JP2006199303A - 口栓付包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、医療医薬、食品の分野において、包装袋を構成する積層フィルムに特別な異形のシール形状を施すことがなく、更には特別な包装形状とすることなく形状に制約を受けずに、注水口部と注出口部を備える包装袋を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水口から注水することにより内容物を希釈し、注出口にカテーテルなどのゴム製チューブを繋いで輸液や栄養剤を体内に投与するために好適に用いられる口栓付包装袋を提供する。
【解決手段】注水口部と注出口部を備え、その注出口部の注出口から内容物を注出する口栓付包装容器であって、前記注水口部の注水口キャップ部には吊り下げ部と、前記注出口部の注出口には注出口キャップ部とを具備することを特徴とする口栓付包装袋である。
【選択図】図1
【解決手段】注水口部と注出口部を備え、その注出口部の注出口から内容物を注出する口栓付包装容器であって、前記注水口部の注水口キャップ部には吊り下げ部と、前記注出口部の注出口には注出口キャップ部とを具備することを特徴とする口栓付包装袋である。
【選択図】図1
Description
本発明は、医療医薬、食品の分野において、注水口部と注出口部を備える包装袋の吊り下げ部を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水口から注水することにより内容物を希釈し、注出口にカテーテルなどのゴム製チューブを繋いで輸液や栄養剤を体内に投与するために好適に用いられる口栓付包装袋に関する。
従来より、輸液や栄養剤などの注出口にゴム製チューブをつないで体内に薬剤を投与する口栓付包装袋は、積層包装フィルムの端縁部に注水口と注出口を設け、注出口の相対する位置の積層包装フィルムのヒートシール部に貫通孔(パンチ穴)を施すことで吊り下げ部を形成していた。
そのため、積層包装フィルムの形状により吊り下げ部の位置が限定されたり、貫通孔の穴の大きさを確保するために異形シールを施したり、貫通孔の穴が小さくて引っかける際のハンドリングが悪いなどの問題点があった。
更には、貫通孔(パンチ穴)の位置ずれなどによりレトルト時の液漏れや、吊り下げ時に貫通孔の破損により包装袋の落袋が見られた。
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであり、医療医薬、食品の分野において、包装袋を構成する積層フィルムに特別な異形のシール形状を施すことがなく、更には特別な包装形状とすることなく形状に制約を受けずに、注水口部と注出口部を備える包装袋を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水口から注水することにより内容物を希釈し、注出口にカテーテルなどのゴム製チューブを繋いで輸液や栄養剤を体内に投与するために好適に用いられる口栓付包装袋を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、すなわち、請求項1の発明は、注水口部と注出口部を備え、その注出口部の注出口から内容物を注出する口栓付包装容器であって、
前記注水口部の注水口キャップ部には吊り下げ部と、前記注出口部の注出口には注出口キャップ部とを具備することを特徴とする口栓付包装袋である。
前記注水口部の注水口キャップ部には吊り下げ部と、前記注出口部の注出口には注出口キャップ部とを具備することを特徴とする口栓付包装袋である。
請求項2の発明は、前記注水口部は、吊り下げ部を付設された注水口キャップ部、インナーシール部、スパウト部からなることを特徴とする請求項1記載の口栓付包装袋である。
請求項3の発明は、前記注出口キャップ部には注出口部の注出口に嵌合可能な突起部が付設されており、前記注出口をその突起部にて再封止可能なことを特徴とする請求項1または2記載の口栓付包装袋である。
請求項4の発明は、前記吊り下げ部と注出口キャップ部が一体成形されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の口栓付包装袋である。
請求項5の発明は、請求項1〜4いずれか1項に記載の口栓付包装袋が、レトルト(加熱加圧)用包装袋であることを特徴とする口栓付包装袋である。
本発明の口栓付包装袋を構成する積層フィルムに特別な異形のシール形状を施すことがなく、更には特別な包装形状とすることなく形状に制約を受けずに、注水口部と注出口部を備える包装袋に吊り下げ部を形成することができる。包装袋を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水、注出作業を行うことができる。また、注水作業後注水口キャップ部を注水口にリキャップ(再封止)し、吊り下げが可能であり、ハンドリングの面でも非常に優れている。
本発明の口栓付包装袋は、医療医薬、食品の分野において、包装袋の吊り下げ部を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水口から注水することにより内容物を希釈し、注出口にカテーテルなどのゴム製チューブを繋いで輸液や栄養剤を体内に投与するための包装袋として好適に用いられる。
本発明の口栓付包装袋は、廃棄時、注出口を吊り下げ部に通すことでゴミの減容化が可能である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について具体的に説明する。図1は、4方製袋品の短辺部に注水口部、注出口部を設けた本発明の口栓付包装袋の一例を示す正面図である。図2は、4方製袋品の角部に注水口部、注出口部を設けた本発明の口栓付包装袋の他の例を示す正面図である。図3は、注水操作時の注水口部拡大図である。図4は、注出操作時の注出口部拡大図である。
本発明の一例としての口栓付包装袋1aは、四方製袋の短辺部の一辺に注水口部12の注水口2を他方の一辺に注出口部13の注出口3を備え、その他長辺部は熱融着層どうしがヒートシールされヒートシール部8を形成し袋形状をなしている。注出口3と注水口2は対向する位置に設けられており、注水口キャップ部4に一体成形されて付設されている吊り下げ部4aが吊り下げフック等に吊り下げることができる。注出口部13の注出口キャップ部7はねじ切った反対側に突起部11を設けており、その突起部11は注出口3と嵌合することでリクローズ(再封止)が可能となる。更に、切り取られた注出口キャップ部7は脱落防止、紛失防止のため連結部10を介して、注出口3部材と繋がっている。
本発明の他の例としての口栓付包装袋1bは、図2に示すように、注水口部12の注水口2が長辺部と短辺部の交点角部に設けられており、対向する位置に注出口部13の注出口3が設けられている構成からなるものである。
図3は、注水操作時の注水口部12の拡大図であり、注水する際には吊り下げ部4aが付設されている注水口キャップ部4を外し、インナーシール部5を剥離し、所望の容器15で注水作業を行う。使用したインナーシール部5は廃棄するが、吊り下げ部4aが付設されている注水口キャップ部4は注水作業後にリキャップする。インナーシール部5はレトルトなどの加熱加圧処理をする際の密封性を付与するためのものである。
図4は、注出時の注出口部13の拡大図であり、注出口キャップ部7を注出口3よりねじり切り、それによって開口した注出口3にカテーテル9のようなゴム状チューブをつなげる。カテーテルをつなげた後、吊り下げ部(図示せず)を吊り下げフック等に吊り下げ内容物の自重により内容物を注出し体内に投与する。
本発明の口栓付包装袋は、レトルト(加熱加圧)用包装袋として使用される。そして、医療医薬、食品の分野において、包装袋を構成する積層フィルムに特別な異形のシール形
状を施すことがなく、更には特別な包装形状とすることなく形状に制約を受けずに、包装袋を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水口側から注水することにより内容物を希釈し、注出口にカテーテルなどのゴム製チューブを繋いで輸液や栄養剤を体内に投与するために好適に用いられる
本発明の口栓付包装袋をレトルト(加熱加圧)用包装袋として使用する場合は、包装袋を構成する積層フィルムはレトルト耐性を有する材料からなるものであれば特に限定されず、一般に包装分野で使用されるレトルト耐性を有する積層フィルムが使用される。
状を施すことがなく、更には特別な包装形状とすることなく形状に制約を受けずに、包装袋を吊り下げフックなどに吊り下げて、注水口側から注水することにより内容物を希釈し、注出口にカテーテルなどのゴム製チューブを繋いで輸液や栄養剤を体内に投与するために好適に用いられる
本発明の口栓付包装袋をレトルト(加熱加圧)用包装袋として使用する場合は、包装袋を構成する積層フィルムはレトルト耐性を有する材料からなるものであれば特に限定されず、一般に包装分野で使用されるレトルト耐性を有する積層フィルムが使用される。
1a、1b:口栓付包装袋
2:注水口
3:注出口
4:注水口キャップ部
4a:吊り下げ部
5:インナーシール部
6:スパウト部
7:注出口キャップ部
8:ヒートシール部
9:カテーテル
10:連結部
11:突起部
12:注水口部
13:注出口部
14:内容物
15:容器
2:注水口
3:注出口
4:注水口キャップ部
4a:吊り下げ部
5:インナーシール部
6:スパウト部
7:注出口キャップ部
8:ヒートシール部
9:カテーテル
10:連結部
11:突起部
12:注水口部
13:注出口部
14:内容物
15:容器
Claims (5)
- 注水口部と注出口部を備え、その注出口部の注出口から内容物を注出する口栓付包装容器であって、
前記注水口部の注水口キャップ部には吊り下げ部と、前記注出口部の注出口には注出口キャップ部とを具備することを特徴とする口栓付包装袋。 - 前記注水口部は、吊り下げ部を付設された注水口キャップ部、インナーシール部、スパウト部からなることを特徴とする請求項1記載の口栓付包装袋。
- 前記注出口キャップ部には注出口部の注出口に嵌合可能な突起部が付設されており、前記注出口をその突起部にて再封止可能なことを特徴とする請求項1または2記載の口栓付包装袋。
- 前記吊り下げ部と注水口キャップ部が一体成形されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の口栓付包装袋。
- 請求項1〜4いずれか1項に記載の口栓付包装袋が、レトルト(加熱加圧)用包装袋であることを特徴とする口栓付包装袋。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010040A JP2006199303A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 口栓付包装袋 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005010040A JP2006199303A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 口栓付包装袋 |
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Publication Number | Publication Date |
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-
2005
- 2005-01-18 JP JP2005010040A patent/JP2006199303A/ja active Pending
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