JP2006197656A - 電子部品ボックス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 各種電子部品を内装・保持する本体ケースと、上記本体ケースの一端に着脱可能に取り付けられ取り外すことにより上記内装・保持されている各種電子部品の着脱を可能にする一端側カバと、上記本体ケースの他端に着脱可能に取り付けられケーブル引出口を供えた可撓製材料から構成された他端カバと、を具備したもの。
【選択図】 図1
Description
まず、下部カバのケーブル引出口からケーブルを引き出して必要なケーブル引き回しを行なうことになるが、ヒューズボックスが取り付けられる場所によっては、そのようなケーブル引き回し作業に困難を要してしまうという問題があった。これは、下部カバが樹脂製であって変形不可能な構成になっているために、ケーブルの引き回しの自由度が大きく制限されてしまうことによる。
又、下部カバ内に納められるケーブルの本数が増加したような場合には、下部カバ内に納まり切らないことがあり、そのような場合には、より大きな下部カバに交換しなければならないという問題があった。
又、従来は下部カバと本体ケースとの間にシールリングを装着して必要な防水機能を得るようにしていた。しかしながらこのような構成では確実な防水効果が得られないことがあり、又、下部カバとは別にシールリングを用意して装着しなければならないので、組立作業が煩雑であった。
又、請求項2による電子部品ボックスは、請求項1記載の電子部品ボックスにおいて、上記他端カバはゴム製であることを特徴とするものである。
又、請求項3による電子部品ボックスは、請求項1又は請求項2記載の電子部品ボックスにおいて、上記他端カバには上記ケーブル引出口が偏った位置に設けられていて、上記他端カバの取付向き或いは電子部品ボックス自体の取付向きを変更することにより上記ケーブル引出口の位置を変更可能にしたことを特徴とするものである。
又、請求項4による電子部品ボックスは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の電子部品ボックスにおいて、上記他端カバの本体ケースへの取付部の外周には固定用バンドが取り付けられることを特徴とするものである。
又、請求項5による電子部品ボックスは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子部品ボックスにおいて、上記他端カバはシールリング機能を備えているものであることを特徴とするものである。
又、請求項6による電子部品ボックスは、請求項5記載の電子部品ボックスにおいて、上記他端カバの上記本体ケースへの取付部には複数個の凸状シール部が一体に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項7による電子部品ボックスは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の電子部品ボックスにおいて、上記電子部品にはヒューズとリレが含まれていて、ヒューズボックスとして構成されていることを特徴とするものである。
又、下部カバが多少変形することにより、引き回されているケーブルに作用する負荷も軽減されることになり、それによって、ケーブルの損傷を防止して寿命を延長させることができるものである。
又、仕様によってはケーブルの本数が増加する場合があるが、そのようなケーブルの増加に対しても、下部カバが多少膨らむことができるので、対応することが可能になった。
又、他端カバの材質としては、例えば、ゴムが考えられる。
又、上記他端カバにケーブル引出口を偏った位置に設けた場合には、例えば、ヒューズボックス自体の取付の向きを左右逆向きにすることにより、ケーブルの引き出し位置を変更することができ、それによっても引き回しの自由度を拡大させることができる。
又、上記他端カバの本体ケースへの取付部の外周に固定用バンドを取り付けた場合には、下部カバの取付状態がより強固なものとなる。
又、上記他端カバにシールリング機能を備えさせた場合には、別途、シールリングを要することなく所望のシール機能を提供することができる。
又、電子部品ボックスとしては様々な態様か考えられるが、例えば、電子部品としてのヒューズとリレ等を収容したヒューズボックスとして構成することが考えられる。
図1乃至図4に示すように、まず、樹脂製の本体ケース1があり、この本体ケース1は中空状であって略直方体形状をなしている。上記本体ケース1の長手方向左右両側には取付用耳部3、3が突出・形成されている。ヒューズボックスはこれら取付用耳部3、3を介して、任意の場所に取り付けられることになる。
尚、既に説明した基板部4であるが、ボルト31とナット33とによって、本体ケース1内の所定位置に取付・固定されている。又、本体ケース1において、上記ボルト31とナット33との螺合部位に相当する箇所には凹部35が形成されている。又、それに対応するように、下部カバ側においても凹部37が形成されている。
まず、下部カバ23がゴム製であって可撓性を備えた構成になっているので、ケーブル11の引き回しの自由度が大幅に拡大されることになり、それによって、ケーブル11の引き回し作業が容易になったものである。すなわち、ケーブル11の引き回しの経路に応じて、下部カバ23が多少変形することができ、それによって、ケーブル11の引き回しの自由度が拡大されることになるものである。
又、下部カバ23が多少変形することにより、引き回されているケーブル11に作用する負荷も軽減されることになり、それによって、ケーブルの損傷を防止して寿命を延長させることができるものである。
又、仕様によってはケーブル11の本数が増加する場合があるが、そのようなケーブル11の増加に対しても、下部カバ23が多少膨らむことができるので、対応することが可能になった。
又、本実施の形態の場合には、下部カバ23の左右に偏った位置にケーブル引出口25が設けられているので、例えば、ヒューズボックス自体の取付の向きを左右逆向きにすることにより、ケーブル11の引き出し位置を変更することができ、それによってもケーブル11の引き回しの自由度を拡大させることができる。
又、下部カバ23の上端部には凸状シール部27が複数段にわたって一体に設けられているので、別途、シールリングを要することなく所望のシール機能を提供することができる。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
例えば、ヒューズボックスの各部品の形状、大きさ、内装される電子部品の個数、種類等についてはこれを特に限定するものではない。
又、前記各実施の形態では、下部カバ23に凹部37を形成している関係で、下部カバ23の本体ケース1に対する取付向きが特定されることになるが、そのような凹部がない構成であれば、下部カバ23の本体ケース1に対する取付向きが特定されることはないので、取付向きを反対にすることによりケーブル11の引き出し位置を変更することができる。
又、前記各実施の形態では電子部品ボックスの一例としてヒューズボックスを例に挙げて説明したが、その他の様々な電子部品ボックスに適用可能である。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
3 耳部
4 基板部
5 ヒューズ(電子部品)
7 ヒューズ(電子部品)
9 リレ(電子部品)
11 ケーブル
13 上部カバ(一端側カバ)
15 係止片
17 係合凹部
19 係合凸部
21 押圧・操作部
23 下部カバ(他端側カバ)
25 ケーブル引出口
27 凸状シール部
31 ボルト
33 ナット
35 凹部
37 凹部
Claims (7)
- 各種電子部品を内装・保持する本体ケースと、
上記本体ケースの一端に着脱可能に取り付けられ取り外すことにより上記内装・保持されている各種電子部品の着脱を可能にする一端側カバと、
上記本体ケースの他端に着脱可能に取り付けられケーブル引出口を備えた可撓製材料からなる他端カバと、
を具備したことを特徴とする電子部品ボックス。 - 請求項1記載の電子部品ボックスにおいて、
上記他端カバはゴム製であることを特徴とする電子部品ボックス。 - 請求項1又は請求項2記載の電子部品ボックスにおいて、
上記他端カバには上記ケーブル引出口が偏った位置に設けられていて、上記他端カバの取付向き或いは電子部品ボックス自体の取付向きを変更することにより上記ケーブル引出口の位置を変更可能にしたことを特徴とする電子部品ボックス。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の電子部品ボックスにおいて、
上記他端カバの本体ケースへの取付部の外周には固定用バンドが取り付けられることを特徴とする電子部品ボックス。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の電子部品ボックスにおいて、
上記他端カバはシールリング機能を備えているものであることを特徴とする電子部品ボックス。 - 請求項5記載の電子部品ボックスにおいて、
上記他端カバの上記本体ケースへの取付部には複数個の凸状シール部が一体に形成されていることを特徴とする電子部品ボックス。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の電子部品ボックスにおいて、
上記電子部品にはヒューズとリレが含まれていて、ヒューズボックスとして構成されていることを特徴とする電子部品ボックス。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005003278A JP2006197656A (ja) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | 電子部品ボックス |
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ID=36803274
Family Applications (1)
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JP2005003278A Pending JP2006197656A (ja) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | 電子部品ボックス |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60193650U (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-23 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車用ヒユ−ズボツクス |
JPH0316916U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-20 | ||
JPH0591124U (ja) * | 1992-05-13 | 1993-12-10 | 株式会社カンセイ | 電気接続箱 |
JPH09293444A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Yazaki Corp | ボックスの保護カバー |
JP2001309528A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-11-02 | Yazaki Corp | パネル貫通型コネクタの防水構造 |
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2005
- 2005-01-11 JP JP2005003278A patent/JP2006197656A/ja active Pending
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