JP2006201687A - シャッタ装置 - Google Patents

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Akito Yamamoto
秋人 山本
Atsushi Masuda
淳 増田
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Abstract

【課題】 本発明は、外部から衝撃等が加わっても開放状態のシャッタ羽根の動きを規制することができると共に、シャッタ動作時に発生するアクチュエータ側の摺動負荷を軽減して低消費電力とすることができるシャッタ装置を提供すること。
【解決手段】 リンク部材3には、一端部3b側に第1マグネット4と、他端部3d側に第2マグネット5とが配設され、第1、第2マグネット4、5を跨ぐ上方には、コイル14が配設され、コイル14に対して非通電時のリンク部材3は、一端部3b側が上ヨーク14に接近すると共に他端部3d側が下ヨーク2に接近した第1の姿勢になり、この第1の姿勢の時のリンク部材3は、一端部3b側が基部6bに接近すると共に他端部3d側が基部6bから離間して、シャッタ羽根12が開口部6aを開放した状態となる。


【選択図】 図1

Description

本発明は、シャッタ装置に係わり、デジタルムービーカメラあるいはデジタルスチルカメラ等に用いて好適なシャッタ装置に関する。
従来のシャッタ装置を、特許文献1に基づいて説明すると、従来のシャッタ装置は、図10に示すように、略中央部に中空円筒形状のマグネット31が配設されている。前記マグネット31は、外周面が円周方向にn分割されて、S極、N極が交互に着磁されて着磁部31aが形成されている。
また、マグネット31には、回転規制用の突起部31bと、軸方向に突出するダボ31c、31dと、中央部に嵌合孔31eとが形成されている。
また、マグネット31の図示下部には、コイル32が配設され、このコイル32は、円筒状のボビン33に巻線されている。前記コイル32は、外径がマグネット31の外径とほぼ同じ寸法に形成されて、マグネット31の軸方向に並んで配置されている。
また、図示最下部には、磁性材料からなるステータ34が配設され、このステータ34は、櫛歯状の外側磁極34aと、筒状の内側磁極34bと、外側磁極34aと内側磁極34bとが連結部34cで連結されている。
前記コイル32は、ステータ34の外側磁極34aおよび内側磁極34bの間に接着剤等で固着されている。
そして、マグネット31、コイル32、ステータ34により、従来のシャッタ装置のアクチュエータが構成されている。
また、マグネット31の図示上部には、地板35が配設され、この地板35は、嵌合部35aの内周面にステータ34の外側磁極34aが嵌合して、マグネット31とステータ34とが同軸となるように接着剤等で固着され、マグネット31の着磁部31aの下端とステータ34に固定されるコイル32との軸方向には、所定の隙間が保たれている。
また、地板35には開口部35bが形成されると共に、ダボ35cおよび35dが突出形成されている。また、地板35は、嵌合部35aの一部が切り欠きされてストッパー部35f、35gが形成されている。
そして、マグネット31は、突起部31bがストッパー部35fおよび35gに当接する位置まで回転可能になっている。
また、コイル32の内輪を貫通するステータ34の内側磁極34bの上端にマグネット押さえ36が配設され、このマグネット押さえ36にマグネット31の嵌合孔31e周囲の内面が接するようになっている。
また、第1、第2羽根37、38には、丸孔37a、38aが形成されると共に、長孔37b、38bがそれぞれ形成されている。そして、第1羽根37は、丸孔37aが地板35のダボ35cに嵌合し、長孔37bがマグネット31のダボ31cに嵌合している。
また、第2羽根37は、丸孔38aが地板35のダボ35dに嵌合し、長孔38bがマグネット31のダボ31dに嵌合している。
また、第1、第2羽根37、38の上部には、板状の羽根押さえ39が配設されており、この羽根押さえ39は、開口部39aが形成されて、地板35に固定されている。このような従来のシャッタ装置は、コイル32に通電することでステータ34が励磁されて、マグネット31が回転する。
そして、マグネット31の回転に連動して、第1、第2羽根37、38が丸孔37a、38aを支点として回動し、地板35の開口部35bを開閉するシャッタ動作が可能になっている。
このような従来のシャッタ装置は、デジタルカメラ等の携帯可能な電子機器に用いるために、電池寿命を延ばす目的で、低消費電力が要求されていた。
特開2002−345225号公報
しかし、前述したような従来のシャッタ装置は、アクチュエータの一部を構成する回転体であるマグネット31の着磁部31aが、ステータ34の外側磁極34aおよび内側磁極34b間に所定のギャップを有して配設されているので、マグネット31に遊びがあり、シャッタ装置の外部から衝撃が加わると、マグネット31が動いて、例えば開口部35bを開放した状態にある第1、第2羽根37、38が開口部35bを閉じる方向に動くおそれがあった。
更に、シャッタ動作時に回転するマグネット31は、嵌合孔31eの内周面がマグネット押さえ36の上面と摺動してマグネット31に摺動負荷が発生するので、シャッタ動作時の消費電力がアップする問題があった。
本発明は、前述したような課題を解決するためのものであり、外部から衝撃等が加わっても開放状態のシャッタ羽根の動きを規制することができると共に、シャッタ動作時に発生するアクチュエータ側の摺動負荷を軽減して低消費電力とすることができるシャッタ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明のシャッタ装置は、所定の口径の開口部が形成された基部を有するベース部材と、このベース部材のシャッタ支持部に支持されて前記開口部を開閉可能なシャッタ羽根と、前記開口部を開閉する方向に前記シャッタ羽根を回動操作可能なリンク部材と、前記シャッタ羽根及び前記リンク部材を所定の隙間を有して挟持した磁性材料からなる板状の上ヨークと下ヨークとを備え、
前記リンク部材は、前記ベース部材に形成したリンク支持部に回動支持部が支持されて前記回動支持部を支点として一端部側と他端部側とが前記ベース部材の基部に対して接離する方向に回動自在となっていると共に、前記一端部側と前記他端部側とが前記上ヨークおよび前記下ヨークに対して接離する方向にシーソ動作可能になっており、前記シャッタ羽根は、前記リンク部材の回動に連動して前記開口部を開閉可能になっており、前記リンク部材には、前記一端部側に第1マグネットと、前記他端部側に第2マグネットとが配設され、前記第1、第2マグネットを跨ぐ上方には、コイルが配設され、
前記コイルに対して非通電時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記上ヨークに接近すると共に前記他端部側が前記下ヨークに接近した第1の姿勢になり、この第1の姿勢の時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記基部に接近すると共に前記他端部側が前記基部から離間して、前記シャッタ羽根が前記開口部を開放した状態となることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記リンク部材は、前記コイルに対して通電するとシーソ動作して前記第1の姿勢から変位し、前記一端部側が前記上ヨークから離間して前記下ヨークに接近すると共に前記他端部側が前記下ヨークから離間して前記上ヨークに接近した第2の姿勢になり、この第2の姿勢の時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記基部から離間すると共に前記他端部側が前記基部に接近して、前記シャッタ羽根が前記開口部を閉じた状態となることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記第1の姿勢にある時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記ベース部材に当接可能になっていると共に前記他端部側が前記下ヨークに当接可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の解決手段として、前記ベース部材の前記リンク支持部は、前記基部から外側に延びる桟部に形成されて、前記リンク部材の前記回動支持部を前記回動自在および前記シーソ動作自在に支持可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第5の解決手段として、前記下ヨークは、外形が前記ベース部材と同じに形成されて中央部に開口を有し、前記第1、第2マグネットのそれぞれの内側面と対向するように前記開口の一部を切り起こして一対の第1吸引爪を形成し、前記第1、第2マグネットのそれぞれの外側面と対向する位置の前記下ヨ−クの外周の一部を切り起こして一対の第2吸引爪を形成し、前記第1吸引爪の高さを前記第2吸引爪より高くしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第6の解決手段として、前記リンク部材が前記下ヨーク及び前記上ヨークに対して平行状態となった時の前記第1、第2マグネットと前記上ヨークとの間に形成されるギャップは、少なくとも前記第2マグネット側より前記第1マグネット側が小さくなっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第7の解決手段として、前記第1マグネットの上面と対向する位置の前記上ヨークを前記第1マグネット側に所定寸法突き出し形成して前記第1マグネット側の前記ギャップを小さくしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第8の解決手段として、前記リンク部材は、前記第1マグネットを固着する部分の厚さを前記第2マグネットを固着する部分の厚さより厚くして、前記第1マグネット側の前記ギャップを小さくしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第9の解決手段として、前記リンク部材の前記第1マグネットは、磁力を前記第2マグネットより強くしたことを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第10の解決手段として、前記リンク部材の前記回動支持部を、前記一端部寄りの位置にずらしたことを特徴とする。
本発明のシャッタ装置に係わるリンク材は、コイルに対して非通電時のリンク部材は、一端部側が上ヨークに接近すると共に他端部側が下ヨークに接近した第1の姿勢になり、この第1の姿勢の時のリンク部材は、一端部側が基部に接近すると共に他端部側が基部から離間して、シャッタ羽根が開口部を開放した状態になっているので、コイルに非通電状態でシャッタ羽根が解放時のリンク部材を、常に第1の姿勢とすることができ、シャッタ速度のバラツキをなくすることができる。
また、リンク部材は、コイルに対して通電するとシーソ動作して第1の姿勢から変位し、一端部側が上ヨークから離間して下ヨークに接近すると共に他端部側が下ヨークから離間して上ヨークに接近した第2の姿勢になり、この第2の姿勢の時のリンク部材は、一端部側が基部から離間すると共に他端部側が基部に接近して、シャッタ羽根が前記開口部を閉じた状態になるので、開口部を開放状態から閉状態にシャッタ羽根を回動操作中のリンク部材は、一端部側および他端部側が上ヨーク、下ヨークのいずれにも接触しない中立状態で回動駆動させることができる。
そのために、シャッタ羽根を回動操作中のリンク部材に発生する可動負荷を小さくでき、シャッタ速度を早くすることができる。
また、第1の姿勢にある時のリンク部材は、一端部側が上ヨークに当接可能になっていると共に他端部側が下ヨークに当接可能になっているので、リンク部材が第1の姿勢となってシャッタ羽根が開放状態のときに、外部から衝撃が加わったとしても、リンク部材の動きを規制することができる。
そのために、開放状態のシャッタ羽根の動きも規制することができ耐衝撃性に優れたシャッタ装置を提供できる。
また、ベース部材のリンク支部は、基部から外側に延びる桟部に形成されて、リンク部材の回動支持部を回動自在およびシーソ動作自在に支持可能になっているので、リンク部材の回動負荷およびシーソ負荷を小さくすることができる。
また、第1、第2マグネットのそれぞれの内側面と対向するように開口部の一部を切り起こして第1吸引爪をそれぞれ形成し、第1、第2マグネットのそれぞれの外側面と対向する位置の下ヨークの外周の一部を切り起こして一対の第2吸引爪を形成し、第1吸引爪の高さを第2吸引爪より高くしたので、コイルに無通電時のリンク部材を確実に第1の姿勢で保持することができる。
また、リンク部材が下ヨーク及び上ヨークに対して平行状態となった時の第1、第2マグネットと上ヨークとの間に形成されるギャップは、第2マグネット側より第1マグネット側が小さくなっているので、コイルに無通電時のリンク部材を確実に第1の姿勢で保持することができる。
また、第1マグネットの上面と対向する位置の上ヨークを第1マグネット側に所定寸法突き出し形成して第1マグネット側のギャップを小さくしたので、コイルに無通電時のリンク部材を確実に第1の姿勢で保持することができる。
また、リンク部材は、第1マグネットを固着する部分の厚さを第2マグネットを固着する部分の厚さより厚くして、ギャップを小さくしたので、リンク部材の2次加工で上ヨークと第1マグネットとの間のギャップを高精度に形成できる。
また、リンク部材の第1マグネットは、磁力が第2マグネットより強くなっているので、コイルに無通電時のリンク部材を確実に第1の姿勢で保持することができる。
また、リンク部材の回動支持部の位置を、一端部寄りにずらして形成したので、常に第1マグネットに上ヨークに吸引するモーメントが働き、コイルに無通電時のリンク部材を確実に第1の姿勢で保持することができる。
以下、本発明に関するシャッタ装置の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に関するシャッタ装置の分解斜視図であり、図2は本発明に係わるシャッタ羽根の開放状態を説明する斜視図であり、図3は本発明に係わるシャッタ羽根の閉状態を説明する斜視図であり、図4は図2の要部側面図であり、図5は図3の要部側面図であり、図6は本発明の第2の実施の形態のシャッタ装置の平面図であり、図7は本発明の第2の実施の形態を説明する要部側面図であり、図8は本発明の第2の実施の形態を説明する要部側面図であり、図9は本発明の第2の実施の形態の変形例を説明する要部側面図である。
尚、本発明のシャッタ装置は、シャッタ羽根と絞り羽根との2枚の羽根を有しているが、本発明の実施の形態では、シャッタ羽根側のみを説明して絞り羽根側の説明は省略する。
まず、本発明の第1の実施の形態のシャッタ装置1を図1に基づいて説明すると、最下部には、外形が円形状に形成された下ヨーク2が配設され、この下ヨーク2は、スズメッキ鋼板等の磁性材料で形成されている。
前記下ヨーク2は、中心部に円形状の開口2aが形成されて、略ドーナッツ状の平面部2bが形成されている。
前記開口2aは、後述するベース部材6の円形状の基部6bが嵌合可能な大きさに形成されている。
また、下ヨーク2には、開口2a側に第1吸引爪2cと、この第1吸引爪2cと対向する外周側に第2吸引爪2dと、前記第1吸引爪2cと所定の間隔を有して開口部2a側に第3吸引爪2eと、この第3吸引爪2eと対向する外周側に第4吸引爪2fとが、それぞれ切り曲げ形成されている。
前記第1、第3吸引爪2c、2eは、後述する第1、第2マグネット4、5の内側面と対向する位置に形成されている。
また、第2、第4吸引爪2d、2fは、後述する第1、第2マグネット4、5の外側面と対向する位置に形成されている。
そして、内周側の第1、第3吸引爪2c、2eの高さは、外周側の第2、第4吸引爪2d、2fより高く形成されている。
また、下ヨーク2は、第1、第2吸引爪2c、2dと第3、第4吸引爪2e、2fの対称位置に、それぞれ一対の第5、第6吸引爪2g、2hが切り起こし形成されている。そして、一対の第5吸引爪2gが一対の第6吸引爪2hより高く形成されている。
また、下ヨーク2の平面部2b上で、第1、第2吸引爪2c、2dと第3、第4吸引爪2e、2fとに挟まれた位置には、後述するシャッタ羽根12を回動操作可能なアクチュエータの一部を構成するリンク部材3が配設されている。
前記リンク部材3は、平面視の形状が略円弧状の横長に形成され、横長方向の中央部より若干図示左寄りの位置に、円筒状に突出する回動支持部3aが形成されている。この回動支持部3aには支持孔3eが貫通形成されている。
そして、リンク部材3は、回動支持部3aの図示右端部の一端部3bには、円柱状の羽根駆動ピン3cが所定高さと形寸法で突出形成されている。
また、リンク部材3の表面には、回動支持部3aの図示右側の一端部3b側に第1マグネット4と、回動支持部3aの図示左側の他端部3d側に第2マグネット5とが回動支持部3aから等距離の位置にそれぞれ接着剤等で固着されている。
そして、下ヨーク2の平面部2b上に位置するンク部材3は、第1マグネット4の内周側が下ヨーク2の第1吸引爪2cと対向し、第1マグネット4の外周側が第2吸引爪2dと対向し、第2マグネット5の内周側が下ヨーク2に形成した第3吸引爪2eと対向し、第2マグネット5の外周側が第4吸引爪2fと対向している。
前記第1、24マグネット4、5は、リンク部材3の円弧方向と平行方向に着磁されて、それぞれの左右端部に磁極が形成されている。
例えば、第1マグネット4は、図示右端部がN極に、図示左端部がS極に着磁され、第2マグネット5は、図示右端部がN極に、図示左端部がS極に着磁されている。
また、下ヨーク2の平面部2b上で、第3、第4吸引爪2g、2hに挟まれた位置には、絞り羽根(図示せず)のアクチュエータであるリンク部材(図示せず)が載置されるようになっている。
また、下ヨーク2上には、リンク部材3を介して、樹脂材料からなり、外形が円形状のベース部材6が配設されている。
前記ベース部材6は、中央部に所定の口径の開口部6aを有する略円筒状の基部6bが形成されている。
前記ベース部材6の基部6bは、外径寸法が下ヨーク2の開口2aに嵌合可能な大きさに形成されると共に、第1、第2開放部6c、6dを挟んで基部6bの外側に円形状の外周壁6eが形成されている。
また、ベース部材6の外周壁6eは、第1、第2桟部7、8と、第1、第2連結部9、10とにより基部6bに連結されている。前記第1桟部7の根元部分の上面には、逆ハの字状のコイル位置決め部7a、7aが突出形成されている。
前記第1開放部6cは、第1桟部7と第1連結部9との間に形成され、第2開放部6dは、第1桟部7と第2連結部10との間に形成されている。
また、第2桟部8の両隣には、第3開放部2fと第4開放部2gとが形成されている。
前記第1桟部7の下面には、リンク部材3の回動支持部3aに形成した支持孔3eが嵌合可能な支持突起(図示せず)が形成されている。
そして、第1桟部7の支持突起に支持孔3eを嵌合させたリンク部材3は、第1マグネット4が第1開放部6cに位置すると共に、第2マグネット5が第2開放部6dに位置して、上方に配設された後述する上ヨーク15と所定寸法のギャップを有して対向するようになっている。
そのために、リンク部材3は、第1、第2マグネット4、5の磁力によって、後述する上ヨーク15側に吸引されて、下ヨーク2の平面部2bから所定寸法浮き上がるようになっている。
そして、リンク部材3は、後述するコイル14に対して通電、非通電を行うことにより、第1マグネット4を固着した一端部側と、第2マグネット5を固着した他端部側とが、回動支持部3aを支点として、基部6bに対して接離する方向に回動自在となっている。
更に、リンク部材3は、後述するコイル14への通電、非通電に対応して、第1マグネット4を固着した一端部側と、第2マグネット5を固着した他端部側とが、下ヨーク2の平面部2bに対して接離する方向の上下方向にシーソー動作するようになっている。
また、基部6bおよび第1連結部9のそれぞれの表面には、平坦状で面積の広い羽根支持面11が形成され、この羽根支持面11上に後述するシャッタ羽根12が位置して回動自在になっている。
前記第1開放部6c近傍の羽根支持面11には、後述するシャッタ羽根12を回動自在に支持可能な羽根支持ピン11aが所定の径寸法と高さ寸法で突出形成されている。
前記羽根支持面11上には、開口部6aを開閉可能なシャッタ羽根12が配設されている。前記シャッタ羽根12は、カーボン等の導電性粉末を練り込みした樹脂材料等からなり厚さが略50μmに形成されている
そして、シャッタ羽根12は、図示右側に丸穴状の回動支点部12aと、この回動支点部12aの図示手前側にU字状の係合溝12bと、回動支点部12aから図示左側に延びる開口部6aを遮蔽可能な面積の大きな遮蔽部12cとが形成されている。
前記羽根支持面11上に位置するシャッタ羽根12は、回動支点部12aが羽根支持ピン11aに嵌合支持されると共に、係合溝12bにリンク部材3の羽根駆動ピン3cが係合し、リンク部材3が回動して一端部3b側が基部6bから接離することで、羽根支持ピン11aを支点として遮蔽部12c側が回動して、開口部6aを開閉可能になっている。
また、シャッタ羽根12の回動支点部12aを貫通する羽根支持ピン11aには、所定厚さで横長状のスペーサ13の支持孔13aが嵌合支持されている。
前記スペーサ13は、シャッタ羽根12の回動範囲外の位置のベース部材6の基部6bの上面に位置決めされている。
また、リンク部材3に取り付けられて、第1、第2開放部6c、6dに位置する第1、第2マグネット4、5を跨ぐ上方には、薄板状で略楕円状に巻回されたコイル14が配設されている。
即ち、コイル14は、第1、第2マグネット4、5の両方と対向しており、コイル14に通電することにより、下ヨーク2および後述する上ヨーク15が励磁されるようになっている。
前記コイル14は、略楕円状の内周孔14aがベース部材6の第1桟部7上に形成したコイル位置決め部7a、7aに嵌合して位置決め可能になっている。
このようなコイル14は、フレキシブル基板(図示せず)に接着剤等で固着されて外部からコイル14に通電可能になっている。
また、コイル14およびシャッタ羽根12上には、スズメッキ鋼板等の磁性材料からなる上ヨーク15が配設されている。
前記上ヨーク15には、ベース部材6の開口部6aが対向する位置が略楕円状に開放されて開放孔15aが形成されている。
そして、開放孔15aには、リンク部材3の羽根駆動部ピン3cがガタ係合するU溝15bが形成され、リンク部材3が回動すると、羽根駆動ピン3cがU溝15b内を移動可能になっている。
また、開放孔15aには、羽根支持ピン11aも位置するようになっている。
このような構成の本発明の第1の実施の形態のシャッタ装置1の組立は、下ヨーク2の互いに対向する第1、第2吸引爪2c、2d間と第3、第4吸引爪2e、2f間の平面部2b上に第1、第2マグネット4、5を固着したリンク部材3を載置する。
次ぎに、リンク部材3上からベース部材6をかぶせると、リンク部材3の回動支持部3aが第1桟部7の支持部(図示せず)に係合する、
同時に、ベース部材6は、基部6bが下ヨーク2の第1、第3吸引爪2c、2eと対向すると共に、外周壁6eが第2、第4吸引爪2d、2fと対向して位置決めされる。
すると、第1、第2開放部6c、6dに第1、第2マグネット4、5が位置して、リンク部材3が、回動支部3aを支点として、一端部3b側と他端部3d側とが基部6bに接離する方向に回動可能になる。
また、同時に、一端部3b側と他端部3d側とが下ヨーク2から接離する方向の上下方向にシーソ動作するようになる。また、リンク部材3の一端部3b側に形成した羽根駆動ピン3cは、第1開放部6cを挿通して羽根支持面11から上方に突出する。
次ぎに、シャッタ羽根12の回動支点部12aをベース部材6の突起状の羽根支持ピン11aに嵌合させると共に、U字状の係合溝12bをリンク部材3の羽根駆動ピン3cに係合させる。
すると、シャッタ羽根12の遮蔽部12cが羽根支持面11上に位置して、開口部6aを閉じる方向に回動可能となる。
次ぎに、第1桟部7に形成したコイル位置決め部7aにコイル14の内周孔14aを嵌合させることで、FPC(図示せず)に取り付けたコイル14を位置決めする。
その後、コイル14とシャッタ羽根12の上から上ヨーク15をかぶせると、開放孔15aに羽根支持ピン11aが位置すると共に、U溝15bにリンク部材3の羽根駆動ピン3cが位置する。
そして、下ヨーク2および上ヨーク15をベース部材6の外周壁6eに接着剤等で固着することにより、本発明のシャッタ装置1が組み立てられている。
このように組み立てられた本発明のシャッタ装置1の動作を説明すると、まず、コイル14に対して非通電状態におけるリンク部材3は、図1に示す回動支持部3aを支点として反時計回り方向に回動して、第1マグネット4を固着した一端部3b側が基部6bに接近していると共に、第2マグネット5を固着した他端部3d側が基部6bから離れる方向に回動している。
この時のシャッタ羽根12は、開口部6aを開放した開放状態になっている。
前記リンク部材3の一端部3b側が基部6bに接近しているときは、第1マグネット4の内側面が第1吸引爪2cに接近して、第2マグネット5の外側面が第4吸引爪2fに接近している。
そして、第1吸引爪2cは、第4吸引爪2dより高く形成されているので、第1マグネット4が高さの高い第1吸引爪2cに吸引されて、一端部3b側が下ヨーク2から離間して上昇している。
逆に、リンク部材3の他端部3d側は、第2マグネット5が高さの低い第4吸引爪2fに吸引されて、他端部3d側が降下している。
即ち、コイル14に対して非通電時におけるリンク部材3は、図4に示すように、回動支持部3aを支点として一端部3b側が上昇して上ヨーク15に接近すると共に、他端部3d側が下ヨーク2降下して下ヨーク2に接近した右肩上がりの第1の姿勢となる。
この第1の姿勢の時のリンク部材3は、一端部3bがベース部材6の裏面側に形成した規制部(図示せず)に当接すると共に、他端部3dが下ヨーク2に当接しているので、リンク部材3の回動負荷を大きくすることができる。
そのために、シャッタ羽根12が開放状態でリンク部材3が第1の姿勢の時に、外部から衝撃等が加わったとしても、リンク部材3の動きが規制されて、開放状態のシャッタ羽根12の動きを規制できるようになっている。即ち、シャッタ羽根12の耐衝撃特性を向上できる。
次ぎに、リンク部材3が図4に示す第1の姿勢の時に、コイル14に一方向の電流を通電すると、下ヨ−ク2と上ヨーク15とが励磁されて、下ヨーク2の第1吸引爪2cと第1マグネット4とが互いに反発する反発力が働くと共に、高さの低い第2吸引爪2dに対して第1マグネット4を吸引する吸引力が働く。
同時に、第4吸引爪2fと第2マグネット5とが互いに反発する反発力が働くと共に、高さの高い第3吸引爪2eに対して第2マグネット5を吸引する吸引力が働く。
このことにより、リンク部材3は、図1において回動支持部3aを支点として時計回り方向に回動して、一端部3b側が基部6bから離間すると共に、他端部3d側が基部6bに接近する方向に回動する。
同時に、リンク部材3は、右肩上がりの第1の姿勢からシーソ動作して、一端部3b側が下ヨーク2に接近すると共に、他端部3d側が下ヨーク2から離間して上ヨーク15に接近して図5に示すような、右肩下がりの第2の姿勢となる。
前記リンク部材3が第2に姿勢になることで、シャッタ羽根12が開口部6aを閉じた閉状態になりシャッタ動作が行われる。
また、第1の姿勢から第2の姿勢にシーソ動作する間、および第2の姿勢から第1の姿勢にシーソ動作する間のリンク部材3は、一端部3bおよび他端部3dが何処にも接しない自由状態となっている。
そのために、シーソ動作中のリンク部材3は、回動負荷が小さくなって高速で回動させることができ、シャッタ羽根12のシャッタスピードの高速化が可能である。また、リンク部材3の回動負荷が小さくなることで、コイル14に通電する電力の省電力化が可能になる。
前記リンク部材3が第1の姿勢から第2の姿勢にシーソ動作することで、羽根駆動ピン3cが斜めになったとしても、羽根駆動ピン3cが係合するシャッタ羽根12の係合溝12bがU字状になっているので、シャッタ羽根12の回動操作およびリンク部材3の回動には支障にならないようになっている。
次ぎに、リンク部材3が時計回り方向に回動して、シャッタ羽根12が開口部6aを閉じるた状態で、コイル14への通電方向を逆にすることにより、リンク部材3は、反時計回り方向に回動して、シャッタ羽根12が開口部6aを開放した初期状態に復帰する。
そして、シャッタ羽根12が開口部6aを開放した初期状態になると、コイル14への通電が解除されて非通電状態となる。このことによりに、リンク部材3は、第1の姿勢となって回動負荷が大きくなり、外部から衝撃が加わっても動きが規制される。
また本発明のシャッタ装置の第2の実施の形態は、図6に示すように、リンク部材3に固着した第1マグネット4の上面と対向する位置の上ヨーク15を第1マグネット4側に所定高さ突き出して第1突起部15cが形成されている。
前記第1突起部15cは、リンク部材3が第1の姿勢となってシャッタ羽根12が開口部6aを開放した状態となっている時の第1マグネット4と対向する位置に形成されている。
また、リンク部材3に固着した第2マグネット5の上面と対向する位置の上ヨーク15を第2マグネット5側に所定高さ突き出して第2突起部15dが形成されている。前記第2突起部15dは、リンク部材3が第2の姿勢となって、シャッタ羽根12が開口部6aを閉じた状態となっている時の第2マグネット5と対向する位置に形成されている。
このような、上ヨーク15に第1、第2突起部15c、15dを形成することにより、シャッタ羽根12が開放状態および閉状態でのリンク部材3を、図7、図8に示すように、確実に第1の姿勢および第2の姿勢に傾斜させて、リンク部材3の動きを規制することができる。
即ち、本発明の第2の実施の形態は、リンク部材3の第1、第2マグネット4、5と対向する位置に第1、第2突起部15c、15dを形成している。
尚、本発明では、第1、第2マグネット4、5の両方と対向する上ヨーク15に2個の突起部15c、15dを形成したもので説明したが、リンク部材3が第1の姿勢の時でシャッタ羽根12が開口部6aを開放した時の第1マグネット4と対向する位置の1箇所に形成した第1突起部15cだけでも良い。
即ち、リンク部材3が下ヨーク及び上ヨークに対して平行状態となった時の第1、第2マグネットと上ヨークとの間に形成されるギャップは、少なくとも第2マグネット5側より第1マグネット4側が小さくなっている。
そのために、コイル14に非通電時のリンク部材3は、第1突起部15cに第1マグネット4が吸引して、確実に第1の姿勢の傾斜状態とすることができる。 このような第2の実施の形態における下ヨーク2は、第1吸引爪2c、2eと第2吸引爪2d、2fの高さが同じでも良い。
また、第2の実施の形態の変形例として、図9に示すように、上ヨーク15に突起部15c、5dを形成しないで、第1マグネット4を固着する部分のリンク部材3の厚さ寸法Aを、第2マグネット5を固着する部分の厚さ寸法Bより厚くしたものでも良い。
このようにすることにより、上ヨーク15と第1、第2マグネット4、5との間のギャップを、第1マグネット4側が小さくなり、コイル14に非通電時のリンク部材3は、第1マグネット4の吸引力で上ヨーク15側に吸引されて、確実に第1の姿勢とすることができる。
また、図示は省略するが、第3の実施の形態として、第1マグネット4の磁力を第2マグネット5より強くしたものでも良い。
このような、第1マグネット4の磁力を第2マグネット5より強くすることにより、コイル14に非通電時のリンク部材3は、磁力の強い第1マグネット4の吸引力で上ヨーク15側に吸引されて、確実に第1の姿勢とすることができる。
更に、図示は省略するが、第4の実施の形態として、リンク部材3の回動支持部3aの位置を、一端部3b寄りにずらしたものでも良い。
前記回動支部部3aの位置を一端部3b寄りにずらすことにより、リンク部材3に図示右肩上がりのモーメントが常に働いて、コイル14に非通電時のリンク部材3は、第1マグネット4側が上ヨーク15側に吸引されて、確実に第1の姿勢とすることができる。
尚、本発明の実施の形態の説明では、シャッタ羽根12のアクチュエータであるリンク部材3の動作を説明したが、絞り羽根(図示せず)の同じようなリンク部材を有するアクチュエータによって開口部6aを開閉可能になっている。
本発明の第1の実施の形態に関するシャッタ装置の分解斜視図である。 本発明に係わるシャッタ羽根の開放状態を説明する斜視図である。 本発明に係わるシャッタ羽根の閉状態を説明する斜視図である。 図2の要部側面図である。 図3の要部側面図である。 本発明の第2の実施の形態のシャッタ装置の平面図である。 本発明の第2の実施の形態を説明する要部側面図である。 本発明の第2の実施の形態を説明する要部側面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例を説明する要部側面図である。 従来のシャッタ装置の分解斜視図である。
符号の説明
1 本発明のシャッタ装置
2 下ヨーク
2a 開口
2b 平面部
2c 一方の第1吸引爪
2d 一方の第2吸引爪
2e 他方の第1吸引爪
2f 一方の第2吸引爪
3 リンク部材
3a 回動支持部
3b 一端部
3c 羽根駆動部ピン
3d 他端部
4 第1マグネット
5 第2マグネット
6 ベース部材
6a 開口部
6b 基部
6c 第1開放部
6d 第2開放部
6e 外周壁
7 第1桟部
7a コイル位置決め部
9 第1連結部
10 第2連結部
11 羽根支持面
11a 羽根支持ピン
12 シャッタ羽根
12a 回動支点部
12b 係合溝
12c 遮蔽部
13 スペーサ
14 コイル
15 上ヨーク
15c 第1突起部
15d 第2突起部

Claims (10)

  1. 所定の口径の開口部が形成された基部を有するベース部材と、このベース部材のシャッタ支持部に支持されて前記開口部を開閉可能なシャッタ羽根と、前記開口部を開閉する方向に前記シャッタ羽根を回動操作可能なリンク部材と、前記シャッタ羽根及び前記リンク部材を所定の隙間を有して挟持した磁性材料からなる板状の上ヨークと下ヨークとを備え、
    前記リンク部材は、前記ベース部材に形成したリンク支持部に回動支持部が支持されて前記回動支持部を支点として一端部側と他端部側とが前記ベース部材の基部に対して接離する方向に回動自在となっていると共に、前記一端部側と前記他端部側とが前記上ヨークおよび前記下ヨークに対して接離する方向にシーソ動作可能になっており、前記シャッタ羽根は、前記リンク部材の回動に連動して前記開口部を開閉可能になっており、前記リンク部材には、前記一端部側に第1マグネットと、前記他端部側に第2マグネットとが配設され、前記第1、第2マグネットを跨ぐ上方には、コイルが配設され、
    前記コイルに対して非通電時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記上ヨークに接近すると共に前記他端部側が前記下ヨークに接近した第1の姿勢になり、この第1の姿勢の時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記基部に接近すると共に前記他端部側が前記基部から離間して、前記シャッタ羽根が前記開口部を開放した状態となることを特徴とするシャッタ装置。
  2. 前記リンク部材は、前記コイルに対して通電するとシーソ動作して前記第1の姿勢から変位し、前記一端部側が前記上ヨークから離間して前記下ヨークに接近すると共に前記他端部側が前記下ヨークから離間して前記上ヨークに接近した第2の姿勢になり、この第2の姿勢の時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記基部から離間すると共に前記他端部側が前記基部に接近して、前記シャッタ羽根が前記開口部を閉じた状態となることを特徴とする請求項1記載のシャッタ装置。
  3. 前記第1の姿勢にある時の前記リンク部材は、前記一端部側が前記ベース部材に当接可能になっていると共に前記他端部側が前記下ヨークに当接可能になっていることを特徴とする請求項2記載のシャッタ装置。
  4. 前記ベース部材の前記リンク支持部は、前記基部から外側に延びる桟部に形成されて、前記リンク部材の前記回動支持部を前記回動自在および前記シーソ動作自在に支持可能になっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシャッタ装置。
  5. 前記下ヨークは、外形が前記ベース部材と同じに形成されて中央部に開口を有し、前記第1、第2マグネットのそれぞれの内側面と対向するように前記開口の一部を切り起こして一対の第1吸引爪を形成し、前記第1、第2マグネットのそれぞれの外側面と対向する位置の前記下ヨ−クの外周の一部を切り起こして一対の第2吸引爪を形成し、前記第1吸引爪の高さを前記第2吸引爪より高くしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシャッタ装置。
  6. 前記リンク部材が前記下ヨーク及び前記上ヨークに対して平行状態となった時の前記第1、第2マグネットと前記上ヨークとの間に形成されるギャップは、少なくとも前記第2マグネット側より前記第1マグネット側が小さくなっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシャッタ装置。
  7. 前記第1マグネットの上面と対向する位置の前記上ヨークを前記第1マグネット側に所定寸法突き出し形成して前記第1マグネット側の前記ギャップを小さくしたことを特徴とする請求項6記載のシャッタ装置。
  8. 前記リンク部材は、前記第1マグネットを固着する部分の厚さを前記第2マグネットを固着する部分の厚さより厚くして、前記第1マグネット側の前記ギャップを小さくしたことを特徴とする請求項7記載のシャッタ装置。
  9. 前記リンク部材の前記第1マグネットは、磁力を前記第2マグネットより強くしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシャッタ装置。
  10. 前記リンク部材の前記回動支持部を、前記一端部寄りの位置にずらしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシャッタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011065074A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Tricore Corp カメラ用シャッタ
JP2019101154A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 日本電産コパル株式会社 羽根駆動装置

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