JP2006198985A - 建材用滑り止めフィルム。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリエステルあるいはポリカーボネートもしくは塩化ビニール製の樹脂フィルム1表面に紫外線硬化樹脂製の凸状滑り止め部3を直接あるいは紫外線硬化樹脂製の加飾層部を経て印刷して形成する。
【選択図】図1
Description
かかるシートでは、印刷層を固定するために、樹脂シート上に熱溶融型接着剤層を設けなければならず、そのための製造工程が必要であるばかりか厚さが薄い100μm以下の樹脂シートや熱に弱い樹脂シートは使えないという制限が発生している。
そして、樹脂シートが厚すぎると丸い手摺り等の対象物品への止着後、樹脂シートの硬さのため剥離したり引っ掛かりができ、端からめくれて剥がれる要因になる。
1.ポリエステルあるいはポリカーボネートもしくは塩化ビニール製の樹脂フィルム表面に紫外線硬化樹脂製の凸状滑り止め部を印刷して形成してあることを特徴とする。
2.ポリエステルあるいはポリカーボネートもしくは塩化ビニール製の樹脂フィルム表面に紫外線硬化樹脂製の加飾層部を印刷して形成し、この加飾層部表面に紫外線硬化樹脂製の凸状滑り止め部を印刷して形成してあることを特徴とする。
3.前記した1または2において、樹脂フィルム厚さが100μm以下で、凸状滑り止め部高さが0.5〜1mmであることを特徴とする。
4.前記した1〜3のいずれかにおいて、凸状滑り止め部あるいは加飾層部が紫外線硬化樹脂中に無機物微粒子や有機物微粒子を含んでいることを特徴とする。
5.前記した1〜4のいずれかにおいて、凸状滑り止め部あるいは加飾層部がスクリーン印刷により形成されていることを特徴とする。
この加飾層部は、樹脂フィルムの表面にオフセット印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷等により印刷され、イラストや文字を表示し、その上に凸状滑り止め部を形成するようにしてもよい。これにより、滑り止めシールの性能を低下することなく、各種のデザインのバリエーションを確保できることになる。
スクリーン印刷に用いるスクリーン版は紗と乳剤によって構成されているが、凸状滑り止め部を厚くするために紗の材質とメッシュ数および乳剤の厚みを選定しなければならない。紗の材質は、テトロン、ナイロン、ステンレスが用いられ、メッシュ数は50〜150メッシュであればよい。50メッシュ以下の紗は市販されてなく、150メッシュ以上ではインキの通過体積が少なくなり厚膜の凸状滑り止め部を形成することが困難となる。乳剤の厚みは0.2〜0.6mm程度の厚さになる。
B.請求項2により、第2には、樹脂フィルムが厚さの薄いものや熱に弱いものであってもよいので滑り止めの対象物制限が少なくて済み、建材用の滑り止め部材として手摺りや階段や浴室の床面等に有用で汎用性に富み、しかも、適宜のイラスト等を表示可能な加飾層部と凸状滑り止め部との組み合わせによりデザインバリエーションが豊富である。
C.請求項3により、さらに、階段等の平坦面はもとより手摺り等の曲面さらには角にもなじむ加工性および滑り止め性がよい。
D.請求項4により、さらに、適宜の色彩デザインに装飾し得て意匠性が高い。
E.請求項5により、さらに、製造コストが安価である。
樹脂フィルム1裏面には木や金属に高い接着力を持つ接着層4を塗布し、この接着層4に剥離紙5が剥がし可能に貼り合わされている。
凸状滑り止め部3は、頂点が曲面状の半球状に形成してあり、触りごこちがよく、掌にしっかりフィットし、滑り止め効果を発揮する。
樹脂フィルム1裏面には木や金属やタイル等に高い接着力を持つ接着層4を塗布し、この接着層4に剥離紙5が剥がし可能に貼り合わされている。
凸状滑り止め部3は、頂点が平坦で周縁に角がある台錐形状に形成してあり、素足で痛くなく、確かなグリップ感を生み、耐久性を併せ持つ。
樹脂フィルム1裏面には木や金属に高い接着力を持つ接着層4を塗布し、この接着層4に剥離紙5が剥がし可能に貼り合わされている。
凸状滑り止め部3は、頂点が曲面状の半球状に形成してあり、触りごこちがよく、掌にしっかりフィットし、滑り止め効果を発揮する。
樹脂フィルム1裏面には木や金属やタイル等に高い接着力を持つ接着層4を塗布し、この接着層4に剥離紙5が剥がし可能に貼り合わされている。
凸状滑り止め部3は、頂点が平坦で周縁に角がある台錐形状に形成してあり、素足で痛くなく、確かなグリップ感を生み、耐久性を併せ持つ。
密着性:セロハンテープを貼付け、引き離すことにより評価。
滑り止め性(kg):デジタルフォースゲージにより荷重をかけて滑り出す時の荷重で評価。
耐久性:(図1および図3)手摺りに止着し、握って捻る行為を500回行なって評価。
(図2および図4)階段に止着し、荷重500Nでの変形、破壊を評価。
耐熱性:0℃の氷水に30分間浸し、次に50℃超の熱水に30分間浸す行為を交互に100回繰り返して評価。
耐洗剤性:中性洗剤と石鹸水に500時間浸し、一日一回ブラッシングを20回行い評価。
2 加飾層部
3 凸状滑り止め部
4 接着層
5 剥離紙
6 手摺り
Claims (5)
- ポリエステルあるいはポリカーボネートもしくは塩化ビニール製の樹脂フィルム表面に紫外線硬化樹脂製の凸状滑り止め部を印刷して形成してあることを特徴とする建材用滑り止めフィルム。
- ポリエステルあるいはポリカーボネートもしくは塩化ビニール製の樹脂フィルム表面に紫外線硬化樹脂製の加飾層部を印刷して形成し、この加飾層部表面に紫外線硬化樹脂製の凸状滑り止め部を印刷して形成してあることを特徴とする建材用滑り止めフィルム。
- 樹脂フィルム厚さが100μm以下で、凸状滑り止め部高さが0.5〜1mmであることを特徴とする請求項1または2記載の建材用滑り止めフィルム。
- 凸状滑り止め部あるいは加飾層部が紫外線硬化樹脂中に無機物微粒子や有機物微粒子を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の建材用滑り止めフィルム。
- 凸状滑り止め部あるいは加飾層部がスクリーン印刷により形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の建材用滑り止めフィルム。
Priority Applications (1)
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JP2005015577A JP2006198985A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 建材用滑り止めフィルム。 |
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Publications (1)
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2005
- 2005-01-24 JP JP2005015577A patent/JP2006198985A/ja active Pending
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