JP2006200262A - ドア施解錠制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ドア施解錠制御装置の事前認証機能部の中央処理装置は、事前認証方式のキーレスオペレーションに係る禁止条件が成立すると起動信号の出力を停止し(S12、S16)、これにより事前認証方式のキーレスオペレーションが禁止され、不必要なドアの施解錠が防止される。
【選択図】 図4
Description
請求項3記載の発明では、車外に返信要求信号を送信する送信機と、送信機からの返信要求信号を受信したときID情報を含む返信信号を出力する携帯機と、携帯機からの返信信号を受信する受信機と、受信機により受信された返信信号に基づいてID照合を行ってドア施解錠を制御するドア施解錠制御部とを有するドア施解錠制御装置において、操作者による所定の操作およびドアの開状態が検出されたとき、ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止する。
請求項6記載の発明では、ドア施解錠制御部によるID照合を禁止することにより、ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止する。
請求項6記載の発明では、ドア施解錠制御部によるID照合を禁止することにより、ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止するので、不要なドア施解錠を確実且つ容易に防止することができる。
図1及び図2に示すように、本実施形態のドア施解錠制御装置は、車載ユニット10と運転者等の乗員が携帯可能な携帯機30とを備え、事前認証方式のキーレスオペレーションおよびスイッチングによる直接入力機能を有する直接入力方式のキーレスオペレーションを行うものとなっている。
ステアリングロックアッセンブリ16は、ステアリングハンドルをロックするためのステアリングロックユニット17と、運転者などが操作可能なプッシュスイッチ(イグニッションノブ)18と、携帯機30に内蔵されたメカニカルキー(図示略)が車両の図示しないキーシリンダ(鍵穴)に挿入されたことを検知するキー挿入スイッチ19とを有している。
更に、メインECU11には車両用多重通信システムを介して車両ECU40が接続され、車両ECU40にはドアロックアクチュエータ41、エンジン42などが接続されている。
ここでは、ドア施解錠制御装置は、直接入力方式のキーレスオペレーションシステムとして機能しており、携帯機30を携帯した運転者などのドア操作者が車両に近づき、図1に破線の円で示す車室外検出エリア(ドアハンドルから半径約1m)に入ってアウタドアハンドル(直接入力部)に触れると、起動入力スイッチとしてのドアハンドルスイッチ12がオンとなり、ドア解錠要求操作検知信号(照合確認ルーチン起動信号)がメインECU11の起動入力端子に入力される。この結果、起動信号が入力されたことが、図3に示す照合確認ルーチンのステップS1において判別される。
また、双方のIDコードが一致すると、メインECU(ドア施解錠制御部)11から車両ECU40を介してドアロックアクチュエータ41にドアロック解除信号(ドア解錠制御信号)が送出され(ステップS4)、これにより全てのドアのロックが解除される(ドア解錠制御)。
また、携帯機30を携帯した運転者がドアを開いて車室内に入り、ステアリングロックアッセンブリ16のイグニッションノブ(プッシュスイッチ)18を押すと、携帯機30とメインECU11が双方向通信を行い、IDコードが一致すればイグニッションノブ18のロックが解除される。そして、運転者がイグニッションノブ18を回すと、メインECU11から車両ECU40に制御信号が送出され、車両ECU40の制御下でエンジン42がスタートする。すなわち、メカニカルキーをキーシリンダに差し込まなくとも、イグニッションノブ18の操作によりエンジンを始動することができる。なお、イグニッションノブ18をACC位置に戻すと、エンジンが停止する。その後、携帯機30を携帯した運転者などがイグニッションノブ18をロックしてから降車してドアを閉じ、次いでドアアウタパネルのロックスイッチ13を押すと、車載ユニット10との間で自動照合が行われ、照合が取れればドアがロックされる。
本実施形態では、操作者が直接入力方式によるドア施錠条件を故意に満たさないような所定の操作を行ってエラーを発生させたときに、禁止条件が成立するようにしている。直接入力方式によるドア施錠条件は、例えば、「ID照合成立」、「全ドア閉」、「イグニッションノブ18がロック位置にあり、メカニカルキーがセットされていない」、「携帯機30が車内にない」という4つの要件が同時に成立したときに成立するが、本実施形態では、操作者がドアを半ドア状態(広義にはドア開状態)にすると共にロックスイッチ13を押圧操作した場合に、自動施解錠方式のキーレスオペレーションに係る禁止条件の成立(直接入力方式によるドア施錠条件の不成立)を判別するものになっている。そして、禁止条件が成立すると、スイッチ素子123からの起動信号の出力(ひいては事前認証方式のキーレスオペレーション)を停止させ、これにより自動施解錠方式のキーレスオペレーションによる不要なドアの施解錠を禁止する。
例えば、上記実施形態では、メインECU11、車両ECU40、ステアリングロックアッセンブリ16、ドアロックアクチュエータ41などを備え、ID認証がとれた場合にドアロックおよびステアリングロックを解除すると共にエンジンを始動可能なようにドア施解錠制御装置を構成したが、本発明のドア施解錠制御装置をこの様に構成することは必須ではない。例えば、メインECU11にドアロックアクチュエータ41を接続した構成とし、ID認証がとれた場合にメインECU11からのアンロック信号によりドアロックアクチュエータ41を作動させてドアロックを解除するようにしても良い。
10A トリガ入力方式の自動暗号照合機構部
10B 事前認証機能部
11 メインECU
12 ドアハンドルスイッチ
13 ロックスイッチ
14 車室内送信アンテナ
15 車室外送信アンテナ
20、30 バッテリ
22 ドアスイッチ
30 携帯機
41 ドアロックアクチュエータ
111、302 RFアンテナ
112 RF受信回路
113 LF送信回路
121 CPU
122 タイマ
123 スイッチ素子
303 RF送信回路
304 LFアンテナ
305 LF受信回路
Claims (6)
- 携帯機を携帯した乗員が車両の近くにいるときにID照合を行ってドア施解錠を制御するドア施解錠制御部を有したドア施解錠制御装置において、
ドアの開閉状態を検出するドア開閉状態検出手段と、
操作者により所定の操作が行われたことが検出されると共に前記ドア開閉状態検出手段によりドアが開状態であることが検出されたとき、前記ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止するドア施解錠禁止手段と
を備えることを特徴とするドア施解錠制御装置。 - 前記携帯機はID情報を含む送信信号を常に送信し、前記送信信号を受信する受信機が車両側に設けられ、前記ドア施解錠制御部は、前記受信機により受信された前記送信信号に基づいてID照合を行うことを特徴とする請求項1に記載のドア施解錠制御装置。
- 車両に設けられ車外に返信要求信号を送信する送信機と、
前記送信機からの前記返信要求信号を受信したとき、ID情報を含む返信信号を返信する携帯機と、
車両に設けられ前記携帯機からの返信信号を受信する受信機と、
前記受信機により受信された前記返信信号に基づいてID照合を行い、ドア施解錠を制御するドア施解錠制御部とを有するドア施解錠制御装置において、
ドアの開閉状態を検出するドア開閉状態検出手段と、
操作者により所定の操作が行われたことが検出されると共に前記ドア開閉状態検出手段によりドアが開状態であることが検出されたとき、前記ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止するドア施解錠禁止手段と
を備えることを特徴とするドア施解錠制御装置。 - 車両に設けられ車外に返信要求信号を送信する送信機と、
車両に設けられ操作者によるドア解錠要求操作を検知する検知手段と、
前記検知手段により操作者のドア解錠要求操作を検知したとき、前記送信機から返信要求信号を送信させる第1送信制御部と、
前記操作者のドア解錠要求操作に拘わらず前記送信機から返信要求信号を送信させる第2送信制御部と、
前記送信機からの前記返信要求信号を受信したとき、ID情報を含む返信信号を出力する携帯機と、
車両に設けられ前記携帯機からの返信信号を受信する受信機と、
前記受信機により受信された前記返信信号に基づいてID照合を行い、ドア施解錠を制御するドア施解錠制御部とを有するドア施解錠制御装置において、
ドアの開閉状態を検出するドア開閉状態検出手段と、
操作者により所定の操作が行われたことが検出されると共に前記ドア開閉状態検出手段によりドアが開状態であることが検出されたとき、前記ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止するドア施解錠禁止手段と
を備えることを特徴とするドア施解錠制御装置。 - 前記ドア施解錠禁止手段は、前記送信機からの返信要求信号の送信を禁止することにより、前記ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止することを特徴とする請求項3または4に記載のドア施解錠制御装置。
- 前記ドア施解錠禁止手段は、前記ドア施解錠制御部によるID照合を禁止することにより、前記ドア施解錠制御部によるドア施解錠を禁止することを特徴とする請求項3または4に記載のドア施解錠制御装置。
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JP2005014435A JP4479905B2 (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | ドア施解錠制御装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012044846A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Tokai Rika Co Ltd | プラグロック装置 |
CN102087760B (zh) * | 2009-12-04 | 2013-01-02 | 以勤科技股份有限公司 | 芯片认证干扰系统 |
-
2005
- 2005-01-21 JP JP2005014435A patent/JP4479905B2/ja active Active
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