットマシン10の内部には、リール装置30を設けている。
リール装置30は、複数種類(例えば21個)の図柄(図示せず)がそれぞれ表示された回転可能な複数個、例えば3個のリール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個の駆動源としてのステッピングモータ34〜36(図1参照)とから構成されている。3個のリール31〜33は、表示窓20に臨んでいる。
なお、駆動源は、ステッピングモータ34〜36に限定されない。また、図柄の個数は、21個に限定されず、21個未満、或いは22個以上でも良い。さらに、リール31〜33やステッピングモータ34〜36の個数も、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
そして、各ステッピングモータ34〜36のステップ数を合計した総ステップ数(例えば252ステップ)を、各リール31〜33の図柄の個数(例えば21個)の整数倍(例えば12倍)に設定している。
なお、総ステップ数は、252ステップに、整数倍の倍数も12倍にそれぞれ限定されない。また、総ステップ数を、図柄の個数の整数倍に設定したが、これに限定されず、例えば200ステップや、400ステップのステッピングモータを使用することも可能である。
表示窓20の上方には、画像表示装置40を設けている。画像表示装置40は、画像を表示可能なものであり、例えば液晶の表示装置が使用されている。
なお、画像表示装置40は、液晶に限定されず、ドット・マトリックス、LED等を使用しても良い。
そして、画像表示装置40は、ステップ数報知手段を構成する。ステップ数報知手段は、後述する図1に示すステップ数判定手段330に判定されたステップ数を遊技者に報知するためのものである。
なお、ステップ数報知手段は、画像表示装置40に限定されず、スピーカ50や、或いはLED等のランプ、ドット・マトリックス等から構成した他の表示装置から構成しても良い。
画像表示装置40の左右両側には、左右一対のスピーカ50,50を設けている。各スピーカ50は、遊技の進行に関連して、各種の効果音を発生させるためのものである。
表示窓20の下側の向かって右側には、メダル投入口60を設けている。メダル投入口60は、メダルを投入するためのものである。
メダル投入口60と反対の向かって左側には、ベットスイッチ70を設けている。ベットスイッチ70は、クレジットメダルを投入するためのものである。
ベットスイッチ70の下側には、スタートスイッチ80を設けている。スタートスイッチ80は、リール装置30のステッピングモータ34〜36(図1参照)の駆動を開始するためのものである。スタートスイッチ80を操作すると、リール装置30の3個の全てのステッピングモータ34〜36(図1参照)の駆動が開始され、3個のリール31〜33の回転が開始される。
スタートスイッチ80の向かって右隣には、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のストップスイッチ90〜92を設けている。
3個のストップスイッチ90〜92は、リール装置30の3個のステッピングモータ34〜36(図1参照)の駆動を個別に停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ90を操作すると、当該左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ91を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ92を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
スタートスイッチ80の向かって左隣には、メダル返却スイッチ100を設けている。メダル返却スイッチ100は、投入したメダルを返却するためのものである。
3個のストップスイッチ90〜92の下側には、メダル貯留皿110を設けている。メダル貯留皿110には、返却されたメダルや、払い出されたメダル等が貯留される。
(遊技制御手段200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御手段200について説明する。
遊技制御手段200は、図示しないが、スロットマシン10の内部に設けられている。
遊技制御手段200は、遊技に進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御手段200は、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技用制御手段300
(2)演出用制御手段400
なお、遊技制御手段200の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(遊技用制御手段300)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300について説明する。
遊技用制御手段300は、主として遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技用制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記遊技用制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(7)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段310
(2)リール回転制御手段320
(3)リール停止制御手段330
(4)一般遊技制御手段340
(5)特定遊技制御手段350
(6)遊技結果判定手段360
(7)利益付与手段370
なお、遊技用制御手段300の手段は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(遊技用制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の入力段について説明する。
遊技用制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。なお、次の(1)メダルセンサー61、(5)リールセンサー130〜132の説明については、後述する。
(1)メダルセンサー61
(2)ベットスイッチ70
(3)スタートスイッチ80
(4)ストップスイッチ90〜92
(5)リールセンサー130〜132
なお、遊技用制御手段300の入力段は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(メダルセンサー61)
メダルセンサー61は、図示しないが、メダル投入口60の内部に設けられ、メダル投入口60に投入されたメダルを検出するためのものである。
(リールセンサー130〜132)
リールセンサー130〜132は、複数個、例えば3個有り、各リールセンサー130〜132は、リール装置30の3個のリール31〜33にそれぞれ設けられ、各リール31〜33の原点位置を検出するためのものである。
なお、リールセンサー130〜132の個数は、3個に限定されず、2個或いは4個以上でも良い。
(遊技用制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、遊技用制御手段300の出力段について説明する。
遊技用制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、次の(2)ホッパー装置120及び(3)の演出用制御手段400の説明については、後述する。
(1)リール装置30のステッピングモータ34〜36
(2)ホッパー装置120
(3)演出用制御手段400
なお、遊技用制御手段300の出力段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(ホッパー装置120)
ホッパー装置120は、図示しないが、スロットマシン10の内部に設けられている。
ホッパー装置120は、メダルを払い出すものであり、払い出されたメダルはメダル貯留皿110(図3)に貯留される。
(演出用制御手段400)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段400について説明する。
演出用制御手段400は、遊技用制御手段300に接続され、遊技用制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
具体的には、演出用制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、演出用制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記演出用制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)画像表示制御手段410
(2)効果音発生手段420
なお、演出用制御手段400の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(演出用制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、演出用制御手段400の出力段について説明する。
演出用制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ50
なお、演出用制御手段400の出力段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(遊技結果抽選手段310)
遊技結果抽選手段310は、スタートスイッチ80の操作にもとづいて、少なくとも入賞役を抽選するためのものである。
なお、少なくとも小役の抽選には、例えば「はずれ」の抽選を含む概念である。
また、遊技結果抽選手段310は、後述する第2特定遊技制御手段352による第2特定遊技、例えばいわゆるチャレンジ・タイム(以下、「CT」という。)の継続中においては、少なくとも小役の抽選を行わないようにしている。
具体的には、CT中は、「小役」、「はずれ」の抽選が行われず、いわゆるビッグ・ボーナス(以下、「BB」という。)、いわゆるレギュラー・ボーナス(以下、「RB」という。)、いわゆる再遊技(「リプレイ」ともいい、以下「再遊技」という。)の抽選のみが行われる。
(リール回転制御手段320)
リール回転制御手段320は、スタートスイッチ80の操作にもとづいて、ステッピングモータ34〜36の駆動を開始させ、リール31〜33の回転を開始させるためのものである。
具体的には、リール回転制御手段320には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、リール回転制御手段320の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)図柄番号更新手段321
図柄番号更新手段321は、複数個(例えば3個)のリールセンサー130〜132の各リールセンサー130〜132により検出されたリール原点位置を基準として、当該リール31〜33の図柄番号を更新するためのものである。
すなわち、図柄番号更新手段321は、リール回転制御手段320によるリール31〜33の回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、リールセンサー130〜132からのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、当該リール31〜33の図柄番号の更新を開始するようにしている。
例えば、仮に「252」ステップのステッピングモータを使用して、これを倍の「504」ステップで制御した場合には、図柄数は「21」個であるため、1個の図柄のステップ数は「24」ステップとなる。このため、ステップ数を、「0」〜「504」ステップの順に加算すると仮定した場合、リールセンサー130〜132からのリール原点位置の検出信号を入力する度に、加算値は「0」にリセットさせる。その後、「24」ステップ毎に、図柄番号を「1」ずつ更新する。
なお、図柄番号を更新させたが、上記の説明からも明らかなように、ステップ数を更新させるようにしても良い。又、ステップを加算処理したが、逆に「504」ステップを初期値として減算処理して良いし、又、図柄番号も、「1」〜「21」迄、加算しても良いし、或いは「21」を初期値として減算処理しても良い。
(リール停止制御手段330)
リール停止制御手段330は、遊技結果抽選手段310による抽選結果、及びストップスイッチ90〜92の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33を駆動するステッピングモータ34〜36の駆動を制御することで、当該リール31〜33の停止制御を行うためのものである。
すなわち、リール停止制御手段330は、ストップスイッチ90〜92が操作されたときに、後述するずらしコマ数仮記憶手段332に記憶されたずらしコマ数を読み込んで、当該ずらしコマ数に応じてリール31〜33の停止制御を行うようにしている。
具体的には、リール停止制御手段330には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、リール停止制御手段330の手段は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)ずらしコマ数仮決定手段331
ずらしコマ数仮決定手段331は、図柄番号更新手段321により図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リール31〜33に対応するストップスイッチ90〜92が操作されたと仮定したとき、遊技結果抽選手段310による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数を、図柄番号の更新の直後に予め決定するためのものである。
なお、ずらしコマ数は、例えば0〜2コマであるが、これに限定されず、最大5コマ以内であれば良い。
(2)ずらしコマ数仮記憶手段332
ずらしコマ数仮記憶手段332は、ずらしコマ数仮決定手段により仮に決定されたずらしコマ数を仮に記憶するためのものである。
(3)リール停止テーブル333
リール停止テーブル333は、遊技結果抽選手段310による抽選結果により得られる入賞役の種類に応じて複数設けられ、ずらしコマ数を個別に記録するためのものである。
(4)テーブル選択手段334
テーブル選択手段334は、遊技結果抽選手段310による抽選結果により得られる入賞役の種類に応じて、複数のリール停止テーブル333のうちから少なくとも1つのリール停止テーブル333を選択するためのものである。
(一般遊技制御手段340)
一般遊技制御手段340は、一般遊技を行わせるためのものである。
(特定遊技制御手段350)
特定遊技制御手段350は、一般遊技制御手段340による一般遊技より遊技者に有利な特定遊技を行わせるためのものである。
特定遊技としては、例えばCTを行わせる。
なお、特定遊技は、CTに限定されず、例えばBBや、RB等のボーナス・ゲームでも良い。
具体的には、特定遊技制御手段350には、図2に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)第1特定遊技制御手段351
(2)第2特定遊技制御手段352
なお、特定遊技制御手段350の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(第1特定遊技制御手段351)
第1特定遊技制御手段351は、一般遊技より遊技者に有利な第1特定遊技を行わせるためのものである。
なお、第1特定遊技は、例えばBBやRB等のボーナス・ゲームであるが、これに限定されない。
具体的には、第1特定遊技制御手段351の手段は、図2に示すように、次の手段を備える。
なお、第1特定遊技制御手段351の手段は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)RB制御手段353
RB制御手段353は、一般遊技制御手段340による一般遊技より遊技者に有利なRBを行わせるためのものである。
なお、RBは、1種類に限定されず、複数種類のRBから構成しても良い。また、RBについては、後述する。
(2)BB制御手段354
BB制御手段354は、第1特定遊技制御手段261による第1特定遊技より遊技者に有利なBBを行わせるためのものである。
なお、BBは、1種類に限定されず、複数種類のBBから構成しても良い。また、BBについては、後述する。
(第2特定遊技制御手段352)
第2特定遊技制御手段352は、第1特定遊技制御手段351による第1特定遊技(例えばBB)の終了後、遊技結果抽選手段310による移行抽選に当選したことを条件に開始させる第2特定遊技を行わせるためのものである。
なお、第2特定遊技は、例えばCTであるが、これに限定されない。また、CTについては、後述する。
(遊技結果判定手段360)
遊技結果判定手段360は、遊技の結果、入省役の抽選結果が、入賞ライン(図示せず)に停止したか否かを判定するためのものである。
(利益付与手段370)
利益付与手段370は、遊技結果判定手段360により入賞があったと判定された場合に、当該入賞による払出メダルをクレジット・メダルに加算したり、或いはホッパー装置120により払い出すためのものである。
(画像表示制御手段410)
画像表示制御手段410は、画像表示装置40を制御するためのものである。
(効果音発生手段420)
効果音発生手段420は、スピーカ50から各種の効果音を発生させるためのものである。
(RB)
つぎに、次の特定遊技について、説明する。
(1)RB
(2)BB
(3)SRB(シフトRB)
(4)CT
なお、特定遊技は、上記した(1)〜(4)に限定されない。
まず、RBは、第1特定遊技を構成し、前述したように、いわゆるレギュラー・ボーナスとよばれ、所定回数、例えば2〜3回の入賞により終了する。
なお、最大入賞回数は、2〜3回に限定されず、例えば1回、或いは4回以上としても良い。また、後述するが、SRB中は、BBが終了した場合には、SRBも終了するが、この場合には、所定回数、例えば2〜3回未満で終了する場合もある。
具体的には、RBは、一般遊技においては、RB移行抽選に当選し、RB移行図柄の組合せ、例えば「BAR/BAR/BAR」が揃うことを条件に開始する。
その後、最大入賞回数(例えば2〜3回)に達することで、RBは終了する。
なお、RB移行図柄の組合せは、「BAR/BAR/BAR」に限定されない。
(BB)
BBは、第2特定遊技を構成し、前述したように、いわゆるビッグ・ボーナスとよばれ、複数回のBB中RB、すなわちSRBが可能となる。なお、SRBについては、後述する。
具体的には、BBは、一般遊技において、BB移行抽選に当選し、BB移行図柄の組み合わせ、例えば「7/7/7」が揃うことで開始する。
その後、最大払出枚数(例えば2種類以上、BBを設けた場合には、360枚)に達したことを条件として、BBは終了する。
なお、BB移行図柄の組み合わせは、「7/7/7」に限定されない。また、最大払出枚数は、例えば360枚に限定されず、360枚未満でも良いし、361枚以上としても良い。
(SRB)
SRBは、前述したように、いわゆるシフトRBとよばれ、RB移行抽選に当選することを条件に開始する。
なお、SRBの開始条件として、RB移行図柄の組合せが揃うことを条件としても良い。
単位となる各SRBは、最大入賞回数(例えば2〜3回)に達することで終了する。
一つのSRB中は、当該一つのSRBを含む全てのSRB移行抽選を行い、当該一つのSRB中にSRB移行抽選に当選した場合には、次に当選したSRB移行図柄の組合せを揃えることなく、当該一つのSRB終了後、次の当選したSRBが連続して開始される。
なお、一つのSRB中は、当該一つのSRBを含む全てのSRB移行抽選を行ったが、これに限定されず、当該一つのSRBを除く他のSRB移行抽選を行うようにしても良い。
(CT)
CTは、前述したように、いわゆるチャレンジ・タイムとよばれ、BB終了後、CT移行抽選に当選することを条件に開始する。
CT中は、「小役」、「はずれ」の抽選が行われず、RB、BB、再遊技の抽選のみが行われる。
RB、BB、再遊技に当選しない場合には、いわゆる目押しにより小役を揃えるチャンスが与えられる。
CTは、所定枚数のメダルの獲得、例えばメダルの純増枚数が「214」枚に達することを条件に終了する。
なお、CTの終了条件は、メダルの純増枚数に限定されず、例えばメダルの純増枚数に達するか、或いはゲーム回数が所定回数、例えば消化ゲーム数が「150」ゲームに達するか、いずれか先に達成された条件に従って終了するようにしても良い。
これに加えて、CT中に、RB、BBに当選し、当該RB、BBの移行図柄の組合せを揃えたこと、すなわちRB、BBの入賞したことを条件に終了する。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるスロットマシン10によるリール31〜33の図柄制御について、次の遊技に分けて説明する。
(1)一般遊技
(2)CT
(一般遊技の説明)
まず、メダルの投入後、スタートスイッチ80を操作すると、リール31〜33の回転が開始する。
このとき、遊技結果抽選手段310による抽選が行われる。
一般遊技においては、小役、RB、BB、再遊技、「はずれ」の抽選が行われる。
その後、リール回転制御手段320によるリール31〜33の回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、リールセンサー130〜132からのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、図柄番号更新手段321により、当該リール31〜33の図柄番号の更新を開始される。
同時に、定速状態に移行すると、ストップスイッチ90〜92の操作が可能となる。
3個のストップスイッチ90〜92のいずれかを操作すると、停止受付時の図柄番号を基準にして、遊技結果抽選手段310の抽選結果、リール停止テーブル333にもとづいて、いわゆるテーブル制御が行われる。すなわち、いわゆる図柄の引き込み・蹴飛ばし制御を行ってずらしコマ数、最大5コマを決定し、停止図柄の図柄番号を決定する。
決定した停止図柄の図柄番号にもとづいて、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33を停止する。
(CTの説明)
つぎに、CTに移行すると、メダルの投入後、スタートスイッチ80を操作すると、リール31〜33の回転が開始する。
このとき、遊技結果抽選手段310による抽選が行われる。
CT中は、小役、「はずれ」の抽選が行われず、RB、BB、再遊技の抽選のみが行われる。
その後、リール回転制御手段320によるリール31〜33の回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、リールセンサー130〜132からのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、図柄番号更新手段321により、当該リール31〜33の図柄番号の更新を開始される。
同時に、定速状態に移行すると、ストップスイッチ90〜92の操作が可能となる。
定速状態に移行すると、ずらしコマ数仮決定手段331により、図柄番号更新手段321により図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リール31〜33に対応するストップスイッチ90〜92が操作されたと仮定したとき、遊技結果抽選手段310による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数、最大2コマが、図柄番号の更新の直後に予め決定される。
決定されたずらしコマ数は、ずらしコマ数仮記憶手段332に記憶される。
その後、3個のストップスイッチ90〜92のいずれかを操作すると、停止受付時の図柄番号を基準にして、ずらしコマ数仮記憶手段332に記憶されたずらしコマ数を読み出し、停止図柄の図柄番号を決定する。
決定した停止図柄の図柄番号にもとづいて、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33を停止する。
(図4〜5の従来の図柄制御の説明)
つぎに、図6〜7に示す本実施の形態の図柄制御の説明に先立ち、図4〜5の従来の図柄制御について比較のため先に説明する。
まず、図4に示すように、リールの回転中、ステップS10に進み、ストップスイッチ90〜92の受付がチェックされる。すなわち、ストップスイッチ90〜92が操作された否かを判断するために、ストップスイッチ90〜92が接続されたポートの状態を読みに行く。
上記処理は、図1の遊技用制御手段300により行われる。
上記処理の終了後、図4に示すように、ステップS10から次のステップS11に進み、ストップスイッチ90〜92の受付の有無が判定される。
上記判定は、図1の遊技用制御手段300により行われる。
上記判定の結果、ストップスイッチ90〜92の受付がある場合、すなわち3個のストップスイッチ90〜92のうち、いずれか1個のストップスイッチ90〜92が操作されている場合には、図4に示すように、ステップS11から次のステップS12に進み、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33の停止図柄制御が行われる。
上記処理は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記処理の終了後、図4に示すように、ステップS12から次のステップS13に進み、操作されたストップスイッチ90〜92の命令を受け付けた当該リール31〜33が停止したか否かが判定される。
上記判定は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記判定の結果、リール31〜33が停止していない場合、すなわち、いわゆる図柄の引き込み・蹴飛ばし制御を行っている間は、図4に示すように、当該ステップS13を繰り返す。
これに対し、リール31〜33が停止した場合には、図4に示すように、ステップS13から次のステップS14に進み、3個のリール31〜33が全て停止したか否かが判定される。
上記判定は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記判定の結果、3個のリール31〜33が全て停止していない場合、すなわち回転中のリール31〜33がある場合には、図4に示すように、ステップS14から先に説明したステップS10に戻り、残るストップスイッチ90〜92の受付がチェックされる。
これに対し、3個のリール31〜33が全て停止している場合には、図4に示すように、リール回転中の処理を終了し、説明は省略するが、全リール停止時処理に進む。
一方、先に説明したステップS11において、ストップスイッチ90〜92の受付がない場合、すなわちストップスイッチ90〜92が操作されていない場合には、図4に示すように、先に説明したステップS10に進み、ストップスイッチ90〜92の受付がチェックされる。
(図5の従来の割込み処理の説明)
つぎに、図5を用いて、図4の割込み処理について、説明する。
まず、図5に示すように、ステップS20に進み、ストップスイッチ90〜92の受付のチェックが既に済んでいるか否かを判定する。
上記判定は、図1の遊技用制御手段300により行われる。
上記判定の結果、ストップスイッチ90〜92の受付のチェックが既に済んでいる場合には、図5に示すように、ステップS20から次のステップS21に進み、停止図柄に到達したか否かが判定される。
上記判定は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記判定の結果、停止図柄に到達している場合には、図5に示すように、ステップS21から次のステップS22に進み、停止ステップが経過している否かが判定される。
上記停止ステップとしては、例えば4ステップが設定されている。なお、停止ステップは、メインの停止図柄の処理の待ち時間である。
上記判定は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記判定の結果、停止ステップ、すなわち4ステップが終了している場合には、図5に示すように、ステップS22から次のステップS23に進み、リール31〜33の停止制御が行われる。すなわち、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33の実際の停止が行われる。
上記処理は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記処理の終了後、図5に示すように、当該割込み処理を終了する。
一方、先に説明したステップS21において、停止図柄に到達していない場合には、図5に示すように、当該割込み処理を終了する。
また、先に説明したステップS22において、停止ステップが終了していない場合、すなわち1〜3ステップの場合には、図5に示すように、当該割込み処理を終了する。
一方、先に説明したステップS20において、ストップスイッチ90〜92の受付のチェックが既に済んでいない場合には、図5に示すように、次のステップS30に進み、ストップスイッチ90〜92の受付の有無が判定される。
上記判定は、図1の遊技用制御手段300により行われる。
上記判定の結果、ストップスイッチ90〜92の受付がある場合、すなわち3個のストップスイッチ90〜92のうち、いずれか1個のストップスイッチ90〜92が操作されている場合には、図5に示すように、ステップS30から次のステップS31に進み、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33の減速制御が行われる。
上記処理は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記処理の終了後、図5に示すように、当該割込み処理を終了する。
これに対し、先に説明したステップS30において、ストップスイッチ90〜92の受付がない場合、すなわちストップスイッチ90〜92が操作されていない場合には、図5に示すように、次のステップS40に進み、リール31〜33の定速制御が行われる。
上記処理は、図1のリール回転制御手段320により行われる。
上記処理の終了後、図5に示すように、当該割込み処理を終了する。
(図6〜7の実施の形態の図柄制御の説明)
つぎに、図6〜7に示す本実施の形態の図柄制御について、説明する。
まず、図6に示すように、リールの回転中、ステップS50に進み、通過した図柄番号が更新された否かが判定される。
上記判定は、図1のずらしコマ数仮決定手段331により行われる。
上記判定の結果、通過した図柄番号が更新された場合には、図6に示すように、ステップS50から次のステップS51に進み、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33の停止図柄制御が行われる。
上記処理は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記処理の終了後、図6に示すように、ステップS51から次のステップS52に進み、3個のリール31〜33が全て停止したか否かが判定される。
上記判定は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記判定の結果、3個のリール31〜33が全て停止していない場合、すなわち回転中のリール31〜33がある場合には、図6に示すように、ステップS52から先に説明したステップS50に戻り、残るストップスイッチ90〜92の通過した図柄番号が更新された否かが判定される。
これに対し、3個のリール31〜33が全て停止している場合には、図6に示すように、リール回転中の処理を終了し、説明は省略するが、全リール停止時処理に進む。
一方、先に説明したステップS50において、通過した図柄番号が更新された場合には、図6に示すように、次のステップS52に進み、3個のリール31〜33が全て停止したか否かが判定される。
(図7の割込み処理の説明)
つぎに、図7を用いて、図6の割込み処理について、説明する。
まず、図7に示すように、ステップS60に進み、ストップスイッチ90〜92の受付のチェックが既に済んでいるか否かを判定する。
上記判定は、図1の遊技用制御手段300により行われる。
上記判定の結果、ストップスイッチ90〜92の受付のチェックが既に済んでいる場合には、図7に示すように、ステップS60から次のステップS61に進み、停止図柄に到達したか否かが判定される。
上記判定は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記判定の結果、停止図柄に到達している場合には、図7に示すように、ステップS61から次のステップS62に進み、リール31〜33の停止制御が行われる。すなわち、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33の実際の停止が行われる。
上記処理は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記処理の終了後、図7に示すように、当該割込み処理を終了する。
一方、先に説明したステップS61において、停止図柄に到達していない場合には、図7に示すように、当該割込み処理を終了する。
また、先に説明したステップS60において、ストップスイッチ90〜92の受付のチェックが既に済んでいない場合には、図7に示すように、次のステップS70に進み、ストップスイッチ90〜92の受付の有無が判定される。
上記判定は、図1の遊技用制御手段300により行われる。
上記判定の結果、ストップスイッチ90〜92の受付がある場合、すなわち3個のストップスイッチ90〜92のうち、いずれか1個のストップスイッチ90〜92が操作されている場合には、図7に示すように、ステップS70から次のステップS71に進み、操作されたストップスイッチ90〜92に対応するリール31〜33の減速制御が行われる。
上記処理は、図1のリール停止制御手段330により行われる。
上記処理の終了後、図7に示すように、当該割込み処理を終了する。
これに対し、先に説明したステップS70において、ストップスイッチ90〜92の受付がない場合、すなわちストップスイッチ90〜92が操作されていない場合には、図7に示すように、次のステップS40に進み、リール31〜33の定速制御が行われる。
上記処理は、図1のリール回転制御手段320により行われる。
上記処理の終了後、図7に示すように、当該割込み処理を終了する。
(図4〜5の従来の図柄制御と、図6〜7の本実施の形態に係る図柄制御との比較)
図4〜5の従来の図柄制御と、図6〜7の本実施の形態に係る図柄制御とを比較すると、従来の図柄制御では、図4のステップ11において、「ストップスイッチ受付」が有った場合に、次のステップ12の「停止図柄制御」に進んでいるのに対し、本実施の形態に係る図柄制御では、「ストップスイッチ受付」の有無に関われず、図6のステップS50の「通過図柄番号更新」の有った場合に、次のステップ51の「停止図柄制御」を行っている点で相違する。
そして、従来の図柄制御では、図5のステップS22の「停止ステップ経過経過」を判定しているのに対し、本実施の形態に係る図柄制御では、「停止ステップ経過経過」の判定が省かれている点で相違する。なお、停止ステップは、メインの停止図柄の処理の待ち時間である。
図5のステップS22の「停止ステップ」は、例えば4ステップに設定されている。
このため、仮に「252」ステップのステッピングモータを使用して、これを倍の「504」ステップで制御した場合には、図柄数は、「21」個であるため、1個の図柄のステップ数は、「24」ステップとなる。
従来の「停止ステップ」は「4」ステップに設定している。このため、1個の図柄を「0」ステップから数えて「24」ステップで終わり、図柄番号を更新すると仮定した場合には、当該ステップの後半、例えば「20」ステップ目で、「ストップスイッチ受付」が有ると、当該図柄が更新される迄に停止図柄が決定できなくなってしまう。
これに対し、本実施の形態に係る図柄制御では、「ストップスイッチ受付」の有無に関わらず、「通過図柄番号更新」毎、すなわち「0」ステップ目から処理を開始して、停止図柄を仮に決定できる。このため、ステップの後半、例えば「20」ステップ目で、「ストップスイッチ受付」が有っても、既に仮に決定された停止図柄にリールを停止すれば良いので、いわゆる図柄の引き込み・蹴飛ばし制御を行ってリールを停止できる処理時間を確保することができる。
(第2の実施の形態)
つぎに、図8を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、先に説明した図1〜3に示す第1の実施の形態の「ずらしコマ数」に代えて、「停止図柄番号」を用いて図柄制御を行った点にある。
すなわち、リール停止制御手段330は、ストップスイッチ90〜92が操作されたときに、後述するが、停止図柄番号仮記憶手段502に記憶された停止図柄番号を読み込んで、当該停止図柄番号に応じてリール31〜33の停止制御を行うようにしている。
具体的には、リール停止制御手段330には、図8に示すように、次の手段を備える。
なお、リール停止制御手段330の手段は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)停止図柄番号仮決定手段501
停止図柄番号仮決定手段501は、図柄番号更新手段321により図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リール31〜33に対応するストップスイッチ90〜92が操作されたと仮定したとき、遊技結果抽選手段310による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄の停止図柄番号を、図柄番号の更新の直後に予め決定するためのものである。
(2)停止図柄番号仮記憶手段502
停止図柄番号仮記憶手段502は、停止図柄番号仮決定手段501により仮に決定された停止図柄番号を仮に記憶するためのものである。
(3)リール停止テーブル503
リール停止テーブル503は、遊技結果抽選手段310による抽選結果により得られる入賞役の種類に応じて複数設けられ、停止図柄番号を個別に記録するためのものである。
(4)テーブル選択手段504
テーブル選択手段504は、遊技結果抽選手段310による抽選結果により得られる入賞役の種類に応じて、複数のリール停止テーブル503のうちから少なくとも1つのリール停止テーブル503を選択するためのものである。
スロットマシンの動作を説明するためのブロック図である。 図1の特定遊技制御手段の詳細を説明するためのブロック図である。 スロットマシンの概略正面図である。 従来の図柄制御を説明するためのフローチャートである 図4の従来の割込み処理を説明するためのフローチャートである 本発明の実施の形態に係る図柄制御を説明するためのフローチャートである 図6の割込み処理を説明するためのフローチャートである 図1のリール停止制御手段の第2の実施の形態に係るブロック図である。
符号の説明
(第1の実施の形態)
10 スロットマシン 20 表示窓
30 リール装置 31〜33 リール
34〜36 ステッピングモータ 40 画像表示装置
50 スピーカ 60 メダル投入口
61 メダルセンサー 70 ベットスイッチ
80 スタートスイッチ 90〜92 ストップスイッチ
100 メダル返却スイッチ 110 メダル貯留皿
120 メダル投入手段 130 ホッパー装置
200 遊技制御手段 300 遊技用制御手段
310 遊技結果抽選手段 320 リール回転制御手段
321 図柄番号更新手段 330 リール停止制御手段
331 ずらしコマ数仮決定手段 332 ずらしコマ数仮記憶手段
333 リール停止テーブル 334 テーブル選択手段
340 一般遊技制御手段 350 特定遊技制御手段
351 第1特定遊技制御手段 353 RB制御手段
354 BB制御手段 352 第2特定遊技制御手段
360 遊技結果判定手段 370 利益付与手段
400 演出用制御手段 410 画像表示制御手段
420 効果音発生手段
(第2の実施の形態)
500 停止図柄番号仮決定手段 501 停止図柄番号仮記憶手段
502 リール停止テーブル 503 テーブル選択手段

Claims (6)

  1. 複数種類の図柄がそれぞれ表示された回転可能な複数個のリールと、
    前記複数個のリールを個別に回転可能な複数個の駆動源と、
    前記複数個のリールの各リールの原点位置を検出するための複数個のリールセンサーと、
    前記駆動源の駆動を開始するためのスタートスイッチと、
    前記各駆動源の駆動を個別に停止させるための複数個のストップスイッチと、
    前記複数個の駆動源、前記複数個のリールセンサー、前記スタートスイッチ、前記複数個のストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段には、
    前記スタートスイッチの操作にもとづいて、少なくとも入賞役を抽選するための遊技結果抽選手段と、
    前記スタートスイッチの操作にもとづいて、前記駆動源の駆動を開始させ、前記リールの回転を開始させるためのリール回転制御手段と、
    前記遊技結果抽選手段による抽選結果、及び前記ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチに対応する前記リールを駆動する前記駆動源の駆動を制御することで、当該リールの停止制御を行うためのリール停止制御手段とを備え、
    前記リール回転制御手段には、
    前記複数個のリールセンサーの各リールセンサーにより検出されたリール原点位置を基準として、当該リールの図柄番号を更新するための図柄番号更新手段を備え、
    前記リール停止制御手段には、
    前記図柄番号更新手段により前記図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リールに対応する前記ストップスイッチが操作されたと仮定したとき、前記遊技結果抽選手段による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄迄のずらしコマ数を、前記図柄番号の更新の直後に予め決定するためのずらしコマ数仮決定手段と、
    前記ずらしコマ数仮決定手段により仮に決定された前記ずらしコマ数を仮に記憶するためのずらしコマ数仮記憶手段とを備え、
    前記リール停止制御手段は、
    前記ストップスイッチが操作されたときに、前記ずらしコマ数仮記憶手段に記憶された前記ずらしコマ数を読み込んで、当該ずらしコマ数に応じて前記リールの停止制御を行うようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンであって、
    前記駆動源は、
    ステッピングモータから構成し、
    前記図柄番号更新手段は、
    前記ステッピングモータのステップ数が所定のステップ数をカウントする毎に、当該ステッピングモータに対応するリールの図柄番号を更新するようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンであって、
    前記遊技制御手段には、
    一般遊技を行わせるための一般遊技制御手段と、
    前記一般遊技制御手段による一般遊技より遊技者に有利な特定遊技を行わせるための特定遊技制御手段とを備え、
    前記ずらしコマ数仮決定手段は、
    前記特定遊技制御手段による前記特定遊技においてのみ作動するようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項3に記載のスロットマシンであって、
    前記特定遊技制御手段には、
    一般遊技より遊技者に有利な第1特定遊技を行わせるための第1特定遊技制御手段と、
    前記第1特定遊技制御手段による第1特定遊技の終了後、前記遊技結果抽選手段による移行抽選に当選したことを条件に開始させる第2特定遊技を行わせるための第2特定遊技制御手段とを備え、
    前記遊技結果抽選手段は、
    前記第2特定遊技制御手段による第2特定遊技の継続中においては、少なくとも小役の抽選を行わないようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1〜4に記載のスロットマシンであって、
    前記図柄番号更新手段は、
    前記リール回転制御手段による前記リールの回転速度の加速が終了し、定速状態に移行後、前記リールセンサーからのリール原点位置の検出信号を入力したことを条件に、当該リールの図柄番号の更新を開始するようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  6. 複数種類の図柄がそれぞれ表示された回転可能な複数個のリールと、
    前記複数個のリールを個別に回転可能な複数個の駆動源と、
    前記複数個のリールの各リールの原点位置を検出するための複数個のリールセンサーと、
    前記駆動源の駆動を開始するためのスタートスイッチと、
    前記各駆動源の駆動を個別に停止させるための複数個のストップスイッチと、
    前記複数個の駆動源、前記複数個のリールセンサー、前記スタートスイッチ、前記複数個のストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段には、
    前記スタートスイッチの操作にもとづいて、少なくとも入賞役を抽選するための遊技結果抽選手段と、
    前記スタートスイッチの操作にもとづいて、前記駆動源の駆動を開始させ、前記リールの回転を開始させるためのリール回転制御手段と、
    前記遊技結果抽選手段による抽選結果、及び前記ストップスイッチの操作にもとづいて、当該ストップスイッチに対応する前記リールを駆動する前記駆動源の駆動を制御することで、当該リールの停止制御を行うためのリール停止制御手段とを備え、
    前記リール回転制御手段には、
    前記複数個のリールセンサーの各リールセンサーにより検出されたリール原点位置を基準として、当該リールの図柄番号を更新するための図柄番号更新手段を備え、
    前記リール停止制御手段には、
    前記図柄番号更新手段により前記図柄番号が更新される度に、更新後の図柄番号の位置で、当該リールに対応する前記ストップスイッチが操作されたと仮定したとき、前記遊技結果抽選手段による抽選結果にもとづいて停止可能な停止図柄の停止図柄番号を、前記図柄番号の更新の直後に予め決定するための停止図柄番号仮決定手段と、
    前記停止図柄番号仮決定手段により仮に決定された前記停止図柄番号を仮に記憶するための停止図柄番号仮記憶手段とを備え、
    前記リール停止制御手段は、
    前記ストップスイッチが操作されたときに、前記停止図柄番号仮記憶手段に記憶された前記停止図柄番号を読み込んで、当該停止図柄番号に応じて前記リールの停止制御を行うようにしていることを特徴とするスロットマシン。
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