JP2006196018A - Biosをホスト・コンピュータに提供する方法と配置 - Google Patents

Biosをホスト・コンピュータに提供する方法と配置 Download PDF

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Abstract

【課題】ホストコンピュータを作動するのに使用され、ホストコンピュータに関連するシステムRAMを有するシステムBIOSを有するホストコンピュータを作動させるための装置および方法を開示する。
【解決手段】BIOSの少なくとも一部はROM内に記憶するのではなく大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の大容量メモリ記憶装置内に記憶する。BIOSは特定の周辺コンピュータ装置に関連した拡張BIOSであっても、ホストコンピュータに関連したシステムBIOSであってもよい。
【選択図】図5

Description

(発明の背景)
本発明は、ランダムアクセスメモリ(RAM)をもつコンピュータを含み、ホストコンピューを操作させるのに基本入出力(BIOS)を使用するコンピュータシステムのための配置およびそのシステムを操作する方法に一般的に関するものである。より特徴的には、本発明の配置と方法は、リードオンリーメモリ(ROM)ではなくて大容量メモリストレージの周辺装置の大容量メモリストレージの中のシステムを操作させるのに使用されるBIOSの部分に少なくも関するものである。大容量記憶媒体に記憶されたBIOSは、特定の周辺コンピュータ装置に関連する拡張BIOSおよび/もしくはホストコンピュータに関連するシステムBIOSである。ROMはホストコンピュータに備えられるシステムROMもしくは周辺装置に備えられる周辺ROMのいずれかである(カードもしくは装置自体のいずれか)。
コンピュータ技術は、より速い処理、より大きいメモリ容量、そしてホストコンピュータと相互接続される周辺装置の多様性を提供するようにたえず変革している。速度と容量に依存して、技術開発の一つは、周辺部品インタフェース(PCI)として知られる周辺バスインプリメンテーションである。この周辺バスはホストコンピュータと周辺コンピュータ装置もしくは拡張ボードの間の拡張機構を提供するために開発された。
PCI周辺バスは、プロセッサおよびコンピュータシステムアーキテクチャの双方にPCI電気部品、プロトコルと独立であり、およびハードウェアインタフェースの要求が使用されるCPUもしくはホストシステムコンピュータアーキテクチャにかかわりなく同じであるように設計される。これは、同じ周辺コンピュータ装置が、装置が使用されることを目的とする各ホストシステムの各タイプに対して異なるバージョンを必要とすることなく様々な異なるホストシステムに接続されることを可能にする。PCIバスがプロセッサとコンピュータアーキテクチャに独立であるために、各ホストシステムは、ホストI/Oおよびメモリ空間をPCIバス上で使用されるアドレッシング機構にマップするための機構を備えることを必要とされる。これは、また、周辺コンピュータ装置の拡張ROMメモリ空間についてあてはまり、それは、情報を初期化することおよびその周辺コンピュータ装置に対するコードとデータのような情報を操作することを含む。それ故に、再割り付けできる拡張ROM割り付けアドレスがPCI装置上で可能になる。これは、工業標準アーキーテクチャ(ISA)バスのような初期のバスアキーテクチャに対するものではない。
図1に示されるように、そこでは、参照番号10により指示される通常のPCIベースコンピュータシステムの例を示すが、システム10は、ホストコンピュータ12を操作するためのシステムBIOS18をもち、さらにホストコンピュータ12に関連するシステムRAMメモリ14をもつホストコンピュータ12を含む。システムBIOS13はホストコンピュータ12の中のシステムROM15に記憶される。PCI周辺バス16は、ホストコンピュータ12およびホストブリッジ17を使用するRAM14に接続される。システムは、また、周辺コンピュータ装置18を含み、例えばハードディスクドラブであり、それはホストコンピュータがPCIバスを使用する周辺コンピュータ装置と通信するようなPCIバスに接続される。装置18は、周辺コンピュータ装置18を初期化および/もしくは操作するためにホストシステムに必要とされる拡張BIOS22を含むROM20をもつ。PCIバスシステムにおいて、ホストシステムBIOSおよび/もしくはオペレーティングシステムは個々のPCI装置を認識し、リソースを割り当て、そしてそれらの装置をイネーブルにする配置マネージャを備えなければならない。周辺装置の拡張BIOSをホストコンピュータRAMにコピーし、そして拡張BIOSの中に備えられる任意の初期化ルーチンが固有の周辺装置の初期化をするように実行することは配置マネージャの役割りである。
ROM20に含まれる拡張BIOS22を図式的に示す図2Aを参照すると、PCIの明細は、マルチコードイメージが、例えば24a−24bである多重コードイメージが、特定のコンピュータアーキテクチャに対する固有の情報を提供するそれぞれのコードイメージをもつ拡張BIOS22の中に記憶されることを可能にする。この例において、コードイメージ24aは、インテル(登録商標)ベースシステムに依存し、コードイメージ24bはパワーPC(登録商標)ベースシステムに対応する等である。これらの多重コードイメージ24a−24dは、拡張BIOSに含まれる情報を増大し、それ故に拡張BIOS22を蓄積する必要のあるROM容量を増大する。図2Bに示されるように、そしてコードイメージ24aおよび他のイメージの各々は、ヘッダ領域26を含む。拡張BIOS22が対応する装置の要求に依存して、各イメージは、データ構造28、ルーチンコード30、初期化コード32およびチェックサム34を含む。図2Cを参照すると、PCI明細は、またPCI装置が256バイトのサイズであって図示されたPCIフォーマットに従う配置空間メモリ35を含む。配置空間35により提供される情報は装置配置を含む装置IDレジスタ36および要求されるメモリ空間容量を含む配置レジスタ38を含む。配置レジスタ38は周辺コンピュータ装置18に加算する拡張BIOS2をマップするのためのホストコンピュータメモリに必要とされるメモリ空間容量を具体的に特徴付ける。
以後により詳細に説明されるように、拡張BIOS22は、一度ホストシテム等に14にコピーされると、固有のコードイメージからの、例えば、コードイメージ24aからの初期化コード32が実行される。これは、装置18を初期化し、そして固有のコードイメージからの、この場合イメージ24b,cもしくはdで対比的に示されるイメージ24aにおいて、ルーチンコード30を使用するオペレーティング装置18のためのシステムに固有のフックを与える。一度、初期化コードが実行されると、制御はホストシステムに戻され、そしてオペレーティング装置18に必要なコードのみが、システムのオペレーションを通して残るホストシステムRAM14に残される。装置18の初期化のみに必要なコードは、固有のコードイメージ24aの過剰情報はもはや必要でない。それゆえに、過剰情報を記憶するのに使用されるメモリは、ホストコンピュータ12により再び使用され、それにより拡張BIOS22の必要な部分を記憶するためのRAM14の使用を削減する。
ここで図3を参照して、PCI周辺装置から拡張BIOSを獲得し、そしてシステムRAMにそれを記憶するための通常のシークエンスが上記のシステム10の例を使用して詳細に説明される。コンピュータシステム10が始動された後で、図3のブロック40で指示されて、ブロック42に示されるように、ホストコンピュータ12のプロセッサが通常パワーオンセルフテスト(POST)と称される実行システムコードをスタートする。POSTコードは、関係しないシステム配置(ブロック44)を実行し、そしてそれから、判定ブロック46で示されるように周辺装置18のような周辺装置の存在に対するチェックをすることにより周辺装置をのせるPCIバスの配置をスタートする。一度、POSTコードがスタートすると、それぞれ図3のブロック48,50および52で指示されるように、POSTコードは装置18の配置をスタートし、装置18により要求されるようなホストI/OおよびRAMメモリ空間12を割り付け、そして装置18により要求されるホストコンピュータ12のIRQを割り付ける。この時点で、POSTコードは、ブロック54により指示されるように、装置18が割り付けられて配置される必要のある拡張BIOSを持つかどうか決定する。もし、拡張BIOSが存在しなければ、ブロック56で示されるように、POSTコードは次の周辺装置に進む。もし、あらゆる装置が配列されれば、POSTコードはブロック58で示されるようにオペレーティングシステムをブートすることに進む。しかし、もし、装置18に対する場合のように、装置からロードされるべき拡張BIOSがあれば、拡張BIOSはブロック60で示されるように、装置18の場合のようにロードされて配置される。一度、装置18に対する拡張BIOSのロードが達成されると、シークエンスはブロック56に進み、そしてプロセスは任意の他の装置に対して継続される。
ここで図4を参照して、図3のブロック54と60で示されるような周辺装置の拡張BIOSをロードして配置する通常の処理がより詳細に説明される。周辺装置18が拡張BIOSをもつかどうかをPOSTが決定する決定ブロック54でスタートして、POSTコードは、拡張BIOSが装置に存在するかどうか、およびその場合、どれだけのメモリ空間が要求されるかを決定するために周辺装置18の空間メモリ35を配置する配置レジスタ38に書き込みおよびそれを読む。一度、拡張BIOSが存在することが決定されると、図3のブロック60により一般的に指示される装置18に関連する拡張BIOSをロードして配置するプロセスがここで詳細に説明されるように処理される。
図4のブロック62で示されるように、POSTコードは、PCI周辺装置18のROM20に記憶される拡張BIOS22をマップする容認アドレスを決定し、そして配置空間メモリ35の配置レジスタ38にアドレスを書き込む。ブロック64において、POSTコードは、それから装置をデコードする拡張BIOSROMをイネーブルにする。次に、周辺装置18は、ブロック66に示されるように、装置18の配置空間メモリ35の配置レジスタ38にPOSTが書き込んだアドレスでスタートするROMメモリをマップする。装置は、ROMメモリがマップされるメモリアドレス領域をデコードするための内部アドレスデコーダをセットアップする。ブロック68で示されるように、POSTコードは、拡張BIOSが、この場合拡張BIOS22のコードイメージ24aの固有の拡張BIOSをサーチしてマップされるメモリロケーションを読むことにより拡張BIOSを通じて読む。もし、固有のコードイメージが見つからなければ、ブロック80で示されるように、シークエンスは付加的な装置が配列されているかどうか調べるためにブロック56に戻る。しかし、もし固有のコード24aが見つかれば、シークエンスはブロック72に戻り、POSTコードはホストシステムRAM14の中のメモリ割り付けを決定し、装置ROM20から拡張BIOSにコピーする。POSTコードはそれから、ブロック74において、適切なコードイメージ24aを装置ROM20からシステムRAM14にコピーする。ブロック76と78に指示されるように、POSTコードはいまシステムRAM14にある拡張BIOSの初期化コード32を呼び、そして周辺装置18をさらに配置するように初期化コード32を実行し、そして割り込みハンドラー、装置特有のデータ等を含むシステムレベルのソフトウェアサポートをインストールする。一度、初期化コード32が終了すると、ifブロック80に示されるように、初期化コード32はシステムのコントロールをPOSTに戻す。ブロック82において、POSTコードは、初期化コード32が読み出し専用として実行された後、システムRAMに残る拡張BIOSを蓄積するのに使用されるシステムRAM14の部分をマーキングするように任意の最終的初期化を実行する。そして、最終的に、この時点で、シークエンは決定ブロック56に戻り、さらに配置されるべき装置が存在するかどうかを調べる。
上記のように、拡張BIOS22は、周辺コンピュータ装置もしくは拡張カードに割り付けられたROM20に通常記憶される。しかし、このアプローチは、PCIバスを使用するシステムにおいて、システムがスタートした後にシステムにロードするための拡張BIOSを記憶するためにのみ使用されるROM20のコストが付け加わることにより装置コストが加算されるという欠点がある。さらに、特に、PCIバスを使用するシステムにおいて、ホストコンピュータが、ホストシステムのRAMに拡張BIOSをコピーする必要がある。効率化のために、拡張BIOSがシステムのオペレーションに必要とされる時、装置のROMに戻って参照しないでその自身のメモリに記憶される複写された拡張BIOSに記憶されるコピーされたBIOSをシステムは使用する。それ故に、固有のイメージ24aの必要な部分が一度ホストRAMに記憶されると、ROM20は、システムがターンオフされ、そしていずれかの時点で、拡張BIOSの固有のイメージが再びホストシステムにロードされるまでアクセスされることはない。また、上記のように、多重イメージは、同じ装置が異なるコンピュータアーキテクチャーをもつ様々なホストシステムに接続されることを可能にするために必要とされるので、拡張BIOS22の全体的サイズとそれ故に拡張BIOSを記憶するのに必要とされるROM20はむしろ大きくできる。これは、拡張BIOSROM20を装置18の費用についての特徴的部分である。
拡張BIOSROMのコストは、使用される特定のタイプのROMに依存して変わる。装置の大きいボリュームが生成されるような場合に、ROMは、ROMの製造時において、ROMにプログラムされた拡張BIOSを製造できる。このアプローチは、高価でないという利点をもつが、しかし、一度このタイプのROMがプログラムされると、それは変更できない。もし、装置が拡張BIOSにおいて変更を必要とするなんらかの方法で修正されるなら、あるいはもし拡張BIOSにおいてバグが見出されたら、古い拡張BIOSで製造されたあらゆるROMが廃棄されなければならない。このアプローチは、拡張BIOSを更新することにより装置のオペレーションを向上する更新の柔軟性を損なう。
他のアプローチにおいては、ROMが製造された後で、拡張BIOSがROMにプログラムされる。これは、拡張BIOSが上記のアプローチの場合に製造されたROMを廃棄しなければならないということなく更新可能にする。プログラマブルROMはより柔軟性を備えるが、それは、製造工程においてプログラムされるROMより高価であり、さらに拡張BIOSROMの与えるコストを増大する。コンピュータ周辺装置マーケットの極度に競争的な性質のために、例えば、ハードディスク装置の分野では、拡張BIOSのためのROMの費用を切り詰めるもしくは削除する能力は競争における重要な利点である。
本発明はホストコンピュータを作動するのに使用され、ホストコンピュータに関連するシステムRAMを有するシステムBIOSを有するホストコンピュータを作動させるための新規な装置および方法を開示するものである。
この装置および方法によれば、ホストコンピュータに接続された大容量メモリ記憶周辺デバイスの大容量メモリ記憶装置内にBIOSの少なくとも一部を記憶できるようになる。大容量メモリ記憶装置内に記憶されたこのBIOSは特定の周辺コンピュータデバイスに関連した拡張BIOSおよび/または大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイス自体に関連した拡張デバイスとすることができる。大容量メモリ記憶装置内に記憶されたBIOSはホストコンピュータに関連するシステムBIOSでもよい。このような方法によれば、特定の周辺コンピュータデバイス用の拡張BIOSROMおよび/または大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイス用の拡張BIOSROMの必要性およびそのコストを大幅に低減するか、または完全になくすことができる。この方法はホストコンピュータに関連するシステムBIOSの必要性およびそのコストを低減するか、これを完全になくすのに使用することも可能である。大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置には拡張BIOSの一部またはすべておよび/またはシステムBIOSの一部が記憶されているので、この方法はプログラマブルROMを使用することなくBIOS内のシステムの更新および改良またはバグの訂正をする際のフレキシビリティを実質的に改善するものでもある。このような新規な方法を使用することにより、BIOS ROMを廃棄することなく大容量メモリ記憶デバイスの大容量メモリ記憶層内に改良されたBIOSをロードし直すだけで、システムに接続された周辺デバイスに関連するシステムBIOSの大多数および拡張BIOSの大多数またはすべてを更新できる。
発明の概要
後に、より詳細に説明するように、本明細書にはコンピュータシステムを作動させるための装置および方法が開示されている。このコンピュータシステムはシステムRAMを有するホストコンピュータと、このホストコンピュータに接続された大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイス、例えばハードディスクドライブとを含む。このホストコンピュータはコンピュータシステムの作動を制御するのにBIOSを使用する。この装置および方法によりBIOS RAM内にBIOSのすべてを記憶することなく、大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置内にBIOSの少なくとも一部を記憶することが可能となる。
一実施例ではコンピュータシステムを作動するための方法および装置は再配置可能な拡張BIOSロケーションアドレスが認められる周辺バス、例えばPCIバスを使用するホストコンピュータに接続された特定の周辺コンピュータデバイスを作動させるための方法および装置となっている。この実施例では、BIOSは特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSである。周辺コンピュータデバイスを作動させるにはホストコンピュータは特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSを得て、この拡張BIOSをシステムRAMにロードしなければならない。この実施例は特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSの第1部分(すべてではない)を得るためのROM記憶メモリ(周辺ROM)を含む。
特定の周辺コンピュータデバイスに関連した拡張BIOSの第2部分はホストコンピュータに接続された大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置に記憶される。特定の周辺コンピュータデバイスは大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスであってもよいし、そうでなくてもよい。この装置はホストコンピュータに周辺ROMをアクセスさせ、特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSの第1部分を得るようにさせる作動機構を更に含む。その後、ホストコンピュータは拡張BIOSの第1部分を使用することにより、(i)特定の大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置にアクセスし、(ii)特定の周辺コンピュータデバイスに関連し、大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモ記憶装置内にある拡張BIOSの第2部分を入手し、(iii)システムRAM内にこの拡張BIOSの第2部分を記憶するようにされる。
この実施例では、ホストコンピュータはシステムBIOS(システムROM)を含むシステムROMメモリ記憶装置を含むことができる。拡張BIOSの第1部分を含む周辺ROM記憶メモリはシステムROM記憶メモリと別個で離間していてもよいし、またはこれとは異なり拡張BIOSの第1部分を含む周辺ROM記憶メモリはシステムROM記憶メモリの一部でもよい。拡張BIOSの第1部分を含むROM記憶メモリがシステムROM記憶メモリと別個であり、離間しているようなケースでは、特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSの第1部分を含むこの周辺ROM記憶メモリを特定の周辺コンピュータデバイス内に設けてもよい。
本方法および装置が特定の周辺コンピュータデバイスを作動させる方法および装置となっている別の実施例では、大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置内に特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOS全体が記憶される。このような実施例では、方法および装置はシステムの作動を開始させるための作動機構を更に含む。システムの作動が一旦開始されると、作動機構はホストコンピュータに(i)大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置にアクセスさせ、(ii)特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSを入手させ、更に(iii)特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSをシステムRAMに記憶させる。大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置内に拡張BIOS全体を記憶する本発明の特定の変形例では、大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスは大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスにメモリバッファを含む。この変形例では特定の周辺コンピュータデバイスに関連する拡張BIOSは、拡張BIOSの第1部分と拡張BIOSの第2部分を含む。更に作動機構はシステムの作動開始時にホストコンピュータがパワーオン時自動テストを実行させる。大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスはパワーオン時自動テストの時間内に大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスのメモリバッファ内に特定の周辺コンピュータデバイスに関連した拡張BIOSの第1部分をロードする機構を含む。これにより作動機構はメモリバッファにアクセスし、拡張BIOSの第1部分を入手することが可能となる。その後、拡張BIOSの第1部分を使用することにより、ホストコンピュータは(i)大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置にアクセスし、(ii)特定の周辺コンピュータデバイスに関連し、大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリストレージ内にある拡張BIOSの第2部分を入手し、(iii)システムRAM内の拡張BIOSの第2部分を記憶するようにされる。
上記実施例の各々では拡張BIOSに関連する特定の周辺コンピュータデバイスは、実際には拡張BIOSの少なくとも一部が記憶される大容量メモリ記憶装置を提供する大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスでよい。これとは異なり、特定の周辺コンピュータデバイスは他の任意の周辺コンピュータデバイス、例えばビデオカード、ネットワークカードまたは他の任意の周辺デバイスまたは拡張カードでもよい。
別の実施例では、BIOSはホストコンピュータに関連するシステムBIOSとなっている。この実施例では、システムBIOSの第1部分はホストコンピュータ内に設けられたBIOS ROMに収容されるシステムBIOSの第2部分は大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置内に記憶される。システムBIOSのこの第2部分は、これまで説明した大容量メモリ記憶装置内に記憶された拡張BIOSと同じように検索され、システムRAM内に記憶される。
本発明の別の特徴によれば、コンピュータシステムで使用するためのROM以外のコンピュータメモリ記憶媒体が開示される。このコンピュータシステムはホストコンピュータに関連したシステムRAMを有するホストコンピュータと、このホストコンピュータに接続された大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスを含む。ホストコンピュータはシステムの作動を制御するためにBIOSを使用する。ホストコンピュータがホストコンピュータのシステムRAMに大容量メモリ記憶装置内に記憶されていたBIOSをロードした後に、ホストコンピュータによって使用できるよう大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスの大容量メモリ記憶装置内にBIOSの少なくとも一部が記憶される。本発明のコンピュータメモリ記憶媒体はホストコンピュータの作動を制御するためのBIOSを含むメモリ記憶媒体の一部を有する。コンピュータメモリ記憶媒体の一実施例では、この媒体は大容量メモリ記憶周辺コンピュータの大容量メモリ記憶装置、例えばホストコンピュータに接続されたハードディスクドライブである。
コンピュータメモリ記憶媒体の別の実施例では、媒体はフロッピー(登録商標)ディスクまたは他の媒体であり、媒体に記憶されたBIOSは大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイスに転送可能である。この実施例では、媒体に記憶されたBIOSはコンピュータシステムの少なくとも一部に関連した更新改正されたBIOS、例えばシステムに接続された特定の周辺コンピュータデバイスに関連した拡張BIOSまたはホストコンピュータに関連したシステムBIOSでよい。これとは異なり、媒体上に記憶されたBIOSはコンピュータシステムに接続された特定の周辺コンピュータデバイスに関連した拡張BIOSでよい。
詳細な説明
図5を参照して、ホストコンピュータが特定の周辺コンピュータ装置を作動させることができ、その動作においてホストコンピュータは特定の周辺コンピュータ装置に関連する拡張BIOSを得てシステムRAMへロードしなければならない構成について説明する。図5に示すように、本発明に従って設計されたコンピュータシステム100はホストコンピュータ102を作動させるのに使用されるシステムBIOS104およびホストコンピュータ102に関連するRAM106を有するホストコンピュータ102を含んでいる。システムBIOS104はホストコンピュータ102内のシステムROM108内に格納されている。周辺バス110がホストブリッジ112を使用してホストコンピュータ102およびRAM106に接続されている。周辺コンピュータ装置114が周辺バス110を使用してホストコンピュータ102に接続されている。ホストコンピュータ102、システムBIOS104、RAM106、ROM18およびホストブリッジ110はブリッジ112を使用してホストコンピュータ102およびRAM106を周辺バス110に接続することができる任意適切な容易に提供できる部品により構成されている。制約はしないが、これらの部品には従来の任意の486, Pentium(登録商標)、パワーPC(登録商標)やRISCベース部品が含まれる。ホストコンピュータ102、RAM106、およびホストブリッジ112は互いに特定の構成を有して図示されているが、これは本発明の必要条件ではないことがお判りであろう。部品はさまざまな特定構成と接続することができ、前記したように、周辺コンピュータ装置114が周辺バス110を使用してこれらの部品に接続される限り本発明の範囲に入る。
周辺バス110は再配置可能で拡張可能なBIOS位置アドレスが許される任意適切な容易に提供できる周辺バスとすることができる。このような周辺バスの1つの実施例はPCIバスである。しかしながら、他のパラレルバス、シリアルバス、もしくは多重化バス等の広範な周辺バスも本発明の範囲に入ることをお判り願いたい。発明の背景で前記したように、PCIバスを利用する場合には、特定の周辺コンピュータ装置に関連する任意の拡張BIOSをどのようにホストシステムのRAM106へロードするかがPCI仕様により指示される。他の周辺バス構成は対応する仕様を有し、したがって、周辺コンピュータ装置114をホストブリッジ112に接続するのにPCIバスが使用されているものとして本発明を説明する。当業者であれば、本開示を読めば本発明の他の周辺バスへの応用は容易にお判りと思われる。本明細書全体を通して周辺バスはPCIバスであるものとして説明を行うが、これは必要条件ではない。固定されたハードワイヤ拡張BIOS位置アドレスではなく拡張BIOS位置アドレスをシステムメモリ内へマッピングする必要のある任意の周辺バスにも同等に適用される。
本発明の第1の実施例では、周辺コンピュータ装置114はハードディスクドライブやコンパクトディスクプレーヤ等の大容量記憶装置116を有する大容量記憶装置周辺コンピュータ装置である。装置114は適切に初期化および作動させるためにホストコンピュータへロードされる装置に関連する拡張BIOSを必要とする。ハードディスクドライブおよびコンパクトディスクプレーヤについて特に説明するが、周辺コンピュータ装置114は任意他の大容量記憶装置の形をとることができしかも本発明の範囲に入る。マス記憶装置周辺コンピュータ装置114は少量のROM118を含んでいる。本発明に従って、ROM118は装置114に関連する拡張BIOSの第1の部分120しか含んでいない。
図6Aを参照して、PCIバスを使用する場合、拡張BIOSの第1の部分120は構成ヘッダー122、少量の初期化符号124、およびチェックサム126を含んでいる。構成ヘッダー内の特定情報は使用するバスに応じて変動することがあるが、情報は使用するバスのプロトコルに従って格納される。この実施例の好ましいバージョンでは、第1の部分120は全体拡張BIOSの非常に小さい部分であり、例えば、1Kバイト以下のサイズである。装置114に関連する拡張BIOSの第2の部分128は大容量記憶装置116に格納される。図6Bに示すように、拡張BIOSの第2の部分128は拡張BIOSの一部とすることができる任意のデータ構造130、システムの動作中に装置114を作動させるのに必要な任意のランタイム符号132、装置114を初期化するのに必要な任意の初期化符号134、およびチェックサム136を含んでいる。図6Cに示すように、装置114はシステム10の従来技術の装置18について前記したのと同様に拡張BIOSをマッピングするのに要求されるシステムメモリのサイズや量を含む情報を含んだ構成レジスタ140を有する構成スペースメモリ138も含んでいる。しかしながら、本発明では、要求されるサイズによりホストコンピュータ内で周辺コンピュータ装置114に関連する拡張BIOSの第1の部分120および拡張BIOSの第2の部分128の両方をマッピングするのに必要なメモリスペース量が指定される。
図6Aおよび図6Bには拡張BIOSの第1の部分120および第2の部分128を構成する1つの符号イメージしか図示されていないが、拡張BIOSの第1の部分120および第2の部分128は、各々が装置を取り付けるコンピュータアーキテクチュアのさまざまなタイプに対応する多数のイメージを含むことができる。このマルチイメージ方法により、さまざまな符号イメージに対応するさまざまなコンピュータアーキテクチュアを使用して同じ装置をさまざまなシステムに取り付けることができる。多数の符号イメージが提供されている場合には、構成スペース138の構成レジスタ140に格納された要求されるサイズ情報には符号イメージの第1および第2の部分の全てに対して十分なスペースが含まれる。
第1の実施例の要素について説明してきたので、この実施例の動作について詳細に説明する。全体システム100が最初にオンとされると、システムは最初に図3のフロー図に関して詳細に説明した典型的なシステム10と同様に作動する。しかしながら、POST符号が周辺装置についてシステム100を調べ、この場合装置114である、拡張ROMを含む周辺装置があることを確認すると、システム100の動作は図4に関して説明した典型的なシステムと違い始める。したがって、典型的なPCIベースシステム10について前記した図4のフロー図と置換される図7のフロー図を参照してこの点以降のシステム100の動作についてさらに説明する。
周辺装置114が拡張BIOSを有するかどうかをPOST符号が確認する図7の判断ブロック54で開始して、POST符号は周辺装置114の構成スペースメモリ138の構成レジスタ140に対して書き込みおよび読み取りを行って装置上に拡張BIOSが存在するかどうかを確認し存在すればどれだけのメモリスペースが必要であるかを確認する。図7のブロック146に示すように、拡張BIOSがあることが確認されると、POST符号は拡張BIOSをマッピングするのにアクセス可能なアドレスを決定しそのアドレスを周辺装置114の構成スペースメモリ138の構成レジスタ140へ書き込む。次に、ブロック148においてPOST符号はシステム10について前記したのと同様に装置において拡張BIOSROMデコーディングをイネーブルする。
次に、本発明に従って、ブロック150に示すように周辺装置114はROM118に格納された拡張BIOSの第1の部分120を、装置114の構成スペースメモリ138内の構成レジスタ140へPOST符号が書き込んだアドレスで開始される、システムメモリアドレスへマッピングする。装置114はその内部アドレスデコーダを設定して、実際には装置114のROM118内には小部分しかないが、ROM118がマッピングされるレジスタ140により要求される全メモリアドレス範囲をデコードする。装置114のROM118内に格納された拡張BIOSの第1の部分120は、前記したように、全体拡張BIOSに対してレジスタ140が要求するスペース量よりも実質的に小さいため、偽造データがこの過剰システムメモリスペースへマッピングされる。これはさまざまな方法で行われる。例えば、ROM118上の1つのデータ位置を過剰システムメモリスペースの全部へマッピングすることができ、したがって、過剰システムメモリスペース全体を埋めるのに1つのデータ位置だけで済む。また、急いでデータパターンを発生することができる小さなデータ発生符号を提供することができる。この場合、アクセスされる時にデータ発生符号がアクセスされたデータ量を発生するように、過剰メモリスペースへデータ発生符号がマッピングされる。
この過剰RAMスペースがどのように埋められるかについて特定の2つの例しか説明しないが、他のさまざまな方法を使用することができ、それらは全て本発明の範囲に入る。好ましいバージョンでは、拡張BIOSの第1の部分120を含むROM118内の1つのデータ位置に全ての過剰RAMスペースがマッピングされる。このデータ位置はその位置のデータとしてゼロを与える。そうすることにより、全ての過剰RAMスペースがゼロで埋められる。全ての過剰RAMスペースがゼロで埋められるため、この過剰スペースはチェックサムカウンタを遂行せずチェックサム126は拡張BIOSの第1の部分120の終わりに配置することができる。
ブロック152に示すように、POST符号は拡張BIOSがマッピングされたメモリ位置を読み取ることにより拡張BIOSを読み通し、この場合には拡張BIOSの第1の部分120に含まれる唯一の符号イメージである、適切な拡張BIOS符号イメージを探索する。適切な符号イメージが見つからない場合、判断ブロック154に示すように、シーケンスはブロック56へ戻り構成される付加装置があるかどうかを調べる。適切な符号イメージが見つかれば、シーケンスはブロック156へ移りそこでPOST符号はホストシステムRAM106内のメモリ位置を確認し装置ROM118に対して拡張BIOS符号をコピーする。次に、ブロック158においてPOST符号は装置ROM118からシステムRAM106へ符号イメージをコピーする。前記したように、このコピーには拡張BIOSの第1の部分120および偽造データが含まれる。ブロック160に示すように、POST符号は現在システムRAM106内にある拡張BIOSの第1の部分120の初期化符号124を呼び出して実行する。
本発明に従ってブロック162に示すように、初期化符号124はマス記憶装置周辺コンピュータ装置114を活性化させ拡張BIOSの第2の部分128をシステムRAM106へロードするのに丁度十分な符号を含んでいる。ブロック164に示すように、初期化符号124は現在ホストROM内にある第2の部分128の初期化符号134を実行する。実施例では、初期化符号124は大容量記憶装置114を活性化させ、第2の部分128をロードし、初期化符号134を実行するのに十分なだけの符号しか含んでいないが、それは本発明の必要条件ではない。拡張BIOSの少なくとも一部が大容量記憶装置114に格納されている限り、初期化符号124はより多くの符号を含むことができる。しかしながら、好ましい実施例ではROM118内に格納される符号の量を最小限に抑えてROMのコストができるだけ低減される。ブロック166において、初期化符号134はさらに周辺装置114を構成して割り込みハンドラー、特定装置データ等を含むシステムレベルソフトウェアサポートをインストールする。初期化符号134が完了すると、ブロック168に示すように、POST符号へシステムのコントロールが戻される。ブロック170において、POST符号は初期化符号134が読取り専用として実行された後で拡張BIOSを残りのシステムRAMに格納するのに使用されるシステムRAM106の一部をマーキングする等の任意の最終初期化を実施する。最終的に、こと点においてシーケンスは判断ブロック56へ戻って構成される装置が他にもあるかどうか調べられる。
やはり図5に示す第2の実施例では、特定の周辺コンピュータ装置は大容量記憶装置周辺コンピュータ装置以外の装置もしくは拡張カードの形をとることができる。このような装置の例はビデオカード、マルチメディアカード、ネットワークカード、もしくは任意他の拡張カードや拡張BIOSを含む周辺装置である。この実施例では、コンピュータシステム100は拡張カード174を初期化および/もしくは作動させるために関連する拡張BIOSをホストコンピュータへロードする必要がある周辺コンピュータ拡張カードすなわち装置174を含んでいる。装置114について前記したのと同様に、拡張カード174はそれに関連する拡張BIOSの第1の部分178を含むROM176を含んでいる。しかしながら、この実施例では、拡張カード174に関連する拡張BIOSの第2の部分180は大容量記憶装置114に格納されている。それにより、拡張カード174の拡張BIOSの大部分を大容量記憶装置周辺装置114の大容量記憶装置116に格納することができる。この実施例の動作は、ROM176内に含まれる第1の部分178に与えられた小さい初期化符号により装置114が作動され大容量記憶装置116内に含まれる拡張カード174に関連する拡張BIOSの第2の部分がアクセスされる点を除けば、前記した第1の実施例と同じである。
前記した第1および第2の実施例はホストコンピュータにより初期化されかつ/もしくは作動されるために拡張BIOSをロードする必要がある周辺コンピュータ装置上に配置されたROM118およびROM176を含んでいるが、それは必要条件ではない。また、拡張BIOSの第1の部分を含むROMは全体システム内の別の場所に設けることができる。その1例は、高度集積回路が周辺装置の特定の群化を含む完全なパッケージとして提供されるような状況である。図5を参照して、このような状況下で、それぞれ装置114および装置174の拡張BIOSの第1の部分を含むROM118および176はシステムROM108の一部として提供することができる。本例では装置114および174である、完全なパッケージ内に含まれる周辺装置に関連する拡張BIOSの大部分が前記したようにハードドライブ等の大容量記憶装置内に格納される。システムROM108内に含める必要のある拡張BIOSROMはハードドライブを作動させてその中に格納された初期化符号へコントロールを引き渡す符号を含むのに十分な大きさでさえあればよい。次に、パッケージに含まれるさまざまな周辺装置に関連する全ての拡張BIOS前記したようにホストシステムのRAM内にロードされる。しかしながら、この状況では、各周辺装置の拡張BIOSの第1の部分はシステムBIOSの一部として提供され、したがって、システムBIOS(すなわち前例のPOST)は前記したようにこれらの周辺装置を探索する必要がない。
本発明の別の実施例にしたがって、この一般的な方法を使用してホストコンピュータ内で必要なシステムROMの量を低減することができる。やはり図5を参照して、システムROM108内に格納されているシステムBIOS104はホストコンピュータ102により使用される全体システムBIOSの小さな第1の部分にすぎない。システムBIOSの第2の部分は周辺装置拡張BIOSについて前記したように大容量記憶装置114の大容量記憶装置116内に格納される。
図8のフロー図を参照して、システムBIOSがシステムROM108に格納される第1の部分と大容量記憶装置116に格納される第2の部分へ分割されるシステムの動作について詳細に説明する。この構成では、ブロック184に示すようにコンピュータがターンオンされた後で、システムROM108に格納されたシステムBIOSの第1の部分が大容量記憶装置114を見つけて構成する(ブロック186)。ブロック188に示すように、システムBIOSの第1の部分はシステムBIOSの第2の部分182をシステムRAM106へロードするのにアクセス可能なアドレスを決定する符号を含んでいる。次に、ブロック190および192において、システムBIOS符号の第1の部分は大容量記憶装置114からのシステムBIOSの第2の部分182をシステムRAM106へロードし、現在システムRAM内にあるシステムBIOSの第2の部分を実行する。この点において、ブロック194に示すように、システムBIOSの第2の部分がコントロールを行いシステムは全システムBIOSがROM104内に与えられているのと同様に作動し続ける。
システムBIOSの第2の部分がRAMへロードされて実行されると、システムは前記構成に従ってシステムに接続された周辺装置に関連する任意の拡張BIOSをロードし続けることができる。また、後記するように拡張BIOSをロードすることができる。この全体的方法を使用して、システムBIOSの大部分を、システムに接続された周辺装置の拡張BIOSの大部分もしくは全部と共に、ROMに格納するのではなくシステムに接続された大容量記憶装置の大容量記憶装置内に格納することができる。それにより典型的なコンピュータシステム内のシステムBIOSおよび拡張BIOSに必要なBIOSROMに関連するコストの大部分を削除することができる。さらに、この同じ基本的概念を一歩進めると、典型的なコンピュータシステムの付加部品に格納される情報を大容量記憶装置に格納することにより、これらの部品も削除することができる。例えば、システム構成、パスワード、もしくはROMやバッテリバックアップメモリに典型的に格納される任意他の情報を含むことができるバッテリバックアップメモリも、この情報を大容量記憶装置に格納し前記したようにシステムの始動時にそれにアクセスすることにより、削除することができる。
本発明の他の実施例においては、特定の周辺コンピュータデバイスと組合わされた拡張BIOS ROMに対する難問がすべて一緒に排除されるようになる。図9において、全体のシステム200には、ホストコンピュータ102、システムBIOS104、システムRAM106、システムROM108、ホストブリッジ112、および周辺バス(前記の実施例で、すでに説明したように)が設けられている。また、このシステム200には、マスメモリストレージ(大容量メモリ)204を有するマスメモリストレージ周辺コンピュータデバイス202が設けられている。本例では、デバイス202と組合わされた拡張BIOSのすべてが、大容量メモリ204にストアされている。前述の実施例を説明したように、このコンピュータデバイス202は、ハードディスクドライブや、コンパクトディスクプレーヤ、または他の大容量記憶装置の形態で得られる。
この大容量メモリデバイス202は、更に、入力/出力データをストアするメモリバッファ206が設けられており、これらデータは、大容量メモリ204から/へ転送される。メモリバッファ206は以下のように構成されている。即ち、ホストシステムの立上げ時、このメモリバッファが、デバイスにインストールされた拡張ROMであるかのように、ホストシステムに対して出現するように構成されている。本発明によれば、このデバイス202には、インテリジェントスタートアップ(立上げ)アレンジメント208が設けられている。このスタートアップアレンジメント208によって、システムがON状態の時を検知し、このシステムの立ち上りに応答して、このアレンジメント208によって、大容量メモリデバイス202が急激にON状態となると共に、この拡張BIOSの少なくとも第1部分を、メモリバッファ206へロードする。このアレンジメント208は、この拡張BIOSの第1部分を、以下のように、十分に早くメモリバッファ206へロードできるように構成されている。即ち、POSTによって、デバイス202が、他の拡張BIOSを要求しているかどうかを調べた時に、ホストシステムに対して利用できるようになるのに十分に早くロードする。この拡張BIOSの第1部分は、前述した第1実施例での拡張BIOSの第1部分に類似している。
図10において、本実施例は、上述した図7のフローチャートで表わした実施例での動作と同じ方法で動作する。図10に示すように、第1ブロック146,148は、前述したものと同じである。しかし乍ら、本例においては、POSTコードによって拡張ROMデコーディングがイネーブル状態となって以降、図7のブロック150を、ブロック210と差替える。このブロック210では、デバイス202によって、それの内部メモリデバイス206を、拡張BIOSとして、システムメモリ中にマッピングし、これは、このデバイスの構造スペースに対して与えられたPOSTコードを、所定アドレスで開始する。図7関連して詳述したのと同様な方法で、偽牲的に発生させたデータを、デバイス202の構造スペースによって要求される過剰システムメモリスペースにマッピングする。このデバイス202によって、それの内部アドレスデコーダをセットアップして、例え、このデバイス202中にROMが設けられていなくても、それ自身の構造スペースによって要求される全体のメモリアドレスレンジをデコードするようにする。
前述の実施例で説明したように、POSTコードによって、拡張BIOSを、以下のように読出して、適当な拡張BIOSコードイメージ(ボックス152)をサーチする。即ち、この拡張BIOSがマッピングされているメモリ位置を読取ることによって読出す。適当なコードイメージが見つからない場合には、ブロック56まで戻り、ここで構成すべき追加のデバイスが存在するかをチェックする。しかし乍ら、適当なコードイメージが見つかった場合には、ブロック212へ移り、ここでは、POSTコードによって、ホストシステムRAM内のメモリ位置を決定して、この拡張BIOSコードを、デバイス202のメモリバッファ206へ/からコピーする。次に、このPOSTコードによって、ブロック214で表わしたように、デバイス202のメモリバッファ206からシステムRAM106ヘコードイメージをコピーする。このコピー動作には、すでに詳述したように、拡張BIOSの第1部分および偽性的に発生させたデータが包含されている。ブロック160で示したように、このPOSTコードによって、システムRAM106に現在存在している拡張BIOSの第1部分内の初期化コードを呼出すと共に、この初期化コードを走らせる。本例の残りの動作は、図7のフローチャートについて説明したものと同一なものである。
また、本実施例の他の方法によれば、メモリバッファ206を、全体の拡張BIOSイメージに対する拡張BIOSとして、ホストシステムにマッピングして、この拡張BIOSを第1および第2部分に分割する難問を排除することもできる。図11のフローチャートにおいて、この方法について説明する。ブロック54,56,146,148は、図10で説明した実施例のものと同じ状態のままである。しかし乍ら、ブロック216においては、デバイス202によって、それのメモリバッファ206を、全体の拡張BIOSイメージ用の拡張BIOSとして、システムメモリ中にマッピングし、これは、デバイス202の構造スペースに与えられたPOSTコードでのアドレスにて開始される。デバイス202によって、この拡張BIOSを、その大容量メモリからそれの自身のメモリバッファへ読出すと共に、このイメージをシステムメモリ中にマッピングする。マルチイメージが与えられた場合に、これらイメージもシステムメモリ中にマッピングする。このデバイスによって、それ自身の内部デーコーダをセットアップして、このメモリにROMが存在しなくても、全体のメモリレンジをデコードする。また、ブロック152,154,212は、図10に説明したものと同一である。しかし乍ら、ブロック218においては、POSTコードによって、適当な拡張BIOSイメージをコピーする。このBIOSイメージには、全体の拡張BIOSが含まれており、デバイス202のメモリバッファ206からシステムRAM106まで、大容量メモリストレージ204のイメージを読終えるようにする。この時点から、動作は、図4のフローチャートで示した従来システムでの動作で説明したように、拡張BIOSがROMからロードされていたのと同様な方法でブロック76,78,80,82と進行する。
次に、図9に戻り、他の実施例によって、以下のようなアレンジメントが提供される。即ち、大容量メモリデバイス以外の、特定の周辺コンピュータデバイスと組合わされた拡張BIOS ROMが、全体に一緒に表示されている。この例によれば、システム200には、周辺コンピュータ拡張カードまたはデバイス220が設けられており、このカードまたはデバイス220は、組合わされた拡張BIOSがホストコンピュータにロードされることを要求しており、これは、拡張カード220を初期化および/または動作させるためである。デバイス202について前述したのと同様な方法によって、この拡張カード220と組合わされた拡張BIOSが、このデバイス202の大容量メモリ204にストアされている。この実施の動作は、以下の部分を除いて、直前に説明した実施例のものと同一である。即ち、大容量メモリ204にストアされた初期化コードには、拡張カード220用の初期化およびランタイム(動作時間)コードならびに、デバイス202用の初期化およびランタイムコードが包含されていることが例外である。
本発明の利点の1つとしては、大容量メモリにストアされた拡張BIOSの一部分を、容易にアップグレードできることである。この大容量メモリがハードディスクドライブの場合、この拡張BIOSの部分を、ユーザがアクセス不可能な、大容量メモリの一部分にストアできることである。種々の方法を駆使することによって、このハードディスクドライブの通常動作中に、ハードディスクドライブのこの部分がアクセスされるのを保護できる。このような状況の下で、ユティリティプログラムを用いて、ハードディスクドラブ上にストアされた拡張BIOSの部分の更新または訂正が必要になった場合には、この保護された部分にアクセスすることもできる。前述した全実施例では、この拡張BIOS部分を更新すると共に変更するためのこのような能力によってもたらされる利益を受けられる。この拡張BIOSの部分は、システムの大容量メモリ周辺デバイスの大容量メモリ中にストアされている。
また、少なくとも拡張BIOSの一部分を大容量メモリにストアする汎用のアプローチによって、このホストシステムを、種々の状況に対して、異なって構成することもできる。この一例としては、このシステムを利用して、特定のゲームまたはアプリケーションを走らせている場合であり、このことは、このシステムを、通常の動作中の方法とは異なった方法で構成する場合に、良好に機能する。この状況の下では、この大容量メモリデバイスを、コンパクトディスクプレーヤとすることができ、ゲームまたはアプリケーションをコンパクトディスクに設定できる。上述したアプローチの利用方法に依存して、このコンパクトディスク自身には、この拡張BIOSの全体でない場合には、少なくともその一部分を包含させている。このコンパクトディスク上の拡張BIOSには、初期化およびランタイムコードが含まれており、このコードによって、動作中の特定のゲームまたはアプリケーション用のシステムの動作を最適化するようになる。
大容量メモリ周辺デバイスの大容量メモリストレージ上に、拡張BIOSの一部分および/またはシステムBIOSをストアすることによって、この周辺デバイスのコストおよび/またはこのシステムのコストを増大させることなく、より大きな拡張および/またはシステムBIOSを提供できる。前述したように、システムの立ち上げ時に必要な情報をストアするという、この一般的な概念には、種々の動作データ、テキスト、または他の情報が含まれており、これによって、システムの立ち上げ時にこのシステムの機能性を増大させる。これの一例としては、システムの立ち上げ時の、更に精密なグラフィックディスプレイであり、このシステムには、これの何処かに、大容量のROMを設置する必要がない(所望のグラフィック情報を包含させる目的で)。
次に図12Aを参照し乍ら、本発明によるコンピュータシステムの動作を詳述する。このコンピュータシステムは、このシステムの立ち上げ時に、特定のグラフィック情報をこのシステムに提供する能力を保有している。ブロック222,224で示すように、コンピュータを作動開始させて、このシステムと組合わされたBIOSの初期化コードによって、このシステムのコントロールを実行する。このBIOSは、上述した種々のBIOSアレンジメントのいずれかを採用できる。決定ブロック226で示したように、この点において、BIOSの初期化コードによって、コンピュータシステムには、ビディオクラフィックメモリが包含されているかどうかをチェックする。若し、ビディオグラフィックメモリが存在しない場合には、ブロック234で示すように、このBIOS初期化コードは、このシステムを構築するようになる。また、ビディオグラフィックメモリが存在する場合には、最近のビディオメモリプレーンを、アクティブ状態にセットすると共に、ブロック228と230とに、それぞれ示すように、最新のビディオメモリプレーンイメージを、大容量メモリデバイスから、ビディオメモリに直接読込む。次に、BIOSの初期化コードによって、決定ブロック232で示すように、読み出すべき、他のビディオメモリプレーンが存在するかをチェックする。若し、メモリプレーンが存在する場合には、読み出すべきビディオメモリプレーンが無くなるまで、ブロック228と230とを繰返えす。
図12Bにおいて、上述したグラフィックスの例と同一の基本的なアプローチを利用して、他の動作データをシステムに提供することもできる。この動作データには(限定的な目的ではなく)、システムコンフィギュレーション(構築)情報、データ、テキスト、パスワード、または他の情報が含まれており、これらによって、システムの立ち上げ時に成る目的が与えられる。図12Aで説明したように、コンピュータをONにすると共に、このシステムに組合わされたBIOSの初期化コードによって、ブロック222と224とに示したように、このシステムのコントロールを行なう。決定ブロック236で示したように、この時点において、BIOSの初期化コードによって、大容量のストレージデバイスに、システムにロードすべき動作データが含まれているかをチェックする。ブロック234で示すように、動作データが存在しない場合には、このBIOSの初期化コードによって、このシステムの構築が実行される。しかし、この動作データが存在しない場合には、ブロック238,240でそれぞれ示すように、この初期化コードによって、メモリ位置を決定して、この動作データをロードすると共に、この動作データを大容量メモリデバイスからシステムRAMに読込む。次に、BIOS初期化コードによって、決定ブロック242で示したように、読込むべき動作データが更に存在するかをチェックする。動作データが存在する場合には、読込むべき動作データがなくなるまで、ブロック238と240とを繰返えす。
前述したように、図12Aおよび図12Bに示したアプローチを利用することによって、動作データまたはグラフィックを、この情報のために追加のROM記憶スペースを設けることなく、システムの立ち上げ時に、このシステムに提供できる。このことによって、システムまたは周辺デバイスのコスト増大なく、システムの立ち上げ時に更に多くの情報が与えられるようになる。またこのアプローチによって、バッテリバックアップメモリのように、最近のこの目的のためのメモリ記憶体、ROM等のコストを低下させることができ、これによってシステムのコストを低下できる。
前述したように、周辺バスは、PCIバスとして全体に亘って説明してきたが、このことは必ずしも必要なことではない。前述したように、他の周辺バスも等しく適用でき、この周辺バスは、この拡張BIOS位置アドレスをシステムメモリ中にマッピングする必要性があり、これは、固定式の配線された拡張BIOS位置アドレスをマッピングするものより、むしろ必要なものである。また、拡張BIOS ROMを、特定の周辺デバイスに完全に排除する実施例においては、この特定の周辺デバイスに、他の目的のROMを依然として設置することも可能で、これは、本発明の技術的思想内に含まれる。
少なくとも、BIOSの一部分、即ち、動作データを、大容量メモリ周辺コンピュータデバイスの大容量メモリデバイス中にストアした構成を保有した特定の例について詳述したが、本発明は、他の特定の形態で、広範に実現し得るものである。例えば、数個の周辺デバイスをホストコンピュータに接続したシステムにおいて、これらすべてのデバイスに対する拡張BIOSを、大容量メモリにストアすることもできる。本例の場合には、大容量メモリデバイス用の拡張BIOSの第1部分を、前述したように、メモリバッファにロードしたり、または、小さな拡張BIOS ROMにストアすることもできる。他のすべての周辺デバイス用の拡張BIOSに伴って、大容量メモリ用の拡張BIOSの第2部分を、大容量メモリデバイスの大容量メモリ中にストアすると共に、この大容量メモリデバイス用の拡張BIOSの第1部分を利用して、アクセスすることもできる。従って、現在の例は、単に例示したものにすぎず、決して限定するものでないと共に、本発明は、上述した詳しい例に限定されず、添付の請求項に規定された技術的な思想範囲内で、変更することができる。
添付図面と共に現時点で好ましい実施例の次の詳細な説明を参照すれば、本発明の特徴について最良に理解できよう。
周辺コンピュータデバイスをホストコンピュータに接続するためにPCIバスを使用する従来のコンピュータシステムのブロック図である。 Aは、多数のコードイメージを含む従来の拡張BIOSの図である。 Bは、従来の拡張BIOSの一部を構成する、図2Aに示されたコードイメージのうちの2つの詳細な図である。 Cは、PCI周辺デバイスのコンフィギュレーションスペースメモリの詳細な図である。 拡張BIOSをホストコンピュータのシステムRAMにロードすることを必要とする周辺デバイスをシステムが含むかどうかを判断するのに代表的なPCIに基づくシステムによって使用される従来のシーケンスを含むフローチャートである。 ホストコンピュータのシステムRAMに特定の周辺デバイスと関連する従来の拡張BIOSがどのようにロードされるかを詳細に示すフローチャートである。 再配置可能な拡張BIOSロケーションアドレスが認められた周辺バスを使って、周辺コンピュータデバイスをホストコンピュータに接続する、本発明によって設計されたコンピュータシステムの一実施例のブロック図である。 Aは、周辺コンピュータデバイスのための本発明による拡張BIOSの第1部分の詳細図である。 Bは、図6Aに示された拡張BIOSの第1部分に関連した、本発明に係わる拡張BIOSの第2部分の詳細図である。 Cは、PCI周辺デバイスのコンフィギュレーションスペースメモリの詳細図である。 図5、図6Aおよび図6Bに示された拡張BIOSが、本発明によりホストコンピュータのシステムRAMにどのようにロードされるかの詳細を示すフローチャートである。 図5に示された大容量メモリ記憶周辺コンピュータデバイス内に記憶されたシステムBIOSの一部が本発明によりどのようにホストコンピュータのシステムRAMにロードされるかを示すフローチャートである。 再配置可能な拡張BIOSロケーションアドレスが認められた周辺バスを使って、周辺コンピュータデバイスをホストコンピュータに接続する、本発明によって設計されたコンピュータシステムの別の実施例のブロック図である。 図9に示された拡張BIOSが本発明によりどのようにホストコンピュータのシステムRAMにロードされるかを説明する、第1実施例の細部を示すフローチャートである。 図8に示された拡張BIOSが本発明によりどのようにホストコンピュータのシステムRAMにロードされるかを説明する、第2実施例の細部を示すフローチャートである。 Aは、コンピュータシステムの起動中に、本発明によりグラフィックが大容量メモリ記憶デバイスからビデオメモリにどのようにロードされるかを示すフローチャートである。 Bは、コンピュータシステムの起動中に、本発明により作動データが大容量メモリ記憶デバイスからシステムにどのようにロードされるかを示すフローチャートである。

Claims (73)

  1. システムRAMを有するホスト・コンピュータと、前記ホスト・コンピュータに接続された大容量メモリ・ストーレジを有する大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置とを含むコンピュータ・システムであって、前記ホスト・コンピュータがBIOSを用いてその動作を制御する前記コンピュータ・システムにおいて、
    (a)前記コンピュータ・システムの起動中に前記ホスト・コンピュータにアクセス可能であって、前記BIOSの第1の部分を含む固定大容量メモリ・ストーレジ手段と、
    (b)前記BIOSの第2の部分であって、前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の前記大容量メモリ・ストーレジに記憶される前記第2の部分と、
    (c)前記ホスト・コンピュータに前記固定大容量メモリ・ストーレジ手段をアクセスさせて、前記BIOSの前記第1の部分を獲得し、その後、前記BIOSの前記第1の部分を用いることにより、前記ホスト・コンピュータに前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の前記大容量メモリ・ストーレジをアクセスさせ、前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の前記大容量メモリ・ストーレジ内に配置されている前記BIOSの前記第2の部分を獲得差せ、かつ前記システムRAM内の前記BIOSの第2の部分を記憶させる動作手段と
    を含む装置。
  2. 前記BIOSは前記ホスト・コンピュータに関連したシステムBIOSである請求項1記載の装置。
  3. 前記固定大容量メモリ・ストーレジ手段は前記ホスト・コンピュータの一部分として設けられている請求項2記載の装置。
  4. 前記BIOSは固有の周辺コンピュータ装置に関連した拡張BIOSである請求項1記載の装置。
  5. 前記固定大容量メモリ・ストーレジ手段は前記固有の周辺コンピュータ装置の一部分として設けられている請求項4記載の装置。
  6. 前記周辺コンピュータ装置は前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置である請求項4記載の装置。
  7. 前記BIOSは前記ホスト・コンピュータに関連されているシステムBIOS、及び固有の周辺コンピュータ装置に関連されている拡張BIOSである。請求項1記載の装置。
  8. 前記固定大容量メモリ・ストーレジ手段はROMである請求項1記載の装置。
  9. ホスト・コンピュータに関連されたシステムRAMを有する前記ホスト・コンピュータ、及び前記ホスト・コンピュータに接続された大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置を含むコンピュータ・システムに用いる、ROM以を除くコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体であって、前記システム・ホスト・コンピュータがBIOSを用いてその動作を制御し、前記BIOSの少なくとも一部分が、前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の前記大容量メモリ・ストーレジに記憶されて、前記ホスト・コンピュータが前記大容量メモリ・ストーレジに記憶されている前記BIOSを前記ホスト・コンピュータの前記システムRAMにロードした後に、前記ホスト・コンピュータにより用いられる、前記コンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体において、
    前記ホスト・コンピュータの動作を制御するBIOSを含む部分
    を含むコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  10. 前記コンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体は、前記ホスト・コンピュータに接続された前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の前記大容量メモリ・ストーレジである前記求項9記載のコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  11. 前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置はハード・ディスク駆動装置である請求項10記載のコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  12. 前記コンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体はフロッピー(登録商標)・ディスクであり、かつ前記フロッピー(登録商標)・ディスクに内蔵された前記BIOSは大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置に転送可能である請求項9記載のコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  13. 前記メモリ・ストーレジ媒体に含まれる前記BIOSは、前記コンピュータ・システムの少なくとも一部に関連されたBIOSであって、更新され、かつ改定されたBIOSである請求項9記載のコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  14. 前記メモリ・ストーレジ媒体に含まれる前記BIOSは、前記コンピュータ・システムに接続されている固有の周辺コンピュータ装置に関連された拡張BIOSである請求項9記載のコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  15. 前記メモリ・ストーレジ媒体に含まれた前記BIOSは、前記ホスト・コンピュータに関連されたシステムBIOSである請求項9記載のコンピュータ・メモリ・ストーレジ媒体。
  16. システムRAMを有するホスト・コンピュータと、再配置可能な拡張BIOS位置アドレスが許容される周辺バスを用いて前記ホスト・コンピュータに接続された固有の周辺コンピュータ装置とを含むコンピュータ・システムにあって、前記ホスト・コンピュータに前記固有の周辺コンピュータ装置を動作可能にさせ、その動作が前記固有の周辺コンピュータ装置に関連した拡張BIOSを獲得し、かつ前記システムRAMに前記拡張BIOSをロードさせるために前記ホスト・コンピュータを必要とする装置において、
    (a)前記固有の周辺コンピュータ装置に関連された全ての拡張BIOSではなく、第1の部分を含むROMストーレジ媒体と、
    (b)前記ホスト・コンピュータに接続され、かつ前記固有の周辺コンピュータ装置に関連された前記拡張BIOSの第2の部分を含む大容量メモリ・ストーレジ手段を有する大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置と、
    (c)前記ホスト・コンピュータに前記ROMストーレジ媒体をアクセスさせて、前記固有の周辺コンピュータ装置に関連された前記拡張BIOSの前記第1の部分を獲得し、その後に、前記拡張BIOSの第1の部分を用いて、前記ホスト・コンピュータに(i)前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の大容量メモリ・ストーレジ手段をアクセスさせ、(ii)前記固有の周辺コンピュータ装置に関連され、かつ前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置の大容量メモリ・ストーレジ手段内に配置された前記拡張BIOSの第2の部分を獲得させ、かつ(iii)前記システムRAM内に前記拡張BIOSの前記第2の部分を記憶させる動作手段と
    を備えている装置。
  17. 前記固有の周辺コンピュータ装置は前記大容量メモリ・ストーレジ周辺コンピュータ装置である請求項16記載の装置。
  18. 前記ホスト・コンピュータはそれ自身のROMメモリ・ストーレジを含み、かつ前記拡張BIOSの前記第1の部分を含む前記ROMストーレジ手段は、前記コンピュータ自身のROMストーレジ・メモリから分離されている請求項16記載の装置。
  19. 前記ホスト・コンピュータは前記固有の周辺コンピュータ装置を前記ホスト・コンピュータに接続するPCIバスを含み、かつ前記システムはPCIプロトコルを用いて前記PCIバスを用いるための請求項16記載の装置。
  20. 前記大容量メモリ・ストーレジ手段はハード・ディスク駆動装置であり、かつ前記拡張BIOSの前記第2の部分は前記ハード・ディスク駆動装置の大容量メモリ・ストーレジ内に含まれている請求項16記載の装置。
  21. 前記拡張BIOSの前記第2の部分はユーザのアクセスが不可能なハード・ディスク駆動装置の大容量メモリ・ストーレジの一部分である請求項20記載の装置。
  22. 前記大容量メモリ・ストーレジ手段はコンパクト・ディスク・プレーヤであり、かつ前記拡張BIOSの第2の部分は前記コンパクト・ディスク・プレーヤにより読み出し可能なコンパクト・ディスクのメモリ内に含まれている請求項16記載の装置。
  23. 請求項16記載の構成において、特定の周辺コンピュータ装置がビデオカードである構成。
  24. 請求項16記載の構成において、特定の周辺コンピュータ装置がネットワークカードである構成。
  25. 請求項16記載の構成において、
    a) 拡張BIOSの要求されているサイズについての情報を含むホストコンピュータが利用できる構成スペースが特定の周辺コンピュータ装置に含まれ、そして
    b) たとえ拡張BIOSの第一の部分が要求されているサイズより小さくても、あたかも拡張BIOSの第一の部分のサイズが拡張BIOSの要求されているサイズであるかのように拡張BIOSの第一の部分をホストコンピュータに見せるための初期化手段が、拡張BIOSの第一の部分に含まれている
    構成。
  26. 請求項25記載の構成において、余分の情報と拡張BIOSの第一の部分との組み合わせが定量的に要求されているサイズに等しくなるような余分の情報を、拡張BIOSの第一の部分と一緒にシステムRAMの中に記憶するための手段が、初期化手段に含まれている構成。
  27. システムRAMをそなえるホストコンピュータ、および再配置可能拡張BIOSロケーションアドレスが許容される周辺バスを使用してホストコンピュータに接続される特定の周辺コンピュータ装置を含むコンピュータシステムにおいて、ホストコンピュータが特定の周辺コンピュータ装置を動作させることができるようにするための構成であって、このように動作させるためにはコンピュータが特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSを獲得し、その拡張BIOSをシステムRAMにロードしなければならない構成において、
    a) ホストコンピュータに接続された大容量記憶周辺コンピュータ装置であって、特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSを含む大容量記憶手段をそなえる大容量記憶周辺コンピュータ装置、
    b) システムの動作を開始するための手段、および
    c) システム動作の開始に応動してホストコンピュータに、(i)大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段へアクセスさせ、(ii)特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSを獲得させ、そして(iii)特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSをシステムRAMの中に記憶させる動作手段
    を含む構成。
  28. 請求項27記載の構成において、特定の周辺コンピュータ装置が大容量記憶周辺コンピュータ装置である構成。
  29. 請求項27記載の構成において、特定の周辺コンピュータ装置をホストコンピュータに接続するためのPCIバスがホストコンピュータに含まれ、PCIバスを使用するためのプロトコルをシステムが使用する構成。
  30. 請求項29記載の構成において、大容量記憶周辺コンピュータ装置上のメモリバッファが動作手段に含まれる構成。
  31. 請求項30記載の構成において、
    a) PCIプロトコルによるシステムの動作開始時に電源投入自己試験(Power-On-Self-Test)を行うための手段が動作手段に含まれ、
    b) 特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSに、第一の部分および第二の部分が含まれ、
    c) 電源投入自己試験の時間フレーム内に特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSの第一の部分を大容量記憶周辺コンピュータ装置のメモリバッファにロードするための手段が大容量記憶手段に含まれ、これにより動作手段が、(i)メモリバッファにアクセスし、(ii)拡張BIOSの第一の部分を獲得した後、拡張BIOSの第一の部分を使用することにより、(iii)大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段にアクセスし、(iv)特定の周辺コンピュータ装置に対応し、大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段の中に配置された拡張BIOSの第二の部分を獲得し、そして(v)拡張BIOSの第二の部分をシステムRAMの中に記憶することができる
    構成。
  32. 請求項31記載の構成において、
    a) 拡張BIOSの要求されているサイズについての情報を含むホストコンピュータが利用できる構成スペースが特定の周辺コンピュータ装置に含まれ、そして
    b) たとえ拡張BIOSの第一の部分が要求されているサイズより小さくても、あたかも拡張BIOSの第一の部分のサイズが拡張BIOSの要求されているサイズであるかのように拡張BIOSの第一の部分をホストコンピュータに見せるための初期化手段が、拡張BIOSの第一の部分に含まれている
    構成。
  33. 請求項32記載の構成において、余分の情報と拡張BIOSの第一の部分との組み合わせが定量的に要求されているサイズに等しくなるような余分の情報を、拡張BIOSの第一の部分と一緒にシステムRAMの中に記憶するための手段が、初期化手段に含まれている構成。
  34. 請求項27記載の構成において、大容量記憶手段がハードディスクドライブである構成。
  35. 請求項34記載の構成において、特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSが、ユーザがアクセスできないハードディスクドライブ大容量記憶装置の一部分の中に配置されている構成。
  36. 請求項27記載の構成において、大容量記憶手段がコンパクトディスクプレーヤであり、特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSが、コンパクトディスクプレーヤで読み取りできるコンパクトディスクのメモリの中に含まれている構成。
  37. システムRAMをそなえるホストコンピュータ、およびホストコンピュータに接続される大容量記憶装置をそなえた大容量記憶周辺コンピュータ装置を含むコンピュータシステムであって、ホストコンピュータがその動作を制御するためにBIOSを使用するコンピュータシステムにおいて、
    a) コンピュータシステムの始動の間にホストコンピュータがアクセスでき、BIOSの第一の部分を含む永久記憶手段を設けるステップ、
    b) 大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶装置の中にBIOSの第二の部分を記憶するステップ、および
    c) ホストコンピュータに、永久記憶手段へのアクセスを行わせ、BIOSの第一の部分を獲得させ、その後、BIOSの第一の部分を使用することによりホストコンピュータに、大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶装置にアクセスさせ、大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶装置の中に配置されたBIOSの第二の部分を獲得させ、システムRAMの中にBIOSの第二の部分を記憶させるステップ
    を含む方法。
  38. 請求項37記載の方法において、BIOSが、ホストコンピュータに対応するシステムBIOSである方法。
  39. 請求項38記載の方法において、永久記憶手段を設けるステップに、ホストコンピュータの一部として永久記憶手段を設けるステップが含まれる方法。
  40. 請求項37記載の方法において、BIOSが、特定の周辺コンピュータ装置に対応する拡張BIOSである方法。
  41. 請求項40記載の方法において、永久記憶手段を設けるステップに、特定の周辺コンピュータ装置の一部として永久記憶手段を設けるステップが含まれる方法。
  42. 前記特定コンピュータ装置は大容量記憶周辺コンピュータ装置である請求項40記載による配置。
  43. 前記BIOSは前記ホストコンピュータに結合されたシステムBIOSおよびある特定の周辺コンピュータ装置に結合された増設BIOSである請求項37記載による方法。
  44. 固定記憶装置手段を提供する前記ステップはROMの形態で固定記憶装置を提供する前記ステップを含む請求項37記載による方法。
  45. 請求項44記載による方法であって、
    a. 前記システムは、再配置可能拡張BIOS割当てアドレスを許容する周辺バスを使用するホストコンピュータに結合されたある特定の周辺コンピュータ装置を含み、
    b. 前記BIOSは、前記特定周辺コンピュータ装置に結合された拡張BIOSであり、
    c. BIOSの第2部分を記憶する前記ステップは、大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段内の前記特定周辺コンピュータ装置に結合された拡張BIOSの第2部分を記憶するステップを含み、
    d. ホストコンピュータを固定メモリにアクセスさせるステップは、ホストコンピュータをROM記憶手段にアクセスさせ、前記特定周辺コンピュータ装置に結合された拡張BIOSの第1部分を獲得し、その後に、この拡張BIOSの第1部分を使用して、ホストコンピュータを、(i)大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段にアクセスさせ、(ii)前記特定周辺コンピュータ装置に結合され、前記大容量記憶周辺コンピュータ装置内に位置する拡張BIOSの第2部分を獲得させ、(iii)システムRAM内に拡張BIOSの第2部分を記憶させるステップを含む、前記方法。
  46. 前記特定周辺コンピュータ装置は、大容量記憶周辺コンピュータ装置である請求項45記載による方法。
  47. ホストコンピュータはその固有のROM記憶装置を含み、このROM記憶装置内の特定周辺コンピュータ装置に結合された拡張BIOSの第1部分を記憶するステップは、コンピュータの固有のROM記憶装置とは別個のROM記憶装置手段内の拡張BIOSの第1部分を記憶するステップを含む請求項45記載による方法。
  48. ホストコンピュータと特定周辺コンピュータ装置は、PCIバスを使用して結合され、ホストコンピュータを特定周辺コンピュータ装置に結合された拡張BIOSの第1および第2部分にアクセスさせるステップは、ホストコンピュータを拡張BIOSの第1および第2部分にアクセスさせるためのPCIプロトコルを使用するステップを含んでいる請求項45による方法。
  49. 前記大容量記憶装置はハードディスクドライブであり、前記特定周辺コンピュータ装置に結合された拡張BIOSの第2部分を記憶するステップは、ハードディスクドライブのメモリ内の拡張BIOSの第2部分を記憶するステップを含む請求項45記載による方法。
  50. ハードディスクドライブのメモリ内の拡張BIOSの第2部分を記憶するステップは、ユーザがアクセス不可能なハードディスク内の一部分に、拡張BIOSの第2部分を記憶させるステップを含む請求項49による方法。
  51. 前記大容量記憶手段は、コンパクトディスクプレーヤーであり、前記特定周辺記憶装置に結合された拡張BIOSの第2部分を記憶するステップは、コンパクトディスクプレーヤーで読取可能なコンパクトディスクのメモリ内の拡張BIOSの第2部分を記憶するステップを含む請求項45による方法。
  52. 前記特定周辺コンピュータ装置は、ビデオカードである請求項45による方法。
  53. 前記特定周辺コンピュータ装置は、ネットワークカードである請求項45による方法。
  54. 請求項48記載による方法であって、
    a. 前記特定周辺コンピュータ装置は、拡張BIOSの要求されたサイズについての情報を含む、ホストコンピュータが利用可能なPCIコンフィギュレーションスペースを含み、
    b. 前記方法は更に、ホストコンピュータに、PCIコンフィギュレーションスペースから、拡張BIOSの要求されたスペースを獲得させるステップを含み、
    c. ホストコンピュータに拡張BIOSの第1部分にアクセスさせ獲得させるステップは、たとえ拡張BIOSの第1部分が要求されたサイズよりも小さくても、拡張BIOSの第1部分が拡張BIOSの第1部分の要求されたサイズであるかのように、ホストコンピュータに見えるようにするステップを含む前記方法。
  55. 拡張BIOSの第1部分が拡張BIOSについて要求されたサイズであるかのようにホストコンピュータに見えるようにする手段は、拡張BIOSの第1部分と共にシステムRAM内の過剰な情報を、この過剰な情報と拡張BIOSの第1部分の組合わせが、要求されたサイズと量的に相等しいように記憶するステップを含む請求項54の方法。
  56. システムRAMをそなえるホストコンピュータ、および再配置可能拡張BIOSロケーションアドレスが許容される周辺バスを使用してホストコンピュータに接続される特定の周辺コンピュータ装置を含むコンピュータシステムにおいて、ホストコンピュータに特定の周辺コンピュータ装置を操作可能とさせる方法であって、当該操作方法はホストコンピュータに特定の周辺装置に関連した拡張BIOSを獲得させ、当該拡張BIOSを前記システムRAMにロードする方法であって、
    a) ホストコンピュータに接続された大容量記憶手段を有する大容量記憶周辺コンピュータを用意し、
    b) 前記特定の周辺コンピュータ装置に関連した拡張BIOSを前記大容量記憶手段に格納し、
    c) 前記システムの操作を開始し、及び
    d) 前記システムの操作を開始した後で、ホストコンピュータに(i)前記大容量記憶周辺コンピュータの前記大容量記憶手段にアクセスし、(ii)前記大容量記憶周辺コンピュータに関連した全ての拡張BIOSを獲得し、及び(iii)当該拡張BIOSを前記システムRAMに格納することを特徴とする方法。
  57. 請求項56記載の方法において、大容量記憶周辺コンピュータ装置を用意するステップは、特定の周辺コンピュータ装置を大容量記憶周辺コンピュータ装置の形で用意することを含むことを特徴とする方法。
  58. 請求項56項記載の方法において、前記ホストコンピュータと前記特定の周辺コンピュータ装置はPCIバスで接続され、前記ホストコンピュータに特定の周辺コンピュータ装置に関連した拡張BIOSをアクセスさせる前記ステップは、PCIプロトコルに前記ホストコンピュータをして前記拡張BIOSをアクセスさせるステップを含むことを特徴とする方法。
  59. 請求項58に記載の方法において、
    a) 前記大容量記憶周辺コンピュータ装置はメモリ・バッファを備え、
    b) 前記ホストコンピュータが前記大容量記憶手段にアクセスする前記ステップは、前記ホストコンピュータにPCIプロトコルに従って前記システムのパワー・オン自己テストを行わせるステップを含み、
    c) 前記特定の周辺コンピュータ装置に関連した前記拡張BIOSは第1の部分と第2の部分を含み、及び
    d) 前記ホストコンピュータに前記大容量記憶手段をアクセスさせる前記ステップの前に、前記特定の周辺コンピュータ装置に関連した前記拡張BIOSの前記第1の部分を、パワー・オン自己テストのタイムフレーム内の前大容量記憶周辺コンピュータ装置の前記メモリ・バッファ内にロードするステップを含み、その後、前記ホストコンピュータに(i)前記メモリバッファをアクセスさせ、(ii)前記拡張BIOSの第1部分を獲得し、その後、当該拡張BIOSの第1部分を用いて、(iii)前記大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段にアクセスし、(iv)前記特定の周辺コンピュータ装置に関連するとともにかつ前記大容量記憶周辺コンピュータ装置の大容量記憶手段に位置する前記拡張BIOSの第2部分を獲得し、および(v)当該拡張BIOSの第2の部分を前記システムRAM内に格納することを特徴とする方法。
  60. 請求項59記載の方法において、
    a) 上記特定の周辺コンピュータ装置は必要なサイズの拡張BIOSについての情報を含んだ、上記ホストコンピュータに利用可能なPCI構成空間を含んでおり、
    b) 上記方法は、更に、上記ホストコンピュータが上記PCI空間から必要なサイズの拡張バイオスを得るようにするステップを含んでおり、
    c) 上記ホストコンピュータが上記拡張BIOSの上記第1の部分をアクセスしてこれを得るようにする上記ステップは、上記拡張BIOSの上記第1の部分が必要なサイズよりも小さくても必要なサイズの拡張BIOSのサイズであるかのように上記ホストコンピュータに見えるようにするステップと含んでいる、ことを特徴とする方法。
  61. 請求項60記載の方法において、上記拡張BIOSの上記第1の部分が必要なサイズよりも小さくても必要なサイズの拡張BIOSのサイズであるかのように上記ホストコンピュータに見えるようにする上記ステップは、過剰な情報と上記拡張BIOSの上記第1の部分との組合せが上記必要なサイズと量的に等しくなるようにこの過剰な情報を上記拡張BIOSの上記第1の部分と共に上記システムRAMに記憶するステップを含んでいる、ことを特徴とする方法。
  62. 請求項56記載の方法において、上記大容量メモリ記憶手段はハードディスクドライブであり、上記拡張BIOSの全てを上記大容量メモリ記憶手段内に記憶する上記ステップは上記拡張BIOSの全てを上記ハードディスクドライブのメモリ内に記憶するステップを含んでいることを特徴とする方法。
  63. 請求項62記載の方法において、上記周辺コンピュータ装置と関連した上記拡張バイオスの全てを、上記ハードディスクドライブのメモリ内に記憶するステップは上記拡張バイオスの全てを、ユーザがアクセス可能ではない上記ハードディスクドライブ大容量メモリ記憶装置の一部内に記憶するステップを含んでいる、ことを特徴とする方法。
  64. 請求項56記載の方法において、上記大容量メモリ記憶手段はコンパクトディスクプレーヤであり、上記特定の周辺コンピュータ装置に関連した拡張バイオスの全てを上記大容量メモリ記憶手段内に記憶する上記ステップは上記拡張BIOSの全てを、上記コンパクトディスクプレーヤによって読み出され得るコンパクトディスクのメモリ内に記憶するステップを含んでいることを特徴とする方法。
  65. システムRAMを有するホストコンピュータとこのホストコンピュータに接続した大容量メモリ記憶装置を有する大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置とを含んだコンピュータシステムで、上記ホストコンピュータがこのコンピュータシステムの起動時にその動作を制御するようにBIOSを用いるようにしたコンピュータシステムにおいて、
    a) 上記コンピュータシステムの起動時に上記ホストコンピュータにアクセス可能であり、上記BIOSの少なくとも一部を含んだ永久メモリ記憶手段と、
    b) 上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置内に記憶されている動作データと、
    c) 上記ホストコンピュータが上記永久メモリ記憶手段をアクセスし、この永久メモリ記憶手段内に記憶されている上記BIOSの部分を得て、上記コンピュータシステムの起動時に、上記永久メモリ記憶手段内に記憶されているBIOSの部分を用いて、上記ホストコンピュータが(i)上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置をアクセスし、(ii)上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置内にある動作データを得て、(iii)この動作データを上記システムRAMに記憶することができるようにする動作手段と、を具備したことを特徴とする構成。
  66. 請求項65記載の構成において、上記コンピュータシステムはディスプレイを含んでおり、上記動作データは上記コンピュータシステムの起動時に上記ディスプレイ上の画像を制御する図形発生手段を含んでいることを特徴とする構成。
  67. 請求項65記載の構成において、上記動作データは上記コンピュータシステムの起動時に必要な上記コンピュータシステムについての構成情報を含んでいることを特徴とする構成。
  68. 請求項65記載の構成において、上記動作データは上記コンピュータシステムの起動時に必要なパスワードを含んでいることを特徴とする構成。
  69. システムRAMを有するホストコンピュータとこのホストコンピュータに接続した大容量メモリ記憶装置を有する大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置とを含んだコンピュータシステムで、上記ホストコンピュータがこのコンピュータシステムの起動時にその動作を制御するようにBIOSを用いるようにしたコンピュータシステムにおいて、
    a) 上記コンピュータシステムの起動時に上記ホストコンピュータにアクセス可能でありかつ上記BIOSの少なくとも一部を含んだ永久メモリ記憶手段を与えること、
    b) 上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置内に動作データを記憶すること、
    c) 上記コンピュータシステムの起動時に、上記ホストコンピュータが上記影響記憶手段をアクセスしかつ上記永久メモリ記憶手段内に記憶されている上記BIOSの部分を得るようにすること、
    d) 上記永久メモリ記憶手段内に記憶されている上記BIOSの部分を用いて、上記ホストコンピュータが(i)上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置をアクセスし、(ii)上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置内にある動作データを得て、(iii)この動作データを上記システムRAMに記憶することができるようにすること、のステップを具備したことを特徴とする方法。
  70. 請求項69記載の方法において、上記コンピュータシステムはディスプレイを含んでおり、上記動作データを得る上記ステップは上記コンピュータシステムの起動時に上記ディスプレイ上の画像を制御する図形発生手段を得るステップを含んでいることを特徴とする方法。
  71. 請求項69記載の方法において、上記動作データ得る上記ステップは上記コンピュータシステムの起動時に必要な上記コンピュータシステムについての構成情報を得るステップを含んでいることを特徴とする方法。
  72. 請求項69記載の方法において、上記動作データを得る上記ステップは上記コンピュータシステムの起動時に必要なパスワードを得るステップを含んでいることを特徴とする方法。
  73. コンピュータ手段の動作と大容量メモリ記憶装置を有する少なくとも大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の動作とを制御するためのBIOSを用いるコンピュータ手段を含んだコンピュータシステムに用いる構成において、上記コンピュータシステムは上記大容量メモリ記録周辺装置と上記大容量メモリ記憶装置上以外の上記コンピュータシステムのどこかにシステムRAMとを同様含んでおり、上記構成が、
    a) 上記コンピュータシステムの起動時に上記コンピュータ手段にアクセス可能であり、上記BIOSの第1の部分を含んだ永久メモリ記憶手段と、
    b) 上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置内に記憶されている上記BIOSの第2の部分と、
    c) 上記コンピュータ手段が上記永久メモリ記憶手段をアクセスし、上記BIOSの上記第1の部分を得て、その後に、上記BIOSの上記第1の部分を用いて、上記コンピュータが上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置をアクセスし、上記大容量メモリ記憶周辺コンピュータ装置の上記大容量メモリ記憶装置内にある上記BIOSの上記第2の部分を得て、上記BIOSの上記第2の部分を上記システムRAM内に記憶することができるようにする動作手段と、を具備したことを特徴とする構成。
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