JP2006196736A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造時におけるゲート絶縁膜への損傷を防止しながら、ホットキャリアに対する耐性を向上できるにようにする。
【解決手段】 半導体装置は、半導体基板10の主面上に形成されたゲート絶縁膜12と、ゲート絶縁膜12の上に形成されたゲート電極13とを有している。ゲート絶縁膜12の両端面を含むゲート電極13の両側面上には第1の絶縁膜であるオフセットスペーサ膜16が形成され、オフセットスペーサ膜16におけるゲート電極13の反対側の面上には第2の絶縁膜からなるサイドウォール17がそれぞれ形成されている。ドレイン拡散層15側に形成されたサイドウォール17は、その下部が半導体領域の主面よりも低い位置に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に微細化されたMIS型トランジスタを含む半導体装置及び製造方法に関する。
近年、半導体集積回路装置の高集積化、高機能化及び高速化の要求に対して、MISFET(金属−絶縁体−半導体型電界効果トランジスタ)においても、ますます微細化が進んでいる。一方、半導体集積回路装置に印加される電源電圧は低電圧化が進んでいるとはいえ、微細化の進展ほどではない。従って、このように電源電圧を下げずにMISFETのサイズを微細化していくと、素子内部の特にドレイン近傍における電界強度が高くなるため、高い電界強度の領域に流れ込んだキャリアは、非常に高いエネルギーを持つようになる。このとき、キャリアの一部は、ゲート絶縁膜と半導体基板(シリコン基板)との間に生じる電位障壁よりも高いエネルギーを持つホットキャリアとなってゲート絶縁膜に捕獲される。ゲート絶縁膜に捕獲されたホットキャリアは空間電荷を形成するため、MISFETにおける閾値電圧値等のFET特性を変動させることになる。
このような問題に対して、ドレイン側の電流経路を基板面から遠ざけることで、ホットキャリアがゲート絶縁膜に捕獲されにくくする方法がある。
例えば、ドレイン側の電流経路をゲート電極の直下において基板面から遠ざける方法として、ゲート電極の形成時に半導体基板に対してオーバエッチングを行ない、半導体基板におけるドレイン・ソース領域にエッチング溝を形成した後、形成されたエッチング溝にドレイン・ソース拡散層を形成する方法が提案されている。
以下、下記の特許文献1に記載されている従来の半導体装置の製造方法について図9(a)及び(b)を参照しながら説明する。
まず、図9(a)に示すように、シリコンからなる半導体基板101の主面上に酸化シリコンからなるゲート酸化膜102を形成した後、形成したゲート酸化膜102の上にゲート電極形成用のポリシリコン膜を堆積する。続いて、シリコン窒化膜をポリシリコン膜の上に成膜し、成膜したシリコン窒化膜をリソグラフィ技術によってパターニングして、シリコン窒化膜からゲート電極形成用のハードマスク104を形成する。続いて、ハードマスク104を用いて、ポリシリコン膜及びゲート酸化膜102に対して異方性のドライエッチングを行なって、ポリシリコン膜からゲート電極103を形成する。このとき、半導体基板101の上部に段差が形成される程のオーバエッチを行なって、エッチング溝101aを形成する。
次に、図9(b)に示すように、ゲート電極103をマスクとして半導体基板101にヒ素イオンを注入して、浅い接合面を有する低濃度拡散領域110を形成する。その後、半導体基板101の上にゲート電極103を覆うようにシリコン窒化膜を堆積し、堆積したシリコン窒化膜をエッチバックすることにより、窒化シリコンからなるサイドウォール108を形成する。続いて、ゲート電極103及びサイドウォール108をマスクとして半導体基板101にリンイオンを注入して、半導体基板101におけるゲート電極103の外側の領域に、低濃度拡散層110よりも接合深さが深い高濃度拡散領域111を形成して、LDD(lightly doped drain)構造を有するMIS型半導体装置を得ることができる。
特開平2−156642号公報
しかしながら、半導体集積回路装置の微細化及び高速化が進むと、ゲート絶縁膜102の膜厚も薄膜化され、ゲート絶縁膜102の膜厚における仕上がりばらつきが、飽和電流値及び閾値電圧値等のFET特性にそのままばらつきとして顕著に現われる。例えば、前記従来の製造方法においては、半導体基板101をオーバエッチする際に、ゲート絶縁膜102の端部が同時にエッチングされてしまい、FET特性にばらつきが生じるという問題がある。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、半導体装置の製造時におけるゲート絶縁膜への損傷を防止しながら、ホットキャリアに対する耐性を向上できるにようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、半導体装置及びその製造方法を、半導体基板におけるソース・ドレイン領域の上面を掘り下げる際にゲート絶縁膜の端面を絶縁膜からなる保護膜により覆う構成とする。
具体的に、本発明に係る半導体装置は、半導体領域の主面上に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極と、ゲート絶縁膜の両端面を含むゲート電極の両側面上に形成された第1の絶縁膜(保護膜)と、第1の絶縁膜におけるゲート電極の反対側の面上にそれぞれ形成された第2の絶縁膜からなるサイドウォールと、半導体領域におけるゲート電極の両側に拡がるソース拡散層及びドレイン拡散層とを備え、ドレイン拡散層側に形成されたサイドウォールは、その下部が半導体領域の主面よりも低い位置に形成されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置によると、ゲート絶縁膜の両端面を含むゲート電極の両側面上には保護膜である第1の絶縁膜が形成されているため、半導体基板におけるソース・ドレイン領域の上面をエッチングにより掘り下げる際に、ゲート絶縁膜がエッチングダメージを受けるおそれがない。従って、製造時におけるゲート絶縁膜に対する損傷を防止すると共に、ホットキャリアに対する耐性を向上することができる。
本発明の半導体装置において、第1の絶縁膜はその下端部が半導体領域の主面と接していることが好ましい。このように、第1の絶縁膜の下端部が半導体領域の主面と接していることから、第1の絶縁膜が形成された後にソース・ドレイン領域が掘り下げられたことが分かる。
本発明の半導体装置において、ソース拡散層及びドレイン拡散層は、それぞれの内側の端部がゲート電極の側部の下側に位置し、且つ接合深さがソース拡散層及びドレイン拡散層よりも浅いエクステンション拡散層を有していることが好ましい。このようにすると、エクステンション拡散層の不純物濃度をソース拡散層及びドレイン拡散層よりも低くすれば、ソース拡散層及びドレイン拡散層をLDD構造とすることができる。
本発明の半導体装置において、ドレイン拡散層側に形成されたサイドウォールはその下部が半導体領域の主面が掘り込まれてなる第1の溝部に埋め込まれていることが好ましい。このようにすると、ドレイン拡散層はサイドウォール部分のみが掘り下げられることになるため、ドレイン拡散層の接合深さを浅く形成することができる。その結果、短チャネル効果を生じにくくすることができる。
本発明の半導体装置において、ソース拡散層側に形成されたサイドウォールは、その下部が半導体領域の主面と接して形成されていることが好ましい。このように、半導体領域におけるソース拡散層側が掘り下げられていないことから、ソース拡散層の拡散抵抗が上昇しなくなる。その結果、飽和電流特性に優れた半導体装置を得ることができる。
また、本発明の半導体装置において、ソース拡散層側に形成されたサイドウォールは、その下部が半導体領域の主面が掘り込まれてなる第2の溝部に埋め込まれていてもよい。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体領域の上にゲート絶縁膜を形成する工程(a)と、ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程(b)と、ゲート絶縁膜の両端面を含むゲート電極の両側面上に第1の絶縁膜を形成する工程(c)と、工程(c)よりも後に、半導体領域における少なくともドレイン形成領域側に対してエッチングを行なうことにより、半導体領域の主面を掘り下げる工程(d)と、第1の絶縁膜におけるゲート電極の反対側の面上に第2の絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程(f)と、ゲート電極、第1の絶縁膜及びサイドウォールをマスクとして、半導体領域に対して第1のイオン注入を行なって、半導体領域におけるゲート電極のゲート長方向に拡がるソース拡散層及びドレイン拡散層を形成する工程(g)と備えていることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によると、ゲート絶縁膜の両端面を含むゲート電極の両側面上に第1の絶縁膜を形成した後、半導体領域における少なくともドレイン形成領域側に対してエッチングを行なうことにより半導体領域の主面を掘り下げるため、少なくともドレイン形成領域側の半導体領域の主面を掘り下げる際に、ゲート絶縁膜がエッチングダメージを受けるおそれがない。従って、ゲート絶縁膜に対する損傷を防止すると共に、ホットキャリアに対する耐性を向上することができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、工程(e)と工程(f)との間に、ゲート電極及び第1の絶縁膜をマスクとして、半体領域に対して第2のイオン注入を行なって、半導体領域におけるゲート電極の両側部の下側から外側に拡がると共に、接合深さがソース拡散層及びドレイン拡散層よりも浅いエクステンション拡散層を形成する工程(h)をさらに備えていることが好ましい。
本発明の半導体装置の製造方法は、工程(d)において、半導体領域におけるドレイン形成領域側のサイドウォールの形成位置に第1の溝部を選択的に形成することが好ましい。
本発明の半導体装置の製造方法は、工程(d)において、半導体領域におけるソース形成領域側のサイドウォールの形成位置に第2の溝部を選択的に形成することが好ましい。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法によると、半導体基板におけるソース・ドレイン領域の上面をエッチングにより掘り下げる際に、ゲート絶縁膜がエッチングダメージを受けるおそれがなくなる。その結果、製造時におけるゲート絶縁膜に対する損傷を防止すると共に、ホットキャリアに対する耐性を向上することができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置であって、MISFETの断面構成を示している。
図1に示すように、例えばシリコン(Si)からなる半導体基板10の主面上には、膜厚が約3nmの酸化シリコン(SiO2 )からなるゲート絶縁膜12を介在させた導電性を有するポリシリコンからなるゲート電極13が形成されている。半導体基板10におけるゲート電極13のゲート長方向側にはそれぞれn型のドレイン拡散層14及びソース拡散層15が形成され、これらドレイン拡散層14及びソース拡散層15の各上部は、ホットキャリアに耐性を持たせるように、エッチングにより10nm程度の深さに掘り込まれることにより掘り込み部10aが形成されている。なお、掘り込み部10aの深さは、5nm以上且つ30nm以下程度が好ましい。
ゲート電極13におけるゲート長方向側であって、ゲート絶縁膜12の両端面を含む両側面上には、膜厚が約10nmの第1の絶縁膜としての高温CVD酸化(high temperature oxide:HTO)膜16からなるオフセットスペーサ膜16がそれぞれ形成されている。ここで、オフセットスペーサ膜16の下端部は半導体基板10の主面と接しており、掘り込み部10aの底面には達していない。すなわち、半導体基板10の表面におけるオフセットスペーサ膜16が形成されている領域は、ゲート絶縁膜12が形成されている領域の表面とほぼ同一の高さとなる。これに対し、半導体基板10の表面におけるドレイン拡散層14、ソース拡散層15及びエクステンション拡散層18の一部が形成されている領域は、ゲート絶縁膜12及びサイドウォール17が形成されている領域の表面よりも低くなっている。
ゲート電極13のゲート長方向側の両側面上には、オフセットスペーサ膜16を挟んで、第2の絶縁膜としての窒化シリコン(SiN)からなり、幅が約50nmのサイドウォール17がその下部を掘り込み部10aの底面に達するように形成されている。
半導体基板10におけるゲート電極13のゲート長方向側の側部の下側には、ドレイン拡散層14及びソース拡散層15とそれぞれ接続され、且つドレイン拡散層14及びソース拡散層15よりも接合深さが浅いn型のエクステンション拡散層18が形成されている。ここで、エクステンション拡散層18の不純物濃度は、ドレイン拡散層14及びソース拡散層15と同等かそれ以下とする。
以下、前記のように構成された半導体装置の製造方法について図2(a)〜図2(d)を参照しながら説明する。
まず、図2(a)に示すように、シリコンからなる半導体基板10の主面上に、熱酸化法により、膜厚が約3nmのシリコン酸化膜を形成する。続いて、化学的気相堆積(CVD)法により、シリコン酸化膜の上に、膜厚が約200nmのポリシリコン膜と膜厚が約50nmのシリコン窒化膜とを順次堆積する。その後、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、堆積したシリコン窒化膜からゲート電極パターンを有するハードマスク膜20を形成する。続いて、ハードマスク膜20を用いて、ポリシリコン膜に対して例えば塩素(Cl2 )を主成分とするエッチングガスによる異方性エッチングを行ない、続いて、シリコン酸化膜に対してフッ素を主成分とするエッチングガスを用いてドライエッチングを行ない、それぞれポリシリコン膜からゲート電極13を形成し、シリコン酸化膜からゲート絶縁膜12を形成する。その後、比較的に成膜温度が高い、例えば730℃程度の成膜温度のCVD法により、膜厚が約10nmのHTO膜をゲート電極13を覆うように半導体基板10の主面上に成膜する。続いて、成膜したHTO膜に対してエッチバックを行なって、ゲート絶縁膜12の両端面を含むゲート電極13におけるゲート長方向側の両側面上に、HTO膜からなるオフセットスペーサ膜16を形成する。ここで、オフセットスペーサ膜16は、ゲート絶縁膜12を保護するだけでなく、その膜厚に応じてエクステンション拡散層18におけるゲート電極13とのオーバラップ量を調節する機能を有しており、その膜厚は例えば5nm以上且つ15nm以下程度が好ましく、形成するトランジスタの動作特性に応じて調整すればよい。なお、オフセットスペーサ膜16はHTO膜には限られない。すなわち、段差被覆性に優れる絶縁膜であれば良く、例えば、TEOS(Tetra-Ethyl-Ortho-Silicate)膜を用いることができる。
次に、図2(b)に示すように、ハードマスク膜20、ゲート電極13及びオフセットスペーサ膜16をマスクとして、例えば塩素を主成分とするエッチングガスを用いて、半導体基板10の主面に対してオーバエッチングを行なって、半導体基板10のソース・ドレイン形成領域の上部に深さが10nm程度の掘り込み部10aを形成する。ここで、掘り込み部10aの深さは5nm以上且つ30nm以下程度が好ましく、形成するトランジスタの動作特性に応じて調整すればよい。
次に、図2(c)に示すように、ハードマスク膜20、ゲート電極13及びオフセットスペーサ膜16をマスクとして、例えばヒ素(As+ )イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約2×1013atoms/cm2 及びチルト角が約40°の注入条件で、十分なゲートオーバラップが形成されるように半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10のソース・ドレイン形成領域の上部に、比較的に不純物濃度が低いエクステンション拡散層18を形成する。
次に、図2(d)に示すように、CVD法により、膜厚が約50nmのシリコン窒化膜をゲート電極13を覆うように半導体基板10の上に成膜する。続いて、成膜したシリコン窒化膜に対して、CHF3 又はCF4 等のフルオロカーボンを主成分とするエッチングガスによりエッチバックを行なって、半導体基板10の掘り込み部10aの上で且つ各オフセットスペーサ膜16の外側の面上にシリコン窒化膜からなるサイドウォール17を形成する。このとき、ハードマスク膜20は窒化シリコンからなるため、サイドウォール17を形成する際に除去される。その後、ゲート電極13、オフセットスペーサ膜16及びサイドウォール17をマスクとして、例えばヒ素(As+ )イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約5×1015atoms/cm2 及びチルト角が約7°の注入条件で半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10の上部にドレイン拡散層14及びソース拡散層15を形成する。
これにより、半導体基板10におけるドレイン拡散層14及びソース拡散層15の上部が掘り下げられることにより、ホットキャリアに対する耐性を向上できるLDD構造を持つMISFETを得ることができる。
その上、第1の実施形態によると、図2(b)に示す掘り込み部10aの形成工程において、あらかじめ形成されているゲート絶縁膜12は、その両端面が絶縁膜からなるオフセットスペーサ膜16により覆われて保護されているため、半導体基板10に対するオーバエッチング時のエッチングダメージを受けることがなくなる。その結果、動作特性に優れる半導体装置を製造することができる。
(第1の実施形態の一変形例)
以下、本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置であって、MISFETの断面構成を示している。図3において、図1に示す構成部材と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図3に示すように、本変形例に係る半導体装置は、半導体基板10におけるドレイン拡散層14の上部のみを掘り込んで掘り込み部10aを形成している。すなわち、半導体基板10の表面におけるソース拡散層15及びソース側のエクステンション拡散層18が形成されている領域は、ゲート絶縁膜12及びサイドウォール17が形成されている領域の表面とほぼ同一の高さとなる。これに対し、半導体基板10の表面におけるドレイン拡散層14及びドレイン側のエクステンション拡散層18の一部が形成されている領域は、ゲート絶縁膜12及びサイドウォール17が形成されている領域の表面よりも低くなっている。このように、ソース拡散層15の上部を掘り下げない構成とすると、ソース拡散層15とチャネル領域との間の距離が第1の実施形態の場合と比べて短くなるため、ソース拡散層15における拡散抵抗が上昇することがない。その結果、飽和電流特性が優れたMISFETを得ることができる。
以下、前記のように構成された半導体装置の製造方法について図4(a)〜図4(d)を参照しながら説明する。
まず、図4(a)に示すように、第1の実施形態と同様にして、シリコンからなる半導体基板10の主面上に、ハードマスク膜20を用いて、ゲート絶縁膜12及びゲート電極13をパターニングする。続いて、リソグラフィ法により、半導体基板10の主面上におけるドレイン形成領域を露出する厚さが約500nmのレジストパターン21を形成する。
次に、図4(b)に示すように、形成したレジストパターン21をマスクとして、塩素を主成分とするエッチングガスにより、半導体基板10の主面をエッチングして、半導体基板10におけるドレイン形成領域の上部を約10nm掘り下げた掘り下げ部10aを形成する。なお、掘り込み部10aの深さは、5nm以上且つ30nm以下程度が好ましい。
次に、図4(c)に示すように、レジストパターン21を除去した後、ハードマスク膜20、ゲート電極13及びオフセットスペーサ膜16をマスクとして、ヒ素イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約2×1013atoms/cm2 及びチルト角が約40°の注入条件で、十分なゲートオーバラップが形成されるように半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10のソース・ドレイン形成領域の上部に、比較的に不純物濃度が低いエクステンション拡散層18を形成する。
次に、図4(d)に示すように、CVD法により、膜厚が約50nmのシリコン窒化膜をゲート電極13を覆うように半導体基板10の上に成膜する。続いて、成膜したシリコン窒化膜に対して、フルオロカーボンを主成分とするエッチングガスによりエッチバックを行なって、半導体基板10の上で且つ各オフセットスペーサ膜16の外側の面上にシリコン窒化膜からなるサイドウォール17を形成する。本変形例によると、各サイドウォール17は、ドレイン形成領域側においては半導体基板10の掘り込み部10aの底面上に形成され、ソース形成領域側においては、半導体基板10の主面上に形成される。続いて、ゲート電極13、オフセットスペーサ膜16及びサイドウォール17をマスクとして、ヒ素イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約5×1015atoms/cm2 及びチルト角が約7°の注入条件で半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10の上部にドレイン拡散層14及びソース拡散層15を形成する。
前述したように、本変形例によると、図4(b)に示すように、ドレイン拡散層14の上部にホットキャリアに対する耐性を向上させる掘り込み部10aを形成する際に、ゲート絶縁膜12の端面は、オフセットスペーサ膜16により覆われているためエッチングダメージを受けるおそれがなくなる。その上、ソース拡散層15の上部は掘り込まれないため、飽和電流値が高いMISFETを得ることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
図5は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置であって、MISFETの断面構成を示している。図5において、図1に示す構成部材と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図5に示すように、第2の実施形態に係る半導体装置は、半導体基板10におけるドレイン拡散層14及びソース拡散層15の上部を全面的に掘り下げる代わりに、サイドウォール17の形成領域に対してのみ選択的に掘り込んで溝部10bを形成している。このようにすると、ドレイン拡散層14及びソース拡散層15における各接合深さを全面的に掘り下げる場合と比べて浅くできるため、短チャネル効果を抑制することができる。
以下、前記のように構成された半導体装置の製造方法について図6(a)〜図6(d)を参照しながら説明する。
まず、図6(a)に示すように、第1の実施形態と同様にして、シリコンからなる半導体基板10の主面上に、ハードマスク膜20を用いて、ゲート絶縁膜12及びゲート電極13をパターニングする。続いて、リソグラフィ法により、半導体基板10の主面上におけるソース・ドレイン形成領域で且つゲート電極13の各サイドウォール形成領域を露出する開口部22aを有する厚さが約500nmのレジストパターン22を形成する。
次に、図6(b)に示すように、形成したレジストパターン22をマスクとして、塩素を主成分とするエッチングガスにより、半導体基板10の主面をエッチングして、半導体基板10における各サイドウォール形成領域をそれぞれ約10nm掘り下げた溝部10bを形成する。なお、溝部10bの深さは、5nm以上且つ10nm以下程度が好ましい。
次に、図6(c)に示すように、レジストパターン22を除去した後、ハードマスク膜20、ゲート電極13及びオフセットスペーサ膜16をマスクとして、ヒ素イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約2×1013atoms/cm2 及びチルト角が約40°の注入条件で、十分なゲートオーバラップが形成されるように半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10のソース・ドレイン形成領域の上部に、比較的に不純物濃度が低いエクステンション拡散層18を形成する。
次に、図6(d)に示すように、CVD法により、膜厚が約50nmのシリコン窒化膜をゲート電極13を覆うように半導体基板10の上に成膜する。続いて、成膜したシリコン窒化膜に対して、フルオロカーボンを主成分とするエッチングガスによりエッチバックを行なって、半導体基板10の上で且つ各オフセットスペーサ膜16の外側の面上にシリコン窒化膜からなるサイドウォール17を形成する。第2の実施形態によると、サイドウォール17は、半導体基板10のゲート電極(オフセットスペーサ膜16)の両側方に形成された各溝部10bにその下部を嵌め込むように形成される。続いて、ゲート電極13、オフセットスペーサ膜16及びサイドウォール17をマスクとして、ヒ素イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約5×1015atoms/cm2 及びチルト角が約7°の注入条件で半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10の上部にドレイン拡散層14及びソース拡散層15を形成する。
前述したように、第2の実施形態によると、図6(b)に示すように、サイドウォール形成領域にホットキャリアに対する耐性を向上させる溝部10bを形成する際に、あらかじめ形成されているゲート絶縁膜12は、その両端面が絶縁膜からなるオフセットスペーサ膜16により覆われて保護されているため、半導体基板10に対するオーバエッチング時のエッチングダメージを受けることがなくなる。その上、ドレイン拡散層14及びソース拡散層15の接合深さを全面的に掘り下げる場合と比べて浅くできるため、空乏層の拡がりが抑制される結果、短チャネル効果が生じにくくなる。
なお、第2の実施形態においては、溝部10bの幅とサイドウォール17の下部領域の幅を同一寸法としているが、サイドウォール17の一部が溝部10bから外側にはみだして、ドレイン拡散層14及びソース拡散層15が形成されている半導体基板10の主面上にその一部がまたがるように形成されてもよい。
(第2の実施形態の一変形例)
以下、本発明の第2の実施形態の一変形例に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
図7は本発明の第2の実施形態の一変形例に係る半導体装置であって、MISFETの断面構成を示している。図7において、図5に示す構成部材と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図7に示すように、本変形例に係る半導体装置は、半導体基板10におけるドレイン拡散層14側のサイドウォール形成領域のみを掘り込んで溝部10bを形成している。このようにすると、ソース拡散層15とチャネル領域との間の距離が第2の実施形態と比べて短縮されるため、ソース拡散層15における拡散抵抗が上昇することがない。その結果、飽和電流特性が優れたMISFETを得ることができる。
以下、前記のように構成された半導体装置の製造方法について図8(a)〜図8(d)を参照しながら説明する。
まず、図8(a)に示すように、第1の実施形態と同様にして、シリコンからなる半導体基板10の主面上に、ハードマスク膜20を用いて、ゲート絶縁膜12及びゲート電極13をパターニングする。続いて、リソグラフィ法により、半導体基板10の主面上におけるドレイン形成領域側のサイドウォール形成部分を露出する開口部23aを有する厚さが約500nmのレジストパターン23を形成する。
次に、図8(b)に示すように、形成したレジストパターン23をマスクとして、塩素を主成分とするエッチングガスにより、半導体基板10の主面をエッチングして、半導体基板10におけるドレイン形成領域側のサイドウォール形成部分を約10nm掘り下げた溝部10bを形成する。なお、溝部10bの深さは、5nm以上且つ10nm以下程度が好ましい。
次に、図8(c)に示すように、レジストパターン23を除去した後、ハードマスク膜20、ゲート電極13及びオフセットスペーサ膜16をマスクとして、ヒ素イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約2×1013atoms/cm2 及びチルト角が約40°の注入条件で、十分なゲートオーバラップが形成されるように半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10のソース・ドレイン形成領域の上部に、比較的に不純物濃度が低いエクステンション拡散層18を形成する。
次に、図8(d)に示すように、CVD法により、膜厚が約50nmのシリコン窒化膜をゲート電極13を覆うように半導体基板10の上に成膜する。続いて、成膜したシリコン窒化膜に対して、フルオロカーボンを主成分とするエッチングガスによりエッチバックを行なって、半導体基板10の上で且つ各オフセットスペーサ膜16の外側の面上にシリコン窒化膜からなるサイドウォール17を形成する。本変形例によると、各サイドウォール17は、ドレイン形成領域側においては半導体基板10の溝部10bにその下部が嵌まり込み、ソース形成領域側においては、半導体基板10の主面上に形成される。続いて、ゲート電極13、オフセットスペーサ膜16及びサイドウォール17をマスクとして、ヒ素イオンを注入エネルギーが約50keV、ドーズ量が約5×1015atoms/cm2 及びチルト角が約7°の注入条件で半導体基板10にイオン注入をすることにより、半導体基板10の上部にドレイン拡散層14及びソース拡散層15を形成する。
前述したように、本変形例によると、図8(b)に示すように、ドレイン拡散層14の上部にホットキャリアに対する耐性を向上させる溝部10bを形成する際に、ゲート絶縁膜12の端面は、オフセットスペーサ膜16により覆われているためエッチングダメージを受けるおそれがなくなる。その上、ドレイン拡散層14の接合深さを浅くできることから、空乏層の拡がりが抑制されて、短チャネル効果が生じにくくなる。また、ソース拡散層15の上部を掘り込まないため、飽和電流値が高いMISFETを得ることができる。
なお、本変形例においては、溝部10bの幅とサイドウォール17の下部領域の幅とを同一寸法としているが、サイドウォール17の一部が溝部10bから外側にはみだして、ドレイン拡散層14が形成されている半導体基板10の主面上にその一部がまたがるように形成されても良い。
本発明は、半導体装置の製造時におけるゲート絶縁膜に対する損傷を防止しながら、ホットキャリアに対する耐性を向上することができるという効果を有し、特に微細化されたMIS型トランジスタを含む半導体装置及び製造方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置を示す構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置を示す構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置を示す構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 本発明の第2の実施形態の一変形例に係る半導体装置を示す構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態の一変形例に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 (a)及び(b)は従来の半導体装置(MISFET)の製造方法を示す工程順の構成断面図である。
符号の説明
10 半導体基板(半導体領域)
10a 掘り込み部
10b 溝部
12 ゲート絶縁膜
13 ゲート電極
14 ドレイン拡散層
15 ソース拡散層
16 オフセットスペーサ膜(第1の絶縁膜)
17 サイドウォール(第2の絶縁膜)
18 エクステンション拡散層
20 ハードマスク膜
21 レジストパターン
22 レジストパターン
22a 開口部
23 レジストパターン
23a 開口部

Claims (10)

  1. 半導体領域の主面上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート絶縁膜の両端面を含む前記ゲート電極の両側面上に形成された第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜における前記ゲート電極の反対側の面上にそれぞれ形成された第2の絶縁膜からなるサイドウォールと、
    前記半導体領域における前記ゲート電極の両側に拡がるソース拡散層及びドレイン拡散層とを備え、
    前記ドレイン拡散層側に形成された前記サイドウォールは、その下部が前記半導体領域の主面よりも低い位置に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の絶縁膜は、その下端部が前記半導体領域の主面と接していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ソース拡散層及びドレイン拡散層は、それぞれの内側の端部が前記ゲート電極の側部の下側に位置し、且つ接合深さが前記ソース拡散層及びドレイン拡散層よりも浅いエクステンション拡散層を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記ドレイン拡散層側に形成された前記サイドウォールは、その下部が前記半導体領域の主面が掘り込まれてなる第1の溝部に埋め込まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記ソース拡散層側に形成された前記サイドウォールは、その下部が前記半導体領域の主面と接して形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記ソース拡散層側に形成された前記サイドウォールは、その下部が前記半導体領域の主面が掘り込まれてなる第2の溝部に埋め込まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 半導体領域の上にゲート絶縁膜を形成する工程(a)と、
    前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程(b)と、
    前記記ゲート絶縁膜の両端面を含む前記ゲート電極の両側面上に第1の絶縁膜を形成する工程(c)と、
    前記工程(c)よりも後に、前記半導体領域における少なくともドレイン形成領域側に対してエッチングを行なうことにより、前記半導体領域の主面を掘り下げる工程(d)と、
    前記第1の絶縁膜における前記ゲート電極の反対側の面上に第2の絶縁膜からなるサイドウォールを形成する工程(e)と、
    前記ゲート電極、第1の絶縁膜及びサイドウォールをマスクとして、前記半導体領域に対して第1のイオン注入を行なって、前記半導体領域における前記ゲート電極のゲート長方向に拡がるソース拡散層及びドレイン拡散層を形成する工程(f)と備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記工程(d)と前記工程(e)との間に、
    前記ゲート電極及び第1の絶縁膜をマスクとして、前記半導体領域に対して第2のイオン注入を行なって、前記半導体領域における前記ゲート電極の両側部の下側から外側に拡がると共に、接合深さが前記ソース拡散層及びドレイン拡散層よりも浅いエクステンション拡散層を形成する工程(g)をさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記工程(d)において、前記半導体領域における前記ドレイン形成領域側の前記サイドウォールの形成位置に第1の溝部を選択的に形成することを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記工程(d)において、前記半導体領域における前記ソース形成領域側の前記サイドウォールの形成位置に第2の溝部を選択的に形成することを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
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