JP2006201773A - ディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】信号伝達部材に備えられた素子から放熱がより円滑になされるだけではなく、素子保護の効果を高められるディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置を提供すること。
【解決手段】画像を表示するパネルを支持するシャシー部材と、シャシー部材に一定な遊隔を有して設けられてパネルを駆動する回路部との間に電気的信号を伝達するものであって、少なくとも一つの実装素子が備えられた信号伝達部材から発生する熱を外部に防出させるディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具として、熱伝達支持台を備え、熱伝達支持台は、一側面は、シャシー部材と接しながら結合され、他側面は、信号伝達部材と接しながら結合され、熱伝導性素材からなる基底部と、少なくとも実装素子が基底部と接せず外部と開放されるように、基底部からシャシー部材方向に引き込まれた溝部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置に係り、より詳しくは、信号伝達部材に実装された素子から発生した熱をより効果的に外部に放出できる構造を有したディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置に関する。
プラズマディスプレイ装置は、ガス放電現象を用いて画像を表示する平板ディスプレイであり、表示容量、輝度、コントラスト、残像及び視野角などの各種表示能力に優れ、薄型でありながら大画面表示が可能であって、陰極線管を代替できる次世代平板ディスプレイとして脚光を浴びている。
通常、こうしたプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル(PDP)と、シャシー部材と、回路部と、ケースなどを備える。シャシー部材は、画像を表示するPDPと実質的に平行に配置される。前記回路部は、シャシー部材の後方に装着されてPDPを駆動させる機能をする。前記PDP、シャシー部材及び回路部はケースに収容される。
前記のようなプラズマディスプレイ装置において、回路部とPDPとの間は、TCP(Tape Carrier Package)やCOF(Chip On Film)などのような信号伝達部材によって電気的に連結されてパネルを駆動させる。こうしたTCP,COFは、柔軟性を有し、多数の素子が実装されるため回路部の寸法を縮めることができ、広く用いられる。
従来では、こうした信号伝達部材をシャシー部材に結合させるためボスが用いられる。すなわち、図1に示すように、従来のプラズマディスプレイ装置10に備えられたシャシー部材40の背面にボス45が設けられ、前記信号伝達部材70の前記ボスに対応する部分にホール75が形成されて、ねじ85が前記ホール75を貫通してボス45に結合されるようにして前記信号伝達部材70をシャシー部材40に支持させる。
これと併せて前記信号伝達部材70に実装された素子72が前記信号伝達部材70とシャシー部材40との間の空間の空気に露出されるようにして、前記実装素子72からの熱が前記実装素子が開放された空間にある空気に移動し、前記素子72から熱が流入した外部空気は、高温になって対流現象によって上側に移動することによって自然に放熱する。
しかしながら、前記のようなTCPやCOFなどの信号伝達部材70では、PDPが駆動される場合、信号伝達部材70に実装された素子72から多くの熱が発生するが、前記のように空気の対流現象のみを用いて熱を外部に放出する方法では、十分に信号伝達部材70に実装された素子72から熱を外部に放出できない。
こうした熱を効果的に外部に放出できなければ、素子72が誤動作することによって、PDPの画像表示に問題を起こす。特に、PDPがHD(High Definition)シングルスキャン方式で駆動される構造である場合には、回路部のアドレス駆動部とアドレス電極との間を連結するTCPやCOFに実装された素子からさらに多くの熱が発生するため、こうした素子から発生した熱を効果的に放出させることができる手段を研究する必要がある。
ここで、前記信号伝達部材に実装された素子から発生する発熱量自体を減少させる方案も検討することができるが、こうした方案は、前記PDPの画質を低下させるという問題点がある。特にHD級PDPでは、こうした画質の低下によって肉眼で確認される解像度が低下することによって、こうした問題点は深刻である。従って、こうした素子から発生する発熱量自体を減少させる方案には一定の限界点がある。
一方、信号伝達部材70の実装素子72からは、多量の電磁波が発生する。こうした電磁波は、透過性を有し、人体に悪影響を及ぼす。
本発明の技術的課題は、信号伝達部材に備えられた素子から放熱がより効果的になされるだけではなく、素子保護の効果が高くなるディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置を提供することである。
本発明の他の技術的課題は、信号伝達部材の実装素子から発生した電磁波を遮蔽できる構造を有するディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置を提供することである。
前記技術的課題を達成するために本発明によるディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具は、熱伝達支持台を備える。
前記熱伝達支持台は、基底部と、溝部とを備えるものであって、画像を表示するパネルを支持するシャシー部材と、前記シャシー部材に一定な遊隔を有して設けられて、前記パネルを駆動する回路部との間に電気的信号を伝達するものであって、少なくとも一つの実装素子が備えられた信号伝達部材から発生する熱を外部に放出させる。
基底部は、一側面が前記シャシー部材と接しながら結合され、他側面が前記信号伝達部材と接しながら結合され、熱伝導性素材よりなる。溝は、少なくとも前記実装素子が基底部と接せず外部に開放されるように、前記基底部からシャシーを経由してシャシー部材方向に引き込まれる。
この場合、前記熱伝達支持台の熱伝導度は、少なくとも10W/mKであることが好ましく、これと併せて、前記熱伝達支持台の電気絶縁性は、105ohm.cmを超えるものではないことが好ましい。
前記溝部は、前記実装素子から発生する熱が実装素子との間の空間を通じて上側の空間に十分に移動することができるように、前記基底部の上下にかけて引き込まれることが好ましい。
一方、本発明の他側面での実施形態によるプラズマディスプレイ装置は、PDPと、シャシー部材と、回路部と、信号伝達部材と、熱伝達支持台と、を備える。画像を表示するPDPの後方に配置されたシャシー部材は、前記PDPを支持する。回路部は、前記シャシー部材の背面に設けられて前記PDPを駆動する。信号伝達部材は、前記PDPと前記回路部との間に電気的信号を伝達するものであり、少なくとも一つの実装素子が備えられる。
熱伝達支持台は、前記シャシー部材と結合され、後方に一定な厚さを有して形成されて前記信号伝達部材を支持し、熱伝導性素材からなる基底部及び前記基底部から前記実装素子との間を含んで一方向に引き込まれた溝部を備える。
一方、前記PDPは、前面基板と、前記前面基板と離隔配置されて前記前面基板との間に放電空間を形成する背面基板と、前記前面基板と背面基板との間に配置されて前記前面基板及び背面基板と共に放電セル間を区画する隔壁と、一つの方向に延長配置され、前記放電セル毎に対からなる維持電極対と、前記放電セル毎に前記維持電極対と交差する方向に延長配置されたアドレス電極と、前記放電空間内に配置された蛍光体層とを備えてなる。
この場合、前記熱伝達支持台は、前記アドレス電極と前記回路部のアドレス駆動部とを電気的に連結させる信号伝達部材を支持するように配置されることが好ましい。
また、前記信号伝達部材は、アドレス駆動ICが備えられたTCPであることが好ましい。
本発明によれば、熱伝導性が優秀な熱伝達支持台で信号伝達部材を支持し、これと併せて前記熱伝達支持台の前記実装素子に対応する部分が実装素子と離隔されることによって、信号伝達部材が安全に支持されると同時に、熱伝導及び対流による実装素子の放熱が効果的になされる。
これと併せて、信号伝達部材を支持する熱伝達支持台が導電性を帯びることによって、信号伝達部材の実装素子から発生したEMI(ElectroMagnetic Interference)を吸収して遮蔽させることができる。
これにより、結果的に実装素子の作動信頼性が確保できる。
以下、添付図面に基づき本発明による好適な実施形態を詳細に説明する。
図2は、本発明の好適な実施形態によるディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具160及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置100を示し、図3は、図2に示されたプラズマディスプレイ装置に備えられたPDPの内部を示している。
図2及び図3を参照すれば、本発明の実施形態による放熱器具160は、熱伝達支持台161を備える。この熱伝達支持台161は、シャシー部材140に信号伝達部材170を支持させると共に、前記信号伝達部材170に実装された実装素子172からの熱を外部に放出する機能を行う。
シャシー部材140は、画像を表示するパネル110の後方に配置されるが、通常、アルミニウムなどのような素材で形成されてパネル110を支持する一方、このパネル110から発生した熱が伝達して外部に放出させる。この場合、前記シャシー部材140は、曲げや歪み変形などが防止できるように、前記シャシー部材140の縁部が後方に折り曲げられた構造よりなる。
前記パネル110は、色々の種類のディスプレイパネルが使用され、そのうち、前記パネルが特にPDPであり、従って、以下では説明の便宜のためにパネル及びPDPを同一の参照符号を使用して説明する。図3には、PDPのうち、面放電型3電極構造を有する交流型PDPの一例が示されている。
図3を参照すれば、PDP110は、前面パネル120と、前記前面パネル120と対向されて結合される背面パネル130と、隔壁134と、維持電極対122と、アドレス電極132と、蛍光体136と、を備える。
これをさらに詳しく説明すれば、前記前面パネル120は、前方に配置された前面基板121と、前記前面基板121の背面に形成され、放電セル毎にX電極123とY電極124の対からそれぞれなる維持電極対122と、を備える。前記維持電極対122を構成するX電極123とY電極124は、それぞれ、共通電極とスキャン電極として作用し、相互間に放電ギャップで離隔される。そして、前記X電極123は、透明X電極123aと、これと接続されるように形成されたバスX電極123bと、を備えることができ、これと同様に、Y電極124も透明Y電極124aと、これと接続されるように形成されたバスY電極124bと、を備えるように形成し得る。
これと併せて、前記背面パネル130は、前記前面基板121の後方に離隔配置されて前記前面基板121との間に放電空間135を形成する背面基板131と、前記背面基板131の前面に形成され、前記維持電極対122と交差する方向に延びたアドレス電極132と、を備える。この場合、前記放電空間135内に蛍光体層136が形成される。
前記維持電極対122は、前面誘電体層125によって覆われ、この場合、前記前面誘電体層125の背面に保護膜126を形成し得る。また、前記アドレス電極132は、背面誘電体層133によって覆われている。この場合、前記背面誘電体層133上に隔壁134が形成される。
図2に戻って、シャシー部材140の背面に回路部150が配置されるが、この回路部150は、ロジック基板、電源基板及びロジックバッファ基板など複数の回路基板よりなり、前記パネル110を駆動する機能を行う。
前記回路部150は、信号伝達部材170によって電気的信号をパネル110に伝達する。前記信号伝達部材170としてはTCP(Tape Carrier Package)、COF(Chip On Film)などの軟性回路基板とし得る。この場合、信号伝達部材170は、それぞれ、テープ状の配線部171に少なくとも一つの実装素子172を実装してパッケージし得る。
前記信号伝達部材170としてTCPが用いられる場合を例に取れば、配線部171が通常、フィルム層、銅材質からなる銅箔層及びSR(solder resist)塗布層が積層されて形成され、実装素子172が前記配線部171に実装される。前記TCPは、テープよりなることによって柔軟性を有し、複数の駆動回路素子を実装し得るため、回路部の寸法を縮めることができるという長所がある。
一方、前記回路部150とシャシー部材140との間は、UL(Under-writer’s Laboratory)規格などの安全規格を満足するために例えば、6mm以上の一定遊隔を有する。これにより、回路部150と連結される信号伝達部材170もまたシャシー部材140から一定な遊隔を有していなければならない。従って、前記信号伝達部材170を支持する支持手段がなければ、前記信号伝達部材170が揺れやすく外部衝撃により損傷が発生しやすく、画面にノイズを発生させる。従って、前記信号伝達部材170をシャシー部材140に支持する構成要素が必要になる。
これと併せて、パネル110の駆動時に前記信号伝達部材170に実装された実装素子172から多くの熱が発生するが、こうした熱は、パネル110の表示性能を低下させ、長時間、駆動される場合には、回路部150の信頼性を落ちる。従って、前記実装素子172から発生する熱を外部に放出できる構成要素が必要になる。
本発明では、前記信号伝達部材170がシャシー部材140に支持されるようにするだけではなく、前記実装素子172から発生する熱が外部に効果的に放出できるように熱伝達支持台161が備えられる。この熱伝達支持台161は、シャシー部材140の背面に結合され、前記信号伝達部材170を支持するように後方に一定な高さ、例えば6mm以上の高さを有している。この場合、信号伝達部材170と熱伝達支持台161は、ねじ183などを用いて螺合される。
これと併せて、熱伝達支持台161は、前記実装素子172から発生する熱を外部に放熱できるように、前記実装素子172と対応する部分が凹んでおり、これと併せて前記信号伝達部材170からの熱をシャシー部材140に伝達させるために熱伝導性を有した材料で形成される。
これを図4及び図5を参照して詳細に説明すれば、この熱伝達支持台161は、基底部162と、溝部166と、を備える。基底部162は、その前面がシャシー部材140と結合され、後方に一定な厚さHを有して形成されて、前記信号伝達部材170を支持する。この場合、前記基底部162と信号伝達部材170は、螺合する。前記螺合の一例を挙げれば、前記基底部162には、ねじ溝163が形成され、信号伝達部材170の前記ねじ溝163と対応する部分には、ねじホール173が形成され、ねじ183が前記ねじホール173を通過してねじ溝163に結合されることによって、簡単に信号伝達部材170が熱伝達支持台161に結合される。
溝部166は、前記基底部162から、前記実装素子172と対応する部分を備えて一方向に凹むように形成される。これにより、前記実装素子172が熱伝達支持台161から離隔された状態に置かれ、対流によって実装素子172から発生した熱が発散する。
一方、実装素子172が外部空気に露出されて熱発散し、前記実装素子172から発生した熱が流入した高温の空気が対流現象によって上部に効果的に移動するためには、前記溝部166が基底部162に直角に形成することが好ましい。すなわち、実装素子172から発生した熱が前記実装素子172及び溝部166の間の空間に沿って上側に移動するようにすることが好ましい。
一方、実装素子172から熱伝導されるか、或いは自体的に発生した信号伝達部材170の熱は、前記熱伝達支持台161に備えられた基底部162を通じてシャシー部材140に熱伝達される。通常シャシー部材140は、アルミニウムなど熱放熱性に優れた材料で形成されることによって、前記信号伝達部材170からの熱を外部に効果的に放出できる。従って、熱伝達支持台161の熱伝導度が優れていることが好ましいが、その場合、前記熱伝達支持台161の熱伝導度が少なくとも10W/mKであることが好ましい。
これと併せて、熱伝達支持台161は低い電気絶縁性を有するが、これにより、信号伝達部材170の実装素子172から発生したEMIを熱伝達支持台が吸収して遮蔽させることができる。この場合、前記熱伝達支持台161の電気絶縁性は、105ohm.cmを超えないということが好ましい。これと併せて、電磁波遮蔽のためには、熱伝達支持台161、シャシー部材140及びねじ183を全て金属素材より構成するようにして、前記熱伝達支持台161がシャシー部材140に接地しても良い。
こうした低い電気絶縁性及び高い熱伝導度を有するためには、熱伝達支持台161はアルミニウム、スチール、銅などの素材から構成し得る。本発明は、これに限定されるものではなく、前記のような熱伝導度及び電気絶縁性を有すれば、プラスチックも可能であり、これとさらに異なる材質より構成することもできる。
他方、熱伝達支持台は、信号伝達部材170と一対一に対応できる構造より構成することができる。その場合、信号伝達部材に対応する位置にのみ熱伝達支持台が配置されるため、ディスプレイ装置の総重量が小さくなるという長所を有する。
これとは異なり、熱伝達支持台161は、図6に示すように、少なくとも2つ以上の信号伝達部材170を支持するように前記シャシー部材140の一方向にかけて配置しても良い。この場合、通常のディスプレイ装置が上下に比べて左右が長く、従ってシャシー部材もまた上下より左右が長い。従って、熱伝達支持台161がこのシャシー部材の左右にかけて設けられれば、前記の機能以外にも、シャシー部材140の強度を向上させる機能を兼ねることができる。
これと併せて、図面しないが、前記信号伝達部材170の少なくとも実装素子172の背面には、熱伝導部材が配置される。この熱伝導部材は、アルミニウムなどの熱伝導性に優れた素材よりなり、前記実装素子に接するように配置される。この場合、前記熱伝導部材は、ねじ183によって前記信号伝達部材170と結合される。
一方、図3に示すPDPと連結される回路部が図7に示されている。この場合、図3及び図7を参照すれば、前記回路部150が映像処理部151、論理制御部152、アドレス駆動部153、X駆動部154、Y駆動部155及び電源供給部156などを備えて構成される。
ここで、前記映像処理部151は、外部アナログ映像信号をディジタル信号に変換して内部映像信号、例えば、それぞれ8ビットの赤色、緑色及び青色映像データ、クロック信号、垂直及び水平同期信号を発生させる。前記論理制御部152は、映像処理部151からの内部映像信号に応じて駆動制御信号S,S,Sを発生させる。前記アドレス駆動部153は、論理制御部152からの駆動制御信号S,S,Sのうちアドレス信号Sを処理して表示データ信号を発生させ、発生した表示データ信号をアドレス電極132に印加する。前記X駆動部154は、論理制御部152からの駆動制御信号S,S,SのうちX駆動制御信号Sを処理してX電極123に印加する。前記Y駆動部155は、論理制御部152からの駆動制御信号S,S,SのうちY駆動制御信号Sを処理してY電極124に印加する。
そして、前記電源供給部156は、映像処理部151及び論理制御部152に必要な動作電圧と、アドレス駆動部153、X駆動部154及びY駆動部155に必要な動作電圧と、を生成して供給する。
前記のように構成された回路部150は、PDP110、シャシー部材140などと共に図示していないプロントカバー及びバックカバーに備えられたケースに収容されることによって、プラズマディスプレイ装置100を構成する。
そして、図示するように、シャシー部材140の下側に集められて所定間隔にそれぞれ離隔された状態で配列された信号伝達部材170は、PDP110をHD(High Definition)シングルスキャン方式で駆動させることができるようにそれぞれ構成されたアドレス電極132とアドレス駆動部153とにおいて、これらの間を電気的に連結する。
すなわち、図2及び図7に示すように、前記信号伝達部材170の配線部171は、シャシー部材140の下側の縁部を経由してそれぞれの一端部は、PDP110に備えられたアドレス電極132(図3参照)に連結され、それぞれの他端部は、回路部150のアドレス駆動部153に連結される。そして、前記信号伝達部材170の配線部171には、アドレス駆動ICのような実装素子172がそれぞれ少なくとも一つずつ実装されているが、前記実装素子172は、シャシー部材140の後方縁部に配置されている。
この場合、本発明に適用された熱伝達支持台161は、前記アドレス電極132と前記回路部のアドレス駆動部153とを電気的に連結させる信号伝達部材170を支持するように配置されることが好ましい。
特に、PDPがHDシングルスキャン方式で駆動される構造である場合には、回路部のアドレス駆動部153とアドレス電極132とを連結する信号伝達部材170に実装された素子からより多くの熱が発生する。従って、熱伝達支持台161が、このシングルスキャン方式の構造であるPDPに備えられたアドレス電極132と前記回路部のアドレス駆動部153とを電気的に連結させる信号伝達部材170を支持することがさらに好ましい。
本発明は、前記実施形態に限定されず、特許請求の範囲で限定された発明の思想及び範囲内で当業者によって変形及び改良できる。
従来のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具の一つの断面を示す断面図である。 本発明の実施形態によるディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置を示す斜視図である。 図2でPDPの一例を示す部分斜視図である。 図2に示されたディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具を拡大して示す分離斜視図である。 図2のV−V線に沿って切取って示す断面図である。 図5に示されたディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具の変形例を示す斜視図である。 図2に示す回路部の駆動を説明するためのブロック図である。
符号の説明
100 プラズマディスプレイ装置
110 パネル
120 前面パネル
121 前面基板
122 維持電極対
123 X電極
123a 透明X電極
123b バスX電極
124 Y電極
124a 透明Y電極
124b バスY電極
125 前面誘電体層
126 保護膜
130 背面パネル
131 背面基板
132 アドレス電極
133 背面誘電体層
134 隔壁
135 放電空間
136 蛍光体層
140 シャシー部材
150 回路部
151 映像処理部
152 論理制御部
153 アドレス駆動部
154 X駆動部
155 Y駆動部
156 電源供給部 160 放熱器具
161 熱伝達支持台
162 基底部
166 溝部
170 信号伝達部材
171 配線部
172 実装素子
173 ねじホール
183 ねじ
H 厚さ

Claims (17)

  1. 画像を表示するパネルを支持するシャシー部材と、前記シャシー部材に一定な遊隔を有して設けられて前記パネルを駆動する回路部との間に電気的信号を伝達し、少なくとも一つの実装素子が備えられた信号伝達部材から発生する熱を外部に放出させるものであって、
    熱伝達支持台を備え、
    前記熱伝達支持台は、
    一側面は、前記シャシー部材と接しながら結合され、他側面は、前記信号伝達部材と接しながら結合され、熱伝導性素材からなる基底部と、
    少なくとも前記実装素子が基底部と接することなく外部と開放されるように、前記基底部からシャシー部材方向に引き込まれた溝部と、
    を備えることを特徴とするディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  2. 前記熱伝達支持台の熱伝導度は、少なくとも10W/mKであることを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  3. 前記熱伝達支持台の電気絶縁性は、105ohm.cmを超えることはないことを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  4. 前記熱伝達支持台と信号伝達部材は、螺合されることを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  5. 前記熱伝達支持台は、前記信号伝達部材と1対1に対応するように、前記信号伝達部材と同一な数だけ配置されたことを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  6. 前記一つの熱伝達支持台は、複数の信号伝達部材を同時に支持するように、前記シャシー部材の一方向にかけて配置されたことを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  7. 前記溝部は、前記実装素子から発生する熱が該溝部と実装素子との間の空間を通じて上側空間に十分に移動することができるように、前記基底部に対して直角方向に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のディスプレイ装置用信号伝達部材の放熱器具。
  8. 画像を表示するプラズマディスプレイパネルと、
    前記プラズマディスプレイパネルの一面に配置されて前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャシー部材と、
    前記シャシー部材の一面に設けられて前記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路部と、
    前記プラズマディスプレイパネルと前記回路部との間に電気的信号を伝達するものであり、少なくとも一つの実装素子が備えられ、前記シャシー部材と一定間隔を有する少なくとも一つの信号伝達部材と、
    前記信号伝達部材を支持する熱伝達支持台と、を備え、
    前記熱伝達支持台は、
    一側面は、前記シャシー部材と接しながら結合され、他側面は、前記信号伝達部材と接しながら結合され、熱伝導性素材からなる基底部と、
    少なくとも前記実装素子が基底部と接せず外部と開放されるように、前記基底部からシャシー部材方向に引き込まれた溝部と、を備えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  9. 前記熱伝達支持台の熱伝導度は、少なくとも10W/mKであることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  10. 前記熱伝達支持台の電気絶縁性は、105ohm.cmを超えることはないことを特徴とする、請求項9に記載のプラズマディスプレイ装置。
  11. 前記熱伝達支持台と信号伝達部材は、螺合されていることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  12. 前記熱伝達支持台は、前記信号伝達部材と1対1に対応するように、前記信号伝達部材と同一な数だけ配置されたことを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  13. 前記一つの熱伝達支持台は、複数の信号伝達部材を同時に支持するように、前記シャシー部材の一方向にかけて配置されたことを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  14. 前記溝部は、前記実装素子から発生する熱が該溝部と実装素子との間の空間を通じて上側空間に十分に移動することができるように、前記基底部に対して直角方向に形成されることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  15. 前記プラズマディスプレイパネルは、
    前面基板と、
    前記前面基板と離隔配置されて前記前面基板との間に放電空間を形成する背面基板と、
    前記前面基板と背面基板との間に配置されて前記前面基板及び背面基板と共に放電セル間を区画する隔壁と、
    一つの方向に延長配置され、前記放電セル毎に対からなる維持電極対と、
    前記放電セル毎に前記維持電極対と交差する方向に延長配置されたアドレス電極と、
    前記放電空間内に配置された蛍光体層と、
    を備えてなることを特徴とする、請求項8に記載のプラズマディスプレイ装置。
  16. 前記熱伝達支持台は、前記アドレス電極と前記回路部のアドレス駆動部との間を電気的に連結させる信号伝達部材を支持するように配置されたことを特徴とする、請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
  17. 前記信号伝達部材は、アドレス駆動ICが備えられたTCPであることを特徴とする、請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
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