JP2006203454A - 通信システム及び認証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】認証側のホスト装置に予めバイオメトリクス情報を登録することなく、バイオメトリクス情報を用いて安全にアクセス認証を行う。
【解決手段】プリンタ200は、カメラ10から受信したバイオメトリクス情報に基づいて認証用コードを暗号化してカメラ10に送信し、カメラ10で再び読み取ったバイオメトリクス情報に基づいて認証用コードを復号化し、カメラ10で復号化した認証用コードと元の認証用コードとが一致するか否かによって認証を行う。即ち、プリンタ200にバイオメトリクス情報を予め登録することなく、バイオメトリクス情報を使用してカメラ10を安全に認証することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は通信システム及び認証方法に係り、特にバイオメトリクス情報に従ってアクセス認証を行う通信システムに関する。
従来、バイオメトリクス情報を用いて通信端末のアクセスを認証する技術が開発されている。例えば特許文献1によると、指紋センサを用いて指紋データを発生し、この指紋データに基づいて個人識別番号を算出し、この個人識別番号を使用して、無線通信機器同士の間でデータを暗号化して送受信する。
特開2001−186123号公報
特許文献1の技術では、被認証側の通信端末と認証側のホスト装置の双方に指紋データを登録しておき、両者の一致の肯否で認証を行う。このため、認証側のホスト装置に予め指紋データをユーザごとに登録しておく必要があり、ユーザの数が増えると膨大な量の指紋データを登録することになる。本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、認証側のホスト装置に予めバイオメトリクス情報を登録することなく、バイオメトリクス情報を用いて安全にアクセス認証を行うことのできる通信システム及び認証方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信システムは、通信端末と通信ホストとを備える通信システムであって、通信端末は、第1のバイオメトリクス情報を読み取る第1バイオメトリクス情報読取部と、第1のバイオメトリクス情報を暗号化するバイオメトリクス情報暗号化部と、暗号化された第1のバイオメトリクス情報を送信するバイオメトリクス情報送信部と、を有し、通信ホストは、暗号化された第1のバイオメトリクス情報を受信するバイオメトリクス情報受信部と、受信した第1のバイオメトリクス情報を復号化するバイオメトリクス情報復号化部と、認証用コードを作成する認証用コード作成部と、作成された認証用コードを第1のバイオメトリクス情報に基づいて暗号化する認証用コード暗号化部と、暗号化された認証用コードを通信端末に送信する暗号化認証用コード送信部と、を有し、通信端末は、暗号化された認証用コードを受信する認証用コード受信部と、第2のバイオメトリクス情報を読み取る第2バイオメトリクス情報読取部と、読み取った第2のバイオメトリクス情報に基づいて受信した認証用コードを復号化する認証用コード復号化部と、復号化された認証用コードを通信ホストに送信する復号化認証用コード送信部と、を有し、通信ホストは、復号化された認証用コードを受信する復号化認証用コード受信部と、受信した認証用コードと作成された認証用コードとが一致するか否かに応じて通信端末を認証する認証部と、を有する。
この発明によると、通信端末から受信したバイオメトリクス情報に基づいて認証用コードを暗号化して通信端末に送信し、通信端末で再び読み取ったバイオメトリクス情報に基づいて認証用コードを復号化し、通信端末で復号化した認証用コードと元の認証用コードとが一致するか否かによって認証を行う。即ち、予めバイオメトリクス情報を通信ホストに登録しておかなくても、バイオメトリクス情報を用いた安全性の高い認証を行うことができる。
また、本発明に係る認証方法は、通信端末と通信ホストとを備える通信システムで実行される認証方法であって、通信端末は、第1のバイオメトリクス情報を読み取るステップと、第1のバイオメトリクス情報を暗号化するステップと、暗号化された第1のバイオメトリクス情報を送信するステップと、を実行し、通信ホストは、暗号化された第1のバイオメトリクス情報を受信するステップと、受信した第1のバイオメトリクス情報を復号化するステップと、認証用コードを作成するステップと、作成された認証用コードを第1のバイオメトリクス情報に基づいて暗号化するステップと、暗号化された認証用コードを通信端末に送信するステップと、を実行し、通信端末は、暗号化された認証用コードを受信するステップと、第2のバイオメトリクス情報を読み取るステップと、読み取った第2のバイオメトリクス情報に基づいて受信した認証用コードを復号化するステップと、復号化された認証用コードを通信ホストに送信するステップと、を実行し、通信ホストは、復号化された認証用コードを受信するステップと、受信した認証用コードと作成された認証用コードとが一致するか否かに応じて通信端末を認証するステップと、を実行する。
この発明によると、通信端末から受信したバイオメトリクス情報に基づいて認証用コードを暗号化して通信端末に送信し、通信端末で再び読み取ったバイオメトリクス情報に基づいて認証用コードを復号化し、通信端末で復号化した認証用コードと元の認証用コードとが一致するか否かによって認証を行う。即ち、予めバイオメトリクス情報を通信ホストに登録しておかなくても、バイオメトリクス情報を用いた安全性の高い認証を行うことができる。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は本発明の好ましい実施形態に係る通信システムの正面図である。この通信システムは、デジタルカメラ10とプリンタ200から構成される。デジタルカメラ10は、直方体状の筐体を備えたプリンタ200の上面に備えられた凹ガイド75に載置することで、凹ガイド75下部に備えられた後述する通信インターフェース77によってプリンタ200と電気的に相互接続し、撮影した画像など、各種のデータをプリンタ200との間で送受信できる。カメラ10とプリンタ200の間の電気的接続としては、任意のインターフェース、たとえば、USB(universal serial bus)インターフェース規格、IEEE1394インターフェース規格、赤外線通信(IrDA)、Bluetooth、無線LANまたは他のケーブル接続や無線接続の規格を利用することができる。通信コネクタの配置や配線の煩雑さを考慮すると、デジタルカメラ10とプリンタ200とは無線接続されることが好ましい。
プリンタ200の筐体前面には操作ボタンとユーザへの指示警告を行うランプからなる操作部12が設けられている。操作部12には、プリントボタン201、左ボタン202L、右ボタン202R、画像サイズボタン203、画像サイズランプ204、画像転送ボタン205、充電ランプ206、用紙表示ランプ207、カートリッジランプ208が設けられている。各ボタン及びランプの詳細は後述する。プリンタ200の筐体側面にはプリントを排出する用紙排出溝210が設けられている。
図2はプリンタ200の上面図である。プリンタ200の上面には、カメラ10の筐体下面に備えられた通信インターフェース76がプリンタ200の筐体内部に設けられた通信インターフェース77と良好に通信できるようにカメラ10の位置を誘導する凹ガイド75が設けられている。凹ガイド75にカメラ10の通信インターフェース76が設けられた面を下にして凹ガイド75に載置するだけでカメラ10とプリンタ200とが通信インターフェース76・77を介して電気的に接続される。このように、カメラ10をプリンタ200に載せるだけでカメラ10とプリンタ200とを接続できる規格は「イメージリンク」と呼ばれることがある。
図3はデジタルカメラ10の機能ブロック図である。まず、同図のデジタルカメラ10において、中央処理装置(CPU)112は、レリーズスイッチ22、モードダイヤル150等を含む操作部113の各種のボタンやキーからの入力に基づいてデジタルカメラ10内の各回路を統括制御する。CPU112の実行するプログラムはEEPROM119に記憶される。
いま、モードダイヤル150によって静止画撮影モードが設定されると、CPU112は、動画(スルー画)を表示部110に表示させ、撮影画角を確認可能にする。即ち、撮像レンズ14を通過した光は、固体撮像素子102aに入射する。固体撮像素子102aの受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、該受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、図示せぬドライバ回路から与えられるパルス信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、それぞれ撮像回路102bに加えられる。
撮像回路102bは、ゲイン調整回路を含み、得られた画像データは、それぞれ画像処理回路108及びハイパスフィルタ(HPF)125へ送られる。画像処理回路108は、A/D変換部108a、ホワイトバランス補正回路108b、ガンマ補正回路108c、YC処理回路108d、輝度・色差信号生成回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、撮影画像に対する輪郭補正を含む画像処理を行う輪郭処理部、画像のノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部等を含む画像処理手段であり、CPU112からのコマンドに従って画像信号を処理する。
画像処理回路108に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cl信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
一方、撮像回路108のA/D変換部108aでデジタル信号に変換された画像データは、ハイパスフィルタ(HPF)125でG画素成分のみ抽出される。そして、積算処理部126で抽出されたG画素成分に積算処理が施されてCPU112に送られる。CPU112は、積算処理部126から送られた1画面分の64分割の画像データの内、十字キー81で任意に設定された被写体中心付近の4エリアの平均値を算出し、これをオートフォーカス(AF)評価値とする。AF評価値は、所定周期の経過毎に算出され、算出の度にメモリ127に更新記憶される。CPU112は、AF評価値に従って被写体の合焦を判定する。その判断方法は任意であるが、例えばAF評価値が極大点の近傍に略到達しているか否かを判断し、極大点に略達している場合は合焦していると判断し、その他の場合は合焦していないと判断する。あるいは、AF評価値が所定の閾値を超えていれば合焦していると判断することもできる。
撮影画像を表示部110にモニタ出力する場合、VRAM132からYC信号が読み出され、ビデオエンコーダ134に送られる。ビデオエンコーダ134は、入力されたYC信号を表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して表示部110に出力する。表示部110の駆動はドライバ111を介して行われる。
所定のフレームレートで処理された各フレームのYC信号は、VRAM132のA領域とB領域とに交互に書き込まれ、VRAM132のA領域及びB領域のうち、YC信号が書き込まれている方の領域以外の領域から、書き込まれているYC信号が読み出される。このようにしてVRAM132内のYC信号が定期的に書き換えられ、そのYC信号から生成される映像信号が表示部110に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに表示部110に表示される。ユーザは、表示部110に表示される映像(スルー)によって撮影画角を確認できる。
ここで、レリーズスイッチ22が半押しされると、AE及びAF処理が開始される。AE/AF処理が行われ、レリーズスイッチ22が全押しされることによって記録用の撮影動作がスタートする。レリーズスイッチ22全押しに応動して取得された画像データは画像処理回路108において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
VRAM132に格納されたY/C信号は、圧縮伸長処理回路144によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ146を介して記録媒体40にExif(Exchangeable Image File Format)ファイルとして記録される。画像はExifファイルのデータ部分に記録される。CPU112は上記Exifファイルのヘッダ部分の所定のタグ(Imagedescriptionタグなど)に撮影日時情報、画像を所定の縮小率で縮小することで作成したJPEG形式あるいはTIFF形式のサムネイル画像などを記録する。以下、サムネイル画像の作成元となった画像を本画像で表し、サムネイル画像と区別する。記録された画像ファイルは、通信インターフェース76を介して接続されたプリンタ200に送信することもできる。通信インターフェース76は、プリンタ200の通信インターフェース77と接続可能であり、CPU112からのコマンドに従い、データの送受信を行う。
CPU112には、キセノン管からなるストロボ18の発光を制御するストロボ制御回路115も接続されており、静止画撮影において、低照度であることが検出された場合や、ストロボボタンによって発光が指示された場合や、強制発光モードが設定された場合にタイミングジェネレータ120によって発生されたタイミング信号に同期したタイミングで短時間(例えば1秒以上の短時間)発光するようにストロボ18を制御する。
モードダイヤル150によって動画撮影モードが設定されたときには、レリーズスイッチ22の全押し操作に連動して動画記録動作がスタートし、もう一度レリーズスイッチ22を押下すると動画記録動作が停止する。レリーズスイッチ22を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除によって録画を停止するようにしてもよい。動画データは、例えばモーションJPEG(MPEG)形式によって記録媒体40に記録される。
モードダイヤル150により再生モードが選択されると、記録媒体40に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸長処理回路144を介して非圧縮のYC信号に伸長され、VRAM132に保存される。VRAM132に保存されたYC信号は、ビデオエンコーダ134に加えられる。ビデオエンコーダ134は、入力するYC信号からNTSC方式のRGBカラー複合映像信号を作成し、これを表示部110に出力する。これにより、表示部110には記録媒体40に記録されている最終コマのコマ画像が表示される。
その後、十字キー81の右キーが押されると、順方向にコマ送りされ、十字キー81の左キーが押されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルが記録媒体40から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が表示部110に再生される。尚、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、記録媒体40に記録されている1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が表示部110に再生される。
表示部110は、カメラ10に内蔵されたLCD114、ファインダー又は映像出力端子等に接続された外部の表示装置に相当する。なお、CPU112は、OSD信号発生回路を含み、OSD信号発生回路はシャッター速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告指示等の文字及びアイコン等の記号を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されて、LCD114に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字やアイコン等が合成された合成画像が表示される。
記録媒体40は、撮影で得た画像データを保持する手段であり、例えばスマートメディアと呼ばれるメモリカードが使用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、もしくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式などに従って読み書き可能な媒体を用いることができる。異種・同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラに内蔵された記録媒体(内蔵メモリ)であってもよい。
CPU112は、カメラ10の各回路を統括制御する制御回路であり、レリーズスイッチ22、十字キー81、電源スイッチ82、モードダイヤル150、情報位置指定キー83あるいは図示しないストロボボタン、ズームキー、メニュー/実行ボタンその他を含む操作部113から受信する信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、表示部110における表示制御、ストロボ発光制御、オートフォーカス(AF)制御及び自動露出(AE)制御等を行う。
カメラ10の電源が電源スイッチ82でオンされる度に、カメラボディ内部に装着される電池165から、電源回路164を介してデジタルカメラ10の各回路に電源が供給される。
画像処理回路108からの画像データは、測光処理部157にも送られる。この測光処理部157は、外光の光量を測定する手段の一例である。測光処理部157は、入力される各画像データと、固体撮像素子102aの電荷蓄積時間、すなわち電子シャッタのシャッタ秒時とに基づいて被写体輝度の測光値(EV値)を算出する測光値算出部により構成できる。これにより、固体撮像素子102aの駆動が調節される。なお、電子シャッタのシャッタ秒時とともに絞り値を変化させてもよい。絞り値を変化させる場合には、絞り値を加味して被写体輝度に応じた測光値を算出する。このように、測光処理部157は、固体撮像素子102aを受光センサとしてTTL(Through The Lens) 測光方式によって被写体の明るさ(被写体輝度)を検出する。測光処理部157は、フォトトランジスタで構成された測光センサであってもよく、測光が可能な手段であれば特に限定されない。
バイオメトリクス情報読取部9は、各種のバイオメトリクス情報を読み取る手段であり、例えば指紋検出センサ、集音マイク、網膜センサ、虹彩センサ、静脈パターンセンサなどで構成される。バイオメトリクス情報読取部9はCPU112に接続されており、読み取られたバイオメトリクス情報はCPU112に送られる。
図4はプリンタ200の構成を示すブロック図である。プリンタ200は、通信インターフェース77と、操作部12と、プリント物を印刷するプリント出力部13と、画像サイズランプ204a〜d、充電ランプ206、用紙表示ランプ207、カートリッジランプ208からなる表示部15、処理部17の実行するプログラム、データ並びにフレームなどの付帯画像等を書き換え可能に保持記憶するメモリ(フラッシュメモリなど)で構成された記憶部16と、各部の制御及び各種演算を行う処理部17と、データを一時的に記憶するRAM21を備えている。
また、プリンタ200は、画像ファイルを入力する画像入力部19、画像入力部19から入力された画像ファイルを記憶する画像記憶部20を備えている。例えば、画像入力部19は、デジタルカメラ用メディアやCD−Rなどの記録媒体に記録されたExif形式の画像ファイルを読み取るものである。記録媒体には限定はなく、画像ファイルを記録可能であれば、どのような記録媒体でもよい。例えば、スマートメディアやxDピクチャカード、コンパクトフラッシュ、メモリスティック、SDメディアカード、マイクロドライブなどの、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等で撮影された画像を記録するデジタルカメラ用メディア、画像のデジタル化サービス等によって画像が記録されたCD−R/RW、MD、MO、フレキシブルディスク、ZIP等の各種の記録媒体が利用可能である。
画像入力部19は、対象とする記録媒体に応じた公知のものを用いればよい。また、インターネット、無線LAN、PictBridge等のコンピュータ通信ネットワークを介してパソコンやデジタルカメラから画像ファイルを入力する手段も、画像入力部19として利用可能である。通信インターフェース77を介して接続されたデジタルカメラ10からも画像ファイルを入力することができれば、画像入力部19として利用可能である。説明の簡略のため、画像入力部19から入力される画像ファイルはサムネイル画像と本画像を記録したExifファイルであるものとする。
画像入力部19ないし通信インターフェース77を介して入力された画像ファイルは、ハードディスクユニットなどの大容量記憶媒体で構成された画像記憶部20に記憶される。
処理部17は、画像記憶部20に記憶された画像データに従ってプリント出力用の画像データを生成する。以下、このプリント出力用の画像データをプリントデータといい、プリントデータを作成する処理をプリントデータ処理という。プリントデータは、プリント出力部13に送信され、プリント出力部13は印画動作を実行しプリントをプリント排出口210から出力する。印画方式については特に限定されず、印画紙自体が熱によって発色するサーモ・オートクローム(TA)方式、インク滴をノズルによって印画紙に吹きつけるインクジェット方式など、種々の方式が可能である。
プリントする画像のサイズは、フルサイズ、2分割、4分割、9分割のいずれかを画像サイズボタン203によって適宜指定でき、フルサイズ、2分割、4分割、9分割のいずれかが選択されると、対応する画像サイズランプ204a〜dのいずれかが点灯する。
以下、図5のフローチャートに従い、カメラ10がプリンタ200の凹ガイド75に載置された場合におけるカメラ10のアクセス許可の動作の流れを説明する。
S1では、カメラ10は、バイオメトリクス情報読取部9によりバイオメトリクス情報を読み取る。CPU112は、読み取られたバイオメトリクス情報を予めEEPROM119に記憶されている公開鍵によって暗号化する。そして、暗号化されたバイオメトリクス情報をプリンタ200に送信する。
S2では、プリンタ200は、暗号化されたバイオメトリクス情報をカメラ10から受信する。そして、処理部17は、予め記憶部16に記憶された秘密鍵によって暗号化されたバイオメトリクス情報を復号化する。
S3では、プリンタ200の処理部17は、認証用コードを作成する。一例として、プリンタ200は、復号化したバイオメトリクス情報をハッシュ関数などの不可逆な一方向関数ないし落とし戸関数に代入して得たハッシュ値を認証用コードとする。認証用コードはバイオメトリクス情報そのものを種として作成してもよいし、あるいは、所定の方法で発生させた乱数や現在時刻などを基に作成したワンタイムパスワードを認証用コードとしてもよい。
S4では、プリンタ200は、復号化したバイオメトリクス情報を共有鍵とし、S3で作成した認証用コードを暗号化する。プリンタ200は、暗号化された認証用コードをカメラ10に送信する。
S5では、カメラ10は、暗号化された認証用コードを受信する。次に、カメラ10のCPU112は、バイオメトリクス情報読取部9によりバイオメトリクス情報を再び読み取る。以下、S1で読み取られたバイオメトリクス情報を第1バイオメトリクス情報、本ステップS5で読み取られたバイオメトリクス情報を第2バイオメトリクス情報で表し、両者を区別する。
S6では、カメラ10のCPU112は、読み取られた第2バイオメトリクス情報を共有鍵とし、受信した認証用コードを復号化する。ただし、第1バイオメトリクス情報と第2バイオメトリクス情報とが異なっていれば受信した認証用コードを元通りに復号化することはできないものとする。復号化した認証用コードはプリンタ200に送信される。
S7では、プリンタ200は、認証用コードをカメラ10から受信する。処理部17は、受信した認証用コードとS3で作成した認証用コードとを比較し、両者が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合はS8に移行し、両者が一致しない場合はS9に移行する。
S8では、プリンタ200はカメラ10からのアクセスを許可する。アクセスを許可すると、カメラ10からプリンタ200に画像データを送信するなど、プリンタ200とカメラ10との間で必要なデータ通信を適宜行うことが可能となる。
S9では、プリンタ200はカメラ10のアクセスを拒否する旨のメッセージをカメラ10に返信する。この場合、プリンタ200とカメラ10との間では通信を行うことができない。
以上説明した通り、本実施形態に係る通信システムでは、プリンタ200にバイオメトリクス情報を予め登録することなく、バイオメトリクス情報を使用してカメラ10を安全に認証することができる。
なお、本発明の実施形態はデジタルカメラ10とプリンタ200とから構成される通信システムに限らない。デジタルカメラ10は、各種の通信端末(PDAや携帯電話)で置換できる。また、プリンタ200は、プリント出力部13や画像記憶部20などを備えない各種の通信ホストに置換できる。
本発明の好ましい実施形態に係る通信システムの正面図 プリンタの上面図 デジタルカメラのブロック図 プリンタのブロック図 通信システムの動作の流れを示すフローチャート
符号の説明
10:カメラ、76・77:通信インターフェース、200:プリンタ

Claims (2)

  1. 通信端末と通信ホストとを備える通信システムであって、
    前記通信端末は、
    第1のバイオメトリクス情報を読み取る第1バイオメトリクス情報読取部と、
    前記第1のバイオメトリクス情報を暗号化するバイオメトリクス情報暗号化部と、
    前記暗号化された第1のバイオメトリクス情報を送信するバイオメトリクス情報送信部と、
    を有し、
    前記通信ホストは、
    前記暗号化された第1のバイオメトリクス情報を受信するバイオメトリクス情報受信部と、
    前記受信した第1のバイオメトリクス情報を復号化するバイオメトリクス情報復号化部と、
    認証用コードを作成する認証用コード作成部と、
    前記作成された認証用コードを前記第1のバイオメトリクス情報に基づいて暗号化する認証用コード暗号化部と、
    前記暗号化された認証用コードを前記通信端末に送信する暗号化認証用コード送信部と、
    を有し、
    前記通信端末は、
    前記暗号化された認証用コードを受信する認証用コード受信部と、
    第2のバイオメトリクス情報を読み取る第2バイオメトリクス情報読取部と、
    前記読み取った第2のバイオメトリクス情報に基づいて前記受信した認証用コードを復号化する認証用コード復号化部と、
    前記復号化された認証用コードを前記通信ホストに送信する復号化認証用コード送信部と、
    を有し、
    前記通信ホストは、
    前記復号化された認証用コードを受信する復号化認証用コード受信部と、
    前記受信した認証用コードと前記作成された認証用コードとが一致するか否かに応じて前記通信端末を認証する認証部と、
    を有する通信システム。
  2. 通信端末と通信ホストとを備える通信システムで実行される認証方法であって、
    前記通信端末は、
    第1のバイオメトリクス情報を読み取るステップと、
    前記第1のバイオメトリクス情報を暗号化するステップと、
    前記暗号化された第1のバイオメトリクス情報を送信するステップと、
    を実行し、
    前記通信ホストは、
    前記暗号化された第1のバイオメトリクス情報を受信するステップと、
    前記受信した第1のバイオメトリクス情報を復号化するステップと、
    認証用コードを作成するステップと、
    前記作成された認証用コードを前記第1のバイオメトリクス情報に基づいて暗号化するステップと、
    前記暗号化された認証用コードを前記通信端末に送信するステップと、
    を実行し、
    前記通信端末は、
    前記暗号化された認証用コードを受信するステップと、
    第2のバイオメトリクス情報を読み取るステップと、
    前記読み取った第2のバイオメトリクス情報に基づいて前記受信した認証用コードを復号化するステップと、
    前記復号化された認証用コードを前記通信ホストに送信するステップと、
    を実行し、
    前記通信ホストは、
    前記復号化された認証用コードを受信するステップと、
    前記受信した認証用コードと前記作成された認証用コードとが一致するか否かに応じて前記通信端末を認証するステップと、
    を実行する認証方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010287250A (ja) * 2010-08-10 2010-12-24 Cyber Coin Kk キャッシュレス決済のための認証システム

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