JP2006203311A - 呼制御システム、呼制御方法、および呼制御プログラム - Google Patents

呼制御システム、呼制御方法、および呼制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 各種資源の利用効率と利便性を高める。
【解決手段】 呼制御システムにおいて、呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として、端末情報蓄積装置に蓄積しておき、いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、呼制御支援装置は、呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は呼制御システム、呼制御方法、および呼制御プログラムに関し、例えば、CPL(Call Processing Language)で記述された呼転送シナリオにしたがって呼転送を行う場合などに適用して好適なものである。
IP電話のユーザが、IP電話サービスの内容を変更するための技術として、下記の非特許文献1に記載されたCPLがある。
CPLは、実際に用いられる呼制御プロトコル上で、ある呼状態が発生したとき、IP電話交換システムがどのように動作すべきかを指定するための簡易プログラミング言語である。
ただし、IP電話交換システムの全動作をCPLで指定できるようにすると、CPLで記述される内容によってはIP電話交換システムが停止してしまう等の不都合が生じる可能性もあるため、CPLで記述できるのは、呼処理に限定されている。
IETF draft-ietf-iptel-cpl-09"CPL:Alanguage for User Control of Internet Telephony Services",Jonathan Lennox,Xiaotao Wu,Henning Schulzrinne,April 2004
ところが上述したCPLでは、定義されている呼状態の数が呼制御プロトコルの実行によって起こり得る実際の呼状態に比べて少ないため、様々な不都合が起きる可能性があり、各種資源の利用効率と利便性が低い。
例えば、CPLでは、ある着信先IN1が話中(ビジー)であるとき、着信先IN1への呼を別な着信先IN2へ転送するように記述することができるが、呼制御プロトコルや着信先の機能によっては、着信先IN1だけでなくIN2も話中であることが分かることがある(例えば、SIP(Session Initiation Protocol)の応答コード「600」に対応するBusy Everywhere(どの場所もビジー)が返ってきた場合など)。CPLにしたがった動作をする限り、IP電話交換システムは、この場合でも、すでに話中であることが分かっている着信先IN2へ呼を転送してしまうことになる。そしてこのような呼転送により、IP電話交換システムおよび着信先の端末の資源(例えば、処理能力など)が無駄に消費されるほか、ネットワークの帯域なども無駄に消費されてしまう。
また、このように無駄な呼転送の繰り返しが起こり得るということは、発呼側のユーザの立場からすると、かなり長時間待たなければ、呼を設定できる着信先端末があるか否かの見極めが付かないことを意味し、利便性が低下する可能性が高い。
かかる課題を解決するために、第1の本発明では、呼制御メッセージを処理してエンド端末を始点または終点とする経路上で行われる呼制御を支援する呼制御支援装置と、前記呼制御メッセージの送信元または宛先となるエンド端末に関する情報である端末情報を各エンド端末に対応付けて蓄積する端末情報蓄積装置とを備えた呼制御システムにおいて、前記呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、当該呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として、前記端末情報蓄積装置に蓄積しておき、いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、前記呼制御支援装置は、当該呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、当該呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行することを特徴とする。
また、第2の本発明では、呼制御メッセージを処理してエンド端末を始点または終点とする経路上で行われる呼制御を支援する呼制御支援装置と、前記呼制御メッセージの送信元または宛先となるエンド端末に関する情報である端末情報を各エンド端末に対応付けて蓄積する端末情報蓄積装置とを用いる呼制御方法において、前記呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、当該呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として、前記端末情報蓄積装置に蓄積しておき、いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、前記呼制御支援装置は、当該呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、当該呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行することを特徴とする。
さらに、第3の本発明は、呼制御メッセージを処理してエンド端末を始点または終点とする経路上で行われる呼制御を支援する呼制御支援機能と、前記呼制御メッセージの送信元または宛先となるエンド端末に関する情報である端末情報を各エンド端末に対応付けて蓄積する端末情報蓄積機能とを用いる呼制御プログラムにおいて、コンピュータに、前記呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、当該呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として蓄積する前記端末情報蓄積機能を実現させ、いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、前記呼制御支援機能は、当該呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、当該呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行することを特徴とする。
本発明によれば、各種資源の利用効率と利便性を高めることができる。
(A)実施形態
以下、本発明にかかる呼制御システム、呼制御方法、および呼制御プログラムを、呼制御プロトコルとしてSIPを用いるVoIP通信システムに適用した場合を例に、実施形態について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
本実施形態にかかるVoIP通信システム10の全体構成例を図1に示す。なお、当該VoIP通信システム10中に、図示しないサーバ類(例えば、DHCPサーバやDNSサーバなど)が存在していてもよいことは当然である。
図1において、当該VoIP通信システム10は、加入者情報データベース1と、IP電話交換システム2と、IPネットワーク3と、IP電話端末4,5を備えている。
このうちIPネットワーク3は、OSI参照モデルのネットワーク層でIPプロトコルを用いるネットワークである。
IP電話交換システム2は、IP電話機が送信元または宛先となる呼制御メッセージの中継などの処理を実行するシステムで、SIPサーバに該当し得る。本実施形態で注目する呼の転送も、当該IP電話交換システム2が実行する。
加入者情報データベース1は、IP電話端末のユーザ(加入者)に関する情報(加入者情報)を蓄積するためのデータベースで、具体的には、ロケーションサーバが当該加入者情報データベース1に該当し得る。前記SIPサーバに含まれるプロキシは、呼制御メッセージを処理するとき、当該加入者情報データベース1の登録内容を参照してアドレス解決を行う。
加入者情報データベース1に登録される加入者情報には様々な情報が含まれる。例えば、各IP電話端末の位置情報(IPアドレス)やSIP−URIなどもそのような情報の一部である。IPアドレスは、IPネットワーク上(IPプロトコル上)で宛先や送信元を識別するための識別情報である。また、SIP−URIは「ユーザ名@ドメイン名」の形式で記述される識別情報で、SIPプロトコル上で宛先や送信元を識別する場合などに利用される。
また、前記CPLで記述された呼転送シナリオも当該加入者情報に含まれる。ここでは、ある加入者情報に含まれている呼転送シナリオCY1に注目する。ただし本実施形態のCPLは、上述した通常のCPLに比べると拡張されており、通常のCPLでは記述することのできない呼状態を記述することが可能である。
IP電話端末4,5は、VoIP機能を搭載したIP電話機または、VoIPゲートウエイと一般電話機(VoIP非対応の電話機)を組み合わせた構成要素にあたる。
IP電話端末5には、IP電話端末5Aと5Bが含まれている。これらのIP電話端末5A、5Bは、論理的には別個のIP電話端末であるが、物理的には同じIP電話端末であってよい。このような構成は、同一のIP電話端末に複数(ここでは、2つ)のSIP−URIを設定することによって実現可能である。SIPプロトコル上、設定されているSIP−URIごとに、別個のIP電話端末が存在するものとみなされるからである。
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作について、図2および図3を用いて説明する。
図2は、XML(eXtensible Markup Language)形式で記述した前述の呼転送シナリオCY1の一例を示したものである。
従来の呼転送シナリオと異なる点は、図2には、draft−ietf−iptel−cpl−09で定義されていない拡張されたタグによる記述ET1が含まれている点である。
タグ(tag)は“<”と“>”で囲まれた要素を持つ記述である。Xを任意の要素とすると、“<X>”や、“<X>”と“</X>”の組をXタグと呼ぶ。XML形式で記述された呼転送シナリオのなかにおいて、1つのタグは基本的に1つの呼状態に対応する。
周知のように、XMLの記述は入れ子構造になっているが、この入れ子構造では、外側の記述(外側のタグ)ほど木構造の上位の節に対応付けることができ、上位の節(上位のタグ)から順番に処理が行われる。
図2中、<cpl> と</cpl> で囲まれた部分がCPLによる呼転送シナリオCY1の本体を示している。また、<incoming>と</incoming>で囲まれた部分は着信時の動作(呼処理動作)を示し、<location Y>と</location>で囲まれた部分はロケーション(転送先)の設定動作を示している。ここで、Yとしては任意のロケーションを記述できるが、図2の例では、ロケーションとして、「user1@xxx.jp」または「user2@xxx.jp」のいずれかが記述される。
また、<proxy>と</proxy>は、前記ロケーションの設定動作で設定されたロケーションへの転送動作を示している。<proxy>と</proxy>で囲まれたところに何も記述されていない「<proxy></proxy>」は、そこで呼転送シナリオが終了し、当該呼に対する呼処理動作が終わることを示している。図2中の「<proxy/>」は、「<proxy></proxy>」の省略形である。
さらに、<busy>と</busy>で囲まれた部分は、前記ロケーションの設定動作で設定されたロケーションへの転送動作の結果、転送先が話中(ビジー)である旨の応答を返送してきた場合に実行される動作を示している。
また、<failure Z>と</failure>で囲まれた部分は、所定の応答コード(ステータスコード)が返送されてきたときに実行される動作を示している。ここで、Zには任意の応答コードが記述され得るが、図2の例では、「response=”A1”」が記述されている。この「A1」が任意の応答コードに対応する。ここでは、当該「A1」として「600」が記述されているものとする。「600」は、「Busy Everywhere」(どの場所もビジー)を示す応答コードで、転送先のIP電話端末(例えば、5A)が他のIP電話端末(例えば、5B)もビジーであることを検出する機能(他ビジー検出機能)を持っていることを前提に、自身も含め他のIP電話端末もすべてビジーであることを検出しているときに返送される応答コードである。当該「600」と置換可能な類似の応答コードとしては、「603」=「Decline」(辞退)などがある。転送先のIP電話端末は、前記他ビジー検出機能を持たない場合や、他ビジー検出機能を持っているが、自身以外のいずれかの他のIP電話端末がビジーでないことを検出している場合には、応答コードとして「486」=「Busy Here」(ここはビジー)を返す。
図2から明らかなように、failureタグのほうがbusyタグよりも上位の節にあたるため、先に処理される。
図3は呼転送の様子を示す動作シーケンスで、S10〜S17の各ステップを備えている。図3の動作シーケンスは図2の呼転送シナリオCY1に対応した動作を示している。
(A−2)第1の実施形態の動作
ここで、前記IP電話端末5AはSIP−URIである「user1@xxx.jp」に対応し、IP電話端末5BはSIP−URIである「user2@xxx.jp」に対応するものとする。そして、いずれかのIP電話端末(ここでは、4とする)からIP電話端末5Aすなわちロケーション「user1@xxx.jp」に着信したものとする。
この着信は、当該IP電話端末4がオフフックされて呼設定を要求する呼制御メッセージ(SIPメッセージの1つであるINVITEメッセージ)がIPネットワーク3経由でIP電話交換システム2まで届けられ、さらにIP電話交換システム2による呼処理を経て、IPネットワーク3経由でIP電話端末5Aに届けられることによって実現される。IPネットワーク3上を伝送される以上、すべての呼制御メッセージはIPパケットに収容されて送受されることは当然である。
IP電話交換システム2における呼処理では、前記INVITEメッセージがIP電話交換システム2まで到達した時点で当該INVITEメッセージの宛先(Toフィールドの記述)である前記SIP−URI「user1@xxx.jp」を抽出し、当該SIP−URIをもとに前記加入者情報データベース1を検索する。加入者情報データベース1内では、当該SIP−URI「user1@xxx.jp」に対応付けられた加入者情報の一部として前記呼転送シナリオCY1が登録されているため、この検索では、検索結果として当該呼転送シナリオCY1が得られる。このあと、IP電話交換システム2は、当該呼転送シナリオCY1にしたがって呼転送を行う。ここまでの処理は図3のステップS10に対応するものである。
検索結果として得られた呼転送シナリオCY1の内容が図2に示す通りであるものとすると、前記INVITEメッセージがIP電話交換システム2まで届いた時点で着信とみなして、IP電話交換システム2が、incomingタグを処理しはじめる。
つづいてステップS11では、locationタグが処理されて、図2の記述にしたがい、ロケーションの設定が行われる。図2では最初に処理されるlocationタグにロケーション「user1@xxx.jp」が記述されているため、IP電話交換システム2による呼の転送先としては、最初、当該ロケーション「user1@xxx.jp」が設定される。このlocationタグに別なロケーションを記述しておけば、その記述にしたがい「user1@xxx.jp」以外の転送先へ呼を転送することができることは当然である。
上述したように、当該「user1@xxx.jp」はIP電話端末5Aに対応するため、このINVITEメッセージはIP電話端末5Aに転送される。
当該INVITEメッセージを受信したIP電話端末5Aがどのような応答メッセージを返送してくるかは、その時点のIP電話端末5Aの機能や状態に応じて変わる。
IP電話端末5A自身がビジーでない場合、例えば、呼び出しに応えてIP電話端末5Aのユーザがオフフックすると、IP電話端末5Aから200OKメッセージが返送され、呼設定が行われることになる。これは、ステップS14に対応するケースである。ここで、「200」はリクエスト(この場合、呼設定の要求)が成功したことを示す応答コードである。
IP電話端末5Aが前記他ビジー検出機能を持たない場合や、他ビジー検出機能を持っていて他のいずれかのIP電話端末(ここでは、5B)がビジーでないことを検出しており、なおかつ、IP電話端末5A自身がビジーである場合には、前記「486」=「Busy Here」(ここはビジー)を返す。
IP電話端末5Aから486BusyHereメッセージを受け取ったIP電話交換システム2は、前記failureタグを検査してfailureタグが「600」以外の応答コードと無関係なことを検出すると、次のbusyタグを検査する。
予め応答コード「486」がbusyタグに対応するものであることをIP電話交換システム2に登録しておけば、IP電話交換システム2は、この検査で、当該応答コード「486」に対し、busyタグの部分の記述にしたがった処理を実行すべきであることを認識できる。図2の例では、この部分にlocationタグが配置されているため、再び、ロケーションの設定動作が行われることになる(S15)。
今回の設定では、図2の記述にしたがい、転送先として、IP電話端末5Bに対応するロケーション「user2@xxx.jp」が選ばれ、IP電話端末5BにINVITEメッセージが送信される(S16)。
IP電話端末5Bがビジーでない場合、呼び出しに応えてIP電話端末5Bのユーザがオフフックすると、IP電話端末5Bから200OKメッセージが返送され、呼設定が行われることになる。ただし、実際にはIP電話端末5Bがビジーであるのに、IP電話端末5Aが他ビジー検出機能を持たないために検出できなかった場合などには、IP電話端末5Bから200OKメッセージが返送されず、呼設定も行われない。呼設定が行えたとしても、行えなかったとしても、図2の呼転送シナリオCY1では、2つ目の転送先にINVITEメッセージを転送したあとの処理は記述されていないため、当該呼に関し、IP電話交換システム2がさらなる転送処理を実行することはなく、呼の転送処理はここで終了する(S17)。
一方、IP電話端末5Aが前記他ビジー検出機能を持っていて、当該他ビジー検出機能の検出対象となる他のすべてのIP電話端末(ここでは、5B)がビジーであることを検出しており、なおかつ、IP電話端末5A自身もビジーである場合、前記ステップS12の転送で届いたINVITEメッセージに応えて上述した応答コード「600」(=A1)を含む600BusyEverywhereメッセージを返送することになる。
返送を受けた当該600BusyEverywhereメッセージに対する処理は、当該呼に関してIP電話交換システム2内で実行される処理としては、図2中のlocationタグのなかで最も上位のlocationタグにしたがって設定されたロケーション「user1@xxx.jp」への転送につづいて実行されるものである。図2上、failureタグとbusyタグはともに、proxyタグの1つ下位の階層に属する節にあたるが、同じ階層のなかでは図2上における記述の順番に処理を進めるものとすると、busyタグより先にfailureタグが処理される。そして、IP電話交換システム2は、前記failureタグを検査するとき、600BusyEverywhereメッセージ中の応答コードとfailureタグに記述された応答コードが一致することが判定できるから、busyタグを検査、処理する必要はなくなる。
この判定のあと、IP電話交換システム2は、当該呼に関する転送処理を終了することができる(S13)。前記記述ET1で、<failure Z>と</failure>で囲まれた部分に何も記述されていないからである。ここで呼転送処理を終了するということは、2つ目の転送先である前記IP電話端末5Bへの呼の転送が行われないことを意味する。このため、すでにビジーであることが分かっている転送先へ呼を転送することによって生じるIPネットワーク3の帯域の消費、IP電話交換システム2自体の処理能力の消費、呼の転送先のIP電話端末5Bの処理能力の消費などを抑制して資源を節約することができる。
他ビジー検出機能を持つIP電話端末(ここでは、5A)が存在する状況で、拡張されたタグによる記述ET1を含む呼転送シナリオCY1に応じた呼転送処理を行えば、同一条件下では、本実施形態のほうが従来に比べて呼転送が繰り返される回数が減少するため、発呼側のユーザは、呼を設定できるIP電話端末があるか否かの見極めを従来よりも短時間で付けることが可能となり、利便性が向上する。図示の例では、呼の転送先となり得るIP電話端末は5Aと5Bの2つだけであるが、呼転送シナリオの内容などによっては、3つ以上の転送先へ、逐次、呼の転送が繰り返される可能性もあるから、従来は、発呼側のユーザにとって呼を設定できるIP電話端末があるか否かの見極めを付けるために長時間を要する可能性があった。
もしも記述ET1が存在しなければ、図2による呼転送シナリオでは、前記ロケーションの設定動作で設定されたロケーション(user1@xxx.jp)への転送動作のあと、転送先が話中(ビジー)である旨の応答を返送してきた場合、2つ目のロケーション(user2@xxx.jp)へ呼を転送することになる。この点は、IP電話端末5Aが486BusyHereメッセージを返送してきてビジーを示した場合でも、600BusyEverywhereメッセージを返送してきてビジーを示した場合でも同じである。従来のCPLに基づく呼転送処理では、そのためのタグが存在せず、応答コード「486」と「600」等とを区別して異なる処理を行うことができなかったからである。
(A−3)第1の実施形態の効果
本実施形態によれば、各種資源の利用効率と利便性を高めることができる。
(B)第2の実施形態
以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点についてのみ説明する。
本実施形態は、音声などによる案内情報を伝えることのできるガイダンスサーバを設け、呼の転送先として当該ガイダンスサーバを含むことのできる構成とした点が第1の実施形態と相違する。
(B−1)第2の実施形態の構成および動作
本実施形態にかかるVoIP通信システム20の全体構成例を図4に示す。
図4において、当該VoIP通信システム20は、加入者情報データベース1と、IP電話交換システム2と、IPネットワーク3と、IP電話端末4,21と、ガイダンスサーバ22とを備えている
このうち図1と同じ符号1〜4を付与した構成要素の機能は基本的に第1の実施形態と同じであるので、その詳しい説明は省略する。
また、IP電話端末21は、前記IP電話端末4または5と同じものであってよい。
ガイダンスサーバ22は、呼の転送を受け、呼が設定されたときには、発呼元のIP電話端末(例えば、4)に宛てて、音声などによる案内情報を伝えることのできるサーバである。図4の例では、ガイダンスサーバ22は1台であるが、複数台のガイダンスサーバが設けられていてもよいことは当然である。また、物理的には1台のサーバであっても、論理的に複数のガイダンスサーバとして用いることが可能である。いずれにしても、複数のガイダンスサーバが存在する場合、ガイダンスサーバごとに、案内情報の内容が相違する構成とすることが可能である。
本実施形態で用いる呼転送シナリオCY2の内容は図5に示す通りである。
図5中の各タグの意味は第1の実施形態と同じである。
図5において、記述ET2が拡張されたタグに対応する。
本実施形態におけるIP電話交換システム2の動作を図6に示す。図6は呼転送の様子を示す動作シーケンスで、S20〜S29の各ステップを備えている。図6の動作シーケンスは図5の呼転送シナリオCY2に対応した動作を示している。
図6において、ステップS20は前記ステップS10に対応し、ステップS21は前記ステップS11に対応し、ステップS22は前記ステップS12に対応し、ステップS23は前記ステップS14に対応し、ステップS24は前記ステップS15に対応し、ステップS25は前記ステップS16に対応し、ステップS26は前記ステップS17に対応するので、その詳しい説明は省略する。
ただし、ステップS24は、応答コード「486」が返送されてきた場合、すなわち、着信先のIP電話端末(例えば、21)がビジーのときではなく、応答コード「B1」が返送されてきたときに実行される処理である。
また、ステップS27は当該ステップS24に対応するが、ステップS24の場合とは異なる応答コード「C1」が返送されてきたときに処理される。
なお、図5上で、<failure response=”B1”>と</failure>で囲まれた部分と、<failure response=”C1”>と</failure>で囲まれた部分は、前記木構造で同じ階層に属するため、いずれが先に処理されてもかまわないが、ここでは、図5に記述された順番にしたがって、<failure response=”B1”>と</failure>で囲まれた部分のほうが先に処理されるものとする。
すなわち、応答コードが「B1」であるか否かが先に検査され、「B1」である場合には、設定されるロケーション(server1@xxx.jp)へ転送されて(ステップS24〜S26に対応)、「B1」でない場合に、「C1」であるか否かが先に検査される。応答コードが「C1」である場合には、設定されるロケーション(server2@xxx.jp)へ転送される(ステップS27〜S29に対応)。
このうち、ロケーション(server1@xxx.jp)は1つのガイダンスサーバに対応し、ロケーション(server2@xxx.jp)は、もう1つのガイダンスサーバに対応するものであってよい。
これによれば、CPLで定義されたタグに束縛されることなく、着信先のIP電話端末(例えば、21)から返送されてきた応答コードに応じて、IP電話交換システム2が転送先のガイダンスサーバを変更し、発呼元のIP電話端末(例えば、4)のユーザに異なる案内情報を届けることができる。
もちろん、転送先のロケーションの数はここにあげた2つに限定する必要はないので、必要に応じて、1つとしてもよく、3つ以上としてもよい。
また、呼転送シナリオCY2のなかに、図2の記述ET1と同等な記述やbusyタグを記述しておくこと等により、第1の実施形態と同様な動作を行うことも可能である。
(B−2)第2の実施形態の効果
本実施形態によれば、着信先のIP電話端末(例えば、21)から返送されてきた応答コードに応じて、発呼元のIP電話端末(例えば、4)のユーザに対し、異なる案内情報を届けることができるため、柔軟で、利便性が高い。
また、本実施形態では、第1の実施形態の効果と同等な効果を得ることも可能である。
(C)他の実施形態
図2や図5に示した呼転送シナリオCY1,CY2は一例であって、第1、第2の実施形態の趣旨に反しない限り、様々な変形が可能であることは当然である。
また、呼転送シナリオの記述言語は、図2や図5に示したXMLに限定する必要はない。例えば、様々なプログラミング言語を用いて、同等な機能を持つ呼転送シナリオを記述することが可能である。
さらに、上記第1および第2の実施形態において、IP電話交換システム2と加入者情報データベース1は別の装置であったが、同一の装置上にこれらの機能を実装することも可能である。
なお、上記第2の実施形態でガイダンスサーバ22が提供する案内情報は、音声とともに、または音声に替えて、画像などを含むものであってもよい。発呼元のIP電話端末(例えば、4)が、テレビ電話などに対応した機能を持つ場合、画像による案内も効果的である。
また、本発明は、上記第1、第2の実施形態で用いた以外の通信プロトコルに適用することができる。
例えば、ネットワーク層の通信プロトコルとしてIPプロトコルの代わりにIPXプロトコルなどを用いることができる可能性がある。さらに、呼制御プロトコルとしてSIP以外の通信プロトコルを用いることができる可能性もある。
以上の説明でハードウエア的に実現した機能の大部分はソフトウエア的に実現することができ、ソフトウエア的に実現した機能のほとんど全てはハードウエア的に実現することが可能である。
第1の実施形態にかかるVoIP通信システムの全体構成例を示す概略図である。 第1の実施形態で使用する呼転送シナリオの構成例を示す概略図である。 第1の実施形態の動作例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態にかかるVoIP通信システムの全体構成例を示す概略図である。 第2の実施形態で使用する呼転送シナリオの構成例を示す概略図である。 第2の実施形態の動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…加入者情報データベース、2…IP電話交換システム、3…IPネットワーク、4,5,5A、5B、21…IP電話端末、CY1,CY2…呼転送シナリオ。

Claims (4)

  1. 呼制御メッセージを処理してエンド端末を始点または終点とする経路上で行われる呼制御を支援する呼制御支援装置と、前記呼制御メッセージの送信元または宛先となるエンド端末に関する情報である端末情報を各エンド端末に対応付けて蓄積する端末情報蓄積装置とを備えた呼制御システムにおいて、
    前記呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、当該呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として、前記端末情報蓄積装置に蓄積しておき、
    いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、前記呼制御支援装置は、当該呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、当該呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行することを特徴とする呼制御システム。
  2. 請求項1の呼制御システムにおいて、
    他のエンド端末とのあいだで呼が確立されると所定の案内コンテンツを他のエンド端末へ送信する案内コンテンツ提供端末を1または複数備え、
    前記呼転送シナリオ情報には、当該案内コンテンツ提供端末への呼転送を記述しておくことを特徴とする呼制御システム。
  3. 呼制御メッセージを処理してエンド端末を始点または終点とする経路上で行われる呼制御を支援する呼制御支援装置と、前記呼制御メッセージの送信元または宛先となるエンド端末に関する情報である端末情報を各エンド端末に対応付けて蓄積する端末情報蓄積装置とを用いる呼制御方法において、
    前記呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、当該呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として、前記端末情報蓄積装置に蓄積しておき、
    いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、前記呼制御支援装置は、当該呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、当該呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行することを特徴とする呼制御方法。
  4. 呼制御メッセージを処理してエンド端末を始点または終点とする経路上で行われる呼制御を支援する呼制御支援機能と、前記呼制御メッセージの送信元または宛先となるエンド端末に関する情報である端末情報を各エンド端末に対応付けて蓄積する端末情報蓄積機能とを用いる呼制御プログラムにおいて、コンピュータに、
    前記呼制御を規定する呼制御プロトコル上で定義される呼状態のほうが、所定の呼処理言語上で定義される呼状態よりも詳細である場合、当該呼処理言語上でも呼制御プロトコル上の詳細さに適合する呼状態を定義したうえで、当該呼処理言語で記述した呼転送シナリオ情報を、前記端末情報の一部として蓄積する前記端末情報蓄積機能を実現させ、
    いずれかのエンド端末に他のエンド端末から呼制御メッセージが届けられるときには、前記呼制御支援機能は、当該呼制御メッセージが届けられるエンド端末に該当する端末情報のなかから呼転送シナリオ情報を抽出し、当該呼転送シナリオ情報にしたがって呼転送を実行することを特徴とする呼制御プログラム。
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