JP5444003B2 - 分散ハッシングテーブルを使用したimsアーキテクチャ - Google Patents

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Description

本発明は通信ネットワークに関し、より詳細には、3GPP及びETSI Tispanによって標準化されたIPマルチメディアサブシステム(IMS)に関する。
IMSアーキテクチャは、「IP Multimedia Subsystem(IMS)、Stage2(Release7)」という表題の、3GPP(商標)の文書TS23.228によって特定される。
IMSアーキテクチャの目的は、通信ネットワークの固定インフラストラクチャ及び移動体インフラストラクチャの間に収束(convergence)解決法を提供することである。この共通のインフラストラクチャは、知られている電気通信サービス(呼の転送、料金請求、ビデオ会議など)又は将来のサービスの配備も可能にする。
特許請求WO2006/068365
「IP Multimedia Subsystem(IMS)、Stage2(Release7)」という表題の、3GPP(商標)の文書TS23.228 Kundan Singh及びHenning Schulzrinneによる論文「Using an External DHT as a SIP Location Service」 Kundan Singh及びHenning Schulzrinneによる論文「Peer−to−peer Internet Telephony using SIP」 「IP Multimedia(IM)Subsystem Cx and Dx Interfaces;Signalling flows and message contents」という表題の文書TS29.228 「Cx and Dx interfaces based on the Diameter protocol;Protocol details」という表題のTS29.229 2006年4月出版「The Session Initiation Protocol(SIP)−P−User−Database Private−Header(P−Header)」という表題の、IETFのRFC4457 レビューCommunications of the ACM、vol.46、no.2における、2003年2月出版、H.Balakrishna、F.Kaashoek、D.Karger、R.Morris及びI.Stoicaによる論文「Looking up Data in P2P Systems」 3GPPの文書TS24.228
図1は簡素化されたIMSアーキテクチャを示す。このアーキテクチャは機能的である点に留意されたい。従って、同じ機能的要素は、いくつかのネットワークデバイスを介して分散可能であり、逆も同様であり、同じネットワークデバイスはいくつかのIMSアーキテクチャ機能を実行することが可能である。
マルチメディアサブシステムIMSは主に3つのCSCF(呼セッション制御機能)機能からなる。
− P−CSCF(プロキシCSCF)はIMS通信ネットワーク内の通信端末(即ち、クライアント)Tの接点である。その役割のうちの1つは端末Tを認証し、必要な場合、この端末から来るシグナリングメッセージを検査することである。
− S−CSCF(サービス提供(serving)CSCF)は、アプリケーションサーバAS同士の間にインターフェースを提供し、ホーム加入者サーバHSSと共に、このサブシステムに接続されたクライアントから来る又は当該クライアント向けのシグナリングメッセージをIMS通信ネットワーク内で経路指定するために使用される。
− I−CSCF(問合せ(interrogating)CSCF)は、その他のIMSネットワークとインターフェースを取るため、及び1つのサブシステムから別のサブシステムにシグナリングメッセージを経路指定するために使用される。
通信端末がIMS通信ネットワークに登録する場合、通信端末はその通信端末が接続されたP−CSCF1機能的要素を介して登録シグナリングメッセージをS−CSCF1機能的要素に送る。
このシグナリングメッセージは端末Tのユーザ(即ち、IMSネットワークへの加入者)の論理アドレスをS−CSCF1要素の識別子と結び付けて、S−CSCF1要素がHSS1加入者サーバ内に情報を追加することを可能にする。
SLF(加入者ロケータ機能)機能的要素も影響を受け、端末Tのユーザの論理アドレス及びその情報を保有するHSS1加入者サーバの間の関連性を記憶する。
最終的に、S−CSCF1要素は端末Tの論理アドレス及び物理アドレスの間の関連性を保持する。
S−CSCF1機能的要素は、加入者に異なる電気通信サービス(料金請求、コールウェイティング(call waiting)、呼のリダイレクト(re−directing)、公示、音声及び/又はビデオ会議など)を提供するために使用されるアプリケーションサーバASにも接続される。従って、S−CSCF1機能的要素は、コンテンツに応じて1つ又は複数のアプリケーションサーバASに連絡する目的で、シグナリングメッセージを解析することが可能である。
クライアントT向けの着呼の場合、SLF要素、HSS1要素及びS−CSCF1要素は、着信シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレス及びクライアントTの物理アドレスを関連づけるための手段として使用される。
3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)標準化団体及びETSI(European Telecommunications Standards Institute)標準化団体によって特定される、シグナリングメッセージの伝送のために使用される通信プロトコルは、SIP(セッション開始プロトコル)である。このプロトコルは、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC3261において特定され、後続のRFCによって拡張される。
従って、登録シグナリングメッセージは、通常、SIP「レジスタ」メッセージであり、招請(invitation)シグナリングメッセージはSIP「招請」メッセージである。
IMSアーキテクチャの配備により、出願人は接続される可能性がある論理アドレス及び端末の急増を予想する。実際に、同じ加入者(コンピュータ、固定回線電話、移動体電話、パーソナルアシスタント、テレビなど)向けの多数の端末を接続することが可能になるであろう。また、ユーザに新しいサービスを提供する目的で、現在、通常、通信ネットワーク(家庭機器など)から接続が断たれているデバイスを接続することも可能になる。
その場合、加入者サーバHSS及び上のすべての加入位置要素SLFは、サイズがかなり増大する。これらはIMSアーキテクチャ内のボトルネックノードになる。加入者サーバHSS及び上のすべての加入位置要素SLFのサイズが増大すると、これらは管理することがより困難になり、一般的なシステムパフォーマンスを犠牲にして、そのアクセス時間も増大することになる。
本発明の1つの目的は分散アーキテクチャを提案することによってこの問題を解決することである。
分散された手法は、Kundan Singh及びHenning Schulzrinneによる論文「Using an External DHT as a SIP Location Service」、又は同じ著者らによる論文「Peer−to−peer Internet Telephony using SIP」によってすでに提案されている。
特許請求WO2006/068365は、類似の手法を提示する。
この手法は図2に例示される。
端末(即ち、クライアント)T1、T2、T3は、分散ハッシングテーブル、即ちDHTに接続される。この分散ハッシングテーブルは伝統的なSIPアーキテクチャにおいてSIPレジストラの役割を担う。論理加入者アドレス及び物理端末アドレスの間の関連性はこの分散ハッシングテーブル内に記憶される。
端末T1、T2、T3のそれぞれはこのハッシングテーブルの一部を保有する。分散ハッシングテーブルの機構を使用して、端末はその端末が呼び出すことを望む加入者の論理アドレスに基づいて、端末の物理アドレスを取得することが可能である。
レジストラは複数の端末を介して分散されるため、IMSアーキテクチャにおけるような輻輳はもはや中央加入者サーバ内には存在しない。
しかし、この手法は3GPP標準及びETSI TISPAN標準によって特定されるIMSアーキテクチャと互換性がない。
実際には、端末は修正されなければならない。端末は標準化されたインターフェースを介してP−CSCF機能的要素と相互に作用しないが、分散ハッシングテーブルDHTを実施して、特定のプロトコルを実施しなければならない。
もう1つの最新技術はSkypeインターネット電話製品によって提供される。この原理は主に同じだが、使用されるプロトコルは独自仕様のプロトコルであり、SIPプロトコルではない。
これは独自仕様の解決法であるため、端末はSkype社によって提供されるモジュールを含まなければならず、これまでどおり、IMSアーキテクチャのP−CSCF機能的要素とインターフェースを取らない。
端末のインテリジェンスに基づく分散された手法及び通信ネットワーク内のインテリジェンスの位置に基づくIMS手法が矛盾することは、概して受け入れられている。例えば、アドレスhttp://fr.wikipedia.org/wiki/P2Pで参加的百科辞典「ウィキペディア」を閲覧されたい。
この発明の目的は、論理アドレス及び物理アドレスの間の関連性を実施するために、分散アーキテクチャの原理を取り入れるが、依然としてIMSアーキテクチャとの互換性を残すことである。特に、本発明の目的のうちの1つは通信端末に関して透過的になることである。
これを行うために、本発明の第1の目的は、前記マルチメディアサブシステムに接続された第1の通信クライアント及び少なくとも1つの第2の通信クライアントの間でシグナリングメッセージを送るのに適した呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含むマルチメディアサブシステムIMSである。第2の通信クライアントは、マルチメディアサブシステムに接続されてよく、又は遠隔で、且つ問合せ機能的要素(I−CSCF)を介してアクセス可能であってもよい。マルチメディアサブシステムは、シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて、シグナリングメッセージの伝送のためのパスを決定するために使用される経路指定方法も含む。マルチメディアサブシステムは、これらの経路指定方法が分散ハッシングテーブルを実施することを特徴とする。
本発明の第1の実行方法によれば、当該経路指定方法は論理アドレスに関連する加入者サーバHSSを決定するために使用され、分散ハッシングテーブルによって実施される加入者選択機能的要素SLFを含む。
第2の実行方法によれば、マルチメディアサブシステムIMSはそれぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含む複数の領域を含む。当該経路指定方法は、(シグナリングメッセージ内に含まれた)論理アドレスに基づいて、これらの領域のうちの1つを決定するために使用され、分散ハッシングテーブルによって実施されるフェデレート(federating)機能的要素を含む。
本発明のこの実行方法の実装形態によれば、少なくともいくつかの領域のサービス提供機能的要素S−CSCFは分散ハッシングテーブルノードを形成する。
少なくとも1つの領域はこの領域に接続された前記第1の通信クライアントからのシグナリングメッセージが当該領域の問合せ機能的要素I−CSCFに送られるように計画可能である。その場合、この問合せ機能的要素はそれ自体、シグナリングメッセージのためのパスを決定する目的で、フェデレート機能的要素に問い合わせることが意図される。
問合せ機能的要素は、例えば、THIGゲートウェイの機能を実施する。
問合せ機能的要素I−CSCFは、第1の通信クライアントからのシグナリングメッセージの受領時に、そのシグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスによって決定された受信通信クライアントがこれらの領域のうちの1つに接続されるかどうかを決定すること、及び、そうでない場合、フェデレート機能的要素に問い合わせずに、そのシグナリングメッセージをマルチメディアサブシステムの外に送ることも意図され得る。
問合せ機能的要素I−CSCFは、他方で、第1の通信クライアントからのシグナリングメッセージの受信時に、フェデレート機能的要素(FF)に系統的に問い合わせること、及びパスを決定するこの要素からの応答がない場合、そのシグナリングメッセージをマルチメディアサブシステムの外に送ることが意図され得る。
領域の問合せ機能的要素及びフェデレート機能的要素の間のインターフェースは、Diameterプロトコル(Diameter protocol)を実施しているDxインターフェースであり得る。
このインターフェースは、論理アドレス及び領域の間の関連性を挿入するために使用される初期機能並びに所与の論理アドレスに対応する領域を決定するために使用される第2の機能を含み得る。
論理アドレスはマルチメディアサブシステムに対応する識別子を含み得る。
本発明の第2の目的は既に説明された少なくとも1つのマルチメディアサブシステムIMSを含む通信ネットワークである。
本発明の第3の目的はマルチメディアサブシステムIMSに関するフェデレート機能的要素である。マルチメディアサブシステムはそれぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含む複数の領域を含む。本発明のこの目的によれば、フェデレート機能的要素は、シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて領域を決定するための手段を含み、これらの手段は分散ハッシングテーブルを実施する。
少なくともいくつかのこれらの領域のサービス提供機能的要素S−CSCFは分散ハッシングテーブルのノードを形成することが可能である。
フェデレート機能的要素はDiameterプロトコルを実施しているDxインターフェースを有し得る。
このインターフェースは、論理アドレス及び領域の間の関連性を挿入するために使用される初期機能並びに所与の論理アドレスに対応する領域を決定するために使用される第2の機能を含み得る。
本発明の第4の目的は、マルチメディアサブシステムIMSを介して、このマルチメディアサブシステムに接続された第1の通信クライアント、及びマルチメディアサブシステムに接続されてよく、又は遠隔で、且つ問合せ機能的要素I−CSCFを介してアクセス可能であってもよい第2の通信クライアントの間で、呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含むシグナリングメッセージを送るための方法である。
この方法は、そのシグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて、そのシグナリングメッセージを送るためのパスを決定するための段階を含む。
この方法はこの段階が分散ハッシングテーブルを実施することを特徴とする。
第1の実行方法によれば、この方法は論理アドレスに関連する加入者サーバHSSを決定するための段階を含む。この決定は分散ハッシングテーブルによって実施される加入者選択機能的要素SLFによって実行される。
第2の実行方法によれば、マルチメディアサブシステムはそれぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含む複数の領域を含む。
この方法は、論理アドレスに基づいて、これらの複数の領域の間で領域を決定するための段階を含む。この決定は分散ハッシングテーブルによって実施されるフェデレート機能的要素によって実行される。
この実行方法の実装形態によれば、少なくともいくつかの領域のサービス提供機能的要素S−CSCFは分散ハッシングテーブルのノードを形成する。
さらに、少なくとも1つの領域は、この領域に接続された通信クライアントからのシグナリングメッセージがその領域の問合せ機能的要素I−CSCFに送られるように計画可能である。問合せ機能的要素はそれ自体、これらのシグナリングメッセージのためのパスを決定する目的で、フェデレート機能的要素に問い合わせることが意図され得る。
本発明はまた、この方法を異なる可能な実装形態で実施するソフトウェア製品の目的も有する。
本発明はまた、領域名サーバDNS及び本発明の第3の目的によるフェデレート機能的要素を含むシステムの目的も有する。
最後に、本発明は、それぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセット、及びそのマルチメディアサブシステムのこれらの領域同士の間でシグナリングメッセージを経路指定するために使用されるフェデレート機能的要素を含む複数の領域を含む、マルチメディアサブシステムIMSの領域に関する問合せ機能的要素I−CSCFの目的を有する。
問合せ機能的要素は、この領域に接続された第1のクライアントからシグナリングメッセージを受信することが意図され、且つ第2のクライアント向けである。
問合せ機能的要素は、
− 第2のクライアントがマルチメディアサブシステムの領域のうちの1つに接続されるかどうかを決定し、
− そうでない場合、フェデレート機能的要素に問い合わせずに、シグナリングメッセージをマルチメディアサブシステムの外に送り、
− そうである場合、このシグナリングメッセージのためのパスを決定する目的で、フェデレート機能的要素に問い合わせる
ことも意図されることを特徴とする。
本発明、その異なる実装形態及びその利点は、添付の図面と共に、続く実装形態の説明においてより明瞭に明らかになるであろう。
上述のIMSアーキテクチャを表す図である。 また上述の最新技術に関する解決法を表す図である。 本発明の第1の実装形態に関する図である。 本発明の第2の実装形態に関する図である。 分散ハッシングテーブルの動作を例示する図である。
第1の実装形態
本発明の第1の実装形態によれば、加入位置機能的要素SLFは分散ハッシングテーブルによって実施される。
SLF(加入者ロケータ機能又は加入ロケータ機能)機能的要素は、いくつかのを含むマルチメディアサブシステムIMSにおける加入者サーバHSSを決定するために使用される。
この機能的要素は、例えば、それぞれ、「IP Multimedia(IM)Subsystem Cx and Dx Interfaces;Signalling flows and message contents」及び「Cx and Dx interfaces based on the Diameter protocol;Protocol details」という表題の文書TS29.228及びTS29.229において説明される。これらの2つの文書は、3GPP標準化団体によって作成され、そのウェブサイト上で利用可能である。
SLF機能的要素はまた、2006年4月出版、「The Session Initiation Protocol(SIP)−P−User−Database Private−Header(P−Header)」という表題のIETFのRFC4457においても言及される。
この加入者選択機能的要素SLFは、マルチメディアサブシステムIMSの経路指定方法、即ち、その論理アドレスを対応する宛先に向けて経路指定する目的でシグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスを解決するために使用されるすべての技術手段の一部を形成する。このSLF要素以外に、当該経路指定方法は、加入者サーバHSS、サービス提供機能的要素S−CSCF、及び領域名サーバDNSも含み得る。
1つのマルチメディアサブシステムIMSがいくつかの加入者サーバHSSを有することが可能である。図3では、3つの加入者サーバHSS、HSS及びHSSが示されている。
問合せ機能的要素I−CSCFが着信シグナリングメッセージ(即ち、着呼)を受信する場合、問合せ機能的要素I−CSCFは、このメッセージを受信通信クライアントにどのように経路指定するかを決定しなければならない。これは、例えば、呼セッションをセットアップすることを目的とするSIP「招請」メッセージの場合である。これらの「招請」メッセージはSIPプロトコルに従って1つ又は複数の受信加入者の論理アドレスを含む。
「招請」シグナリングメッセージを受信通信クライアントTに経路指定するために、問合せ機能的要素I−CSCFは、その要求において「招請」シグナリングメッセージ内に含まれた受信者の論理アドレスを提供して、加入者位置機能的要素SLFに問い合わせる。
これは、この論理アドレスに関連する加入者サーバ識別子を決定して、応答メッセージ内でその識別子を問合せ機能的要素I−CSCFに送る。
この識別子(例えば、そのIPアドレス)を保有するため、この場合、問合せ機能的要素I−CSCFは、正確な加入者サーバHSS1、即ち、通信クライアントTのユーザ加入者に関し、その論理アドレスに対応する情報を有するサーバに問い合わせることが可能である。
加入者サーバはサービス提供機能的要素S−CSCFの論理アドレス及び識別子の間の関連性を含む。その要求において論理アドレスを提供することによって、問合せ機能的要素I−CSCFは、応答において、受信通信クライアントTが登録されるサービス提供機能的要素S−CSCFの識別子を受信する。
次いで、問合せ機能的要素I−CSCFは「招請」シグナリングメッセージをこのサービス提供機能的要素S−CSCFに送ることが可能である。これは通信クライアントT及びこのクライアントのユーザ加入者に関する情報を有する。
特に、サービス提供機能的要素S−CSCFは加入者の論理アドレス及び通信クライアントTの物理アドレスの間の関連性を有する。その場合、このサービス提供機能的要素S−CSCFは、その通信クライアントTの物理アドレス(例えば、そのIPアドレス)を使用して、シグナリングメッセージを受信加入者に送ることが可能である。
さらに、通信クライアントTがマルチメディアサブシステムIMSに登録する場合、情報は、その通信クライアントTが接続されたサービス提供機能的要素S−CSCF内、加入者サーバHSS内、及び加入者選択機能的要素SLF内に記憶される。
加入者サーバHSSのサイズを縮小することによって、加入者サーバHSSのサイズを制限することが可能であるが、加入者位置機能的要素SLFは、依然として中央要素であり、そのサイズは加入者(即ち、登録された論理アドレス)の数に比例する。
本発明によれば、この加入者位置機能的要素SLFは分散ハッシングテーブルによって実施される。従って、この加入者位置機能的要素SLFは互いの間で相互接続されたノードN、N...Nのセットを含む。
ノードのこのネットワークの動作が下でより詳細に説明される。しかし、このネットワークはインターフェースとして以下を有するべきである点が重要である。
− 論理アドレスに基づいて、加入者サーバHSSを決定するために使用される機能、
− 通信クライアントTのユーザの論理アドレス及びその通信クライアントTに割り当てられている加入者サーバHSSの間の関連性を分散ハッシングテーブル内に記憶するために使用される機能。
この第1の実行方法は加入者位置機能的要素SLFの実装形態だけを修正する利点を有する。
これは、同じインターフェース及び、例えば、Diameterプロトコルに準拠したDxインターフェースを保持することが可能である。このようにして、第1の実行方法は、その他の要素の修正を要求せずに、マルチメディアサブシステムIMSのその他の機能的要素とインターフェースを取ることが可能である。
第2の実装形態
図4によって例示される、本発明の第2の実装形態によれば、マルチメディアサブシステムIMSは複数の領域IMS、IMS...IMSを含む。それぞれの領域は以下の独自の呼セッション制御機能(CSCF)要素を有する完全に個別のIMSサブシステムと見なすことができる。
− サービス提供機能的要素S−CSCF、それぞれ、S、S...S
− 問合せ機能的要素I−CSCF、それぞれ、I、I...I
− (必要な場合) 近接機能的要素P−CSCF(図示せず)
当該経路指定方法は、これまでの例のように、加入者選択機能的要素SLF、SLF...SLF、サービス提供機能的要素S、S...S、領域名サーバDNS、加入者サーバ(HSS、図示せず)を含む。
本発明によれば、当該経路指定方法はフェデレート機能的要素FFも含む。この新しい機能的要素は、シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて、領域IMS、IMS...IMSのうちの1つを決定するために使用される。
このフェデレート機能的要素FFは分散ハッシングテーブルによって実施される。
分散ハッシングテーブル
分散ハッシングテーブル(DHT)は、ピアツーピアネットワークなど、広く分散されたシステムにおいて情報を記憶及び取り出すために使用される技術である。原則として、ハッシングテーブルのコンテンツは、ネットワークのすべての局即ちノードを介して分散され、中央デバイスは存在しない。
かかる分散ハッシングテーブルは、例えば、レビューCommunications of the ACM、vol.46、no.2における、2003年2月出版、H.Balakrishna、F.Kaashoek、D.Karger、R.Morris及びI.Stoicaによる論文「Looking up Data in P2P Systems」において説明される。
特許請求WO2006/068365は、最新技術のいくつかの原理について言及し、新しい分散ハッシングテーブル手法を提案する。
分散ハッシングテーブルの異なる可能な実装形態が存在する。図5は、理解を促すために簡素化された例を示すが、本発明はこの特定の実装形態に限定されるとみなされるべきではない。
分散ハッシングテーブルDHTのノードX、X、X...Xのセットは同じ役割を担う。このテーブル(即ち、ネットワーク)から値を記憶又は取り出すために、これらのノードのうちのいずれかを調べることが可能である。
図5の例において、問合せ機能的要素I−CSCFは、ノードXに論理アドレスを提供して、ノードXに問い合わせる。
次いで、問合せ機能的要素I−CSCFはこの論理アドレスに関するハッシング機能を計算する。
ハッシング機能は大きなセット(すべての可能な論理アドレス)に属する値を縮小されたセットに属する第2の値に変換するために使用される機能である。この第2の値は、この場合、1及びNの間の整数であり、Nは分散ハッシングテーブルDHT内のノードの数である。
ハッシング機能Hは、通常、以下の数学的属性を考慮すべきである:H(x)≠H(y)⇒x≠y
さらに、x=yである場合、確率はH(x)=H(y)より大きく/小さくなければならない。
ハッシング機能によって戻された値iは、ノードXが、場合によっては、受信された論理アドレス及び対応する領域の間の関連性を保有するノードであることをノードXに示す。ノードXは要求をこのノードXに送る。このノードが確かにこの関連性を保有する場合、このノードはその論理アドレスに関連する領域を戻すことが可能である。そうでない場合、このノードは要求をこの関連性を保有する可能性がある別の(近接)ノードに送ることが可能である。
反復的に、アルゴリズムはこの関連性を保有するノードに収束する。
新しい関連性の記憶に関する原理は類似する。DHTピアツーピアネットワークの任意のノードは、記憶の要求を受信して、ハッシング機能及び論理アドレスに基づいて値を計算する。
この値は、それに対して第1のノードが記憶の要求を再度送る、分散ハッシングテーブルDHTのノードのセットの特定のノードを決定する。このようにして指定されたノードは、関連性を記憶する。
本発明の1つの実行方法によれば、この分散ハッシングテーブルのノードはサービス提供機能的要素S、S...Sのすべて又は一部で構成される。
この実行方法は、グローバルアーキテクチャ内に新しい要素を追加しない目的で、且つすでに定義された機能的要素を使用する目的で使用される。これはマルチメディアサブネットワークIMSの現在の標準化をより遵守することを可能にする。
選択的に、フェデレート機能的要素FFはその他の機能的要素(サービス提供S−CSCF、又は問合せI−CSCF)によって使用可能なDxインターフェースを提示する。
このDxインターフェースは、通常、IETFによって標準化されたDiameterプロトコルを実施することが可能である。2つの主な機能がこのインターフェースに役立つ:即ち、新しい関連性を記憶するために使用される機能、及び提供された値に関連する値を取り出すために使用される機能である。


新しいクライアントを領域に登録する
通信クライアントTがIMS通信サブシステムの領域に登録する場合、情報はフェデレート機能的要素FFの分散ハッシングテーブル内に記憶される。この情報はこの通信クライアントTのユーザの論理アドレス及びこの領域に関する識別子の間の関連性を含む。
領域自体の中で、通信クライアントは知られている形式で、且つこれまで説明されたように登録される。
着呼
着呼の間、シグナリングメッセージmはマルチメディアサブシステムIMSに送られる。このシグナリングメッセージmは、通常、SIPプロトコルに準拠する「招請」メッセージである。このシグナリングメッセージmは被呼加入者の論理アドレスを含む。図4の例では、この加入者は領域IMSに接続された通信クライアントTのユーザであると仮定される。
3GPP及びETSI TISPANの仕様書によれば、このアドレスはSIP URI(ユニバーサルリソース識別子)である。
このアドレスはa@x.comの形を取り得る。「a」という用語は加入者を識別し、一方、「x.com」という用語はマルチメディアサブシステムIMSを識別する。
この「x.com」という用語及びマルチメディアサブシステムIMSの関連づけは、領域名サーバDNSによって実行される。この関連づけは、このマルチメディアサブシステムに対する入口点の物理アドレス(例えば、IPアドレス)を決定するために使用される。
通常、IETFのRFC2782によって定義された、「SRV登録」として知られているサービス登録を考慮に入れることが意図される。
本発明によるマルチメディアサブシステムは独自の入口点を有さないため、問合せ機能的要素I、I...Iのすべて又は一部はDNSサーバ内で「x.com」の用語と関連づけられることが可能である。これは、ランダムな形で、又は異なる問合せ機能的要素のロード、優先順位など、ある種の基準に基づく発見的方法に従って、どのアドレスを送るかを選ぶことが可能である。
図4の例では、領域名サーバDNSは問合せ機能的要素Iを決定したと仮定される。シグナリングメッセージmは、その結果として、この機能的要素に送られる。
次いで、この機能的要素はフェデレート機能的要素FFに問い合わせる。
その要求において、この機能的要素は被呼ユーザの論理アドレス(この場合、「a@x.com」)を挿入する。
応答して、この機能的要素は被呼者によって使用される端末が接続された領域の識別子を受信する。この識別子は、例えば、当該領域のインターフェース機能的要素の物理アドレス(IP)であり得る。
図4の例において、この識別子は領域IMSの識別子であり、送られた物理アドレスはインターフェース機能的要素Iのアドレスであり得る。
次いで、問合せ機能的要素Iはシグナリングメッセージmを問合せ機能的要素Iに送ることが可能である。
領域IMSは、実際に標準マルチメディアサブシステムであるため、次いで、問合せ機能的要素IはIMSの標準化に従って動作することが可能である。次いで、シグナリングメッセージmは被呼者によって使用される端末Tに経路指定され得る。
端末Tが領域IMSに接続される事例に対応する別の状況が発生し得る。この状況において、問合せ機能的要素Iは、フェデレート機能的要素FFの問合せの後に、シグナリングメッセージmをその領域IMS(より正確には、サービス提供機能的要素S)に直接送る。
発呼
図4の例に戻ると、このとき、領域IMSに接続された通信クライアント(即ち、端末)Tは発呼を表すシグナリングメッセージを送ると仮定される。
この説明は、実際には、領域IMSからの発呼の場合だけに当てはまる。被呼通信クライアントが同じマルチメディアサブシステムIMSに接続されている状況は、マルチメディアサブシステムの動作の点から最新技術に対応する。
発呼の場合、シグナリングメッセージは、(必要な場合、近接機能的要素P−CSCF(図示せず)を使用して)領域又はマルチメディアサブシステムIMSを介して、サービス提供機能的要素Sに送られる。
この場合、このサービス提供機能的要素Sは、このシグナリングメッセージのためのパス(即ち、経路)を決定する目的で、フェデレート機能的要素FFに問い合わせることが意図され得る。
この場合、2つのシナリオが発生し得る。即ち、被呼者は、領域IMS...IMSのうちの1つに接続されてよく、又は別のネットワーク又はマルチメディアサブシステムに接続されてもよい。
これまで説明された着呼の場合のように、フェデレート機能的要素FFは、どの領域に被呼通信クライアントが接続されるかを決定することが可能である。
第1の実装形態によれば、サービス提供機能的要素Sはフェデレート機能的要素FFに系統的に問い合わせる。被呼者がその他の領域のうちの1つに接続される場合、フェデレート機能的要素は、これを決定して、決定された領域の識別子を送る。被呼者がこれらの領域IMS...IMSのうちの1つに接続されない場合、フェデレート機能的要素FFは、そのアドレスを見つけず、サービス提供機能的要素Sによって被呼通信クライアントが領域IMS...IMSの外にあることを意味すると解釈され得る特定のメッセージを送る。この特定のメッセージは、誤りメッセージ又はその情報ベースにおける被呼通信クライアントの欠如を示すための特定の識別子を含むメッセージであり得る。
サービス提供機能的要素は、通信クライアントが、フェデレート機能的要素FFに問い合わせる必要なしに、領域IMS...IMSのうちの1つの一部を形成するか否かを決定するための手段を有するように計画することも可能である。
本発明の別の実行方法によれば、領域は、すべての発信シグナリングメッセージが問合せ機能的要素I−CSCFに送られるように構成される。
この実行方法は、例えば、問合せ機能的要素I−CSCFにTHIG(トポロジ隠蔽インターネットワークゲートウェイ(Topology Hiding Internetwork Gateway))の機能を付与することによって実施可能である。この場合、問合せ機能的要素I−CSCFは、IMSサブシステム及び外部通信ネットワークの間のインターフェースとしてだけ機能する。問合せ機能的要素I−CSCFは、これらの外部ネットワークに関してIMSの内部トポロジをマスクするためにも使用される。
THIGゲートウェイの特徴は3GPPの文書TS24.228及びTS23.228において特定される。
この実行方法において、フェデレート機能的要素に問い合わせることが意図されるのはインターフェース機能的要素である。
この問合せは系統的であり得る。即ち、通信クライアントTからのシグナリングメッセージの受信時に、問合せ機能的要素Iはフェデレート機能的要素FFに問い合わせる。これは、被呼クライアントが接続された領域の識別子を用いて、又は被呼クライアントが領域IMS...IMSのいずれにも接続されていないことを示す値を用いて応答する。
これまでの実行方法において言及されたように、問合せ機能的要素Iは、シグナリングメッセージの受信時に、被呼通信クライアント(即ち、シグナリングメッセージの受信者)が領域IMS...IMSのうちの1つに接続されているかどうかを決定することが意図される。これらの手段は、フェデレート機能的要素から独立し、シグナリングメッセージの経路指定によって発生する通信を削減するために使用される。
これを行うために、問合せ機能的要素Iは領域のうちの1つに接続された通信クライアントのすべてを記憶するテーブルを含み得る。
あるいは、この決定は名前付け規則(name convention)に基づき得る。通信クライアントの論理アドレスは、グローバルマルチメディアサブシステムに依存し得る。例えば、アドレスa@x.comは端末「a」が領域名「x」によって決定されたグローバル領域に接続されていることを意味する。かかる規則を用いながら、問合せ機能的要素を介して、この名前が独自の名前に対応するか否かを決定することは容易である。
その名前が独自の名前に対応しない場合、それは、そのクライアントが別のネットワークに属し、シグナリングメッセージは外部から経路指定されなければならないことを意味する。しかし、その名前が独自の名前に対応する場合、それは、フェデレート機能的要素は問い合わされなければならず、シグナリングメッセージは、このフェデレート機能的要素FFによって与えられた応答に対応する領域に経路指定されなければならないことを意味する。
発信シグナリングメッセージのすべてが問合せ機能的要素(「THIG」方法)を通過するこの動作方法は、問合せ機能的要素の修正だけを要求する利点を有する。着呼の状況又は発呼の状況において、フェデレート機能的要素FFに問合せする責任を有するのはこれらの要素であり、従って、これらの要素だけがこの目的の対象となり、且つフェデレート機能的要素FFからの応答を処理する必要がある。
その他の機能的要素、特に、サービス提供機能的要素は変らない。
従って、かかる動作方法は新しい特徴が通信ネットワークのグローバルアーキテクチャに及ぼす影響及びその追加コストを削減する。
すべての場合において、問合せ機能的要素(「THIG」方法)又はサービス提供機能的要素(その他の実行方法)は、(独自の手段によってであろうと、又はフェデレート機能的要素FFの問合せによってであろうと)受信通信クライアントが領域のうちの1つに接続されているかどうかを決定することが意図される。
接続されていない場合、当該機能的要素はシグナリングメッセージをネットワークの外に送る。そうでない場合、当該機能的要素はシグナリングメッセージをフェデレート機能的要素FFによって送られた識別子に対応する領域に送る。
従って、この発明は、マルチメディアサブシステム(領域)のより大きなセットを形成する目的で、マルチメディアサブシステムのより小さなセットをフェデレートするために使用される。
グローバルマルチメディアサブシステムIMSは、実際に、その実装、及び複数の領域IMS、IMS...IMSを含むという事実をマスクする、その他の通信ネットワークに関するインターフェースを有する。従って、フェデレート機能的要素は、マルチメディアサブシステムのアーキテクチャを作成するため、並びに複数の領域へのその分類をシグナリングメッセージの送信者に対して、及び通信ネットワークの残りの部分に対して透過的にするために使用される。
その場合、プライベートオペレータによる管理のために削減されたサイズのある種の領域を開放することが可能になる。例えば、領域は、会社又は会社の子会社を表すことが可能であり、その管理はこの会社又はこの子会社の管理者の責任になり得る。
いくつかの領域をフェデレートするグローバルマルチメディアサブシステムは外部ネットワークに関するインターフェースを保証するオペレータによって管理可能である。
それぞれの領域IMS、IMS...IMS内に含まれた加入者選択機能的要素(SLF)が、分散ハッシングテーブルによって実施され、これらの領域がフェデレート機能的要素FFによってフェデレートされるように、2つの実装形態は組合せ可能である点にも留意されたい。
アーキテクチャ上の観点から、フェデレート機能的要素FFは、その他の機能的要素と一体化することが可能である。特に、フェデレート機能的要素FF及び領域名サーバDNSを含むブロックは、単一の機能に一体化して、1つのシステムを形成することが可能である。

Claims (31)

  1. マルチメディアサブシステムIMSであって、
    前記マルチメディアサブシステムに接続された第1の通信クライアント(T)及び少なくとも1つの第2の通信クライアントの間でシグナリングメッセージ(m)を送るのに適した呼セッション制御機能要素CSCFのセットであって、前記第2の通信クライアントが前記マルチメディアサブシステムに接続され、又は遠隔で、且つ問合せ機能的要素I−CSCFを介してアクセス可能である呼セッション制御機能要素CSCFのセット、並びに
    前記シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて、前記シグナリングメッセージの該伝送のためのパスが決定されることを可能にする経路指定手段
    を含むマルチメディアサブシステムにおいて、
    該経路指定手段が分散ハッシングテーブルを計算することを特徴とするマルチメディアサブシステム。
  2. 請求項1に記載のマルチメディアサブシステムにおいて、前記経路指定手段が、前記論理アドレスに関連する加入者サーバHSSを決定するために使用され、分散ハッシングテーブルによって実施される加入者選択機能的要素SLFを含むマルチメディアサブシステム。
  3. 請求項1に記載のマルチメディアサブシステムであって、それぞれが呼セッション制御機能要素CSCFを含む複数の領域を含み、前記経路指定手段が、前記論理アドレスに基づいて、前記領域のうちの1つを決定するために使用され、分散ハッシングテーブルによって実施されるフェデレート機能的要素(FF)を含むマルチメディアサブシステム。
  4. 請求項3に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、少なくともいくつかの前記領域のサービス提供機能的要素S−CSCFが前記分散ハッシングテーブルのノードを形成するマルチメディアサブシステム。
  5. 請求項3又は4のいずれか1項に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、少なくとも1つの領域が、前記領域に接続された前記第1の通信クライアントからの該シグナリングメッセージが前記領域の該問合せ機能的要素I−CSCFに送られるように意図され、前記問合せ機能的要素自体が、前記シグナリングメッセージのための該パスを決定する目的で、前記フェデレート機能的要素(FF)に問い合わせることが意図されているマルチメディアサブシステム。
  6. 請求項5に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、前記問合せ機能的要素がTHIGゲートウェイの機能を実施するマルチメディアサブシステム。
  7. 請求項5に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、前記問合せ機能的要素I−CSCFが、前記第1の通信クライアントからのシグナリングメッセージの受信時に、前記シグナリングメッセージ内に含まれた該論理アドレスによって決定された受信通信クライアントが前記領域のうちの1つに接続されているかどうかを決定し、そうでない場合、前記フェデレート機能的要素(FF)に問い合わせずに、前記シグナリングメッセージを前記マルチメディアサブシステムの外に送ることが意図されるマルチメディアサブシステム。
  8. 請求項5に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、前記問合せ機能的要素I−CSCFが、前記第1の通信クライアントからのシグナリングメッセージの受信時に、前記フェデレート機能的要素(FF)に系統的に問い合わせ、パスを決定するこの要素からの応答がない場合、前記シグナリングメッセージを前記マルチメディアサブシステムの外に送ることが意図されるマルチメディアサブシステム。
  9. 請求項3乃至8のいずれか1項に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、前記領域の該問合せ機能的要素及び前記フェデレート機能的要素(FF)の間のインターフェースが、Diameterプロトコルを実施しているDxインターフェースであるマルチメディアサブシステム。
  10. 請求項3乃至9のいずれか1項に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、前記領域の該問合せ機能的要素及び前記フェデレート機能的要素(FF)の間の該インターフェースが、該論理アドレス及び領域の間の関連性を挿入するために使用される第1の機能並びに所与の論理アドレスに対応する該領域を決定するために使用される第2の機能を含むマルチメディアサブシステム。
  11. 請求項3乃至10のいずれか1項に記載のマルチメディアサブシステムIMSにおいて、前記論理アドレスが前記マルチメディアサブシステムに対応する識別子を含むマルチメディアサブシステム。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の少なくとも1つのマルチメディアサブシステムを含む通信ネットワーク。
  13. それぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含む複数の領域を含むマルチメディアサブシステムIMSに関するフェデレート機能的要素(FF)であって、シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて領域を決定するための手段を含み、前記手段が分散ハッシングテーブルを計算するフェデレート機能的要素。
  14. 請求項13に記載のフェデレート機能的要素(FF)において、少なくともいくつかの前記領域のサービス提供機能的要素S−CSCFが前記分散ハッシングテーブルのノードを形成するフェデレート機能的要素。
  15. 請求項13又は14のいずれか1項に記載のフェデレート機能的要素(FF)であって、Diameterプロトコルを実施しているDxインターフェースを表すフェデレート機能的要素。
  16. 請求項13乃至15のいずれか1項に記載のフェデレート機能的要素(FF)であって、該論理アドレス及び領域の間の関連性を挿入するために使用される第1の機能並びに所与の論理アドレスに対応する該領域を決定するために使用される第2の機能を含むインターフェースを表すフェデレート機能的要素。
  17. 複数の領域を含むマルチメディアサブシステムIMSの領域に関する問合せ機能的要素I−CSCFであって、前記複数の領域のそれぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセット、及び前記マルチメディアサブシステムの前記領域間でシグナリングメッセージを経路指定するために使用されるフェデレート機能的要素(FF)を含み、前記問合せ機能的要素は、前記領域に接続された第1のクライアントからシグナリングメッセージを受信することが意図されており、且つ第2のクライアント向けであり、
    − 前記第2のクライアントが前記マルチメディアサブシステムの前記領域のうちの1つに接続されているかどうかを決定し、
    − そうでない場合、前記フェデレート機能的要素(FF)に問い合わせずに、前記シグナリングメッセージを前記マルチメディアサブシステムの外に送り、
    − そうである場合、前記シグナリングメッセージのためのパスを決定する目的で、前記フェデレート機能的要素(FF)に問い合わせる
    ことも意図されることを特徴とする問合せ機能的要素。
  18. 請求項17に記載の問合せ機能的要素において、前記フェデレート機能的要素(FF)とのインターフェースが、Diameterプロトコルを実施しているDxインターフェースである問合せ機能的要素。
  19. 請求項17又は18のいずれか1項に記載の問合せ機能的要素において、前記決定することが前記シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて実行される問合せ機能的要素。
  20. 請求項19に記載の問合せ機能的要素において、前記フェデレート機能的要素(FF)との該インターフェースが、該論理アドレス及び領域の間の関連性を挿入するために使用される第1の機能並びに所与の論理アドレスに対応する該領域を決定するために使用される第2の機能を含む問合せ機能的要素。
  21. 請求項19に記載の問合せ機能的要素において、前記論理アドレスが前記マルチメディアサブシステムに対応する識別子を含む問合せ機能的要素。
  22. マルチメディアサブシステムIMSを介して、前記マルチメディアサブシステムに接続された第1の通信クライアント及び第2の通信クライアントの間で呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含むシグナリングメッセージを送る方法であって、前記第2の通信クライアントが、前記マルチメディアサブシステムに接続され、又は遠隔で、且つ問合せ機能的要素I−CSCFを介してアクセス可能であり、前記方法が、前記シグナリングメッセージ内に含まれた論理アドレスに基づいて、前記シグナリングメッセージの伝送のためのパスを決定する段階を含む方法において、前記段階が分散ハッシングテーブルを計算することを特徴とする方法。
  23. 請求項22に記載のシグナリングメッセージを送る方法であって、分散ハッシングテーブルによって実施された加入者選択機能的要素SLFを介して、前記論理アドレスに関連する加入者サーバHSSを該決定するための段階を含む方法。
  24. 請求項22に記載のシグナリングメッセージを送る方法において、前記マルチメディアサブシステムが、それぞれが呼セッション制御機能要素CSCFのセットを含む複数の領域を含み、前記方法が、分散ハッシングテーブルによって実施されたフェデレート機能的要素(FF)を介して、前記論理アドレスに基づいて領域を該決定するための段階を含む方法。
  25. 請求項24に記載のシグナリングメッセージを送る方法において、少なくともいくつかの前記領域のサービス提供機能的要素S−CSCFが、前記分散ハッシングテーブルのノードを形成する方法。
  26. 請求項24又は25のいずれか1項に記載のシグナリングメッセージを送る方法において、少なくとも1つの領域が、前記領域に接続された通信クライアントからの該シグナリングメッセージが前記領域の該問合せ機能的要素I−CSCFに送られるように意図され、前記問合せ機能的要素自体が、前記シグナリングメッセージのための該パスを決定する目的で、前記フェデレート機能的要素(FF)に問い合わせるように意図されている方法。
  27. データ処理デバイス上で実行する場合、請求項22乃至24のいずれか1項に記載の前記方法を実施するソフトウェア。
  28. 領域名サーバDNS及び請求項13乃至16のいずれか1項に記載のフェデレート機能的要素を含むシステム。
  29. それぞれが少なくとも1つの呼セッション制御機能要素CSCF、及び分散ハッシングテーブルを計算するフェデレート機能的要素を含む複数の領域を含み、シグナリングメッセージの送信者にとって透過的な形式で、前記シグナリングメッセージを適切な領域に経路指定することによって前記領域をフェデレートするために使用されるマルチメディアサブシステム。
  30. 請求項29に記載のマルチメディアサブシステムにおいて、少なくともいくつかの前記領域がプライベートオペレータによって管理されるマルチメディアサブシステム。
  31. 請求項30に記載のマルチメディアサブシステムにおいて、前記プライベートオペレータのうちの少なくとも1人が、前記マルチメディアサブシステムの該オペレータ及び該フェデレート機能的要素から独立しているマルチメディアサブシステム。
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